JPH1188331A - 通信システムにおける通信方法のプログラム情報を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

通信システムにおける通信方法のプログラム情報を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JPH1188331A
JPH1188331A JP24071197A JP24071197A JPH1188331A JP H1188331 A JPH1188331 A JP H1188331A JP 24071197 A JP24071197 A JP 24071197A JP 24071197 A JP24071197 A JP 24071197A JP H1188331 A JPH1188331 A JP H1188331A
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outside
lan
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JP24071197A
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English (en)
Inventor
Yuji Fukumoto
勇二 福元
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯情報端末をオフィスの内外で利用する場
合において、オフィスの内外のどちらで利用しているか
をユーザ自身に意識させないように、モデムやLANア
ダプタの差し替えや再設定を行う必要のないシームレス
な無線通信による情報共有環境を実現すること。 【解決手段】 オフィス内1に構内LAN4と無線基地
局9を設け、オフィスの内外で携帯情報端末10、1
1、12を利用可能なモバイルコンピューティング通信
システムを構築する。この際、端末10、11、12ま
たは構内LAN4に接続されたサーバ5の少なくとも一
方に端末がオフィス内1あるいはオフィス外2で利用さ
れていることを判断するオフィス内外判断手段25と、
その判断結果に応じて、オフィス内1であれば無線基地
局9を介して無線通信を行い、オフィス外2であれば公
衆網3を介して無線通信を行う通信手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスシステム
として用いられる通信システムに係り、特にオフィスの
内外で利用可能な無線通信機能を備えた携帯情報端末を
用いたモバイルコンピューティング(Mobile C
onputing)通信システムであって、その携帯情
報端末からオフィス内に構築された構内LAN(Loc
al Area Network)に無線通信路を経由
してアクセスでき、さらに携帯情報端末がオフィス内で
利用されているのか、オフィス外で利用されているのか
をユーザに意識させないシームレスな無線通信を可能と
する通信システムにおける通信方法のプログラム情報を
格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばパームトッブタイプ、ノー
トブックタイプ、サブノートブックタイプ等の携帯型P
C(Personal Conputer)やPDA
(Persoaal Digital Assista
ats)、その他携帯情報端末が開発されてきている。
さらに、それらと通信端末を接続して利用することによ
って、公衆電話回線等を通じて他の端末やパソコン通信
等にアクセスが可能となっている。また、上記端末は各
企業内のエンジニアやビジネスマン等がオフィス内で利
用することも多く、さらに外出する際はその端末を携帯
してオフィス外でも利用している。
【0003】このように、携帯情報端末をオフィス内外
で利用することも多くなってきており、オフィス外から
オフィス内のサーバ等の情報を取り出すことも可能とな
つている。
【0004】ところで、携帯情報端末をオフィス内で利
用する場合には、オフィス内に敷設してある構内LAN
にLANアダプタを用いて接続することにより、他の端
末やサーバ等にアクセスして情報の共有を行っている。
一方、携帯情報端末をオフィス外で利用してオフィス内
の構内LANヘアクセスしようとした場合には、端末に
モデムアダプタを取り付けて、公衆電話や携帯電話等か
らアクセスを行っている。
【0005】このように、携帯情報端末をオフィス内と
オフィス外で利用する構成とした場合には、オフィス内
ではLANアダプタが必要となり(構内LANに直接接
続するため)、オフィス外ではモデムアダプタが必要と
なる(公衆網に直接接続するため)。
【0006】オフィスの内外でアダプタの種類が異なる
と、オフィスの内外を移動する度にアダプタの差し替え
や各種設定の再調整といったことが必要となる。このた
め、日常的に携帯端情報末を利用するユーザにとって、
かなり煩雑になるといった問題や、ユーザは基本的にそ
の端末内部に関して素人であり、設定を間違える等の問
題から端末を安定して動作させること、あるいは設定に
時間がかかり本来の業務に支障を来すといった問題が生
じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の携帯情報端末やLAN、公衆電話回線、携帯電話等の
個別の機能を接続しただけの通信システムでは、オフィ
ス内で携帯情報端末を利用する場合とオフィス外で携帯
情報端末を利用する場合とで、各種アダプタ等の差し替
えや各種の設定を行う必要があつた。このため、オフィ
スの内外を移動する度に再調整が必要であり、煩雑な操
作をユーザに強いることになる。また、設定を間違える
等から端末を安定して動作させること、あるいは設定に
時間がかかり、本来の業務に支障を来すなどの間題があ
つた。
【0008】そこで、本発明は上記事情を考慮してなさ
れたもので、上記不具合を解消し、ユーザが携帯情報端
末をオフィスの内外で利用する場合において、オフィス
の内外のどちらで利用しているかをユーザ自身に意識さ
せないように、モデムやLANアダプタの差し替えや再
設定を行う必要のないシームレスな無線通信による情報
共有環境を実現することのできる通信システムにおける
通信方法のプログラム情報を格納したコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、オフィス内に
設けられた構内LANと、この構内LANに接続された
情報処理装置と、オフィス内に設けられた無線基地局
と、この無線基地局と上記構内LAN、または公衆網と
上記構内LANとを接続する構内回線装置と、オフィス
の内外で無線通信を行う携帯情報端末とを備えたモバイ
ルコンピューティング通信システムにおいて、上記携帯
情報端末または上記情報処理装置の少なくとも一方に、
上記携帯情報端末がオフィス内あるいはオフィス外で利
用されていることを判断するオフィス内外判断手段と、
このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
れた場合には上記無線基地局を介してデータ通信を行
い、オフィス外と判断された場合には上記公衆網を介し
てデータ通信を行う通信手段として機能するようにした
ものである。
【0010】このような構成によれば、携帯情報端末を
オフィスの内外のどちらで利用しているかをユーザに意
識させることがないように、モデムやLANアダプタの
差し替えや再設定を行う必要のないシームレスな無線通
信による情報共有環境を実現できる。
【0011】また、本発明は、オフィス内に設けられた
構内LANと、この構内LANに接続された情報処理装
置と、オフィス内に設けられた無線LANアクセスポイ
ントと、公衆網と上記構内LΛNとを接続する構内回線
装置と、オフィスの内外で無線通信を行う携帯情報端末
