JPH1183956A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPH1183956A
JPH1183956A JP10181914A JP18191498A JPH1183956A JP H1183956 A JPH1183956 A JP H1183956A JP 10181914 A JP10181914 A JP 10181914A JP 18191498 A JP18191498 A JP 18191498A JP H1183956 A JPH1183956 A JP H1183956A
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D Fettsel Lee
ディ.フエットセル リー
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318583Design for test
    • G01R31/318586Design for test with partial scan or non-scannable parts

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 IPコア形集積回路の試験を支援する。 【解決手段】 集積回路が知的財産コアを有する。知的
財産コアは、試験データ入力リード15、試験データ出
力リード13、制御リード17、外部レジスタ存在及び
ERPリード37を持つ試験アクセス・ポート39を含
む。走査レジスタ25が知的財産コアを囲い込み、ER
Pリード37が走査レジスタの存在を示す信号を伝え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は全般的に埋設(エ
ンベデッド)コアを持つ集積回路の試験、更に具体的に
言えば、ユーザが追加した走査レジスタのオプションを
効率良く支援するコアの設計に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】ディジタル信号プロセッサ、マ
イクロコントローラ、プロセッサ、I/O周辺回路及び
メモリのような既にある知的財産(IP)コアを再利用
することにより、複雑度の高い集積回路(IC)の速や
かな設計及び展開を達成することができる。このような
IPコアが1996年11月版のIEEEスペクトラム
誌に発表されたハント及びローソンの論文「チップ上シ
ステムのブロック構成」に記載されている。複雑度の高
いシステム・チップの製造を促進する方法として、IP
コアを市場売買することは、試験能力の為にコアを設計
する仕方を変える。典型的には、大抵のIPコアは最初
は、回路板上で使われる単独ICとして設計されてい
た。今日のIC製造技術の進歩により、かっては複数個
のICを持つ回路板であったものを、複数個のコアを埋
設した1個のICに移行させることが可能である。即
ち、ICから埋設IPコアへの変化が技術の傾向であ
る。
【0003】多数のICを用いて設計された回路板で現
在みられるのと同じ多くの試験の問題が、多数のコアを
用いて設計されたICでもみられる。
【0004】ICにある試験能力の基準、即ちIEEE
基準1149.1(ここで引用する)を使うことは、回
路板レベルでIC並びにICの間の相互接続部を試験す
ることに関連する大抵の試験の問題を解決するのに効果
があることが実証された。この基準は、ICレベルで
も、コア並びにコアの間の相互接続を試験することに関
連する問題を解決するのに効果があるはずである。
【0005】図1は、普通のICに構成されたIEEE
基準1149.1のアーキテクチュアを示す。このアー
キテクチュアは、(1)TAPコントローラ及び命令レ
ジスタで構成された試験アクセス・ポート(TAP)1
1と、(2)複数個の試験データ・レジスタ(境界走査
レジスタ及びその他)と、(3)TAPコントローラを
介してアーキテクチュアに対する外部I/Oとなる11
49.1試験ポート・インターフェースとを含む。これ
らの素子及びその動作と作用は、周知であり、IEEE
基準1149.1に記載されている。境界走査レジスタ
は、ICの各々の入力、出力、制御、入力/出力ピンに
走査セルを含む。
【0006】通常モードでは、ICは普通のように動作
して、信号を内部処理すると共に、透過形境界走査レジ
スタを介して他のICに信号を外部連絡する。第1の試
