JPH1182719A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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Publication number
JPH1182719A
JPH1182719A JP9250041A JP25004197A JPH1182719A JP H1182719 A JPH1182719 A JP H1182719A JP 9250041 A JP9250041 A JP 9250041A JP 25004197 A JP25004197 A JP 25004197A JP H1182719 A JPH1182719 A JP H1182719A
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JP
Japan
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engine
target
torque
reverse drive
oil pressure
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Application number
JP9250041A
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English (en)
Inventor
Minoru Kuriyama
実 栗山
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH1182719A publication Critical patent/JPH1182719A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect

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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動油の給排により締結状態が変更されて、
エンジンと駆動輪との間に介設された変速機構の動力伝
達経路を切り換える摩擦締結要素を有する自動変速機に
おいて、摩擦締結要素に供給する変速時の作動圧を逆駆
動時においても適切に制御することを課題とする。 【解決手段】 当該自動車の走行状態が逆駆動状態のと
きに、エンジン回転数とエンジン水温とからエンブレト
ルクを推定し、このエンブレトルクと変速判定時点にお
ける初期タービン回転数とから目標変速時間を設定す
る。そして、この目標変速時間と変速判定時のタービン
回転数の回転変化量とから、タービン回転数の目標回転
変化率を演算し、この目標回転変化率に基づいてイナー
シャ油圧を設定する。また、上記エンブレトルクに基づ
いてエンブレトルク油圧を設定し、このエンブレトルク
油圧と上記イナーシャ油圧とから目標油圧を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動変速機の制御
装置、特に変速動作に関与する摩擦締結要素に供給する
作動圧を変速時に制御するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などに搭載される自動変速機は、
エンジン出力が入力されるトルクコンバータと、該コン
バータの出力によって駆動される変速機構とを組み合わ
せ、この変速機構の動力伝達経路をクラッチやブレーキ
などの複数の摩擦締結要素の選択的作動により切り換え
て、運転者の要求や運転状態に応じて所定の変速段へ自
動的に変速させるように構成したもので、この種の自動
変速機においては、上記摩擦締結要素に対する作動圧を
生成する油圧制御回路が備えられる。その場合に、この
油圧制御回路によって生成される作動圧が、摩擦締結要
素への入力トルクに対して低すぎると、該摩擦締結要素
のトルク容量が不足して所要のトルクを確実に伝達でき
ないことになる。逆に、作動圧が高すぎると、例えばオ
イルポンプを駆動するためのトルクが必要以上に大きく
なってエンジン出力が徒に消費されることになり、燃費
性能を悪化させることになる。
【0003】これに対しては、一般には、摩擦締結要素
への入力トルクがエンジンの出力トルクに対応すること
に着目して、例えばエンジンの出力トルクを制御するス
ロットルパルプの開度に応じて作動圧を調整することに
より、該作動圧を摩擦締結要素の入力トルクに対応させ
ることが行われる。
【0004】ところで、変速時においては、車速が殆ど
変化しないことから、目標ギヤ比を実現するために変速
機構の入力側回転数(タービン回転数)が変化する。こ
の場合、例えば入力側回転数が低下するシフトアップ変
速時においては、変速動作に関与する摩擦締結要素の受