とを備えたモバイルコンピューティング通信システムに
おいて、上記携帯情報端末は、上記携帯情報端末または
上記情報処埋装置の少なくとも一方に、上記携帯情報端
末がオフィス内あるいはオフィス外で利用されているこ
とを判断するオフィス内外判断手段と、このオフィス内
外判断手段によってオフィス内と判断された場合には第
1の通信方式により上記無線LANアクセスポイントを
介してデータ通信を行い、オフィス外と判断された場合
には第2の通信方式により上記公衆網を介してデータ通
信を行う通信手段として機能するようにしたものであ
る。
【0012】上記第1の通信方式としては回線接続方式
(コネクション方式)である構内無線LAN通信方式を
用い、上記第2の通信方式としては非回線接続方式(非
コネクション方式)であるPHS通信方式を用いる。
【0013】このような構成によれば、携帯情報端末を
オフィスの内外のどちらで利用しているかをユーザに意
識させることがないように、モデムやLANアダプタの
差し替えや再設定を行う必要のないシームレスな無線通
信による情報共有環境を実現できる。
【0014】さらに、例えばオフィス内では無線LAN
通信方式、オフィス外ではPHS通信方式といったよう
に、オフィス内外で異なる無線通信方式を用いることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0016】(第1の実施形態)図1は本発明のモバイ
ルコンピューティング通信システムの構成を示す図であ
る。図1において、オフィス内1は、ビジネスマン等が
通常業務する会社内で自分の机等が存在する事務所(オ
フィス)の中を示す。オフィス外2は、そのオフィス内
1以外の場所、例えば外出先の他の会社や他の事業所、
電車等で移動中や歩行中、喫茶店等を示す。公衆網3
は、NTT電話回線網、携帯電話網、PHS電話網等を
示す。
【0017】オフィス内1には、構内LAN4、サーバ
5、PC(Personal Conputer)/W
S(Workstation)6、回線・LAN変換装
置7、PBX(private Brancc Exc
hange)8、構内基地局9が設けられている。
【0018】構内LAN4は、オフィス内1に設けられ
た企業内LANである。サーバ5は、構内LAN4に接
続されたサーバコンピュータである。PC/WS6は、
構内LAN4に接続されたパーソナルコンピュータやU
NIX等のワークステーションである。回線・LAN変
換装置7は、PBX等の回線交換式のデータをLAN方
式に変換するための装置である,PRX8は、回線交換
を行うための構内交換機であり、公衆網3に接続されて
いる。構内基地局9は、PHS通信方式の構内無線基地
局である。
【0019】また、携帯情報端末10、11、12は、
PHS通信機能を備えた携帯情報端末である。これら携
帯情報端末10、11、12は、オフィス内外で無線通
信により構内LAN4にアクセス可能である。この場
合、オフィス内1では、構内PHS通信機能を用いて構
内基地局9、PBX8、回線・LAN変換装置7を介し
て構内LAN4にアクセスし、その構内LAN4に接続
されたサーバ5またはPC/WS6とのデータ通信を行
う。
【0020】一方、オフィス外2では、公衆PHS通信
機能を用いて公衆基地局、公衆交換機等の公衆網3を通
じて構内PBX8から回線・LAN変換装置7を介して
構内LAN4にアクセスし、その構内LAN4に接続さ
れたサーバ5またはPC/WS6とのデータ通信を行
う。
【0021】本システムでは、オフィス内外でPHS通
信によってアクセスを行う場合において、利用している
場所がオフィス内1であるかオフィス外2であるかを自
動認識する機能を有することによって、ユーザにオフィ
ス内外を意識させることなく、オフィス内1であろうが
オフィス外2であろうが関係なくシームレス(境目のな
い)なアクセスを実現している。
【0022】ここでは、オフィス内外を判断するための
機能を携帯情報端末10、11、12に持たせた場合の
構成を図2に示す。
【0023】図2は第1の実施形態における携帯情報端
末10、11、12の構成を示すブロック図である。携
帯情報端末10、11、12は、アプリケーション部2
1、通信制御部22、オフィス内通信部23、オフィス
外通信部24、オフィス内外判断部25、バッファ2
6、アンテナ部27から構成されている。
【0024】オフィス内1の構内LAN4にアクセスを
行う必要が発生した場合に、アプリケーション部21は
通信制御部22に対して構内LAN4へのアクセス要求
を行う。通信制御部22は、通信シーケンスに従い、ま
ず、オフィス内通信部23に対して通信要求を行う。そ
の通信要求を受けたオフィス内通信部23は、オフィス
内1としての通信処理を行う。オフィス内1としての通
信処理とは、内線の電話番号を発信することにより、構
内基地局9、PBX8、回線・LAN変換装置7を介し
て構内LAN4にアクセスすることを試みることであ
る。
【0025】これにより回線を確保できた場合には、オ
フィス内外判断部25はオフィス内1であると判断し、
その結果を通信制御部22に通知する,通信制御部22
ではそのときの回線の維持し、さらにアプリケーション
部21に通知する。アプリケーション部21ではその回
線を用いて構内LAN4にアクセスする。
【0026】また、回線を確保できなかった場合には、
回線ビジーであれば、オフィス内通信部23は所定の時
間間隔でリトライを行う。所定の回数のリトライによっ
ても回線を確保できない場合には、オフィス内通信部2
3はその旨を通信制御部22およびオフィス内外判断部
25に通知し、ここでの処理(オフィス内通信処理)を
中止する。また、通信制御部22はアプリケーション部
21に通知し、アプリケーション部21からの指示に従
う。
【0027】なお、電波強度が不足している場合にも、
上記同様、オフィス内通信部23はその旨を通信制御部
22およびオフィス内外判断部25に通知し、ここでの
処理(オフィス内通信処理)を中止する。また、通信制
御部22はアプリケーション部21に通知し、アプリケ
ーション部21からの指示に従う。
【0028】しかして、その通知を受けたオフィス内外
判断部25はオフィス内1でないと判断する。また、そ
の通知を受けた通信制御部22は、次にオフィス外通信
部24に対して通信要求を行う。オフィス外通信部24
は、オフィス外2としての通信処理を行う。オフィス外
2としての通信処理とは、外線の電話番号を発信するこ
とにより、公衆網3を介してオフィス内1のPBX8、
回線・LAN変換装置7を通じて構内LAN4にアクセ
スすることを試みることである。
【0029】これによって回線を確保できた場合、オフ
ィス内外判断部25はオフィス外2であると判断し、そ
の結果を通信制御部22に通知する。通信制御部22で
はそのときの回線の維持し、さらにアプリケーション部
21に通知する。アプリケーション部21ではその回線
を用いて構内LAN4にアクセスする。
【0030】また、回線を確保できなかった場合には、
回線ビジーであれば、オフィス外通信部24は所定の時
間間隔でリトライを行う。所定の回数のリトライによっ
ても回線を確保できない場合には、オフィス外通信部2
4はその旨を通信制御部22およびオフィス内外判断部
25に通知し、ここでの処理(オフィス外通信処理)を
中止する。
【0031】このように、オフィス内通信、オフィス外
通信の順に試行してオフィス内1であるかオフィス外2
であるかを判断し、その結果をアプリケーション部21
に通知することにより、アプリケーション部21はオフ
ィス内1のときとオフィス外2のときとで、それぞれに
合った処理を行うことができる。
【0032】すなわち、オフィス内1であれば、公衆網
3を介さずに構内LAN4にアクセスすることで、構内
LAN4に接続されたサーバ5やPC/WS6とのデー
タ通信を行うことができ、オフィス外2であれば、公衆
