JPH1185110A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

表示装置及び表示方法

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JPH1185110A
JPH1185110A JP24399597A JP24399597A JPH1185110A JP H1185110 A JPH1185110 A JP H1185110A JP 24399597 A JP24399597 A JP 24399597A JP 24399597 A JP24399597 A JP 24399597A JP H1185110 A JPH1185110 A JP H1185110A
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JP
Japan
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signal
white
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sequential
light
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24399597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Miyazaki
和雅 宮崎
Masami Toritsuka
正巳 鳥塚
Yoshiki Shirochi
義樹 城地
Takao Takahashi
孝夫 高橋
Keiichi Nito
敬一 仁藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH1185110A publication Critical patent/JPH1185110A/ja
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色割れ、白割れの低減及び疑似輪郭解消によ
る高解像度化。 【解決手段】 1フレームの期間において、レッド信
号、グリーン信号、ブルー信号、及びホワイト信号のそ
れぞれを2回づつ、かつ少なくともホワイト信号は2フ
ィールド期間連続するようにした8倍速面順次信号によ
り表示動作を行う。例えば信号R’→信号G’→信号
B’→信号W→信号W→信号B’→信号G’→信号R’
という順番の8倍速面順次信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置及び表示方
法に関し、特に面順次信号によるカラー表示を行う技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の形態の表示装置が開発されてお
り、いわゆる筐体型のモニタ装置や、小型液晶表示パネ
ル等を概略眼鏡型の筐体内に配置したヘッドマウントデ
ィスプレイ等が知られている。そしてこれらの表示装置
としては高解像度化が要求されている。
【0003】高解像度化のための1つの手法として時分
割面順次表示方式がある。例えばRGB信号を用いた3
倍速時分割面順次表示方式では、1フレームの期間を3
分割(3フィールドに時分割)し、最初のフィールドで
3倍速R信号、次のフィールドで3倍速G信号、最後の
フィールドで3倍速B信号を出力する。このような3倍
速時分割面順次信号が供給される表示部では、1フレー
ムの最初のフィールド期間でR信号による表示、次のフ
ィールド期間でG信号による表示、最後のフィールド期
間でB信号による表示を実行し、これにより1フレーム
のカラー画像表示を実現する。
【0004】またさらに高解像度化を実現するために、
4倍速時分割面順次方式も考えられている。例えば図1
0に示すように最小値検出部61及び減算器62,6
3,64で、入力されたRGBカラー信号(レッド信号
R、グリーン信号G、ブルー信号B)から、表示制御の
ためにレッド信号R’、グリーン信号G’、ブルー信号
B’、及びホワイト信号Wを生成する。即ち最小値検出
部61で、信号R、信号G、信号Bのそれぞれの最小値
を検出して、それをホワイト信号Wとするとともに、減
算器62,63,64で信号R、信号G、信号Bのそれ
ぞれからホワイト信号Wを減算することで、レッド信号
R’(=R−W)、グリーン信号G’(=G−W)、ブ
ルー信号B’(=B−W)を生成する。
【0005】このように生成されたレッド信号R’、グ
リーン信号G’、ブルー信号B’、ホワイト信号Wのそ
れぞれを4倍速信号とする。そして1フレームの期間を
4分割(4フィールドに時分割)し、例えば最初のフィ
ールドで4倍速の信号R’、次のフィールドで4倍速の
信号G’、次のフィールドで4倍速の信号B’、最後の
フィールドで4倍速の信号Wを出力する。このような4
倍速時分割面順次信号が供給される表示部では、1フレ
ームの最初のフィールド期間で信号R’による表示、次
のフィールド期間で信号G’による表示、次のフィール
ド期間で信号B’による表示、最後のフィールド期間で
信号Wによる表示を実行し、これにより1フレームのカ