持トルクが、回転低下のために要求されるイナーシャト
ルクの分だけ増大することになる。また、入力側回転数
が上昇するシフトダウン変速時においては、イナーシャ
トルクの分だけ当該摩擦締結要素の受持トルクが減少す
ることになる。
【0005】したがって、変速機構への入力トルクに基
づいて作動圧を設定するだけでは、変速時における最適
な作動圧が得られないことになり、摩擦締結要素の要求
油圧に対して作動圧が適切に対応せず、例えば作動圧が
要求油圧に対して相対的に高すぎることにより、変速時
間が短くなりすぎて不快な変速ショックを生じたり、作
動圧が要求油圧に対して相対的に低すぎることにより、
変速時間が長くなりすぎて変速フィーリングを悪化させ
ることが懸念される。
【0006】このような問題に対しては、例えば特開平
7−139619号公報に開示されているように、変速
時における摩擦締結要素に対する作動圧を、一定時間で
変速動作が開始、終了するように、変速機構への入力ト
ルクと変速時における変速機構の回転変化に起因するイ
ナーシャトルクとを考慮して設定することが考えられて
いる。これは、変速時においては、エンジン回転数が変
速機構の出力回転数に対応した回転数となるように増減
速されることに着目したもので、これによれば過度の変
速ショックを生じさせることなく短時間の間に変速動作
を完了させることが期待される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載されて
いるように、摩擦締結要素に対する変速時における作動
圧を変速機構への入力トルクとイナーシャトルクとを考
慮して設定するようにしたものにおいても、当該自動車
が慣性力で走行する逆駆動状態での変速時に次のような
問題が発生する。
【0008】すなわち、当該自動車の逆駆動状態におい
ては、いわば駆動輪がエンジンを駆動することになる。
したがって、例えばエンジンブレーキを作動させるため
にシフトダウンを行なったとすると、エンジンの抵抗に
逆らってエンジン回転数を変速後の回転数(同期回転
数)にまで上昇させなければならないことから、エンジ
ンの逆駆動トルクを考慮する必要がある。その場合に、
エンジンの逆駆動トルクは、エンジンの仕様やエンジン
回転数、冷却水温度などに大きく依存することになる。
【0009】しかしながら、従来においては、逆駆動状
態における変速時の作動圧を設定するに際して、逆駆動
トルクを一義的に規定して設定するようになっていた。
したがって、例えば抵抗の少ないエンジンに対応させて
変速時の作動圧をチューニングしていた場合に、ディー
ゼルエンジンのように抵抗の大きいエンジンに載せ換え
たとすると、変速時に摩擦締結要素に供給される作動圧
が相対的に低くなり、それに伴って該摩擦締結要素の変
速時におけるトルク容量が不足して変速時間が長くなっ
て変速フィーリングを悪化させることになる。
【0010】特に、変速時における作動圧を棚圧と称す
る中間圧に制御する場合には、通常時の作動圧へ移行さ
せる際に、エンジン回転数が同期回転数に完全に収束す
る前に摩擦締結要素が完全締結されることになって大き
な変速ショックが発生することになる。
【0011】この発明は、逆駆動状態での変速時におけ
る上記の問題に対処するもので、摩擦締結要素に供給す
る変速時の作動圧を逆駆動時においても適切に制御する
ことを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために次のように構成したことを特徴とする。
【0013】すなわち、請求項1に記載の発明(以下、
「第1発明」という)は、作動油の給排により締結状態
が変更されて、エンジンと駆動輪との間に介設された変
速機構の動力伝達経路を切り換える油圧作動式の摩擦締
結要素を有する自動変速機の制御装置において、当該自
動車の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該検出
手段で検出された走行状態に基づいて当該自動車がエン
ジン出力で駆動される正駆動状態か慣性力で走行する逆
駆動状態かを判定する駆動状態判定手段と、上記摩擦締
結要素に供給される作動圧を調整する作動圧調整手段
と、上記駆動状態判定手段で判定された当該自動車の変
速判定時における駆動状態が逆駆動状態のときに、エン
ジン回転数とエンジンの冷却水温度とに基づいてエンジ
ンの逆駆動トルクを推定するエンジン逆駆動トルク推定
手段と、該推定手段で推定されたエンジンの逆駆動トル
クと変速判定時における変速機構の入力側回転数とに基
づいて目標変速時間を設定する目標変速時間設定手段
と、該設定手段で設定された目標変速時間と当該変速時
における上記変速機構の入力側回転数の変化量とから入
力側回転数の目標回転変化率を演算して、その目標回転
変化率に基づいてイナーシャ油圧を設定するイナーシャ
油圧設定手段と、上記エンジン逆駆動トルク推定手段で