網3を介して横内LAN4にアクセスすることで、横内
LAN4に接続されたサーバ5やPC/WS6とのデー
タ通信を行うことができる。なお、オフィス外1であっ
ても、公衆網3を介した通信は可能であるが、外線電話
をかけることになるため有料となる。
【0033】ここで、図2のような構成による携帯情報
端末10、11、12で自端末がオフィス内1で利用さ
れているのか、オフィス外2で利用されているのかを判
断し、データの送受信を行う際の処理の流れを図3に示
す。
【0034】図3は第1の実施形態における携帯情報端
末10、11、12の処理動作を示すフローチャートで
ある。アプリケーション部21より通信要求が発生した
場合(ステップA11)、まず、内線でダイヤリングを
行い、オフィス内通信回線の確保を試みる(ステッブA
12)。その結果、オフィス内通信路を確保できた場合
には(ステップA12のYes)、オフィス内1と判断
し(ステップA13)、オフィス内通信許可を与えて
(ステップA14)、データ通信を実行する(ステップ
A15)。
【0035】一方、オフィス内通信路を確保できない場
合には(ステップA12のNo)、その原因が回線ビジ
ーであれば(ステップA16のYes)、再度試行する
ためにステップA12の処理に戻る。
【0036】回線ビジーでない場合(ステップA16の
No)、オフィス外2の可能性があるので、外線により
ダイヤリングを行い、オフィス外通信路の確保を試みる
(ステップA17),その結果、オフィス外通信路を確
保できた場合には(ステップA17のYes)、オフィ
ス外2と判断し(ステップA18)、オフィス外通信許
可を与え(ステップΛ19)、データ通信を実行する
(ステップΛ15)。
【0037】一方、オフィス外通信路を確保できない場
合には(ステッブA17のNo)、その原因が回線ビジ
ーであれば(ステップA20のYes)、再度試行する
ためにステップA17の処理に戻る。また、回線ビジー
でない場合(ステップA20のNo)は通信可能範囲外
として通信不可と判断し(ステップA21)、ここでの
処理を終了する。
【0038】ところで、上述した手法は、コンピュータ
に実行させることのできるプログラム情報として、例え
ば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に書き込んで各種装置に適用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することは
勿論可能である。この装置を実現するコンピュータは、
記憶媒体に記録されたプログラム情報を読み込み、この
プログラム情報によって動作が制御されることにより上
述した処理を実行する。
【0039】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を説明する。
【0040】図1に示すモバイルコンピューティング通
信システムにおいて、上述第1の実施形態では、携帯情
報端末10、11、12がオフィス内1あるいはオフィ
ス外2で利用されているのかを判断する手段として、ア
クセスの順序を規定しておき、はじめにオフィス内1で
のアクセスを試行し、アクセス不可の場合にオフィス外
2でのアクセスを試行することで、オフィス内1かオフ
ィス外2かを判断するものであった。
【0041】これに対し、第2の実施形態では、携帯情
報端末10、11、12が受信する電波の周波数によっ
てオフィス内1かオフィス外2かを判断する。すなわ
ち、通常、オフィス内1とオフィス外2とでは使用可能
な周波数帯域が異なる。したがって、携帯情報端末1
0、11、12が受信する電波の周波数をチェックする
ことで、オフィス内1かオフィス外2かを判断すること
ができる。この場合の携帯情報端末10、11、12の
構成を図4に示す。
【0042】図4は第2の実施形態における携帯情報端
末10、11、12の構成を示すブロック図である。携
帯情報端末10、11、12は、アブリケーション部3
1、通信制御部32、オフィス内通信部33、オフィス
外通信部34、オフィス内外判断部35、電波監視部3
6、バッファ37、アンテナ部38から構成されてい
る。
【0043】携帯情報端末10、11、12に設けられ
たアンテナ部38を通じて受信される電波に関して、電
波監視部36はその電波の周波数を監視し、その結果を
オフィス内外判断部35に通知する。それを受けたオフ
ィス内外判断部35では、受信電波の周波数がオフィス
内1で使用されるものであればオフィス内1と判断し、
オフィス外2で使用されるものであればオフィス外2と
判断し、その判断結果を通信制御部32に通知する。
【0044】この通知を受けた通信制御部32では、オ
フィス内外判断部35の判断結果がオフィス内1のとき
はオフィス内通信部33に通信要求を行い、オフィス外
2のときはオフィス外通信部34に通信要求を行う。ま
た、通信制御部32は、アプリケーション部31に結果
を通知し、アプリデーション部31からの指示に従う。
【0045】なお、電波監視部36の監視結果が電波強
度の不足等で通信不可の場合には、その結果をオフィス
内外判断部35に通知し、さらにオフィス内外判断部3
5から通信制御部32に通知する。通信制御部32はそ
の通知をアプリケーション部31に通知し、アプリケー
ション部31の指示に従う。
【0046】ここで、図4のような構成による携帯情報
端末10、11、12で自端末がオフィス内1で利用さ
れているのか、オフィス外2で利用されているのかを判
断し、データの送受信を行う際の流れを図5に示す。
【0047】図5は第2の実施形態における携帯情報端
末10、11、12の処理動作を示すフローチャートで
ある。アプリケーション部31より通信要求が発生した
場合(ステップB11)、受信電波を監視することによ
り(ステップB12)、まず、オフィス内1の電波を受
信できるか否か(ある電波強度以上あるか否か)の判断
を行う(ステップB13)。その結果、オフィス内電波
を受信できる場合には(ステップB13のYes)、オ
フィス内1と判断する(ステップB14)。
【0048】オフィス内1と判断すると、内線でのダイ
ヤリングを行う(ステップB15)。これにより、通信
路を確保できた場合には(ステップB15のYes)、
オフィス内通信許可を与えて(ステッアB16)、デー
タ通信を夷行する(ステップB17)。また、通信路を
確保できない場合には(ステップB15のNo)、回線
の状態を調査する(ステップB18)。その結果、回線
がビジーであれば(ステップB18のYes)、ステッ
プB15の処理に戻り、回線がビジーでなければ(ステ
ップB18のNo)、ステップB12の処理に戻る。
【0049】一方、ステップB13において、オフィス
内電波を受信できない場合には、オフィス外電波(公衆
網等の電波)を受信できるか否か(ある電波強度以上あ
るか)の判断を行う(ステップB19)。その結果、オ
フィス外電波を受信できる場合には(ステップR19の
Yes)、オフィス外2と判断する(ステップB2
0)。
【0050】オフィス外2と判断すると、外線でのダイ
ヤリングを行う(ステップB21)。これにより、通信
路を確保できた場合には(ステッブB21のYes)、
オフィス外通信許可を与えて(ステップB22)、デー
タ通信を実行する(ステップB17)。また、通信路を
確保できない場合には(ステップB21のNo)、回線
の状態を調査する(ステッブB23)。その結果、回線
がビジーであれば(ステップB23のYes)、ステッ
プB21の処理に戻り、回線がビジーでなければ(ステ
ップB23のNo)、ステップB12の処理に戻る。
【0051】一方、ステップB19において、オフィス
外電波を受信できない場合には、通信可能範囲外として
データ通信不可と判断し(ステップB24)、ここでの
処理を終了する。
【0052】なお、上記第2の実施形態では、オフィス
内1とオフィス外2で使用される電波の周波数の違いか
