JPH1180761A - 廃棄物からの燃料製造方法 - Google Patents

廃棄物からの燃料製造方法

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JPH1180761A
JPH1180761A JP9246919A JP24691997A JPH1180761A JP H1180761 A JPH1180761 A JP H1180761A JP 9246919 A JP9246919 A JP 9246919A JP 24691997 A JP24691997 A JP 24691997A JP H1180761 A JPH1180761 A JP H1180761A
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wastes
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盛一 阿部
Hatsuo Uehara
初男 上原
Takashi Yokoyama
隆 横山
Keiichi Okuyama
契一 奥山
Mikiyuki Asano
幹之 浅野
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Nippon Kokan Ltd
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    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物からRDFを効率良く製造する。 【解決手段】 一次破砕工程1において廃棄物(ご
み)は、二軸破砕機が複数台並設された破砕設備によっ
て一次破砕される。一次破砕されたごみは、乾燥機に運
ばれ乾燥工程2で乾燥される。乾燥されたごみは、振動
コンベヤ3でほぐされ、一次分別工程4を実施する揺動
反発式分別機に均一に定量供給される。揺動反発式分別
機による一次分別工程4によって、堅くて重いごみ15
と、小粒径ごみ16と、柔らかくて軽いごみ17とに分
別される。分別されたごみ15、16、17は、二次破
砕工程7、8、風力選別機による二次分別工程5、8、
10によって二次破砕され、そして、可燃物が選別され
不燃物が除去される。次いで、可燃物への添加剤(消石
灰)の添加工程12、混合工程12、圧縮成型工程1
3、冷却工程14を経て、RDF化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般の家庭から
出る、厨芥、紙、プラスチック、布、木屑、金属等を含
む廃棄物(「ごみ」と同意語)から燃料(「RDF」と
略称する)を得るための廃棄物からの燃料製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ごみの燃料化の技術についてはヨーロッ
パが先行しており、例えば、ごみから可燃成分を抽出す
る方法が既に提案されている。しかしながら、これらヨ
ーロッパにおけるごみの燃料化の技術は、ごみ中の水分
量の違いから、直ちにそのまま転用して日本国内で利用
することは困難であった。
【0003】上記の水分量の違いに係る問題点を鑑みて
提案された先行技術として、特開平7−150158号
公報に、図5に示すような工程を有するごみの固形燃料
化方法が提案されている(以下、「先行技術1」とい
う)。図5に示すように、先行技術1は、破袋、磁選、
一次破砕、乾燥、風力選別、二次破砕、固形化の工程か
らなるごみの中の可燃物選別成形方法およびその装置で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行技術1に
は、下記に示すような問題がある。 廃棄物(ごみ)には、燃料として不適当な金属
(鉄、ステンレス、アルミニウム)および瓦礫等が含ま
れている。従来の方法では、破袋してから磁選を行なっ
て金属不燃物を回収しているが、不燃物である金属のみ
が単体で存在することはまれで、大半は可燃物との複合
体である。一般に、可燃物と考えられている衣類を例に
とってもわかるように、ボタンおよびチャック等は金属
からなっている。従来の方法のように、破袋しただけで
磁選を行うと、ボタンおよびチャック等の金属部分と共
に布等の可燃物も一緒に除去される。
【0005】 また、ごみ、特に日本においては、一
般廃棄物である家庭ごみには50%程度の水分が含まれ
