JPH118819A - 撮像装置、撮像方法及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像方法及び記憶媒体

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JPH118819A
JPH118819A JP9158916A JP15891697A JPH118819A JP H118819 A JPH118819 A JP H118819A JP 9158916 A JP9158916 A JP 9158916A JP 15891697 A JP15891697 A JP 15891697A JP H118819 A JPH118819 A JP H118819A
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JP
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JP9158916A
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Kazuto Yamamoto
一人 山本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/094,862 priority patent/US6483540B1/en
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Priority to KR1019980022599A priority patent/KR100293153B1/ko
Priority to EP98111036A priority patent/EP0886440B1/en
Priority to DE69835395T priority patent/DE69835395T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、撮像した画像データに撮像したタ
イトルデータやそのタイトルの背景となるプレートデー
タ等を合成可能とする画像合成機能を備えた撮像装置、
撮像方法及び記憶媒体を提供することである。 【解決手段】 CPU35は、タイトル撮影モードにお
いて撮影されてDRAM29に格納されたタイトルデー
タに対してRAM33にセットされたタイトル撮影用L
UTに従って明暗を強調する輝度補正処理を行い、タイ
トルとして使う切り取り部分の指定を行わせ、その切り
取り部分が指定されたタイトルデータを、ROM32に
格納された閾値テーブルから読み出したデフォルト閾値
データにより2値化し、その2値化したタイトル表示に
対してROM32に格納された変更用閾値データを任意
に選択させ、最適な明暗を強調したタイトルデータとす
るための閾値データを探させ、最適な閾値で2値化した
タイトルデータを圧縮/伸長回路30で圧縮処理を行な
わせた後、フラッシュメモリ31に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、及び記
憶媒体に係り、詳細には、撮像した画像にタイトルを撮
影して合成可能とする撮像装置、撮像方法及び記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、撮像した画像をフィルムの代わり
に電子的に記憶するデジタルカメラ(画像入力装置)が
普及している。このようなデジタルカメラでは、撮影者
がシャッターを押すと、撮像レンズを介して取り込んだ
被写体の画像が、例えばCCD(Charge Coupled Devic
e )などの撮像素子によって捕捉され、データ圧縮など
が行なわれた後、カメラ内部の記録媒体に画像データと
して記憶されている。
【0003】また、このようなデジタルカメラでは、画
像撮影機能として、その被写体を撮像する際には画像撮
影用の輝度成分を補正するγ補正テーブルを使用して、
撮像画像の輝度成分を補正した後、データ圧縮を行って
カメラ内部の記録媒体に画像データとして記憶されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデジタルカメラにあっては、画像撮影機能と
して、その被写体を撮像する際には画像撮影用の輝度成
分を補正するγ補正テーブルを使用して、撮像画像の輝
度成分を補正する機能を備えていたが、その撮影した画
像に所望のタイトルを合成する画像合成機能等は備えて
いなかった。
【0005】すなわち、従来のデジタルカメラでは、撮
影して記憶した画像データにタイトルデータ等を合成す
る際には、その画像データを外部のパーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置に転送し、その情報処理装置にイ
ンストールされたアプリケーションソフトウエア等を利
用して、情報処理装置上の合成処理で画像に所望のタイ
トルデータを入力して合成するという処理を行ってい
た。
【0006】しかし、この画像合成機能を使用するため
には、デジタルカメラ以外にパーソナルコンピュータ等
の情報処理装置を用意する必要があり、その情報処理装
置を予め所有する利用者しか画像合成機能を利用するこ
とができなかった。したがって、従来のデジタルカメラ
を所有するだけでは、撮影した画像データを有効利用す
ることが困難であり、その撮影された画像データの利用
範囲を制限するという問題があった。
【0007】本発明の課題は、撮像した画像データに撮
像したタイトルデータやそのタイトルの背景となるプレ
ートデータ等を合成可能とする画像合成機能を備えた撮
像装置、撮像方法及び記憶媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像を撮像する画像撮影モードと、当該画像に合成する
タイトルを撮像するタイトル撮影モードと、を択一的に
選択する撮影モード選択手段と、前記画像撮影モードに
おいて撮像された画像データを補正する第1の補正情報
と、前記タイトル撮影モードにおいて撮像されたタイト
ルデータを補正する第2の補正情報と、を設定する補正
情報設定手段と、前記撮影モード選択手段により選択さ
れた前記各撮影モードに応じて撮像された画像データあ
るいはタイトルデータを、前記補正情報設定手段に設定
された第1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づい
て補正する画像補正手段と、この画像補正手段により補
正された画像データとタイトルデータを合成する画像合
成手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、撮影モ
ード選択手段は、画像を撮像する画像撮影モードと、当
該画像に合成するタイトルを撮像するタイトル撮影モー
ドと、を択一的に選択し、補正情報設定手段は、前記画
像撮影モードにおいて撮像された画像データを補正する
第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにおいて撮
像されたタイトルデータを補正する第2の補正情報と、
を設定し、画像補正手段は、前記選択された前記各撮影
モードに応じて撮像された画像データあるいはタイトル
データを、前記設定された第1の補正情報あるいは第2
の補正情報に基づいて補正すると、画像合成手段は、こ
の補正された画像データとタイトルデータを合成する。
【0010】したがって、他のパーソナルコンピュータ
等の情報処理装置を用意しなくても、撮像装置だけで撮
像画像に撮像した任意のタイトル文字を合成する画像合
成機能を実現することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、画像を撮像する画
像撮影モードと、当該画像に合成するタイトルを撮像す
るタイトル撮影モードと、を択一的に選択する撮影モー
ド選択手段と、前記画像撮影モードにおいて撮像された
画像データを補正する第1の補正情報と、前記タイトル
撮影モードにおいて撮像されたタイトルデータを補正す
る第2の補正情報と、を設定する補正情報設定手段と、
前記タイトルデータの下地となるプレートデータを記憶
する記憶手段と、前記撮影モード選択手段により選択さ
れた前記各撮影モードに応じて撮像された画像データあ
るいはタイトルデータを、前記補正情報設定手段に設定
された第1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づい
て補正する画像補正手段と、この画像補正手段により補
正されたタイトルデータに前記記憶手段に記憶されたプ
レートデータを下地として合成するとともに、該プレー
トデータと合成されたタイトルデータを前記補正された
画像データに合成する画像合成手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、撮影モ
ード選択手段は、画像を撮像する画像撮影モードと、当
該画像に合成するタイトルを撮像するタイトル撮影モー
ドと、を択一的に選択し、補正情報設定手段は、前記画
像撮影モードにおいて撮像された画像データを補正する
第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにおいて撮
像されたタイトルデータを補正する第2の補正情報と、
を設定し、記憶手段は、前記タイトルデータの下地とな
るプレートデータを記憶し、画像補正手段は、前記選択
された前記各撮影モードに応じて撮像された画像データ
あるいはタイトルデータを、前記設定された第1の補正
