JPH1186456A - 記録媒体及び再生装置 - Google Patents

記録媒体及び再生装置

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JPH1186456A
JPH1186456A JP10175166A JP17516698A JPH1186456A JP H1186456 A JPH1186456 A JP H1186456A JP 10175166 A JP10175166 A JP 10175166A JP 17516698 A JP17516698 A JP 17516698A JP H1186456 A JPH1186456 A JP H1186456A
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Application number
JP10175166A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kikuchi
伸一 菊地
Hidenori Mimura
英紀 三村
Tetsuya Kitamura
哲也 北村
Kazuhiko Taira
和彦 平良
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1186456A publication Critical patent/JPH1186456A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生時間を基準とする単位で区切られ、それ
ぞれ同期再生されるビデオデータ、音声データ及び副映
像データを、好適なデータフォーマットで記録する記録
媒体及びその記録媒体を再生するための再生装置を提供
する。 【解決手段】 ビデオデータ、音声データ及び副映像デ
ータを組み合わせてなるデータユニットの先頭に各デー
タブロックを管理するためのヘッダを設けるとともに、
各データブロックの先頭にも、自データブロック内のデ
ータを管理するためのヘッダデータを設ける。これによ
って特に、データブロックに複数のチャンネルやストリ
ームのデータを記録し、その中から一つのチャンネルや
ストリームを再生するような場合の、各チャンネルデー
タやストリームデータの管理を充実して行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば映像デー
タ、音声データ等の独立したデータブロックを1つのユ
ニットとしてグループ化するためのデータが記録された
記録媒体及びその記録媒体を再生するための再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音声等のデータをデジタル
で記録した光ディスクを再生する動画対応光ディスク再
生装置が開発されており、例えば映画ソフトやカラオケ
等の再生装置として広く利用されている。また最近で
は、動画像のデータ圧縮方式としてMPEG(Movi
ng Picture Image Coding E
xpert Group)方式が既に国際標準化される
に至っている。このMPEG方式は映像データを可変長
圧縮する方式である。
【0003】ところで、従来、光ディスク等の記録媒体
に、それぞれ同期再生されるべき動画(主映像)、音
声、字幕(副映像)等の目的や種類の違うデータを一緒
に記録する場合、図42に示すように、各種類のデータ
をそれぞれデータユニット(以下、「DUT」と称す
る。)と呼ばれる最小データ単位に分け、このDUTを
いくつかまとめた集合体の先頭に、個々のDUTを関す
るためのヘッダを付加していた。ここで、前記DUTの
長さは一定であり、例えば、CD−ROMでは2340
バイトである。
【0004】しかし、このようにDUTの長さを一定と
した場合、主映像と副映像の各データ数を合わせるため
にDUT内に所々ダミーデータを付加しなければなら
ず、結果的にデータの冗長度が増大してしまう。そこ
で、DUTの長さは該DUT内のデータを再生した時の
時間が一定となるように規定する方法が考えられてい
る。
【0005】ところが、この方式を採用した場合、特に
次のような問題が生じる。即ち、かかる方式では、DU
T毎にその長さが可変であるためヘッダが所有すべき管
理情報として、ファイル内の各DUTの開始位置を示す
情報やDUT間の関係を示す情報等が再生装置側で各D
UTを処理するための情報として最低限必要となる。勿
論この程度の情報追加に関しては何等問題はない。しか
し、近年、光ディスクに音声データや副映像データを多
重、つまり複数のチャンネル分記録する方式が検討さ
れ、DUT内のデータ構造はさらに細分化される傾向に
ある。従って、これらDUT内の各チャンネルデータの
開始位置や相互関係等の情報も必要になり、従来のデー
タグループ化方式では対応し切れないという問題があ
る。
【0006】また、ビデオデータがMPEG方式で圧縮
したものである場合、ビデオデータを一定の時間単位で
切り分けること自体が大変困難なものとなっている。以
下、この点について説明する。
【0007】通常、かかる圧縮ビデオデータは次のよう
にして作成される。図43に示すように、まず1秒あた
り24枚のフィルム画像を30フレームの編集ソースデ
ータに変換する。次にこのソースデータに対して編集作
業を行い、編集後データを圧縮することによって、12
枚のピクチャデータを1つのグループ(単位)としたビ
デオデータ(1GOP)を1秒あたりに2つ作成する。
1つが1DUT分のビデオデータとなる。ここで、重要
な点は、同じフィルムの1コマから作成したデータは、
その間の変化が少ないはずであるから、1まとまりで圧
縮していることである。
【0008】以上の処理によって、1DUT(1GO
P:12枚のピクチャデータ)あたり15フレームのN
TSC画像を含んだビデオ圧縮データが得られる。
【0009】ところが、編集の方法によっては、1GO
P:12枚のピクチャデータあたり15フレームを含ん
だビデオ圧縮データを作成できない場合が生じる。
【0010】例えば、図44に示すように、フィルム画
像の2番目の編集ソースデータ(2T、2B、3T)中
の3T以降をカットして、別のフィルム画像から作成し
た編集ソースデータを繋げた場合、2Tと2Bとを圧縮
して2番目のピクチャを作成した後、3Tと3Bから3
番目のピクチャを作成することになる。従って、このよ
うにして作成された12枚のピクチャデータには、13
フレームと1フィールド分のNTSC画像しか含まれな
いことになる。
【0011】また、図45に示すように、ビデオデータ
が静止画像等である場合には、圧縮率を高めるために、
3フレーム分(例えば4B、5T、5B)の編集後デー
タを圧縮して12枚のピクチャデータを作成することと
なる。したがって、この場合は12枚のピクチャデータ
に17フレーム分のNTSC画像が含まれることになっ
てしまう。
【0012】かくして、1GOP:12枚のピクチャデ
ータに含まれるフレーム数は、最小12フレームから最
大18フレームまでの間をとることになり、再生時間が
一定とならない。このため、再生時間が一定になるよう
に改めて圧縮し直さねばならず、その作業は最初に圧縮
し直したデータ以降のすべてのデータについて行う必要
があるため、多大な手間が強いられることになる。
【0013】そこで、このような多大な手間を解消すべ
く1DUTの再生時間が一定であることの条件を排除し
た方式も検討されている。しかし、この方式を実現する
にあたって障害となる点は、再生時における主映像と音
声並びに副映像との同期の問題である。
【0014】即ち、1DUTの再生時間が可変である状