ラー画像表示を実現する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した3
倍速面順次方式、及び4倍速面順次方式にはそれぞれ次
のような問題があった。
【0007】図11(a)は3倍速面順次方式における
或る表示を行う場合の画面上の様子を、また図11
(b)はその際の画像を見ている人の網膜上の様子を示
している。図11(a)の縦方向には1V(1フレー
ム)を時間軸で並べて2フレーム分示しており、横軸に
画像の動き方向を示している。つまり上段のフレームの
画像に続いて下段のフレームの画像が表示されること
で、表示される画像のエッジが図面上右方向に動くこと
を表現している。図中の数字は輝度レベルに相当する。
図中の右下に向かう矢印としてのMA点、MB点とは、
視聴者の網膜上のある点を示す。この2フレームに示す
ような表示画像の動きを考えた場合、視聴者の眼球はそ
の表示画像の動きに応じて追従し、これによって網膜上
のMA点、MB点は画像に対して相対的に矢印のように
移動することになる。
【0008】このように眼球が追従するときに、網膜上
のMA点、MB点を基準(固定)として2フレーム分の
画像の様子を示したものが図11(b)上段であり、図
11(b)の下段は網膜上で認識される画像(色)を示
している(横軸は網膜上の位置となる)。この図11
(b)下段からわかるように、網膜上ではB、G、Rの
エッジがずれることになり、視聴者には画像のエッジ部
分で全体として青みがかったような色合いが認識される
ことになる。つまりエッジの色割れが発生する。
【0009】これに対し、上記4倍速面順次方式の場合
を図12に示す。図の表記形式は図11と同様であり、
図12(a)に2フレームの画像の動きに対する眼球の
追従による、網膜上のMA点とMC点の相対的な移動
を、また図12(b)に網膜上のMA点とMC点を固定
した場合の認識される画像様子を示す。この図12
(b)から明らかなように、ホワイト信号Wを含めて4
倍速面順次方式とすることで、上記3倍速面順次の際に
発生していた無彩色間の動きエッジの色割れを取り除く
ことができる。
【0010】ところが、この4倍速面順次方式では、無
彩色間の動きエッジ部分の色割れを低減するためにホワ
イト信号Wを生成し、可能な限り信号W成分で画像を表
現をするというものであるため、ホワイト信号Wの変化
が大きい単色変化の動きエッジ部分を眼球が追従する
と、3倍速面順次方式ではみられなかった白割れが生じ
るという問題がある。
【0011】図13、図14はそれぞれホワイト信号W
の変化が大きい単色変化の動きエッジ部分を眼球が追従
するときの様子として、3倍速面順次方式の場合と4倍
速面順次方式の場合を示している。3倍速面順次方式の
場合、図13(a)にみられるように、2フレームの画
像の動きに対する眼球の追従による、網膜上のMA点と
MD点の相対的な移動があっても、図13(b)のよう
に網膜上のMA点とMD点の間で認識される画像エッジ
には色割れは生じない。ところが4倍速面順次方式で
は、図14(a)のように2フレームの画像の動きに対
する眼球の追従による網膜上のMA点とMB点の相対的
な移動があった場合、図14(b)のように網膜上のM
A点とMB点の間で認識される画像エッジとして、白っ
ぽい色合いが認識される。いわゆる白割れである。
【0012】このような4倍速面順次方式での白割れに
対する対策としては、8倍速面順次方式が考えられる。
つまり1フレームを8フィールドに分割して、信号
R’、信号G’、信号B’、信号W、信号R’、信号
G’、信号B’、信号Wの順で面順次信号を出力し、表
示を行うものである。この8倍速面順次方式について示
しているのが図15であり、図15(a)のように2フ
レームの画像の動きに対する眼球の追従による網膜上の
MA点とMB点の相対的な移動があった場合、網膜上の
MA点とMB点の間で認識される画像エッジの様子は図
15(b)のようになる。つまり、図14と比較してわ
かるように、ホワイト信号Wの成分の変化が大きい単色
変化の動きエッジ部分として、白割れのレベルを低下さ
せることができる。ところがこのような白割れのレベル
低下が実現できても、エッジの移動速度が上がれば図示
するように白割れが2本生じ、無彩色間の動きエッジ部
分はエッジの横に薄い線(疑似輪郭)が生じてしまうと
いう問題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、色割れ、白割れの低減及び疑似輪郭の解消
し、より高解像度の表示装置及び表示方法を提供するこ
とを目的とする。
【0014】このために表示装置として、入力されるR
GBカラー画像信号から、表示制御用の信号として、そ
れぞれ1フレーム期間を8分割したフィールド期間の信
号となるレッド信号、グリーン信号、ブルー信号、及び
ホワイト信号を生成する表示制御信号生成手段と、1フ
レーム期間において、表示制御信号生成手段で生成され
るレッド信号、グリーン信号、ブルー信号、及びホワイ
ト信号のそれぞれを2回づつ、かつ少なくともホワイト
信号は2フィールド期間連続するようにした8倍速面順
