JPH1187072A - 調光器 - Google Patents

調光器

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JPH1187072A
JPH1187072A JP9249188A JP24918897A JPH1187072A JP H1187072 A JPH1187072 A JP H1187072A JP 9249188 A JP9249188 A JP 9249188A JP 24918897 A JP24918897 A JP 24918897A JP H1187072 A JPH1187072 A JP H1187072A
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JP
Japan
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case
dimmer
mounting frame
cover
operation knob
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JP9249188A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Ishigami
義久 石神
Toshihiro Kawarada
俊博 川原田
Sadashige Sakai
禎茂 坂井
Tomiyuki Ota
富之 太田
Yasushi Nishioka
恭志 西岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to CNB971221081A priority patent/CN1190109C/zh
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Publication of JPH1187072A publication Critical patent/JPH1187072A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H19/00Switches operated by an operating part which is rotatable about a longitudinal axis thereof and which is acted upon directly by a solid body external to the switch, e.g. by a hand
    • H01H19/02Details
    • H01H19/10Movable parts; Contacts mounted thereon
    • H01H19/14Operating parts, e.g. turn knob
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】埋込型の配線器具との連設が可能な調光器を提
供する。 【解決手段】ケース1は、ボディ10とカバー20とを
結合して構成される。ケース1は施工面に固定される埋
込型の配線器具用の取付枠110に取り付けられ、ケー
ス1の後端部は施工面に埋め込まれた形で設置される。
ケース1の側面には、取付枠110に形成された保持溝
に係合する係止爪25が突設されている。ケース1は、
取付枠110に最大3個まで取り付けることができる寸
法に形成されている。ケース1には、照明負荷の調光レ
ベルを設定するためのボリュームVRが納装され、ケー
ス1の前面には、ボリュームVRの抵抗値を変化させる
ための操作摘子60が露出している。ケースの側面には
放熱用のスリット17が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面のような施工
面に一部を埋め込んだ形で施工され照明負荷を所望の調
光レベルで点灯させるように操作される調光器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の調光器は、白熱灯などの
照明負荷の調光レベルを設定する調光設定器を備えてい
る。調光設定器としては、回転式のボリュームが用いら
れ、ケースの前面から露出した操作摘子の操作によりボ
リュームの抵抗値を変化させて照明負荷を調光制御する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記調光器
は、ケース内に、照明負荷に対して直列接続され照明負
荷への供給電力を制御する電力制御手段としてのトライ
アックを備え、照明負荷とトライアックとの直列回路が
商用電源に接続され、トライアックのゲートに制御信号
を与えて位相制御することにより、照明負荷への供給電
力が調節されて調光がなされる。
【0004】しかしながら、埋込型の調光器は、トライ
アックの発熱によりケースが高温になるのを防ぐため
に、埋込ボックスに取着される金属製の取付枠とケース
とが一体式になっており、専用の取付枠が必要なので、
スイッチやコンセントなどの他の配線器具とは別途に設
置スペースを確保する必要があり、施工に手間がかかる
という不具合があった。
【0005】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、埋込型の配線器具と連設が可能な調
光器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、照明負荷の調光レベルを設定す
る調光設定器と、調光設定器の操作摘子が前面に露出す
るケースとを備え、ケースは、埋込型の配線器具用の取
付枠に該取付枠の開口窓からケースの前面が露出する形
で最大3個まで連設して取り付けることができる単位寸
法の埋込型の配線器具の1個分に相当する寸法に形成さ
れて成ることを特徴とするものであり、上記取付枠にコ
ンセントやスイッチなどの配線器具と連設することがで
きる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ケースは、後端側のボディと、前端側のカバーと、
ボディとカバーとを結合するようにボディの前面側から
嵌合される一対の略コ字形の組立枠とで構成され、上記
取付枠に取り付けることができる取付部を備えているの
で、上記取付枠にコンセントやスイッチなどの配線器具
と容易に連設することができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、他の規格化されたコンセントやスイッチなどの配線
器具と同じ施工方法で施工することができ、施工業者に
とって施工作業が容易になる。請求項4の発明は、請求
項1の発明において、ケースは、後端側のボディと前端
側のカバーとからなり、ボディの外側面に突設した組立
爪と、カバーから突出する組立片に設けた組立孔との凹
凸係合によりボディとカバーとが結合され、カバーの両
側面には上記取付枠に形成された保持部に係止される係
止爪が突設されているので、請求項2及び請求項3の発
明に比べて部品点数を減らすことができ、製造工程の簡
略化及び低コスト化が可能となる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
の発明において、ケースには、ケースに形成された一対
の電線挿入口から挿入される電線がそれぞれ接続される
一対の端子板と、各端子板それぞれに電線を圧接接続す
る一対の鎖錠ばねと、各端子板と各電線との接続を外す
ために両鎖錠ばねを圧接解除方向に撓ませる解除釦とが
納装され、両鎖錠ばね間に解除釦の一部が介在している
ので、ねじ式の端子構造に比較して施工上の安全性が確
保でき、また、電線が容易に且つ確実に接続できること
から均一な結線と省施工化が図れ、しかも、挿入された
電線が他の端子に接触するのを解除釦により防止するこ
とができ絶縁性を高めることができる。
【0010】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
の発明において、ケース内に、照明負荷をオンオフする
スイッチを備え、操作摘子の後部には、調光レベルを下
げる向きに所定位置まで操作されたときに照明負荷をオ
フするようにスイッチを押圧する押圧部が突設されてい
るので、操作摘子を操作することによって照明負荷のオ
ンオフ及び調光がなされる。
【0011】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、上記押圧部の前部には、凹部が形成され、カバーの
後面側には、操作摘子が上記所定位置まで操作されたと
きに前記凹部に係脱自在に係合する係合突起が突設され
ているので、操作摘子を所定位置まで操作したときにク
リック感を得ることができる。請求項8の発明は、請求
項1乃至請求項7の発明において、ケース内に、照明負
荷への供給電力を制御する電力制御素子と、電力制御素
子に取着される放熱板とを備え、放熱板は、略U形に形
成されているので、ケースの温度上昇を抑制することが
でき、また、放熱板を略U字形にすることにより、略L
字形の放熱板に比べて放熱板の面積を大きくすることが
可能となり、放熱効果を高めることができる。
【0012】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、ケース後面の内側には放熱板と当接する複数の突起
が突設されているので、ケース後面の内側と放熱板との
間に隙間が生じるから、ケース後面の温度上昇を抑制す
ることができる。請求項10の発明は、請求項1乃至請
求項9の発明において、ケースは、長手方向と略平行な
両側面に放熱用のスリットが形成されているので、スリ
