JPH1186286A - 光ディスク検査装置 - Google Patents

光ディスク検査装置

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Publication number
JPH1186286A
JPH1186286A JP9241209A JP24120997A JPH1186286A JP H1186286 A JPH1186286 A JP H1186286A JP 9241209 A JP9241209 A JP 9241209A JP 24120997 A JP24120997 A JP 24120997A JP H1186286 A JPH1186286 A JP H1186286A
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JP
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disk
optical disk
failure
optical
reflected light
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JP9241209A
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English (en)
Inventor
Kazunori Ueki
一典 植木
Katsumi Hattori
克己 服部
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの障害の有無を検出するだけでは
障害により記録が行えない範囲を光ディスクの直接の目
視が頼りで分かりにくかった。また、反射光量が増大す
る傷の検出に対応されていない、という問題もあった。 【解決手段】 光ディスクの検査時に光ディスクの径方
向における記録領域全域に渡って光学ヘッド4を変位さ
せる。ディスク障害判断手段22により反射光量検出回
路9からの検出出力が光ディスクを正常状態と判断する
正常レベル範囲から低いレベル及び高いレベルのいずれ
に外れている場合であっても光ディスクの障害を判断す
る。これにより光ディスクの記録領域全域に渡って反射
光量が減少する障害及び反射光量が減少する障害の両方
を検出する。この場合、障害と判断される障害箇所を変
位量検出回路12からの検出出力を用いて検出するよう
にして障害箇所が存在するディスク位置も分かるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学ヘッドから出
射される光ビームの光ディスクによる反射の反射光量を
検出して光ディスクの傷や汚れ等の障害を検出する光デ
ィスク検査装置に関し、記録用光ディスクの障害により
記録が失敗するのを防止するために光ディスクの障害を
検査するのに好適な光ディスク検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学ヘッドから出射される光ビームを用
いて光ディスクに記録を行う光ディスク記録装置におい
ては、光ディスクの傷や汚れ等のディスク障害が記録の
信頼性に直接関係し、ディスク障害が記録を失敗する大
きな原因となっている。
【0003】その為、光ディスク記録装置により記録が
行われる記録用光ディスクは、事前に傷や汚れ等の障害
を検出することが好ましい。記録用光ディスクの障害を
検出する光ディスク検査装置としては、光学ヘッドから
出射される光ビームを光ディスクに照射し、光ディスク
により反射される反射光量を検出して光ディスクの障害
を検出する光ディスク検査装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した光ディスク検
査装置としては、例えば、特開平5−159507号公
報に示されているが、従来は光ディスクの障害の有無を
検出するだけで障害箇所のディスク位置を検出するよう
になっておらず、光ディスクに障害があった場合におい
て記録が行えない範囲が分からなかった。
【0005】また、光ディスクの障害が検出されてもそ
の障害が汚れである場合、光ディスクのクリーニングで
その汚れを除去することにより記録可能な正常状態に復
帰させることが出来るので、その障害が傷によるものと
汚れによるものとではその意味が大きく相違するが、障
害を傷と汚れとで区別して表示することは行われておら
ず、光ディスクを直接目視により確認する必要があっ
た。
【0006】また、傷によっては反射光量が増大する場
合があるが、従来の光ディスク検査装置においては、反
射光量の減少のみを検出して光ディスクの障害を検出す
るようにしているので、反射光量が増大する傷における