情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正し、画像合
成手段は、この補正されたタイトルデータに前記記憶手
段に記憶されたプレートデータを下地として合成すると
ともに、該プレートデータと合成されたタイトルデータ
を前記補正された画像データに合成する。
【0013】したがって、他のパーソナルコンピュータ
等の情報処理装置を用意しなくても、撮像装置だけで撮
像画像に撮像した任意のタイトル文字とそのタイトルの
下地としてプレートを合成する画像合成機能を実現する
ことができる。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1あ
るいは2記載の撮像装置において、前記画像データに合
成する前記タイトルデータ及び前記プレートデータの合
成位置関係を指定する合成位置指定手段を更に備え、前
記画像合成手段は、この合成位置指定手段により指定さ
れた合成位置関係に基づいて前記補正された画像データ
に前記補正されたタイトルデータ及びプレートデータを
合成することを特徴としている。
【0015】この請求項3記載の発明によれば、合成位
置指定手段により、前記画像データに合成する前記タイ
トルデータ及び前記プレートデータの合成位置関係が指
定されると、前記画像合成手段は、この指定された合成
位置関係に基づいて前記補正された画像データに前記補
正されたタイトルデータ及びプレートデータを合成す
る。
【0016】したがって、撮像装置に付加された前記画
像合成機能の充実を図ることができる。
【0017】また、請求項4記載の発明は、請求項1あ
るいは2記載の撮像装置において、前記タイトル撮影モ
ードにおいて撮像されたタイトルデータの輝度レベルを
補正する補正レベルを任意に指定する補正レベル指定手
段を更に備え、前記補正情報設定手段は、この補正レベ
ル指定手段により指定された補正レベルを前記第2の補
正情報として設定することを特徴としている。
【0018】この請求項4記載の発明によれば、補正レ
ベル指定手段により前記タイトル撮影モードにおいて撮
像されたタイトルデータの輝度レベルを補正する補正レ
ベルを任意に指定すると、この指定された補正レベル
を、前記補正情報設定手段は、前記第2の補正情報とし
て設定する。
【0019】したがって、画像データに合成するタイト
ルデータの明暗が最適になるように、その撮像時のタイ
トルデータの輝度レベルを補正することができる。
【0020】また、請求項5記載の発明は、請求項1あ
るいは2記載の撮像装置において、前記タイトルデータ
に設定する色データを任意に指定する色データ指定手段
を更に備え、前記画像合成手段は、前記画像補正手段に
より補正された画像データとタイトルデータを合成する
際に、前記色データ指定手段により指定された色データ
を当該タイトルデータに設定して合成することを特徴と
している。
【0021】この請求項5記載の発明によれば、色デー
タ指定手段により前記タイトルデータに設定する色デー
タを任意に指定すると、前記画像合成手段は、前記画像
補正手段により補正された画像データとタイトルデータ
を合成する際に、指定された色データを当該タイトルデ
ータに設定して合成する。
【0022】したがって、画像データに合成するタイト
ルデータに任意の色を設定することができ、その画像に
合成したタイトルを見易くすることができ、撮影画像を
装飾することが容易にできる。
【0023】また、請求項6記載の発明は、請求項2記
載の撮像装置において、前記記憶手段に記憶されたプレ
ートデータに設定する色データを任意に指定する色デー
タ指定手段を更に備え、前記画像合成手段は、前記画像
補正手段により補正されたタイトルデータに前記記憶手
段に記憶されたプレートデータを下地として合成する際
に、前記色データ指定手段により指定された色データを
当該プレートデータに設定して合成することを特徴とし
ている。
【0024】この請求項6記載の発明によれば、色デー
タ指定手段により前記プレートデータに設定する色デー
タを任意に指定すると、前記画像合成手段は、前記画像
補正手段により補正された画像データとプレートデータ
を合成する際に、指定された色データを当該プレートデ
ータに設定して合成する。
【0025】したがって、画像データに合成するタイト
ルデータの下地に合成するプレートデータに任意の色を
設定することができ、その画像に合成したタイトルを装
飾することができ、撮影画像の装飾を多様化することが
できる。
【0026】また、請求項7記載の発明は、請求項1あ
るいは2記載の撮像装置において、前記画像合成手段
は、前記画像補正手段により補正された画像データとタ
イトルデータを合成する際に、当該タイトルデータの周
囲に所定ドット幅の縁を付加して合成することを特徴と
している。
【0027】この請求項7記載の発明によれば、前記画
像合成手段は、前記画像補正手段により補正された画像
データとタイトルデータを合成する際に、当該タイトル
データの周囲に所定ドット幅の縁を付加して合成する。
【0028】したがって、画像データに合成するタイト
ルデータの見栄えを良くすることができる。
【0029】また、請求項8記載の発明は、請求項1あ
るいは2記載の撮像装置において、外部の通信機能を備
えた機器との間でデータ通信を行う通信制御機能を備え
た通信手段を更に備え、この通信手段は、前記画像補正
手段により補正されたタイトルデータあるいは前記記憶
手段に記憶されたプレートデータを前記外部の機器に送
信し、また、当該外部機器から当該タイトルデータある
いはプレートデータを受信することを特徴としている。
【0030】この請求項8記載の発明によれば、外部の
通信機能を備えた機器との間でデータ通信を行う通信制
御機能を備えた通信手段は、前記画像補正手段により補
正されたタイトルデータあるいは前記記憶手段に記憶さ
れたプレートデータを前記外部の機器に送信し、また、
当該外部機器から当該タイトルデータあるいはプレート
データを受信する。
【0031】したがって、外部の機器にグラフィックソ
フト等がインストールされていれば、その受信したタイ
トルデータ及びプレートデータを利用することができ、
タイトルデータとプレートデータの利用範囲が拡大す
る。また、撮像装置では、外部の機器から受信したタイ
トルデータとプレートデータを、上記画像合成処理に利
用することにより、多様な画像合成処理を容易に実現す
ることができる。
【0032】請求項9記載の発明は、撮像装置における
画像データとタイトルデータとの画像合成機能を実現す
るための撮像方法であって、画像を撮像する画像撮影モ
ードと、当該画像に合成するタイトルを撮像するタイト
ル撮影モードと、を択一的に選択し、前記画像撮影モー
ドにおいて撮像された画像データを補正する第1の補正
情報と、前記タイトル撮影モードにおいて撮像されたタ
イトルデータを補正する第2の補正情報と、を設定し、
前記選択された前記各撮影モードに応じて撮像された画
像データあるいはタイトルデータを、前記設定された第
1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正
し、この補正された画像データとタイトルデータとを合
成することを特徴としている。
【0033】この請求項9記載の発明によれば、撮像装
置における画像データとタイトルデータとの画像合成機
能を実現するための撮像方法であって、画像を撮像する
画像撮影モードと、当該画像に合成するタイトルを撮像
するタイトル撮影モードと、を択一的に選択し、前記画
像撮影モードにおいて撮像された画像データを補正する
第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにおいて撮
像されたタイトルデータを補正する第2の補正情報と、
を設定し、前記選択された前記各撮影モードに応じて撮
像された画像データあるいはタイトルデータを、前記設
定された第1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づ
いて補正し、この補正された画像データとタイトルデー
タとを合成する。
【0034】したがって、撮像装置において上記撮像方
法を実行することで、撮影モードとしてタイトル撮影モ
ードと、その撮影したタイトルデータを撮影した画像デ
ータに合成する画像合成機能と、を撮像装置に付加する
ことができる。
【0035】請求項10記載の発明は、撮像装置におけ
る画像データとタイトルデータ及びプレートデータとの
画像合成機能を実現するための撮像方法であって、画像
を撮像する画像撮影モードと、当該画像に合成するタイ
トルを撮像するタイトル撮影モードと、を択一的に選択
し、前記画像撮影モードにおいて撮像された画像データ
を補正する第1の補正情報と、前記タイトル撮影モード
において撮像されたタイトルデータを補正する第2の補
正情報と、を設定し、前記選択された前記各撮影モード
に応じて撮像された画像データあるいはタイトルデータ
を、前記設定された第1の補正情報あるいは第2の補正
情報に基づいて補正し、この補正されたタイトルデータ
に記憶手段に記憶されたプレートデータを下地として合
成するとともに、該プレートデータと合成されたタイト
ルデータを前記補正された画像データに合成することを
特徴としている。
【0036】この請求項10記載の発明によれば、撮像
装置における画像データとタイトルデータ及びプレート
データとの画像合成機能を実現するための撮像方法であ
って、画像を撮像する画像撮影モードと、当該画像に合
成するタイトルを撮像するタイトル撮影モードと、を択