ットが形成されていることにより放熱性を高めることが
でき、長手方向と略平行な両側面にスリットを形成する
ことにより、ケースの長手方向と直交する面に形成する
場合に比べてスリットの数を増やすことができ、放熱性
をより一層高めることが可能となる。
【0013】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、ケース後面の上部には、上記スリットよりも上
方の位置で斜め後方へ下降傾斜する防水用溝が形成され
ているので、ケース内へスリットを通して水滴などが浸
入するのを防止することができる。請求項12の発明
は、請求項4乃至請求項11の発明において、カバーと
ボディとは凹凸嵌合されているので、落下などに対する
ケースの耐衝撃性を高めることができる。
【0014】請求項13の発明は、請求項6乃至請求項
12の発明において、調光設定器は、回転式のボリュー
ムと、後部にケース前面の内側に当接する鍔部を備えボ
リュームの操作軸が挿入嵌合される操作摘子とで構成さ
れ、操作軸の先端面と操作摘子との間に弾性体が介装さ
れているので、操作摘子の鍔部がケース前面の内側に確
実に押し付けられるから、ケースに対する操作摘子のが
たつきを防止でき、操作摘子の操作荷重が略一定に保た
れるから、スイッチの操作片を押圧部により確実に押す
ことができ、また、操作摘子とケースとの間の隙間から
水滴が浸入するのを防止できる。
【0015】請求項14の発明は、請求項1乃至請求項
12の発明において、調光設定器は、スライド式のボリ
ュームと、ボリュームの操作軸に連結される操作摘子と
で構成されているので、請求項13の発明に比べて調光
レベルを感覚的に認識しやすくなる。請求項15の発明
は、請求項5の発明において、上記鎖錠ばねと上記端子
板とで構成される端子と、上記解除釦とは、ケースの長
手方向の一端部に配設され、ケースは、上記一端部の後
面に上記電線を収納するための凹所が形成されているの
で、電線挿入口の後方の空間を広く確保することができ
る。
【0016】請求項16の発明は、照明負荷の調光レベ
ルを設定する調光設定器と、調光設定器の操作摘子が前
面に露出するケースとを備え、ケースは、埋込型の配線
器具用の取付枠に該取付枠の開口窓からケースの前面が
露出する形で最大3個まで連設して取り付けることがで
きる単位寸法の埋込型の配線器具の2個分に相当する寸
法に形成されて成ることを特徴とするものであり、従来
のような専用の取付枠が不要となり、上記配線器具用の
取付枠にスイッチやコンセントなどの他の配線器具と連
設することができ、また、別途に設置スペースを設ける
必要がなく施工が容易になる。また、専用の取付枠が不
要となるから、低コスト化を図ることができる。
【0017】請求項17の発明は、請求項16の発明に
おいて、ケースは、後端側のボディと前端側のカバーと
からなり、ボディの外側面に突設した組立爪と、カバー
から突出する組立片に設けた組立孔との凹凸係合により
ボディとカバーとが結合されるので、ボディとカバーと
を別部材を用いることなく簡単に結合することができ
る。
【0018】請求項18の発明は、請求項16又は請求
項17の発明において、ケースの両側面には上記取付枠
に形成された保持部に係止される係止爪が突設されてい
るので、コンセントやスイッチなどの配線器具と同じ施
工方法で施工することができ、施工業者にとって施工が
容易になる。請求項19の発明は、請求項16乃至請求
項18の発明において、ケースは、後面に放熱用のスリ
ットが形成されているので、ケース内の温度が上昇する
のを抑制することができる。
【0019】請求項20の発明は、請求項17乃至請求
項19の発明において、操作摘子の後部に、前後方向に
略直交するリブを突設し、カバーの後面側には、照明負
荷をオフする位置まで操作摘子が操作されたときに上記
リブが係合する係合溝が形成されているので、操作摘子
を上記位置まで操作したときにクリック感が得られ、操
作感触が良くなるとともに、照明負荷をオフする位置ま
で操作したことを使用者が確実に認識することができ
る。
【0020】請求項21の発明は、請求項17乃至請求
項20の発明において、ケース内に、照明負荷への供給
電力を制御する電力制御素子と、電力制御素子に取着さ
れる放熱板とを備え、放熱板の外周部の要所から係合爪
が突設され、ボディの内側面には、放熱板の係合爪が係
合する係合突起が突設されているので、放熱板をボディ
に容易に固定することができる。
【0021】請求項22の発明は、請求項21の発明に
おいて、放熱板には位置決め用の位置決め孔が形成さ
れ、ボディ後面の内側には上記位置決め孔に挿入される
位置決め用リブが突設されているので、ねじ等を使うこ
となしに放熱板の位置決めがなされる。請求項23の発
明は、請求項21又は請求項22の発明において、ケー
ス後面の内側には放熱板と当接する複数の小さな突起が
突設されているので、ケース後面の内側と放熱板との間
に隙間が生じるから、放熱性がよくなり、ケース後面の
温度上昇を抑制することができる。
【0022】請求項24の発明は、請求項21乃至請求
項23の発明において、放熱板は、ボディの内周面に沿
う形に適宜折曲されているので、放熱板の面積を大きく
することが可能となり、放熱効果を高めることができ
る。請求項25の発明は、請求項16乃至請求項24の
発明において、調光設定器は、スライド式のボリューム
と、ボリュームの操作軸に連結される操作摘子とで構成
されているので、調光レベルを感覚的に認識しやすくな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本実施形態の調光器を図1乃至図12を
参照しながら説明する。本実施形態の調光器のケース1
は、埋込型の配線器具用の取付枠110に該取付枠11
0の開口窓111からケース1の前面が露出する形で最
大3個まで連設して取り付けることができるように寸法
設定された単位寸法の埋込型の配線器具の1個分に相当
する寸法に形成されている。ケース1は、熱硬化性合成
樹脂製(例えば、メラミンフェノール樹脂製)であって
前面が開放された直方体状に形成されたボディ10と、
弾性を有する合成樹脂製(例えば、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂=PBT樹脂製)であって後面が開放され
た直方体状に形成されたカバー20とを結合して形成さ
れる。
【0024】ボディ10の長手方向の上下(図3の上
下)両端面には組立爪11が突設されている。一方、カ
バー20の上下両端部にはそれぞれ肩部21が突設さ
れ、各肩部21の後縁からボディ10に向かってそれぞ
れ組立片22が突設されている。各組立片22にはボデ
ィ10に設けた組立爪11と凹凸係合する係合孔22a
が形成されている。組立爪11の前端部には前方ほどボ
ディ10からの突出量を小さくするように傾斜した誘導
面11aが形成されている。したがって、ボディ10に
カバー20を組み付けるときには、組立片22が誘導面
11aに沿って撓み、最終的に組立片22に設けた係合
孔22aが組立爪11に嵌合することによって、ボディ
10とカバー20とが結合される。このように、組立片
22を撓ませる必要があるから、カバー20を弾性を有
した合成樹脂で形成しているのである。
【0025】ここで、組立片22の成形時には樹脂の流
れが複数形成されて組立片22の先端部付近で合流する
から、組立片22の先端部にはウェルドラインが形成さ
れやすい。組立片22は上述のように撓みを利用して組
立爪11と係合するものであるから、ウェルドラインが
形成されると撓み時に折れやすくなるという問題が生じ
る。そこで、本実施形態では、ウェルドラインが形成さ
れる部位については部分的に厚みを大きくした補強部2
2bを形成して組立片22が割れるのを防止している。
また、係合孔22aの後縁から前方に補強片22cを延
設してある。ボディ10に設けた組立爪11は補強片2
2cに係合するように後端部が二股状に形成されてい
る。したがって、厚肉の補強部22bを補強片22cに
も形成してあり、ウェルドラインの形成による組立片2
2の割れをより確実に防止することができる。
【0026】なお、係合孔22aの形状は上記形状に限
定するものではなく、例えば、図13に示すように組立
片22に2個の係合孔22aを形成してもよく、この場
合にはボディ10において上下両端面それぞれに2個の
組立爪11を突設すればよい。また、図14に示すよう
に矩形状の係合孔22aを形成してもよい。ボディ10
は長手方向の中間部に設けた仕切壁12により内部空間
が端子収納室13と回路収納室14とに2分されてい
る。ボディ10の周壁の適所には前方に突出する位置決
め突部10dが突設されるともに位置決め凹部10cが
形成されている。つまり、本実施形態では、ボディ10
とカバー20とが結合されたときに、位置決め突部10
dがカバー20の周壁に形成した凹部20dに係合する
とともに、位置決め凹部10cにカバー20の周壁から
後方に突出する突部(図示せず)が係合するので、ボデ
ィ10に対するカバー20のがたつきを防止でき、ま
た、落下などに対する耐衝撃性を高めることができる。
また、図3に示すように、ボディ10の長手方向におけ
る略中央の位置から位置決め突部10dの上下の段差部
までの距離をそれぞれH1 ,H2 としたときにH1 ≠H
2 とすれば、組立時のボディ10へのカバー20の逆組
みを禁止できる。
【0027】ボディ10内において仕切壁12を介して
形成された端子収納室13には、速結端子よりなる一対
の端子30が納装される。端子30は、端子板35と鎖
錠ばね36とで構成され、鎖錠ばね36は、端子板35