次信号の出力を行う面順次出力手段と、この面順次出力
手段から出力される8倍速面順次信号により表示動作を
行う表示手段とを備えるようにする。つまりホワイト信
号によるフィールドが2回連続した8倍速の時分割面順
次信号を生成し、これによって表示手段を駆動してカラ
ー表示を行うことで、ホワイト成分の変化が大きい単色
変化の動きエッジ部分での白割れの現象を低減する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表示装置としての
実施の形態としての表示装置について説明していく。図
1は実施の形態の表示装置のブロック図である。この表
示装置に対しては、カラー映像信号としてRGB3原色
信号(R信号、G信号、B信号)が供給され、このR信
号、G信号、B信号はそれぞれA/D変換器1でデジタ
ルデータ形態に変換される。A/D変換器1からそれぞ
れ例えば8ビットデータとされて出力されるR信号、G
信号、B信号は、それぞれフレームメモリ3に書き込ま
れていく。
【0016】本例では8倍速面順次方式で表示を行うも
のとされ、このために8倍速面順次制御部2が設けられ
る。8倍速面順次制御部2は、入力されるR信号、G信
号、B信号に伴って供給される水平同期信号HD、垂直
同期信号VDを用いて、8倍速面順次処理を行うための
各種タイミング信号を生成し、フレームメモリ2の読出
/書込動作制御、セレクタ8の切換動作制御、液晶パネ
ル駆動制御部11の制御、バックライト面順次駆動制御
部15の制御を行う。8倍速面順次制御部2は、フレー
ムメモリ3に対しては、入力されるR信号、G信号、B
信号のドットクロックに同期したライトクロックを供給
し、A/D変換器1からのR信号、G信号、B信号の書
込を実行させる。
【0017】また同時に8倍速面順次制御部2は、フレ
ームメモリ3に対してドットクロックの8倍のリードク
ロックを供給し、フレームメモリ3に蓄積されているR
信号、G信号、B信号の読出を実行させる。即ち8倍速
のデータとしてのR信号、G信号、B信号が読み出され
ることになる。なお、フレームメモリ3に対する書込動
作により、まだ読み出していないデータの部分が上書き
されるようなメモリ上の追い越しが起きないように書込
/読出の領域やタイミングが設定されることはいうまで
もない。
【0018】フレームメモリ3から読み出されたR信
号、G信号、B信号は、それぞれ逆γ補正部4、5、6
に供給され、逆γ補正、つまりγ補正がかかっていない
状態に戻される。そして逆γ補正部4、5、6からホワ
イト信号生成部7に供給される。ホワイト信号生成部7
は、最小値検出部7d、及び減算器7a,7b,7cを
有する。そして逆γ補正部4、5、6から入力されるR
信号、G信号、B信号は、それぞれ減算器7a,7b,
7cに供給されるとともに、最小値検出部7dに供給さ
れる。最小値検出部7dは、R信号、G信号、B信号の
それぞれの最小値を検出して、それをホワイト信号Wと
してセレクタ8のTW端子に供給する。また減算器7a
は、R信号からホワイト信号Wを減算して信号R’(=
R−W)を生成し、セレクタ8のTR端子に供給する。
減算器7bは、G信号からホワイト信号Wを減算して信
号G’(=G−W)を生成し、セレクタ8のTG端子に
供給する。減算器7cは、B信号からホワイト信号Wを
減算して信号B’(=B−W)を生成し、セレクタ8の
TB端子に供給する。
【0019】フレームメモリ3から読み出されるR信
号、G信号、B信号は8倍速の信号であり、1フレーム
期間に8回(8フィールド)繰り返して読出が行われ
る。従って、セレクタ8のTR端子には、1フレームの
期間で、1/8フレーム期間毎に1フィールドの8倍速
の信号R’が供給される。端子TG、TB、TWについ
ても同様で、1/8フレーム期間毎に1フィールドの8
倍速の信号G’、信号B’、信号Wがそれぞれ供給され
ることになる。
【0020】8倍速面順次制御部2は、このセレクタ8
を1フレーム期間内に1/8フレーム(=1フィール
ド)毎に切り換える制御を行う。本例では、この1フレ
ーム期間内の8回の切換の順序が、端子TR→端子TG
→端子TB→端子TW→端子TW→端子TB→端子TG
→端子TRとなるように8倍速面順次制御部2が切換制
御を行う。従ってセレクタ8からは、1フレーム期間に
8倍速面順次信号として、信号R’→信号G’→信号
B’→信号W→信号W→信号B’→信号G’→信号R’
という順番で各フィールド信号が出力される。
【0021】図2に8倍速面順次信号のイメージを示
す。図2(a)(b)(c)に入力されるR信号、G信
号、B信号の2フレーム分(F1、F2)を示している
が、例えばフレームF1としてのR信号、G信号、B信
号は、フレームメモリ3に記憶された後、フレームF2
が入力されてくる期間において8倍速で8回繰り返して
フレームメモリ3から読み出され、上述のようにホワイ
ト信号生成部7で処理される。そしてその出力がセレク
タ8で上記順序で1/8フレーム期間毎に選択されて出
力されることで、セレクタ8から出力される8倍速面順
次信号は図2(d)のようになる。
【0022】8倍速面順次信号としてセレクタ8から出
力される信号は、γ補正回路9において、液晶パネル1
