JPH1185983A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH1185983A
JPH1185983A JP9236776A JP23677697A JPH1185983A JP H1185983 A JPH1185983 A JP H1185983A JP 9236776 A JP9236776 A JP 9236776A JP 23677697 A JP23677697 A JP 23677697A JP H1185983 A JPH1185983 A JP H1185983A
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JP9236776A
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Inventor
Koji Kunimatsu
浩司 国松
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法でユーザ自身が印刷画像のフィー
ドバックを行うことにより、表示画像と近似した印刷画
像を簡単に得ることができ、作業効率を向上させること
ができる画像処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 中央処理装置101と、表示装置102
と、画像及び文字及び数値などを入力する入力装置10
3と、実行中のプログラム等を記憶しておく主記憶装置
104と、入力された画像等を記憶しておく二次記憶装
置105、画像データの印刷を行う印刷装置106とを
有する画像処理装置であって、画像の修正処理を行う画
像処理部107と、実際の印刷画像を対話的に入力する
対話的入力部108と、印刷画像と画像処理部で修正さ
れた画像との差分を抽出する画像差分抽出部109と、
画像差分抽出部で抽出した差分に基づき画像データの補
正を行う画像補正部110とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に表示し
た画像を印刷装置で印刷画像として出力する画像処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチールカメラで撮った画像を
印刷装置で印刷した結果としての印刷画像は、同じ画像
を表示装置で表示したもの(表示画像)とはかなり印象
が違う。印象が違うとは一般的には表示画像よりも印刷
画像の方が品質が悪くなることを意味し、具体的には印
刷画像の色調等がユーザが意図する画像すなわち表示画
像とは違ってくる。ユーザは表示画像と同じ印刷画像を
期待する。印刷画像を表示画像に近づけるためには、画
像処理ソフトウェア等を使ってユーザ自身が画像データ
の補正処理を行わなければならない。つまり、表示画像
データを補正して得られた補正表示画像データを印刷画
像として出力する。しかし、実際には、以下のような理
由により、ユーザ自身による画像データの補正処理は非
常に困難なものとなっている。
【0003】すなわち、画像データの補正処理において
は、「印刷」→「画像補正処理」のサイクルを試行錯誤
的に何回か繰り返すという面倒な作業をユーザが行わな
ければならない。画像補正処理は、表示画像と印刷画像
を見比べ、印刷画像が表示画像に近づくように表示画像
の色調や明度等を調整するという特殊な作業であり、そ
の特殊性のために一般ユーザには受け入れられにくい。
以下に従来の画像処理装置について説明する。
【0004】図12は従来の画像処理装置を示すブロッ
ク図である。図12において、1201は要求された情
報を処理する中央処理装置、1202はウィンドウ、画
像データ、文字などを表示する表示装置、1203は画
像データ、文字、数値、位置などデータを入力するキー
ボード、タブレット、マウス、スキャナ、デジタルスチ
ルカメラ等の入力装置、1204はオペレーティングシ
ステム、ウィンドウシステム、画像処理アプリケイショ
ンなど実行中のプログラムを記憶するための主記憶装
置、1205は画像データ等を記憶するための二次記憶
装置、1206は画像データを印刷するための印刷装置
である。二次記憶装置1205は画像データの補正を行
う画像処理部1207を有する。二次記憶装置1205
が画像処理部1207を有するとは、画像処理部120
7の機能、動作を示すプログラム(画像処理部プログラ
ム)が二次記憶装置1205に格納されていることを意
味し、この画像処理部プログラムを主記憶装置104に
転送して中央処理装置1201で実行することにより、
画像処理部1207の機能、動作を実現するものであ