況下で主映像と音声並びに副映像の再生の同期をとるた
めには、その再生するDUT内の主映像のフレーム数
(再生時間)に基づいて音声並びに副映像の再生処理を
適正に制御する必要があるものの、そのフレーム数は、
従来、圧縮されたピクチャデータを展開するまでは分か
らないものとなっており、主映像と音声並びに副映像の
再生の同期をとることは実質上困難な状況にある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、主映像、音声、副映像等の種別の異なる複数のデ
ータブロックを1つのデータユニットとして扱い、特に
音声データや副映像データを複数チャンネル分設定した
場合に好適なデータを記録する記録媒体及びその記録媒
体を再生するための再生装置を提供することにある。
【0016】また本発明の目的は、主映像、音声、副映
像等の種別のなる複数のデータブロックをそれぞれ同期
して再生されるべき1つのデータユニットとして扱い、
特に主映像のデータユニット単位の表示フレーム数を可
変とした場合でも、各データブロックの再生を主映像の
フレーム表示の周期を基準に正確かつ安定に同期させる
ことのできるデータを記録する記録媒体及びその記録媒
体を再生するための再生装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明の記録媒体は、複数の種類の
データブロック及び先頭にヘッダが配置されたデータユ
ニットが記録された第1の領域と、前記データユニット
のヘッダに配置され、当該データユニットから±n離れ
た他のデータユニットの開始アドレスを示すサーチ情報
が記録された第2の領域とを具備することを特徴とす
る。
【0018】請求項2記載の本発明の再生装置は、複数
の種類のデータブロック及び先頭にヘッダが配置された
データユニットが記録された第1の領域と、前記データ
ユニットのヘッダに配置され、当該データユニットから
±n離れた他のデータユニットの開始アドレスを示すサ
ーチ情報が記録された第2の領域とを具備する記録媒体
を再生する再生装置であって、前記記録媒体からデータ
を読み出す手段と、前記読み出されたデータから前記サ
ーチ情報を抽出する抽出手段と、前記抽出されたサーチ
情報に基づいて高速サーチ動作を実行する手段とを具備
することを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明によれば、データブロックの先頭に、自
データブロック内のデータを管理するためのブロックヘ
ッダを設けたので、このブロックヘッダを基にデータブ
ロック内のデータを更に細かい単位、例えばチャンネル
単位、ストリーム単位で容易に管理できるようになる。
【0020】また本発明によれば、データブロックの先
頭に、自データブロック内の各グループのデータの分割
位置を示す管理情報を含むブロックヘッダを設けたの
で、この管理情報を基にデータブロック内の各グループ
のデータを分割することができる。
【0021】さらに本発明によれば、主映像データブロ
ック、音声データブロック及び副映像データブロック
に、内部の独立した単位(ストリーム単位、チャンネル
単位)のデータの有効ブロック長及び先頭位置を示すブ
ロックヘッダを設けたので、このブロックヘッダに基づ
いて、各ブロック内のデータを容易かつ正確に管理する
ことができる。
【0022】また本発明によれば、隣接する音声データ
ブロックと副映像データブロックとの組み合せ最大ブロ
ック長の範囲(再生可能な最大データ量の範囲内)で音
声データブロックと副映像データブロックとの境界を可
変にしたので、データユニット毎に必要に応じて、音声
データのブロック長を大きくとって音質を重視したり、
副画像データのブロック長を大きくとって字幕解説等の
情報量を増やすことができる。
【0023】さらに本発明によれば、データユニット内
のユニットヘッダに、自身のデータユニットに所属する
データブロックがデータブロックの集合中の何番目に当
たるかを識別するための情報を持たせたので、データユ
ニット内の各データブロックのうち、他のデータブロッ
クとは時間的に独立して処理可能でかつ所定周期毎に配
列された複数のデータブロックについては、これらデー
タブロックの集合を1つのデータブロックとして処理で
きるよう該個々のデータブロックを複数のデータユニッ
トに跨って処理することができる。
【0024】また本発明によれば、音声ブロックヘッダ
のストリーム位置情報に基づいて、データユニット内の
各音声ストリームデータの開始点、サイズ及び存在の有
無を識別することができ、かつストリーム構成情報に基
づいて各音声ストリームデータの構成内容を識別するこ
とができる。
【0025】さらに本発明によれば、各フレームデータ
のパターンが全て同一であることを示す情報をストリー
ム構成情報として持たせることによって、同じフレーム
データを連続して記録、再生する必要がなくなる。
【0026】また本発明によれば、副映像ブロックヘッ
ダのチャネル位置情報に基づいて、データユニット内の
各副映像チャンネルデータの開始点、サイズ及び存在の
有無を識別することができ、かつチャンネル表示制御情
報に基づいて副映像チャンネルデータの表示制御内容
を、例えば、即時表示モード、データ保持モード、保持
データ表示モード、表示クリアモード等の分類で識別す
ることができる。
【0027】さらに本発明によれば、データユニットの
集合からなるプログラムに対して、自身のデータユニッ
トがどのプログラムに所属するか、所属プログラム内に
おける自身のデータユニットの再生開始時間、さらには
自身のデータユニットの開始物理アドレス及び該データ
ユニットから±n前後の他のデータユニットの開始物理
アドレスを識別することができる。
【0028】また本発明によれば、±n前後のデータユ
ニットの開始物理アドレスをデータユニットからの相対
セクター数で表し、かつ±n前後のデータユニットがデ
ータの境界内に存在しない場合、その境界までの相対セ
クターで示すことで、±n前後のデータユニットがデー
タの境界に存在しないときでも分岐処理や処理終了を行
うことができる。
【0029】さらに本発明によれば、自身のデータユニ
ットを含むプログラムの次に連続して再生することが可
能なプログラム番号を識別することができる。
【0030】また本発明によれば、エフェクト設定フラ
グを基に、データユニット単位で各データに外部的にエ
フェクト効果を与えることができる。
【0031】さらに本発明によれば、データユニット単
位の主映像データから再生されるフレーム数つまり再生
時間がデータユニット毎に可変である状況下で、主音声
再生と音声並びに副映像再生との同期をとることが可能
になる。
【0032】また本発明によれば、副映像データブロッ
クがN個(Nは2以上の値)のデータユニットに跨って
分配されている場合において、主音声再生と音声並びに
副映像再生との同期をとることが可能になる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0034】図1は本発明に係る一実施例の動画対応の
光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【0035】同図に示すように、この光ディスク再生装
置1は、キー入力部2、システム用ROM&RAM部
3、ビデオデコーダ4、D/A&再生処理部5、光ディ
スクドライブ部6、CPU部7、システムプロセッサ部
(以下、「SYS−PRO部」と称す。)8、DATA
RAM部9、SP(副映像)デコード部10、AUDI
Oデコーダ部11及びTV12等から構成されている。
キー入力部2は、光ディスクの再生、停止、早送り、早
戻し、字幕表示の有無選択等、ユーザからの様々な指示