4のV−T特性に応じたγ補正処理が施される。そして
γ補正された8倍速面順次信号は、D/A変換器10で
アナログ信号に戻される。D/A変換器10から出力さ
れる8倍速面順次信号は、フィールド反転回路12にお
いて1/8フレーム期間毎の極性反転やライン反転が行
われる。1/8フレーム毎のタイミングやラインタイミ
ングは、液晶パネル駆動制御部11から与えられる。液
晶パネル駆動制御部11は、8倍速面順次制御部2から
の8倍速面順次信号に同期したタイミングに応じて極性
反転のための1/8フレームのタイミングやラインタイ
ミングを発生させるとともに、液晶パネル14に対して
垂直走査のための信号を生成して供給する。
【0023】フィールド反転回路12から出力される8
倍速面順次信号は、バッファ13を介して液晶パネル1
4に供給される。液晶パネル14は、透過型白黒液晶パ
ネルとされており、表示領域としての画素マトリクス
と、その表示領域での各画素を駆動するための表示駆動
回路が設けられる。具体的には水平方向の画素に対応す
るドットスキャンシフトレジスタと、垂直走査を行うた
めのラインスキャンシフトレジスタが設けられる。そし
て8倍速面順次信号は1ラインのデータ毎にドットスキ
ャンシフトレジスタに取り込まれるとともに、ラインス
キャンシフトレジスタに液晶パネル駆動制御回路11か
らの垂直走査信号が供給されることで、表示領域の各画
素の表示走査が実行される。
【0024】また透過型の表示動作のために液晶パネル
14の表示領域の背面側にRGBカラーバックライト1
6が配置される。本例では、1フレームの画像信号を、
上述のように信号R’→信号G’→信号B’→信号W→
信号W→信号B’→信号G’→信号R’という順番の8
倍速面順次信号とし、その信号に基づいて透過型白黒液
晶パネル14で白黒画像の表示を行い、これに対してR
GBカラーバックライト16を用いることでカラー表示
を行うようにしている。
【0025】カラー表示に際して透過型白黒液晶パネル
14を用いる場合、カラー液晶パネルを用いることに比
べて、映像としての画素サイズを同数とすると、白黒液
晶パネルであることから画素数は1/3となる。そして
画質を損なうことのない画素数の低減は、液晶パネル2
0の小型化にも寄与する。又、異なる考え方でみれば、
カラー液晶パネルと同数の画素構成を備えた場合、3倍
の高解像度化が可能となる。本例では後述するように上
記順序の8倍速面順次信号を用いることで高画質化を実
現するが、それに加えて、透過型白黒液晶パネル14に
対してRGBカラーバックライト16を面順次発光させ
ることでカラー表示を行うことで、画素数の縮小もしく
は高解像度化を促進できる。
【0026】図3〜図5により、面順次発光によるカラ
ー表示動作を説明する。図3に示すように、液晶パネル
14の表示領域に対して、その背面側にバックライト1
6が配されるが、このバックライト16は、例えば多数
のR発光LED,G発光LED、B発光LEDが並べら
れて構成されていることで、赤、緑、青のバックライト
光を出力することができる。
【0027】また図示するように発光領域として上部1
6a、中部16b、下部16cが分割設定されている。
上部16a、中部16b、下部16cのそれぞれが、
赤、緑、青のバックライト光を出力することができる。
またそれぞれ、R発光LED,G発光LED、B発光L
EDのすべてを発光させることで白色光を発光出力する
こともできる。そして、図2(d)に示した8倍速面順
次信号からわかるように、液晶パネル14では、1フレ
ームの最初の1/8期間で信号R’による1画面分の走
査が行われ、次の1/8期間で信号G’による1画面分
の走査が行われる。同様に1/8期間(1フィールド)
毎に、信号B’、信号W、信号W、信号B’、信号
G’、信号R’による走査が行われる。
【0028】このような走査に応じて、図4に示すよう
なタイミングで、バックライト16の上部16a、中部
16b、下部16cが発光動作を行う。この上部16
a、中部16b、下部16cの発光動作は、バックライ
ト面順次駆動制御部15からのタイミング及び発光色指
示の情報に基づいて行われることになる。バックライト
面順次駆動制御部15は、8倍速面順次制御部2からの
8倍速面順次信号に同期したタイミングに基づいて、発
光制御タイミングを生成する。
【0029】図4、図5で発光動作例を具体的に説明す
る。図4下部に示すように、1フレームの1/8期間と
しての各フィールドの期間を期間F1〜F8で示す。ま
た各期間F1〜F8をそれぞれさらに3分割した期間
を、i、ii、iii で示す。例えば以下の説明で「期間F
1(i)」とは、フィールドF1の期間内の最初の1/
3期間を示すこととする。そして、図4(a)からわか
るように、期間F1、F8は液晶パネル14において信
号R’による走査が行われている期間であり、期間F
2、F7は信号G’による走査が行われている期間であ
る。また期間F3、F6は液晶パネル14において信号
B’による走査が行われている期間であり、期間F4、
F5は信号Wによる走査が行われている期間である。
【0030】また、上部16a、中部16b、下部16