推定されたエンジンの逆駆動トルクに応じてエンジン逆
駆動トルク油圧を設定するエンジン逆駆動トルク油圧設
定手段と、上記摩擦締結要素が変速動作に関与する変速
時において、上記イナーシャ油圧とエンジン逆駆動トル
ク油圧とに基づいて変速時における目標油圧を設定する
目標油圧設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】また、請求項2に記載の発明(以下、「第
2発明」という)は、作動油の給排により締結状態が変
更されて、エンジンと駆動輪との間に介設された変速機
構の動力伝達経路を切り換える油圧作動式の摩擦締結要
素を有する自動変速機の制御装置において、当該自動車
の走行状態を検出する走行状態検出手段と、該検出手段
で検出された走行状態に基づいて当該自動車がエンジン
出力で駆動される正駆動状態か慣性力で走行する逆駆動
状態かを判定する駆動状態判定手段と、上記摩擦締結要
素に供給する作動圧を調整する作動圧調整手段と、エン
ジン回転数とエンジンの冷却水温度とに基づいてエンジ
ンの逆駆動トルクを推定するエンジン逆駆動トルク推定
手段と、変速判定時に目標変速時間を設定する目標変速
時間設定手段と、該設定手段で設定された目標変速時間
と変速時における上記変速機構の入力側回転数の変化量
とから入力側回転数の目標回転変化率を演算して、その
目標回転変化率に基づいてイナーシャ油圧を設定するイ
ナーシャ油圧設定手段と、上記目標回転変化率と変速機
構への入力トルクとから変速時目標トルクを演算して、
その目標トルクに基づいて入力トルク油圧を設定する入
力油圧設定手段と、上記エンジン逆駆動トルク推定手段
で推定されたエンジンの逆駆動トルクに応じてエンジン
逆駆動トルク油圧を設定するエンジン逆駆動トルク油圧
設定手段と、変速時における目標油圧を設定する目標油
圧設定手段とが備えられ、かつ上記摩擦締結要素が変速
動作に関与する変速時において、上記駆動状態判定手段
で判定された当該自動車の駆動状態が正駆動状態のとき
には、上記目標変速時間設定手段は、変速時の入力側回
転数の変化量と変速機構への入力トルクとに基づいて目
標変速時間を算出し、かつ目標油圧設定手段が、上記イ
ナーシャ油圧と入力トルク油圧とに基づいて目標油圧を
設定する一方、当該自動車の駆動状態が逆駆動状態のと
きには、上記目標変速時間設定手段は、変速判定時にお
ける変速機構の入力側回転数とエンジンの逆駆動トルク
とに基づいて目標変速時間を算出し、かつ目標油圧設定
手段が、上記イナーシャ油圧とエンジン逆駆動トルク油
圧とに基づいて目標油圧を設定することを特徴とする。
【0015】そして、請求項3に記載の発明(以下、
「第3発明」という)は、上記第1,第2発明におい
て、目標変速時間設定手段を、エンジンの逆駆動トルク
が大きいほど変速時間が長くなるように目標変速時間を
設定するように構成したことを特徴とする。
【0016】上記の構成によれば次のような作用が得ら
れる。
【0017】すなわち、第1,第2発明のいずれにおい
ても、当該自動車の走行状態が逆駆動状態のときには、
エンジン回転数とエンジンの冷却水温度とに基づいてエ
ンジンの逆駆動トルクを推定し、その逆駆動トルクと変
速判定時における変速機構の入力側回転数とに基づいて
目標変速時間を設定して、該目標変速時間と変速判定時
の変速機構の入力側回転数の変化量とから入力側回転数
の目標回転変化率を演算して、その目標回転変化率に基
づいてイナーシャ油圧を設定する一方、上記エンジン逆
駆動トルクに応じてエンジン逆駆動トルク油圧を設定し
て、そのエンジン逆駆動トルク油圧と上記イナーシャ油
圧とに基づいて当該摩擦締結要素に供給する目標油圧を
設定するようにしているので、逆駆動状態における変速
時の作動圧が適切に設定されることになって、シフトダ
ウン変速時に作動圧が相対的に低すぎることによる変速
時間の長時間化が回避され、これにより変速フィーリン
グの悪化が防止されることになる。
【0018】特に第2発明によれば、当該自動車の走行
状態が正駆動状態のときには、変速時の変速機構の入力
側回転数の変化量と変速機構への入力トルクとに基づい
て目標変速時間を設定して、該目標変速時間と変速機構
の入力側回転数の変化量とから算出した入力側回転数の
目標回転変化率に基づいてイナーシャ油圧を設定すると
ともに、上記目標回転変化率と変速機構への入力トルク
とから算出した変速時目標トルクに基づいて入力トルク
油圧を設定して、その入力トルク油圧とイナーシャ油圧
とに基づいて当該摩擦締結要素に供給する目標油圧を設
定するようにしているので、この場合においても変速時
の作動圧が適切に設定されることになる。
【0019】そして、第3発明によれば、エンジンの逆
駆動トルクが大きいほど変速時間が長くなるように目標
変速時間を設定するようにしているので、エンジンの逆
駆動トルクが効果的に吸収されることになる。