と鎖錠ばね36との間に電線挿入口15(図5及び図6
参照)に挿入された電線に食い込んで抜け止めをする鎖
錠片36bと、電線に弾接する接触片36aとを備えて
いる。すなわち、ボディ10の後壁には鎖錠ばね36と
端子片35との間に電線を導入することができるように
電線挿入口15が形成されている。この電線挿入口15
を通して鎖錠ばね36と端子板35との間に、鎖錠片3
6a側から電線を挿入すると、接触片36a及び鎖錠片
36aのばね力によって電線が端子板35との間に挟持
され、かつ鎖錠片36bが電線に食い込むことによって
電線を引き抜くことができなくなる。このように、電線
挿入口15に電線を挿入するだけで結線することができ
るから、ねじ付きの端子などを用いる場合に比較して結
線作業が容易になる。
【0028】また、端子収納室13には、両鎖錠ばね3
6に跨がるように熱硬化性樹脂製(例えば、ユリア樹脂
製)の解除釦37が配設される。解除釦37は両鎖錠ば
ね36の鎖錠片36bに当接しており、解除釦37が鎖
錠片36bに当接する部位は鎖錠片36bが端子片35
との間に電線を挟持する部位からずれている。ここに、
本実施形態では、解除釦37の一部が両端子30の間に
介在するように解除釦37の中間部から前方へ絶縁片3
7aが一体的に突設されているので、電線挿入口15か
ら挿入された電線が対応する端子30と異なる端子30
に接触するのを防止でき、両端子30間の絶縁性を高め
ることができる。また、解除釦37に対応する部位でボ
ディ10の後壁には操作孔16(図5参照)が形成され
ており、操作孔16にマイナスドライバの先端などを挿
入して解除釦37を押すことにより、電線に食い込んで
いる鎖錠片36bを電線から圧接解除方向に撓ませて電
線の引き抜きが可能となるようにしてある。なお、端子
板35には、後述の第1のプリント板51に実装するた
めの接続片35aが突設されている。
【0029】また、回路収納室14には、第1のプリン
ト板51に実装された後述のチョークコイルLや、第2
のプリント板52や、放熱板40などが納装される。こ
こに、各プリント板51,52はプリント板ブロック5
0を構成するものであって、第1のプリント板51と第
2のプリント板52とは複数のリード線57(図6参
照)により電気的に接続されており、また、第1のプリ
ント板51には上述の端子板35の接続片35aが接続
孔51bに挿入されて半田付けされており、プリント板
ブロック50には、図7に示すような回路部が構成され
る。両端子30間には、白熱灯などの照明負荷(図示せ
ず)と商用電源(図示せず)との直列回路が上述の電線
によって接続される。
【0030】また、両端子30間には、後述のマイクロ
スイッチSWを介して電力制御素子としてのトライアッ
クQ1 とノイズフィルタを構成するチョークコイルLと
の直列回路が挿入され、この直列回路にはチョークコイ
ルLとともにノイズフィルタを構成するコンデンサC1
が並列接続される。トライアックQ1 には、コンデンサ
2 とボリュームVRと抵抗R1 との直列回路が並列接
続され、コンデンサC 2 とボリュームVRとの直列回路
にはツェナダイオードZD1 ,ZD2 の直列回路が接続
されている。また、コンデンサC2 とボリュームVRと
の接続点と、トライアックQ1 との間にはトリガ素子と
してのダイアックQ2 が挿入され、上記接続点の電位が
ダイアックQ2 のブレークオーバ電圧に達すると、トラ
イアックQ1 がトリガされてオンになる。トライアック
1 は一旦オンになると次に商用電源の電圧波形がゼロ
クロス点に達するまでオン状態を保つ。すなわち、商用
電源の電圧波形の半サイクルごとにダイアックQ2 によ
りトリガされ、その後、ゼロクロス点までオン状態を保
つのである。したがって、ボリュームVRの抵抗値を調
節してコンデンサC2 の端子電圧がダイアックQ2 のブ
レークオーバ電圧に達するまでの時間を調節することで
トライアックQ1 の点弧期間を調節することができ、照
明負荷を所望の調光レベルで点灯させることができるの
である。なお、チョークコイルLはコイルカバーで覆わ
れることによって絶縁性が保たれている。また、両端子
30間には、サージ吸収素子としてのサージアブソーバ
ZNRが接続されている。
【0031】ところで、ボリュームVRは、回転式であ
って、前方に突出した操作軸には操作摘子60が嵌合さ
れる。操作摘子60は後部に鍔部62を有し、カバー2
0の前面の略中央に形成された円形状の孔24に後方か
ら挿入される。ここに、ボリュームVRの操作軸の先端
面と操作摘子60との間には弾性体66(例えば、ネオ
プレンゴム製)が介装されており、カバー20と操作摘
子60との間に隙間が生じるのを防ぎ、カバー20に対
する操作摘子60のがたつき防止するとともに、孔24
を通してケース1内へ水滴などが浸入するのを防止でき
るようになっている。なお、ボリュームVRと操作摘子
60とで調光設定器を構成している。
【0032】また、調光レベルは、カバー20の前面で
操作摘子60の周辺に設けた表示と操作摘子60の回転
度合いとで知ることができる。ところで、操作摘子60
は、操作摘子60を所定位置まで操作したときに照明負
荷をオフするように上述のマイクロスイッチSW(図1
参照)の操作片を押圧する押圧部63が鍔部62の要所
から突設されている。したがって、操作摘子60を調光
レベルを下げる向きに回転させて所定位置まで操作する
と、マイクロスイッチSWの操作片が押圧部63により
押圧されてマイクロスイッチSWがオフされ、照明負荷
が消灯される。すなわち、操作摘子60を操作すること
によって照明負荷のオンオフ及び調光がなされる。な
お、本実施形態では、上述のように、カバー20に対す
る操作摘子60のがたつきが防止され、操作摘子60の
操作荷重が略一定に保たれるから、マイクロスイッチS
Wの操作片を押圧部63により確実に押すことができ
る。
【0033】また、押圧部63の前部にはV字状の凹部
63aが形成されており、カバー20の後面側には、上
記所定位置に対応する部位に凹部63aに係脱する係合
突起(図示せず)が突設されているので、操作摘子60
を上記所定位置まで操作したときにクリック感を得るこ
とができる。ところで、トライアックQ1 は放熱板40
に取着され、その後、第2のプリント基板52に半田付
けされる。放熱板40は、略U字形であって、トライア
ックQ1 が固定される固定片40aと、固定片40aの
両端部からそれぞれ突出する側片40bとからなる。な
お、側片40bには第2のプリント板52の切欠部52
aに位置決めされる突出片40cが突設されている。ト
ライアックQ1 は取付ねじ75によって放熱板40の固
定片40aに取着される。なお、図1中の76はワッシ
ャ、41は取付ねじ75が螺合されるねじ孔、71aは
取付ねじ75が挿入される挿通孔、52bはトライアッ
クQ1 の端子を接続するために第2のプリント板52に
形成された孔である。本実施形態では、放熱板40を略
U字形に形成することにより、放熱板の形状を略L字形
にする場合に比べて放熱板の面積を大きくすることがで
き、トライアックQ1 の放熱が効率良く行われるので、
調光器の前面側の温度が上昇するのを抑制でき、調光設
定を行う時に使用者に不安感を与えるということがない
利点がある。また、本実施形態では、ボディ10後面の
内側に複数の突起10a(図6参照)が突設されている
ので、ボディ10後面と放熱板40の固定片40aとの
間に隙間が生じるから、ボディ10後面の温度上昇を抑
制することができる。
【0034】さらに、本実施形態では、ボディ10の長
手方向に平行な両側面にボディ10の内外を連通させる
放熱用のスリット17を複数形成してあるので、ボディ
10の内部に熱がこもりにくくなっている。ここに、ス
リット17をボディ10の長手方向に略平行な両側面に
形成することにより、スリット17の数を比較的多くす
ることを可能としている。
【0035】また、本実施形態では、ケース1後面の上
部には、上記スリット17よりも上方の位置で斜め後方
へ傾斜する防水用溝18(図5参照)が形成されている
ので、ケース1内へスリット17を通して水滴などが浸
入するのを防止することができる。ところで、上述のケ
ース1は後述するプレート100に取り付けられるもの
であって、カバー20の肩部21にはプレート100に
結合するために各一対の係止爪25が突設されている。
係止爪25の前端部には前方ほど肩部21からの突出量
を小さくするように傾斜した傾斜面25aが形成されて
いる。
【0036】上述した構成の調光器を施工するには、図
1及び図9及び図10に示すプレート100を用いる。
プレート100は、ケース1を保持する取付枠110
と、取付枠110を覆って見栄えをよく施工する化粧プ
レート120とからなる。取付枠110には、合成樹脂
製のものと金属製のものとがある。合成樹脂製の取付枠
110は絶縁性を有し、一対の枠片113a,113b
の左端部同士および右端部同士をそれぞれ横片112で
連続一体に結合することによって、ケース1の前面を露
出させる長方形状の開口窓111を中央部に備えた矩形
枠状に形成されている。開口窓111の長手方向に沿っ
た両側縁の後面側にはそれぞれ帯板状の固定梁部114
と可動梁部115とが互いに対向する形で設けてある。
【0037】可動梁部115は、長手方向の両端部で可
動梁部115の長手方向に延長された連結部116を介
して枠片113bに連続一体に連結され、中間部の2箇
所が可動梁部115に直交する方向のブリッジ部117
を介して枠片113bに連続一体に連結されている。ま
た、各連結部116と各ブリッジ部117との間および
両ブリッジ部117の間の部位は表裏に貫通するスリッ
ト118a〜118cとなっている。取付枠110を形
