JPH1188355A - 伝送セルの通過制御方法および装置 - Google Patents

伝送セルの通過制御方法および装置

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JPH1188355A
JPH1188355A JP24388097A JP24388097A JPH1188355A JP H1188355 A JPH1188355 A JP H1188355A JP 24388097 A JP24388097 A JP 24388097A JP 24388097 A JP24388097 A JP 24388097A JP H1188355 A JPH1188355 A JP H1188355A
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frame
unit
bit error
ber
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JP24388097A
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Tomoyuki Yamaguchi
知之 山口
Naoki Aihara
直樹 相原
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送セルの通過制御装置であって、特定パタ
ーンの多ビットエラーを含むヘッダを有するセルが、誤
って送信されることを防止する。 【解決手段】 受信した各フレームの通信品質を監視す
るステップと、監視された1フレーム分のセルを、1フ
レーム毎に一時的にバッファするステップと、監視され
たフレームの通信品質が、所定の閾値を超えたか否かを
判定するステップと、通信品質が所定の閾値を超えて劣
化したときは、ヘッダと1ビットエラーおよび多ビット
エラーを含むセルは全てバッファされた1フレーム分の
セルから消去し、一方、その閾値を超えないときはその
バッファされたセルをそのまま通過させるステップと、
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送セルの通過制御
方法および装置に関する。B−ISDN(Broadband In
tegrated Service Digital Network)網には、いわゆる
固定長パケットであるセルが伝送される。このB−IS
DN網は、例えばATM(Asynchronous Transfer Mod
e)の交換機、伝送装置、クロスコネクト装置、ATM
−LAN用の機器等の各種セル処理装置によって構築さ
れており、上記のセルが伝送セルとしてこれらのセル処
理装置に入力され、所定の処理が施されて出力される。
【0002】上記所定の処理の1つとして、本発明は伝
送セルの通過制御について述べる。この通過制御は、セ
ル処理装置において、いずれかの伝送セルにビットエラ
ーが含まれていることが検出された場合、当該セルはセ
ル処理装置を通過させず、例えば廃棄するための制御で
ある。
【0003】
【従来の技術】図16は本発明が適用される通信システ
ムの一例を模式的に示す図である。本図において、1は
加入者の端末であり、伝送網2を介して、端末1からセ
ルCLが送信され、または、端末1へセルCLが送信さ
れる。伝送網2を介して送信されるセルは、交換機6、
例えばATM交換機によりスイッチングされて、相手方
加入者の端末(図示せず)に転送される。
【0004】伝送網2は、例えばSONET(Synchron
ous Optical Network )網あるいはSDH(Synchronou
s Digital Hierarcy)網である。この伝送網2内にはク
ロスコネクト3や伝送装置4が配設される。以下述べる
説明は、上記の各種セル処理装置(3,4,6)のう
ち、ATM交換機6を例にとって行う。さらに具体的に
は、このATM交換機6を構成する、スイッチ部、共通
部および個別部のうち、個別部を例にとって行う。周知
のとおり、個別部は、ATM交換機6において物理層終
端機能を果し、SONETフレームあるいはSDHフレ
ームを終端し、ATMセルを抽出する。
【0005】上記のATMセルの抽出において、セルの
ヘッダ内にマッピングされた同期フィールドによりまず
セル同期がとられる。この同期フィールドとして代表的
なものは、HEC(Header Error Control)フィールド
である。このHECによって、所定のセル同期アルゴリ