【0020】なお、逆駆動状態におけるシフトアップ変
速時においても、エンジンの逆駆動トルクとイナーシャ
トルクとを考慮して摩擦締結要素に供給する作動圧を設
定するようにしているので、変速時に作動圧が相対的に
高すぎることによる変速ショックも回避されることにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明が適用
される自動車1は、左右の前輪2a,2bが駆動輪とさ
れているとともに、エンジン3の出力トルクが自動変速
機4から差動装置5及び左右の駆動軸6a,6bを介し
て前輪2a,2bに伝達されるようになっている。エン
ジン3には、各気筒ごとに点火プラグ7…7が設けられ
ている。
【0022】一方、上記自動変速機4は、図2にも示す
ように、エンジン3の出力軸8に連結されたトルクコン
バータ20と、その出力トルク(タービントルク)が入
力される変速機構30と、該機構30の動力伝達経路を
切り換えるクラッチやブレーキなどの複数の摩擦締結要
素41〜46及びワンウェイクラッチ51,52と、上
記摩擦締結要素41〜46に選択的にライン圧を供給す
ることにより上記変速機構30の変速比(変速段)を切
り換える油圧制御ユニット60とを有し、これらにより
走行レンジとしてのD,S,L,Rの各レンジと、Dレ
ンジでの1〜4速、Sレンジでの1〜3速、Lレンジで
の1〜2速が得られるようになっている。
【0023】上記トルクコンバータ20は、エンジン出
力軸8に連結されたケース21内に固設されたポンプ2
2と、該ポンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22
により作動油を介して駆動されるタービン23と、該ポ
ンプ22とタービン23との間に介設されるとともに変
速機ケース9にワンウェイクラッチ24を介して支持さ
れてトルク増大作用を行うステータ25と、上記ケース
21とタービン23との間に設けられ、該ケース21を
介してエンジン出力軸8とタービン23とを直結するロ
ックアップクラッチ26とで構成されている。そして、
上記タービン23の回転がタービンシャフト27を介し
て変速機構30側に出力されるようになっている。ここ
で、上記エンジン出力軸8にはタービンシャフト27内
を貫通するポンプシャフト10が連結され、該シャフト
10により変速機4の反エンジン側端部に備えられたオ
イルポンプ11が駆動されるようになっている。
【0024】一方、上記変速機構30はラビニョ型プラ
ネクリギヤ装置で構成され、上記タービンシャフト27
上に遊嵌合された小径のスモールサンギヤ31と、該サ
ンギヤ31の反エンジン側において同じくタービンシャ
フト27上に遊嵌合された大径のラージサンギヤ32
と、上記スモールサンギヤ31に噛み合わされた複数個
のショートピニオンギヤ33と、エンジン側の半部が該
ショートピニオンギヤ33に噛合され、反エンジン側の
半部が上記ラージサンギヤ32に噛合されたロングピニ
オンギヤ34と、該ロングピニオンギヤ34及び上記シ
ョートピニオンギヤ33を回転自在に支持するキャリヤ
35と、ロングピニオンギヤ34に噛合されたリングギ
ヤ36とで構成されている。
【0025】そして、上記タービンシャフト27とスモ
ールサンギヤ31との間に、フォワードクラッチ41と
第1ワンウェイクラッチ51とが直列に介設され、また
これらのクラッチ41,51に並列にコーストクラッチ
42が介設されているとともに、タービンシャフト27
とキャリヤ35との間には3−4クラッチ43が介設さ
れ、さらに該タービンシャフト27とラージサンギヤ3
2との間にリバースクラッチ44が介設されている。ま
た、上記ラージサンギヤ32とリバースクラッチ44と
の間にはラージサンギヤ32を固定するバンドブレーキ
でなる2−4ブレーキ45が設けられているとともに、
上記キャリヤ35と変速機ケース9との間には、該キャ
リヤ35の反力を受け止める第2ワンウェイクラッチ5
2と、キャリヤ35を固定するローリバースブレーキ4
6とが並列に設けられている。そして、上記リングギヤ
36が出力ギヤ12に連結され、該出力ギヤ12から差
動装置5を介して左右の前輪2a,2bに回転が伝達さ
れるようになっている。
【0026】ここで、上記各クラッチやブレーキ等の摩
擦締結要素41〜46及びワンウェイクラッチ51,5
2の作動状態と変速段との関係をまとめると、次の表1
に示すようになる。
【0027】
【表1】 さらに、上記エンジン3及び自動変速機4を統合制御す
るコントロールユニット(以下、ECUという)70が
備えられている。このECU70は、当該自動車1の車
速を検出する車速センサ71からの信号、エンジン3の
スロットルパルプの開度を検出するスロットルセンサ7
2からの信号、エンジン3の吸入空気量を検出するエア
フローセンサ73からの信号、エンジン回転数を検出す
るエンジン回転センサ74からの信号、エンジン3の冷