験モードでは、ICの機能回路を不作動にし、13、1
5及び17に示すTAP信号線を介して境界走査レジス
タをアクセスして制御し、それらの相互接続能力を検証
する為に、外部試験信号をICの間で伝達する。この外
部相互接続試験モードを起動する為、1149.1ex
test命令を走査によってTAP11の命令レジスタ
に入れる。別の試験モードでは、ICの機能回路を機能
的に不作動にすることができるが、1つ又は更に多くの
試験データ・レジスタに(TAPから)走査アクセスを
介して試験が可能であるように構成することができる。
走査によってTAPの命令レジスタに入れた命令を使っ
て、TAPを選択された試験データ・レジスタ、即ち、
境界走査レジスタ並びに/又は内部試験データ・レジス
タまで接続し、直列試験データをこのレジスタに入力並
びに出力して、所定の試験又はその他の動作を行わせる
ことができるようにする。例えば、extest命令が
命令レジスタにロードされると、TAPがその直列入力
15、直列出力13及び制御信号17を介して、境界走
査レジスタを選択し、そこまでの接続をする。一旦接続
されると、TAPはICの外部試験ポート信号ピンに応
答して、境界走査レジスタに対する制御作用を出力し、
相互接続試験を実行する為に、境界走査レジスタに対し
て試験データを伝達する。同様に、内部走査試験、組込
み自己試験のトリガ作用(1149.1のrunbis
t命令)、又はIC直列バイパス(1149.1バイパ
ス命令)のような他の種類の動作を実施することができ
るように、TAPが他の試験データ・レジスタを選択し
てそこまでの接続をすることができるようにするその他
の命令をロードすることができる。
【0007】図1の完全な1149.1アーキテクチュ
アは殆ど常にICで構成されていて、上に述べた外部及
び内部試験を行わせるが、それはIPコア形のICでは
完全に構成することができないことがある。具体的に言
うと、IPコアの販売業者は主にIPコアの性能で競争
しており、境界走査レジスタは、コアの境界に関連した
各々の入力、出力及び制御(例えば3状態制御)信号に
(スイッチ又はマルチプレクサを介して)不利な遅延を
加えるのが固有の性質である為、アーキテクチュアの境
界走査レジスタ部分はIPコアに構成されていないこと
がある。IPコアの1部分として設けられる境界走査レ
ジスタをこの明細書ではコア側境界走査レジスタと呼
ぶ。それ自身のコア側境界走査レジスタを持つIPコア
は、図1のICと全体的に同じ構造を有する。
【0008】IPコア供給業者が、性能の観点の為に、
境界走査レジスタを構成せず、コア自身がユーザによっ
て変更することができない場合(即ち、ハード・コアで
ある場合)、IPコアのユーザは、このユーザが境界走
査を通じて相互接続試験をしたい場合、IPコアの周り
にTAP及び境界走査レジスタを追加しなければならな
くなる。IPコアを孤立させ、IPコアと他のIPコア
の間で相互接続試験を実施する為に、IPコアをTAP
及び境界走査レジスタで取囲むことは、既知の先行技術
であり、図2に示されている。
【0009】図2の破線ブロックの中が適当な114
9.1アーキテクチュアを持つIPコアであるが、図1
に示した境界走査レジスタ及び関連する信号線13、1
5、17はない。破線ブロックの外側に、ユーザが追加
した境界走査レジスタ25及びTAP 23が示されて
いる。境界走査レジスタ25は、図1のコア側境界走査
レジスタと区別する為に陰影を施していない。TAP
23は、ユーザが設けた境界走査レジスタ25をアクセ
スして制御する為に、ユーザによって設けられ、IPコ
アのTAP 21とは別個である。TAP 21は、普
通の1149.1境界走査命令、即ち、extest及
びサンプル/プリロードを支援しないので、TAP 1
1及びTAP 23とは異なる。図2に示す方式は、ユ
ーザが追加した境界走査レジスタのアクセス及び制御の
為に、TAP 23を追加することを必要とするのが欠
点である。更に、ユーザは、IPコアの内部試験/エミ
ュレーションの為にはTAP 21を、又はIPコアと
IC内にある他のIPコア又は回路との間の(境界走査
レジスタを介しての)相互接続試験の為にはTAP23
の何れかを選択することができなければならない。
【0010】従って、境界走査を制御する為に別個のT
APを追加することに伴うオーバヘッドを使わず、IP
コアに境界走査をユーザが追加することができるように
することが望ましい。