光ディスクの障害を検出することが出来なかった。
【0007】本発明は、前述の点を解決することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクの
検査時に光ディスクの径方向における記録領域全域に渡
って光学ヘッドを変位させるようにすると共に、反射光
量検出回路からの検出出力が光ディスクを正常状態と判
断する判断基準となる正常レベル範囲から低いレベル及
び高いレベルのいずれに外れている場合であっても光デ
ィスクの障害を判断するようにし、光ディスクの径方向
における記録領域全域に渡って反射光量が減少する障害
及び反射光量が増大する障害の両方を判断している。
【0009】また、反射光量検出回路からの検出出力に
より光ディスクの障害を判断すると共に、その障害と判
断される障害箇所を変位量検出回路からの検出出力を用
いて検出するようにし、光ディスクの障害箇所が存在す
るディスク位置を分かるようにして記録が行えない範囲
を分かるようにしている。
【0010】この場合、障害箇所が検出されるディスク
位置の分布により光ディスクの障害が汚れである場合に
その旨を表示するようにし、汚れを除去すべきディスク
位置を容易に認識できるようにしている。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク検査装置の一
実施例を示す回路ブロック図であり、図1の光ディスク
検査装置はパソコンAとその外部記憶装置として接続さ
れるCD−RドライブBとにより構成されている。
【0012】図1において、1はCD−Rディスク、2
はディスク1を回転駆動するスピンドルモータ、3は該
スピンドルモータ2の駆動制御を行うスピンドルサーボ
回路である。
【0013】4はディスク1に照射するレーザービーム
を出射し、ディスク1により反射される反射ビームを受
光する光検出器(図示せず)を有する光学ヘッド、5は
ディスク1に照射するレーザービームのフォーカシング
制御及びトラッキング制御を行うと共に、送りモータ6
を駆動して光学ヘッド4自体をディスク1の径方向に送
るスレッド送り制御を行うヘッドサーボ回路、7はスピ
ンドルサーボ回路3及びヘッドサーボ回路5を制御する
サーボ制御回路である。
【0014】8は光学ヘッド4の光検出器からディスク
1の記録信号であるRF信号を生成するべく光検出器を
構成する特定の受光素子から得られる各受光出力を加算
してメイン信号出力を生成するRF信号生成回路、9は
該RF信号生成回路8により生成されるメイン信号出力
のレベル検出をしてディスク1の反射光量を検出する反
射光量検出回路である。
【0015】前記RF信号生成回路8により生成される
メイン信号出力は、前記反射光量検出回路9に供給され
る他にRF信号を2値化してそのデジタルデータを復号
するメイン信号処理系の回路に供給される。
【0016】10は送りモータ6の回転に伴う検出出力
を発生するセンサー、11は光学ヘッド4のディスク1
の最内周側における初期設定位置を検出するためのスイ
ッチ、12は該スイッチ11が切り換えられる位置を基
点として前記センサー10の検出出力により光学ヘッド
4のディスク1の径方向における変位量を検出する変位
量検出回路、13は反射光量検出回路9からの検出出力
及び変位量検出回路12からの検出出力を後述するホス
トとなるパソコンAにより解釈が可能なデジタルデータ
として作成するデータ作成回路、14はパソコンAとの
整合を行うインタフェースである。
【0017】ホストとなるパソコンAには、接続端子1
6に接続される外部記憶装置に対して要求するコマンド
を発生するコマンド発生手段17と、外部記憶装置との
整合を行うインタフェース18が備えられている。
【0018】前記コマンド発生手段17は、ディスク1
を駆動する回転速度、反射光量検出回路9及び変位量検
出回路12による検出タイミング、及び光学ヘッド4に
よるディスク1のスレッド送り速度の各検査条件をそれ
ぞれ設定するコマンドを発生し、その各検査条件は設定
手段19により設定され、キーボード等の入力手段20
により任意に変更できるようにしている。
【0019】また、前記パソコンAには、データ作成回
路13により作成されたデジタルデータから反射光量検
出回路9により得られた検出出力の反射光量情報、及び
変位量検出回路12により得られた検出出力のディスク
位置情報をそれぞれ反射光量データ及び位置データとし
て抽出するデータ抽出手段21と、該データ抽出手段2
1により抽出される反射光量データからディスク1の障
害を判断するディスク障害判断手段22と、該データ抽
出手段21により抽出される位置データ及びディスク1
が駆動される回転速度を考慮してディスク位置を検出す
る位置検出手段23と、前記ディスク障害判断手段22