却水温度(エンジン水温)を検出する水温センサ75か
らの信号、トルクコンバータ20の出力回転数(タービ
ン回転数)を検出するタービン回転センサ76からの信
号、セレクトレバー13によるシフト位置(レンジ)を
検出するシフト位置センサ77からの信号などを入力し
て、自動変速機4に対しては、油圧制御ユニット60に
備えられた変速用ソレノイドパルプ61…61による変
速制御と、同じく油圧制御ユニット60に備えられたデ
ューティソレノイドパルプ62によるライン圧制御を行
なうとともに、エンジン3に対しては点火プラグ7…7
に対する点火制御などを行なうようになっている。
【0028】ここで、上記油圧制御ユニット60におけ
るライン圧制御部分の構成について説明する。
【0029】図3に示すように、上記オイルポンプ11
から吐出される作動油の圧力を所定のライン圧に調整す
るレギュレータパルプ63と、該レギュレータパルプ6
3に制御圧を供給するスロットルモデュレータパルプ6
4とが備えられている。このスロットルモデュレータパ
ルプ64には、上記オイルポンプ11から作動油が吐出
されるメインライン65から該作動油を一定圧に減圧す
るレデューシングパルプ66を介して導かれた一定圧ラ
イン67が接続されているとともに、該モデュレータパ
ルプ64から上記レギュレータパルプ63の一端に設け
られた増圧ポート63aに増圧ライン68が導かれてい
る。また、該スロットルモデュレータバルブ64の一端
の制御ポート64aには、上記一定圧ライン67から分
岐されたパイロットライン69が接続されている。
【0030】そして、このパイロットライン69に、図
1に示したライン圧制御用のデューティソレノイドパル
プ62が設置されて、該デューティソレノイドパルプ6
2のデューティ率に応じたパイロット圧が上記スロット
ルモデュレータパルプ64の制御ポート64aに導入さ
れることにより、上記一定圧ライン67から供給された
一定圧が、該パイロット圧ないし上記デューティ率に応
じた圧力に調整された上で、増圧ライン68を介してレ
ギュレータパルプ63の増圧ポート63aに供給される
ようになっている。したがって、このレギュレータパル
プ63によって圧力が調整されたライン圧は上記デュー
ティ率に応じた圧力となる。
【0031】次に、この実施形態に係る変速時のライン
圧制御を、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0032】すなわち、ECU70はステップS1で各
種信号を読み込んだ上で、ステップS2を実行して変速
指令がダウンシフトか否かを判定する。変速指令がダウ
ンシフトであると判定したときには、ステップS3に進
んで、図5に示すように予め車速Vsとスロットル開度
θをパラメータとして設定された運転領域のマップに、
現実の車速Vs1とスロットル開度θ1とを照らし合わ
せることにより、これらが示す当該自動車1の運転状態
S1(Vs1,θ1)が上記運転領域マップに設定され
たノーロード領域Znlに属するか否かを判定する。す
なわち、上記ダウンシフト変速が、エンジン3のスロッ
トルバルブが全閉状態で行なわれるマニュアルダウン変
速か、当該自動車1の停車直前に行なわれるコースティ
ングダウン変速かどうか判定するのである。ここで、上
記運転領域マップにおいては、右上がりの曲線で示した
ロードロードラインLの下側がノーロード領域Znlと
され、またロードロードラインLの上側がロード領域Z
lとされている。
【0033】ECU70は、上記ステップS3において
当該自動車1の運転状態S1がノーロード領域Znlに
属すると判定したときには、ステップS4を実行するこ
とにより、図6に示すようにエンジン回転数Neとエン
ジン水温Twをパラメータとして予め設定されたエンジ
ン3の逆駆動トルク(以下、「エンブレトルク」とい
う)Tebのマップに、現時点のエンジン回転数Ne1
とエンジン水温Tw1とを当てはめて、これらに対応す
るエンブレトルクTeb1を読み取る。ここで、上記エ
ンブレトルクのマップにおいては、エンジン回転数Ne
を固定した場合に、エンジン水温Twが低くなるほどエ
ンブレトルクTebが大きくなるように設定されてい
る。
【0034】ECU70は、ステップS5を実行して、
図7に示すように予めエンブレトルクTebをパラメー
タとして設定されたエンブレトルク油圧Pebのマップ
に、上記ステップS4で求めたエンブレトルクTeb1
を当てはめて、このエンブレトルクTeb1に対応する
エンブレトルク油圧Peb1を読み取った後、ステップ
S6を実行して、図8に示すように、変速判定時点のタ
ービン回転数(初期タービン回転数)Ntsと上記エン
ブレトルクTebをパラメータとして予め設定した目標
変速時間Tsmのマップに、現時点の初期タービン回転
数Nts1とエンブレトルクTeb1とを当てはめて、
これらに対応する目標変速時間Tsm1を読み取る。こ