一的に選択し、前記画像撮影モードにおいて撮像された
画像データを補正する第1の補正情報と、前記タイトル
撮影モードにおいて撮像されたタイトルデータを補正す
る第2の補正情報と、を設定し、前記選択された前記各
撮影モードに応じて撮像された画像データあるいはタイ
トルデータを、前記設定された第1の補正情報あるいは
第2の補正情報に基づいて補正し、この補正されたタイ
トルデータに記憶手段に記憶されたプレートデータを下
地として合成するとともに、該プレートデータと合成さ
れたタイトルデータを前記補正された画像データに合成
する。
【0037】したがって、撮像装置において上記撮像方
法を実行することで、撮影モードとしてタイトル撮影モ
ードと、その撮影したタイトルデータと記憶されたプレ
ートデータとを撮影した画像データに合成する画像合成
機能と、を撮像装置に付加することができる。
【0038】請求項11記載の発明は、撮像装置におけ
る画像データとタイトルデータとの画像合成機能を実現
するためのコンピュータが読み取り可能なプログラムを
格納した記憶媒体であって、画像を撮像する画像撮影モ
ードと、当該画像に合成するタイトルを撮像するタイト
ル撮影モードと、を択一的に選択させるプログラムコー
ドと、前記画像撮影モードにおいて撮像された画像デー
タを補正する第1の補正情報と、前記タイトル撮影モー
ドにおいて撮像されたタイトルデータを補正する第2の
補正情報と、を設定させるプログラムコードと、前記選
択された前記各撮影モードに応じて撮像された画像デー
タあるいはタイトルデータを、前記設定された第1の補
正情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正させるプ
ログラムコードと、この補正された画像データとタイト
ルデータとを合成させるプログラムコードと、を格納し
たことをことを特徴としている。
【0039】この請求項11記載の発明によれば、撮像
装置における画像データとタイトルデータとの画像合成
機能を実現するためのコンピュータが読み取り可能なプ
ログラムを格納した記憶媒体であって、画像を撮像する
画像撮影モードと、当該画像に合成するタイトルを撮像
するタイトル撮影モードと、を択一的に選択させるプロ
グラムコードと、前記画像撮影モードにおいて撮像され
た画像データを補正する第1の補正情報と、前記タイト
ル撮影モードにおいて撮像されたタイトルデータを補正
する第2の補正情報と、を設定させるプログラムコード
と、前記選択された前記各撮影モードに応じて撮像され
た画像データあるいはタイトルデータを、前記設定され
た第1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づいて補
正させるプログラムコードと、この補正された画像デー
タとタイトルデータとを合成させると、を格納する。
【0040】したがって、コンピュータによって記憶媒
体に格納されているプログラムを読み出して実行するこ
とで、撮影モードとしてタイトル撮影モードと、その撮
影したタイトルデータを撮影した画像データに合成する
画像合成機能と、を撮像装置に付加することができる。
【0041】請求項12記載の発明は、撮像装置におけ
る画像データとタイトルデータ及びプレートデータとの
画像合成機能を実現するためのコンピュータが読み取り
可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、画像を
撮像する画像撮影モードと、当該画像に合成するタイト
ルを撮像するタイトル撮影モードと、を択一的に選択さ
せるプログラムコードと、前記画像撮影モードにおいて
撮像された画像データを補正する第1の補正情報と、前
記タイトル撮影モードにおいて撮像されたタイトルデー
タを補正する第2の補正情報と、を設定させるプログラ
ムコードと、前記選択された前記各撮影モードに応じて
撮像された画像データあるいはタイトルデータを、前記
設定された第1の補正情報あるいは第2の補正情報に基
づいて補正させるプログラムコードと、この補正された
タイトルデータに記憶手段に記憶されたプレートデータ
を下地として合成するとともに、該プレートデータと合
成されたタイトルデータを前記補正された画像データに
合成させるプログラムコードと、を格納したことをこと
を特徴としている。
【0042】この請求項12記載の発明によれば、撮像
装置における画像データとタイトルデータ及びプレート
データとの画像合成機能を実現するためのコンピュータ
が読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、画像を撮像する画像撮影モードと、当該画像に合成
するタイトルを撮像するタイトル撮影モードと、を択一
的に選択させるプログラムコードと、前記画像撮影モー
ドにおいて撮像された画像データを補正する第1の補正
情報と、前記タイトル撮影モードにおいて撮像されたタ
イトルデータを補正する第2の補正情報と、を設定させ
るプログラムコードと、前記選択された前記各撮影モー
ドに応じて撮像された画像データあるいはタイトルデー
タを、前記設定された第1の補正情報あるいは第2の補
正情報に基づいて補正させるプログラムコードと、この
補正されたタイトルデータに記憶手段に記憶されたプレ
ートデータを下地として合成するとともに、該プレート
データと合成されたタイトルデータを前記補正された画
像データに合成させるプログラムコードと、を格納す
る。
【0043】したがって、コンピュータによって記憶媒
体に格納されているプログラムを読み出して実行するこ
とで、撮影モードとしてタイトル撮影モードと、その撮
影したタイトルデータと記憶されたプレートデータとを
撮影した画像データに合成する画像合成機能と、を撮像
装置に付加することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0045】図1〜図13は、本発明の撮像装置、撮像
方法及び記憶媒体を適用したデジタルカメラの一実施の
形態を示す図である。
【0046】まず、構成を説明する。
【0047】図1は、本実施の形態のデジタルカメラ1
の外観斜視図である。この図1に示すデジタルカメラ1
には、本体ケーシング1aの図中背面側に撮像レンズ1
1(1点鎖線)が設けられている。また、本体ケーシン
グ1aの図中前面側には、液晶ディスプレイ(LCD:
Liquid Crystal Display)等により構成される表示部1
2が設けられ、この表示部12には、撮影時に撮像レン
ズ11を介して取り込んだ被写体の画像を表示すること
が、また、撮影後に撮像した画像を再生表示することが
できる。また、この表示部12の右側には、上下へのス
ライド操作により画像撮影モードとタイトル撮影モード
とを設定可能とする撮影変更モード、画像再生モード、
タイトル・プレート合成モード、及びタイトルデータと
プレートデータを送受信する通信モード等の切換えを指
示するモード切換スイッチ13が設けられている。
【0048】また、本体ケーシング1aの図中上面側に
は、左右へのスライド操作により電源のON/OFF切
換えを指示する電源スイッチ14、画像の撮像を指示す
るシャッターキー15、メモリ(後述するフラッシュメ
モリ31)に記憶された複数の画像データの中から表示
部12に再生表示する画像データを選択指定するための
「+」キー16及び「−」キー17、が設けられてい
る。
【0049】さらに、本体ケーシング1aの図中上面側
には、外部機器との間で画像データ、制御データ等を送
受信するための通信ポート18が設けられており、この
通信ポート18には、通信ケーブル4の一端に設けられ
たプラグ4aが差し込まれている。
【0050】なお、デジタルカメラ2は、撮像レンズ1
1を備えたカメラ部と本体部とからなり、本体部に対し
てカメラ部を回転自在、或いは着脱自在に配設し、本体
部に対して撮像レンズ11の位置を様々に回転、或いは
移動可能な構成としてもよい。
【0051】次に、図2は、図1に示したデジタルカメ
ラ1の内部構成を示すブロック図である。
【0052】図2においてデジタルカメラ2は、図1に
示した表示部12と、CCD20、バッファ21、A/
D変換器22、駆動回路23、タイミングジェネレータ
24、シグナルジェネレータ25、VRAM26、D/
A変換器27、バッファ28、DRAM29、圧縮/伸
長回路30、フラッシュメモリ31、ROM32、RA
M33、キー入力部34、CPU35、及び通信制御部
36と、により構成されている。
【0053】CCD(Charge Coupled Device )20
は、フォトダイオード等の受光部に転送電極を重ねた素
子(画素)を平面状に多数配設した画素面と、各画素に
蓄積された電荷を電圧に変換して出力する出力部とから
構成される。撮像レンズ11を介して入射した光は前記
画素面で受光され、各画素には受光量に比例した電荷が
蓄積される。各画素の蓄積電荷は、駆動回路23から供
給される駆動信号に応じて前記出力部により電気信号と
して1画素分ずつ順次読み出され、撮像信号(アナログ
信号)としてバッファ21を介してA/D変換器22に
出力される。
【0054】A/D(Analog to Digital )変換器22
は、CCD20からバッファ21を介して入力された撮
像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、タイ
ミングジェネレータ24に供給する。
【0055】駆動回路23は、タイミングジェネレータ
24から供給されるタイミング信号に基づいてCCD2
0の露光及び読み出しタイミングを駆動制御する。ま