る。
【0005】以下に、図12の画像処理装置の動作を図
13を用いて説明する。図13は、図12の画像処理装
置の動作を示すフローチャートであり、入力された画像
を印刷するフローを示す。
【0006】図13において、まず、操作者(対話者)
は入力装置1203から画像データを入力し、表示装置
1202に表示する。(S51)。画像処理部1207
により、入力画像データに対して、印刷装置1206で
印刷した際に、表示装置1202に表示された画像(表
示画像)と同じ画像になるように画像データの色彩を補
正する。(S52)。ステップ52で補正した画像デー
タを印刷装置1206で印刷画像として出力する(S5
3)。印刷装置1206で印刷された画像(印刷画像)
と表示画像を操作者が見比べ、似た色調であれば処理を
終了し、色調が異なっていればステップ52、53の処
理を繰り返す(S54)。
【0007】このように、従来の画像処理装置は、「印
刷」→「画像補正処理」のサイクルを試行錯誤的に何回
か繰り返すという面倒な作業を操作者が行わなければな
らない。このような方法において表示画像と似た印刷画
像を操作者が得るためには、両者のギャップを埋める画
像補正処理が必要となるが、画像補正処理は、表示画像
と印刷画像を見比べ、印刷画像が表示画像に近づくよう
に表示画像の色調や明度等を調整するという特殊な作業
であり、一般ユーザには受け入れられにくい。
【0008】この場合、印刷画像を何らかの手段でフィ
ードバックすることができれば、元々の画像データ(つ
まり表示画像データ)と印刷画像データとの差分から自
動的に画像補正処理を行うことが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像補正処理が適用された画像処理装置では、印刷画像を
フィードバックする際に印刷画像をスキャナ等で読み込
むというようにハードウェアが介在する必要があり、コ
ストアップにつながるという問題点があった。
【0010】この画像処理装置では、簡単な方法でユー
ザ自身が印刷画像のフィードバックを行うことにより、
表示画像と近似した印刷画像を簡単に得ることが要求さ
れている。
【0011】本発明は、簡単な方法でユーザ自身が印刷
画像のフィードバックを行うことにより、表示画像と近
似した印刷画像を簡単に得ることができ、作業効率を向
上させることができる画像処理装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の画像処理装置は、要求された情報を処理する
中央処理装置と、ウィンドウ、画像データ、文字などを
表示する表示装置と、画像データ、文字、数値、位置な
どデータを入力するキーボード、タブレット、マウス、
スキャナ、デジタルスチルカメラ等の入力装置と、オペ
レーティングシステム、ウィンドウシステム、画像処理
アプリケイションなど実行中のプログラムを記憶するた
めの主記憶装置と、画像データ等を記憶するための二次
記憶装置と、画像データを印刷するための印刷装置とを
有する画像処理装置であって、画像の修正処理を行う画
像処理部と、実際の印刷画像を対話的に入力する対話的
入力部と、印刷画像と画像処理部で修正された画像との
差分を抽出する画像差分抽出部と、画像差分抽出部で抽
出した差分に基づき画像データの補正を行う画像補正部
とを有する構成を備えている。
【0013】これにより、簡単な方法でユーザ自身が印
刷画像のフィードバックを行うことにより、表示画像と
近似した印刷画像を簡単に得ることができ、作業効率を
向上させることができる画像処理装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、要求された情報を処理する中央処理装置と、ウィン
ドウ、画像データ、文字などを表示する表示装置と、画
像データ、文字、数値、位置などデータを入力するキー
ボード、タブレット、マウス、スキャナ、デジタルスチ
ルカメラ等の入力装置と、オペレーティングシステム、
ウィンドウシステム、画像処理アプリケイションなど実
行中のプログラムを記憶するための主記憶装置と、画像
データ等を記憶するための二次記憶装置と、画像データ
を印刷するための印刷装置とを有する画像処理装置であ
って、画像の修正処理を行う画像処理部と、実際の印刷
画像を対話的に入力する対話的入力部と、印刷画像と画
像処理部で修正された画像との差分を抽出する画像差分
抽出部と、画像差分抽出部で抽出した差分に基づき画像
データの補正を行う画像補正部とを有することとしたも
のであり、画像処理部で修正された画像つまり表示画像
と印刷画像との差分が抽出され、その差分に基づき表示