こで、上記目標変速時間のマップにおいては、初期ター
ビン回転数Ntsが大きいほど、またエンブレトルクT
ebが大きいほど目標変速時間Tsmが長くなるように
設定されている。
【0035】次いで、ECU70はステップS7を実行
してタービン回転数Ntの目標回転変化率Rtmを算出
する。
【0036】すなわち、ECU70は、次の関係式
(1)に従って変速後の予測タービン回転数Ntoを算
出する。
【0037】 Nto=Nts・Go/Gs …(1) ここで、Goは変速前のギヤ比、Gsは変速後のギヤ比
を示す。
【0038】そして、ECU70は上記予測タービン回
転数Ntoと初期タービン回転数Ntsと上記目標変速
時間Tsmとを次の関係式(2)に代入することにより
上記目標回転変化率Rtmを算出するのである。
【0039】 Rtm=(Nto−Nts)/Tsm …(2) 次に、ECU70は、ステップS8を実行して、図9に
示すように予め目標回転変化率Rtmをパラメータとし
て設定したイナーシャ油圧Piのマップに、上記ステッ
プS7で算出した目標回転変化率Rtm1を当てはめ
て、このイナーシャ油圧Piに対応する吸収イナーシャ
油圧Pi1を読み取る。
【0040】そして、ECU70はステップS9を実行
して、上記エンブレトルク油圧Pebとイナーシャ油圧
Piとから次の関係式(3)に従って変速時目標油圧P
oを演算した後、ステップS10を実行して変速時目標
油圧Poが得られるように油圧制御ユニット60にライ
ン圧制御信号を出力する。
【0041】 Po=Peb+Pi …(3) 一方、ECU70は、上記ステップS2において変速指
令がダウンシフトでないと判定したとき、あるいはステ
ップS3において当該自動車1の運転状態がノーロード
状態でないと判定したときには、ステップS11に移っ
て通常の変速時油圧を演算する。
【0042】すなわち、ECU70は、次の関係式
(4)に従って変速前後のタービン回転数Ntの回転変
化量△Ntを算出するとともに、関係式(5)に従って
タービントルクTtを算出する。
【0043】 △Nt=Nts−Nto …(4) Tt=(Nts/Nes)・Te・t …(5) ここで、Nesは変速判定時のエンジン回転数、Teは
エンジントルク、tはトルクコンバータ20のトルク増
大比を示す。
【0044】その場合に、エンジントルクTeは次のよ
うにして求められる。
【0045】すなわち、正駆動状態でのエンジントルク
Teは、図10に示すように点火時期Igについての2
次関数として近似することができ、これを式で示せば次
の近似式(6)となる。
【0046】 Te=−A・(Ig−B)2+C …(6) ここで、A,B,Cはエンジンの運転状態に応じて変化
する係数であって、図11,図12,図13に示すよう
に、それぞれエンジン回転数Neと空気充填効率Ceを
パラメータとするマップとして予め設定されている。E
CU70は、まずエンジン回転数Neと吸入空気量Qと
から現時点の空気充填効率Ce1を求めるとともに、こ
の空気充填効率Ce1と現時点のエンジン回転数Ne1
とを用いて上記各マップから現時点のエンジンの運転状
態に対応した係数A1,B1,C1を求める。そして、
これらの係数A1,B1,C1と現時点の点火時期Ig
とを上記式(6)に代入することによりエンジントルク
Teを算出する。これにより、実際のエンジントルクT
eが精度よく求められることになる。
【0047】次に、ECU70は、例えばタービントル
クTtと回転変化量△Ntとに基づいて目標変速時間T
smを算出した上で、この目標変速時間Tsmと上記回
転変化量△Ntとから次の関係式(7)に従って目標回
転変化率Rtmを演算する。
【0048】 Rtm=△Nt/Tsm …(7) そして、ECU70は、タービントルクTtと目標回転
変化率Rtmとに基づいて変速時目標トルクTmを求め
た上で、この変速時目標トルクTmに対応する入力トル
ク油圧Ptを設定する。
【0049】また、ECU70は上記目標回転変化率R
tmに基づいてイナーシャ油圧Piを設定した上で、次
の関係式(8)に従って、このイナーシャ油圧Piと上
記入力トルク油圧Ptとから変速時目標油圧Poを算出
することになる。
【0050】 Po=Pt+Pi …(8) このような構成によれば次のような作用が得られる。
【0051】すなわち、当該自動車の走行状態が逆駆動
状態のときにダウンシフトが行なわれるものとすると、
図14(b)の矢印(ア)で示すように、ダウンシフト
指令が発生した時点で変速時の油圧制御に移行し、同図
(d)に示すようにエンジン回転数Neとエンジン水温
TwとからエンブレトルクTebが推定されるととも
に、このエンブレトルクTebと変速判定時点における
初期タービン回転数Ntsとから、同図(e)に示すよ
うに目標変速時間Tsmが設定されることになる。そし
て、この目標変速時間Tsmと変速判定時のタービン回