成する合成樹脂は可撓性を有し、可動梁部115および
連結部116が可撓になっている。両側のスリット11
8a,118cは略L字形に形成され、中間部のスリッ
ト118bは一直線状に形成されている。枠片113b
において各ブリッジ部117の近傍には、ブリッジ部1
17に対応する部位でも可動梁部115が可撓となるよ
うに、表裏に貫通する長孔状の溝119をそれぞれ設け
てある。
【0038】一方、固定梁部114および可動梁部11
5において開口窓111に臨む一面には、ケース1の上
下両端面に各一対ずつ突設された係止爪25と凹凸係合
する保持部としても保持溝114a,115a(図11
参照)が各3対ずつ等ピッチで設けられている。したが
って、ケース1に設けた係止爪25を各保持溝114
a,115aに凹凸係合させると、ケース1の前面を開
口窓111から露出させた形で取付枠110にケース1
を取着することができる。また、ケース1が取付枠11
0から前方に抜け落ちないように、固定梁部114およ
び可動梁部115の基部にはケース1の肩部21の前面
に当接する当接部114d,115dが形成されている
(図11参照)。つまり、肩部21の前面が当接部11
4d,115dに当接し、係止爪25の後面が保持溝1
14a,115aに係止されることによって、ケース1
が取付枠110に取着される。
【0039】ここで、固定梁部114と可動梁部115
との開口窓111に臨む一面における各先端部分には、
ケース1の係止爪25を取付枠110の後面側から保持
溝114a,115aに導入する際に、各係止爪25を
保持溝114a,115aに誘導するために、先端側ほ
ど互いの距離を広げるように傾斜した傾斜面となった誘
導部114b,115bが設けてある(図11参照)。
取付枠110にケース1を取り付けるには、図11
(a)に示すようにケース1の上面に突設した係止爪2
5を固定梁部114の保持溝114aに係合させてお
き、図11(b)に示すようにケース1の前端部を開口
窓111にほぼ一致させてケース1を取付枠110に対
して前方に押し込むと、ケース1の下面に突設した係止
爪25が可動梁部115を撓ませながら傾斜面25aと
誘導部115bとによって保持溝115aに追い込ま
れ、図11(c)に示すように係止爪25を保持溝11
5aに容易に係合させることができるのである。
【0040】ところで、上述のように可動梁部115の
延長線上に連結部116を設けているから、ケース1に
前面側から後方に向かって押圧力が作用しても、可動梁
部115が開口窓111側へ倒れるように撓んで、保持
溝115aからケース1の係止爪25が外れないように
なっている。これにより、ケース1の取付枠110に対
する取付強度を向上させることができる。
【0041】一方、固定梁部114の基部には隣接する
各一対の保持溝114aの間で取付枠110の表裏に貫
通する器具取り外し孔114cが穿設してあって、ケー
ス1を取付枠110に取着した状態で、ドライバや取り
外し専用の治具等の先端部分を器具取り外し孔114c
に挿入し、治具の先端部分でケース1を可動梁部115
側へ押すと梃子の原理によってわずかな力で可動梁部1
15を撓ますことができ、固定梁部114側の保持溝1
14aとケース1の係止爪25との係合状態を解除して
取付枠110からケース1を取り外すことができるよう
になっている。
【0042】ところで、上述したように、取付枠110
は固定梁部114と可動梁部115とにそれぞれ3対の
保持溝114a,115aを有し、ケース1には上下各
端面に一対ずつの係止爪25が形成されているから、上
述のケース1を取付枠110に3個まで取り付けること
が可能である。つまり、取付枠110は3個用であっ
て、ケース1は3個用の取付枠110に最大3個まで取
り付けることができるように取付寸法を設定してある。
このように、ケース1と取付枠110との相対的な取付
寸法を規定しておくことによって、取付枠110には1
〜3個の範囲の任意個数のケース1を取り付けることが
可能になる。固定梁部114および可動梁部115に設
けた各保持溝114a,115aのピッチは1個単位寸
法のケース1に突設されている係止爪25のピッチと等
しく、かつ上述のように各保持溝114a,115aは
等間隔であるから、1個単位寸法のケース1であれば固
定梁部114および可動梁部115の隣接する任意の2
個の保持溝114a,115aを用いて取付枠110に
取着することができる。
【0043】ところで、取付枠110の各横片112の
中間部前面にはそれぞれ凹所131が形成してある。各
凹所131には、取付枠110を埋込ボックス(図示せ
ず)に取り付けるためのボックスねじを挿通するボック
ス用孔132と、取付枠110を壁面等の施工面に直付
けするためのねじが挿通されるねじ挿通孔133と、施
工面を形成する壁パネル等に取り付ける際に使用するは
さみ金具(図示せず)を係止するはさみ金具係止孔13
4とが設けてある。
【0044】また、取付枠110の4隅には、化粧プレ
ート120の後面から突設した係止突起123を係止す
る化粧プレート係止孔135が設けてあり、化粧プレー
ト係止孔135に係止突起123を挿入係止することで
取付枠110の前面を覆う形で化粧プレート120を着
脱自在に取り付けることができるようになっている。化
粧プレート120は、絶縁性を有する合成樹脂を用いて
形成されたものであって、取付枠110の前面を覆う矩
形状の主部121と、主部121の周縁から全周に亙っ
て後方に突出する側壁122とを連続一体に形成した略
箱形に形成される。係止突起123は主部121の後面
側の4隅に突設してある。また、主部121の中央部に
は、取付枠110に取り付けたケース1の前面を露出さ
せる開口窓121aが設けてある。図8はケース1を取
付枠110に取り付け、取付枠110に化粧プレート1
20を取り付けた状態を示している。
【0045】化粧プレート120の開口窓121aの寸
法は、取付枠110に取り付けるケースの数に応じて設
定すればよく、例えば、図12に示すように、単位寸法
のコンセントBのケース1’や単位寸法のスイッチCの
ケース1”と調光器のケース1とを連設することもでき
る。なお、図12中の250aは平板状の平型栓刃が差
し込まれる平型栓刃挿入口であり、250bはピン状の
ピン型栓刃が差し込まれるピン型栓刃挿入口であって、
平型栓刃挿入口250aとピン型栓刃挿入口250bと
は連通されている。
【0046】化粧プレート120の側壁122のうちの
各対向面間の距離は、それぞれ取付枠110の対応する
部位の幅寸法よりも大きくしてある。すなわち、施工面
に配設した取付枠110の前面側に化粧プレート120
を取着したとき、取付枠110が化粧プレート120の
内側に収まり、化粧プレート120の側壁122の先端
縁が施工面にほぼ当接する。その結果、取付枠110と
化粧プレート120との突き合わせ面が施工面よりも前
方へ出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面から
ほとんど見えなくなり外観が向上する。
【0047】また、化粧プレート120の側壁122の
内側面には、取付枠110の側面に当接して取付枠11
0に対する化粧プレート120の位置ずれを防止する規
制リブ124を複数列設している。ところで、取付枠1
10の両枠片113a,113bの外側面には、後方ほ
ど外側に突出するように傾斜する傾斜面113cと、傾
斜面113cに連続して外側に張り出した張出部113
dとが形成されている。さらに化粧プレート120の上
下の側壁122の内側面には後端部が張出部113dの
前面に当接するリブ125が突設され、このリブ125
によって化粧プレート120のがたつきが防止される。
取付枠110に化粧プレート120を取り付けるときに
は、化粧プレート120の規制リブ124が取付枠11
0の枠片113a,113bに形成した傾斜面113c
に案内されるから、取り付けが容易である。化粧プレー
ト120の上下の一方の側壁122には一対の切欠部1
26が設けてあり、この切欠部126に治具(マイナス
ドライバの先端部など)を差し込んで化粧プレート12
0を取付枠110から離す向き(前向き)の力を作用さ
せると、化粧プレート120の係止突起123と取付枠
110の化粧プレート係止孔135との係合状態が解除
され、化粧プレート120を取付枠110から取り外す
ことができる。取付枠110の枠片113bにおいて切
欠部126に対応する位置には傾斜面113cよりも内
側へ窪んだ逃がし部136が設けてあり、切欠部126
に差し込まれた治具を逃がして奥まで挿入できるように
してあり、化粧プレート120を取り外す際に力を作用
させやすくしてある。さらに、逃がし部136の後面側
端部からは張出部113dよりも薄肉のリブ137が、
化粧プレート120の切欠部126から突出しない程度
まで延設してある。すなわち、切欠部126に差し込ん
だ治具に施工面に当接する部分を支点として力を加える
ことで施工面に傷が付くおそれがあるが、リブ137を
設けていることで切欠部126に差し込んだ治具がリブ
137に当接し、化粧プレート120を取付枠110か
ら取り外す際に治具によって施工面に傷が付くのを防ぐ
ことができるのである。
【0048】化粧プレート120の後面側には、取付枠
110に取着したときに取付枠110に設けた3つのス
リット118a〜118cにそれぞれ嵌入される突条片
128a〜128cが列設してある。ここで、各突条片
128a〜128cの寸法は、取付枠110の各スリッ
ト118a〜118cに嵌入された状態で、スリット1
18a〜118cの内周面と各突条片128a〜128
cとの間にわずかな隙間しか生じないような寸法に設定
