JPH1176788A - マグネチックスターラ - Google Patents

マグネチックスターラ

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JPH1176788A
JPH1176788A JP26295597A JP26295597A JPH1176788A JP H1176788 A JPH1176788 A JP H1176788A JP 26295597 A JP26295597 A JP 26295597A JP 26295597 A JP26295597 A JP 26295597A JP H1176788 A JPH1176788 A JP H1176788A
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JP
Japan
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magnet
magnetic stirrer
magnetic
permanent magnets
stirrer
Prior art date
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Pending
Application number
JP26295597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Busujima
弘樹 毒島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石の取り替えや増設を容易に行うこと
ができるマグネチックスターラを提供する。 【解決手段】 回転可能に支持された撹拌子15を備え
た試料収容用容器5が載置されるマグネチックスターラ
1Aであって、このマグネチックスターラ1Aの駆動用
の縦型のモータ3の回転軸3aに磁性体より成る磁石支
持台10を取付け、磁石支持台10の上に1個又は複数
対の永久磁石11a、11bをモータ3の回転軸3aを
中心にして左右対称となる位置に永久磁石11a、11
bの磁力を用いて着脱自在に固定し、これらのモータ
3、磁石支持台10及び永久磁石11a、11bを、着
脱自在のカバー9内に収納するように構成した。このた
め、永久磁石の取り替えは容易に行え、上記試料収容用
容器内に配置される磁性体の撹拌子の大きさに対応して
増減できる。なお、永久磁石としてフェライト磁石をそ
の前後を鉄製のプレートで挟着して形成することが考え
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】理化学分野では試薬や培地の
調製にマグネチックスターラに連結された容器内に試薬
や培地を収納して撹拌し、濃度の均一化を図るため、最
近多用されている。本発明はこのような用途等で使用さ
れる撹拌機駆動用のマグネチックスターラの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマグネチックスターラを用いた撹
拌機は図4に示すように構成されていた。同図におい
て、1はマグネチックスターラで、これはケーシング2
に収納された縦型のモータ3と、このモータ3の回転軸
3aに連結された駆動用の永久磁石4より構成される。
5はマグネチックスターラ1の上面に載置される撹拌用
の容器で、容器5の内壁底部の中央には磁性体の撹拌子
6が中心軸7を支点として回転可能に固定されている。
このための構造としては、中心軸7部分にボールベアリ
ング7bを配置することが考えられる。8は容器5内に
収納される試料である。
【0003】上記構成において、モータ3を駆動する
と、永久磁石4が回転され、この永久磁石4の磁力を受
けて撹拌子6も回転するので、容器5内に収納された試
料8は撹拌され、試料濃度は常に均一化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マグネチッ
クスターラに用いられる作動用のマグネットとしては、
前記のように永久磁石を用いるのが通例であるが、永久
磁石は使用期間の経過により磁力が低下してくる。しか
し、従来のマグネチックスターラでは、撹拌駆動側の永
久磁石はモータ軸に固定する構造であり、かつケーシン
グ内に封入される構造となっていたので、磁力が低下し
た場合には、新たなマグネチックスターラを購入せざる
をえず、その改善が求められていた。また、溶液である
試料の量や粘性によっては、容器側に設ける撹拌子も大
型の長い大きさの撹拌子と取り替える必要があり、この
場合、マグネチックスターラの駆動用の永久磁石の容量
が一定のものでは、長い撹拌子を回転させるには磁力が
不足し、試料の撹拌を適正に行えないという問題点があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来のものの上
記課題を解決するマグネチックスターラを提供すること
を目的とするものである。このため、請求項1記載のも
のでは、回転可能に支持された撹拌子を備えた試料収容
用容器が載置されるマグネチックスターラであって、こ
のマグネチックスターラの駆動用の縦型のモータの回転
軸に磁性体より成る磁石支持台を取付け、この磁石支持
台の上に1個又は複数対の永久磁石を上記モータの回転
軸を中心にして左右対称となる位置に当該永久磁石の磁
力を用いて着脱自在に固定し、これらのモータ、磁石支
持台及び永久磁石を、着脱自在のカバー内に収納するよ
うに構成した。また、請求項2に記載のものでは、上記
磁石支持台に磁力で固定される永久磁石の数及び大きさ
は、上記試料収容用容器内に配置される磁性体の撹拌子
の大きさに対応して増減して磁石支持台に載置するよう
に構成した。また、請求項3に記載のものでは、上記磁
石支持台は永久磁石の横幅より若干大の横幅で、カバー