画像データが自動的に補正されるという作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、対話的入力部は複数の候補画像を表示
装置に表示して対話者に選択させ、画像差分抽出部は対
話的入力部で選択された画像と画像処理部で修正された
画像との差分を抽出することとしたものであり、対話的
入力部で選択された画像つまり印刷画像に近似した画像
と画像処理部で修正された画像つまり表示画像との差分
が抽出され、ユーザ自身による印刷画像のフィードバッ
クが容易に行われるという作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、対話的入力部は、対話者が複数の候補
画像の中から複数の候補画像を選択した場合に、選択し
た複数の候補画像に重み付けを行い、重みを利用して新
たな候補画像を生成することとしたものであり、生成さ
れた候補画像と印刷画像との近似度が高まるという作用
を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図11を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による画
像処理装置を示すブロック図である。図1において、1
01は要求された情報を処理する中央処理装置、102
はウィンドウ、画像データ、文字などを表示する表示装
置、103は画像データ、文字、数値、位置などデータ
を入力するキーボード、タブレット、マウス、スキャ
ナ、デジタルスチルカメラ等の入力装置、104はオペ
レーティングシステム、ウィンドウシステム、画像処理
アプリケイションなど実行中のプログラムを記憶するた
めの主記憶装置、105は画像データ等を記憶するため
の二次記憶装置、106は画像データを印刷するための
印刷装置である。二次記憶装置105は、画像の修正処
理を行う画像処理部107と、実際の印刷画像を対話的
に入力する対話的入力部108と、印刷画像と画像処理
部107で修正された画像(つまり表示画像)との差分
を抽出する画像差分抽出部109と、画像差分抽出部1
09で抽出した差分に基づき画像データの補正を行う画
像補正部110とを有する。二次記憶装置105が画像
処理部107、対話的入力部108、画像差分抽出部1
09、画像補正部110を有するとは、画像処理部10
7、対話的入力部108、画像差分抽出部109、画像
補正部110の機能、動作を示すプログラム(画像処理
部プログラム、対話的入力部プログラム、画像差分抽出
部プログラム、画像補正部プログラム)が二次記憶装置
105に格納されていることを意味し、これらの画像処
理部プログラム、対話的入力部プログラム、画像差分抽
出部プログラム、画像補正部プログラムを主記憶装置1
04に転送して中央処理装置101で実行することによ
り、画像処理部107、対話的入力部108、画像差分
抽出部109、画像補正部110の機能、動作を実現す
るものである。
【0018】図2は図1の画像処理装置の動作を示すフ
ローチャートであり、図3は本実施の形態における画像
データの状態を示す画像データ状態図、図4は本実施の
形態における画像データの表示状態を示す画像データ表
示状態図である。図3、図4において、二次記憶装置1
05、表示装置102は図1と同様のものなので、同一
符号を付し、説明は省略する。
【0019】図4において、表示装置102の表示領域
は、画像データ302または修正された画像データ(修
正画像データ)303(図3参照)を画像として表示す
る画像データ表示領域401と、印刷結果としての印刷
画像を再現するための画像データである印刷結果再現画
像データ306(図3参照)を表示する印刷結果再現画
像表示領域402と、対話的に補正なし印刷画像304
(図3参照)と似た画像(近似印刷画像)を再現するた
めの対話的処理領域403とから構成される。
【0020】次に、本実施の形態による画像処理装置の
動作を図1〜図4を用いて説明する。
【0021】まず操作者(対話者)は、入力装置103
から画像301を入力し、画像データ302として二次
記憶装置105に記憶する。また、記憶した画像データ
302を表示装置102の画像データ表示領域401に
表示する(S1)。操作者は、表示装置102の画像デ
ータ表示領域401に表示された画像データ302に対
して、任意の画像処理を画像処理部107を使って行
い、修正された画像データ303を作成し、二次記憶装
置105に記憶する。ここで、任意の画像処理とは、画
像の色合いを操作者の好みに合わせて変更したり、画像
の拡大、縮小等を行うことである。また、記憶した修正
