JPH1182530A - スプライン結合構造 - Google Patents

スプライン結合構造

Info

Publication number
JPH1182530A
JPH1182530A JP25010997A JP25010997A JPH1182530A JP H1182530 A JPH1182530 A JP H1182530A JP 25010997 A JP25010997 A JP 25010997A JP 25010997 A JP25010997 A JP 25010997A JP H1182530 A JPH1182530 A JP H1182530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spline
shaft
shaft member
pipe member
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25010997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Oka
昭次 岡
Sakae Matsumoto
栄 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP25010997A priority Critical patent/JPH1182530A/ja
Publication of JPH1182530A publication Critical patent/JPH1182530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軸部材とパイプ部材とのスプライン結合構造に
おいて、軸部材に対して曲げ方向の力が作用したときの
ガタをなくす。 【解決手段】パイプ部材20の内スプライン21に、軸
部材10の外スプライン11をスプライン結合する。ス
リット22を有するパイプ部材20先端部を緊締部材4
1で締め付けて、外スプライン11における基端側と内
スプライン21における先端部との間のガタをなくす。
また、軸部材10先端の環状溝12に線ばね41を係合
させ、その一部によりパイプ部材20の拡管部24の内
周面を押し、これにより、軸部材10の外スプライン1
1の先端部をパイプ部材20の内スプライン21の基端
側に押し付けて両者のガタをなくす。軸部材10の異な
る2箇所において、緊締部材31、線ばね41によって
それぞれガタがなくしているので、軸部材10は、曲げ
方向の力が作用してもがたつかない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両用ス
テアリング装置に適用されるスプライン結合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図14、図15に、従来のスプライン結
合構造を示す(以下「従来例1」という)。
【0003】この従来例1は、軸部材110先端側の外
周面に形成した外スプライン111を、パイプ部材12
0先端側の内周面に形成した内スプライン121に挿着
し、軸部材110とパイプ部材120とを軸方向相対移
動可能かつ周方向相対回転不能にスプライン結合するも
のである。このとき、パイプ部材120の先端部に設け
た環状溝122にシール部材130を取り付け、その内
周面131により、軸部材110側の外スプライン11
1を締め付ける。これにより、スプライン結合部のシー
ルを行うとともに、軸部材110側の外スプライン11
1とパイプ部材120側の内スプライン121との間の
ガタ、特に長期使用に伴う摩耗によるガタをなくすよう
にしている。なお、図15に示すように、シール部材1
30の内周面131を、軸部材110外周面のうちの外
スプライン111が形成されていない部分112に嵌合
するようにしてもよい。
【0004】図16に、他の従来のスプライン結合構造
を示す(以下「従来例2」という。
【0005】この従来例2は、実公昭63−17862
号公報に開示されているものであり、パイプ部材(公報
中の記載では「パイプ」)4内側の内スプライン(同じ
く「第2スプライン歯」)4aに、軸部材2外側の外ス
プライン(同じく「第1スプライン歯」)2aを挿入し
て両者をスプライン結合するものであり、パイプ部材4
の先端部に、その周方向を4等分する位置のそれぞれ
に、軸方向の沿ったスリット4b、4b…を計4本形成
している。そして、パイプ部材4に対する軸部材2の挿
入後に、パイプ部材4先端を緊締部材6によって締め付
ける。パイプ部材4先端は、スリット4bが形成されて
いるので、締付けにより内側に変形し、これにより、外
スプライン2aと、内スプライン4aとの間のガタがな
くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例1及び従来例2によると、それぞれシール部材1
30、緊締部材6によってガタがなくなり、それぞれ軸
部材110、2に対する回転方向の力(トルク)に対し
ては有効に作用するものの、軸部材110、2に対する
曲げ方向の力(図中のF)に対して有効ではないという
問題があった。
【0007】すなわち、軸部材110、2は、シール部
材130、緊締部材6によって締め付けられた部分(以
下「緊締部位」という)においては、パイプ部材12
0、4との間のガタはなくなるものの、先端部における
ガタはなくならず、軸部材110、2に対して曲げ方向