cの発光動作を表現する波形としてLレベルは発光しな
い状態、Hレベルにおいて「R」は赤色発光動作、
「G」は緑色発光動作、「B」は青色発光動作、「RG
B」は白色発光動作をそれぞれ示している。
【0031】まず期間F1(i)を見る。この期間F1
(i)は液晶パネル14で信号R’の1画面分の走査の
1/3が行われる期間である。つまり上部16aに対向
する、液晶パネル14の表示領域上側1/3部分で走査
が進行している期間である。この期間において走査は中
部16b、下部16cに対向する部分には達しておら
ず、表示領域の下側2/3の領域の各画素には、その直
前のフレームの最後のフィールド(期間F8)の走査に
よる信号R’のデータが保持されている。なお、前フィ
ールドのデータが保存されているのは液晶パネルの画素
における画素透過率の保持機能によるものであることは
いうまでもない。
【0032】この期間F1(i)においては、表示領域
の状態は図5(a)に示すようになる。図5において走
査中の領域を斜線部として示すが、図示するように期間
F1(i)では上1/3の領域の画素が走査中で、下2
/3の領域の画素には信号R’の情報が保持されてい
る。従って、この期間F1(i)は、図4に示すよう
に、上部16aには発光動作を停止させ、一方、中部1
6b、下部16cには赤色発光動作を実行させる。
【0033】続いて期間F1(ii)になると、図10
(b)からわかるように上1/3の領域の画素は直前に
走査された信号R’の情報に変わっており、中央1/3
の領域が走査中で、下1/3の領域の画素には前フィー
ルドの信号R’の情報が保持されている。従ってこの期
間F1(ii)は、図9に示すように、上部16aには赤色
発光動作を実行させ、中部16cには発光動作を停止さ
せ、下部16cには赤色発光動作を継続させる。
【0034】さらに期間F1(iii) になると、図10
(c)からわかるように上2/3の領域の画素は直前に
走査された信号R’の情報に変わっており、下1/3の
領域の画素は走査中となる。従ってこの期間は、図9に
示すように、上部16a、中部16bには赤色発光動作
を実行させ、下部16cには発光動作を停止させる。
【0035】期間F2(i)からは信号G’による走査
が開始される。図10(d)に示すように期間F2
(i)では上1/3の領域の画素が走査中で、下2/3
の領域の画素には信号R’の情報が保持されている。従
って、この期間は、図9に示すように、上部16aには
発光動作を停止させ、一方、中部16b、下部16cに
は赤色発光動作を実行させる。
【0036】以降同様に1フィールドの1/3期間毎
に、液晶パネル14での走査位置及び保持されている情
報に応じて、上部16a、中部16b、下部16cの各
発光動作が図4、図5に示す状態に制御される。このよ
うに液晶パネル14の8倍速面順次信号に応じた走査及
びバックライト16の面順次発光が行われることで、カ
ラー映像が表示されることになる。
【0037】なお、この例ではバックライト16の発光
領域を3つに分け、1フィールドの1/3とされる期間
毎に発光状態を切換えたが、バックライト16の発光領
域の分割数は任意に設定できる。つまり、発光領域の分
割数を「Y」としたら1フィールド期間をY個の期間に
分けて、各発光領域の発光状態を切り換えればよい。
【0038】以上のように本例では信号R’→信号G’
→信号B’→信号W→信号W→信号B’→信号G’→信
号R’という順番の8倍速面順次信号に基づいて透過型
白黒液晶パネル14で白黒画像の表示を行い、これに対
してRGBカラーバックライト16が面順次発光を行う
ことでカラー表示を行う。このように上下3分割の面順
次発光によりカラー表示を行うことで、表示画像の高解
像度化を促進できる。
【0039】このような本例の場合において、前述した
図13〜図15と同様に画面上の様子と網膜上の様子を
示したものが図6(a)(b)である。つまりホワイト
信号Wの変化が大きい単色変化の動きエッジ部分を眼球
が追従するときの様子となる。
【0040】図6(a)の縦方向には1V(1フレー
ム)を時間軸で並べて2フレーム分示しており、横軸に
画像の動き方向を示している。つまり上段のフレームの
画像に続いて下段のフレームの画像が表示されること
で、表示される画像のエッジが図面上右方向に動くこと
を表現している。図中の数字は輝度レベルである。そし
て図中の右下に向かう矢印としてのMA点、MB点と
は、視聴者の網膜上の或る点を示す。この2フレームに
示すような表示画像の動きを考えた場合、視聴者の眼球
はその表示画像の動きに応じて追従し、これによって網
膜上のMA点、MB点は画像に対して相対的に矢印のよ
うに移動する。
【0041】ここで、このように眼球が追従するとき
に、網膜上のMA点、MB点を基準(固定)として2フ
レーム分の画像の様子を示したものが図6(b)上段で
あり、網膜上で認識される画像(色)は図6(b)下段
に示される。本例の場合のこの図6(b)と、前述した
図14、図15を比較するとわかるように、ホワイト信
号Wの成分の変化が大きい単色変化の動きエッジ部分と
して網膜上のMA点とMB点の間で認識される画像エッ
ジの様子は、図15に示した8倍速面順次方式の場合と