転数Ntの回転変化量△Nt(=Nto−Nts)とか
ら、同図(g)に示すようにタービン回転数Ntの目標
回転変化率Rtmが演算されるとともに、この目標回転
変化率Rtmに基づいて、同図(h)に示すようにイナ
ーシャ油圧Piが設定されることになる。
【0052】一方、上記エンブレトルクTebが、時間
の経過に伴って図14(d)の矢印(イ)で示すように
変化することから、該エンブレトルクTebに基づいて
設定されるエンブレトルク油圧Pebも、同図(i)の
矢印(ウ)で示すように変化する。したがって、このエ
ンブレトルク油圧Pebと上記イナーシャ油圧Piとか
ら求められる出力圧Poが、図14(j)に示すように
変化することになる。
【0053】このように、逆駆動状態でのシフトダウン
変速時の作動圧(出力圧Po)が、エンブレトルク油圧
Pebとイナーシャ油圧Piとに基づいて設定されるよ
うになっているので、作動圧が相対的に低すぎることに
よる変速時間の長時間化が回避され、これにより変速フ
ィーリングの悪化が防止されることになる。
【0054】また、上記したように、エンブレトルクT
ebが大きいほど変速時間が長くなるように目標変速時
間Tsmが設定されるようになっているので、エンブレ
トルクTebが効果的に吸収されることになる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、当該自
動車の走行状態が逆駆動状態のときには、変速機構の入
力側回転数とエンジンの冷却水温度とに基づいてエンジ
ンの逆駆動トルクを推定し、その逆駆動トルクと変速判
定時における変速機構の入力側回転数とに基づいて目標
変速時間を設定して、該目標変速時間と変速判定時の変
速機構の入力側回転数の変化量とから入力側回転数の目
標回転変化率を演算して、その目標回転変化率に基づい
てイナーシャ油圧を設定する一方、上記エンジン逆駆動
トルクに応じてエンジン逆駆動トルク油圧を設定して、
そのエンジン逆駆動トルク油圧と上記イナーシャ油圧と
に基づいて当該摩擦締結要素に供給する目標油圧を設定
するようにしているので、逆駆動状態における変速時の
作動圧が適切に設定されることになって、シフトダウン
変速時に作動圧が相対的に低すぎることによる変速時間
の長時間化が回避され、これにより変速フィーリングの
悪化が防止されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンジン及び自動変速機の制御システム図で
ある。
【図2】 自動変速機の骨子図である。
【図3】 油圧制御ユニットのライン圧制御部分を示す
油圧回路図である。
【図4】 変速時のライン圧制御を示すフローチャート
図である。
【図5】 当該自動車の駆動状態を求めるマップであ
る。
【図6】 エンブレトルクを求めるマップである。
【図7】 エンブレトルク油圧を求めるマップである。
【図8】 目標変速時間を求めるマップである。
【図9】 イナーシャ油圧を求めるマップである。
【図10】 エンジントルクの点火時期に対する特性図
である。
【図11】 エンジントルクの近似式における係数A1
を求めるマップである。
【図12】 エンジントルクの近似式における係数B1
を求めるマップである。
【図13】 エンジントルクの近似式における係数C1
を求めるマップである。
【図14】 実施形態の作用を示すタイムチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 自動車 2a.2b 前輪 3 エンジン 4 自動変速機 30 変速機構 60 油圧制御ユニット 62 デューティソレノイドパルプ 70 ECU 71 車速センサ 72 スロットルセンサ 74 エンジン回転センサ 75 水温センサ 76 タービン回転センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油の給排により締結状態が変更され
    て、エンジンと駆動輪との間に介設された変速機構の動
    力伝達経路を切り換える油圧作動式の摩擦締結要素を有
    する自動変速機の制御装置であって、当該自動車の走行
    状態を検出する走行状態検出手段と、該検出手段で検出
    された走行状態に基づいて当該自動車がエンジン出力で
    駆動される正駆動状態か慣性力で走行する逆駆動状態か
    を判定する駆動状態判定手段と、上記摩擦締結要素に供
    給される作動圧を調整する作動圧調整手段と、上記駆動
    状態判定手段で判定された当該自動車の変速判定時にお
    ける駆動状態が逆駆動状態のときに、エンジン回転数と
    エンジンの冷却水温度とに基づいてエンジンの逆駆動ト
    ルクを推定するエンジン逆駆動トルク推定手段と、該推
    定手段で推定されたエンジンの逆駆動トルクと変速判定
    時における変速機構の入力側回転数とに基づいて目標変