の力Fが作用すると、これら軸部材110、2は緊締部
位を中心にして先端部がガタつくという問題である。
【0008】例えば、従来例1又は従来例2のスプライ
ン係合構造が自動車等のステアリング装置に適用されて
いる場合、上述の軸部材110、2先端部のガタにより
次のような不具合が発生する。悪路走行等によって自動
車の車体が振動した場合、軸部材110、2はその自重
によって先端部が振られて振動し、パイプ部材120、
4の内側に当たって異音(打音)及びショックを発生さ
せる。このショックはハンドルホイールに伝達され、異
音とともに、運転者に不快感を感じさせることになる。
【0009】そこで、本発明は、軸部材に曲げ方向の力
が作用した場合においても、軸部材がパイプ部材との間
でガタつくことのないようにしたスプライン係合構造を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述目的を達成するため
の、請求項1に係る本発明は、先端部の外周面に外スプ
ラインが形成された軸部材を、先端部の内周面に内スプ
ラインが形成されたパイプ部材に挿入して嵌合させるス
プライン結合構造において、前記外スプラインと前記内
スプラインとの間の間隙をなくすための第1の緊締部
を、前記外スプラインの基端側に位置する前記内スプラ
インの先端部近傍に設け、前記外スプラインと前記内ス
プラインとの間の間隙をなくすための第2の緊締部を、
前記内スプラインの基端側に位置する前記外スプライン
の先端部近傍に設け、前記第2の緊締部は、前記軸部材
の先端部外周面に形成された環状溝と、該環状溝に係合
されるとともに、前記パイプ部材に対する前記軸部材の
挿入時には前記パイプ部材の内径よりも小さく圧縮さ
れ、また前記パイプ部材に対する前記軸部材の挿入後に
は拡開しようとする弾性力により前記軸部材の先端部近
傍の外スプラインを前記パイプ部材の内スプラインに押
圧する弾性部材と、を有する、ことを特徴とする。
【0011】上述の請求項1の発明によると、軸部材の
外スプラインの基端側に第1の緊締部を設け、外スプラ
インの先端部近傍に第2の緊締部を設けた、すなわち、
外スプラインにおける軸方向のそれぞれ異なる位置に、
第1の緊締部と第2の緊締部を設け、これらによってパ
イプ部材の内スプラインと軸部材の外スプラインとの間
の間隙(ガタ)をなくすようにしているので、軸部材に
回転方向の力が作用したときのガタをなくすことができ
るのはもちろん、軸部材に曲げ方向の力が作用したとき
のガタもなくすることができる。他の言い方をすると、
軸部材は、外スプラインにおける軸方向の異なる2箇所
で、それぞれ第1、第2の緊締部材によりその動きが拘
束されているので、回転方向の力、曲げ方向の力に対し
ては、パイプ部材に対する動きの自由度はない。
【0012】なお、第1、第2の緊締部による締付け力
が強過ぎる場合には、パイプ部材に対する軸部材の軸方
向の移動が規制されるおそれがあるので、上述の締付け
力は、ガタをなくし、かつ軸方向に円滑な動きを可能と
する必要最小限に設定するとよい。
【0013】なお、本発明においては、第1の緊締部の
具体的な構成については、特に限定されるものではな
く、従来例1、2に示すものや、他の任意のものであっ
てもよい。本発明の特徴部分が、軸方向の異なる2箇所
に緊締部を設けた点と、第2の緊締部として上述の環状
溝及び弾性部材を有する点とにあるからである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0015】〈実施の形態1〉図1、図2、図3に、本
発明に係るスプライン結合構造を示す。なお、図1は軸
心を含む縦断面図、また図2は図1のA−A線矢視図、
さらに図3は弾性部材の単品図である。
【0016】図1に示すスプライン結合構造は、軸部材
10と、パイプ部材20と、第1の緊締部30と、第2
の緊締部40とを主要構成部として構成されている。
【0017】軸部材10は、先端部(同図のおける右側
部分)の外周面に外スプライン11が形成されている。
この外スプライン11のさらに先端側には、後述の弾性
部材41が係合される環状溝12が形成されている。な
お、軸部材10の基端部(同図における左側部分)は、
第1の十字軸自在継手51を介してステアリングギヤ5
2に接続されている。
【0018】パイプ部材20は、先端部(同図における
左側部分)の内周面に内スプライン21が形成されてい
る。内スプライン21における先端側には、軸部材10
の軸心に沿った方向の4本のスリット22、22…が形
成されている。各スリット22は、パイプ部材20の先
端を周方向に4等分する位置に形成されており、その長
さは、内スプライン21のほぼ半分の長さに設定されて
いる。また、パイプ部材20の先端近傍の外周面には、
後述の緊締部材を嵌めるための環状の凹部23が形成さ
れている。パイプ部材20は、基端部(同図における右
側部分)に、その内径d1が内スプライン21の大径部
の直径よりも大きく設定された拡管部24を有する。な
お、拡管部24の基端部は、第2の十字軸自在継手53
を介して、ステアリングコラム54により回転自在に支
持されているステアリングシャフト55に接続されてい
る。
【0019】上述の軸部材10は、パイプ部材20の内
側に先端側から挿入され、その外スプライン11をほぼ
全長にわたって、パイプ部材20の内スプライン21に
スプライン結合させている。したがって、軸部材10
は、パイプ部材20に対して、周方向相対回転不能(回