らオフィス内1またはオフィス外2であることを判断す
るようにしたが、例えば特定の電波をオフィス内1から
発信することにより、携帯情報端末10、11、12が
その特定の電波を受信したときにオフィス内1であると
判断し、その特定の電波を受信できなかったときにオフ
ィス外2であると判断するような構成も可能である。
【0053】ところで、上述した手法は、コンピュータ
に実行させることのできるプログラム情報として、例え
ば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に書き込んで各種装置に適用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することは
勿論可能である。この装置を実現するコンピュータは、
記憶媒体に記録されたプログラム情報を読み込み、この
プログラム情報によって動作が制御されることにより上
述した処理を実行する。
【0054】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を説明する。
【0055】図1に示すモバイルコンピューティング通
信システムにおいて、上記第1または第2の実施形態で
は、オフィス内外を判断するための機能を携帯情報端末
10、11、12に持たせたが、第3の実施形態ではそ
の機能をオフィス内1のサーバ5に持たせる。なお、こ
れはサーバ5の他にも、オフィス内1のPBX8やその
他の機器(PC等を含む)でも同様に実現できる。
【0056】図6は第3の実施形態におけるサーバ5の
構成を示すブロック図である。サーバ5は、情報収集機
能部41、データ送受信制御ソフト部42、オフィス内
外判断部43、アプリケーション部44、データ送受信
制御部45、送信バッファ46、受信バッファ47で構
成されている。
【0057】情報収集機能部41は、PBX8から端末
の状態を示す情報を収集し、オフィス内外判断部43に
渡す。オフィス内外判断部43は、その情報によって通
信対象となる端末(10、11、12)がオフィス内1
で利用されているのか、オフィス外2で利用されている
のかを判断し、その判断結果をデータ送受信制御部45
に渡す。
【0058】アプリケーション部44から送信要求がデ
ータ送受信制御部45にあると、オフィス内外判断部4
3での判断結果から目的の端末(10、11、12)が
オフィス内1と判断された場合には、アブリケーション
部44は内線による通信路の確保を行う。その通信路
(オフィス内通信路)を確保できたら、アプリケーショ
ン部44はデータ送受信制御部45に通知し、送信バッ
ファ46よりデータの送信を行う。
【0059】一方、オフィス内外判断部43の判断結果
より目的の端末がオフィス外2と判断された場合には、
アアリケ一ション部44は外線により通信路の確保を行
う。その通信路(オフィス外通信路)を確保できたら、
アプリケーション部44はデータ送受信制御部45に通
知し、送信バッファ46よりデータの送信を行う。
【0060】ここで、目的の端末(10、11、12)
がオフィス内1またはオフィス外2に存在することを示
す情報をサーバ5が得る方法として、以下の2つが考え
られる。
【0061】(1)無線通信システム(携帯情報端末お
よび基地局を含む)での位置登録機能の情報を利用す
る。
【0062】(2)携帯情報端末からある特定の信号を
発信し、それを基地局およびPRXを介してサーバに伝
える。
【0063】第3の実施形態では、上記(1)の方法を
用いる。この方法では、PBX8内での端末の位置登録
情報、つまり、通信対象となる端末(10、11、1
2)がPBX8に接続された構内基地局9の中のどの基
地局の範囲内に存在しているのかを示す情報を用いる。
なお、自PBX8に接続されている構内基地局9で端末
を認知できない場合には範囲外である。
【0064】PBX8に接続されている構内基地局9が
認知でき、位置登録が行われているという情報をサーバ
5が受け取った場合にはオフィス内1と判断でき、位置
登録が行われているという情報をサーバ5が受け取れな
い場合にはオフィス外2と判断できる。この方法を用い
たサーバ5の処理の流れを図7に示す。
【0065】図7は第3の実施形態におけるサーバ5の
処理動作を示すフローチャートである。情報収集機能部
41によって位置登録情報を収集し(ステップC1
1)、目的の端末(10、11、12)の情報検索を行
う(ステップC12)。その結果、位置登録情報がある
場合には(ステップC13のあり)、その端末はオフィ
ス内1にある判断する(ステッアC14)。一方、位置
登録情報がない場合には(ステッアC13のなし)、オ
フィス外2と判断する(ステッアC15)。
【0066】このようにして、サーバ5側で携帯情報端
末10、11、12がオフィス内1で利用されているの
かオフィス外2で利用されているのかを判断すると、そ
の判断結果に応じた通信路を用いて携帯情報端末10、
11、12と通信することができる。すなわち、オフィ
ス内1であれば公衆網3を介さずに携帯情報端末10、
11、12にアクセスし,、オフィス外2であれば公衆
網Bを介さずに携帯情報端末10、11、12にアクセ
スしてデータの送受信を行うことができる。
【0067】ところで、上述した手法は、コンピュータ
に実行させることのできるプログラム情報として、例え
ば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に書き込んで各種装置に適用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することは
勿論可能である。この装置を実現するコンピュータは、
記憶媒体に記録されたプログラム情報を読み込み、この
プログラム情報によって動作が制御されることにより上
述した処理を実行する。
【0068】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態を説明する。
【0069】第4の実施形態では、上述第3の実施形態
のようにサーバ5にオフィス内外の判断機能を持たせ
る。なお、このときのサーバ5の構成は図6と同様であ
るため、ここではその説明を省略するものとする。
【0070】ここでは、目的の端末(10、11、1
2)がオフィス内1またはオフィス外2に存在すること
を示す情報をサーバ5が得る方法として、上記(2)の
方法を用いる。この方法では、携帯情報端末10、1
1、12からある特定の信号を発信させ、その信号を構
内基地局9を介してサーバ5が取得できた場合にオフィ
ス内1と判断する。この方法を用いたサーバ5の処理の
流れを図8に示す。
【0071】図8は第4の実施形態におけるサーバ5の
処理動作を示すフローチャートである。情報収集機能部
41によって携帯情報端末10、11、12から発信さ
れている各端末固有の特定の信号を構内基地局9を介し
て収集する(ステップD11)。その際、上記特定の信
号を取得できた場合には、例えばオフィス内外判断部4
3内に設けられる図示せぬテーブルの当該端末に対応す
る部分に「1」を書き込む。また、一定期間信号を取得
できなかった場合、つまり、構内基地局9を介して上記
特定の信号を取得できなかった場合には、当該端末に対
応する部分に「0」をセットする(ステッアD12)。
【0072】ここで、サーバ5が通信を要求する端末
(10、11、12)に関する情報が収集されているか
否かをチェックし、収集されていない場合には(ステッ
プD13の無)、ステップD11の処理に戻る。
【0073】また、通信を要求する端末に関する情報が
収集されていれば(ステップD13の有)、上記テーブ
ルを検索し、その情報の値が「1」であればオフィス内
1と判断し(ステップD16)、「0」であればオフィ
ス外2と判断する(ステップD17)。
【0074】このように、携帯情報端末10、11、1