操作に供される。システム用ROM&RAM部3のRO
Mには、この装置の動作を制御するための制御プログラ
ム(ソフトウェア)が格納されており、電源投入と共に
CPU部7に読み込まれる。またこのシステム用ROM
&RAM部3のRAM内にはデータ処理のための作業領
域が設けられている。
【0036】この光ディスク再生装置1において、キー
入力部2からのキー操作に応じてCPU部7は目的のア
ドレスとリード命令とを光ディスクドライブ部6に送
る。光ディスクドライブ部6は、送られてきた命令に従
って光ディスクよりデータを読み込み、読み込んだデー
タをSYS−PRO部8に送る。SYS−PRO部8
は、そのデータ(デジタルデータ)をDATARAM部
9に一旦記憶し、そのデジタルデータに付加されている
ヘッダを基にそのデータをMPEG圧縮動画データ(以
下、「ビデオデータ」と呼ぶ。)、音声データ、副映像
データ等に分割し、ビデオデータをビデオデコーダ部4
へ、音声データをオーディオデコーダ部11へ、字幕や
簡単なアニメーションの再生を目的とする副映像データ
をSPデコーダ部10へそれぞれ転送する。各デコーダ
部4、10、11は、それぞれに入力されたデータをデ
コード後、D/A&再生処理部5へ出力する。D/A&
再生処理部5は、デコード後の各デジタル信号をD/A
変換してアナログ信号をTV12に出力する。
【0037】図2は光ディスク上のデータフォーマット
を示す図である。同図に示すように、光ディスクに記録
されているファイル(FILE)は階層構造を持ち、1
つのファイル(1FILE)は1つのストーリー(1S
TORY)に対応している。1ストーリーは複数のプロ
グラム(Program)で構成され、1プログラムは
複数のデータユニット(以下、「DUT」と称す。)で
構成されている。このように1つのプログラムを複数の
DUTで構成することによって、各プログラム単位で再
生の順番を変更したり処理を分岐させたりすることがで
きる。また、DUT単位でエフェクト処理を行うことも
可能となる。また1つのDUTは、DUTヘッダHD、
副映像ブロックデータSP、オーディオブロックデータ
A及びビデオブロックデータVからなり、このDUT単
位で副映像ブロックデータ、オーディオブロックデー
タ、ビデオブロックデータがそれぞれ同一時間軸上で再
生される。
【0038】以下、本発明の実施例の詳細を説明する。
【0039】図3はDUTの構成を示す図である。
【0040】同図に示すように、1つのDUTの再生時
間は0.4秒から0.8秒の間で可変とされている。こ
こで、図2に示したように、DUTヘッダHDは固定長
であり、副映像データブロックSP、オーディオデータ
ブロックA及びビデオデータブロックVの長さは、それ
ぞれ、DUT再生時間に応じて、かつデータ圧縮の有無
やその圧縮方式に応じて可変とされている。
【0041】DUTヘッダはDUT内の各データブロッ
クについての各種管理情報を含んでなる。副映像データ
ブロックは複数の副映像チャンネル1、2、…、iと、
各チャンネルデータについての管理情報を含む副映像ブ
ロックヘッダとからなる。オーディオデータブロック
は、複数のオーディオストリーム1、2、…、jと、各
ストリームのオーディオデータについての管理情報を含
むオーディオブロックヘッダとからなる。ビデオデータ
ブロックは、例えばMPEG圧縮動画データであるビデ
オストリームと、このビデオストリームの管理情報を含
むビデオブロックヘッダとからなる。
【0042】図4はDUTヘッダの構成を示す図であ
る。
【0043】同図に示すように、DUTヘッダは、DU
T識別&サーチ情報、DUT再生制御情報、DUT構成
識別情報、副映像ブロック構成情報、オーディオブロッ
ク構成情報、ビデオブロック構成情報及び予約情報等か
らなる。なお、ファイルを生成する上では、このDUT
ヘッダの読み取りエラーの発生を想定し、これら各情報
は光ディスク上に繰り返し4回記録される。
【0044】副映像ブロック構成情報、オーディオブロ
ック構成情報、ビデオブロック構成情報の各ブロック構
成情報は、それぞれ、DUT内の各データブロックがそ
れぞれどのセクタ番地からどのセクタ番地までに存在し
ているかを示す情報(セクタアライメント情報)を含ん
でいる。
【0045】DUT構成識別情報は、図5に示すよう
に、副映像データブロックの分割点開始アドレス(SP
BSADR)及びそのサイズ(SPBSIZE)、オー
ディオデータブロックの分割点開始アドレス(ABSA
DR)及びそのサイズ(ABSIZE)、ビデオデータ
ブロックの分割点開始アドレス(VBSADR)及びそ
のサイズ(VBSIZE)等を含んでいる。ここで、各
データブロックの分割点開始アドレスはDUTの先頭か
らの相対アドレスで表現されている。また、サイズはバ
イト単位で示されている。
【0046】次に、図1に示した光ディスク再生装置の
SYS−PRO部8の構成について説明する。図6はそ
の構成を示すブロック図である。
【0047】同図に示すように、SYS−PRO部8
は、ドライブI/F部21、ABRX部22、HSTI
/F部23、CACHPNT部24、AUDIOI/F
部25、DRAMコントロール部(DRAMC部)2
6、データセレクト部27、29、Dタイプフリップフ
ロップ(DF)28、ビデオI/F部30等から構成さ
れている。 SYS−PRO部8は、読み込んだDUT
内の各ブロック構成情報を基にセクタアライメント位置
を決め、DUT内の各データブロックの切り分け処理
(分割処理)を実行する。ここで、ビデオデータブロッ
クはビデオデコーダ部4へ、副映像データブロックはS
Pデコーダ部10へ、オーディオデータブロックはオー
ディオデコーダ部11へと転送される。
【0048】上記切り分け処理(分割処理)を行うため
のデータ切り分け信号は、SYS−PRO部8内のAR
BX部22によって生成される。このデータ切り分け信
号は、DUT内のデータブロックをその種別毎に分解す
るためのセレクト信号である。図7はARBX部22内
のデータ分割処理ブロックの構成を示す図である。
【0049】同図に示すように、このデータ分割処理ブ
ロックは、ドライブI/F部37、SPBSADR R
eg(SPBSADR用レジスタ)38、SPBSIZ
EReg(SPBSIZE用レジスタ)39、SP終了
アドレス算出用アドレス加算器40、DUTデータカウ
ンタ41、SPデータ開始生成用アドレス比較器42、
定数設定レジスタ43(転送カウンタ73)、SPBS
ADRレジスタ用LOAD信号生成用アドレス比較器4
4、定数設定レジスタ45(転送カウンタ74)、SP
BSIZEレジスタ用LOAD信号生成用アドレス比較
器46、定数設定レジスタ47(転送カウンタ75)、
SPデータ終了生成用アドレス比較器48、ABSAD
R Reg(ABSADR用レジスタ)49、SPデー
タセレクト信号生成用RSフリップフロップ(RS−F
/F)50、ABSADRレジスタ用LOAD信号生成
用アドレス比較器51、定数設定レジスタ52(転送カ
ウンタ76)、ABSIZEレジスタ用LOAD信号生
成用アドレス比較器53、AUTIOデータ開始生成用
アドレス比較器54、ABSIZE Reg(ABSI
ZE用レジスタ)55、AUDIO終了アドレス算出用
アドレス加算器56、AUDIOデータ開始生成用アド
レス比較器57、VBSADR Reg(VBSADR
用レジスタ)58、AUDIOデータセレクト信号生成
用RSフリップフロップ59、VBSADRレジスタ用
LOAD信号生成用アドレス比較器60、定数設定レジ
スタ61(転送カウンタ78)、VBSIZEレジスタ
用LOAD信号生成用アドレス比較器62、ビデオデー
タ開始生成用アドレス比較器63、VBSIZE Re