【0011】この発明は、ユーザが追加した境界走査レ
ジスタをアクセスする為に、IPコアのTAPを再利用
することができるようにする。
【0012】
【実施例】図3Aの例は、境界走査レジスタはないが、
ユーザが追加した走査レジスタに接続するのに必要なア
クセス及び制御線を持つIPコアを破線ブロック内に示
している。図3Aの例では、IPコアのTAP 39
が、ユーザが追加した走査レジスタ25をアクセスして
制御する為の信号線13、15、17を持つことが分か
る。この例では、ユーザが追加した走査レジスタは境界
走査レジスタである(図1のコア側境界走査レジスタと
区別する為に陰影を施さないで示してある)。TAP
39は、ユーザが追加した走査レジスタが構成されてい
るかどうかをTAPに知らせる為の外部レジスタ存在
(ERP)入力37をも含む。
【0013】図4の例は、図3AのIPコアのTAP
39を更に詳しく示す。即ち、これはTAP 21(図
2参照)の普通の1149.1試験ポート信号、即ち、
試験データ入力(TDI)、試験クロック(TCK)、
試験モード選択(TMS)、試験リセット(TRST)
及び試験データ出力(TDO)を、TAP 39がユー
ザが構成した境界走査レジスタをアクセスして制御する
ことができるようにする為に追加された別の信号線1
3、15、17及び37と共に含んでいる。TAP 3
9の命令レジスタからの制御出力が41に示されてい
る。図4は、上に述べた普通の1149.1試験ポート
信号がICの外部端子でアクセス可能であることを示し
ている。
【0014】上に述べた追加の外部信号を供給する他
に、IPコア供給業者は、TAP 39の命令レジスタ
が、コア側境界走査レジスタをアクセスして制御する為
にTAP 11(図1参照)が使う必要な全ての114
9.1命令を含むように設計しなければならない。必要
な1149.1境界走査命令はextest及びサンプ
ル/プリロード命令である。更にIPコア供給業者は、
他の必要な命令(例えば普通のバイパス命令)、随意選
択の命令(例えば普通のintest、highz、ク
ランプ、runbist、IDコード、ユーザ・コード
命令)又は知的所有権に関するIPコア販売業者に特有
の命令の作用の下に、コア側境界走査レジスタがTAP
11によって制御されるのと全く同じように、ユーザ
が追加した境界走査レジスタ25を制御するようにTA
P 39の命令レジスタを設計しなければならない。
【0015】普通のextest命令の場合、普通のT
AP 11(図1参照)はIPコアの動作を禁止し、境
界走査レジスタをICのTDI及びTDOピンに接続
し、相互接続試験を実施するように境界走査レジスタを
制御する。
【0016】普通のサンプル/プリロード命令の場合、
普通のTAP 11はIPコアの動作を許可し、境界走
査レジスタをICのTDI及びTDOピンに接続し、境
界走査レジスタの中を通る機能的な信号が捕捉され、検
査の為に外へシフトさせられる間、境界走査レジスタが
透過形になるように制御する。
【0017】普通のバイパス命令の場合、普通のTAP
11はIPコアの動作を許可し、内部バイパス・レジ
スタ(1149.1に定義された1ビット試験データ・
レジスタ)をICのTDI及びTDOピンに接続し、境
界走査レジスタを透過形であるように制御する。
【0018】普通のintest命令の場合、普通のT
AP 11はIPコアを試験に適応させ、境界走査レジ
スタをICのTDI及びTDOピンに接続し、境界走査
レジスタをIPコアに対して試験を実施するように制御
する。
【0019】普通のhighz命令の場合、普通のTA
P 11がIPコアの動作を禁止し、内部バイパス・レ
ジスタをICのTDI及びTDOピンに接続し、境界走
査レジスタの出力を高インピーダンス状態に制御する。
【0020】普通のクランプ命令の場合、普通のTAP
11がIPコアの動作を禁止し、内部バイパス・レジ
スタをICのTDI及びTDOピンに接続し、境界走査
レジスタを予定の静止入力/出力状態に制御する。
【0021】普通のrunbist命令の場合、普通の
TAP 11はIPコアをBIST試験に適応させ、B
IST動作の合格/不合格状態をアクセスする為に使わ
れる特定の内部試験データ・レジスタをICのTDI及
びTDOピンに接続し、境界走査レジスタを予定の静止
入力/出力状態に制御する。
【0022】普通のIDコード命令の場合、普通のTA
P 11はIPコアの動作を許可し、内部IDコード・