された画像データ303の示す画像を表示装置102の
画像データ表示領域401に表示画像として表示する
(S2)。
【0022】次に、操作者は、S2で任意の画像処理を
行って二次記憶装置105に格納された修正された画像
データ303を印刷装置106を使って補正なし印刷画
像304として印刷出力する(S3)。次に、操作者
は、対話的入力部108により、表示装置102と入力
装置103を使って、S3で印刷出力された補正なし印
刷画像304を対話的処理領域403で対話的に入力
し、印刷結果再現画像データ306として二次記憶装置
105に格納し、印刷結果再現画像データ306を表示
装置102の印刷結果再現画像表示領域402に再現印
刷画像として表示する(S4)。次に、画像差分抽出部
109により、S2で任意の画像処理を行って二次記憶
装置105に格納された修正された画像データ303
と、S4で対話的に入力され二次記憶装置に格納された
印刷結果再現画像データ306との差分を抽出し、画像
差分307として二次記憶装置105に格納する(S
5)。
【0023】次に、画像補正部110により、S2で任
意の画像処理を行って二次記憶装置105に格納された
修正された画像データ303をS5で二次記憶装置10
5に格納された画像差分307を使って画像補正した補
正済み画像データ308を二次記憶装置105に格納す
る(S6)。次に、S6で二次記憶装置105に格納さ
れた補正済み画像データ308を、印刷装置106を使
って、補正済み印刷画像309として印刷出力する(S
7)。
【0024】以上のように本実施の形態によれば、画像
の修正処理を行う画像処理部107と、実際の印刷画像
を対話的に入力する対話的入力部108と、印刷画像と
画像処理部で修正された画像との差分を抽出する画像差
分抽出部109と、画像差分抽出部で抽出した差分に基
づき画像データの補正を行う画像補正部110とを有す
ることにより、画像処理部で修正された画像を示す修正
された画像データ(つまり表示画像データ)303と印
刷画像を画像データとして再現した印刷結果再現画像デ
ータ306との差分(画像差分)307を抽出し、その
差分307に基づき修正された画像データ303を自動
的に補正することができるので、対話的入力という簡単
な方法でユーザ自身が印刷画像のフィードバックを行っ
て、表示画像と近似した印刷画像を簡単に得ることがで
き、作業効率を向上させることができる。
【0025】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる画像処理装置の構成は図1の実施の形態1と同様で
あり、本実施の形態による画像処理装置は二次記憶装置
105格納プログラムの内容すなわち中央処理装置10
1の動作、特に対話的入力部108の動作が実施の形態
1とは異なる。本実施の形態による画像処理装置は、補
正なし印刷画像と似た画像を示す近似印刷画像データを
選択して修正画像データとの差分をとるものである。
【0026】本実施の形態による画像処理装置の動作を
図5〜図8を用いて説明する。図5は本実施の形態にお
ける対話的入力部108の動作を示すフローチャートで
あり、図6は本実施の形態における二次記憶装置105
格納の候補画像データを示す候補画像データ状態図、図
7は本実施の形態における画像特性テーブルの内容を示
す画像特性テーブル図、図8は本実施の形態における対
話的処理領域403の表示内容を示す対話的処理領域表
示図である。
【0027】図6において、601〜609は候補画像
1〜9の画像特性を格納するための画像特性テーブル、
611〜619は候補画像1〜9の画像データを格納す
る領域、626〜634は候補画像1〜9の初期画像特
性を格納するための初期画像特性テーブル、620〜6
22は選択された候補画像の画像データを格納するため
の画像データ格納領域、623〜625は選択された候
補画像の画像特性を格納するための画像特性テーブルで
ある。これらは二次記憶装置105に格納される。
【0028】図7において、701はイエロー色の配合
比率を−100%から+100%の範囲で記述する画像
特性値、702はマゼンタ色の配合比率を−100%か
ら+100%の範囲で記述する画像特性値、703はシ
アン色の色の配合比率を−100%から+100%の範
囲で記述する画像特性値、704は明るさの変化を−1
00%から+100%の範囲で記述する画像特性値、7
05は彩度の変化を−100%から+100%の範囲で
記述する画像特性値、706はコントラストの変化を−
100%から+100%の範囲で記述する画像特性値で