による判断出力及び前記位置検出手段23によるディス
ク位置検出出力に応じてパソコンAに接続されるディス
プレイ25を制御する表示制御手段24とが備えられて
いる。
【0020】前記位置検出手段23は、入力される位置
データにより前記ディスク障害判断手段22によるディ
スク障害の判断が行われる反射光量データを取り込んだ
ディスク1の径方向におけるディスク位置を検出すると
共に、ディスク1が駆動される回転速度を算出してその
回転速度から前記反射光量データを取り込んだディスク
1の回転方向におけるディスク位置を検出する。
【0021】前記ディスク障害判断手段22は、ディス
ク1を正常状態と判断できる反射光量の正常レベル範囲
の平均レベルとしてあらかじめ基準光量レベルデータが
設定され、入力される反射光量データをその基準光量レ
ベルデータと比較し、その比較によるレベル差がディス
ク1を正常状態と判断できる反射光量の正常レベル範囲
を外れることを検出してディスク1の障害を判断する。
そして、前記ディスク障害判断手段22は、前記位置検
出手段23により検出されるディスク位置データを取り
込んで障害と判断された時点におけるディスク位置を検
出して障害箇所を特定する。
【0022】27はパソコンAから発生されたコマンド
の解釈を行うコマンド解釈回路、28は該コマンド解釈
回路27により解釈されたコマンドに応じて光学ヘッド
4によるディスクのトレース位置を変位させるアクセス
動作を制御するアクセス制御回路である。
【0023】このように構成された光ディスク検査装置
において、ディスクの障害を検査する場合、検査するデ
ィスクをCD−RドライブBに装着し、パソコンAに検
査時の各測定条件を設定して検査を開始させる指示を与
える。
【0024】パソコンAに設定される検査時の各測定条
件は、入力手段20を用いてディスク1を駆動する回転
速度、反射光量検出回路9及び変位量検出回路12によ
る検出タイミング、及び光学ヘッド4によるスレッド送
り速度がそれぞれあらかじめ設定された数段階の選択肢
の中から選択して設定手段19に設定される。
【0025】入力手段20を用いて各検査条件を設定し
ない場合は、標準設定として設定される各検査条件が自
動的に選択され、その標準設定が設定手段19に設定さ
れるようになっている。
【0026】ディスクの検査を開始する指示が与えられ
ると、設定手段19に設定された各検査条件を含んだデ
ィスク検査を実行するコマンドがコマンド発生手段17
から発生され、そのコマンドがインタフェース18を介
してCD−RドライブBに供給され、インタフェース1
4を介してコマンド解釈回路27に供給される。
【0027】コマンド解釈手段27にコマンドが供給さ
れ、そのコマンドが該コマンド解釈手段27により解釈
されると、その解釈に応じてサーボ制御回路7によるス
ピンドルサーボ回路3の制御によりディスク1の回転速
度が設定され、反射光量検出回路9及び変位量検出回路
12による検出タイミングが設定され、かつアクセス制
御回路28の制御により光学ヘッド4によるディスク1
のスレッド送り速度が設定されてディスクの検査が開始
される。
【0028】ディスクの検査時において、光学ヘッド4
は、フォーカスサーボがオン状態とされ、トラッキング
サーボがオフ状態とされてディスク1をトレースする。
この場合、前述のコマンド解釈に応じたスレッド送り速
度でスレッド送り制御が行われ、このスレッド送り制御
はディスク1の径方向における記録領域全域に渡って行
われる。
【0029】光学ヘッド4によりディスク1がトレース
されると、光学ヘッド4の光検出器にディスク1により
反射された反射光が受光されるので、RF信号生成回路
8によりメイン信号出力が生成され、反射光量検出回路
9はそのメイン信号出力のレベル検出を行う。
【0030】一方、光学ヘッド4がスレッド送りされる
と、送りモータ6の回転に応じてセンサー10から発生
されるパルス出力が変位量検出回路12に供給され、該
変位量検出回路12はスイッチ11の切り換えによりリ
セットされ、前記センサー10からのパルス出力をカウ
ントして光学ヘッド4のディスク径方向におけるディス
ク位置を示すカウント出力を発生する。
【0031】反射光量検出回路9によりレベル検出が行
われるタイミング及び変位量検出回路12によりカウン
ト出力が発生されるタイミングは、コマンド解釈回路2
7に供給されたコマンドにより要求される特定の指定時
間毎に設定され、反射光量検出回路9によりレベル検出
された検出出力及び変位量検出回路12により発生され
るカウント出力はそれぞれデータ作成回路13に供給さ
れる。
【0032】前記データ作成回路13は、反射光量検出
回路9によりレベル検出された検出出力を反射光量情報