ズムのもとで、上記のセル同期がとられる。つまり各セ
ルの先頭位置を、各フレームの中から探し出すことがで
きる。ただし、上記の事項は周知である。
【0006】同期フィールドとして上記HECフィール
ドを用いることによって、上記のセル同期をとることが
できるが、さらにもう1つ、このHECフィールドを用
いることによる利点がある。この利点は、各セルのヘッ
ダに誤りが生じた場合、CRC(Cyclic Redundancy Ch
eck )演算の機能によって、該ヘッダ内にビットエラー
があるときにこれを検出することができることである。
1ビットエラーのときも、2ビット以上のエラーすなわ
ち多ビットエラーのときも、これらビットエラーを検出
できる。さらに好ましいことは、1ビットエラーのとき
に、ヘッダ内のどのビット位置でエラーが生じているか
ということまで検出できることであり、したがって、1
ビットエラーのときはヘッダ内の当該ビットエラーを正
しいビットに訂正できる。ただし、上記の事項も周知で
ある。
【0007】上記の1ビットエラーや多ビットエラー
は、例えば回線上における伝送品質の劣化が原因で生じ
ることが多い。図16の×印5がその品質劣化箇所を例
示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記HECフィールド
の値は、ヘッダをなす5バイト(5OCTET )に関して上
記CRC演算を行った結果であるが、このヘッダにおけ
る特定パターンの多ビットエラーが発生したときに、こ
の多ビットエラーを1ビットエラーと誤認識してしま
う。このような誤認識が生ずるのは、上記CRC演算に
本質的なものであり、不可避である。なお、上記の誤認
識を生じさせる上記特定パターンの詳細例については、
後に図を参照して説明する。
【0009】上記特定パターンの多ビットエラーが発生
したとき、当該伝送セルは、上記セル処理装置を通過さ
せず廃棄しなければならない。ところが、上記特定パタ
ーンの多ビットエラーが、上記CRC演算の特性上、上
述のように1ビットエラーと誤認識してしまい、当該セ
ル処理装置を通過してしまう。なぜなら、CRC演算に
よるHEC同期アルゴリズムのもとでは、1ビットエラ
ーありと見なされたヘッダについては、これが疑似の1
ビットエラーであるにもかかわらず、当該エラービット
位置のビットを訂正したヘッダに直した上で、当該伝送
セルを再び回線に送出してしまうからである。
【0010】このようなヘッダにエラーを含むセルは、
ペイロードにエラーを含むセルよりも、通信システム
(図16)の信頼性に与える影響は大であり、問題であ
る。なぜなら、ペイロードに含まれるエラーは、当該セ
ルの受信加入者の端末による再送要求等によって簡単に
回復できるが、一方、ヘッダにエラーが含まれるとき
は、例えば当該セルが関係のない他の加入者に転送され
たり、また、優先度の高いセルが伝送途中のトラヒック
の輻輳時に真先にセル廃棄される等の事態を招いてしま
うからである。
【0011】したがって本発明は上記問題点に鑑み、本
来、セル処理装置において廃棄されるべき、ヘッダにビ
ットエラーを含む伝送セルが該セル処理装置を通過する
ことを防止することのできる、伝送セルの通過制御方法
および装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る、伝
送セルの通過制御方法の基本ステップを表す図である。
この通過制御方法が適用される、前提となる制御手順は
次のとおりである。すなわち、(i)各々が一部に同期
フィールドを含む複数のセルがマッピングされたフレー
ムを順次セル処理装置にて受信してフレーム同期をと
り、(ii)さらに各該セルのヘッダ内の1ビットエラー
については当該ビットを訂正し2ビット以上の多ビット
エラーについてはセル廃棄を行いながら各該セルの同期
をとり、(iii) 各該フレームより抽出された各該セル
を該セル処理装置より通過させる、という手順である。
ここに、本発明の通過制御方法は、以下の4つのステッ
プS1〜S4によって特徴づけられる。すなわち (1)ステップS1:受信した各フレームの通信品質を
監視するステップである。
【0013】(2)ステップS2:監視された1フレー
ム分の複数のセルを、1フレーム毎に一時的にバッファ
するステップである。 (3)ステップS3:監視されたフレームの通信品質
が、所定の閾値を超えたか否かを判定するステップであ
る。 (4)ステップS4:通信品質が所定の閾値を超えて劣
化したときは、ヘッダ内に1ビットエラーおよび多ビッ