g(VBSIZE用レジスタ)64、ビデオ終了アドレ
ス算出用アドレス加算器65、ビデオデータ終了生成用
アドレス比較器66、ビデオデータセレクト信号生成用
RSフリップフロップ67、定数設定レジスタ68(転
送カウンタ77)等から構成されている。なお定数設定
レジスタ43に(転送カウンタ73)と記載しているの
は、DUTデータカウンタ41が各転送データをカウン
トする中で73回目のタイミングでこのレジスタにデー
タが読み込まれることを示す。他のレジスタについても
同様の意味である。
【0050】SYS−PRO部8は、DUTヘッダを読
み込みこれをDATARAM9に記録すると共にDUT
ヘッダ内のDUT構成識別情報をABRX部22内部の
上記各レジスタへ取り込み、このDUT構成識別情報に
従って次のような処理を行う。図8に示すように、DU
T構成識別情報の各パラメータ(SPBSADR、SP
BSIZE、ABSADR、ABSIZE、VBSAD
R、VBSIZE)は、それぞれ対応する各レジスタへ
転送カウント72〜78までの各タイミングでドライブ
I/F37により取り込まれ、ABRX部22内の各ア
ドレス比較器、各加算器及び各フリップフロップによっ
て各データ切り分け信号(データセレクト信号)として
生成される。
【0051】例えば、副映像データを選択するための信
号(SPデータセレクト信号)を生成する場合、ABR
X部22内のSPBSADR Reg(レジスタ)38
にパラメータ(SPBSADR)を取り込み、このレジ
スタ38の値とDUTデータの取り込みデータ数とを比
較器42で比較する。そして、各データが一致したら、
その信号をセット信号“S”としてRSフリップフロッ
プ(RS−F/F)50に出力する。またABRX部2
2内のSPBSIZE Reg(レジスタ)39にパラ
メータ(SPBSIZE)を取り込み、このレジスタ3
9とSPBSADR Reg38の値とを加算器40で
加算し、その加算結果と、DUTデータの取り込みデー
タ数とを比較器48で比較し、各データが一致したら、
その信号をリセット信号“R”としてRS−F/F50
に出力する。これら2つの信号“S”“R”によってR
Sフリップフロップ50を動作させて、副映像データセ
レクト信号を生成する。なお、オーディオデータセレク
ト信号及びビデオデータセレクト信号等も上記同様にし
て生成される。
【0052】ここで、DUTはその再生時間が0.4秒
から0.8秒での間で可変とされ、これに応じて全体の
ブロック長も可変し得るものとなっているが、光ディス
ク再生装置では、ハードウエア上の都合(例えば光ディ
スクから再生可能な単位時間当たりのデータ量が限られ
ている等)から、DUT全体のブロック長はその最大量
が規定される。
【0053】このような事情に鑑みて、本実施例では、
図9に示すように、DUT内の副映像データブロック及
びオーディオデータブロックについては、これらを組み
合せた最大ブロック長の範囲(再生可能な最大データ量
の範囲内)で副映像データブロックとオーディオデータ
ブロックとの境界(分割点)を可変できるようにした。
このことによって、あるDUTについては副画像データ
の代わりにオーディオデータのブロック長を大きくとっ
て音質を高めたり、或いはオーディオデータの代わりに
副画像データのブロック長を大きくとって字幕解説等の
情報量を増やす等、必要に応じて一方のデータブロック
の長さを大きくとることが可能になる。また、上記組み
合せ最大ブロック長の領域を全てオーディオデータブロ
ック或いは副映像データブロックで占有するようにして
もよい。
【0054】また、副映像データブロック内の副映像デ
ータはそれぞれ独立再生が可能なチャンネルと呼ばれる
単位に分割でき、その中で選択された1つの副映像チャ
ンネルデータを再生することができる。
【0055】ところで、副映像データには2種類のモー
ド(ノンインターリーブモードとインターリーブモー
ド)とがある。ノンインターリーブモードは、図10に
示すように、1つのDUT内に副映像データを最大16
チャンネルまで持つことができるモードである。一方、
インターリーブモードは、図11に示すように、連続す
る2つのDUT内に1秒間分つまり2DUT再生時間分
の副映像データを最大32チャンネルまで持たせること
のできるモードである。
【0056】このように副映像データのモードを識別で
きるようにするため、本実施例では、図19及び図26
に示すように、DUTヘッダ内のSPSNOパラメータ
における7及び6Bit目に、副映像データがインター
リーブモードかノンインターリーブモードかを示す情報
を記録するものとした。また、その0Bit目には、自
DUTがインターリーブモードの副映像データにおいて
何番目のDUTで有るかを示す情報を記録した。
【0057】なお、インターリーブモードの場合、再生
時刻が同じ副映像データが2つのDUTに跨って存在す
るため、図12に示すように、実際の再生動作において
は、2DUT分つまり32チャンネル分のデータが全て
揃ってから再生が開始されることになり、副映像データ
の再生がノンインターリーブモードの場合に比べて1D
UT時間分つまり約0.5秒分遅れることになる。
【0058】また、オーディオデータブロック内のオー
ディオデータはそれぞれ独立再生が可能なストリームと
呼ばれる単位で分割することができ、その中で選択され
た1つのオーディオストリームを再生することができ
る。
【0059】図13はこのオーディオデータブロックの
詳細な構造を示す図である。同図に示すように、オーデ
ィオデータブロックは、複数のオーディオストリームの
前にオーディオブロックヘッダを付加して構成されてい
る。このオーディオブロックヘッダは、図14に示すよ
うに、そのブロックがオーディオデータブロックである
ことを示すオーディオブロック識別子(ABID)がそ
の先頭1バイトに記録されている。またオーディオデー
タブロック中には、図15に示すように、無効なデータ
(斜線領域)が存在する可能性がある。このため、オー
ディオブロックヘッダには、オーディオデータブロック
の有効ブロック長を示すオーディオブロックサイズ(A
BSIZE)、主映像との同期を取るための同期ポイン
タ(AVSYNC)、オーディオデータブロックの先頭
からの相対アドレスで示される各ストリームデータの開
始アドレス(AADRS*)が含まれている。ここで、
AADRS*における*はストリーム番号であり、その
ストリーム番号は1〜8である。なお、AADRS*は
相対アドレス=$0000の場合に“ストリームデータ
なし”を示す。
【0060】図16に示すように、オーディオデータブ
ロック内のオーディオストリームはさらに細かい単位
(音声フレーム)の時間で分割されている。ここで、1
つのオーディオストリームを構成する音声フレームのデ
ータパターンがすべて同じ場合、図14に示したパラメ
ータAADRS*の31ビット目Cに“1”をセットし
てそのことを示すようにした。
【0061】光ディスク再生装置は、このパラメータA
ADRS*の31ビット目Cに“1”がセットされてい
ることを検出した場合に短縮モードによる再生処理を実
行する。この短縮モードによる再生処理は、図17に示
すように、繰り返すデータパターンを1フレームパター
ン分だけ音声デコーダに送り、上記パラメータAADR
S*の24〜30Bitに示されるフレーム回数分、そ
のデコード結果を繰り返して出力することによって実現
される。これにより同じデータを何度も連続して送る必
要がなくなる。
【0062】図18は副映像データブロックの詳細な構
造を示す図である。同図に示すように、副映像データブ
ロックは、複数の副映像チャンネルの前に副映像ブロッ