を示す反射光量データに変換すると共に、変位量検出回
路12により発生されるカウント出力をディスク位置情
報を示す位置データとし、それらの反射光量データ及び
位置データを含むデジタルデータを作成する。そのデジ
タルデータはインタフェース14を介してパソコンAに
供給される。
【0033】パソコンAに供給されたデジタルデータは
インタフェース18を介してデータ抽出手段21に供給
され、該データ抽出手段21はそのデジタルデータから
反射光量データ及び位置データを抽出する。
【0034】データ抽出手段21により抽出される反射
光量データは、ディスク障害判断手段22により基準光
量レベルデータと比較され、該ディスク障害判断手段2
2はその比較によるレベル差がディスク1を正常状態と
判断できる反射光量の正常レベル範囲を外れることを検
出してディスク1の障害を判断する。
【0035】一方、データ抽出手段21により抽出され
る位置データは、位置検出手段23によりディスク位置
を検出するのに用いられ、該位置検出手段23は入力さ
れる位置データにより前記ディスク障害判断手段22に
よるディスク障害の判断が行われる反射光量データを取
り込んだディスク1の径方向におけるディスク位置を検
出すると共に、ディスク1が駆動される設定された回転
速度からの設定速度を考慮してその回転速度から前記反
射光量データを取り込んだディスク1の回転方向におけ
るディスク位置を検出する。
【0036】この位置検出手段23により検出されたデ
ィスク位置データは、ディスク障害判断手段22に取り
込まれ、障害と判断された時点におけるディスク位置が
検出されて障害箇所が特定される。
【0037】ところで、前記ディスク障害判断手段22
によりディスク障害の判断が行われる反射光量データを
取り込むタイミングは、設定手段19に設定された反射
光量検出回路9及び変位量検出回路12による検出タイ
ミングにより決定され、設定手段19に設定された検出
タイミングに応じてコマンド発生手段17からディスク
1の障害を測定するコマンドが発生される。
【0038】また、位置検出手段23に入力される位置
データの元となる変位量検出回路12から発生されたカ
ウント出力に対応するディスク位置は、設定手段19に
より設定されたディスク1を駆動する回転速度及び光学
ヘッド4によるスレッド送り速度により決定される。
【0039】その為、前記ディスク障害判断手段22に
より障害と判断された時点におけるディスク位置の特定
は、設定手段19により設定される反射光量検出回路9
及び変位量検出回路12による検出タイミングとディス
ク1を駆動する回転速度及び光学ヘッド4によるスレッ
ド送り速度とによりディスク1の障害を測定する測定間
隔が変化する。
【0040】この測定間隔を密にすれば、測定時間が長
くなるが、精密な測定が可能となり、一方、その測定間
隔を粗くすれば、測定精度が低下するものの測定時間の
短縮が図れるので、状況に合わせて設定手段19に設定
する各測定条件を選択する。
【0041】ディスク障害判断手段22による判断出力
は表示制御手段24に入力され、ディスプレイ25には
前記ディスク障害判断手段22による判断出力を表現す
る表示が行われる。
【0042】ディスプレイ25には、例えば図2に示す
如く、ディスクを示す図形29が表示され、ディスク障
害判断手段22により障害であると判断された時点にお
けるディスク位置、すなわち障害箇所がその図形29上
の対応位置に描かれる。
【0043】また、ディスプレイ25には、図形29の
他に前記ディスク障害判断手段22により障害と判断さ
れた際の反射光量の正常レベル範囲とのレベル差を示す
数値データの表示を行う表示領域30が用意され、障害
の度合を推測するのに役立てられる表示が行われるよう
になっている。
【0044】ところで、前記ディスク障害判断手段22
は、ディスクを正常状態と判断する正常レベル範囲から
低いレベル及び高いレベルのいずれに外れている場合で
あってもディスク1の障害を判断するので、反射光量が
減少する汚れや傷の障害及び反射光量が増大する傷の障
害の両方を判断することが出来、この場合、汚れによる
障害において反射光量が増大することはまずないので、
前記正常レベル範囲から高いレベルで外れている場合は
傷であると判断する。
【0045】また、前記ディスク障害判断手段22によ
りディスク1の障害と判断される障害箇所がどのディス
ク位置かが検出されているが、該ディスク障害判断手段
22は正常レベル範囲から低いレベルで外れている場合
にその障害箇所が検出されるディスク位置の分布を判断
して検出されたディスク1の障害が汚れであるか傷であ
るかを判断する。
【0046】この場合、傷による障害は線状分布である
ことが多いので、このような分布であることが判断され