ているため、従来の方法のように、破袋しただけで磁選
を行うと、不燃物に厨芥等の可燃物が付着し不燃物とと
もに可燃物までが除去されてしまう。更に、厨芥等が付
着しているため、その付着ごみが腐敗し、金属およびそ
の他の不燃物(以下、「不適物」という)より金属を回
収して再利用する場合においても、その保管および輸送
中の臭いの問題が生じるので、腐敗物を取り除く等の作
業が必要となる。
【0006】 従来の方法のように、乾燥を破袋、磁
選および一次破砕の3工程の後の工程に設定すると、乾
燥していないごみは含水率が高いため、厨芥等のごみが
前記3工程分の設備および工程間のつなぎのためのコン
ベヤに付着し、ごみの収集率が低下する。また、その付
着物が腐敗し、プラント内での腐敗臭を発生させる。
【0007】 従来の方法のように、ごみの比重差を
利用して選別する風力選別では、粒径が揃っている物に
対しては有効であるが、ごみのように形状が定まらない
物を選別する場合には極端に精度が落ち、本来可燃物と
して回収すべきごみの中に金属等の不適物が混入し、燃
料(「RDF」)の灰分を増やす。この混入は、下流側
に破砕機がある場合にはその破砕機の刃の摩耗の問題、
および、固形化装置である造粒機の損傷やトラブルを生
じる。また、風力選別は精度が悪いので、本来不燃物と
して回収するごみの中に可燃物が混入し、ごみの収集率
を下げる。また、そのため、不燃物として回収したごみ
をそのまま埋立て処分する場合は、埋立地の延命化に問
題を残し、不適物より金属を回収する場合においても処
理能力の大きな設備を設置する必要があり、運転コスト
等の面においても不利となる。
【0008】 従来の方法は、ごみを細かく破砕する
ために二次破砕設備が必ず必要であり、設備が増大し運
転コストが上昇し、またそれに伴って運転トラブルが生
じ易くなる。
【0009】従って、この発明の目的は、上述の問題を
解決し、廃棄物からのRDF製造効率を向上することが
できる廃棄物からの燃料製造方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
1台の一次破砕機よりも細かい粒度に廃棄物を破砕可能
な、前記一次破砕機が複数台並設されてなっている一次
破砕設備によって廃棄物を一次破砕し、次いで、このよ
うにして細かい粒度に一次破砕した前記廃棄物を乾燥
し、次いで、乾燥した前記廃棄物を揺動反発式分別機に
よって堅くて重いごみと小粒径ごみと柔らかくて軽いご
みとに分別し、分別した前記堅くて重いごみに対して風
力選別を実施して可燃物を選別し、前記柔らかくて軽い
ごみを二次破砕設備によって二次破砕し、次いで、前記
可燃物、前記小粒径ごみおよび前記柔らかくて軽いごみ
を混合することに特徴を有するものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の方
法において、風力選別を実施する前に前記堅くて重いご
みを二次破砕設備によって二次破砕することに特徴を有
するものである。
【0012】請求項3記載の発明は、1台の一次破砕機
よりも細かい粒度に廃棄物を破砕可能な、前記一次破砕
機が複数台並設されてなっている一次破砕設備によって
廃棄物を一次破砕し、次いで、このようにして細かい粒
度に一次破砕した前記廃棄物を乾燥し、次いで、乾燥し
た前記廃棄物を揺動反発式分別機によって堅くて重いご
みと小粒径ごみと柔らかくて軽いごみとに分別し、前記
堅くて重いごみは前記一次破砕設備に戻して一次破砕を
再度実施することを1回または複数回繰り返すことによ
りその粒度を前記小粒径ごみの粒度まで下げて小粒径ご
みとなし、前記柔らかくて軽いごみは二次破砕設備によ
って二次破砕し、次いで、前記小粒径ごみおよび前記柔
らかくて軽いごみを混合することに特徴を有するもので
ある。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の方法において、二次破砕を実施する前に前記
柔らかくて軽いごみに対して風力選別を実施して可燃物
を選別しおよび/または前記小粒径ごみに対して風力選
別を実施して可燃物を選別し、前記可燃物を混合するこ
とに特徴を有するものである。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載の方法において、混合されたごみを圧縮成
型することに特徴を有するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。 〔実施の形態1、2〕図1は、この発明の実施の形態1