クヘッダを付加して構成されている。図19に示すよう
に、そのブロックが副映像ブロックであることを示す副
映像ブロック識別子(SPBID)がその先頭1バイト
に記録されている。また、この副映像ブロックヘッダに
は、副映像データブロックの有効ブロック長を示す副映
像ブロックサイズ(SPBSIZE)、副映像データブ
ロックの先頭からの相対アドレスで示される各副映像チ
ャンネルデータの開始アドレス(SPADRC**)が
含まれている。なお“**”にはチャンネル番号1〜1
6が入る。
【0063】さらに、各副映像チャンネルは、チャンネ
ルヘッダとフレーム単位の複数の副映像表示データとか
ら構成されている。チャンネルヘッダは、図20に示す
ように、副映像表示データの開始アドレス(SPDDA
DR)、副映像制御データの開始アドレス(SPCDA
DR)、副映像の表示開始位置(SPDSIZE)、副
映像色情報(SPCINFO)、副映像輪郭補正情報
(SPADJINFO)、副映像と主映像との混合比
(SPCONT)、副映像表示開始タイミング(SPD
ST)等を含んでなる。
【0064】図19に示すように、開始アドレス(SP
ADRC**)の31〜28Bitには、副映像チャン
ネルデータの表示制御モードを識別するための符号が設
定される。ここで、31Bit目を“D”、30Bit
目を“W”、28Bit目を“C”とする。これらのB
itの内、D=1の場合はチャンネルデータ有りを示
し、副映像をそのまま表示する即時表示モードであるこ
とを意味する。またW=1の場合は、チャンネルデータ
は有るがS=1になるまで表示は待つデータ保持モード
であることを意味する。さらにS=1がアクティブの場
合は、W=1のときに読み込んだデータを表示する保持
データ表示モードであることを意味する。またC=1の
場合には、副映像画面をクリアする表示クリアモードで
あることを意味する。ここでクリアの対象は副映像画面
であって、動画用画面ではない.次に、図21を参照し
て上記D,W,S,Cに基づく副映像データの表示制御
方法について説明する。
【0065】同図において、DUT10はD=1、W=
0、S=0、C=0であり、この場合“先読み込みな
し”“画面クリアなし”となり、DUT10から取り込
んだ副映像データがそのまま再生される。DUT11は
D=0、W=1、S=0、C=0であり、“副映像デー
タの先読み”“画面クリアなし”となり、DUT11か
ら取り込んだ副映像データはこの時点では再生されず、
次にS=1のDUTが送られてくるまで再生を待つこと
となる。したがって、この時点において、画面にはDU
T10の副映像データが表示されることになる。DUT
12〜13はD=0、W=0、S=0、C=0であり、
“副映像のデータなし”“画面クリアなし”となり、副
映像データを取り込まずしかも画面もそのままの状態で
保持される。またDUT14はD=0、W=0、S=
1、C=0であるので、“バッファデータ再生開始”
“画面クリアなし”となり、図20に示したチャンネル
ヘッダの副映像表示開始タイミングのパラメータ(SP
DST)に記録されている表示フレーム番号に従って、
DUT11から取り込んだ副映像データの再生が開始さ
れる。さらにDUT16はD=0、W=0、S=0、C
=1であり、“副映像データなし”“画面クリア”とな
り、副映像表示用画面がクリアされる。
【0066】図22はDUTヘッダ内のDUT識別&サ
ーチ情報の構成を示す図である。同図に示すように、D
UT識別&サーチ情報は、自身のDUTが所属するプロ
グラム番号(PRGNO) 、ファイルを構成するDUT
の群にシリアルに番号をつけたDUT番号(DUTN
O) 、自身のDUTのファイル内の先頭アドレス(FS
ADRS)等を含む。
【0067】また、高速サーチを容易にするために、図
23に示すように、飛び先アドレス計算用として、それ
ぞれ10再生ユニット先(FWD10) 、5再生ユニッ
ト先(FWD1)、1再生ユニット前(BWD1)、5
再生ユニット前(BWD5)、10再生ユニット前(B
WD10) のDUTヘッダの先頭からのセクター数がD
UT識別&サーチ情報として組み込まれている。但し、
ここでの再生ユニットとは、再生する連続したDUTの
ことである。
【0068】したがって、高速サーチ時(前方サーチの
場合)には、図24のフローチャートに示すように、キ
ー入力部2の早送りキー(》)が操作されると(押され
ると)、光ディスクドライブ部6が光ディスクを駆動
し、対応するファイルからDUTデータを取り出しSY
S−PRO部8に転送する。そしてSYS−PRO部8
がそのDUTデータを受け取ると(S1)、それを検知
したCPU部7は、この高速サーチ時のセクター数デー
タをDATARAM部9から読み込み、次の目的アドレ
スを計算し(S2)、光ディスクドライブ部6にその目
的アドレスとサーチ命令とを発行する(S3)。これに
より光ディスクドライブ部6が、次のDUTデータを取
り出してSYS−PRO部8に転送する(S4)。これ
により早送り再生が可能になる。この動作はキー入力部
2の早送りキー(》)が押し続けられている間、継続さ
れる。そして早送りキー(》)の操作が止められると、
CPU部7が、それを検知して高速サーチの終りを判断
し(S5)、高速サーチが終了する。なお、早戻しの場
合の処理も同様である。
【0069】また、再生の順番がDUTの前後で分岐し
ている場合や、ファイルが終了した場合等は、**再生
ユニット先、あるいは前の再生ユニットが存在しなくな
るため、そのときに辿ることのできる最後のDUTのセ
クター数データを記録するものとする。なお“**”に
は整数、つまり1,5,10等が入る。
【0070】例えば、図25に示すように、5再生ユニ
ット先(FWD5)や10再生ユニット先(FWD1
0)のDUTに行く前にファイルが終了している場合、
例えばDUT19等を起点として、そのファイルが終了
するDUT22等のセクター数を、5再生ユニット先
(FWD5)または10再生ユニット先(FWD10)
として記録する。なお、ここでのセクター数とは、DU
Tヘッダの先頭から目的DUTまでのセクター数であ
る。
【0071】図26はDUTヘッダ内のDUT再生制御
情報を示す図である。同図に示すように、DUT再生制
御情報のパラメータとしては、関連プログラム番号(R
PRGNO)、映像同期のための同期ポインタ(AVS
YNC)、副映像分割番号(SPSNO)、パレンタル
(PARENT)、エッジエフェクト(EFFECT)
等がある。
【0072】関連プログラム番号(RPRGNO)は、
連続して再生することができるデフォルトのプログラム
番号であり、外部よりプログラムの指定がない場合に、
次のプログラムを再生することを示す情報である。
【0073】ところで、それ以外のプログラムを続けて
再生する場合は、データが連続していないために、続け
てプログラムを再生しようとすると音声や画像にノイズ
が入り、不具合が生じる可能性がある。この問題を防ぐ
ために、図27に示すように、ARBX部22内に不連
続プログラム検知処理ブロック78を以下のように設け
た。
【0074】同図に示すように、この不連続プログラム
検知処理ブロック78は、ドライブI/F部69、PR
GNO用レジスタ70、DUTデータカウンタ71、R
PRGNO用レジスタ72、定数設定レジスタ73(転
送カウンタ1)、PRGNOレジスタ用LOAD信号生
成用アドレス比較器74、定数設定レジスタ75(転送
カウンタ65)、RPRGNOレジスタ用LOAD信号
生成用アドレス比較器76、Broken Link処
理フラグ信号生成用比較器77等から構成されている。
【0075】DUT再生制御情報内で指定されたプログ
ラム番号以外のプログラムを次に再生する場合、再生し