転不能)かつ軸方向相対移動可能(摺動可能)となって
いる。すなわち、ステアリングシャフト55が回転する
と、この回転は、順に、第2の十字軸自在継手53、パ
イプ部材20、軸部材10、そして、第1の十字軸自在
継手51を介して、ステアリングギヤ52に伝達され
る。このとき、軸部材10は、パイプ部材20の対して
相対回転が禁止されるとともに、軸方向の移動は許容さ
れる。
【0020】第1の緊締部30は、上述のパイプ部材2
0の先端部、スリット22、22…、凹部23等と、緊
締部材31とによって構成されている。緊締部材31
は、例えば、弾性を有する環状の部材によって形成され
ており、上述の環状の凹部23に装着されてパイプ部材
20の先端部近傍を内側に締め付けている。この締付け
により、スリット22、22…が形成されている先端部
は、内側に変形し、この変形により、軸部材10側の外
スプライン11における基端側と、パイプ部材20側の
内スプライン21のおける先端部近傍との間のガタ(間
隙)がなくなる。
【0021】第2の緊締部40は、上述の軸部材10先
端の環状溝12とこれに係合された弾性部材とによって
構成されている。弾性部材としては、本実施の形態1に
おいては、図3に示すように、ほぼ環状に形成された線
ばね41が使用されている。同図に示す線ばね41は、
円形部41aと、その相互に交差する始端部41b及び
終端部41cとを有し、図3における自然状態での円形
部41aの半径がR1に、また始端部41b及び終端部
41cの半径がR2に設定されている。この円形部41
aの半径R1は、上述のパイプ部材20の内スプライン
21の小径部の半径よりも小さく設定されており、また
始端部41b及び終端部41cの半径R2は、上述のパ
イプ部材20の拡管部24の半径(d1 /2)よりも
大きく設定されている。このため、パイプ部材20に対
して軸部材10を挿入する際には、まず、軸部材10の
環状溝12に装着した線ばね41の始端部41b及び終
端部41cを内側に押し縮めるようにして、軸部材10
の先端部をパイプ部材20の先端部に挿入し、次に、こ
の押し縮めた状態のまま、線ばね41が拡管部24に到
達するまで軸部材10を押し込む。すると、始端部41
b及び終端部41cが外側に開いて、図2に示すように
拡管部24をほぼ上方に向けて押す。これにより、軸部
材10の先端部が下方に付勢され、外スプライン11の
先端部がパイプ部材20側の内スプライン21の基端側
に押圧され、両者のガタがなくなる。なお、線ばね41
は、始端部41b及び終端部41cが、パイプ部材20
の拡管部24に当接することにより、軸部材10の抜止
めとしても作用する。
【0022】上述のように、軸部材10とパイプ部材2
0とは、外スプライン11の基端側と内スプライン21
の先端部との間のガタが第1の緊締部30によって、ま
た、外スプライン11の先端部と内スプライン21の基
端側との間のガタが第2の緊締部40によってそれぞれ
なくなるので、軸部材10は、回転方向の力が作用した
場合はもちろん、曲げ方向の力が作用した場合も、ガタ
つくことはない。
【0023】したがって、上述の実施の形態1の場合の
ように、スプライン係合構造が自動車等のステアリング
装置に適用されている場合、上述の軸部材10先端部の
ガタにより発生する前述の異音(打音)やショックの発
生を防止することができ、運転者に不快感を感じさせる
ことはない。
【0024】〈実施の形態2〉図4、図5、図6に、実
施の形態2のスプライン結合構造を示す。なお、図4は
軸心を含む縦断面図、また図5は図4のB−B線矢視
図、さらに図6は弾性部材の単品図である。
【0025】本実施の形態2においては、弾性部材とし
て、環状のゴムブッシュ42を使用している。このゴム
ブッシュ42は、一般的な合成ゴムによって形成するこ
とができ、その一部に、突出部42aを設け、その半径
をR2に設定している。この半径R2は、前述の実施の
形態1と同様の大きさ、すなわち、R2>(d1 /
2)に設定してある。
【0026】なお、弾性部材として、請求項1の線ばね
41に代えて、本実施の形態2のゴムブッシュ42を使
用した場合の作用・効果については、実施の形態1とほ
ぼ同様であるのでその説明は省略する。
【0027】〈実施の形態3〉図7、図8、図9に、実
施の形態3のスプライン結合構造を示す。なお、図7は
軸心を含む縦断面図、また図8は図7のC−C線矢視
図、さらに図9は弾性部材の単品図である。
【0028】本実施の形態3においては、弾性部材とし
て、切れ目を有するほぼ環状の板ばね43を使用してい
る。なお、本実施の形態3においては、図7に示すよう
に、パイプ部材20に対して軸部材10を挿着した状態
において、板ばね43の始端部43a及び終端部43b
が、パイプ部材20の拡管部24ではなく、内スプライ
ン21の基端部を押圧するようにしている。これによ
り、パイプ部材20からの軸部材10の引抜き、さらに
は再挿入が可能となる。この引抜き時や再挿入時には、
板ばね43の始端部43a及び終端部43bが、内スプ
ライン21に摺擦されることになる。したがって、摺擦
に伴う摩耗を減ずべく、板ばね43全体をフッ素樹脂や
MoS2でコーティングしたり、図10に示すように、
摺擦される部分(始端部43a、終端部43b)に樹脂
部材43dを取り付けるようにするとよい。
【0029】〈実施の形態4〉図11、図12、図13
に、実施の形態4のスプライン結合構造を示す。なお、
図11は軸心を含む縦断面図、また図12は図11のD