に係るフローチャートを示す工程図、図2は、この発明
の実施の形態2に係る工程を実施に使用される設備機器
を図示して説明する工程図である。図1、図2中の符号
1〜14は、下記工程の番号1〜14と一致する。な
お、図1中の点線枠で囲ったものは削除可能な工程を示
したものである。実施の形態2は、実施の形態1から、
工程5、6、9、11、14を省いた構成となってい
る。
【0016】1 ごみピット21から一次破砕設備23
に運ばれた廃棄物(ごみ)は、該破砕設備23によって
一次破砕される。22はゴミクレーンである。一次破砕
されたごみは、コンベヤ24、56により乾燥機27に
運ばれる。ごみは、その大半が袋等で回収され、更にそ
の内容物の形状も大きいため、そのまま分別機に投入し
ても可燃物と不燃物とを分けることができない。そのた
め、上記の一次破砕設備23によってごみを細かく破砕
する。一次破砕のために使用される一次破砕設備23と
して、回転刃を有する一次破砕機を複数台並設して構成
された破砕設備が用いられている。このような一次破砕
機として、例えば、二軸剪断式破砕機が用いられる。
【0017】上記のように複数の一次破砕機により構成
された一次破砕設備を用いることにより、1辺が約50
mm(以下、「□50mm」という)以下の粒径の粒度
の破砕を可能とした。前記一次破砕機を1台のみ設けた
従来の一次破砕設備では、ごみを□50mmよりも細か
く破砕することは困難である。また、このように細かく
破砕することによりその後の乾燥効率を上げ、更には、
コンベヤ等の搬送設備等その後の設備の負荷を下げるこ
とにも効果を発揮する。このことも考慮し、一次破砕後
の粒径は約□50mm以下が良く、できれば50mmメ
ッシュスクリーンを通過できるものが約95%以下であ
ることが望ましい。但し、ごみはその物性が特定できに
くいため、金属塊等にも対応させるため前記の二軸剪断
式破砕機を用いることが望ましい。そして、更に、二軸
剪断式破砕機は、回転刃(スクリュー)間で剪断するた
め、その特性上、布および番線等のごみが短冊状に破砕
されて長い紐状のごみとなる特長があるため前記破砕機
を複数台上下に並設して設けるべきである。それも1段
目(上段)の破砕機から紐として落ちてきたごみを効率
良く破砕するため、2段目(下段)の破砕機の回転刃の
回転軸は、1段目の回転刃の回転軸に対して約90度の
角度を付けて配置するとよい。更に、1段目の回転刃の
刃幅は約50mm以上、2段目以降は約25mm以下が
望ましい。また、破砕機に投入するごみは、破砕機の破
砕能力を高めるため、定量供給することが望ましい。ま
た、ごみ質により危険物が混入する場合は、破砕前に危
険物を選別する装置を設置する。または、危険物を取り
除くのに手選別等を用いてもよい。
【0018】2 一次破砕直後に、ごみは乾燥機27に
よって乾燥される。49は熱風炉、46は燃料タンク、
51、69はポンプ、50は燃料サービスタンク、25
は誘引ファン、26は乾燥機サイクロンである。43
は、乾燥機の排ガスを処理する熱交換器、44は冷却
塔、42は脱臭装置、52は脱臭装置誘引ファンであ
る。乾燥は、RDFの腐敗を防止するため、含水率が約
10%以下になるまで行う。そうすることにより、設備
へのごみの蓄積による収集率の低減を図り、プラント臭
を抑えることにも効果を発揮する。また、乾燥すること
によりごみがばらけ、その後に行う分別を精度良く行え
る。なお、ごみ質により含水率が初めから約10%以下
の場合には乾燥工程を省いてもよい。
【0019】3 乾燥されたごみは、コンベヤ47によ
って振動コンベヤ28まで運ばれ、ここでほぐされ、そ
して、揺動反発式分別機29に均一に定量供給される。
乾燥されたごみはばらけた状態であり分別しやすい状態
になっているが、更に分別精度を高めるため、乾燥機か
ら出てくるごみをほぐし、均一に定量供給するため、振
動コンベヤ28は是非設置することが望ましい。
【0020】4 次いで、揺動反発式分別機29によっ
て、堅くて重いごみ15と、小粒径ごみ16と、柔らか
くて軽いごみ17とに分別される。乾燥したごみを揺動
反発式分別機によって、柔らかくて軽いごみ、堅くて重
いごみ、小粒径のごみに分別する。揺動反発式分別機
は、物質の反発力の差を利用して選別する装置で、孔の
開いた傾斜したプレート(スクリーン)が揺動運動し、
その上に投入されたごみの内、柔らかくて軽いごみは反
発しにくいためプレートにより傾斜上方に搬送される。