た、タイミングジェネレータ24は、CPU36から入
力される映像取り込み信号に基づいて駆動回路23を制
御するタイミング信号を生成する。
【0056】シグナルジェネレータ25は、タイミング
ジェネレータ24を介して供給された撮像信号(デジタ
ル信号)に対して色演算処理を行ない、輝度信号(Yデ
ータ)と色信号(Cデータ)により構成される画像デー
タを生成し、この画像データをDRAM29に出力す
る。
【0057】また、シグナルジェネレータ25は、CP
U35によりDRAM29から供給された画像データに
同期信号を付加する等してビデオ信号(デジタル信号)
を生成して一旦、VRAM26に格納し、その後、VR
AM26に格納したビデオ信号をD/A変換器27及び
バッファ28を介して表示部12に出力する。
【0058】VRAM(Video Random Access Memory)
26は、シグナルジェネレータ25により生成されたビ
デオ信号(画像データ)を一時的に格納するビデオメモ
リである。
【0059】D/A(Digital to Analog )変換器27
は、シグナルジェネレータ25によりVRAM26から
供給されるビデオ信号(画像データ)をデジタル信号か
らアナログ信号に変換し、バッファ28を介して表示部
12に出力する。
【0060】表示部12は、液晶ディスプレイ等により
構成され、D/A変換器27及びバッファ28を介して
入力されるビデオ信号(画像データ)に基づいて表示画
面に画像を表示する。
【0061】DRAM(Dynamic Random Access Memor
y)29は、シグナルジェネレータ25から供給される
撮像した画像データ、或いはCPU35によりフラッシ
ュメモリ31から読み出され、後述する圧縮/伸長回路
30により伸長処理された画像データを一時的に格納す
る半導体メモリである。
【0062】圧縮/伸長回路30は、DRAM29に格
納された画像データを符号化により圧縮処理する。具体
的には、画像データを所定の符号化方式、すなわち、取
り扱う画像の種類(この場合、静止画)に応じた、例え
ば、JPEG(Joint Photo-graphic Experts Group )
アルゴリズムによる8×8画素毎のDCT(DiscreteCo
sine Transform :離散コサイン変換)、量子化、ハフ
マン符号化により圧縮処理(符号化処理)し、この圧縮
処理した画像データをフラッシュメモリ31に出力す
る。さらに、圧縮/伸長回路30は、フラッシュメモリ
31に格納されている圧縮処理された画像データを伸張
処理(復号化処理)し、DRAM29に出力する。
【0063】フラッシュメモリ31は、圧縮/伸長回路
30により圧縮処理された画像データを、その格納順に
格納No.データと対応付けて複数格納するとともに、
圧縮/伸長回路30により圧縮処理されたタイトルデー
タを複数格納するタイトルテーブルを格納する半導体メ
モリである。また、フラッシュメモリ31には、CPU
35により実行されるタイトル・プレート合成処理に際
して、画像データにタイトルデータとともに合成される
複数のプレートデータが予め登録されたプレートテーブ
ルを格納するとともに、その合成するタイトルデータに
設定する複数の色データが予め登録されたタイトル色テ
ーブルと、その合成するプレートデータに設定する複数
の色データが予め登録されたプレート色テーブルを格納
する。
【0064】ROM(Read Only Memory)32は、CP
U35がデジタルカメラ1の各部を制御するための各種
制御プログラムを格納するとともに、CPU35により
実行される後述する撮影モード変更処理プログラム、タ
イトル撮影処理プログラム、タイトル・プレート合成処
理プログラム、及びタイトル・プレート通信処理プログ
ラム(タイトル送信処理プログラム、タイトル受信処理
プログラム、プレート送信処理プログラム、プレート受
信処理プログラム)を格納する。これらの各種制御プロ
グラムは、CPU35が読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で記憶されている。また、このROM32に
は、CPU35により後述する撮影モード変更処理が実
行される際に、画像撮影モード及びタイトル撮影モード
毎に読み出される図3に示す画像撮影用LUT(ルック
アップテーブル)と、図4に示すタイトル撮影用LUT
(ルックアップテーブル)を格納している。
【0065】図3に示す画像撮影用LUTは、被写体を
撮像する際に、その撮像画像の輝度成分を補正するγ補
正テーブルであり、図4に示すタイトル撮影用LUT
は、画像データに合成するタイトルを撮像する際に、そ
の撮像タイトルの輝度成分の明暗を強調するように補正
するγ補正テーブルである。
【0066】さらに、このROM32には、CPU35
により実行されるタイトル撮影処理に際して、切り取り
部分が指定されたタイトルデータを2値化するための複
数の閾値データ(デフォルト閾値データ、及び変更用閾
値データ)が予め設定された閾値テーブルを格納してい
る。
【0067】RAM(Random Access Memory)33は、
CPU35により各種制御処理が実行される際に、処理
される各種データを一時的に格納するワークエリアを形
成する。
【0068】キー入力部34は、前述したモード切換ス
イッチ13、電源スイッチ14、シャッターキー15、
「+」キー16、及び「−」キー17により構成され、
各キーの押圧操作やスライド操作に応じた各種操作信号
をCPU35に出力する。
【0069】CPU(Central Processing Unit )35
は、ROM33に格納される各種制御プログラムに従っ
てデジタルカメラ1の各部を制御する中央演算処理装置
である。具体的には、CPU35は、モード切換スイッ
チ13がスライド操作されて撮影モード変更モードが指
定されると、撮影モード変更処理を実行し、選択された
撮影モード(映像撮影モードあるいはタイトル撮影モー
ド)に応じてROM32に格納された画像撮影用LUT
あるいはタイトル撮影用LUTを読み出してRAM33
にセットする。
【0070】また、CPU35は、撮影モードが映像撮
影モードに選択された場合は、シヤッターキー15の押
圧操作に対応した画像撮影処理を実行し、タイミングジ
ェネレータ24に映像取り込み信号を出力する。タイミ
ングジェネレータ24では、前記映像取り込み信号に基
づいてタイミング信号を生成して駆動回路23に出力
し、駆動回路23では、前記タイミング信号に基づいて
CCD20の露光及び読み出しタイミングを駆動制御し
て、CCD20により撮像信号を取り込む。A/D変換
器22では、前記取り込んだ撮像信号をアナログ信号か
らデジタル信号に変換し、シグナルジェネレータ25で
は、前記撮像信号に対して色演算処理を行なって画像デ
ータを生成してDRAM29に格納する。そして、CP
U35は、DRAM29に格納された画像データに対し
て前記RAM33にセットされた画像撮影用LUTに従
って輝度補正処理を行い、この画像データを圧縮/伸長
回路30に転送して圧縮処理を行なわせた後、この圧縮
された画像データをフラッシュメモリ31に格納する。
【0071】さらに、CPU35は、撮影モードがタイ
トル撮影モードに選択された場合は、シヤッターキー1
5の押圧操作に対応したタイトル撮影処理を実行し、タ
イミングジェネレータ24に映像取り込み信号を出力す
る。タイミングジェネレータ24では、前記映像取り込
み信号に基づいてタイミング信号を生成して駆動回路2
3に出力し、駆動回路23では、前記タイミング信号に
基づいてCCD20の露光及び読み出しタイミングを駆
動制御して、CCD20によりタイトル撮像信号を取り
込む。A/D変換器22では、前記取り込んだタイトル
撮像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、シ
グナルジェネレータ25では、前記タイトル撮像信号に
対して色演算処理を行ってタイトルデータを生成してD
RAM29に格納する。
【0072】そして、CPU35は、DRAM29に格
納されたタイトルデータに対して前記RAM33にセッ
トされたタイトル撮影用LUTに従って明暗を強調する
輝度補正処理を行い、このタイトルデータを表示部12
に表示して、タイトルとして使う部分の切り取り部分の
指定を行わせ、その切り取り部分が指定されたタイトル
データを、上記ROM32に格納された閾値テーブルか
ら読み出したデフォルト閾値データにより2値化して表
示部12に表示して、その2値化したタイトル表示に対
してROM32に格納された変更用閾値データを任意に
選択させ、最適な明暗を強調したタイトルデータとする
ための閾値データを、そのタイトルの表示変化を見なが
ら探させる。次いで、CPU35は、その最適な閾値で
2値化したタイトルデータを圧縮/伸長回路30に転送
して圧縮処理を行なわせた後、この圧縮されたタイトル
データをフラッシュメモリ31に登録する。
【0073】さらにまた、CPU35は、モード切換ス
イッチ13がスライド操作されてタイトル・プレート合
成モードが指定されると、タイトル・プレート合成処理
を実行し、合成するタイトルデータ、タイトル色デー
タ、プレートデータ、プレート色データ、及び画像デー
タを選択させるとともに、合成位置を選択させ、その選
択されたタイトルデータ、タイトル色データ、プレート
データ、及びプレート色データを、選択された画像テー
タの合成位置に合成し、この合成画像データを圧縮/伸
長回路30に転送して圧縮処理を行なわせた後、この圧