た1DUT前の比較処理が終わったことを検知し、その
検知信号をラッチ信号としてDタイプフリップフロップ
(D−F/F)86に出力する。これによりDタイプフ
リップフロップ(D−F/F)86の出力は、比較処理
中、再生した1DUT前の関連プログラム番号を出力す
る。
【0076】一方、再生中のDUTの所属しているプロ
グラム番号は、レジスタ70に読み込まれる。Dタイプ
フリップフロップ(D−F/F)86はそれぞれ入力さ
れた再生された1DUT前の関連プログラム番号と、再
生中のプログラム番号とを比較する。この結果、Bro
ken Link処理許可フラグの信号が生成される。
なお、上記検知後、数フレーム間は音声にミュート処理
を行うと共に、画像に消画処理つまりBroken L
ink処理を行う。
【0077】次に、Broken Link処理許可フ
ラグの信号が生成されるまでのイメージについて説明す
る。
【0078】例えば、図28に示すように、プログラム
“1”→プログラム“2”→プログラム“4”→プログ
ラム“6”と連続して再生する場合、プログラム“1”
内のプログラム番号(RPRGNO)は“2”となり、
またプログラム“2”内のプログラム番号(RPRGN
O)は“4”となる。
【0079】ここで、ユーザからの操作指定によって、
プログラム“2”からプログラム“3”へ分岐する場
合、プログラム“3”のデータを読み込んだときに、1
つ前のRPRGNO(プログラム“2”のRPRGN
O)は“4”であるので、現在再生しようとしているプ
ログラム“3”とは一致しない。そこで、Broken
Link処理フラグ信号がアクティブ(有効)となる。
【0080】図26に示すエッジエフェクトのパラメー
タ(EFFECT)は、DUT単位で、画像や音声のデ
ータにエフェクト効果を発生させるきっかけを知らせる
たるの情報である。
【0081】図29はARBX部22内のエフェクト検
知ブロック84の構成を示す図である。同図に示すよう
に、エフェクト検知ブロック84は、ドライブI/F部
79、EFFECT用レジスタ80、DUTデータカウ
ンタ81、定数設定レジスタ82(転送カウンタ7
1)、EFFECTレジスタ用LOAD信号生成用アド
レス比較器83等から構成され、DUT再生制御情報か
ら上記エッジエフェクトのパラメータ(EFFECT)
を得ることによってエフェクト処理信号を生成する。
【0082】この場合、図30に示すように、例えばD
UT21等にEFFECTビットをセットすると、この
タイミングでエフェクトフラグが立てられて、上記エフ
ェクト処理信号が生成されるので、この信号をCPU部
7、ビデオデコーダ部4、オーディオデコード部11、
SPデコーダ部10、D/A&再生処理部5、外部機
器、例えば照明機器や空調施設等に知らせることにより
様々なエフェクト効果を得ることができる。この実施例
では、同図に示すように、主画面の終了時期に同期させ
て表示画面のフェードアウト処理等を行うことができ
る。
【0083】ここで、エフェクト効果とは、上記表示画
面のフェードアウト処理の他、フェードイン処理や、外
部照明の明るさを変化させる照明変化処理(例えば怪談
の山場で外部照明を暗くする等)、外部イルミネーショ
ンのコントロール、外部空調施設のコントロール(臨場
感を出すために雪山等の寒い場面で室温を下げたり、砂
漠等の暑い場面で室温を上げる)、拍手や合いの手等の
効果音をON/OFFする等が考えられる。
【0084】図31はビデオデータブロックの構成を示
す図である。前述したように、ビデオデータブロック
は、ビデオストリームの前にビデオブロックヘッダを付
加して構成されている。ビデオブロックヘッダは、図3
2に示すように、このブロックがビデオブロックである
ことを示すビデオブロック識別子(VBID)、ビデオ
データブロック内でのビデオストリームの有効ブロック
長を示すビデオブロックサイズ(VBSIZE)等を含
む。
【0085】さらにDUTヘッダ内のビデオブロック構
成情報は、図33に示すように、ビデオデータブロック
の先頭からの相対アドレス(VADRF*)で示された
各ビデオピクチャの開始アドレスを含んでいる。但し、
相対アドレス=$0000の場合には“ピクチャデータ
なし”を示す。この相対アドレスVADRF*の31ビ
ット目Cに“1”がセットされている場合は画面クリア
を意味する。なお、この画面クリアとは、主映像のみの
画面クリアであり、副映像画面はクリアしない。
【0086】このように各ビデオピクチャの開始アドレ
スを示す情報をDUTヘッダ内に持つことによって、主
映像の2倍速再生等の高速特殊再生が可能になる。
【0087】また本発明においては、副映像データの再
生処理を行う副映像再生部は、主映像デコーダ部から入
力されるVSYNC信号(垂直同期信号)をカウントす
ることによって得られる主映像のフレーム番号を基に副
映像再生を主映像再生と同期させることができる。
【0088】しかしながら、1GOP:12枚のピクチ
ャデータをデコードした結果として得られるフレーム数
は、従来の技術でも説明したように、12フレームから
18フレームの間のどれかとなり、DUT毎に表示フレ
ーム数が違う場合が生じる。したがって、単に、VSY
NC信号(垂直同期信号)をカウントして得られる主映
像のフレーム番号を利用するだけでは、1DUT内の最
後のフレームが特定できず、正確に同期をとることがで
きなくなる。
【0089】そこで、本実施例では、図26に示すよう
に、DUTヘッダ内のDUT再生制御情報として、ビデ
オデータブロックの再生時のフレーム総数と、基準画面
であるIピクチャの表示開始フレーム番号とを示すVF
RAMEパラメータを付加した。ここで、Iピクチャの
表示開始フレーム番号は、何らかのエラーが発生した等
の理由で、VSYNC信号に基づく再生フレーム番号の
カウントにずれが生じた場合、そのカウントずれを修正
するために用いられる。その詳細については後で説明す
る。 副映像データのモードとして、図10から図12
に示したようにノンインターリーブモードとインターリ
ーブモードとがあることについては既に述べた通りであ
るが、インターリーブモードの場合において、再生され
る副映像データは連続する2つのDUTの中から唯一選
ばれる副映像チャンネルであるから、DUTヘッダに前
記再生フレーム総数とIピクチャ表示開始フレーム番号
とを単に付加しただけでは、正しくビデオデータ再生と
副映像データ再生とを同期させることができない。
【0090】そこで、本実施例では、図34に示すよう
に、インターリーブモードの場合は連続する2つのDU
Tを1つの表示グループと見なし、各DUTのDUTヘ
ッダに、2つのDUTそれぞれの再生フレーム総数の和
を記録し、Iピクチャ表示開始フレーム番号として2番
目(表示グループ内の最後)のDUTのピクチャデータ
から作成されるIピクチャのフレーム番号を記録するも
のとした。これによって、副映像データをインターリー
ブモードとした場合も、正しくビデオデータ再生と副映
像データ再生とを同期させることが可能になる。
【0091】次に、上述した再生フレーム総数及びピク
チャ表示開始フレーム番号を用いて、副映像再生部に供
給する、SYS−PRO8内のフレーム番号生成処理ブ
ロックの構成について説明する。図35はこのフレーム
番号生成処理ブロックの構成を示す図、図36はこの処
理ブロック内の副映像再生部の構成を示す図、図37は
その処理手順を示すフローチャートである。
【0092】DUTデータはドライブI/F部102を
介してSYS−PRO部8内に入力される。入力された
DUTデータの数はDUTデータカウンタ104でカウ
ントされる。そのカウント値は比較器106に導入さ