ある。これらの画像特性値701〜706は図7の画像
特性テーブルに格納される。
【0029】図8において、801〜809は候補画像
1〜9の画像データ611から619(図6)が表示さ
れる候補画像表示領域、810は次の候補画像を表示す
るための表示ボタン810、811は処理を終了させる
ための終了ボタン、812〜814は選択された候補画
像の画像データを表示するための選択画像表示領域であ
る。これらの領域801〜809、812〜814およ
び表示ボタン810、終了ボタン811は表示装置10
2の対話的処理領域403に表示される。
【0030】次に、本実施の形態による画像処理装置に
ついて、候補画像を何枚か表示し、ユーザに選択させる
対話処理を行う対話的入力部108の動作を図1〜図8
を用いて説明する。
【0031】まず、表示装置102の画像データ表示領
域401に表示されている修正された画像データ303
を二次記憶装置105から取り出し、候補画像1の初期
画像特性テーブル626に記述された画像特性値701
から706に従って画像補正処理を行い、候補画像1の
画像データ領域611に格納し、候補画像1の初期画像
特性テーブル626の内容を候補画像1の画像特性テー
ブル601にコピーする(S11)。候補画像2から候
補画像9も同じ手順に従って、修正された画像データ3
03を候補画像2から9の初期画像特性テーブル627
から634に記述された画像特性値701から706に
従って画像処理を行い、候補画像2から9の画像データ
領域612から619へ格納し、候補画像2から9の初
期画像特性テーブル627から634の内容を候補画像
2から9の画像特性テーブル602から609に格納す
る(S11)。
【0032】次に、候補画像1〜9の画像データ611
〜619を二次記憶装置105から取り出し、表示装置
102の対話的処理領域403の候補画像1〜9の表示
領域801〜809に表示する(S12)。
【0033】次に、操作者は、表示装置102の対話的
処理領域403の候補画像1〜9の表示領域801〜8
09に表示された候補画像の中から、補正なし印刷画像
304(図3参照)により近い候補画像を入力装置10
3を使って選択する(S13)。操作者が候補画像を選
択すると、候補画像の画像データ611〜619のうち
選択された候補画像の画像データを、選択された候補画
像の画像データ格納領域620にコピーし、選択された
候補画像の画像特性テーブルの内容を選択された画像デ
ータの画像特性テーブル623にコピーし、選択された
候補画像の画像データ620を表示装置102の対話的
処理領域403の選択画像表示領域812に表示する。
操作者が複数の候補画像を選択した場合は、選択した候
補画像の画像データが620から622へコピーされ、
選択した候補画像の画像特性テーブルの内容が623か
ら625へコピーされ、選択された候補画像の画像デー
タ620から622が表示装置102の対話的処理領域
403の選択画像表示領域812から814に表示され
る。
【0034】次に、操作者は、選択画像表示領域812
の表示と補正なし印刷画像304とが似ていると判断す
れば終了ボタン811を入力装置103で選択する(S
14)。終了ボタン811が選択されるとS16へ処理
を移す。選択画像表示領域813又は814の表示と補
正なし印刷画像304とが似ていると判断した場合にも
同様の処理となる。すなわち、最終的に似ている画像を
1枚選択させるために、何回かの対話処理の後、補正な
し印刷画像304と似た画像を選択画像表示領域812
に1枚表示した状態で終了ボタン811を押すことにな
る。操作者が、選択画像表示領域812〜814に表示
された画像と補正なし印刷画像304が似ていないと判
断すれば次の候補画像を表示するために表示ボタン81
0を入力装置103で選択する。次の候補画像表示ボタ
ン810が選択されるとS15へ処理を移す(S1
4)。
【0035】次に、選択された候補画像の画像特性テー
ブル623、624、625の画像特性701〜706
を用いて、修正された画像データ303の画像補正を行
い、新たな候補画像1〜9の画像データを生成し(S1
5)、候補画像1〜9の画像データ領域611〜619
に格納し、生成した候補画像1〜9の画像特性701〜
706を候補画像1〜9の画像特性テーブル601〜6
09へ格納し、S12へ処理を移す。
【0036】次に、S14において選択画像表示領域8
12に表示された画像と補正なし印刷画像304とが似
ていると判断した場合は、選択画像表示領域812に表
示されている画像の画像データ620を二次記憶装置1
05から取り出し、表示装置102の印刷結果再現画像