トエラーを含むセルは全て、上述のバッファされた1フ
レーム分のセルから消去してセル処理装置を通過するこ
とを禁止し、一方、その閾値を超えないときはそのバッ
ファされた1フレーム分のセルをそのまま通過させるス
テップである。
【0014】図2は本発明に係る、伝送セルの通過制御
装置の基本構成を表す図である。まずこの通過制御装置
が付加されるべきセル処理装置について説明する。この
セル処理装置10は、受信部11と、フレーム同期部1
2と、セル同期部13と、セル抽出部14とを有してな
る。受信部11は、回線より送信されたフレームFRを
順次受信する。
【0015】フレーム同期部12は、受信した各該フレ
ームFRのフレーム同期をとる。セル同期部13は、フ
レーム同期をとった後の各該フレームFR内にマッピン
グされたセルについて、ビットエラーの検出およびその
訂正をしながら、セル同期をとる。セル抽出部14は、
セル同期をとった後の各セルを抽出する。
【0016】本発明に係る、伝送セルの通過制御装置2
0は、上記のセル処理装置10に付加されるべきもので
あって、図示するように、フレーム監視手段21と、セ
ルバッファ22とからなる。セルバッファ22は、セル
抽出部14の後段に接続され、各フレームFRに収容さ
れている1フレーム分のセルを一時的に格納する。
【0017】フレーム監視手段21は、フレーム同期部
12と接続し、各フレームFRの通信品質を監視する。
ここに、フレーム監視手段21によりフレームFRの通
信品質が所定の閾値を超えて劣化していると判定された
とき、ビットエラーを含むセルは全てセルバッファ22
より廃棄する。
【0018】上述した本発明に係る、伝送セルの通過制
御方法および装置は次のような着眼点から生まれたもの
である。この着眼点は、前述した1ビットエラーが、前
述した誤認識による疑似1ビットエラーである蓋然性が
高いと判断したときには、この疑似1ビットエラーを含
むと推定されるセルについては、セルバッファ22から
送出することを禁止する、というものである。これによ
り、ヘッダにビットエラーを含むセルは、1ビットエラ
ーであれ多ビットエラーであれ、後段の回線には送出し
ないようにする。
【0019】この場合、上記1ビットエラーが疑似1ビ
ットエラーであるのか真正の1ビットエラーであるのか
は判定できない。したがって、もし当該1ビットエラー
が本当に真正の1ビットエラーであるならば本来、CR
C演算による1ビットエラー訂正機能により正常なセル
として通過させることができたのでありこの点一見不利
のように思われる。しかしながら、そのような不利に比
べ、ヘッダにビットエラーを含むセルを相手方回線へ送
出してしまって、通信システムの信頼性を失うという不
利の方が遙かに大きい。真正の1ビットエラーを含むヘ
ッダを有していたセルであれ、疑似の1ビットエラーを
含むヘッダを有していたセルであれ、未送出のセルにつ
いては相手方加入者は、必要であれば、再送要求等によ
り回復を図ればよい。
【0020】
【発明の実施の形態】図3は本発明が適用されるセル処
理装置の代表例を示す図である。本図の中で、特に個別
部16(簡単のために4台のみ示す)が、本発明が適用
される上記の代表例である。本図に示す構成は全体とし
て、図16に示した交換機6、例えばATM交換機であ
る。
【0021】ATM交換機6は一般に、上記個別部16
と、共通部17と、スイッチ部18とに大別される。各
個別部16は、ATM通信システムにおける物理層終端
部であり、回線対応部とも呼ばれていて、SONET網
でのOC3C(Optical Carrier level 3 signal conca
tentated)やOC12C等があり、SDH網でのSTM
−1(Synchronous Transport Module-level 1)やST
M−4、その他DS3(Digital Signal 3)、やDS1
等がある。本図の例では、OC3CまたはSTM−1を
示している。
【0022】個別部16、特にOC3C/STM−1は
155.52bps の回線速度を有する回線インタフェー
ス装置であり、SONET/SDH(SONETまたは
SDH)フレームを終端して、ATMセルを抽出するこ
と(図2のセル抽出部14に相当)を主たる目的として
いる。個別部16(OC3C/STM−1)に接続する
共通部17は、個別部16側からの回線を最大16回線
集線し、さらにスイッチ部18に接続する。スイッチ部
18は、各セルの既述のヘッダに書き込まれたいわゆる
ヘッダ情報に基づいて、セル群のスイッチングを行う。