同様に、図14の4倍速面順次方式の場合よりも、白割
れのレベルを低下させることができる。そしてさらに、
図15の例において2本あらわれていた白割れが、本例
では1本に減少しているのがわかる。またさらに、本例
では、無彩色間の動きエッジ部分は、4倍速面順次方式
と同様に色割れがなく、また疑似輪郭のないエッジとな
る。即ち本例では、8倍速面順次信号を用いるととも
に、さらに信号Wは2フィールド連続されるようにして
いることで、高画質化を実現できるものである。
【0042】ところで本例において、液晶パネル14は
透過型白黒液晶パネルとしたが、反射型白黒液晶パネル
を用いる構成も考えられ、この場合はRGBカラーバッ
クライト16に代えて、液晶パネル14の前面側に配さ
れるRGBカラーフロントライトが設けられればよい。
他の回路部の構成や、面順次スキャン、面順次発光など
の動作は同様である。
【0043】さらに表示部位の別の例としては、図1の
液晶パネル14とバックライト16に代えて白黒CRT
(陰極線管)と液晶カラーシャッターを用い、白黒CR
Tの前面に液晶カラーシャッターを配する構造も考えら
れる。この構造を採用する場合の表示部位の動作例を図
7から図9で説明する。図7(a)は白黒CRT42の
前面に液晶カラーシャッター41を配した構造を示して
いる。白黒CRT42には、上述したように、信号R’
→信号G’→信号B’→信号W→信号W→信号B’→信
号G’→信号R’という順番の8倍速面順次信号が印加
され、その8倍速面順次信号に基づいた走査により面順
次画像としての白黒画像を表示する高輝度の陰極線管で
あり、この白黒CRT42から出射した光はその前方に
配置されている液晶カラーシャッター41を透過するこ
とによって、カラー画像を形成することができるように
なっている。
【0044】また液晶カラーシャッター41は、白黒C
RT42の表示面の縦方向に対応して、上部41a、中
部41b、下部41cに分割された構造となっている。
上部41a、中部41b、下部41cのそれぞれは、そ
れぞれ図8で説明する構造によって、赤色光R、緑色光
G、青色光B、白色光Wのそれぞれの透過状態を制御で
きる。上部41a、中部41b、下部41cのそれぞれ
は、図8に示すように、カラー偏光板51、53、55
及び液晶シャッタを構成する2枚の液晶セル52、54
によって構成されている。
【0045】この場合の液晶セル52,54はそれぞれ
液晶(例えばネマティック、スメフティック、FLC
等)の複屈折、または光学活性(旋光)等を利用して特
定の波長に対し0又は半波長の遅延を与える、すなわち
その偏波面を90゜偏波させ、駆動がオフとされている
ときには、予めカラー偏光板52,54で特定の偏波面
とされた色の光を90°偏波させる状態が得られるよう
にされており、一方、オンとされている時は、入射され
た光をそのまま透過する状態となるようにされている。
【0046】また、カラー偏光板51,53,55は次
に示す特性を有するように形成される。 ・カラー偏光板51・・・水平偏光軸からはB光が、ま
た垂直偏光軸からはR光、G光、B光が透過する。 ・カラー偏光板53・・・水平偏光軸からはR光が、ま
た垂直偏光軸からはR光、G光、B光が透過する。 ・カラー偏光板55・・水平偏光軸からはG光が、また
垂直偏光軸からはR光、G光、B光が透過する。
【0047】このようなカラー偏光板51、53、55
及び液晶セル52、54によって構成されている液晶カ
ラーシャッター41の上部41a、中部41b、下部4
1cのそれぞれは、液晶セル52,54のオン/オフ状
態の組み合わせを変化させることで、最後のカラー偏光
板55を通過する光として、赤色光R、緑色光G、青色
光B、白色光Wの何れか1つの色の光のみを選択して透
過させるように切換えることが可能となる。
【0048】各色の光を選択的に透過させる状態を図8
(a)〜(d)に示す。図8(a)はB光、図8(b)
はG光、図8(c)はW光、図8(d)はR光が選択さ
れている状態を示している。
【0049】B光を透過させる場合は、図8(a)に示
されているように、液晶セル52がオフ、液晶セル54
がオンとされる。この場合カラー偏光板51の垂直偏光
軸を透過したR光、G光、B光、及び水平偏光軸を透過
したB光はオフとされている液晶セル52で偏光成分が
90゜偏波されてカラー偏光板53に到達する。そし
て、カラー偏光板53では垂直偏光軸からはB光のみ
が、また水平偏光軸からはR光のみが透過し、液晶セル
54に到達することとなる。そして液晶セル54はオン
とされているのでB光、R光はそのまま通過してカラー
偏光板55に到達し、ここで水平偏光軸のR光が遮断さ
れB光のみが透過するようになる。
【0050】G光を透過させる場合は、図8(b)に示
されているように、液晶セル52をオン、液晶セル54
をオフとする。この場合、カラー偏光板51の垂直偏光
軸を透過したR光、G光、B光及び水平偏光軸を透過し
たB光は、オンとされている液晶セル52をそのまま通
過してカラー偏光板53に到達する。そして、カラー偏
光板53では垂直偏光軸からはR光、G光、B光が透過
し、水平偏光成分のB光はここで遮断される。垂直偏光