縮された合成画像データをフラッシュメモリ31に登録
するとともに、圧縮前の合成画像データを表示部12に
表示させる。
【0074】また、CPU35は、モード切換スイッチ
13がスライド操作されて通信モードが指定され、さら
にタイトル送信モードが指定されると、タイトル送信処
理を実行し、送信タイトルデータを選択させ、その選択
されたタイトルデータをフラッシュメモリ31から読み
出して通信制御部36により通信処理を実行させて、通
信ポート18及び通信ケーブル4を介して外部のパーソ
ナルコンピュータ等に送信させる。またこの通信モード
においてタイトル受信モードが指定されると、CPU3
5は、外部のパーソナルコンピュータ等からタイトルデ
ータを受信するタイトル受信処理を実行し、その外部の
パーソナルコンピュータ等から受信したタイトルデータ
を圧縮/伸長回路30に転送して圧縮処理を行なわせた
後、この圧縮されたタイトルデータをフラッシュメモリ
31内のタイトルテーブルに登録する。
【0075】さらに、CPU35は、通信モードにおい
てプレート送信モードが指定されると、プレート送信処
理を実行し、送信プレートデータを選択させ、その選択
されたプレートデータをフラッシュメモリ31から読み
出して通信制御部36により通信処理を実行させて、通
信ポート18及び通信ケーブル4を介して外部のパーソ
ナルコンピュータ等に送信させる。またこの通信モード
においてプレート受信モードが指定されると、CPU3
5は、外部のパーソナルコンピュータ等からプレートデ
ータを受信するプレート受信処理を実行し、その外部の
パーソナルコンピュータ等から受信したプレートデータ
を圧縮/伸長回路30に転送して圧縮処理を行なわせた
後、この圧縮されたプレートデータをフラッシュメモリ
31内のプレートテーブルに登録する。
【0076】通信制御部36は、当該デジタルカメラ1
と通信ポート18及び通信ケーブル4を介して接続され
た外部のパーソナルコンピュータとの間で授受されるシ
リアルデータ(画像データ、制御データ、タイトルデー
タ、プレートデータ等)の通信制御を行なう通信インタ
ーフェースである。
【0077】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0078】まず、上記CPU35により実行される撮
影モード変更処理について図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0079】デジタルカメラ1のユーザーにより、モー
ド切換スイッチ13がスライド操作されて撮影モード変
更モードが指定されたか否かを確認し(ステップS
1)、撮影モード変更モードが指定されると、さらに指
定された撮影モードが「画像撮影モード」か「タイトル
撮影モード」かを判別する(ステップS2)。「画像撮
影モード」が指定された場合は、ROM32内に格納さ
れている図3に示した画像撮影用LUTを読み出してR
AM33にセットし(ステップS3)、「タイトル撮影
モード」が指定された場合は、ROM32内に格納され
ている図4に示したタイトル撮影用LUTを読み出して
RAM33にセットして(ステップS4)、本撮影モー
ド変更処理を終了する。
【0080】この撮影モード変更処理により「画像撮影
モード」が指定された場合、CPU35では、シヤッタ
ーキー15の押圧操作に対応した画像撮影処理を実行し
て、タイミングジェネレータ24に映像取り込み信号を
出力する。タイミングジェネレータ24では、前記映像
取り込み信号に基づいてタイミング信号が生成されて駆
動回路23に出力され、駆動回路23では、前記タイミ
ング信号に基づいてCCD20の露光及び読み出しタイ
ミングが駆動制御されて、CCD20により撮像信号が
取り込まれる。A/D変換器22では、前記取り込んだ
撮像信号がアナログ信号からデジタル信号に変換され、
シグナルジェネレータ25では、前記撮像信号に対して
色演算処理が行なわれて画像データが生成されてDRA
M29に格納される。そして、CPU35では、DRA
M29に格納された画像データに対して前記ROM32
にセットされた図3に示した画像撮影用LUTに従って
輝度補正処理が行われ、この画像データを圧縮/伸長回
路30に転送して圧縮処理を行なわせた後、この画像デ
ータをフラッシュメモリ31に格納する。
【0081】この図3に示した画像撮影用LUTでは、
入力されるタイトルデータの輝度レベルに対して出力す
る輝度レベルが単純増加するように輝度補正レベルが設
定されている。
【0082】また、上記撮影モード変更処理により「タ
イトル撮影モード」が指定された場合、CPU35で
は、シヤッターキー15の押圧操作に対応したタイトル
撮影処理を実行する。このCPU35により実行される
タイトル撮影処理について図6に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0083】デジタルカメラ1のユーザーにより、モー
ド切換スイッチ13がスライド操作されて撮影モードが
タイトル撮影モードに指定されたことを確認すると(ス
テップS11)、上記撮影モード変更処理によりRAM
33にセットされたタイトル撮影用LUTに基づくタイ
トル撮影処理を実行する(ステップS12)。
【0084】すなわち、シヤッターキー15の押圧操作
に対応して、タイミングジェネレータ24に映像取り込
み信号を出力する。タイミングジェネレータ24では、
前記映像取り込み信号に基づいてタイミング信号が生成
されて駆動回路23に出力され、駆動回路23では、前
記タイミング信号に基づいてCCD20の露光及び読み
出しタイミングが駆動制御されて、CCD20によりタ
イトル撮像信号が取り込まれる。A/D変換器22で
は、前記取り込んだタイトル撮像信号がアナログ信号か
らデジタル信号に変換され、シグナルジェネレータ25
では、前記タイトル撮像信号に対して色演算処理が行わ
れてタイトルデータが生成されてDRAM29に格納さ
れる。
【0085】そして、CPU35は、DRAM29に格
納されたタイトルデータに対して前記ROM32にセッ
トされたタイトル撮影用LUTに従って明暗を強調する
輝度補正処理を行い、このタイトルデータを表示部12
に表示して、タイトルとして使う部分の切り取り部分の
指定を行わせる(ステップS13)。例えば、図7に示
すように「こんにちは」がタイトル取り込み範囲として
指定されると、そのタイトルデータをRAM33上に展
開し、ROM32内に格納された閾値テーブルに設定さ
れたデフォルト閾値データにより2値化し(ステップS
14)、この2値化したタイトルデータを表示部12に
表示する(ステップS15)。
【0086】そして、この表示したタイトルに対して閾
値の変更を促すため、前記閾値テーブルに設定された変
更閾値データをサブウインドウ画面等に一覧表示し、閾
値が変更されると、その変更された閾値に応じて2値化
タイトルの表示状態を変化させて、合成画像に最適な明
暗となる2値化タイトルの閾値を探させる(ステップS
16)。
【0087】すなわち、上記タイトルの撮像に際して色
演算処理により生成されたタイトルデータは、図4に示
したタイトル撮影用LUTにより輝度補正処理が行われ
るが、図4に示すタイトル撮影用LUTでは、入力され
るタイトルデータの輝度レベルに対して一定値以下は黒
レベル、一定値以上は白レベルとなるように輝度補正レ
ベルが設定されて、タイトル文字の明暗が強調されて表
示されるようになっている。この輝度補正されたタイト
ルデータに対して上記デフォルト閾値データにより2値
化することにより、その取り込み範囲が指定されたタイ
トルデータは、表示部12において白黒で表示される。
【0088】しかしながら、タイトルを撮影したときの
撮影条件は、例えば、明るいところ、暗いところ、全体
的にタイトルと背景との明暗がはっきりしている場合、
その明暗がはっきりしていない場合等、様々であるた
め、固定の閾値で2値化しただけではタイトルとして実
用的なデータが得られず、そのデフォルト閾値で2値化
表示されたタイトルを見ながら、変更用閾値データを変
更して明暗が最適なタイトルデータが得られるように、
最適な閾値を探す必要がある。
【0089】そして、最適な閾値が選択されると、その
最適閾値で当該タイトルデータを2値化してフラッシュ
メモリ31内のタイトルテーブルに登録して(ステップ
S17)、本タイトル撮影処理を終了する。
【0090】以上のように、本実施の形態のデジタルカ
メラ1では、通常の画像撮影モードの他にタイトル撮影
モードを備えることにより、既製のタイトル文字だけで
なく身の回りに存在する文字等を自由にタイトルデータ
として撮影登録することができるようになる。
【0091】次に、CPU35により実行されるタイト
ル・プレート合成処理について図8に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
【0092】デジタルカメラ1のユーザーにより、モー
ド切換スイッチ13がスライド操作されてタイトル・プ
レート合成モードが指定されると(ステップS21)、
フラッシュメモリ31内のタイトルテーブルに格納され
たタイトルデータを選択させるためのタイトル選択画面
を表示部12に表示して、タイトルデータの選択を促す
(ステップS22)。タイトルデータが選択されると、
フラッシュメモリ31内のタイトル色テーブルに格納さ
れたタイトル色データを選択させるためのタイトル色選
択画面に表示部12の表示を切り換えて、タイトル色デ
ータの選択を促す(ステップS23)。
【0093】タイトル色データが選択されると、フラッ