【0023】図4はヘッダの構成を説明するための図で
ある。ただし、ヘッダを含むATMセル全体のフォーマ
ットにより表している。ATMセル19は、第1オクテ
ット(1oct )から第5オクテット(5oct )までのヘ
ッダと、それに続く第53オクテット(53oct )まで
のペイロードとからなる。
【0024】ヘッダは、周知のとおり、各フィールドか
らなる。GFC(General Flow Control),VPI(Vi
rtual Path Identifier ),VCI(Virtual Channel
Identifier),PTI(Payload Type Identifier ),
CLP(Cell Loss Priority)および既述のHECの各
フィールドである。本発明は、前述のとおり、セルのヘ
ッダ内における同期フィールドに関係しており、この同
期フィールドの具体的な一例が上記のHECフィールド
である。このHECは、CRC演算による演算結果を表
し、この演算結果を用いて、訂正モードと検出モードと
の間を状態遷移しながら、セル同期が確立される。
【0025】図5はHECによるセル同期確立中に現れ
るモード遷移を図解的に表す図である。まず初めに、セ
ル同期動作が訂正モードにあったとする。この訂正モー
ドでは、CRC演算結果によってビットエラーなしとさ
れたとき、このモードを繰り返し維持する(“誤り無
し”)。
【0026】この訂正モードにおいて、CRC演算結果
により、1ビットエラーありと判断されると、モード
は、パスiを通して検出モードに移行する。そしてこの
検出モードのもとで、当該1ビットエラーが訂正され
る。さらに、パスiii を通して元の訂正モードに戻る。
このとき当該ATMセルは、個別部16を通過し(図中
の“通過”)、共通部17に至る。
【0027】次に訂正モードにおいて2ビット以上の多
ビットエラーが検出されたものとすると、モードは、パ
スiiを介して検出モードに移行する。そしてこの検出モ
ードにおいて、当該ATMセルは個別部16を通過する
ことを禁止され、廃棄される(“セル廃棄”)。ここで
問題は、図5におけるパスiを通してのモード遷移にあ
る。すなわちこのモード遷移においては、前述した、<
1>真正の1ビットエラーによるセル通過と、<2>疑
似の1ビットエラーによるセル通過が存在することであ
り、しかもこれらの切り分けが不可能なことである。後
者のケースは、既述のとおり、通信システムの信頼性に
悪影響を与える。以下、この後者のケースをもう少し詳
しく分析する。
【0028】図6は疑似の1ビットエラーが発生するヘ
ッダパターンについて説明するための図であるが、本図
の左欄は、図4において説明したとおりである。この左
欄におけるヘッダのビットパターン(ヘッダパターン)
が仮に、図6の右欄のようなパターンをとったものとす
る。なお、図中の“b”はバイナリ、“h”はヘキサを
表す。
【0029】さらに、HECフィールド(左欄)に3以
上の多ビットエラーが生じたものとする。(なお、2ビ
ットの多ビットエラーでは、問題となっている疑似の1
ビットエラーは生じない。) 図7は疑似の1ビットエラーが発生するHECフィール
ドのエラービットパターンについて説明するための図で
ある。すなわち、誤訂正を生じさせるエラービットの一
具体例を示す。
【0030】本図において、左端の0−1−2,1−2
−3…は、HECフィールドの(第0ビット(b0)、
第1ビット(b1)、第2ビット(b2))、(第1ビ
ット(b1)、第2ビット(b2)、第3ビット(b
3))、を表す。第1段目について見ると、仮にHEC
パターンの(b0,b1,b2)ビットが、(1,1,
0)であるべきところ、回線品質の劣化等により、
(0,0,1)となったものとする。このような3ビッ
トエラーが生じたとき、これに対する訂正動作は、図示
するとおり、4バイト目(4oct )のCLPにおいて、
第0ビットb0の1ビットにエラーがあるものと誤認識
し、CRC演算の本来の作用によって、その1ビットエ
ラー(b0)を訂正してしまう。したがって、その1ビ
ットのb0には本来エラーはないのに、これをビット反
転してしまう。ここにCLPは誤ったものとなる。
【0031】同様に、図7の左端の各連続3ビットにエ
ラーがあると、PTIやVCIが本来正しいのに、誤っ
た情報に書き換えられてしまう。そこで本発明は既述し
た着眼点により、上記問題点を解決する。すなわち、図
7に示すような3ビットエラーによる疑似1ビットエラ
ーが発生する可能性が大であるときは、かかる3ビット
