JPH1175179A - 二値形状信号符号化方法 - Google Patents

二値形状信号符号化方法

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JPH1175179A
JPH1175179A JP27697897A JP27697897A JPH1175179A JP H1175179 A JPH1175179 A JP H1175179A JP 27697897 A JP27697897 A JP 27697897A JP 27697897 A JP27697897 A JP 27697897A JP H1175179 A JPH1175179 A JP H1175179A
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より効果的に二値形状信号を符号化するため
のコンテクストベース符号化方法を提供する。 【解決手段】 二値アルファブロック(BAB)の水平
ラインを最上ラインから始めて一つ置きにサンプリング
して第1ブロックを発生し、第1ブロックの垂直ライン
を第1ブロックの最左側ラインから始めて一つ置きにサ
ンプリングして、ベース層としての第1サンプルブロッ
クを発生し、サンプリングされない垂直ラインの所に第
1サンプルブロックの垂直ラインに基づいて生じた再構
成垂直ラインを順に挿入して、再構成済みの第1ブロッ
クを発生し、サンプリングされない水平ラインの所に、
再構成済みの第1ブロックの水平ラインに基づいて生じ
た再構成水平ラインを順に挿入して、再構成済みのBA
Bを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二値形状信号符号
化方法に関し、特に、コンテクストベース符号化技法を
用いた二値形状信号符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、テレビ電話及び電子会議のような
ディジタルビデオシステムにおいて、映像フレーム信号
が「画素」と呼ばれる一連のディジタルデータからなっ
ているため、各映像フレーム信号を表現するのには大量
のディジタルデータが必要である。しかしながら、通常
の伝送チャネル上の利用可能な周波数帯域幅は制限され
ているので、そのチャネルを通じて大量のディジタルデ
ータを伝送するためには、特に、テレビ電話及び電子会
議のような低ビットレートの映像信号符号化部(エンコ
ーダ)の場合、様々なデータ圧縮技法を用いて伝送すべ
きデータの量を圧縮するか減らさなければならない。
【0003】低ビットレートの映像信号符号化システム
において、映像信号を符号化する方法の1つに、いわゆ
る物体指向分析/合成符号化方法(Object-Oriented Ana
lysis-Synthesis coding technique) がある。この物体
指向分析/合成符号化方法によれば、入力映像信号は複
数の物体(オブジェクト)に分けられ、各物体の動き、
輪郭線及び画素データを規定する三つの組よりなるパラ
メータが異なる符号化チャネルを通じて取り扱われる。
【0004】そのような物体指向分析/合成符号化方法
の一例として、所謂、MPEG−4(Moving Picture E
×perts Group phase 4)があるが、このMPEG−4
は低ビットレート通信、対話式マルチメディア(例え
ば、ゲーム、対話式テレビ、等々)及び領域監視用機器
のような応用分野において内容ベース対話式、改善され
た符号化効率及び/または汎用アクセシビリティを可能
とするようにする視聴覚(オーディオ−ビジュアル)符
号化標準案を提供する。
【0005】MPEG−4によれば、入力ビデオ映像
は、使用者がアクセス可能で操作できるビットストリー
ム内のエンティティに対応する、複数のビデオ物体平面
(VOP, Video Object Plane) に分けられる。VOP
は物体としても定義され、その幅及び高さが各物体を取
り囲む16画素(マクロブロックの大きさ)の最小倍数
になる四角形で表され得る。よって、符号化部はVOP
単位、即ち、物体単位で入力ビデオ映像を取り扱うこと
になる。
【0006】MPEG−4におけるVOPは、カラー及
び色差データからなるカラー情報と形状情報を含む。形
状情報は、輝度データと関連され、例えば、二値マスク
に表示される。二値マスクにおいて、一方の二値の値
(例えば、0)は物体の外にある背景画素を、他方の二
値の値(例えば、1)は物体の内部にある物体画素を指
示するのみ用いられる。物体の形状及び位置を表す二値
形状信号は、フレーム又はVOP内の、例えば、16×
16個の二値画素大きさの二値アルファブロック(Binar
y Alpha Block:BAB)に表現され得る。ここで、各二値画
素は、背景画素及び物体画素のうちの一つを表す二値
(例えば、0又は1)を有する。
【0007】BABを符号化するためには、従来のコン
テクストベース算術符号化(Context-based Arithmetic
Encoding:CAE)方法のようなビットマップベース形状符
号化(Bit-map-based shape Encoding)方法が用いられる
(MPEG−4 Video Verification Model Version 2.