表示領域402(図4)に表示する(S16)。選択画
像表示領域813又は814に表示された画像と補正な
し印刷画像304とが似ていると判断した場合も同様で
ある。
【0037】以上のように本実施の形態によれば、対話
的入力部108は複数の候補画像を表示装置102の対
話的処理領域403に表示して対話者(ユーザ)に選択
させるようにしたことにより、画像差分抽出部109は
対話的入力部108で選択された画像と画像処理部10
7で修正された画像との差分を抽出することができるの
で、対話的入力部108で選択された画像つまり印刷画
像に近似した画像と画像処理部で修正された画像つまり
表示画像との差分を容易に抽出することができ、ユーザ
自身による印刷画像のフィードバックを容易に行うこと
ができる。
【0038】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よる画像処理装置の構成は図1の実施の形態1と同様で
あり、本実施の形態による画像処理装置は二次記憶装置
105格納プログラムの内容すなわち中央処理装置10
1の動作、特に対話的入力部108の動作が実施の形態
1、2とは異なる。本実施の形態による画像処理装置
は、複数の候補画像を選択した場合、選択した候補画像
に重み付けを行い、候補画像の重みを利用して候補画像
となる画像を生成するものである。
【0039】本実施の形態による画像処理装置の動作を
図1〜図11を用いて説明する。図9は本実施の形態に
おける候補画像選択処理を示すフローチャートであり、
図10は本実施の形態における候補画像生成処理を示す
フローチャート、図11は本実施の形態における候補画
像特性値生成処理を示すフローチャートである。
【0040】最初に、候補画像選択処理について図1〜
図9を用いて説明する。まず、操作者は、表示装置10
2の対話的処理領域403の候補画像1〜9の表示領域
801〜809に表示された候補画像の中から、補正な
し印刷画像304に最も近い候補画像を入力装置103
を使って選択する(S21)。操作者が候補画像を選択
すると、候補画像の画像データ611から619のうち
選択された候補画像の画像データを、選択された候補画
像の画像データ格納領域620にコピーし、選択された
候補画像の画像特性テーブルの内容を選択された画像デ
ータの画像特性テーブル623にコピーし、選択された
候補画像の画像データ620を表示装置102の対話的
処理領域403の選択画像表示領域812に表示する。
【0041】次に、操作者は、表示装置102の対話的
処理領域403の候補画像1〜9の表示領域801〜8
09に表示された候補画像の中でS21で選択した候補
画像の次に補正なし印刷画像304に最も近い候補画像
を入力装置103を使って選択する(S22)。操作者
が候補画像を選択すると、候補画像の画像データ611
から609のうち選択された候補画像の画像データを、
選択された候補画像の画像データ格納領域621にコピ
ーし、選択された候補画像の画像特性テーブルの内容を
選択された画像データの画像特性テーブル624にコピ
ーし、選択された候補画像の画像データ621を表示装
置102の対話的処理領域403の選択画像表示領域8
13に表示する。
【0042】次に、操作者は、表示装置102の対話的
処理領域403の候補画像1から9の表示領域801か
ら809に表示された候補画像の中でS21と22で選
択した2つの候補画像の次に補正なし印刷画像304に
最も近い候補画像を入力装置103を使って選択する
(S23)。操作者が候補画像を選択すると、候補画像
の画像データ601から609の内選択された候補画像
の画像データを、選択された候補画像の画像データ格納
領域622にコピーし、選択された候補画像の画像特性
テーブルの内容を選択された画像データの画像特性テー
ブル625にコピーし、選択された候補画像の画像デー
タ622を表示装置102の対話的処理領域403の選
択画像表示領域814に表示する。
【0043】このようにして、重みの大きい順を示す選
択画像表示領域812、813、814の順に表示され
る。
【0044】次に、選択画像の重みを考慮した候補画像
生成処理について図1〜図10を用いて説明する。
【0045】まず、選択された候補画像の画像特性テー
ブル623から625の画像特性701から706の、
画像特性の重みに従って、新たな候補画像1から9の画
像特性値を生成し、画像特性テーブル601から609
に格納する(S31)。次に、候補画像1から9の画像
特性テーブル601から609の画像特性値701から
706を用いて、修正された画像データ303の画像補