2の利用場所がオフィス内1であるかオフィス外2であ
るかを判断する機能をオフィス内1の装置(サーバ5
等)に持たせた場合、サーバ5またはPC/WS6から
目的の端末(10、11、12)にデータを転送する際
に、当該端末がオフィス1内にあれば回線・LAN変換
装置7、PBX8、構内基地局9を介して当該端末にア
クセスすることになる。一方、オフィス外2であれば回
線・LAN変換装置7、PBX8から公衆網3を介して
公衆基地局から当該端末にアクセスすることになる。
【0075】また、このときセキュリティの観点から公
衆網3を介する通信は盗聴等の危険性があるので、オフ
ィス外2と判断したときには、転送データの種類によっ
て転送を中止する等の機能を設けることができる。
【0076】また、携帯情報端末10、11、12から
構内LAN4にアクセスする際に、オフィス内1と判断
された場合とオフィス外2と判断された場合とで、PB
X8から転送される経路を分けることにより、オフィス
内1のときはセキュリティがゆるい経路でアクセスを行
い、オフィス外2のときはセキュリティが厳しい経路で
アクセスを行うようにする。
【0077】これは、回線・LAN変換装置7を複数用
意し、PBX8から各回線・LAN変換装置7に複数の
経路を設定しておき、ある経路には回線・LAN変換装
置7と構内LAN4との間にセキュリティ管理機能を設
けておくことで実現できる。すなわち、オフィス外2か
らはこのセキスリティ管理機能を通過するように経路を
設定し、オフィス内1からはセキュリティ管理機能を通
過しないように経路の設定を行う。これにより、外部
(オフィス外2)からのアクセスに対するセキュリティ
を強化することができる。
【0078】ところで、上述した手法は、コンピュータ
に実行させることのできるプログラム情報として、例え
ば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に書き込んで各種装置に適用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することは
勿論可能である。この装置を実現するコンピュータは、
記憶媒体に記録されたプログラム情報を読み込み、この
プログラム情報によって動作が制御されることにより上
述した処理を実行する。
【0079】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態を説明する。
【0080】図1に示すモバイルコンピューティング通
信システムでは、オフィス内とオフィス外とで同じ通信
方式(PHS通信方式)であったが、ここではオフィス
内とオフィス外とで異なる通信方式を使用可能とする。
この場合、オフィス内では非回線接続方式(非コネクシ
ョン方式)として構内無線LAN通信方式を用い、オフ
ィス外では回線接続方式(コネクション方式)としてP
HS通信方式を用いるものとする。
【0081】図9は2つの通信方式を有するモバイルコ
ンピューティング通信システムの構成を示す図である。
図9において、オフィス内101は、ビジネスマン等が
通常業務する会社内で自分の机等が存在する事務所(オ
フィス)の中を示す。オフィス外102は、そのオフィ
ス内101以外の場所、例えば外出先の他の会社や他の
事業所、電車等で移動中や歩行中、喫茶店等を示す。公
衆網10Bは、NTT網、携帯電話網、PHS電話網等
を示す。
【0082】オフィス内101には、構内LAN10
4、サーバ105、PC(Personal Comp
uter)/WS(Workstation)106、
回線・LAN変換装置107、PBX(private
branch Exchange)108、無線LA
Nアクセスポイント109が設けられている。
【0083】構内LAN104は、オフィス内101に
設けられた企業内LANである。サーバ105は、構内
LAN104に接続されたサーバコンピュータである。
PC/WS106は、構内LAN104に接続されたパ
ーソナルコンピュータやUNIX等のワークステーショ
ンである。回線・LAN変換装置107は、PBX等の
回線交換式のデータをLAN方式に変換するための装置
である。PBX108は、回線交換を行うための構内交
換機であり、公衆網103に接続されている。無線LA
Nアクセスボイント109は、無線LAN通信方式での
アクセスポイントであり、構内LAN104に接続され
ている。
【0084】また、携帯情報端末110、111、11
2は、無線LAN通信機能とPHS通信機能の2つの通
信機能を備えた携帯情報端末である。これら携帯情報端
末110、111、112は、オフィス内外で無線通信
により楕内LAN104にアクセス可能である。この場
合、オフィス内101では、無線LAN通信機能を用い
て無線LANアクセスポイント109を介して構内LA
N104にアクセスし、その楕内LAN104に接続さ
れたサーバ105またはPC/WS106とのデータ通
信を行う。
【0085】一方、オフィス外102では、PHS通信
機能を用いて公衆基地局、公衆交換機等の公衆網103
を通じて構内PBX108から回線・LAN変換装置1
07を介して構内LAN104にアクセスし、その構内
LAN104に接続されたサーバ105またはPC/W
S106とのデータ通信を行う。
【0086】ここで、携帯情報端末110、111、1
12はオフィス内101とオフィス外102を自由に移
動することができ、無線LAN通信方式とPHS通信方
式の両方でデータ通信を行える送受信部を備えている。
このような携帯情報端末110、111、112または
オフィス内101のサーバ105等にオフィス内外判断
機能を持たせることにより、ユーザに意識させることな
く、オフィス内101では無線LΛN通信方式でデータ
通信を行うことができ、オフィス外102ではPHS通
信方式でデータ通信を行うことができる。
【0087】このように、図9に示すようなモバイルコ
ンピューティング通信システムにおいて、オフィス内外
を判断することで、通話料が安い方の通信方式を取れる
という経済的な観点の他に、伝送性能(伝送速度)が異
なる通信方式をオフィス内外で使い分けることが可能と
なる。つまり、オフィス内101ではデータ伝送速度が
Mbpsオーダ以上で利用でき、オフィス外102では
Kbpsオーダの広い範囲でデータ通信を行えるPHS
通信方式を用いることができる。なお、無線LAN通信
方式の伝送速度は2〜10Mbpsであり、PHS通信
方式の伝送速度は32kbpsである。
【0088】次に、本発明の第5の実施形態として、オ
フィス内外判断機能を携帯情報端末110、111、1
12に持たせた場合について説明する。
【0089】なお、携帯情報端末110、111、11
2の構成については上記第1の実施形態(図2)と同様
であるため、その説明は省略するものとし、以下では処
理の流れについて述べる。
【0090】図10は第5の実施形態における携帯情報
端末110、111、112の処理動作を示すフローチ
ャートである。通信要求が発生すると(ステップE1
1)、まず、無線LAN通信機能を設定し(テップEl
2)、オフィス内通信の確保を試みる(ステップE1
3)。その結果、オフィス内通信路を確保できた場合に
は(ステップE13のYes)、オフィス内101と判
断し(ステップE14)、オフィス内通信許可を与えて
(ステップE15)、非回線接続方式(非コネクション
方式)である無線LAN通信方式によるデータ通信を実
行する(ステップE16)。
【0091】この場合、無線LANアクセスボイント1
09を介して構内LAN104にアクセスし、その構内
LAN104に接続されたサーバ105またはPC/W
S106とのデータ通信を行うことになる。
【0092】一方、オフィス内通信を確保できない場合
には(ステップE13のNo)、オフィス外102の可
能性があるので、今度はPHS通信機能を設定し(ステ