の直径までの長さの略矩形状の形状に形成するように構
成した。また、請求項4に記載のものでは、永久磁石と
してフェライト磁石をその前後を鉄製のプレートで挟着
して形成するように構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本発明
の一実施の形態を示す縦断正面図である。図1におい
て、従来のものと同等の構成については図4と同一の符
号を付して示し、その詳細説明は省略する。図1におい
て、1Aは本発明のマグネチックスターラで、これは図
示のようにカバー9内に駆動用の縦型のモータ3と、こ
のモータ3の回転軸3aに取付けた磁性体より成る磁石
支持台10及びこの磁石支持台10に図2(A)に示す
ように回転軸3aに対して左右対称の位置に配置された
2個の駆動用の永久磁石11a、11bを備えて構成さ
れる。なお、これらの永久磁石11a、11bは後述す
る容器5内に配置される撹拌子15の長さに対応して2
個設けたもので、撹拌子15が図4の撹拌子6程度の長
さなら、1個の永久磁石を配置しても良い。なお、カバ
ー9は従来の図4のケーシング2に代わるもので、図
1、図3のようにカップを下向きに配置したような底無
し形状のものである。また、永久磁石11a、11bは
矩形状の同一形状のものを用いるが、例えば図2
(B)、(C)に示すように、フェライト磁石12を長
手方向に配置し、前後方向の側面を鉄製のプレート1
3、14で挟着して成るものを用い、例えば一方のプレ
ート13をN極、他方のプレート14をS極として使用
することが考えられる。一方、容器5内には撹拌子15
を内壁中心に回転可能に設けられ、溶液である試料8が
収納される。
【0007】上記構成において、モータ3を駆動すると
1対の永久磁石11a、11bを載置した磁石支持台1
0が回転され、この1対の永久磁石11a、11bの磁
力を受けて撹拌子15も回転するので、容器5内に収納
された試料8は撹拌され、試料濃度は均一化される。
【0008】次に、容器5に培養のため収納される試料
16は、図1の試料8よりも粘性が大の場合(試料の量
が大の場合も含む)、容器5内に配置される撹拌子17
も、図3に示すように図1の撹拌子15よりも長い撹拌
子17を用いる必要があるが、このような場合には、本
発明のマグネチックスターラ1Aでは次のように対処で
きる。即ち、カバー9を取外し、磁石支持台10に載置
された1対の永久磁石11a、11bに加えて、1対の
追加の永久磁石11c、11dを図3に示すように回転
軸3aに対して左右対称の位置で、かつ撹拌子17に対
向する位置に載置した上で、カバー9をかぶせて容量ア
ップしたマグネチックスターラ1Bを構成した上で、そ
の上に容器5を載置すれば良い。この場合も、モータ3
の駆動により永久磁石11a〜11dを載置した磁石支
持台10が回転するので、撹拌子17は適正な磁力を受
けて回転し、試料16を撹拌する。従って、試料16の
濃度は容器5内で均一な濃度を保つことができる。
【0009】本発明は上記の一実施の形態の構成に限定
されない。例えば、上記の実施の形態では、磁石支持台
の形状が矩形状のものの場合で示したが、このような形
状でなく、左右両端の外周側を円板状に形成しても良
い。要するに、左右対称位置に1個又は複数対の永久磁
石を配置できるものであれば良い。また、駆動用の永久
磁石の形状も矩形状のものの場合を示したが、これに限
定されず、例えば円形、正方形などの各種形状の小型の
永久磁石を多数配置するようにしても良い。また、永久
磁石の材質も、フェライト磁石以外の永久磁石であって
も良く、前後に鉄製のプレートを設けないものであって
も良い。
【0010】
【発明の効果】本発明のマグネチックスターラは上記の
ように駆動用の永久磁石を着脱自在の構成としたから、
次のような優れた効果を有する。 (1)請求項1に記載の構成とすると、駆動用の永久磁
石は磁石支持台上に磁力で固定しているだけの構成だか
ら、マグネチックスターラの定期点検を行い、所定期間
を経過したため磁力が低下した駆動用の永久磁石は、新
品のものと容易に取り替えることができ、永久磁石の磁
力を適正なものに保持することができる。 (2)また、請求項2に記載のように、培養すべき試料
の量や粘性によって容器側の撹拌子の大きさを変える必
要が生じたときは、これに対応した磁力が発生できるよ
うに駆動用の永久磁石も容易に増減することができるの
で、マグネチックスターラの磁力を常に試料に対応した
適切なものとすることができる。 (3)また、請求項3に記載のように上記磁石支持台は
永久磁石の横幅より若干大の横幅で、カバーの直径まで
の長さの略矩形状の形状に形成すると、簡単な構成で必
要な駆動用の永久磁石を支持することができる。 (4)さらに、請求項4に記載のように、駆動用の永久
磁石として図2(B)に示すように、フェライト磁石の
前後を鉄製のプレートで挟着して磁極を構成すると、安
価であるが磁気特性の良質なフェライト磁石を使用強度
を増大して使用できるため実用性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるマグネチックスタ
ーラとこれにより撹拌駆動される容器を備えた撹拌機の
構成を示す縦断正面図である。
【図2】同図(A)は磁石支持台に載置した1対の永久
磁石の状態を示す平面図、同図(B)及び同図(C)は
夫々1個の永久磁石の構成例を示す拡大平面図及び拡大
側面図である。
【図3】容器側の撹拌子の取替えに応じてマグネチック
スターラの永久磁石を取替えた場合の例を示す本発明の
マグネチックスターラを備えた撹拌機の縦断正面図であ
る。
【図4】従来例のマグネチックスターラを備えた撹拌機
の縦断正面図である。
【符号の説明】
1A、1B:本発明のマグネチックスターラ 3:縦型のモータ 3a:回転軸 5:試料収容用容器 8:試料 9:カバー 10:磁石支持台 11a〜11d:永久磁石