してある。すなわち、ケース1を取り付けた取付枠11
0に化粧プレート120を取着した状態では、3つの突
条片128a〜128cが取付枠110の各スリット1
18a〜118cに嵌入され、スリット118a〜11
8cの内周面と各突条片128a〜128cとの間には
わずかな隙間しか生じないので、取付枠110の可動梁
部115の動き(撓み)が規制されることになる。
【0049】ところで、本実施形態では合成樹脂製の化
粧プレート120を用いているが、金属製の化粧プレー
トを用いる場合もある。金属製の化粧プレート(図示せ
ず)の場合には合成樹脂製の化粧プレート120のよう
な係止突起123を設けることができない。そこで、金
属製の化粧プレートを取付枠110に取り付ける場合に
は、金属製の化粧プレートを取り付ける取付ねじが螺着
される取付ねじ孔(図示せず)を取付枠110の凹所1
31に設けるようにすればよい。これにより、係止突起
123を有する合成樹脂製の化粧プレート120と、取
付ねじによっって取り付けられる金属製の化粧プレート
とのどちらにも対応することができる。
【0050】しかして、本実施形態の調光器のケース1
は、上記取付枠110にコンセントやスイッチなどの配
線器具と連設することができ、上記配線器具と同じ施工
方法で施工することができ、先行配線も可能となるか
ら、施工業者にとって施工作業が容易になる。なお、ボ
リュームVRとしてはスライド式のものを用いてもよ
く、この場合には図15に示すようにカバー20の前面
にスライド溝29を形成し、スライド溝29を通してボ
リュームVRの操作軸と操作摘子60’とを連結すれば
よい。このような構成にすれば、ボリュームVRとして
回転式のものを用いた場合に比べて、調光レベルを感覚
的に認識しやすくなる。
【0051】また、ケース1は、一般の配線器具の単位
寸法と同じ寸法に形成されていればよく、図16に示す
ように、ボディ10とカバー20とを組立枠140にて
結合して組み立てるような構造にしてもよい。すなわ
ち、カバー20の両側の肩部21’には略コ字形に形成
された組立枠140がそれぞれ嵌合され、この組立枠1
40の両脚片140dの先端部に形成された略V字形の
引掛爪140aがそれぞれボディ10の側面に形成され
た段部19に係合し、カバー20とボディ10とが組立
枠140により固定される。なお、組立枠140の脚片
140dは、肩部21’の凹部21cとボディ10の凹
部8とに嵌め込まれ、脚片140dの先端部の引掛爪1
40aが段部19に係合している。ここで、ケース1
は、埋込型の配線器具用の取付枠(図示せず)に最大3
個まで取り付けることができるように規格化された単位
寸法の埋込型の配線器具の1個分に相当する寸法(例え
ば、JIS規格で規格化されている大角形連用配線器具
の取付枠に取り付けることができる大角形連用配線器具
の1個分に相当する寸法)に形成されており、上記取付
枠に設けられた保持孔に係合可能な一対の係合爪140
bが組立枠140の両端部に突設されている。なお、各
組立枠140には、金属製の取付枠(図示せず)に取り
付ける際に上記取付枠の係止爪が係止される係止孔14
0cが設けてある。
【0052】このように形成されたケース1は、一般の
配線器具の単位寸法と同じ取付寸法に形成されているか
ら、上記取付枠に最大3個まで取り付けることができ
る。上記取付枠は、開口窓を囲む両側片に、それぞれ組
立枠140の側縁に突設された係止爪140bが係合す
る保持孔を有し、一方の側片には他方の側片との距離を
変えるように撓むことができる操作片が形成される。上
記取付枠にケース1を取り付けるときは、上記取付枠の
後方からケース1を上記取付枠に押し付けるようにすれ
ば、操作片が撓んでケース1を上記取付枠に嵌着でき、
このとき、ケース1の前面側が開口窓から突出する。一
方、上記取付枠からケース1を外すには、操作片をドラ
イバ等でこじればよい。開口窓を囲み側片に直交する連
結片には、スイッチボックスに上記取付枠を結合するた
めのボックスねじを挿入する長孔や上記取付枠の前面を
覆う化粧プレート(図示せず)を取り付けるプレートね
じが螺合するねじ孔などが設けられる。なお、上記取付
枠は合成樹脂製の取付枠であるが、金属製の取付枠の場
合には、組立枠140の係止孔140cを用いて取付枠
に結合すればよい。なお、化粧プレートには、ケース1
の前面側を露出させる開口窓と、プレートねじを挿通す
る挿通孔とが穿孔される。
【0053】(実施形態2)本実施形態の調光器を図1
7乃至図23を参照しながら説明する。本実施形態の調
光器のケース1は、埋込型の配線器具用の取付枠110
に該取付枠110の開口窓111からケース1の前面が
露出する形で最大3個まで連設して取り付けることがで
きる単位寸法の埋込型の配線器具の2個分に相当する寸
法に形成されている。ケース1は、熱硬化性合成樹脂製
(例えば、メラミンフェノール樹脂製)であって前面が
開放された直方体状に形成されたボディ10と、弾性を
有する合成樹脂製(例えば、ポリブチレンテレフタレー
ト樹脂製=PBT樹脂製)であって後面が開放された直
方体状に形成されたカバー20とを結合して形成され
る。
【0054】ボディ10の左右方向(図18(a)の左
右方向)の両端面には組立爪11が突設されている。一
方、カバー20の上下両端部にはそれぞれ一対の肩部2
1が突設され、両側面の上下後縁からボディ10に向か
ってそれぞれ組立片22が突設されている。各組立片2
2にはボディ10に設けた組立爪11と凹凸係合する係
合孔22aが形成されている。組立爪11の前端部には
前方ほどボディ10からの突出量を小さくするように傾
斜した誘導面11a(図18(d)参照)が形成されて
いる。したがって、ボディ10にカバー20を組み付け
るときには、組立片22が誘導面11aに沿って撓み、
最終的に組立片22に設けた係合孔22aが組立爪11
に嵌合することによって、ボディ10とカバー20とが
結合される。このように、組立片22を撓ませる必要が
あるから、カバー20を弾性を有した合成樹脂で形成し
ているのである。
【0055】ボディ10は仕切壁12により内部空間が
端子収納室13と回路収納室14とに分割されている。
ボディ10内において仕切壁12を介して形成された端
子収納室13には、速結端子よりなる一対の端子30が
納装される。端子30は、端子板35と鎖錠ばね36と
で構成され、鎖錠ばね36は、端子板35と鎖錠ばね3
6との間に電線挿入口15(図18(e)参照)に挿入
された電線に食い込んで抜け止めをする鎖錠片36b
と、電線に弾接する接触片36aとを備えている。すな
わち、ボディ10の後壁には鎖錠ばね36と端子片35
との間に電線を導入することができるように電線挿入口
15が形成されている。この電線挿入口15を通して鎖
錠ばね36と端子板35との間に、鎖錠片36a側から
電線を挿入すると、接触片36a及び鎖錠片36aのば
ね力によって電線が端子板35との間に挟持され、かつ
鎖錠片36bが電線に食い込むことによって電線を引き
抜くことができなくなる。このように、電線挿入口15
に電線を挿入するだけで結線することができるから、ね
じ付きの端子などを用いる場合に比較して結線作業が容
易になる。
【0056】また、端子収納室13には、両鎖錠ばね3
6に跨がるように熱硬化性樹脂製(例えば、ユリア樹脂
製)の解除釦37が配設される。解除釦37は両鎖錠ば
ね36の鎖錠片36bに当接しており、解除釦37が鎖
錠片36bに当接する部位は鎖錠片36bが端子片35
との間に電線を挟持する部位からずれている。ここに、
本実施形態では、解除釦37の一部が両端子30の間に
介在するように解除釦37の中間部から前方へ絶縁片3
7aが一体的に突設されているので、電線挿入口15か
ら挿入された電線が対応する端子30と異なる端子30
に接触するのを防止でき、両端子30間の絶縁性を高め
ることができる。また、解除釦37に対応する部位でボ
ディ10の後壁には操作孔16(図18(e)及び図1
9参照)が形成されており、操作孔16にマイナスドラ
イバの先端などを挿入して解除釦37を押すことによ
り、電線に食い込んでいる鎖錠片36bを電線から離す
ように撓ませて電線の引き抜きが可能となるようにして
ある。なお、端子板35には、後述のプリント板51に
実装するための接続片35aが突設されている。
【0057】また、回路収納室14には、プリント板5
1に実装された後述のチョークコイルLや、放熱板40
などが納装される。ここに、プリント板51は実装され
る回路部品とともにプリント板ブロック50(図20参
照)を構成するものであって、プリント板51には上述
の端子板35の接続片35aが半田付けされており、プ
リント板ブロック50には、図21に示すような回路部
が構成される。端子30間には、商用電源Vsと白熱灯
などの照明負荷Laとの直列回路が上述の電線によって
接続される。
【0058】両端子30間には、電力制御素子としての
トライアックQ1 とノイズフィルタを構成するチョーク
コイルLとの直列回路が挿入され、この直列回路にはチ
ョークコイルLとともにノイズフィルタを構成するコン
デンサC1 が並列接続される。トライアックQ1 には、
抵抗RとボリュームVRとコンデンサC2 との直列回路
が並列接続され、ボリュームVRとコンデンサC2 との
直列回路にはツェナダイオードZD1 ,ZD2 の直列回
路が接続されている。また、ボリュームVRとコンデン
サC2 との接続点と、トライアックQ1 との間にはトリ
ガ素子としてのダイアックQ2 が挿入され、上記接続点
の電位がダイアックQ2 のブレークオーバ電圧に達する
と、トライアックQ1 がトリガされてオンになる。トラ
イアックQ1 は一旦オンになると次に商用電源Vsの電