ップE17)、オフィス外通信路の確保を試みる(ステ
ップE18)。その結果、オフィス外通信路を確保でき
た場合には(ステップE18のYes)、オフィス外1
02と判断し(ステップE19)、オフィス外通信許可
を与え(ステップE20)、回線接続方式(コネクショ
ン方式)であるPHS通信方式によるデータ通信を実行
する(ステッブE16)。
【0093】この場合、公衆網103を通じて構内PB
X108から回線・LAN変換装置107を介して構内
LAN104にアクセスし、その構内LAN104に接
続されたサーバ105またはPC/WS106とのデー
タ通信を行うことになる。
【0094】一方、オフィス外通信を確保できない場合
には(ステップE18のNo)、その原因が回線ビジー
であれば(ステップE21のYes)、再度試行するた
めにステップE17の処理に戻る。また、回線ビジーで
ない場合(ステップE21のNo)は通信可能範囲外と
して通信不可と判断し(ステップE22)、ここでの処
理を終了する。
【0095】このように、初めに無線LAN通信を試行
し、回線を確保できれば、オフィス内101として無線
LAN通信方式によるデータ通信を行うことができる。
また、無線LAN通信にて通信路を確保できなければ、
PHS通信を試行し、回線を確保できれば、オフィス外
102としてPHS通信方式によるデータ通信を行うこ
とができる。
【0096】なお、初めに無線LΛN通信を試行してみ
るのは、例えばオフィス内101に図1で示したような
構内基地局9を設けた場合に、無線LAN通信とPHS
通信の両方が可能となり、その際、初めにPHS通信を
試行して回線を確保できるとオフィス内101であるの
かオフィス外102であるか判断がつかなくなるからで
ある。
【0097】ところで、上述した手法は、コンピュータ
に実行させることのできるプログラム情報として、例え
ば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に書き込んで各種装置に適用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することは
勿論可能である。この装置を実現するコンピュータは、
記憶媒体に記録されたプログラム情報を読み込み、この
プログラム情報によって動作が制御されることにより上
述した処理を実行する。
【0098】(第6の実施形憩)次に、本発明の第6の
実施形態を説明する。
【0099】図9に示すモバイルコンピューティング通
信システムにおいて、上述第5の実施形態では、携帯情
報端末110、111、112がオフィス内101ある
いはオフィス外102で利用されているのかを判断する
手段として、試行する通信方式の順序を規定しておき、
初めに無線LAN通信でのアクセスを試行し、アクセス
不可の場合にPHS通信でのアクセスを試行すること
で、オフィス内101かオフィス外102かを判断する
ものであつた。
【0100】これに対し、第6の実施形態では、携帯情
報端末110、111、112が受信する電波の周波数
によりオフィス内101かオフィス外102かを判断す
る。すなわち、無線LAN通信とPHS通信とでは使用
可能な周波数帯域が異なる,したがって、携帯情報端末
101、111、112が受信する電波の周波数をチェ
ックすることにより、オフィス内101かオフィス外1
02かを判断することができる。
【0101】なお、この場合の携帯情報端末110、1
11、112の構成については上記第2の実施形態(図
4)と同様であるため、その説明は省略するものとし、
以下では処理の流れについて述べる,図11は第6の実
施形態における携帯情報端末110、111、112の
処理動作を示すフローチャートである。通信要求が発生
すると(ステップF11)、受信電波を監視することに
より(ステップF12)、まず、無線LAN通信用の電
波を受信できるか否かをチェックする(ステップF1
3)。その結果、無線LAN通信用電波を受信できる場
合には(ステップF13のYes)、オフィス内101
と判断する(ステップF14)。
【0102】オフィス内101と判断すると、無線LA
N通信機能を設定して、オフィス内通信許可を与えて
(ステップF16)、非回線接続方式(非コネクション
方式)である無線LAN通信方式によるデータ通信を実
行する(ステップF17)。
【0103】一方、ステップF13において、無線LA
N通信用電波を受信できない場合には、PHS通信用電
波を受信できるか否かをチェックする(ステップF1
8)。その結果、PHS通信用電波を受信できる場合に
は(ステップF18のYes)、オフィス外102と判
断する(ステップF19)。
【0104】オフィス外102と判断すると、PHS通
信機能を設定して通信路の確保を試みる(ステップF2
0)。これにより、通信路を確保できた場合には(ステ
ップF21のYes)、オフィス外通信許可を与えて
(ステップF22)、回線接続方式(コネクション方
式)であるPHS通信方式によるデータ通信を実行する
(ステップF17)。
【0105】また、通信路を確保できない場合には(ス
テップF21のNo)、回線の状態を調査する(ステッ
プF22)。その結果、回線がビジーであれば(ステッ
プF23のYes)、ステップF21の処理に戻り、回
線がビジーでなければ(ステップF23のNo)、ステ
ップF12の処理に戻る。
【0106】一方、ステップF18において、PHS通
信用電波を受信できない場合には、遺信可能範囲外とし
てデータ通信不可と判断し(ステップF24)、ここで
の処理を終了する。
【0107】このように、初めに無線LAN通信用電波
の受信を試行し、その電波を受信できれば、オフィス内
101として無線LAN通信方式によるデータ通信を行
うことができる。また、無線LAN通信用電波を受信で
きなければ、PHS通信用電波の受信を試行し、その電
場を受信できれば、オフィス外102としてPHS通信
方式によるデータ通信を行うことができる。
【0108】なお、初めに無線LAN通信用電波の受信
を試行してみるのは、例えばオフィス内101に図1で
示したような構内基地局9を設けた場合に、無線LAN
通信とPHS通信の両方が可能となり、その際、初めに
PHS通信用電波の受信を試行して、その電波を受信で
きると、オフィス内101であるのかオフィス外102
であるか判断がつかなくなるからである。
【0109】また、上記第6の実施形態では、オフィス
内101とオフィス外102で使用される通信方式の周
波数の違いからオフィス内101またはオフィス外10
2であることを判断するようにしたが、例えば特定の電
波をオフィス内101から発信することにより、携帯情
報端末110、111、112がその特定の電波を受信
したときにオフィス内101であると判断し、その特定
の電波を受信できなかったときにオフィス外102であ
ると判断するような構成も可能である。
【0110】ところで、上述した手法は、コンピュータ
に実行させることのできるプログラム情報として、例え
ば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に書き込んで各種装置に適用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することは
勿論可能である。この装置を実現するコンピュータは、
記憶媒体に記録されたプログラム情報を読み込み、この
プログラム情報によって動作が制御されることにより上
述した処理を実行する。
【0111】(第7の実施形態)次に、本発明の第7の
実施形態を説明する。
【0112】図9に示すモバイルコンピューティング通
信システムにおいて、第7の実施形態では、サーバ10
5にオフィス内外の判断機能を持たせる。なお、このと
きのサーバ105の構成は上記第3の実施形態(図6〉
と同様であるため、ここではその説明を省略するものと
する。