れ、この比較器106にて、当該カウント値とレジスタ
105に保持されている、DUTヘッダ内のVFRAM
Eパラメータの開始アドレス値とを比較する。比較器1
06は各値が一致した時、DUTデータからVFRAM
Eパラメータのうちの再生フレーム総数(5〜0Bi
t)とIピクチャの表示開始フレーム番号(7〜6Bi
t)を取り出すことを指示するLOAD信号をレジスタ
103に供給する。この結果、再生フレーム総数(5〜
0Bit)は比較器108へ、Iピクチャの表示開始フ
レーム番号(7〜6Bit)は比較器109に供給され
る。
【0093】一方、フレーム番号カウンタ部107は、
主映像デコーダ部より入力したVSYNC信号(垂直同
期信号)及び再生開始信号を基に、再生中の主映像のフ
レーム番号をカウント検出する。そのフレーム番号の値
は副映像再生部110に供給されるとともに上記各比較
器108、109に入力される。
【0094】比較器108は、上記再生フレーム総数
(5〜0Bit)と主映像の再生フレーム番号の値とを
比較し、両者の値が一致した場合、フレーム番号カウン
タ部107をリセットし、再生フレーム番号のカウント
を0から再スタートさせる。
【0095】このことによって、副映像再生部110に
は、主映像のフレーム総数が可変である場合において
も、正しい再生フレーム番号が供給されることになる。
【0096】ところで、このような方法を実現しても、
エラー発生等何らかの要因で主映像の再生フレーム番号
がずれてくる危険がある。そこで本実施例では、次のよ
うな再生フレーム番号の修正機能を持たせている。
【0097】即ち、比較器109は、VFRAMEパラ
メータに含まれているIピクチャ表示開始フレーム番号
(7〜6Bit)と再生フレーム番号の値とを比較する
ものであり、その比較は、主映像デコーダより得られる
Iフレーム検知信号(Iピクチャのフレーム再生が開始
されたことを主映像デコーダで検出した場合に出力され
る信号)を入力した時点で実行される。この比較で両者
の値に差がある場合、フレーム番号カウンタ部107で
得た再生フレーム番号が本来の値から前記差の分だけず
れていることになる。しかして、その差の値は副映像再
生部110に供給される。ここで副映像再生部110
は、再生フレーム番号(以下、「K」と称す。)とIピ
クチャ表示開始フレーム番号(以下、「J」と称す。)
との差によって、次のような異なる処理を行う。なお、
再生フレーム番号Kとは実際にIピクチャを再生した時
のフレーム番号であり、Iピクチャ表示開始フレーム番
号JとはIピクチャ再生時の本来のフレーム番号であ
る。
【0098】K=Jの場合、再生フレーム番号Kにずれ
がないことになるので特別な処理は行われない。
【0099】K>Jの場合、副映像再生部110は、図
36及び図37に示すように、フレーム番号差カウンタ
部112に上記KとJとの差の値をセットした後(S
1)、副映像データ切り換え部116に対し、再生処理
データ記憶部115に記憶されている1フレーム前の副
映像データを選択して副映像デコード部114に入力せ
しめるよう指示する(S2)。ここで、副映像データ切
り換え部116は、副映像デコード部14へのデータ入
力をバッファメモリ117に保持されている現フレーム
の副映像データと再生処理データ記憶部115に記憶さ
れている1フレーム前の副映像データとの間で切り換え
るものであり、フレーム番号差カウンタ部112に上記
KとJとの差の値が保持されると、これに応じて、副映
像デコード部114へのデータ入力をバッファメモリ1
17から再生処理データ記憶部115に切り換える。さ
らにこの時、カウント中止信号生成部113にてカウン
ト中止信号が生成され、フレーム番号カウンタ部107
に出力されることでフレーム番号カウンタ部107のカ
ウント動作が停止される(S3)。
【0100】その後、フレーム番号差カウンタ部112
はフレーム表示の周期で1ずつ0までダウンカウントす
る(S4)。そしてカウント値が0になった時点で(S
5)、フレーム番号差カウンタ部112は副映像データ
切り換え部116に対し、副映像デコード部14へのデ
ータ入力をバッファメモリ117に切り換えるように指
示する(S6)。これにより、KとJとの差分のフレー
ム数だけ再生中の表示を続けることができる。
【0101】また、図38及び図39は他の実施例のフ
レーム番号生成処理ブロックにおける副映像処理部の構
成を示すブロック図及びその処理手順を示すフローチャ
ートである。
【0102】本実施例では、再生フレームデータ記憶部
123にデコード後の1フレーム前の副映像データを記
憶しておく。
【0103】K>Jの場合、副映像再生部210は、フ
レーム番号差カウンタ部119に上記KとJとの差の値
をセットした後(S7)、副映像データ出力切り換え部
124に対し、再生フレームデータ記憶部123に記憶
されている1フレーム前のデコード後の副映像データを
選択して映像出力するよう指示する(S8)。ここで、
副映像データ出力切り換え部124は、副映像の出力を
副映像デコード部122からの現フレームのデコード後
の副映像データと再生フレームデータ記憶部123に記
憶されている1フレーム前のデコード後の副映像データ
との間で切り換えるものであり、フレーム番号差カウン
タ部119に上記KとJとの差の値が保持されると、こ
れに応じて、映像出力を副映像デコード部122からの
現フレームのデコード後の副映像データから再生フレー
ムデータ記憶部123に記憶されている1フレーム前の
デコード後の副映像データに切り換える。さらにこの
時、カウント中止信号生成部120にてカウント中止信
号が生成され、フレーム番号カウンタ部107に出力さ
れることでフレーム番号カウンタ部107のカウント動
作が停止される(S9)。これにより、KとJとの差分
のフレーム数だけ再生中の表示を続けることができる。
その後、フレーム番号差カウンタ部112はフレーム
表示の周期で1ずつ0までダウンカウントする(S1
0)。そしてカウント値が0になった時点で(S1
1)、フレーム番号差カウンタ部119は副映像データ
出力切り換え部124に対し、副映像出力を副映像デコ
ード部122からの現フレームのデコード後の副映像デ
ータに切り換えるように指示する(S12)。
【0104】図40及び図41は、上述したフレーム番
号生成処理ブロック内の比較器109において、K<J
の比較結果を得た時の映像再生部内の処理ブロックの構
成及びその動作手順を示すフローチャートである。
【0105】K<Jの場合、再生処理検出部126に、
Iピクチャ再生時の再生フレーム番号(K)の値とIピ
クチャ表示開始フレーム番号(J)の値との差と、再生
フレーム番号の値とをそれぞれ取り込む(S13)。
【0106】次に、再生処理検出部126は、バッファ
メモリ部128に保持されているデコード前の副映像デ
ータを調べて、フレーム番号のKからJまでの間に副映
像データの再生制御があるかどうかを調べる(S14,
15)。
【0107】この結果、もし再生制御があれば、再生中
の主映像のフレーム番号と最も近いフレームの副映像再
生を強制的に行うように副映像デコーダ部129を制御
し(S16)、この強制再生の終了後、フレーム番号カ
ウンタ部107に対しIピクチャ表示開始フレーム番号
(J)の値をLOADするようLOAD信号生成器13
0によってLOAD信号を生成し、フレーム番号カウン
タ部107に出力する(S17)。これにより、Kのフ
レーム番号の表示からJのフレーム番号の表示まで表示
が飛ぶことになる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
映像、音声、副映像等の種別の異なる複数のデータブロ