圧波形がゼロクロス点に達するまでオン状態を保つ。す
なわち、商用電源Vsの電圧波形の半サイクルごとにダ
イアックQ2 によりトリガされ、その後、ゼロクロス点
までオン状態を保つのである。したがって、ボリューム
VRの抵抗値を調節してコンデンサC2 の端子電圧がダ
イアックQ2 のブレークオーバ電圧に達するまでの時間
を調節することでトライアックQ1 の点弧期間を調節す
ることができ、照明負荷Laを所望の調光レベルで点灯
させることができるのである。なお、チョークコイルL
はコイルカバーで覆われることによって絶縁性が保たれ
ている。また、端子30間には、サージ吸収素子として
のサージアブソーバZNRが接続されている。
【0059】ところで、ボリュームVRは、回転式であ
って、前方に突出した操作軸には操作摘子60が嵌合さ
れる。操作摘子60は後部に鍔部62を有し、カバー2
0の前面の略中央に形成された円形状の孔24に後方か
ら挿入される。ここに、ボリュームVRの操作軸の先端
面と操作摘子60との間には弾性体66(例えば、ネオ
プレンゴム製)が介装されており、カバー20と操作摘
子60との間に隙間が生じるのを防ぎ、カバー20に対
する操作摘子60のがたつき防止するとともに、孔24
を通してケース1内へ水滴などが浸入するのを防止でき
るようになっている。なお、ボリュームVRと操作摘子
60とで調光設定器を構成している。
【0060】また、調光レベルは、カバー20の前面で
操作摘子60の周辺に設けた表示と操作摘子60の回転
度合いとで知ることができる。ところで、操作摘子60
は、後部に鍔部62を有し、鍔部62の要所からリブ6
2a(図19参照)が突設されている。一方、カバー2
0の後面側には、操作摘子60を調光レベルを下げる向
きに回転させて照明負荷Laをオフする位置まで操作し
たときに上記リブ62aが係合する係合溝が先端に形成
された突部20d(図19参照)が突設されている。し
たがって、操作摘子60を上記位置まで操作したときに
クリック感が得られ、操作感触が良くなるとともに、照
明負荷Laをオフする位置まで操作したことを使用者が
確実に認識することができ、操作摘子に不要な力がかか
るのを防止できる。なお、操作摘子60を操作すること
によって照明負荷Laのオンオフ及び調光がなされる。
【0061】ところで、トライアックQ1 は放熱板40
に取着され、その後、プリント板51に半田付けされ
る。放熱板40は、例えばアルミニウム板をボディ20
の内周面に沿う形に適宜折曲されている。トライアック
1 は、取付ねじ75(図17参照)によって放熱板4
0の固定片40bに取着される。なお、トライアックQ
1 は固定片40bに当接する面に予めシリコングリスが
塗布される。本実施形態では、放熱板40をボディ20
の内周面に沿う形に適宜折曲することにより、放熱板4
0の面積を大きくすることができ、トライアックQ1
放熱が効率良く行われるので、ケース1の前面側の温度
が上昇するのを抑制でき、調光設定を行う時に使用者に
不安感を与えるということがない利点がある。また、本
実施形態では、ボディ10後面の内側に放熱板40と当
接する複数の小さな突起(図示せず)が突設されている
ので、ボディ10後面と放熱板40の基端片40aとの
間に隙間が生じるから、ボディ10後面の温度上昇を抑
制することができる。また、放熱板40の基端片40a
には打抜きにより位置決め用の位置決め孔42が形成さ
れており、ボディ20の後面の内側には上記位置決め孔
42に挿通される位置決め用リブ(図示せず)が突設さ
れているので、ねじなどを使うことなしに放熱板40の
位置決めがなされる。また、放熱板40の基端片40a
の左右両端部からは係合爪40h,40gが一体に突設
され、ボディ20の左右内側面には上記係合爪40h,
40gに係合する係合突起10c(図17参照)が突設
されているので、放熱板40をボディ20の前方から押
し込むことにより放熱板40をボディ20に容易に固定
することができる。
【0062】さらに、本実施形態では、ボディ10の後
面にボディ10の内外を連通する放熱用のスリット17
を複数形成してあるので、ボディ10の内部に熱がこも
りにくくなっている。ところで、上述のケース1は実施
形態1と略同じ構成のプレート100に取り付けられる
ものであって、カバー20の肩部21にはプレート10
0に結合するために係止爪25が4個ずつ突設されてい
る。係止爪25の前端部には前方ほど肩部21からの突
出量を小さくするように傾斜した傾斜面25aが形成さ
れている。
【0063】上述した構成の調光器を施工するには、図
17及び図24及び図25に示すプレート100を用い
る。プレート100は、ケース1を保持する取付枠11
0と、取付枠110を覆って見栄えをよく施工する化粧
プレート120とからなる。取付枠110は実施形態1
の図1および図9及び図10で説明したものと同じなの
で同一の符号を付し説明を省略する。
【0064】ところで、実施形態1で説明したように取
付枠110は固定梁部114と可動梁部115とにそれ
ぞれ3対の保持溝114a,115aを有し、本実施形
態におけるケース1には上下両端面に係止爪25が4個
ずつ形成されているから、上述のケース1を取付枠11
0に1個取り付け、さらに、単位寸法に形成されたケー
スを有するスイッチやコンセントなどの配線器具を1個
取り付けることができる(連設することができる)。
【0065】化粧プレート120の基本構成も実施形態
1と略同じであって、開口窓121aの寸法が異なるだ
けである。なお、実施形態1と同一の構成要素には同一
の符号を付し説明を省略する。図22はケース1を取付
枠110に取り付けた状態を示し、図23はケース1を
取り付けた取付枠110に化粧プレート120を取り付
けた状態を示している。なお、図23中のWは壁などの
取付面である。
【0066】化粧プレート120の開口窓121aの寸
法は、取付枠110に取り付けるケースの数に応じて設
定すればよい。なお、開口窓121aの寸法を単位寸法
のケースを3個連設して取り付けることもできる寸法に
形成しておけば、本実施形態の調光器のケース1と実施
形態1の調光器のケース1とを連設することもできる。
また、コンセントやスイッチなどの単位寸法の配線器具
を連設することもできる。
【0067】しかして、本実施形態の調光器のケース1
は、上記取付枠110にコンセントやスイッチなどの配
線器具と連設することができ、上記配線器具と同じ施工
方法で施工することができ、先行配線も可能となるか
ら、施工業者にとって施工作業が容易になる。なお、ボ
リュームVRとしてはスライド式のものを用いてもよ
く、この場合には図26に示すようにカバー20の前面
にスライド溝29を形成し、スライド溝29を通してボ
リュームVRの操作軸と操作摘子60’とを連結すれば
よい。このような構成にすれば、ボリュームVRとして
回転式のものを用いた場合に比べて、調光レベルを感覚
的に認識しやすくなる。
【0068】また、ケース1は、一般の配線器具の単位
寸法と同じ寸法に形成されていればよく、図27に示す
ように、ボディ10とカバー20とを組立枠140にて
結合して組み立てるような構造にしてもよい。すなわ
ち、カバー20の両側の肩部21’には略コ字形に形成
された組立枠140がそれぞれ嵌合され、この組立枠1
40の両脚片140dの先端部に形成された略V字形の
引掛爪140aがそれぞれボディ10の両側面に形成さ
れた段部19に係合し、カバー20とボディ10とが組
立枠140により固定される。なお、組立枠140の脚
片140dは、肩部21’の凹部21cとボディ10の
凹部8とに嵌め込まれ、脚片140dの先端部の引掛爪
140aが段部19に係合している。ここで、ケース1
は、実施形態1で説明した埋込型の配線器具用の取付枠
(図示せず)に最大3個まで取り付けることができるよ
うに規格化された単位寸法の埋込型の配線器具の2個分
に相当する寸法(例えば、JIS規格で規格化されてい
る大角形連用配線器具の取付枠に取り付けることができ
る大角形連用配線器具の1個分に相当する寸法)に形成
されており、上記取付枠に設けられた保持孔に係合可能
な一対の係合爪140bが組立枠140の両端部に突設
されている。なお、各組立枠140には、金属製の取付
枠(図示せず)に取り付ける際に取付枠の係止爪が係止
される一対の係止孔140cが設けてある。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明は、照明負荷の調光レベ
ルを設定する調光設定器と、調光設定器の操作摘子が前
面に露出するケースとを備え、ケースは、埋込型の配線
器具用の取付枠に該取付枠の開口窓からケースの前面が
露出する形で最大3個まで連設して取り付けることがで
きる単位寸法の埋込型の配線器具の1個分に相当する寸
法に形成されているので、上記取付枠にコンセントやス
イッチなどの配線器具と連設することができるという効
果がある。
【0070】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ケースは、後端側のボディと、前端側のカバーと、
ボディとカバーとを結合するようにボディの前面側から
嵌合される一対の略コ字形の組立枠とで構成され、上記
取付枠に取り付けることができる取付部を備えているの
で、上記取付枠にコンセントやスイッチなどの配線器具
と容易に連設することができるという効果がある。
【0071】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、他の規格化されたコンセントやスイッチなどの配線
器具と同じ施工方法で施工することができ、施工業者に
とって施工作業が容易になるという効果がある。請求項