軸を透過したR光、G光、B光はオフとされている液晶
セル54を透過することにより偏光成分が90゜偏波し
てカラー偏光板55に到達し、カラー偏光板55により
R光、G光、B光のうち水平方向に偏向されたG光のみ
が透過される。
【0051】W光を透過させる場合は、図8(c)に示
されているように、液晶セル52及び液晶セル54を共
にオンとする。すると、カラー偏光板51の垂直偏光軸
を透過したR光、G光、B光、及び水平偏光軸を透過し
たB光は液晶セル52をそのまま通過してカラー偏光板
53に到達する。そして、カラー偏光板53では垂直偏
光軸からはR光、G光、B光が透過し、また水平偏光軸
ではB光が遮断されることになる。さらにR光、G光、
B光はオンとされている液晶セル54をそのまま通過す
ることになるので、R光、G光、B光、つまりW(白
色)光がカラー偏光板55を透過するようになる。
【0052】G光を透過させる場合は図8(d)に示す
ように液晶セル52及び54をオフとする。この場合、
カラー偏光板51の垂直偏光軸を透過したR光、G光、
B光、及び水平偏光軸を透過したB光は、オフとされて
いる液晶セル52により偏光成分が90゜偏波してカラ
ー偏光板53に到達する。そして、カラー偏光板53で
は垂直偏光軸からはB光のみが、また水平偏光軸からは
R光のみが透過し、液晶セル54に到達することとな
る。そして液晶セル54はオフとされているので偏光成
分が90゜偏波してカラー偏光板55に到達し、ここで
B光が遮断されR光のみが透過するようになる。
【0053】以上の説明からわかるように、液晶カラー
シャッター41の上部41a、中部41b、下部41c
のそれぞれは、図9に示すように液晶セル52,54の
オン/オフ状態の組み合わせを設定させることで、通過
光として、赤色光R、緑色光G、青色光B、白色光Wを
実現できる。従って、白黒CRT42において実行され
る8倍速面順次信号に応じたスキャンに同期して、上部
41a、中部41b、下部41cのそれぞれが透過光を
切り換えていくことで、カラー表示が可能となる。即ち
上述した図4と同様のタイミングで、上部41a、中部
41b、下部41cのそれぞれが透過光を切り換えてい
けばよい。
【0054】図4(b)(c)(d)において各タイミ
ングで発光色R、G、B、RGB(w)として示してい
る光が、図8の場合における透過する色R、G、B、R
GB(w)となる。白黒CRT42における8倍速面順
次信号に応じたスキャンのタイミングと、透過光の切換
タイミングは、図4、図5で説明した液晶パネル14の
8倍速面順次信号に応じたスキャンのタイミングと、バ
ックライト16の発光色の切換タイミングと全く同様と
なるため説明は省略する。またこのような画像スキャン
に対応した上下3分割の透過光制御により、一層の高解
像度化を実現できることも同様である。
【0055】なお、以上実施の形態の例について説明し
てきたが、本発明としてはさらに多様な変形例が考えら
れる。まず表示部位の形態としては上記各例の他にも各
種の例が考えられる。また上記例では8倍速面順次信号
は、信号R’→信号G’→信号B’→信号W→信号W→
信号B’→信号G’→信号R’という順番の8倍速面順
次信号とする例をあげたが、少なくとも信号Wが2フィ
ールド連続する順番であれば、他の例も考えられる。例
えば信号B’→信号G’→信号R’→信号W→信号W→
信号R’→信号G’→信号Bという順番の8倍速面順次
信号や、信号R’→信号G’→信号B’→信号W→信号
W→信号R’→信号G’→信号Bという順番の8倍速面
順次信号などとしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、1フレ
ームの期間において、レッド信号、グリーン信号、ブル
ー信号、及びホワイト信号のそれぞれを2回づつ、かつ
少なくともホワイト信号は2フィールド期間連続するよ
うにした8倍速面順次信号により表示動作を行うように
したため、色割れ、白割れの低減及び疑似輪郭の解消を
実現し、これにより高解像度の表示を実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の表示装置のブロック図で
ある。
【図2】実施の形態の表示装置の8倍速面順次出力の説
明図である。
【図3】実施の形態の液晶パネル及びバックライトの説
明図である。
【図4】実施の形態のバックライトの発光動作の説明図
である。
【図5】実施の形態のバックライトの発光動作と走査タ
イミングの関係の説明図である。
【図6】実施の形態の表示装置での画面上及び網膜上の
様子の説明図である。
【図7】実施の形態の表示手段の他の構造例の説明図で
ある。
【図8】実施の形態の表示手段の他の構造例での液晶カ
ラーシャッターの説明図である。
【図9】実施の形態の表示手段の他の構造例での液晶カ
ラーシャッターの制御パターンの説明図である。
【図10】4倍速面順次出力のためのホワイト信号生成
部のブロック図である。
【図11】従来の3倍速面順次方式での画面上及び網膜
上の様子の説明図である。
【図12】従来の4倍速面順次方式での画面上及び網膜
上の様子の説明図である。