エラーを含むようなATMセルは強制的に廃棄してしま
う。
【0032】上述した、疑似1ビットエラーが発生する
可能性が大であるか否かを判断するために本発明では、
フレームFRの通信品質の監視するようにし、そのため
に、BER(Bit Error Rate)を監視するようにする。
図8は本発明によるセルの通過制御を図解的に表し、
(A)はBERが所定の閾値を超えた場合、(B)はB
ERが所定の閾値を超えない場合を表す図である。この
場合の閾値は、例えば10-3である。ただし、ユーザの
要求品質に応じて、これを10-2にしたり10-4にした
りすることは自由である。
【0033】まず(A)および(B)欄を参照すると、
セルバッファ22には、1ビットエラーを含むセル→多
ビットエラーを含むセル→正常セル→多ビットエラーを
含むセル→正常セル→…が、1フレーム(FR)分、順
次一時的に格納されるものとする。(B)の場合、すな
わちフレームFRの通信品質が良好な場合、(B)欄の
セルバッファ22の右側に示すごとく、セルの通過制御
が行われる。点線のセルは、個別部16で廃棄されるセ
ルである。
【0034】多ビットエラーを含むセルは通常殆んどの
場合廃棄されるが、図6および図7に示した特定パター
ンの場合には、1ビットエラーと誤認識して、当該ヘッ
ダを誤って訂正したセルが個別部16を通過する。上述
した(B)の訂正動作は従来でも行われているが、本発
明では(A)の訂正動作も加わる。(A)はBERが1
-3以上となり、フレームの通信品質が劣化している。
【0035】(A)の場合と(B)の場合とを比べる
と、(A)の場合は、多ビットエラーを含むセルは全て
無条件に廃棄される点、および1ビットエラーを含むセ
ルも全て廃棄される点で(B)と異なる。この結果、フ
レームFRの通信品質が劣化したときは(A)、1ビッ
トエラーは上記誤認識による疑似1ビットエラーも含み
得るものとして廃棄してしまう。
【0036】(B)の場合、多ビットエラーを含むセル
が図6および図7に該当するとき、1ビットエラーと誤
認識されて訂正され、個別部16を通過してしまう不利
は本発明でも残る。しかし(B)のケースは、BER<
10-3、すなわちフレームFRの通信品質が良好な場合
であるから、そもそも1ビットエラーと誤認識されるよ
うな多ビットエラーがHECに発生する確率はきわめて
低く、実際上は殆んど問題とはならない。
【0037】図9は本発明に基づく伝送セルの通過制御
装置の一実施例を示す図であり、図2に対応する。この
実施例は、図2におけるフレーム監視手段21内に、B
ER監視部31を導入したものである。このBER監視
部31は、図8の(A)または(B)に表した通過制御
を選択する。図10は図9に示す実施例をさらに詳しく
示す図である。まず、フレーム監視手段21は、BER
の所定の閾値を保持する閾値保持部32を含む。
【0038】フレーム監視手段21はさらに、BER監
視部31により監視されたBER値と、閾値保持部に保
持された閾値とを比較する比較部33を含む。ここにB
ER値がその閾値を超えて劣化したとき、ビットエラー
を含むセルは全てセルバッファ22より廃棄するように
する。図11は図10に示すフレーム監視手段21の一
具体例を示す図であり、図10のBER監視部31を、
BIP(Bit Interleaved Parity)演算により実現した
ものである。このために、BIP演算部41やBIP演
算判定部(比較部)43が用いられている。図11の装
置の動作は次のとおりである。
【0039】図12は図11に示す装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。 ステップS11:フレームFRを、受信部11において
受信する。 ステップS12:フレーム同期部12にて、フレーム同
期をとる。 ステップS13:BIP演算部41にて、フレーム同期
をとった一連の受信フレームに対して、BIP演算を行
う。
【0040】ステップS14:閾値保持部32に保持さ
れた閾値(例えば10-3)を基準として、BIP演算値
がこの閾値を超えたか判定する。 ステップS15:ステップS12〜S14と並行して、
セル同期部13およびセル抽出部14を介し、ATMセ
ル19の抽出を行う。 ステップS16:抽出された一フレーム分のATMセル
群を、セルバッファ22に格納する。
【0041】ステップS17:ステップS14の判定に
よって、BIP演算値が閾値を超えていないと判定され
れば(図8の(B)参照)、セルバッファ22内のAT
Mセル19を全て通過させる。なお、このセルバッファ