4の発明は、請求項1の発明において、ケースは、後端
側のボディと前端側のカバーとからなり、ボディの外側
面に突設した組立爪と、カバーから突出する組立片に設
けた組立孔との凹凸係合によりボディとカバーとが結合
され、カバーの両側面には上記取付枠に形成された保持
部に係止される係止爪が突設されているので、請求項2
及び請求項3の発明に比べて部品点数を減らすことがで
き、製造工程の簡略化及び低コスト化が可能となるとい
う効果がある。
【0072】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
の発明において、ケースには、ケースに形成された一対
の電線挿入口から挿入される電線がそれぞれ接続される
一対の端子板と、各端子板それぞれに電線を圧接接続す
る一対の鎖錠ばねと、各端子板と各電線との接続を外す
ために両鎖錠ばねを圧接解除方向に撓ませる解除釦とが
納装され、両鎖錠ばね間に解除釦の一部が介在している
ので、ねじ式の端子構造に比較して施工上の安全性が確
保でき、また、電線が容易に且つ確実に接続できること
から均一な結線と省施工化が図れ、しかも、挿入された
電線が他の端子に接触するのを解除釦により防止するこ
とができ絶縁性を高めることができるという効果があ
る。
【0073】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
の発明において、ケース内に、照明負荷をオンオフする
スイッチを備え、操作摘子の後部には、調光レベルを下
げる向きに所定位置まで操作されたときに照明負荷をオ
フするようにスイッチを押圧する押圧部が突設されてい
るので、操作摘子を操作することによって照明負荷のオ
ンオフ及び調光がなされるという効果がある。
【0074】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、上記押圧部の前部には、凹部が形成され、カバーの
後面側には、操作摘子が上記所定位置まで操作されたと
きに前記凹部に係脱自在に係合する係合突起が突設され
ているので、操作摘子を所定位置まで操作したときにク
リック感を得ることができるという効果がある。請求項
8の発明は、請求項1乃至請求項7の発明において、ケ
ース内に、照明負荷への供給電力を制御する電力制御素
子と、電力制御素子に取着される放熱板とを備え、放熱
板は、略U形に形成されているので、ケースの温度上昇
を抑制することができ、また、放熱板を略U字形にする
ことにより、略L字形の放熱板に比べて放熱板の面積を
大きくすることが可能となり、放熱効果を高めることが
できるという効果がある。
【0075】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、ケース後面の内側には放熱板と当接する複数の突起
が突設されているので、ケース後面の内側と放熱板との
間に隙間が生じるから、ケース後面の温度上昇を抑制す
ることができるという効果がある。請求項10の発明
は、請求項1乃至請求項9の発明において、ケースは、
長手方向と略平行な両側面に放熱用のスリットが形成さ
れているので、スリットが形成されていることにより放
熱性を高めることができ、長手方向と略平行な両側面に
スリットを形成することにより、ケースの長手方向と直
交する面に形成する場合に比べてスリットの数を増やす
ことができ、放熱性をより一層高めることが可能となる
という効果がある。
【0076】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、ケース後面の上部には、上記スリットよりも上
方の位置で斜め後方へ下降傾斜する防水用溝が形成され
ているので、ケース内へスリットを通して水滴などが浸
入するのを防止することができるという効果がある。請
求項12の発明は、請求項4乃至請求項11の発明にお
いて、カバーとボディとは凹凸嵌合されているので、落
下などに対するケースの耐衝撃性を高めることができる
という効果がある。
【0077】請求項13の発明は、請求項6乃至請求項
12の発明において、調光設定器は、回転式のボリュー
ムと、後部にケース前面の内側に当接する鍔部を備えボ
リュームの操作軸が挿入嵌合される操作摘子とで構成さ
れ、操作軸の先端面と操作摘子との間に弾性体が介装さ
れているので、操作摘子の鍔部がケース前面の内側に確
実に押し付けられるから、ケースに対する操作摘子のが
たつきを防止でき、操作摘子の操作荷重が略一定に保た
れるから、スイッチの操作片を押圧部により確実に押す
ことができ、また、操作摘子とケースとの間の隙間から
水滴が浸入するのを防止できるという効果がある。
【0078】請求項14の発明は、請求項1乃至請求項
12の発明において、調光設定器は、スライド式のボリ
ュームと、ボリュームの操作軸に連結される操作摘子と
で構成されているので、請求項13の発明に比べて調光
レベルを感覚的に認識しやすくなるという効果がある。
請求項15の発明は、請求項5の発明において、上記鎖
錠ばねと上記端子板とで構成される端子と、上記解除釦
とは、ケースの長手方向の一端部に配設され、ケース
は、上記一端部の後面に上記電線を収納するための凹所
が形成されているので、電線挿入口の後方の空間を広く
確保することができるという効果がある。
【0079】請求項16の発明は、照明負荷の調光レベ
ルを設定する調光設定器と、調光設定器の操作摘子が前
面に露出するケースとを備え、ケースは、埋込型の配線
器具用の取付枠に該取付枠の開口窓からケースの前面が
露出する形で最大3個まで連設して取り付けることがで
きる単位寸法の埋込型の配線器具の2個分に相当する寸
法に形成されているので、従来のような専用の取付枠が
不要となり、上記配線器具用の取付枠にスイッチやコン
セントなどの他の配線器具と連設することができ、ま
た、別途に設置スペースを設ける必要がなく施工が容易
になるという効果がある。また、専用の取付枠が不要と
なるから、低コスト化を図ることができるという効果が
ある。
【0080】請求項17の発明は、請求項16の発明に
おいて、ケースは、後端側のボディと前端側のカバーと
からなり、ボディの外側面に突設した組立爪と、カバー
から突出する組立片に設けた組立孔との凹凸係合により
ボディとカバーとが結合されるので、ボディとカバーと
を別部材を用いることなく簡単に結合することができる
という効果がある。
【0081】請求項18の発明は、請求項16又は請求
項17の発明において、ケースの両側面には上記取付枠
に形成された保持部に係止される係止爪が突設されてい
るので、他の規格化されたコンセントやスイッチなどの
配線器具と同じ施工方法で施工することができ、施工業
者にとって施工が容易になるという効果がある。請求項
19の発明は、請求項16乃至請求項18の発明におい
て、ケースは、後面に放熱用のスリットが形成されてい
るので、ケース内の温度が上昇するのを抑制することが
できるという効果がある。
【0082】請求項20の発明は、請求項17乃至請求
項19の発明において、操作摘子の後部に、前後方向に
略直交するリブを突設し、カバーの後面側には、照明負
荷をオフする位置まで操作摘子が操作されたときに上記
リブが係合する係合溝が形成されているので、操作摘子
を上記位置まで操作したときにクリック感が得られ、操
作感触が良くなるとともに、照明負荷をオフする位置ま
で操作したことを使用者が確実に認識することができる
という効果がある。
【0083】請求項21の発明は、請求項17乃至請求
項20の発明において、ケース内に、照明負荷への供給
電力を制御する電力制御素子と、電力制御素子に取着さ
れる放熱板とを備え、放熱板の外周部の要所から係合爪
が突設され、ボディの内側面には、放熱板の係合爪が係
合する係合突起が突設されているので、放熱板をボディ
に容易に固定することができるという効果がある。
【0084】請求項22の発明は、請求項21の発明に
おいて、放熱板には位置決め用の位置決め孔が形成さ
れ、ボディ後面の内側には上記位置決め孔に挿入される
位置決め用リブが突設されているので、ねじ等を使うこ
となしに放熱板の位置決めがなされるという効果があ
る。請求項23の発明は、請求項21又は請求項22の
発明において、ケース後面の内側には放熱板と当接する
複数の小さな突起が突設されているので、ケース後面の
内側と放熱板との間に隙間が生じるから、放熱性がよく
なり、ケース後面の温度上昇を抑制することができると
いう効果がある。
【0085】請求項24の発明は、請求項21乃至請求
項23の発明において、放熱板は、ボディの内周面に沿
う形に適宜折曲されているので、放熱板の面積を大きく
することが可能となり、放熱効果を高めることができる
という効果がある。請求項25の発明は、請求項16乃
至請求項24の発明において、調光設定器は、スライド
式のボリュームと、ボリュームの操作軸に連結される操
作摘子とで構成されているので、調光レベルを感覚的に
認識しやすくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示す正面図である。
【図3】同上を示す側面図である。
【図4】同上を示す下面図である。
【図5】同上を示し背面側から見た斜視図である。
【図6】同上を示す側断面図である。
【図7】図上の回路図である。
【図8】同上のケースをプレートに取り付けた状態を示
し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は側面図
である。
【図9】取付枠と化粧プレートを前面側から見た斜視図
である。
【図10】取付枠と化粧プレートを後面側から見た斜視
図である。
【図11】同上のケースの取付枠への取り付け方の説明