その多くは、紙、布およびフィルムプラスチックであ
る。堅くて重いごみは反発しやすいためプレートと反発
して、傾斜下方に落ちる。その多くは、金属、硬質状プ
ラスチックおよび段ボール紙等である。また、プレート
には孔が開いているため、細かく破砕された小粒径ごみ
は、孔を通過してプレート下に落ちる。小粒径ごみの多
くは、厨芥、紙およびプラスチック等の軽いごみとボル
ト、ナット等の金属や硝子片等である。なお、プレート
の傾斜角度や揺動運動の回転数を変えることにより、落
下ごみの割合を変更することが可能である。傾斜角度は
約0〜9度、揺動運動の回転数は約103〜206rp
m、プレートの孔のサイズは、約20〜50mmが目安
となる。なお、ごみ質により厨芥等の小粒径物が少ない
場合は、プレートに孔がなくても良い。
【0021】5 傾斜上方に送られたごみの多くは柔ら
かくて軽いごみであるが、アルミニウム片等が少量混入
する場合がある。分別精度を高めるためには、風力選別
機によって不燃物を除去することが望ましい。風速は1
0m/s以上が望ましい。ただし、ごみ質により、また
は、揺動反発式分別機の傾斜角度が約6度以上、回転数
が約150rpm以下およびプレートの孔サイズが約2
0mm以上の場合など、不燃物の混入が少ない場合に
は、風力選別機がなくてもよい。5は、実施の形態2で
は省略されている。
【0022】6 その後、鉄等の金属を回収する場合
は、各々に適した選別機を設置することが望ましい。例
えば、鉄を回収する場合は磁選機、アルミニウムを回収
する場合はアルミニウム選別機、そして、ステンレスを
回収する場合はSUS選別機などである。6は、実施の
形態2では省略されている。
【0023】7 柔らかくて軽いごみ17は、二次破砕
機30によって二次破砕され、二次破砕設備誘引ファン
31、二次破砕設備サイクロン37を経てコンベヤ54
に運ばれる。傾斜上方に送られたごみは造粒性を高めた
り、造粒機の負荷を減らしたり、紐状のごみのからみつ
きによる分別機以降の装置トラブルを避けるため、柔ら
かくて軽いごみは、更に細かく破砕することが望まし
い。紐状のごみのからみつきによる下流側の装置トラブ
ルを避けるため、紐除去のための二次破砕機は設置す
る。なお、二次破砕機には紐状の布も細かく破砕するこ
とが可能な一軸回転式破砕機が適している。ただし、他
の紐除去手段を使用してもよい。
【0024】8 堅くて重いごみ15は選別精度を高め
るために二次破砕設備によって風力選別前に破砕するこ
とが望ましい。堅くて重いごみの二次破砕に使用される
二次破砕設備としてハンマーミルが望ましい。堅くて重
いごみ15は、ハンマーミル45によって二次破砕さ
れ、コンベヤ61等により風力選別機35に運ばれ、こ
こで可燃物が風力選別され残渣と選別される。可燃物
は、風選機サイクロン63を経てコンベヤ54に運ばれ
る。33はバグフィルター、32は誘引ファン、64は
コンテナである。−方、風力選別機35によって選別さ
れた不燃物は、コンテナ68に回収される。傾斜下方に
落ちたごみの多くは堅くて重いごみであるが、重いごみ
は金属およびプラスチック等の可燃物の複合体であるた
め、更に分別精度を高めるためには、ハンマーミル等の
破砕機により更に細かく破砕し、風力選別機によって不
燃物を除去する。風速は10m/s以上が望ましい。但
し、ごみ質により複合体が少ない場合は、二次破砕をし
なくてもよい。
【0025】9 その後、鉄等の金属を回収する場合
は、各々に適した選別機を設置することが望ましい。例
えば、鉄を回収する場合は磁選機、アルミニウムを回収
する場合はアルミニウム選別機、そして、ステンレスを
回収する場合はSUS選別機などである。9は、実施の
形態2では省略されている。
【0026】10 小粒径ごみ16は、コンベア53に
より風力選別機34に運ばれ、ここで可燃物が風力選別
される。可燃物は、風力選別機サイクロン36を経てコ
ンベヤ54に運ばれる。孔を通過してプレート下に落ち
る小粒径ごみから更に分別精度を高めるためには、風力
選別機によって不燃物を除去する。風速は10m/s以
上が望ましい。但し、ごみ質により不燃物の混入が少な
い場合は、風力選別しなくても良い。
【0027】11 その後、鉄等の金属を回収する場合
は、各々に適した選別機を設置することが望ましい。例
えば、鉄を回収する場合は磁選機、アルミニウムを回収
する場合はアルミニウム選別機、そして、ステンレスを
回収する場合はSUS選別機などである。11は、実施
の形態2では省略されている。