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持された撹拌子を備えた試
    料収容用容器が載置されるマグネチックスターラであっ
    て、 このマグネチックスターラの駆動用の縦型のモータの回
    転軸に磁性体より成る磁石支持台を取付け、この磁石支
    持台の上に1個又は複数対の永久磁石を上記モータの回
    転軸を中心にして左右対称となる位置に当該永久磁石の
    磁力を用いて着脱自在に固定し、 これらのモータ、磁石支持台及び永久磁石を、着脱自在
    のカバー内に収納するようにしたことを特徴とするマグ
    ネチックスターラ。
  2. 【請求項2】 上記磁石支持台に磁力で固定される永久
    磁石の数及び大きさは、上記試料収容用容器内に配置さ
    れる磁性体の撹拌子の大きさに対応して増減して磁石支
    持台に載置するようにした請求項1記載のマグネチック
    スターラ。
  3. 【請求項3】 上記磁石支持台は永久磁石の横幅より若
    干大の横幅で、カバーの直径までの長さの略矩形状の形
    状に形成するようにした請求項1記載のマグネチックス
    ターラ。
  4. 【請求項4】 永久磁石としてフェライト磁石をその前
    後を鉄製のプレートで挟着して形成するようにした請求
    項1記載のマグネチックスターラ。
JP26295597A 1997-09-11 1997-09-11 マグネチックスターラ Pending JPH1176788A (ja)

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Cited By (4)

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Effective date: 20040817

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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