レジスタ(1149.1に特定されている、販売業者の
確認符号及びその他の情報を出力する為の32ビット・
レジスタ)をICのTDI及びTDOピンに接続し、境
界走査レジスタを透過形であるように制御する。
【0023】普通のユーザ・コード命令の場合、普通の
TAP 11はIPコアの動作を許可し、内部ユーザ・
コード・レジスタ(1149.1に特定されている別の
販売業者の情報を出力する為のレジスタ)をICのTD
I及びTDOピンに接続し、境界走査レジスタを透明で
あるように制御する。
【0024】上に述べたような信号及び命令を供給する
IPコアでは、IPコアのユーザは、IPコアの周りに
境界走査レジスタを設計し、コア側信号線13、15、
17をユーザが追加した境界走査レジスタに接続して、
境界走査試験能力を含めて完全な1149.1の試験能
力を達成するようにしさえすれば良い。この方式は、そ
れが完全な1149.1の試験能力を支援するが、IP
コア自身に境界走査レジスタを設けることによって性能
を劣化させることがIPコア供給業者に要求されない点
で、IPコアの供給業者にとっては良い。この方式は、
それがユーザ(例えばASIC製造業者)が境界走査レ
ジスタ並びにそれに伴う性能を追加するかどうかを判断
することができるようにする点で、IPコアのユーザに
とっても良い。更に、単にIPコアのTAPとユーザが
追加した境界走査レジスタの間を接続することによっ
て、完全な1149.1の境界走査試験にアップグレー
ドすることが容易であることも、この過程はプッシュボ
タンの配置及び配送に有利に自動化することができるの
で、IC合成ツール供給業者にとっても恩典である。
【0025】図5の例では、IPコアのTAP内にある
1149.1命令レジスタが、捕捉‐シフト‐更新(C
SU)レジスタ部及び復号部を持つことが分かる。普通
の1149.1命令の走査では、CSUレジスタ部が、
その並列入力に存在する状態情報を捕捉し、データをT
DIからTDOまでシフトする。シフト動作の間、捕捉
された状態情報が、新しい命令がシフトして入ってくる
のに連れて、外にシフトする。1149.1命令走査の
終りに、CSUレジスタにシフトして入ってきた新しい
命令が更新され、復号部に入力される。復号部が新しい
命令を復号し、新しい命令が実行されるようにする制御
作用を出力する。この命令は、前に述べた任意の形式で
あって良い。
【0026】ユーザが、境界走査レジスタを、図3及び
4に示した外部信号接続部13、15、17を持つIP
コアのTAPに接続すると決定した時、ユーザは、外部
レジスタ存在(ERP)信号をユーザが追加した境界走
査レジスタが存在することを示す論理状態にセットす
る。この例では、ERPが高であることが、ユーザが追
加した境界走査レジスタが存在することを表し、ERP
が低であることは、ユーザが追加した境界走査レジスタ
が存在しないことを表す。図5に見られるように、ER
P信号が命令CSUレジスタ及び復号部の両方に入力さ
れる。ERPはCSUレジスタ部に対する状態入力(即
ち、捕捉入力)である。ERPは復号部に対する別の復
号入力である。
【0027】命令走査動作の間、ERP信号が捕捉さ
れ、他の状態入力と共に、CSUレジスタの外へシフト
させられる。CSUレジスタから走査されたERP信号
を検査することにより、ユーザがIPコアに境界走査レ
ジスタを追加したかどうかを判断することができる(例
えばERP高=追加、ERP低=追加なし)。従って命
令CSUレジスタに対するERP入力により、ICのユ
ーザ(例えばシステム設計技術者)は、ユーザが追加し
た境界走査レジスタが存在するかしないかを判断するこ
とができる。
【0028】ERPが高にセットされていて、ユーザが
追加した境界走査レジスタが存在することを示す場合、
復号部が、境界走査レジスタをアクセス並びに/又は制
御する1149.1命令に普通のように応答する。他
方、ERPが低にセットされていて、ユーザが追加した
境界走査レジスタが存在しないことを示す場合、復号部
は、通常は境界走査レジスタをアクセス並びに/又は制
御する全ての1149.1命令をデフォルトさせてバイ
パス命令にすることが好ましい。これは、extes
t、intest、サンプル/プリロード、highz
及びクランプ命令が、ERPが低である時、全てデフォ
ルトしてバイパス命令になることを意味する。デフォル
トしてバイパス命令になることが好ましいのは、これ
が、命令レジスタの走査によって入れた未知・未確認の