−D線矢視図、さらに図13は弾性部材の単品図であ
る。
【0030】本実施の形態4においては、弾性部材とし
て、ゴム層44aの表面に樹脂層44bを設けた環状の
ブッシュ44を使用している。このブッシュ44は、図
13に示すように、ゴム層44aの内周の中心と樹脂層
44bの外周の中心とを偏心量Eだけ偏心させている。
なお、これはゴム層44aの厚さを均一ではなく、その
一部を厚くして肉厚部44cを設けることにより可能で
ある。
【0031】図11に示すように、軸部材10の挿着時
に、ブッシュ44が内スプライン21aに当接するよう
にすると、ゴム層44aの肉厚部44cが弾性変形し、
軸部材10側の外スプライン11の先端部を同図中の下
方に付勢し、パイプ部材20側の内スプライン21aの
基端側に押し付ける。
【0032】なお、本実施の形態4の作用・効果は、上
述の実施の形態3とほぼ同様である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
軸部材の外スプラインの基端側に第1の緊締部を設け、
外スプラインの先端部近傍に第2の緊締部を設けた、す
なわち、外スプラインにおける軸方向のそれぞれ異なる
位置に、第1の緊締部と第2の緊締部を設け、これらに
よってパイプ部材の内スプラインと軸部材の外スプライ
ンとの間の間隙(ガタ)をなくすようにしているので、
軸部材に回転方向の力が作用したときのガタをなくすこ
とができるのはもちろん、軸部材に曲げ方向の力が作用
したときのガタも有効になくすことができる。
【0034】したがって、例えば、本発明に係るスプラ
イン結合構造を自動車等のステアリング装置に適用した
場合には、悪路走行等によって車体が振動した場合で
も、従来例1、2とは異なり、軸部材先端部がパイプ部
材内側に当たって運転者にとって不快な異音(打音)や
ショックが発生するということはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のスプライン結合構造を示す、軸
を含む縦断面図。
【図2】図1のA−A線矢視図。
【図3】実施の形態1の弾性部材(線ばね)の単品図。
【図4】実施の形態2のスプライン結合構造を示す、軸
を含む縦断面図。
【図5】図4のB−B線矢視図。
【図6】実施の形態2の弾性部材(ゴムブッシュ)の単
品図。
【図7】実施の形態3のスプライン結合構造を示す、軸
を含む縦断面図。
【図8】図7のC−C線矢視図。
【図9】実施の形態3の弾性部材(板ばね)の単品図。
【図10】他の板ばねを示す単品図。
【図11】実施の形態4のスプライン結合構造を示す、
軸を含む縦断面図。
【図12】図11のD−D線矢視図。
【図13】実施の形態4の弾性部材(ブッシュ)の単品
図。
【図14】従来例1のスプライン結合構造を示す、軸を
含む縦断面図。
【図15】従来例1の他のスプライン結合構造を示す、
軸を含む縦断面図。
【図16】従来例2のスプライン結合構造を示す、軸を
含む縦断面図。
【符号の説明】
10 軸部材 11 外スプライン 12 環状溝 20 パイプ部材 21 内スプライン 22 スリット 24 拡管部 30 第1の緊締部 31 緊締部材 40 第2の緊締部 41 弾性部材(線ばね) 42 弾性部材(ゴムブッシュ) 43 弾性部材(板ばね) 44 弾性部材(ブッシュ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部の外周面に外スプラインが形成さ
    れた軸部材を、先端部の内周面に内スプラインが形成さ
    れたパイプ部材に挿入して嵌合させるスプライン結合構
    造において、 前記外スプラインと前記内スプラインとの間の間隙をな
    くすための第1の緊締部を、前記外スプラインの基端側
    に位置する前記内スプラインの先端部近傍に設け、 前記外スプラインと前記内スプラインとの間の間隙をな
    くすための第2の緊締部を、前記内スプラインの基端側
    に位置する前記外スプラインの先端部近傍に設け、 前記第2の緊締部は、 前記軸部材の先端部外周面に形成された環状溝と、 該環状溝に係合されるとともに、前記パイプ部材に対す
    る前記軸部材の挿入時には前記パイプ部材の内径よりも
    小さく圧縮され、また前記パイプ部材に対する前記軸部
    材の挿入後には拡開しようとする弾性力により前記軸部
    材の先端部近傍の外スプラインを前記パイプ部材の内ス
    プラインに押圧する弾性部材と、を有する、 ことを特徴とするスプライン結合構造。
JP25010997A 1997-09-01 1997-09-01 スプライン結合構造 Pending JPH1182530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25010997A JPH1182530A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 スプライン結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25010997A JPH1182530A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 スプライン結合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1182530A true JPH1182530A (ja) 1999-03-26