ックを1つのデータユニットとして扱い、特に音声デー
タや副映像データを複数チャンネル或いは複数ストリー
ム分設定した場合でも、データブロック内に新設したブ
ロックヘッダに基づいて、該データブロック内の各チャ
ンネルデータ或いは各ストリームデータを正確かつ安定
に分割することができる。
【0109】また、本発明によれば、主映像、音声、副
映像等の種別のなる複数のデータブロックをそれぞれ同
期して再生されるべき1つのデータユニットとして扱
い、特に主映像のデータユニット単位の表示フレーム数
を可変とした場合でも、各データブロックの再生を主映
像のフレーム表示の周期を基準に正確かつ安定に同期さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の動画対応光ディスク再
生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク再生装置によって再生される
光ディスク上のデータフォーマットを示す図である。
【図3】DUTの構成を示す図である。
【図4】DUTヘッダの構成を示す図である。
【図5】DUT構成識別情報の詳細を示す図である。
【図6】システムプロセッサ(SYSPRO)部の構成
を示すブロック図である。
【図7】ARBX部内のデータ分割処理ブロックの構成
を示す図である。
【図8】DUTデータをブロック種別毎に分解するため
のセレクト信号を生成するタイミングを示す図である。
【図9】DUT内の副映像データブロックとオーディオ
データブロックとの境界可変について説明するための図
である。
【図10】副映像データのノンインターリーブモードに
ついて示す図である。
【図11】副映像データのインターリーブモードについ
て示す図である。
【図12】ノンインターリーブモード及びインターリー
ブモード時の副映像データの再生タイミングを示す図で
ある。
【図13】オーディオデータブロックの詳細な構造を示
す図である。
【図14】オーディオブロックヘッダの構造を示す図で
ある。
【図15】オーディオデータブロック内の無効データを
示す図である。
【図16】オーディオストリームの構造を示す図であ
る。
【図17】オーディオデータの短縮モードによる再生処
理について説明するための図である。
【図18】副映像データブロックの詳細な構造を示す図
である。
【図19】副映像ブロックヘッダの構造を示す図であ
る。
【図20】この実施例の副映像データヘッダの構造を示
す図である。
【図21】副映像データの表示制御方法について説明す
るための図である。
【図22】DUTヘッダ内のDUT識別&サーチ情報の
構造を示す図である。
【図23】DUTヘッダ内の高速サーチ用のセクター数
情報について説明するための図である。
【図24】図23のセクター数情報による高速サーチの
手順を示すフローチャートである。
【図25】高速サーチにおいて目的の飛び先が存在しな
い場合の動作を説明するための図である。
【図26】DUTヘッダ内のDUT再生制御情報を示す
図である。
【図27】ARBX部内の不連続プログラム検知処理ブ
ロックの構成を示すブロック図である。
【図28】Broken Link処理について説明す
るための図である。
【図29】ARBX部内のエフェクト検知ブロックの構
成を示すブロック図である。
【図30】エフェクト処理について説明するための図で
ある。
【図31】ビデオデータブロックの構造を示す図であ
る。
【図32】ビデオブロックヘッダの構造を示す図であ
る。
【図33】ビデオブロック構成情報の構造を示す図であ
る。
【図34】インターリーブモード時のフレーム総数とI
ピクチャ表示開始フレーム番号について説明するための
図である。
【図35】フレーム番号生成処理ブロックの構成を示す
図である。
【図36】図35の処理ブロック内の副映像再生部の構
成を示す図である。
【図37】図35の処理ブロックの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図38】他の実施例のフレーム番号生成処理ブロック
における副映像処理部の構成を示すブロック図である。
【図39】図38の処理ブロックの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図40】図35の処理ブロック内の比較器においてK
<Jを得た時の映像再生部内の処理ブロックの構成を示
す図である。
【図41】図40の処理ブロックの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図42】従来の光ディスクのファイルのデータ構造を
示す図である。
【図43】圧縮ビデオデータの編集方法について説明す
るための図である。
【図44】圧縮ビデオデータの編集においてデータを繋
ぎ合せる方法を説明するための図である。
【図45】3フレーム分のデータを圧縮して12枚のピ
クチャデータを作成する方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…光ディスク再生装置、3…システム用ROM&RA
M部、4…ビデオデコーダ部、5…D/A&再生処理
部、6…光ディスクドライブ部、7…CPU部、8…S
YS−PRO部、9…DATARAM部、10…SP
(副映像)デコーダ部、11…オーディオデコーダ部、
22…ARBX部、78…不連続プログラム検知処理ブ
ロック、84…エフェクト検知ブロック、104…DU
Tデータカウンタ、107…フレーム番号カウンタ部、
106、108、109…比較器、110…副映像再生
部、112…フレーム番号差カウンタ部、113…カウ
ント中止信号生成部、114…副映像デコード部、11
5…再生処理データ記憶部、116…副映像データ切り
換え部、117…バッファメモリ、126…再生処理検
出部、128…バッファメモリ部、129…副映像デコ
ーダ部、130…LOAD信号生成器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 哲也 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 平良 和彦 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の種類のデータブロック及び先頭に
    ヘッダが配置されたデータユニットが記録された第1の
    領域と、 前記データユニットのヘッダに配置され、当該データユ
    ニットから±n離れた他のデータユニットの開始アドレ
    スを示すサーチ情報が記録された第2の領域とを具備す
    ることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 複数の種類のデータブロック及び先頭に
    ヘッダが配置されたデータユニットが記録された第1の
    領域と、 前記データユニットのヘッダに配置され、当該データユ
    ニットから±n離れた他のデータユニットの開始アドレ
    スを示すサーチ情報が記録された第2の領域とを具備す
    る記録媒体を再生する再生装置であって、 前記記録媒体からデータを読み出す手段と、 前記読み出されたデータから前記サーチ情報を抽出する
    抽出手段と、 前記抽出されたサーチ情報に基づいて高速サーチ動作を
    実行する手段とを具備することを特徴とする再生装置。
JP10175166A 1994-04-13 1998-06-22 記録媒体及び再生装置 Pending JPH1186456A (ja)

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Effective date: 19990622