JPH1175262A - 移動無線通信システムの回線接続制御方式 - Google Patents
移動無線通信システムの回線接続制御方式Info
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- JPH1175262A JPH1175262A JP9247649A JP24764997A JPH1175262A JP H1175262 A JPH1175262 A JP H1175262A JP 9247649 A JP9247649 A JP 9247649A JP 24764997 A JP24764997 A JP 24764997A JP H1175262 A JPH1175262 A JP H1175262A
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Abstract
の回線接続制御方式では、移動局切断後は通信相手は一
旦かけ直さなければ通信が再開出来なかった。 【解決手段】 本発明は上述の課題を解決するもので、
移動局切断後もその転送先に接続して通信の継続を可能
としたものである。
Description
ムにおける回線接続制御方式に関し、詳しくは障害によ
り通信が途絶した場合の処理方法に関する。
信システムが急速に普及しているが、これらのシステム
は基地局と移動局との間を電波を介して接続している
為、用談中に通信が中断することがあり、通信相手にも
不快感を与える問題があった。この問題を解決する為
に、従来、移動局の受信電界強度や電池電圧が低下した
時にアラーム等で使用者に注意を促す方法や、接続が切
れた場合はその旨を通知する方法が提案されている(特
許公開公報 平8−130501,及び同 平8−13
0769等)。これらの方法によれば、接続が切れる前
に通信を終了することも出来、また、接続が切れてもそ
の理由が判るので不快感は少なくなるが、通信を再開す
るには再度かけ直さねばならず、また、移動局の受信電
界強度及び又は電池電圧の回復がない場合はそれも不可
能である。 上記の問題に対して、「移動体通信システ
ムにおける通信困難時の接続制御方式」(特許公開公報
平8−154274)が提案されている。これは、通
信の継続が困難な状態になると、通信途絶前に移動局か
ら特定の電話番号を移動用交換機に送信すると共に、移
動用交換機は通信相手にその状態を通知する。この方法
によれば、通信相手に対して必要に応じて音声メ−ルあ
るいはポケットベル(以下、PB)信号により用件を伝
達することが出来る。また、他の例では移動用交換機は
通信相手の呼を保留しておき、その間に移動局利用者が
他の端末等から、あるいは、電池交換後に再接続を要求
することによって保留中の回線と接続して通話を継続す
るよう提案したものがある。
したような従来の移動無線通信システムにおける通信困
難時の回線接続制御方式では以下に示す問題点があっ
た。 (1)通信相手に対して、音声メ−ルあるいはPB信号
で用件を伝達出来るものの、一方的であり、通信を再開
するには移動局の加入者から再度かけ直さねばならな
い。 (2)移動局の受信電界強度及び又は電池電圧が回復し
ない場合、又は他の端末が手近にない場合、使用できな
い場合には通信の継続が出来ない。 (3)通信相手が保留中に上記の様な状況に置かれる
と、そのまま待たされることになる。 本発明は上述し
たような従来の移動無線通信システムにおける回線接続
制御方式に係わる諸問題を解決する為になされたもので
あって、システム構成を複雑にすることなく、移動局が
通信困難と判断して無線回線を切断しても通信相手は移
動局指定の転送先と通話を継続することを可能とした移
動無線通信システムにおける回線接続制御方式を提供す
ることを目的とする。
めに本発明に係わる移動無線通信システムにおける通信
困難時の回線接続方式は、移動用交換機に移動局が無線
回線により結合された無線基地局と固定端末局が結合さ
れた一般公衆電話網とを接続して構成される移動無線通
信システムにおいて、移動用交換機の制御部に状態通知
部及びホ−ムメモリ読出し部から成る理由解析部と回線
切替部とを備え、移動局が通信相手と通話中に無線基地
局間との通信が困難と判断して移動用交換機に切断メッ
セ−ジを送出して通話を切ることにより制御部は切断メ
ッセ−ジから切断理由を抽出して理由解析部による解析
を終了すると状態通知部は通信相手に切断理由を付加し
て通話を転送する旨通知すると共に通信相手の回線を保
留し、ホ−ムメモリ読出し部及び回線切替部を制御して
移動局の指定した他の固定端末局又は他の移動局の転送
先電話番号をホ−ムメモリから読出して通信相手の保留
回線に接続することにより、通信相手が通話を継続する
ことが出来る手段を備えるよう構成する。
いて本発明を詳細に記述する。図1は、本発明の実施例
の原理構成図である。以下にその構成を示す。同図にお
いて、移動用交換機1には、状態通知部21及びホ−ム
メモリ(以下、HMと言う)読出し部22から成る理由
解析部20と回線切替部23とで構成された制御部2を
備え、移動局4が無線結合された無線基地局5及び固定
端末局7が結合される一般公衆電話網6と、移動局4の
加入者が転送先として指定する他の固定端末局又は移動
局8と、その電話番号を格納するHM3と、通信相手の
加入している固定端末局又は移動局7とを接続した構成
としている。本発明の原理構成は、無線基地局5との間
の通信接続が困難である理由により呼が切断されると、
移動用交換機1が通信相手に対し通信困難の状態及び呼
を転送する旨通知すると共に回線を保留し、前記移動局
4のHM3から転送先電話番号を読出して転送先の相手
を呼出し通信相手と通信を継続させる様に構成する。
は便宜上、通信相手の加入者端末局及び移動局指定の転
送先端末局共に固定端末局の場合についてその動作を説
明するが上記端末局として移動局を使用する場合は一般
公衆電話網6の代わりに無線基地局5を介することが相
違するだけである。移動局4が無線基地局5、移動用交
換機1及び一般公衆電話網6を介して通信相手の固定端
末局7と通信中に移動局4の状態が悪化(電池電圧の低
下、受信電界強度の低下等)すると、移動局4は直前の
状態から切断理由を含む切断メッセ−ジを移動用交換機
1に送信した上で無線基地局5との間の接続を切断す
る。送出された切断メッセ−ジは移動用交換機1の制御
部2へ供給され、理由解析部20で前記切断理由等を解
析した後、状態通知部21にこれを送出する。状態通知
部21は無線回線悪化等の状態及び電話を転送する旨の
通知を通信相手に送出制御すると共に、通信相手の固定
端末局7と移動用交換機1との間の回線を保留する。移
動局4が切断された後、HM読出し部22が起動し、H
M3に予め登録しておいた転送先固定端末局8の電話番
号を読出して端末局8に発呼動作を行い、応答があれば
回線切替部23により保留中の回線を転送先固定端末局