シュメモリ31内のプレートテーブルに格納されたタイ
トルの背景となるプレートデータを選択させるためのプ
レート選択画面に表示部12の表示を切り換えて、プレ
ートデータの選択を促す(ステップS24)。プレート
データが選択されると、フラッシュメモリ31内のプレ
ート色テーブルに格納されたプレート色データを選択さ
せるためのプレート色選択画面に表示部12の表示を切
り換えて、プレート色データの選択を促す(ステップS
25)。
【0094】プレート色データが選択されると、フラッ
シュメモリ31内に格納されている複数の画像データの
中から合成対象の画像データを選択させるための画像デ
ータ選択画面に表示部12の表示を切り換えて、画像デ
ータの選択を促す(ステップS25)。合成対象の画像
データが選択されると、その画像データをフラッシュメ
モリ31から読み出して圧縮/伸張回路30に転送して
伸張処理(復号化処理)させた後、RAM33内のワー
クエリアに展開して表示部12に表示し、この画像上で
タイトル及びプレートの合成位置を選択させる(ステッ
プS27)。
【0095】合成位置が選択されると、上記選択された
タイトルデータ、タイトル色データ、プレートデータ、
及びプレート色データを、フラッシュメモリ31内のタ
イトルテーブル、タイトル色テーブル、プレートテーブ
ル、及びプレート色テーブルからそれぞれ読み出して、
RAM33内のワークエリアに展開し、タイトルデータ
及びプレートデータが圧縮されている場合は、それぞれ
圧縮/伸張回路30に転送して伸張処理(復号化処理)
させた後、再度RAM33内のワークエリアに展開す
る。そして、そのRAM33内のワークエリアに展開さ
れた画像データの選択された合成位置に、そのワークエ
リアに展開されたタイトルデータ、タイトル色データ、
プレートデータ、及びプレート色データを合成する画像
合成処理を実行する(ステップS28)。
【0096】また、この画像合成処理に際しては、タイ
トルデータの文字の周りに数ドット程度の縁を付加し、
合成した画像を表示した時のタイトルの見栄えを良くす
るようにしてもよい。
【0097】次いで、その合成した画像データをフラッ
シュメモリ31内に登録するとともに(ステップS2
9)、その合成した画像データを表示部12に表示して
(ステップS30)、タイトル・プレート合成処理を終
了する。
【0098】このタイトル・プレート合成処理により合
成された画像の一例を図9(a)、(b)に示す。同図
(a)は、画像の選択した合成位置にタイトルとプレー
トを合成した例であり、同図(b)は、画像の選択した
合成位置にタイトルのみを合成した例である。したがっ
て、上記タイトル・プレート合成処理では、タイトルと
プレートの両方を選択して合成することと、タイトルの
みを選択して合成することが可能である。また、この図
9(a)、(b)に示した各合成画像では、その合成さ
れたタイトル及びプレートに任意の色を設定することが
でき、その合成画像の多様化を容易に実現することがで
きる。
【0099】以上のように、本実施の形態のデジタルカ
メラ1では、上記タイトル撮影モードで登録された任意
のタイトルデータと、予め登録された任意のプレートデ
ータとを選択して、画像データの任意の合成位置に合成
可能とするタイトル・プレート合成モードを備えること
により、デジタルカメラ1単体で画像とタイトルの合成
を行うことができ、撮影画像を装飾することが容易にで
きる。
【0100】次に、CPU35により実行されるタイト
ル送信処理について図10に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0101】デジタルカメラ1のユーザーにより、モー
ド切換スイッチ13がスライド操作されて通信モードが
指定され、さらにタイトル送信モードが指定されると
(ステップS31)、フラッシュメモリ31内のタイト
ルテーブルに格納されたタイトルデータを選択させるた
めのタイトル選択画面を表示部12に表示して、送信対
象のタイトルデータの選択を促す(ステップS32)。
送信対象のタイトルデータが選択されると、フラッシュ
メモリ31内のタイトルテーブルに格納されている当該
送信対象のタイトルデータを読み出して通信制御部36
に転送して、通信制御部36により通信制御処理を実行
させて、通信ポート18及び通信ケーブル4を介して図
示しない外部のパーソナルコンピュータ等に選択された
タイトルデータを送信して(ステップS33)、本タイ
トル送信処理を終了する。
【0102】次に、CPU35により実行されるタイト
ル受信処理について図11に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0103】デジタルカメラ1のユーザーにより、モー
ド切換スイッチ13がスライド操作されて通信モードが
指定され、さらにタイトル受信モードが指定されると
(ステップS41)、外部の図示しないパーソナルコン
ピュータ等から送信されるタイトルデータの通信制御部
36における受信を待機し(ステップS42)、その外
部のパーソナルコンピュータ等から通信ケーブル4及び
通信ポート18を介して通信制御部36の通信制御によ
りタイトルデータの受信を確認すると、その受信したタ
イトルデータをフラッシュメモリ31内のタイトルテー
ブルに登録して(ステップS43)、本タイトル受信処
理を終了する。
【0104】次に、CPU35により実行されるプレー
ト送信処理について図12に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0105】デジタルカメラ1のユーザーにより、モー
ド切換スイッチ13がスライド操作されて通信モードが
指定され、さらにプレート送信モードが指定されると
(ステップS51)、フラッシュメモリ31内のプレー
トテーブルに格納されたプレートデータを選択させるた
めのプレート選択画面を表示部12に表示して、送信対
象のプレートデータの選択を促す(ステップS52)。
送信対象のプレートデータが選択されると、フラッシュ
メモリ31内のプレートテーブルに格納されている当該
送信対象のプレートデータを読み出して通信制御部36
に転送して、通信制御部36により通信制御処理を実行
させて、通信ポート18及び通信ケーブル4を介して図
示しない外部のパーソナルコンピュータ等に選択された
プレートデータを送信して(ステップS53)、本プレ
ート送信処理を終了する。
【0106】次に、CPU35により実行されるプレー
ト受信処理について図13に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0107】デジタルカメラ1のユーザーにより、モー
ド切換スイッチ13がスライド操作されて通信モードが
指定され、さらにプレート受信モードが指定されると
(ステップS61)、外部の図示しないパーソナルコン
ピュータ等から送信されるプレートデータの通信制御部
36における受信を待機し(ステップS62)、その外
部のパーソナルコンピュータ等から通信ケーブル4及び
通信ポート18を介して通信制御部36の通信制御によ
りプレートデータの受信を確認すると、その受信したプ
レートデータをフラッシュメモリ31内のプレートテー
ブルに登録して(ステップS63)、本プレート受信処
理を終了する。
【0108】以上のように、本実施の形態のデジタルカ
メラ1では、上記タイトル送信モード、タイトル受信モ
ード、プレート受信モード、及びプレート送信モードを
備えることにより、デジタルカメラ1で撮影して登録し
たタイトルデータ、及び登録されたプレートデータを外
部のパーソナルコンピュータに送信したり、そのパーソ
ナルコンピュータからタイトルデータ及びプレートデー
タを受信することができ、パーソナルコンピュータにイ
ンストールされたグラフィックソフト等で受信したタイ
トルデータ及びプレートデータを利用することができ、
タイトルデータとプレートデータの利用範囲が拡大す
る。
【0109】また、デジタルカメラ1では、パーソナル
コンピュータ1から受信したタイトルデータとプレート
データを、上記画像合成処理に利用することにより、多
様な画像合成処理を容易に実現することができる。
【0110】以上のように、本実施の形態のデジタルカ
メラ1では、通常の画像撮影モードの他にタイトル撮影
モードを備えることにより、既製のタイトル文字だけで
なく身の回りに存在する文字等を自由にタイトルデータ
として撮影して登録することができ、また、タイトル撮
影モードで登録された任意のタイトルデータと、予め登
録された任意のプレートデータとを選択して、画像デー
タの任意の合成位置に合成するタイトル・プレート合成
モードを備えることにより、従来のようにデジタルカメ
ラ以外にパーソナルコンピュータ等の画像を合成するた
めの情報処理装置を用意する必要がなくなり、デジタル
カメラにおいて低コストでタイトルと画像の合成機能を
実現することができる。
【0111】また、本実施の形態のデジタルカメラ1で
は、タイトル送信モード、タイトル受信モード、プレー
ト受信モード、及びプレート送信モードを備えることに
より、デジタルカメラ1で撮影して登録したタイトルデ
ータ、及び登録されたプレートデータを外部のパーソナ
ルコンピュータに送信したり、そのパーソナルコンピュ
ータからタイトルデータ及びプレートデータを受信する
ことができるため、デジタルカメラとパーソナルコンピ
ュータ等の外部の情報処理装置の双方で、タイトルデー
タとプレートデータの有効利用を図ることができる。
【0112】なお、上記実施の形態においては、本発明