図である。
【図12】同上のケースを他の配線器具と連設してプレ
ートに取り付けた状態を示す正面図である。
【図13】他の実施形態を示す下面図である。
【図14】また他の実施形態を示す下面図である。
【図15】別の実施形態のケースをプレートに取り付け
た状態を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、
(c)は側面図である。
【図16】同上の要部を示す一部省略した側面図であ
る。
【図17】実施形態2を示す分解斜視図である。
【図18】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面
図、(c)は平面図、(d)は側面図、(e)は背面
図、(f)は側断面図である。
【図19】同上を示す側断面図である。
【図20】同上に用いるプリント板ブロックを示し、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図であ
る。
【図21】同上の回路図である。
【図22】同上のケースを取付枠に取り付けた状態の正
面図である。
【図23】同上のケースをプレートに取り付けた状態を
示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は側面
図である。
【図24】取付枠と化粧プレートを前面側から見た斜視
図である。
【図25】取付枠と化粧プレートを後面側から見た斜視
図である。
【図26】他の実施形態のケースをプレートに取り付け
た状態を示す正面図である。
【図27】別の実施形態の要部を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ケース 10 ボディ 17 スリット 20 カバー 25 係止爪 30 端子 40 放熱板 60 操作摘子 VR ボリューム 100 プレート 110 取付枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 富之 三重県津市白塚町2856番地 旭電器工業株 式会社内 (72)発明者 西岡 恭志 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷の調光レベルを設定する調光設
    定器と、調光設定器の操作摘子が前面に露出するケース
    とを備え、ケースは、埋込型の配線器具用の取付枠に該
    取付枠の開口窓からケースの前面が露出する形で最大3
    個まで連設して取り付けることができる単位寸法の埋込
    型の配線器具の1個分に相当する寸法に形成されて成る
    ことを特徴とする調光器。
  2. 【請求項2】 ケースは、後端側のボディと、前端側の
    カバーと、ボディとカバーとを結合するようにボディの
    前面側から嵌合される一対の略コ字形の組立枠とで構成
    され、上記取付枠に取り付けることができる取付部を備
    えて成ることを特徴とする請求項1記載の調光器。
  3. 【請求項3】 上記取付部は、上記取付枠に形成された
    保持孔に挿入される係止爪であることを特徴とする請求
    項2記載の調光器。
  4. 【請求項4】 ケースは、後端側のボディと前端側のカ
    バーとからなり、ボディの外側面に突設した組立爪と、
    カバーから突出する組立片に設けた組立孔との凹凸係合
    によりボディとカバーとが結合され、カバーの両側面に
    は上記取付枠に形成された保持部に係止される係止爪が
    突設されて成ることを特徴とする請求項1記載の調光
    器。
  5. 【請求項5】 ケースには、ケースに形成された一対の
    電線挿入口から挿入される電線がそれぞれ接続される一
    対の端子板と、各端子板それぞれに電線を圧接接続する
    一対の鎖錠ばねと、各端子板と各電線との接続を外すた
    めに両鎖錠ばねを圧接解除方向に撓ませる解除釦とが納
    装され、両鎖錠ばね間に解除釦の一部が介在して成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の調光器。
  6. 【請求項6】 ケース内に、照明負荷をオンオフするス
    イッチを備え、操作摘子の後部には、調光レベルを下げ
    る向きに所定位置まで操作されたときに照明負荷をオフ
    するようにスイッチを押圧する押圧部が突設されて成る
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の調光器。
  7. 【請求項7】 上記押圧部の前部には、凹部が形成さ
    れ、カバーの後面側には、操作摘子が上記所定位置まで
    操作されたときに前記凹部に係脱自在に係合する係合突
    起が突設されて成ることを特徴とする請求項6記載の調
    光器。
  8. 【請求項8】 ケース内に、照明負荷への供給電力を制
    御する電力制御素子と、電力制御素子に取着される放熱
    板とを備え、放熱板は、略U形に形成されて成ることを
    を特徴とする請求項1乃至請求項7記載の調光器。
  9. 【請求項9】 ケース後面の内側には放熱板と当接する
    複数の突起が突設されて成ることを特徴とする請求項8
    記載の調光器。
  10. 【請求項10】 ケースは、長手方向と略平行な両側面
    に放熱用のスリットが形成されて成ることを特徴とする
    請求項1乃至請求項9記載の調光器。
  11. 【請求項11】 ケース後面の上部には、上記スリット
    よりも上方の位置で斜め後方へ下降傾斜する防水用溝が
    形成されて成ることを特徴とする請求項10記載の調光
    器。
  12. 【請求項12】 カバーとボディとは凹凸嵌合されて成
    ることを特徴とする請求項4乃至請求項11記載の調光
    器。
  13. 【請求項13】 調光設定器は、回転式のボリューム
    と、後部にケース前面の内側に当接する鍔部を備えボリ
    ュームの操作軸が挿入嵌合される操作摘子とで構成さ
    れ、操作軸の先端面と操作摘子との間に弾性体が介装さ
    れて成ることを特徴とする請求項6乃至請求項12記載
    の調光器。
  14. 【請求項14】 調光設定器は、スライド式のボリュー
    ムと、ボリュームの操作軸に連結される操作摘子とで構
    成されて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項12
    記載の調光器。
  15. 【請求項15】 上記鎖錠ばねと上記端子板とで構成さ
    れる端子と、上記解除釦とは、ケースの長手方向の一端
    部に配設され、ケースは、上記一端部の後面に上記電線
    を収納するための凹所が形成されて成ることを特徴とす
    る請求項5記載の調光器。
  16. 【請求項16】 照明負荷の調光レベルを設定する調光
    設定器と、調光設定器の操作摘子が前面に露出するケー
    スとを備え、ケースは、埋込型の配線器具用の取付枠に
    該取付枠の開口窓からケースの前面が露出する形で最大
    3個まで連設して取り付けることができる単位寸法の埋
    込型の配線器具の2個分に相当する寸法に形成されて成
    ることを特徴とする調光器。
  17. 【請求項17】 ケースは、後端側のボディと前端側の
    カバーとからなり、ボディの外側面に突設した組立爪
    と、カバーから突出する組立片に設けた組立孔との凹凸
    係合によりボディとカバーとが結合されることを特徴と
    する請求項16記載の調光器。
  18. 【請求項18】 ケースの両側面には上記取付枠に形成
    された保持部に係止される係止爪が突設されて成ること
    を特徴とする請求項16又は請求項17記載の調光器。
  19. 【請求項19】 ケースは、後面に放熱用のスリットが
    形成されて成ることを特徴とする請求項16乃至請求項
    18記載の調光器。
  20. 【請求項20】 操作摘子の後部に、前後方向に略直交
    するリブを突設し、カバーの後面側には、照明負荷をオ
    フする位置まで操作摘子が操作されたときに上記リブが
    係合する係合溝が形成されて成ることを特徴とする請求
    項17乃至請求項19記載の調光器。
  21. 【請求項21】 ケース内に、照明負荷への供給電力を
    制御する電力制御素子と、電力制御素子に取着される放
    熱板とを備え、放熱板の外周部の要所から係合爪が突設
    され、ボディの内側面には、放熱板の係合爪が係合する
    係合突起が突設されて成ることを特徴とする請求項17
    乃至請求項20記載の調光器。
  22. 【請求項22】 放熱板には位置決め用の位置決め孔が
    形成され、ボディ後面の内側には上記位置決め孔に挿入
    される位置決め用リブが突設されて成ることを特徴とす
    る請求項21記載の調光器。
  23. 【請求項23】 ケース後面の内側には放熱板と当接す
    る複数の小さな突起が突設されて成ることを特徴とする
    請求項21又は請求項22記載の調光器。
  24. 【請求項24】 放熱板は、ボディの内周面に沿う形に
    適宜折曲されて成ることを特徴とする請求項21乃至請
    求項23記載の調光器。
  25. 【請求項25】 調光設定器は、スライド式のボリュー
    ムと、ボリュームの操作軸に連結される操作摘子とで構
    成されて成ることを特徴とする請求項16乃至請求項2
    4記載の調光器。
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