ると、傷であると判断し、一方、汚れによる障害は指紋
によることがほとんどであり、隣接位置に広がった分布
であることが多いので、このような分布であることが判
断されると、汚れであると判断する。
【0047】そして、前記ディスク障害判断手段22に
よりディスク1の障害が汚れであると判断された場合
は、表示制御手段24によりディスプレイ25に示す表
示が汚れを表現する表示となり、ディスク1の障害が傷
であると判断された場合は、表示制御手段24によりデ
ィスプレイ25に示す表示が傷を表現する表示となる。
【0048】すなわち、ディスプレイ25には、汚れを
表現する表示31と傷を表現する表示32とが色や濃度
等を変えて表示されるようになっている。したがって、
ディスク1の障害箇所が存在するディスク位置がディス
プレイ25による表示で一目瞭然で判明し、かつ、障害
が傷によるものか汚れによるものかが分かる。その為、
記録が行えないディスク位置が分かると共に、障害が汚
れによる場合は汚れを除去すべきディスク位置を容易に
認識できる。
【0049】また、正常レベル範囲から外れているレベ
ル差に応じて数段階に分類することにより障害の度合を
表現することも可能である。ところで、ディスクの検査
時にディスク1の径方向における記録領域全域に渡って
光学ヘッド4をスレッド送りにより変位させるのにトラ
ッキングサーボをオフとしているので、ディスクの障害
によりディスクにトラッキングが採れない箇所が存在し
ても、トラッキングが採れないことにより光学ヘッド4
のトレースが阻害されることがなく、ディスク障害に拘
わらずディスク1の記録領域全域に渡って光学ヘッド4
によりトレースさせることが可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明は、光ディスクの
検査時に光ディスクの径方向における記録領域全域に渡
って光学ヘッドを変位させるようにすると共に、反射光
量検出回路からの検出出力が光ディスクを正常状態と判
断する判断基準となる正常レベル範囲から低いレベル及
び高いレベルのいずれに外れている場合であっても光デ
ィスクの障害を判断するようにしているので、光ディス
クの径方向における記録領域全域に渡って反射光量が減
少する障害及び反射光量が増大する障害の両方の検出を
行うことが出来る。
【0051】この場合、光学ヘッドのスレッド送りによ
る変位をトラッキングサーボをオフ状態として行ってい
るので、ディスク障害により光ディスクにトラッキング
が採れない箇所が存在しても、トラッキングが採れない
ことにより光学ヘッドのトレースが阻害されることがな
く、ディスク障害に拘わらずディスクの記録領域全域に
渡って光学ヘッドによりトレースさせることが可能であ
る。
【0052】また、本発明は、反射光量検出回路からの
検出出力により光ディスクの障害を判断すると共に、そ
の障害と判断される障害箇所を変位量検出回路からの検
出出力を用いて検出するようにしているので、光ディス
クの障害箇所が存在するディスク位置が分かり、目視に
よる確認を行う際に光ディスクの障害箇所を探し易く、
容易に光ディスクの障害状況の確認が出来る。
【0053】そして、光ディスクの障害箇所が存在する
ディスク位置を表示して表現するようにしているので、
そのディスク位置の把握がし易く、特に、ホストコンピ
ュータにより制御されるディスプレイに光ディスクを示
すディスク形状の図形を表示し、その図形上に障害箇所
を示す表示を行うようにしているので、障害箇所のディ
スク位置が一目瞭然で認識できる。
【0054】また、反射光量検出回路からの検出出力及
び障害箇所が検出されるディスク位置の分布により光デ
ィスクの障害が傷によるものか汚れによるものかを判別
し、その障害の種類によって異なる表現で表示を行うよ
うにしているので、記録が行えない理由が分かり易いと
共に、障害が汚れによる場合は汚れを除去すべきディス
ク位置を容易に認識できる。
【0055】また、本発明は、ホストコンピュータによ
り光学ヘッドによるスレッド送り速度、及び、あるいは
光ディスクを駆動する回転速度の切り換えが行えるよう
にしているので、ディスク障害を測定する測定間隔が切
り換えられ、この測定間隔を密にして精密な測定とした
り、その測定間隔を粗くして測定時間の短縮を図った
り、状況に合わせて光ディスクの障害を判断するための
測定条件を選択することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク検査装置の一実施例を
示す回路ブロック図である。
【図2】光ディスクの障害を表示する表示例を示す説明
図である。
【符号の説明】