正を行い、新たな候補画像1から9の画像データを生成
し、候補画像1から9の画像データ領域611から61
9に格納する(S32)。
【0046】次に、選択画像の重みを考慮した候補画像
特性値生成処理について説明する。最初に選択された候
補画像の画像特性テーブルの画像特性値701から70
6を、候補画像1から9の画像特性テーブル601から
609の各々の画像特性値701から706にコピーす
る(S41)。候補画像1から9の画像特性テーブル6
01から609の各々の画像特性値701から706の
画像特性のうち、最初に選択された候補画像の画像特性
テーブル623の画像特性値701から706の中で偏
移が大きい上位3つの画像特性値を持つ画像特性の画像
特性値を±5%の偏移で変化させる(S42)。
【0047】次に、候補画像1から9の画像特性テーブ
ル601から609の各々の画像特性値701から70
6の画像特性のうち、2番目に選択された候補画像の画
像特性テーブル624の画像特性値701から706の
中で偏移が大きい上位2つの画像特性値を持つ画像特性
の画像特性値を±5%の偏移で変化させる(S43)。
【0048】次に、候補画像1から9の画像特性テーブ
ル601から609の各々の画像特性値701から70
6の画像特性のうち、3番目に選択された候補画像の画
像特性テーブル625の画像特性値701から706の
中で最も偏移が大きい画像特性値を持つ画像特性の画像
特性値を±5%の偏移で変化させる(S44)。
【0049】以上のように本実施の形態によれば、対話
的入力部108は、対話者が複数の候補画像を選択する
場合に、重みの大きい順を示す第1、第2、第3の選択
画像表示領域812、813、814に表示することに
より選択する候補画像に重み付けを行い、図7の画像特
性テーブルに示す画像特性の重みを利用して候補画像を
生成し、また、選択された順に候補画像の画像特性値の
うち偏移が大きいものを偏移させて候補画像を生成する
ようにしたことにより、生成された候補画像と印刷画像
との近似度を容易に高めることができるので、修正画像
(表示画像)と印刷画像との差分を容易かつ高精度に抽
出することができ、ユーザ自身による印刷画像のフィー
ドバックを容易かつ高精度に行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
画像処理装置によれば、要求された情報を処理する中央
処理装置と、ウィンドウ、画像データ、文字などを表示
する表示装置と、画像データ、文字、数値、位置などデ
ータを入力するキーボード、タブレット、マウス、スキ
ャナ、デジタルスチルカメラ等の入力装置と、オペレー
ティングシステム、ウィンドウシステム、画像処理アプ
リケイションなど実行中のプログラムを記憶するための
主記憶装置と、画像データ等を記憶するための二次記憶
装置と、画像データを印刷するための印刷装置とを有す
る画像処理装置であって、画像の修正処理を行う画像処
理部と、実際の印刷画像を対話的に入力する対話的入力
部と、印刷画像と画像処理部で修正された画像との差分
を抽出する画像差分抽出部と、画像差分抽出部で抽出し
た差分に基づき画像データの補正を行う画像補正部とを
有することにより、修正画像(表示画像)と印刷画像と
の差分を抽出し、その抽出した差分に基づき表示画像デ
ータを自動的に補正することができるので、対話的入力
という簡単な方法でユーザ自身が印刷画像のフィードバ
ックを行って、表示画像と近似した印刷画像を簡単に得
ることができ、作業効率を向上させることができるとい
う有利な効果が得られる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、対話的入力部は複数の候補画像
を表示装置に表示して対話者に選択させ、画像差分抽出
部は対話的入力部で選択された画像と画像処理部で修正
された画像との差分を抽出することにより、対話的入力
部で選択された画像つまり近似印刷画像と画像処理部か
らの修正画像つまり表示画像との差分を抽出することが
できるので、印刷画像と修正画像との差分を結果的に容
易に抽出することができ、ユーザ自身による印刷画像の
フィードバックを容易に行うことができるという有利な
効果が得られる。
【0052】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明において、対話的入力部は、対話者が複数
の候補画像の中から複数の候補画像を選択した場合に、
選択した複数の候補画像に重み付けを行い、重みを利用
して新たな候補画像を生成することにより、生成された
候補画像と印刷画像との近似度を容易に高めることがで