Family

ID=17202966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25010997A Pending JPH1182530A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 スプライン結合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1182530A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010047801A (ko) * 1999-11-23 2001-06-15 밍 루 자동차용 스티어링 칼럼의 충격흡수장치
US7559266B2 (en) 2006-06-29 2009-07-14 Nsk Ltd. Telescopic shaft
KR20160051315A (ko) * 2014-11-03 2016-05-11 현대모비스 주식회사 차량용 조향장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010047801A (ko) * 1999-11-23 2001-06-15 밍 루 자동차용 스티어링 칼럼의 충격흡수장치
US7559266B2 (en) 2006-06-29 2009-07-14 Nsk Ltd. Telescopic shaft
KR20160051315A (ko) * 2014-11-03 2016-05-11 현대모비스 주식회사 차량용 조향장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5039048B2 (ja) 端面歯列を備えたホイールハブ・回転ジョイントアッセンブリ
JPH04302726A (ja) 滑りブッシュ構造
JPH0219329B2 (ja)
GB2186037A (en) Boot seals
JP2005042761A (ja) 伸縮自在シャフト
JP2007055503A (ja) 車輪用軸受装置
JPH1182530A (ja) スプライン結合構造
JP2593916Y2 (ja) 伸縮自在シャフトのセレーション嵌合構造
JP2002039383A (ja) ブーツ取付構造
JPS582896Y2 (ja) プツシユプルケ−ブルの振動吸収装置
JP2617897B2 (ja) 密封装置とその装着方法
JPS592390Y2 (ja) 樹脂チユ−ブ接続用ユニオン
JP2590378Y2 (ja) 揺動ないし球面運動などが可能な継手構造物用ダストシール
JP3835157B2 (ja) 伸縮自在シャフト
JP2598534Y2 (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JPH0743494Y2 (ja) 弾性軸継手
JPH07317793A (ja) 自在継手のシャフト締付構造
JPH0642130Y2 (ja) 樹脂製伝動輪
JP3640766B2 (ja) ホイール用軸受装置
JP2004293572A (ja) ボールジョイント及びその製造方法
JP2587603Y2 (ja) 中間シャフト
JPH0747618Y2 (ja) 弾性カップリング
JP3557799B2 (ja) 密封装置
JP2571437Y2 (ja) 弾性軸継手
JPH08170647A (ja) 弾性自在継手

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050201

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A02 Decision of refusal

Effective date: 20051025

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02