3 スピンドルサーボ回路 4 光学ヘッド 7 サーボ制御回路 9 反射光量検出回路 12 変位量検出回路 13 データ作成回路 17 コマンド発生手段 19 設定手段 22 ディスク障害判断手段 23 位置検出手段 24 表示制御手段 25 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ヘッドから出射される光ビームを光
    ディスクに照射し、光ディスクにより反射される反射光
    量を検出して光ディスクの障害を検出する光ディスク検
    査装置であって、光学ヘッドのトレース位置を光ディス
    クの径方向に変位させるアクセス動作を制御するアクセ
    ス制御回路と、光学ヘッドから得られる反射光量を所定
    時間ごとに検出する反射光量検出回路とを備え、前記ア
    クセス制御手段は光ディスクの検査時に光ディスクの径
    方向における記録領域全域に渡って光学ヘッドを変位さ
    せると共に、前記反射光量検出回路からの検出出力が光
    ディスクを正常状態と判断する判断基準となる正常レベ
    ル範囲から低いレベル及び高いレベルのいずれに外れて
    いる場合であっても光ディスクの障害を判断するように
    したことを特徴とする光ディスク検査装置。
  2. 【請求項2】 前記反射光量検出回路からの検出出力が
    前記正常レベル範囲から高いレベルで外れている場合は
    傷であると判断し、傷を示す表示を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光学ヘッドから出射される光ビームを光
    ディスクに照射し、光ディスクにより反射される反射光
    量を検出して光ディスクの障害を検出する光ディスク検
    査装置であって、光ディスクの検査時に光学ヘッドのト
    レース位置を光ディスクの径方向に変位させるアクセス
    動作を制御するアクセス制御回路と、光学ヘッドの変位
    位置を検出する変位量検出回路と、光学ヘッドから得ら
    れる反射光量を所定時間ごとに検出する反射光量検出回
    路とを備え、該反射光量検出回路からの検出出力により
    光ディスクの障害を判断すると共に、前記変位量検出回
    路からの検出出力を用いてその障害と判断される障害箇
    所の特定を行うようにしたことを特徴とする光ディスク
    検査装置。
  4. 【請求項4】 ディスク検査時において、光学ヘッドの
    トラッキングサーボをオフ状態として光学ヘッドのトレ
    ース位置を光ディスクの径方向に変位させるようにした
    ことを特徴とする請求項1または請求項3記載の光ディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】 前記アクセス制御回路、及び、あるいは
    光ディスクを駆動する回転速度を制御するサーボ制御回
    路を作動させるコマンドをホストコンピュータから発生
    させるようにし、そのコマンドに応じて光学ヘッドによ
    るスレッド送り速度、及び、あるいは光ディスクを駆動
    する回転速度の切り換えを行うようにしたことを特徴と
    する請求項1または請求項3記載の光ディスク検査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記変位量検出回路からの検出出力を用
    いて検出される光学ヘッドの変位位置及び光ディスクが
    駆動されている回転速度から光学ヘッドによりトレース
    されるディスク位置を把握するようにし、光ディスクの
    障害と判断される障害箇所がどのディスク位置かを検出
    するようにすると共に、その障害箇所が検出されるディ
    スク位置の分布により光ディスクの障害が汚れであると
    判断し、その汚れを示す表示を行うことを特徴とする請
    求項3記載の光ディスク検査装置。
  7. 【請求項7】 ホストコンピュータにより制御されるデ
    ィスプレイに光ディスクを示すディスク形状の図形を表
    示し、その図形上に障害箇所を示す表示を行うようにし
    たことを特徴とする請求項2または請求項6記載の光デ
    ィスク検査装置。
JP9241209A 1997-09-05 1997-09-05 光ディスク検査装置 Pending JPH1186286A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8270274B2 (en) 2008-10-15 2012-09-18 Teac Corporation Optical disk inspection device and inspection method

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