【0028】12 風力選別や二次破砕がなされた後、
コンベヤ54によりホッパー62に集合したごみには、
消石灰供給機39から供給される消石灰が添加され、混
合機40によって混合される。上記7、8、10工程の
ごみは、その後RDF燃焼時の有害ガス抑制や、RDF
腐敗防止のため、添加剤を添加し、混合機にて均一に混
合する。添加剤には消石灰を使用することが望ましい。
なお、ごみ質により有害ガスが発生しない場合や腐敗し
ないごみの場合は、添加剤を入れて混合しなくてもよ
い。
【0029】13 次いで、圧縮成型機41によって圧
縮されて固形燃料(RDF)化される。そして、RDF
は、コンベヤ55によって運ばれ梱包66がなされる。
更に、RDFにより発生する臭いは脱臭装置59により
脱臭される。58はバグフィルター、67はコンテナ、
60は脱臭装置サイクロンである。運搬性や貯蔵性を高
める場合は圧縮成型してごみを固形燃料化することが望
ましい。
【0030】14 その固形燃料は、約50℃以上の高
温で排出されるため、そのまま袋詰めすると、袋内でR
DFに水分が付着し、かびが発生しRDFが腐敗するた
め、冷却装置を使用して常温で冷却することが望まし
い。なお、ごみ質により腐敗しないごみの場合は、冷却
装置がなくても良い。14は、実施の形態2では省略さ
れている。
【0031】〔実施の形態3、4〕図3は、この発明の
実施の形態3に係るフローチャートを示す工程図、図4
は、この発明の実施の形態4に係る工程を実施に使用さ
れる設備機器を図示して説明する工程図である。図3、
4において、図1、2に示す実施の形態1、2と実質的
に同一または相当部分については、図1、2と同じ符合
を付することにより説明を省略する。図3、4中の符号
(1)〜(13)は、下記工程の番号(1)〜(13)
と一致する。なお、図3中の点線枠で囲ったものは削除
可能な工程を示したものである。実施の形態4は、実施
の形態3から、工程(5)、(6)、(9)、(14)
を省いた構成となっている。(1)〜(5)工程は、実
施の形態1、2の工程1〜6と同様である。(6)は、
実施の形態4では省略されている。(7)、(8)、
(9)は、前記工程7、10、9と同様である。(9)
は、実施の形態4では省略されている。(10)揺動反
発式分別機29のプレートにより傾斜下方に落ちたごみ
の多くは堅くて重いごみであるが、金属等の不燃物とプ
ラスチック等の可燃物との複合体であるため、更に分別
精度を高めるために、堅くて重いごみ15は、コンベヤ
61等により一次破砕設備23に戻され、再度一次破砕
設備23によって破砕粒度を下げられる。一次破砕設備
23に戻す途中で、風力選別機による風力選別、磁選機
による鉄の回収、アルミニウム選別機によるアルミニウ
ムの回収、SUS選別機によるステンレスの回収を実施
してもよい。この工程を1回または複数回繰り返すこと
により、ごみのほとんど全てが小粒径ごみになる。この
ようにして小粒径ごみの粒度まで下げられた堅くて重い
ごみは、工程(8)において、小粒径ごみ16ととも
に、コンベア53により風力選別機34に運ばれ、ここ
で可燃物が風力選別され残渣と選別される。そして、風
力選別機34における風速は10m/s以上が望まし
い。なお、ごみ質やごみ量の循環量等の調整は、風力選
別機の場合を例にすると、風量等を調整する機構により
調整可能であることが望ましい。選別された可燃物は、
風力選別機サイクロン36を経てコンベヤ54に運ばれ
る。(11)は、前記工程12と同様である。(12)
は、前記工程13と同様である。(13)は、前記工程
14と同様である。(13)は実施の形態4では省略さ
れている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下に示す有用な効果がもたらされる。 一次破砕機を複数設けた一次破砕設備を用いること
によって、一次破砕による廃棄物の粒度を従来よりも下
げることができるため、廃棄物中の可燃物を効率良く固
形燃料(RDF)化することができる。 可燃物と不燃物との選別が効率よく行われ、そし
て、回収された不燃物から金属等を効率良く回収できる
ため金属等のリサイクル率が上がり、そして、リサイク
ルできず埋立て処分されるべき不燃物、残渣量も低減す
ることができ、埋立地の延命化を図ることができる。 従来の方法に比べ、処理設備が小規模であり運転コ
ストが低減できメンテナンスも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るフローチャート