きるので、修正画像(表示画像)と印刷画像との差分を
容易かつ高精度に抽出することができ、ユーザ自身によ
る印刷画像のフィードバックを容易かつ高精度に行うこ
とができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像処理装置を示
すブロック図
【図2】図1の画像処理装置の動作を示すフローチャー
【図3】本発明の実施の形態1における画像データの状
態を示す画像データ状態図
【図4】本発明の実施の形態1における画像データの表
示状態を示す画像データ表示状態図
【図5】本発明の実施の形態2における対話的入力部の
動作を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態2における二次記憶装置格
納の候補画像データを示す候補画像データ状態図
【図7】本発明の実施の形態2における画像特性テーブ
ルの内容を示す画像特性テーブル図
【図8】本発明の実施の形態2における対話的処理領域
の表示内容を示す対話的処理領域表示図
【図9】本発明の実施の形態3における候補画像選択処
理を示すフローチャート
【図10】本発明の実施の形態3における候補画像生成
処理を示すフローチャート
【図11】本発明の実施の形態3における候補画像特性
値生成処理を示すフローチャート
【図12】従来の画像処理装置を示すブロック図
【図13】図12の画像処理装置の動作を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
101 中央処理装置 102 表示装置 103 入力装置 104 主記憶装置 105 二次記憶装置 106 印刷装置 107 画像処理部 108 対話的入力部 109 画像差分抽出部 110 画像補正部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要求された情報を処理する中央処理装置
    と、ウィンドウ、画像データ、文字などを表示する表示
    装置と、画像データ、文字、数値、位置などデータを入
    力するキーボード、タブレット、マウス、スキャナ、デ
    ジタルスチルカメラ等の入力装置と、オペレーティング
    システム、ウィンドウシステム、画像処理アプリケイシ
    ョンなど実行中のプログラムを記憶するための主記憶装
    置と、画像データ等を記憶するための二次記憶装置と、
    画像データを印刷するための印刷装置とを有する画像処
    理装置であって、画像の修正処理を行う画像処理部と、
    実際の印刷画像を対話的に入力する対話的入力部と、前
    記印刷画像と前記画像処理部で修正された画像との差分
    を抽出する画像差分抽出部と、前記画像差分抽出部で抽
    出した差分に基づき画像データの補正を行う画像補正部
    とを有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記対話的入力部は複数の候補画像を前記
    表示装置に表示して対話者に選択させ、前記画像差分抽
    出部は前記対話的入力部で選択された画像と前記画像処
    理部で修正された画像との差分を抽出する請求項1に記
    載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記対話的入力部は、対話者が前記複数の
    候補画像の中から複数の候補画像を選択した場合に、前
    記選択した複数の候補画像に重み付けを行い、前記重み
    を利用して新たな候補画像を生成する請求項2に記載の
    画像処理装置。
JP9236776A 1997-09-02 1997-09-02 画像処理装置 Pending JPH1185983A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8331720B2 (en) 2007-08-15 2012-12-11 Japan Science And Technology Agency Image processing device, method, and program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8331720B2 (en) 2007-08-15 2012-12-11 Japan Science And Technology Agency Image processing device, method, and program

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