22内には、真正の1ビットエラーを訂正した訂正済み
のヘッダを含むATMセルと、疑似の1ビットエラーを
訂正した訂正済みのヘッダを含むATMセルの双方が格
納されている。
【0042】ステップS18:ステップS14の判定に
よって、BIP演算値が閾値を超えているときは、ヘッ
ダにビットエラーを含むセルについては、セルバッファ
22中のセルから当該セルを廃棄し、残りの全セルを通
過させる。図13は本発明に係る伝送セルの転送制御装
置を組み入れた個別部16の実際の構成例を示す図であ
る。
【0043】個別部16は、本発明に係る通過制御装置
20と、個別部16の本体(セル処理装置10)とから
なる。この本体(10)は、既に図2において示した、
受信部11(主として、Optical/Electrical(O/E)
変換用光モジュールからなる)と、フレーム同期部12
と、セル同期・抽出部13,14とからなると共に、さ
らに、フレームデスランブル部51、SOH(Section
Overhead)抽出部52、POH(Path Overhead )抽出
部53およびATMレイヤ終端部54を有している。な
おLOH(Line Overhead )抽出部45は、通過制御装
置20に含ませて描いている。
【0044】一方、通過制御装置20についてみると、
既に図10や図11で示した、BER監視部31、BE
Rの閾値を保持する閾値保持部32、比較部33、BI
P演算部41が示されている。さらに44は、BER検
出部をなすBIPエラー検出部である。上記LOH抽出
部45は、LOH領域内のB2バイトを抽出し、このB
2バイトを用いてBIP演算部41におけるBIP演算
を行う。なお、BIP演算自体は公知であるが、後に、
その説明を簡単に行う。
【0045】図13において、端末(図16の1)はセ
ルをSONETフレームFR中にマッピングすると同時
に、フレームFR内の全データを用いてBIP演算を行
い、その演算結果をフレームR中の所定の場所へ格納
し、個別部16へ向かって送出する。個別部16におい
て、フレームFRの同期がとられ、それら全データを用
いてBIP演算が行われると同時に、フレーム内の全セ
ルがセルバッファ22に蓄えられる。仮にフレームFR
の通信品質の劣化(ビットエラー)が生じたとすると、
BIP演算部41でのBIP演算の結果に誤りが生じ
る。その演算結果のBER(Bit Error Rate)がある閾
値(例えば10-3等)を超えた場合は、セルバッファ2
2に格納されたセルデータのうち、ヘッダにビットエラ
ーを含むセルを無条件に廃棄する。もし、BIP演算の
結果が閾値を超えなかった場合は、通常のモード遷移に
基づいて処理を行う(図5参照)。
【0046】一般に、フレームの伝送においては、回線
のビットエラーを監視する方法として主としてBIP演
算を使用する。これは送信側(端末1)からのフレーム
信号に対し、BIP演算を行った結果を、次のフレーム
に挿入し、受信側(個別部16)では同じく受信したフ
レームFRのBIP演算を行い、そのフレームFR中に
含まれる、上記送信側で挿入されたBIP演算結果と比
較することにより、その伝送フレーム中の符号誤りを検
出する方法である。このBIP演算により、BER(Bi
t Error Rate)がある閾値を超えた場合に、そのフレー
ムより、ヘッダにビットエラーを含んだセルを全て廃棄
する。これにより多ビットエラーもしくは1ビットエラ
ーのセルは強制的に廃棄されることになり、1ビットエ
ラーの誤認識によってヘッダを誤訂正して送出するのを
防ぐことができる。もしBERが閾値を超えなかった場
合は、そのままセルを通過させる。このとき、1フレー
ムの判定を行うため、1フレーム分のセルを蓄える、例
えば30セル分のセルバッファ22が必要である。
【0047】上記BERの閾値の一例を10-3としたの
は、次の理由による。例えばSONET網では、回線を
二重化して一つの回線上で障害が生じたときに、もう一
つの回線に切り替えるAPS(Automatic Protection S
witch )プロトコルが規定されている。このときの回線
の切替え要因として、さまざまな回線上の障害が規定さ
れており、その中の一つにSF(Signal Fail )と呼ば
れるものがある。このSF障害は、Bellcoreの
Requirement上で、伝送路上でのBERが1
-3〜10-5に達した場合と規定されている。これに鑑
み、本発明の閾値としては、これらの値10-3〜10-5
を設定可能とし、一例として10-3に設定している。