の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合を例に挙
げて説明したが、これはデジタルカメラに限定されるも
のではなく、例えば、ビデオカメラなどであってもよ
い。
【0113】また、本発明は、例えば、CCDカメラを
備えたPCMCIA(Personal Co-mputer Memory Card
International Association)規格のPCカメラカード
などを装着することにより撮像機能(画像入力機能)を
有することとなるパーソナルコンピュータなどの電子機
器に対しても適用可能である。
【0114】また、上記実施の形態におけるデジタルカ
メラ1では、各種制御プログラムを記憶媒体であるRO
Mに格納する構成としたが、記憶媒体はROMに代表さ
れる半導体メモリに限定されるものではなく、磁気的、
光学的記録媒体などであってもよい。また、この記憶媒
体は、デジタルカメラに対して着脱自在に装着可能なも
のであってもよい。
【0115】
【発明の効果】請求項1記載の発明の撮像装置によれ
ば、他のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用
意しなくても、撮像装置だけで撮像画像に撮像した任意
のタイトル文字を合成する画像合成機能を実現すること
ができる。
【0116】請求項2記載の発明の撮像装置によれば、
他のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用意し
なくても、撮像装置だけで撮像画像に撮像した任意のタ
イトル文字とそのタイトルの下地としてプレートを合成
する画像合成機能を実現することができる。
【0117】請求項3記載の発明の撮像装置によれば、
撮像装置に付加された前記画像合成機能の充実を図るこ
とができる。
【0118】請求項4記載の発明の撮像装置によれば、
画像データに合成するタイトルデータの明暗が最適にな
るように、その撮像時のタイトルデータの輝度レベルを
補正することができる。
【0119】請求項5記載の発明の撮像装置によれば、
画像データに合成するタイトルデータに任意の色を設定
することができ、その画像に合成したタイトルを見易く
することができ、撮影画像を装飾することが容易にでき
る。
【0120】請求項6記載の発明の撮像装置によれば、
画像データに合成するタイトルデータの下地に合成する
プレートデータに任意の色を設定することができ、その
画像に合成したタイトルを装飾することができ、撮影画
像の装飾を多様化することができる。
【0121】請求項7記載の発明の撮像装置によれば、
画像データに合成するタイトルデータの見栄えを良くす
ることができる。
【0122】請求項8記載の発明の撮像装置によれば、
外部の機器にグラフィックソフト等がインストールされ
ていれば、その受信したタイトルデータ及びプレートデ
ータを利用することができ、タイトルデータとプレート
データの利用範囲が拡大する。また、撮像装置では、外
部の機器から受信したタイトルデータとプレートデータ
を、上記画像合成処理に利用することにより、多様な画
像合成処理を容易に実現することができる。
【0123】請求項9記載の発明の撮像方法によれば、
撮像装置において上記撮像方法を実行することで、撮影
モードとしてタイトル撮影モードと、その撮影したタイ
トルデータを撮影した画像データに合成する画像合成機
能と、を撮像装置に付加することができる。
【0124】請求項10記載の発明の撮像方法によれ
ば、撮像装置において上記撮像方法を実行することで、
撮影モードとしてタイトル撮影モードと、その撮影した
タイトルデータと記憶されたプレートデータとを撮影し
た画像データに合成する画像合成機能と、を撮像装置に
付加することができる。
【0125】請求項11記載の発明の記憶媒体によれ
ば、コンピュータによって記憶媒体に格納されているプ
ログラムを読み出して実行することで、撮影モードとし
てタイトル撮影モードと、その撮影したタイトルデータ
を撮影した画像データに合成する画像合成機能と、を撮
像装置に付加することができる。
【0126】請求項12記載の発明の記憶媒体によれ
ば、コンピュータによって記憶媒体に格納されているプ
ログラムを読み出して実行することで、撮影モードとし
てタイトル撮影モードと、その撮影したタイトルデータ
と記憶されたプレートデータとを撮影した画像データに
合成する画像合成機能と、を撮像装置に付加することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置、撮像方法及び記憶媒体を適
用した一実施の形態のデジタルカメラ1の外観斜視図で
ある。
【図2】図1のデジタルカメラ1内の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2のROMに格納された画像撮影用LUTの
一例を示す図である。
【図4】図2のROMに格納されたタイトル撮影用LU
Tの一例を示す図である。
【図5】図2のCPU35により実行される撮影モード
変更処理を示すフローチャートである。
【図6】図2のCPU35により実行されるタイトル撮
影処理を示すフローチャートである。
【図7】図6のタイトル撮影処理において取り込み範囲
が指定されたタイトルデータの一例を示す図である。
【図8】図2のCPU35により実行されるタイトル・
プレート合成処理を示すフローチャートである。
【図9】図8のタイトル・プレート合成処理により画像
データに合成されたタイトル・プレートの合成例(同図
(a))と、タイトルのみの合成例(同図(b))を示
す図である。
【図10】図2のCPU35により実行されるタイトル
送信処理を示すフローチャートである。
【図11】図2のCPU35により実行されるタイトル
受信処理を示すフローチャートである。
【図12】図2のCPU35により実行されるプレート
送信処理を示すフローチャートである。
【図13】図2のCPU35により実行されるプレート
受信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 4 通信ケーブル 11 撮像レンズ 12 表示部 13 モード切換スイッチ 14 電源スイッチ 15 シヤッターキー 16 「+」キー 17 「−」キー 18 通信ポート 20 CCD 21 バッファ 22 A/D変換器 23 駆動回路 24 タイミングジェネレータ 25 シグナルジェネレータ 26 VRAM 27 D/A変換器 28 バッファ 29 DRAM 30 圧縮/伸張回路 31 フラッシュメモリ 32 ROM 33 RAM 34 キー入力部 35 CPU 36 通信制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を撮像する画像撮影モードと、当該画
    像に合成するタイトルを撮像するタイトル撮影モード
    と、を択一的に選択する撮影モード選択手段と、 前記画像撮影モードにおいて撮像された画像データを補
    正する第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにお
    いて撮像されたタイトルデータを補正する第2の補正情
    報と、を設定する補正情報設定手段と、 前記撮影モード選択手段により選択された前記各撮影モ
    ードに応じて撮像された画像データあるいはタイトルデ
    ータを、前記補正情報設定手段に設定された第1の補正
    情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正する画像補
    正手段と、 この画像補正手段により補正された画像データとタイト
    ルデータを合成する画像合成手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】画像を撮像する画像撮影モードと、当該画
    像に合成するタイトルを撮像するタイトル撮影モード
    と、を択一的に選択する撮影モード選択手段と、 前記画像撮影モードにおいて撮像された画像データを補
    正する第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにお
    いて撮像されたタイトルデータを補正する第2の補正情
    報と、を設定する補正情報設定手段と、 前記タイトルデータの下地となるプレートデータを記憶
    する記憶手段と、 前記撮影モード選択手段により選択された前記各撮影モ
    ードに応じて撮像された画像データあるいはタイトルデ
    ータを、前記補正情報設定手段に設定された第1の補正
    情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正する画像補
    正手段と、 この画像補正手段により補正されたタイトルデータに前
    記記憶手段に記憶されたプレートデータを下地として合
    成するとともに、該プレートデータと合成されたタイト
    ルデータを前記補正された画像データに合成する画像合
    成手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】前記画像データに合成する前記タイトルデ
    ータ及び前記プレートデータの合成位置関係を指定する
    合成位置指定手段を更に備え、 前記画像合成手段は、この合成位置指定手段により指定
    された合成位置関係に基づいて前記補正された画像デー
    タに前記補正されたタイトルデータ及びプレートデータ
    を合成することを特徴とする請求項1あるいは2記載の