    速時間を設定する目標変速時間設定手段と、該設定手段
    で設定された目標変速時間と当該変速時における上記変
    速機構の入力側回転数の変化量とから入力側回転数の目
    標回転変化率を演算して、その目標回転変化率に基づい
    てイナーシャ油圧を設定するイナーシャ油圧設定手段
    と、上記エンジン逆駆動トルク推定手段で推定されたエ
    ンジンの逆駆動トルクに応じてエンジン逆駆動トルク油
    圧を設定するエンジン逆駆動トルク油圧設定手段と、上
    記摩擦締結要素が変速動作に関与する変速時において、
    上記イナーシャ油圧とエンジン逆駆動トルク油圧とに基
    づいて変速時における目標油圧を設定する目標油圧設定
    手段とが備えられていることを特徴とする自動変速機の
    制御装置。
  2. 【請求項2】 作動油の給排により締結状態が変更され
    て、エンジンと駆動輪との間に介設された変速機構の動
    力伝達経路を切り換える油圧作動式の摩擦締結要素を有
    する自動変速機の制御装置であって、当該自動車の走行
    状態を検出する走行状態検出手段と、該検出手段で検出
    された走行状態に基づいて当該自動車がエンジン出力で
    駆動される正駆動状態か慣性力で走行する逆駆動状態か
    を判定する駆動状態判定手段と、上記摩擦締結要素に供
    給する作動圧を調整する作動圧調整手段と、エンジン回
    転数とエンジンの冷却水温度とに基づいてエンジンの逆
    駆動トルクを推定するエンジン逆駆動トルク推定手段
    と、変速判定時に目標変速時間を設定する目標変速時間
    設定手段と、該設定手段で設定された目標変速時間と変
    速時における上記変速機構の入力側回転数の変化量とか
    ら入力側回転数の目標回転変化率を演算して、その目標
    回転変化率に基づいてイナーシャ油圧を設定するイナー
    シャ油圧設定手段と、上記目標回転変化率と変速機構へ
    の入力トルクとから変速時目標トルクを演算して、その
    目標トルクに基づいて入力トルク油圧を設定する入力油
    圧設定手段と、上記エンジン逆駆動トルク推定手段で推
    定されたエンジンの逆駆動トルクに応じてエンジン逆駆
    動トルク油圧を設定するエンジン逆駆動トルク油圧設定
    手段と、変速時における目標油圧を設定する目標油圧設
    定手段とが備えられ、かつ上記摩擦締結要素が変速動作
    に関与する変速時において、上記駆動状態判定手段で判
    定された当該自動車の駆動状態が正駆動状態のときに
    は、上記目標変速時間設定手段は、変速時の入力側回転
    数の変化量と変速機構への入力トルクとに基づいて目標
    変速時間を算出し、かつ目標油圧設定手段が、上記イナ
    ーシャ油圧と入力トルク油圧とに基づいて目標油圧を設
    定する一方、当該自動車の駆動状態が逆駆動状態のとき
    には、上記目標変速時間設定手段は、変速判定時におけ
    る変速機構の入力側回転数とエンジンの逆駆動トルクと
    に基づいて目標変速時間を算出し、かつ目標油圧設定手
    段が、上記イナーシャ油圧とエンジン逆駆動トルク油圧
    とに基づいて目標油圧を設定することを特徴とする自動
    変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記目標変速時間設定手段は、エンジン
    の逆駆動トルクが大きいほど変速時間が長くなるように
    目標変速時間を設定するように構成されていることを特
    徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の自
    動変速機の制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7211028B2 (en) 2001-11-29 2007-05-01 Hitachi, Ltd. Method of controlling a vehicle, apparatus for controlling the same, transmission and apparatus for controlling the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7211028B2 (en) 2001-11-29 2007-05-01 Hitachi, Ltd. Method of controlling a vehicle, apparatus for controlling the same, transmission and apparatus for controlling the same

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