【図13】従来の3倍速面順次方式での画面上及び網膜
上の様子の説明図である。
【図14】従来の4倍速面順次方式での画面上及び網膜
上の様子の説明図である。
【図15】従来の8倍速面順次方式での画面上及び網膜
上の様子の説明図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器、2 8倍速面順次制御部、3 フレ
ームメモリ、4,5,6 逆γ補正部、7 ホワイト信
号生成部、8 セレクタ、9 γ補正回路、10 D/
A変換器、11 液晶パネル駆動制御部、12 フィー
ルド反転回路、13 バッファ、14 透過型白黒液晶
パネル、15 バックライト面順次駆動制御部、16
RGBカラーバックライト、41 液晶カラーシャッタ
ー、42白黒CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 11/20 H04N 11/20 (72)発明者 高橋 孝夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 仁藤 敬一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるカラー画像信号から、表示制
    御用の信号として、それぞれ1フレーム期間を8分割し
    たフィールド期間の信号となるレッド信号、グリーン信
    号、ブルー信号、及びホワイト信号を生成する表示制御
    信号生成手段と、 1フレーム期間において、前記表示制御信号生成手段で
    生成される前記レッド信号、前記グリーン信号、前記ブ
    ルー信号、及び前記ホワイト信号のそれぞれを2回づ
    つ、かつ少なくとも前記ホワイト信号は2フィールド期
    間連続するようにした8倍速面順次信号の出力を行う面
    順次出力手段と、 前記面順次出力手段から出力される8倍速面順次信号に
    より表示動作を行う表示手段と、 を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、透過型白黒液晶パネル
    と、該透過型白黒液晶パネルの背面側から発光動作を行
    うRGBカラーバックライトとから成り、 前記透過型白黒液晶パネルは前記面順次出力手段から出
    力される8倍速面順次信号により駆動されるとともに、 前記RGBカラーバックライトは、8倍速面順次信号に
    基づいたタイミングでレッド、グリーン、ブルー、ホワ
    イトの各色の面順次発光を行うことで、カラー表示を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、反射型白黒液晶パネル
    と、該反射型白黒液晶パネルの前面側から発光動作を行
    うRGBカラーフロントライトとから成り、 前記反射型白黒液晶パネルは前記面順次出力手段から出
    力される8倍速面順次信号により駆動されるとともに、 前記RGBカラーフロントライトは、8倍速面順次信号
    に基づいたタイミングでレッド、グリーン、ブルー、ホ
    ワイトの各色の面順次発光を行うことで、カラー表示を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、白黒陰極線管と、その
    白黒陰極線管の前面に配される液晶カラーシャッターと
    から成り、 前記白黒陰極線管は前記面順次出力手段から出力される
    8倍速面順次信号により駆動されるとともに、 前記液晶カラーシャッターは、8倍速面順次信号に基づ
    いたタイミングでレッド、グリーン、ブルー、ホワイト
    の各色の面順次透過出力を行うことで、カラー表示を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 入力されるカラー画像信号から、表示制
    御用の信号として、それぞれ1フレーム期間を8分割し
    たフィールド期間の信号となるレッド信号、グリーン信
    号、ブルー信号、及びホワイト信号を生成し、 1フレーム期間において、前記レッド信号、前記グリー
    ン信号、前記ブルー信号、及び前記ホワイト信号のそれ
    ぞれを2回づつ、かつ少なくとも前記ホワイト信号は2
    フィールド期間連続するように、8倍速面順次で出力
    し、 その8倍速面順次で出力される前記レッド信号、前記グ
    リーン信号、前記ブルー信号、及び前記ホワイト信号に
    基づいて表示動作を行うことを特徴とする表示方法。
  6. 【請求項6】 前記8倍速面順次の出力として、1フレ
    ーム期間の最初の3フィールドで、前記レッド信号、前
    記グリーン信号、前記ブルー信号による各フィールド信
    号の出力を順次行い、次の2フィールドで前記ホワイト
    信号によるフィールド信号を2回繰り返して行い、最後
    の3フィールドで、前記レッド信号、前記グリーン信
    号、前記ブルー信号による各フィールド信号の出力を順
    次行うことを特徴とする請求項5に記載の表示方法。
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