【0113】ここでは、携帯情報端末110、111、
112からある特定の信号を発信させ、その信号を無線
LANアクセスホイント109を介してサーバ105が
取得できた場合にオフィス内101と判断する。この方
法を用いたサーバ105の処理の流れを図12に示す。
【0114】図12は第7の実施形態におけるサーバ1
05の処理動作を示すフローチャートである。サーバ1
05では無線LAN通信機能を設定しておき(ステップ
G11)、携帯情報端末110、111、112から発
信されている各端末固有の信号を無線LΛNアクセスポ
イント109を介して収集する(ステップG12)。そ
の際、上記特定の信号を取得できた場合には、図示せぬ
テーブルの当該端末に対応する部分に「1」を書き込
む。また、一定期間信号を取得できなかった場合、つま
り、無線LANアクセスボイント109を介して上記特
定の信号を取得できなかった場合には、当該端末に対応
する部分に「0」をセットする(ステップG13)。
【0115】ここで、サーバ105が通信を要求する端
末(110、111、112)に関する情報が収集され
ているか否かをチェックし、収集されていない場合には
(ステップG14の無)、ステップG12の処理に戻
る。
【0116】また、通信を要求する端末に関する情報が
収集されていれば(ステップG14の有)、上記テーブ
ルを検索し、その情報の値が「1」であればオフィス内
101と判断し(ステップG17)、「0」であればオ
フィス外102と判断する(ステップG18)。
【0117】このように、携帯情報端末110、11
1、112の利用場所がオフィス内101であるかオフ
ィス外102であるかを判断する機能をオフィス内10
1の装置(サーバ105等)に持たせた場合、サーバ1
05またはPC/WS106から目的の端末(110、
111、112)にデータを転送する際に、当該端末が
オフィス101内にあれば、非回線接続方式(非コネク
ション方式)である無線LAN通信方式により無線LA
Nアクセスボイント109を介して当該端末にアクセス
することになる。一方、当該端末がオフィス外102で
あれば、回線接続方式(コネクション方式)であるPH
S通信方式により回線・LAN変換装置107、PBX
108から公衆網3を介して当該端末にアクセスするこ
とになる。
【0118】以上のように、図9に示すようなモバイル
コンピューティング通信システムにおいて、オフィス内
外で異なる通は方式を削いることができ、さらには、オ
フィス内外で通信性能が高い方を常に利用することがで
きる。また、オフィス内外を判断する機能を有すること
により、ユーザにオフィス内外を意識させることなく、
シームレスな情報共有環境を提供することができる。
【0119】また、通常のPHS端末や携帯電話等では
オフィス内外を判断し切り替えたとしても、通話料の安
い方を選択するだけであるが、データ通信を行う携帯情
報端末ではデータ伝送性能の高い通信方式を選択するこ
とができるため、ユーザに使い勝手の面での効果も提供
できる。
【0120】ところで、上述した手法は、コンピュータ
に実行させることのできるプログラム情報として、例え
ば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に書き込んで各種装置に適用した
り、通信媒体により伝送して各種装置に適用することは
勿論可能である。この装置を実現するコンピュータは、
記憶媒体に記録されたプログラム情報を読み込み、この
プログラム情報によって動作が制御されることにより上
述した処理を実行する。
【0121】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、オ
フィス内に設けられた構内LANと、この構内LANに
接続された情報処理装置と、オフィス内に設けられた無
線基地局と、この無線基地局と上記構内LAN、または
公衆網と上記構内LANとを接続する構内回線装置と、
オフィスの内外で無線通信を行う携帯情報端末とを備え
たモバイルコンピューティング通信システムにおいて、
上記携帯情報端末または上記情報処環装置の少なくとも
一方に、上記携帯情報端末がオフィス内あるいはオフィ
ス外で利用されていることを判断するオフィス内外判断
手段と、このオフィス内外判断手段によってオフィス内
と判断された場合には上記無線基地局を介してデータ通
信を行い、オフィス外と判断された場合には上記公衆網
を介してデータ通信を行う通信手段として機能するよう
にしたことにより、携帯情報端末をオフィスの内外のど
ちらで利用しているかをユーザに意識させることがない
ように、モデムやLANアダプタの差し替えや再設定を
行う必要のないシームレスな無線通信による情報共有環
境を実現できる。
【0122】また、本発明によれば、オフィス内に設け
られた構内LANと、この構内LANに接続された情報
処埋装置と、オフィス内に設けられた無線LΛNアクセ
スポイントと、公衆網と上記構内LANとを接続する構
内回線装置と、オフィスの内外で無線通信を行う携帯情
報端末とを備えたモバイルコンピューティング通信シス
テムにおいて、上記携帯情報端末は、上記携帯情報端末
または上記情報処理装置の少なくとも一方に、上記携帯
情報端末がオフィス内あるいはオフィス外で利用されて
いることを判断するオフィス内外判断手段と、このオフ
ィス内外判断手段によってオフィス内と判断された場合
には第1の通信方式により上記無線LANアクセスポイ
ントを介してデータ通信を行い、オフィス外と判断され
た場合には第2の通信方式により上記公衆網を介してデ
ータ通信を行う通信手段として機能するようにしたこと
により、携帯情報端末をオフィスの内外のどちらで利用
しているかをユーザに意識させることがないように、モ
デムやLANアダプタの差し替えや再設定を行う必要の
ないシームレスな無線通信による情報共有環境を実現で
きる。
【0123】さらに、例えばオフィス内では無線LAN
通信方式、オフィス外ではPHS通信方式といったよう
に、オフィス内外で異なる無線通信方式を用いることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモバイルコンピューティング通信シス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態における携帯情報端末の構成を
示すブロック図。
【図3】同実施形態における携帯情報端末の処理動作を
示すフローチャート。
【図4】第2の実施形態における携帯情報端末の楕成を
示すブロック図。
【図5】第2の実施形態における携帯情報端末の処理動
作を示すフローチャート。
【図6】第3の実施形態におけるサーバの構成を示すブ
ロック図。
【図7】第3の実施形態におけるサーバの処理動作を示
すフローチャート。
【図8】第4の実施形態におけるサーバの処理動作を示
すフローチャート。
【図9】本発明の2つの通信方式を有するモバイルコン
ピューティング通信システムの構成を示すブロック図。
【図10】第5の実施形態における携帯情報端末の処理
動作を示すフローチャート。
【図11】第6の実施形態における携帯情報端末の処理
動作を示すフローチャート。
【図12】第7の実施形態におけるサーバの処理動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1…オフィス内 2…オフィス外 3…公衆網 4…構内LAN 5…サーバ 6…PC/WS 7…回線・LAN変換装置 8…PBX 9…構内基地局 10、11、12…携帯情報端末 101…オフィス内 102…オフィス外 103…公衆綱 104…構内LAN 105…サーバ 106…PC/WS 107…回線・LAN変換装置 108…PBX 109…無線LANアクセスポイント 110、111、112…携帯情報端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフィス内に設けられた構内LANと、 この構内LANに接続された情報処理装置と、 オフィス内に設けられた無線基地局と、 この無線基地局と上記構内LAN、または公衆網と上記