命令に対して1149.1が普通使うデフォルト命令で
あるからである。
【0029】図3Bは、IPコア販売業者によって提供
される様な、即ちユーザが追加した走査レジスタに希望
に応じて便利に接続する為にコア内に設けられた信号線
13、15、17が設けられていて、コア側のERP線
37が、適当な論理レベルに便利に接続できるようにし
た、図3の破線ブロック内のIPコアだけを示す。コア
のユーザが境界走査レジスタを追加しない場合、コアが
IC内に埋設された時、線13、15、17は接続され
ないままである。
【0030】図6Aの例は、図3Aと同様であるが、別
のユーザが追加した走査レジスタを含む。図6Aの例で
は、ユーザが追加した汎用走査レジスタ60が、前に述
べたユーザが追加した境界走査レジスタ25の他に、I
Pコアにインターフェース接続されることが示されてい
る。この場合、追加の信号が、追加の走査レジスタが存
在するかしないかをTAP 39Aに知らせ、17Aに
示した制御線が、TAP 39Aからの制御作用をレジ
スタ25と共に走査レジスタ60にも供給する。走査入
力15及び走査出力13を使って、境界走査レジスタ又
は汎用走査レジスタの何れかをアクセスする。図6Aで
は、前に述べたように、ERPを使って、境界走査レジ
スタが存在するかしないかを示すと共に、存在していれ
ば、境界走査レジスタのアクセスを許可し、存在してい
なければ、デフォルトさせてバイパス命令にする。同様
に、ERP1信号を使って、それが存在していれば、汎
用走査レジスタのアクセスを許可し、又はそれが存在し
ていないで、そのアクセスを試みた場合、デフォルトさ
せてバイパス命令にする。ERP及びERP1信号が、
図6Aでは37Aにまとめて示されている。複数個のユ
ーザが追加した走査レジスタに対する走査アクセスは、
複数個のコア側走査レジスタに対する普通の1149.
1の走査アクセスと同様に動作する。
【0031】60に示したユーザが追加した走査レジス
タは、物理的にはコアの境界の外側で、即ちコアの外部
でIC内にある。汎用走査レジスタ60は、図6Aのコ
アの境界に対して境界走査機能をしない任意の走査レジ
スタであって良い。この為、走査レジスタ60は、境界
走査レジスタ25と同じ構造を持っていても良いが、コ
アの境界に対して境界走査レジスタとしては作用しな
い。更に、コアの設計により、希望するだけ多くのユー
ザが追加した走査レジスタを追加することができる。図
6Aの配置では、IPコアのユーザは、ユーザが追加し
た境界走査レジスタ以外のユーザが追加した走査レジス
タを容易にアクセスして制御することができる。コアに
あるTAPを介して汎用の走査に基づく入力/出力(1
10)の為のユーザが追加した走査レジスタ(60に示
すような)は、コアの外部の回路の拡張試験、ユーザが
限定したチップの状態ビットの監視、ユーザが限定した
チップ制御ビットの設定、及びチップの内側にある電気
的にプログラム可能な回路のプログラミングのようなチ
ップ上のシステムの内部での多くの用途に役立つことが
できる。
【0032】図6Bは、図3Bの図3Aに対する関係と
同じ関係を図6Aに対して持ち、IPコア販売業者から
供給される時の図6AのIPコアだけを示している。
【0033】この発明の実施例を説明したが、この説明
はこの発明の範囲を制約するものではなく、この発明は
種々の実施例で実施することができる。
【0034】以上の説明に関し、更に以下の項目を開示
する。 (1) 境界走査レジスタのない少なくとも1つの知的
財産コアを含む集積回路と、前記コア内に形成されてい
て、試験入力及び出力リード及び制御リードを含む試験
アクセス・ポートとを有する集積回路。
【0035】(2) 第1項に記載の集積回路に於い
て、試験アクセス・ポートが外部レジスタ存在リードを
含む集積回路。 (3) 第1項に記載の集積回路に於いて、前記コアの
外側で前記集積回路に形成された走査レジスタを含み、
前記走査レジスタが試験入力及び出力リード及び制御リ
ードを介して前記試験アクセス・ポートに接続される集
積回路。
【0036】(4) 第3項に記載の集積回路に於い
て、前記走査レジスタが境界走査レジスタであり、前記
試験アクセス・ポートが、境界走査レジスタが存在する
ことを示すように接続された外部レジスタ存在リードを
含む集積回路。 (5) 第3項に記載の集積回路に於いて、走査レジス
タが境界走査レジスタである集積回路。 (6) 第3項に記載の集積回路に於いて、走査レジス