【0048】最後にBIP演算について簡単に説明す
る。図14はBIP演算の説明に用いる一連のフレーム
群の一部を示す図であり、図15は図14のフレーム群
により構成されるフレームフォーマットを示す図であ
る。図中、SPE(Synchronous Payload Envelope)領
域は、ATMセル等がマッピングされる領域である。ま
た図15において、ライン*で表す相関は次のとおりで
ある。
【0049】〔送信〕n番目のフレームのBIP演算結
果を、n+1番目のフレームへ挿入する。 〔受信〕n番目のフレームのBIP演算結果と、n+1
番目のフレームに挿入されているn番目のBIP演算結
果とを比較する。 まず、送信側では1byte目のb7と、2byte目のb7
と、3byte目のb7(以下4,5,6byte…と続く)と
でeven parity をとる。このeven parity を1フレーム
分(SDHのSTM−1では270byte、STM−4で
は1080byte)行い、その結果を、b7についてのB
IP演算結果とする。同様に1byte目のb6と、2byte
目のb6…、1byte目のb5と、2byte目のb5…とい
うようにb0までeven parity をとり、それぞれのbit
(b7〜b0)のBIP演算結果とする。この動作を毎
フレーム繰り返し行う。この場合、毎回フレームの先頭
でBIP演算結果をクリアすると同時に、その演算結果
を、次のフレームの演算結果挿入byte(前述したB2by
te等)へ挿入する。
【0050】受信側では送信側と同様に、受信した1フ
レーム分のBIP演算を行い、その演算結果と、次のフ
レーム中の演算結果(B2byte等)とを比較し、ビット
エラーを検出する。その結果、1フレーム中にビットエ
ラーを0〜8bit まで検出することが可能である。
【0051】
【発明の効果】以上詳しく説明したように本発明によれ
ば、セルのヘッダに生じたある特定の多ビットエラーを
1ビットエラーと誤認識し、この1ビットエラーを訂正
したセルが、個別部等のセル処理装置を通過してしまう
ことを防ぐことができ、これによって通信システムの回
線品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、伝送セルの通過制御方法の基本
ステップを表す図である。
【図2】本発明に係る、伝送セルの通過制御装置の基本
構成を表す図である。
【図3】本発明が適用されるセル処理装置の代表例を示
す図である。
【図4】ヘッダの構成を説明するための図である。
【図5】HECによるセル同期確立中に表れるモード遷
移を図解的に表す図である。
【図6】疑似の1ビットエラーが発生するヘッダパター
ンについて説明するための図である。
【図7】疑似の1ビットエラーが発生するHECフィー
ルドのエラービットパターンについて説明するための図
である。
【図8】本発明によるセルの通過制御を図解的に表す。
【図9】本発明に基づく、伝送セルの通過制御装置の一
実施例を示す図である。
【図10】図9に示す実施例をさらに詳しく示す図であ
る。
【図11】図10に示すフレーム監視手段21の一実施
例を示す図である。
【図12】図11に示す装置の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図13】本発明に係る、伝送セルの転送制御装置を組
み入れた個別部16の実際の構成例を示す図である。
【図14】BIP演算の説明に用いる一連のフレーム群
の一部を示す図である。
【図15】図14のフレーム群によって構成されるフレ
ームフォーマットを示す図である。
【図16】本発明が適用される通信システムの一例を模
式的に示す図である。
【符号の説明】
1…端末 2…伝送網 6…交換機 10…セル処理装置 11…受信部 12…フレーム同期部 13…セル同期部 14…セル抽出部 16…個別部 17…共通部 18…スイッチ部 19…ATMセル 20…通過制御装置 21…フレーム監視手段 22…セルバッファ 31…BER監視部 32…閾値保持部 33…比較部 41…BIP演算部 43…BIP演算判定部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が一部に同期フィールドを含む複数
    のセルがマッピングされたフレームを順次セル処理装置
    にて受信してフレーム同期をとり、さらに各該セルのヘ
    ッダ内の1ビットエラーについては当該ビットを訂正し
    2ビット以上の多ビットエラーについてはセル廃棄を行