を示す工程図である。
【図2】この発明の実施の形態2に係る工程を実施に使
用される設備機器を図示して説明する工程図である。
【図3】この発明の実施の形態3に係るフローチャート
を示す工程図である。
【図4】この発明の実施の形態4に係る工程を実施に使
用される設備機器を図示して説明する工程図である。
【図5】従来の廃棄物からの燃料製造方法の一例を示す
工程図である。
【符号の説明】
1〜14:実施の形態1、2の工程 (1)〜(13):実施の形態3、4の工程 15:堅くて重いごみ 16:小粒径ごみ 17:軟らかくて軽いごみ 21:ごみピット 22:ごみクレーン 23:一次破砕設備(二軸剪断式破砕機が複数並設) 24:コンベヤ 25:誘引ファン 26:乾燥機サイクロン 27:乾燥機 28:振動コンベヤ 29:揺動反発式分別機 30:二次破砕設備(一軸回転式破砕機) 31:二次破砕設備誘引ファン 32:ファン 33:バグフィルター 34〜35:風力選別機 36:風力選別機サイクロン 37:二次破砕設備サイクロン 38:コンテナ 39:消石灰 40:混合機 41:圧縮成型機 42:脱臭装置 43:熱交換器 44:冷却塔 45:二次破砕設備(ハンマーミル) 46:燃料タンク 47:コンベヤ 49:熱風炉 50:燃料サービスタンク 51:ポンプ 52:脱臭装置誘引ファン 53〜57:コンベヤ 58:バグフィルタ 59:脱臭装置 60:脱臭装置誘引ファン 61:コンベヤ 62:ホッパー 63:サイクロン 64、65:コンテナ 66:RDF梱包 67:コンテナ 68:コンテナ 69:ポンプ
フロントページの続き (72)発明者 奥山 契一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 浅野 幹之 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の一次破砕機よりも細かい粒度に廃
    棄物を破砕可能な、前記一次破砕機が複数台並設されて
    なっている一次破砕設備によって廃棄物を一次破砕し、
    次いで、このようにして細かい粒度に一次破砕した前記
    廃棄物を乾燥し、次いで、乾燥した前記廃棄物を揺動反
    発式分別機によって堅くて重いごみと小粒径ごみと柔ら
    かくて軽いごみとに分別し、分別した前記堅くて重いご
    みに対して風力選別を実施して可燃物を選別し、前記柔
    らかくて軽いごみを二次破砕設備によって二次破砕し、
    次いで、前記可燃物、前記小粒径ごみおよび前記柔らか
    くて軽いごみを混合することを特徴とする廃棄物からの
    燃料製造方法。
  2. 【請求項2】 風力選別を実施する前に前記堅くて重い
    ごみを二次破砕設備によって二次破砕することを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 1台の一次破砕機よりも細かい粒度に廃
    棄物を破砕可能な、前記一次破砕機が複数台並設されて
    なっている一次破砕設備によって廃棄物を一次破砕し、
    次いで、このようにして細かい粒度に一次破砕した前記
    廃棄物を乾燥し、次いで、乾燥した前記廃棄物を揺動反
    発式分別機によって堅くて重いごみと小粒径ごみと柔ら
    かくて軽いごみとに分別し、前記堅くて重いごみは前記
    一次破砕設備に戻して一次破砕を再度実施することを1
    回または複数回繰り返すことによりその粒度を前記小粒
    径ごみの粒度まで下げて小粒径ごみとなし、前記柔らか
    くて軽いごみは二次破砕設備によって二次破砕し、次い
    で、前記小粒径ごみおよび前記柔らかくて軽いごみを混
    合することを特徴とする廃棄物からの燃料製造方法。
  4. 【請求項4】 二次破砕を実施する前に前記柔らかくて
    軽いごみに対して風力選別を実施して可燃物を選別しお
    よび/または前記小粒径ごみに対して風力選別を実施し
    て可燃物を選別し、前記可燃物を混合することを特徴と
    する請求項1、2または3記載の方法。
  5. 【請求項5】 混合されたごみを圧縮成型することを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載の方法。
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