タが汎用走査レジスタである集積回路。 (7) 第3項に記載の集積回路に於いて、試験アクセ
ス・ポートが、接続された走査レジスタが存在すること
を示すように接続された外部レジスタ存在リードを含む
集積回路。 (8) 第3項に記載の集積回路に於いて、電気的にプ
ログラム可能な回路を含み、前記走査レジスタは前記電
気的にプログラム可能な回路をプログラムする為に、前
記電気的にプログラム可能な回路に接続されている集積
回路。
【0037】(9) 第1項に記載の集積回路に於い
て、前記試験アクセス・ポートが捕捉‐シフト‐更新レ
ジスタと、復号部と、前記捕捉‐シフト‐更新レジスタ
及び復号部の両方に接続された外部レジスタ存在リード
とを含む集積回路。
【0038】(10) 試験アクセス・ポートで境界走
査命令を実行する方法に於いて、外部レジスタ存在信号
が、ユーザが追加した境界走査レジスタが存在すること
を示す1つの論理状態にあることを感知し、境界走査命
令に対して普通通りに応答し、外部レジスタ存在信号
が、ユーザが追加した境界走査レジスタが存在しないこ
とを示す別の論理状態にあることを感知し、全ての境界
走査命令をデフォルトさせてバイパス命令にする工程を
含む方法。 (11) 第10項に記載の方法に於いて、外部レジス
タ存在信号が別の論理状態にあることを感知すること
が、extest、intest、サンプル/ プリロー
ド、highz及びクランプ命令の内の少なくとも1つ
をデフォルトさせてバイパス命令にする方法。
【0039】(12) ユーザが追加した走査レジスタ
が存在することを決定する方法に於いて、外部レジスタ
存在信号の論理状態をシフトレジスタに捕捉し、前記シ
フトレジスタの内容を前記シフトレジスタの外へシフト
させ、前記シフトレジスタの外へシフトさせられたシフ
トレジスタの内容の中にある外部レジスタ存在信号の論
理状態を検査する工程を含む方法。
【0040】(13) 請求項12記載の方法に於い
て、他の状態信号をシフトレジスタに捕捉することを含
む方法。 (14) 集積回路が知的財産コアを有する。知的財産
コアは、試験データ入力リード15、試験データ出力リ
ード13、制御リード17、外部レジスタ存在及びER
Pリード37を持つ試験アクセス・ポート39を含む。
走査レジスタ25が知的財産コアを囲い込み、ERPリ
ード37が走査レジスタの存在を示す信号を伝える。
【図面の簡単な説明】
【図1】1149.1境界走査能力を持つ普通の集積回
路又はコア側に設けられた1149.1境界走査能力を
備えた普通のIPコアを示す図。
【図2】ユーザが追加した境界走査を持つIPコアの普
通の形式を示す図。
【図3】Aは、この発明によるユーザが追加した境界走
査を持つIPコアの図。Bは、この発明によるユーザが
追加した境界走査レジスタを支援するように構成された
IPコアの図。
【図4】図3A及び図3BのTAP制御信号を詳しく示
す図。
【図5】図3A、図3B及び4のTAP内にある命令レ
ジスタの構造を示す図。
【図6】Aは、図3と同様に、この発明の別のユーザが
追加した走査レジスタを示す図。Bは、図3Bと同様
に、図6Aのユーザが追加した走査レジスタを支援する
ように構成されたIPコアを示す図。
【符号の説明】
13 試験データ出力リード 15 試験データ入力リード 17 制御リード 25 走査レジスタ 37 ERPリード 39 試験アクセス・ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 境界走査レジスタのない少なくとも1つ
    の知的財産コアを含む集積回路と、 前記コア内に形成されていて、試験入力及び出力リード
    及び制御リードを含む試験アクセス・ポートとを有する
    集積回路。
  2. 【請求項2】 試験アクセス・ポートで境界走査命令を
    実行する方法に於いて、 外部レジスタ存在信号が、ユーザが追加した境界走査レ
    ジスタが存在することを示す1つの論理状態にあること
    を感知し、 境界走査命令に対して普通通りに応答し、外部レジスタ
    存在信号が、ユーザが追加した境界走査レジスタが存在
    しないことを示す別の論理状態にあることを感知し、全
    ての境界走査命令をデフォルトさせてバイパス命令にす
    る工程を含む方法。
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