    いながら各該セルの同期をとり、各該フレームより抽出
    された各該セルを該セル処理装置より通過させる、伝送
    セルの通過制御方法において、 受信した各前記フレームの通信品質を監視する第1ステ
    ップと、 監視された1フレーム分の前記複数のセルを、1フレー
    ム毎に一時的にバッファする第2ステップと、 監視された前記フレームの通信品質が、所定の閾値を超
    えたか否かを判定する第3ステップと、 前記通信品質が前記所定の閾値を超えて劣化したとき
    は、前記ヘッダに前記1ビットエラーおよび多ビットエ
    ラーを含むセルは全て前記のバッファされた前記1フレ
    ーム分のセルから消去して前記セル処理装置を通過する
    ことを禁止し、一方、その閾値を超えないときはそのバ
    ッファされた1フレーム分のセルをそのまま通過させる
    第4ステップと、からなることを特徴とする伝送セルの
    通過制御方法。
  2. 【請求項2】 前記同期フィールドが、前記セルのヘッ
    ダ内にマッピングされたHEC(Header Error Contro
    l)フィールドである請求項1記載の伝送セルの通過制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記第1ステップにおける前記フレーム
    の通信品質の監視を、BER(Bit Error Rate)を監視
    することにより行う請求項1記載の伝送セルの通過制御
    方法。
  4. 【請求項4】 前記BER(Bit Error Rate)の監視
    を、BIP(Bit Interleaved Parity)演算の演算結果
    を用いて行う請求項3記載の伝送セルの通過制御方法。
  5. 【請求項5】 前記セル処理装置が、ATM交換機にお
    ける物理層終端機能を果たす個別部である請求項1記載
    の伝送セルの通過制御方法。
  6. 【請求項6】 回線より送信されたフレームを順次受信
    する受信部と、受信した各該フレームのフレーム同期を
    とるフレーム同期部と、フレーム同期をとった後の各該
    フレーム内にマッピングされた前記セルについて、ビッ
    トエラーの検出およびその訂正をしながら、セル同期を
    とるセル同期部と、セル同期をとった後の各該セルを抽
    出するセル抽出部とを有するセル処理装置に対して付加
    される伝送セルの通過制御装置であって、 前記セル抽出部の後段に接続され、各前記フレームに収
    容されている1フレーム分の前記セルを一時的に格納す
    るセルバッファと、 前記フレーム同期部と接続し、各前記フレームの通信品
    質を監視するフレーム監視手段と、からなり、該フレー
    ム監視手段により前記フレームの通信品質が所定の閾値
    を超えて劣化していると判定されたとき、前記ビットエ
    ラーを含むセルは全て前記セルバッファより廃棄するこ
    とを特徴とする伝送セルの通過制御装置。
  7. 【請求項7】 各前記セルはそのヘッダ内にマッピング
    されたHEC(Header Error Control)フィールドを含
    み、このHECにより各該ヘッダがビットエラーを含む
    か否か検出する請求項6記載の伝送セルの通過制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記フレーム監視手段は、各前記フレー
    ムのBER(Bit Error Rate)を監視するBER監視部
    を含む請求項6記載の伝送セルの通過制御装置。
  9. 【請求項9】 前記BER監視部は、BIP(Bit Inte
    rleaved Parity)演算を実行するBIP演算部である請
    求項8記載の伝送セルの通過制御装置。
  10. 【請求項10】 前記フレーム監視手段は、前記BER
    の所定の閾値を保持する閾値保持部を含む請求項8記載
    の伝送セルの通過制御装置。
  11. 【請求項11】 前記フレーム監視手段は、前記BER
    監視部により監視されたBER値と、前記閾値保持部に
    保持された閾値とを比較する比較部を含み、該BER値
    が該閾値を超えて劣化したとき、前記ビットエラーを含
    むセルは全て前記セルバッファより廃棄する請求項10
    記載の伝送セルの通過制御装置。
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