    撮像装置。
  4. 【請求項4】前記タイトル撮影モードにおいて撮像され
    たタイトルデータの輝度レベルを補正する補正レベルを
    任意に指定する補正レベル指定手段を更に備え、 前記補正情報設定手段は、この補正レベル指定手段によ
    り指定された補正レベルを前記第2の補正情報として設
    定することを特徴とする請求項1あるいは2記載の撮像
    装置。
  5. 【請求項5】前記タイトルデータに設定する色データを
    任意に指定する色データ指定手段を更に備え、 前記画像合成手段は、前記画像補正手段により補正され
    た画像データとタイトルデータを合成する際に、前記色
    データ指定手段により指定された色データを当該タイト
    ルデータに設定して合成することを特徴とする請求項1
    あるいは2記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段に記憶されたプレートデータ
    に設定する色データを任意に指定する色データ指定手段
    を更に備え、 前記画像合成手段は、前記画像補正手段により補正され
    たタイトルデータに前記記憶手段に記憶されたプレート
    データを下地として合成する際に、前記色データ指定手
    段により指定された色データを当該プレートデータに設
    定して合成することを特徴とする請求項2記載の撮像装
    置。
  7. 【請求項7】前記画像合成手段は、前記画像補正手段に
    より補正された画像データとタイトルデータを合成する
    際に、当該タイトルデータの周囲に所定ドット幅の縁を
    付加して合成することを特徴とする請求項1あるいは2
    記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】外部の通信機能を備えた機器との間でデー
    タ通信を行う通信制御機能を備えた通信手段を更に備
    え、 この通信手段は、前記画像補正手段により補正されたタ
    イトルデータあるいは前記記憶手段に記憶されたプレー
    トデータを前記外部の機器に送信し、また、当該外部機
    器から当該タイトルデータあるいはプレートデータを受
    信することを特徴とする請求項1あるいは2記載の撮像
    装置。
  9. 【請求項9】撮像装置における画像データとタイトルデ
    ータとの画像合成機能を実現するための撮像方法であっ
    て、 画像を撮像する画像撮影モードと、当該画像に合成する
    タイトルを撮像するタイトル撮影モードと、を択一的に
    選択し、 前記画像撮影モードにおいて撮像された画像データを補
    正する第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにお
    いて撮像されたタイトルデータを補正する第2の補正情
    報と、を設定し、 前記選択された前記各撮影モードに応じて撮像された画
    像データあるいはタイトルデータを、前記設定された第
    1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正
    し、 この補正された画像データとタイトルデータとを合成す
    ることを特徴とする撮像方法。
  10. 【請求項10】撮像装置における画像データとタイトル
    データ及びプレートデータとの画像合成機能を実現する
    ための撮像方法であって、 画像を撮像する画像撮影モードと、当該画像に合成する
    タイトルを撮像するタイトル撮影モードと、を択一的に
    選択し、 前記画像撮影モードにおいて撮像された画像データを補
    正する第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにお
    いて撮像されたタイトルデータを補正する第2の補正情
    報と、を設定し、 前記選択された前記各撮影モードに応じて撮像された画
    像データあるいはタイトルデータを、前記設定された第
    1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正
    し、 この補正されたタイトルデータに記憶手段に記憶された
    プレートデータを下地として合成するとともに、該プレ
    ートデータと合成されたタイトルデータを前記補正され
    た画像データに合成することを特徴とする撮像方法。
  11. 【請求項11】撮像装置における画像データとタイトル
    データとの画像合成機能を実現するためのコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
    て、 画像を撮像する画像撮影モードと、当該画像に合成する
    タイトルを撮像するタイトル撮影モードと、を択一的に
    選択させるプログラムコードと、 前記画像撮影モードにおいて撮像された画像データを補
    正する第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにお
    いて撮像されたタイトルデータを補正する第2の補正情
    報と、を設定させるプログラムコードと、 前記選択された前記各撮影モードに応じて撮像された画
    像データあるいはタイトルデータを、前記設定された第
    1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正さ
    せるプログラムコードと、 この補正された画像データとタイトルデータとを合成さ
    せるプログラムコードと、 を格納したことをことを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】撮像装置における画像データとタイトル
    データ及びプレートデータとの画像合成機能を実現する
    ためのコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納
    した記憶媒体であって、 画像を撮像する画像撮影モードと、当該画像に合成する
    タイトルを撮像するタイトル撮影モードと、を択一的に
    選択させるプログラムコードと、 前記画像撮影モードにおいて撮像された画像データを補
    正する第1の補正情報と、前記タイトル撮影モードにお
    いて撮像されたタイトルデータを補正する第2の補正情
    報と、を設定させるプログラムコードと、 前記選択された前記各撮影モードに応じて撮像された画
    像データあるいはタイトルデータを、前記設定された第
    1の補正情報あるいは第2の補正情報に基づいて補正さ
    せるプログラムコードと、 この補正されたタイトルデータに記憶手段に記憶された
    プレートデータを下地として合成するとともに、該プレ
    ートデータと合成されたタイトルデータを前記補正され
    た画像データに合成させるプログラムコードと、 を格納したことをことを特徴とする記憶媒体。
JP9158916A 1997-06-16 1997-06-16 撮像装置、撮像方法及び記憶媒体 Abandoned JPH118819A (ja)

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JP9158916A JPH118819A (ja) 1997-06-16 1997-06-16 撮像装置、撮像方法及び記憶媒体
US09/094,862 US6483540B1 (en) 1997-06-16 1998-06-15 Image data processing apparatus method and program storage medium for processing image data
TW087109576A TW407422B (en) 1997-06-16 1998-06-16 Image data processing apparatus and method, and program storage medium for processing image data
KR1019980022599A KR100293153B1 (ko) 1997-06-16 1998-06-16 이미지데이터처리장치및방법과,이미지데이터처리프로그램기억매체
EP98111036A EP0886440B1 (en) 1997-06-16 1998-06-16 Apparatus, method and program storage medium for processing image data
DE69835395T DE69835395T2 (de) 1997-06-16 1998-06-16 Vorrichtung, Verfahren und Programmspeichermedium zur Bilddatenverarbeitung

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7593045B2 (en) 2003-12-15 2009-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Digital camera, image output method, and program for outputting selected image data

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