8側に切替えて通信継続可能な状態にする。なお上記制
御部2は無線基地局5と移動局4間の呼を通信困難と判
断して呼を切断後も、常に通信相手の切断信号を監視
し、その切断信号受信以降の制御動作を中止して直ちに
終話に復旧させる。
交換機の制御動作を示すものであり、図3は本発明の実
施例の構成における各装置間の信号送受シ−ケンスを示
す図である。両図において、図1と同じものは同じ番号
としている。
明する。通信相手(加入者A)が固定端末局7を使って
移動用交換機1を介して、移動局4(加入者B)と通話
中に電波状態が悪化した場合、移動用交換機1は移動局
4との間の接続を切断する(図3、a)。移動用交換機
1は切断メッセ−ジを受付けると(図2、1)、メッセ
−ジに含まれる切断理由を解析し(図2、2)、理由が
受信電界強度低下等の状態悪化であると、加入者Aの固
定端末局7に対しその旨通知する。この通知は、例え
「電波の届かない場所に移動したか電池が切れた為、こ
の電話を転送します」と言った内容である(図3,
b)。移動用交換機1は、これと同時に加入者Aの回線
を保留する(図2,3)。移動用交換機1は加入者Aの
回線を保留したまま、加入者BのHM3の情報を読出す
(図2、4及び図3、c)。読出した情報により加入者
Aの転送先固定端末局8の電話番号が判るので(図2、
5)、移動用交換機1は固定端末局8に対し発呼動作を
行う(図2、6)。転送先の交換機は移動用交換機1か
らの発呼要求メッセ−ジを受けると(図3、d)、転送
先の固定端末局8を呼出し(図3,e)、端末局8から
の応答があると(図3,f)、移動用交換機1にその応
答を返し(図3、g)、保留中の回線を端末局8の回線
に切替えて(図2、7)通信継続可能な状態にする。な
お上記移動用交換機1は無線基地局5と移動局4間の呼
を通信困難と判断して呼を切断後も、常に通信相手の切
断信号を監視し、その切断信号受信以降の制御動作を中
止して直ちに終話に復旧させて無駄な回線接続制御動作
を防止している。
交換機がその移動局を切断後も通信相手にト−キ−等で
通知すると同時にその回線を保留して置き、移動局が登
録している転送先の電話番号を呼出して接続するので、
通信を継続することが出来、従来の方式と比較して通話
を一旦中断して新たにかけ直す必要がないので、通信相
手に不快感を与えることなくその効果は大である。
ク図である。
機の制御動作を示す図である。
の信号送受シ−ケンスを示す図である。
M)、4…移動局(加入者B),5…無線基地局、6…
ネットワ−ク,7…端末局(加入者A)、8…移動局
(加入者B)指定の転送先端末局、20…理由解析部、
21…状態通知部、22…HM読出し部、23…回線切
替部
Claims (1)
- 【請求項1】 移動用交換機に移動局が無線回線により
結合された無線基地局と固定端末局が結合された一般公
衆電話網とを接続して構成される移動無線通信システム
において、前記移動用交換機の制御部に状態通知部及び
ホ−ムメモリ読出し部から成る理由解析部と回線切替部
とを備え、前記移動局が通信相手と通話中に前記無線基
地局間との通信が困難と判断して前記移動用交換機に切
断メッセ−ジを送出して前記通話を切ることにより前記
制御部は前記切断メッセ−ジから切断理由を抽出して前
記理由解析部による解析を終了すると前記状態通知部は
前記通信相手に前記切断理由を付加して前記通話を転送
する旨通知すると共に前記通信相手の回線を保留し、前
記ホ−ムメモリ読出し部及び回線切替部を制御して前記
移動局の指定した他の固定端末局又は他の移動局の転送
先電話番号をホ−ムメモリから読出して前記通信相手の
保留回線に接続することにより、前記通信相手が前記通
話の継続を可能とすることを特徴とする移動無線通信シ
ステムにおける通話困難時の回線接続制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247649A JPH1175262A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 移動無線通信システムの回線接続制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9247649A JPH1175262A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 移動無線通信システムの回線接続制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1175262A true JPH1175262A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17166637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9247649A Pending JPH1175262A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 移動無線通信システムの回線接続制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1175262A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2417159A (en) * | 2004-08-13 | 2006-02-15 | Motorola Inc | Transmitting Disconnection reason message to users and network |
CN100455050C (zh) * | 2006-01-10 | 2009-01-21 | 华为技术有限公司 | 一种拆线原因通知方法 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP9247649A patent/JPH1175262A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2417159A (en) * | 2004-08-13 | 2006-02-15 | Motorola Inc | Transmitting Disconnection reason message to users and network |
GB2417159B (en) * | 2004-08-13 | 2006-07-05 | Motorola Inc | Method of call management |
CN100455050C (zh) * | 2006-01-10 | 2009-01-21 | 华为技术有限公司 | 一种拆线原因通知方法 |
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