    構内LANとを接続する構内回線装置と、 オフィスの内外で無線通信を行う携帯情報端末とを備
    え、 上記携帯情報端末は、 自信がオフィス内あるいはオフィス外で利用されている
    ことを判断するオフィス内外判断手段と、 このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
    れた場合には上記無線基地局を介してデータ通信を行
    い、オフィス外と判断された場合には上記公衆網を介し
    てデータ通信を行う通信手段として機能するようにした
    ことを特徴とする通信システムにおける通信方法のプロ
    グラム情報を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  2. 【請求項2】 オフィス内に設けられた構内LANと、 この構内LANに接続された情報処環装置と、 オフィス内に設けられた無線基地局と、 この無線基地局と上記構内LAN、または公衆網と上記
    構内LANとを接続する構内回線装置と、 オフィスの内外で無線通信を行う携帯情報端末とを備
    え、 上記情報処理装置は、 通信対象となる上記携帯情報端末がオフィス内あるいは
    オフィス外で利用されていることを判断するオフィス内
    外判断手段と、 このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
    れた場合には上記無線基地局を介してデータ通信を行
    い、オフィス外と判断された場合には上記公衆網を介し
    てデータ通信を行う通信手段として機能するようにした
    ことを特徴とする通信システムにおける通信方法のプロ
    グラム情報を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  3. 【請求項3】 オフィス内に設けられた構内LANと、 この構内LANに接続された情報処理装置と、 オフィス内に設けられた無線基地局と、 この無線基地局と上記構内LAN、または公衆網と上記
    構内LANとを接続する構内回線装置と、 オフィスの内外で無線通信を行う携帯情報端末とを備
    え、 上記携帯情報端末は、 自信がオフィス内あるいはオフィス外で利用されている
    ことを判断するオフィス内外判断手段と、 このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
    れた場合には上記無線基地局を介してデータ通信を行
    い、オフィス外と判断された場合には上記公衆網を介し
    てデータ通信を行う通信手段として機能し、 上記情報処理装置は、 通信対象となる上記携帯情報端末がオフィス内あるいは
    オフィス外で利用されていることを判断するオフィス内
    外判断手段と、 このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
    れた場合には上記無線基地局を介してデータ通信を行
    い、オフィス外と判断された場合には上記公衆網を介し
    てデータ通信を行う通信手段として機能するようにした
    ことを特徴とする通信システムにおける通信方法のプロ
    グラム情報を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  4. 【請求項4】 オフィス内に設けられた構内LANと、 この構内LANに接続された情報処理装置と、 オフィス内に設けられた無線LANアクセスポイント
    と、 公衆網と上記構内LANとを接続する構内回線装置と、 オフィスの内外で無線通信を行う携帯情報端末とを備
    え、 上記携帯情報端末は、 自信がオフィス内あるいはオフィス外で利用されている
    ことを判断するオフィス内外判断手段と、 このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
    れた場合には第1の通信方式により上記無線LANアク
    セスポイントを介してデータ通信を行い、オフィス外と
    判断された場合には第2の通信方式により上記公衆網を
    介してデータ通信を行う通信手段として機能するように
    したことを特徴とする通信システムにおける通信方法の
    プログラム情報を格納したコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  5. 【請求項5】 オフィス内に設けられた構内LANと、 この構内LANに接続された情報処理装置と、 オフィス内に設けられた無線LANアクセスポイント
    と、 公衆網と上記構内LANとを接続する構内回線装置と、 オフィスの内外で無線通信を行う携帯情報端末とを備
    え、 上記情報処理装置は、 通信対象となる上記携帯情報端末がオフィス内あるいは
    オフィス外で利用されていることを判断するオフィス内
    外判断手段と、 このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
    れた場合には第1の通信方式により上記無線LANアク
    セスポイントを介してデータ通信を行い、オフィス外と
    判断された場合には第2の通信方式により上記公衆網を
    介してデータ通信を行う通信手段として機能するように
    したことを特徴とする通信システムにおける通信方法の
    プログラム情報を格納したコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  6. 【請求項6】 オフィス内に設けられた構内LANと、 この構内LANに接続された情報処理装置と、 オフィス内に設けられた無線LANアクセスポイント
    と、 公衆網と上記構内LANとを接続する構内回線装置と、 オフィスの内外で無線通信を行う携帯情報端末とを備
    え、 上記携帯情報端末は、 自信がオフィス内あるいはオフィス外で利用されている
    ことを判断するオフィス内外判断手段と、 このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
    れた場合には第1の通信方式により上記無線LANアク
    セスポイントを介してデータ通信を行い、オフィス外と
    判断された場合には第2の通信方式により上記公衆網を
    介してデータ通信を行う通信手段として機能し、 上記情報処理装置は、 通信対象となる上記携帯情報端末がオフィス内あるいは
    オフィス外で利用されていることを判断するオフィス内
    外判断手段と、 このオフィス内外判断手段によってオフィス内と判断さ
    れた場合には第1の通信方式により上記無線LANアク
    セスポイントを介してデータ通信を行い、オフィス外と
    判断された場合には第2の通信方式により上記公衆網を
    介してデータ通信を行う通信手段として機能するように
    したことを特徴とする通信システムにおける通信方法の
    プログラム情報を格納したコンピュータ読み取り可能な
    記憶媒体。
  7. 【請求項7】 上記第1の通信方式として回線接続方式
    を用い、上記第2の通信方式として非回線接続方式を用
    いることを特徴とする請求項4乃至請求項6記載の通信
    システムにおける通信方法のプログラム情報を格納した
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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