0 、International Organization for Standardizatio
n、 ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 N1260 、March 1996参
照)。
【0008】例えば、イントラモードでは、BABを従
来のCAE方法により符号化して、符号化されたBAB
が求められる。インタモードでは、現フレーム(又はV
OP)内のBABと最も類似な前フレーム(又はVO
P)内のBABを動き予測及び補償法によって検出し
て、これらの間の変位を表す動きベクトル及びこれらの
差分を表すエラーデータを求める。そして、このエラー
データを従来のCAE方法により符号化して、符号化さ
れたエラーデータを生成する。この後、該当動きベクト
ルと前記符号化されたエラーデータを組合わせて符号化
BABを生成する。
【0009】しかし、上記のように発生された符号化B
ABを復号化器にて復号化して、再構成された映像とし
て復号化する際、予め定められた解像度の画面しか得る
ことができない。従って、より高い解像度を有するBA
Bに対する映像を必要する場合は、通常、復号化映像の
解像度を漸進的に高めるスケーラビリティー(scalabili
ty)を具現して上記BABを従来の方法にて符号化す
る。即ち、より低い解像度を有するBABに対する映像
を表すベース層を符号化し、その後、このベース層に基
づいて付加情報を加えて、より高い解像度を有するBA
Bに対する映像(エンハンスメント層)を求めてこれを
符号化する。
【0010】上述したようにスケーラビリティーを具現
した符号化済みのデータ(即ち、符号化BAB)は、復
号化のため復号化器に伝送される。復号化器は、符号化
データを種々の方式にて復号化し得るが、低い層のみ復
号化して相対的に解像度が低い画面を復元するができ、
低い層及びそれより高い層を復号化して、相対的に解像
度が高い画面を復元することもでき、伝送された全ての
層を復号化すると、元の画面のような解像度を有する画
面を復元し得る。但し、低い層は、それより高い層を復
号化するか否かに関わらず復号化されるべきである。こ
のようにスケーラビリティーを具現した符号化/復号化
方式は、エラーに強い特性を表し得、非常に解像度が高
い精密な画面を伝送することによって生じるエラーを減
らし、ビットの損失を減少させ得る。そして、ベース層
を符号化するかエンハンスメント層を符号化するかに関
わらず、CAE方法を効果的に用いることが該当分野で
重要であることがわかる。
【0011】図1(A)〜(C)には、従来のCAE方
法を説明するためのコンテクスト値が表示された二値画
素の組が示されている。以下、図1(A)〜(C)を参
照しながら、従来のCAE方法の一例を説明する。
【0012】CAE方法は、フレーム又はVOP内のB
ABを符号化する技法である。BABは、例えば、16
×16個の二値画素の大きさのブロックのようなM×N
個(M及びNは偶数の正の整数)の二値画素大きさのブ
ロックである。VOP又はフレーム内のBABに対する
符号化の順序は、通常、いわゆるラスタースキャニング
の順序に従う。上記CAE方法は、BAB内の各二値画
素に対するコンテクスト値を計算することによって始ま
る。BAB内の二値画素に対するコンテクスト値は、予
め定められた確率テーブル上に、予め定められた順に記
録されている確率値のうちどれを上記二値画素に対する
確率値として選択すべきであるかを知らせる値、即ち、
確率値が記録されている位置乃至順序を指定するインデ
ックスを表す。
【0013】従って、二値画素に対するコンテクスト値
により指定された確率値を参照すると、二値画素が、例
えば、0のような二値を有する背景画素であるか、例え
ば、1のような二値を有する物体画素であるかが分か
る。その後、BAB内の全二値画素に対する全コンテク
スト値が符号化され、符号化されたコンテクスト値を有
する符号化BABが発生され、伝送器を通じて復号化器
に伝送される。
【0014】復号化器では、符号化されたコンテクスト
値を復号化して、再構成されたコンテクスト値を求め
て、各再構成されたコンテクスト値に基づいて、符号化
で用いたのと同じ予め定められた確率テーブル上で各二
値画素に対する確率値を求めて結局各二値画素値を、例
えば、0または1として再構成する。結果として、復号
化器ではBABに対する再構成BABが求められる。
【0015】この場合、BAB内の二値画素に対するコ
ンテクスト値を計算する際、その周りの二値画素値に対
するコンテクスト値をどう利用するかということがBA
Bに対するCAEの効率を高めるのに大事であるとのこ
とは従来知られている。従って、従来のCAE方法にて
採用している、周りの複数の二値画素のコンテクスト値
を用いた二値画素のコンテクスト値算術方法に対して、
図1(A)〜(C)を参照しながら詳しく説明する。
【0016】図1(A)には、BAB乃至元BAB内の
X位置にある二値画素(以下、説明の便宜上二値画素X
と称す)と、Xのコンテクスト値(以下、Cと表示す
る)を求めるのに用いられるそこに示したような二値画
素Xの周りにある10個の二値画素の組100 が示されて
いる。イントラモードにおいて、二値画素のコンテクス
ト値のCは10個のコンテクスト値C0〜C9を用いて
下記式(1)
【数3】 によって求められる。ここで、Ck はコンテクスト値が
Ckである二値画素の二値画素値(即ち、0又は1)を
意味する。
【0017】図1(B)には、現フレーム(又はVO
P)のBAB内のY位置にある二値画素(以下、説明の
便宜上二値画素Yと称す)と、Yのコンテクスト値(以
下、C′と表示する)を求めるのに用いられるそこに示
したような二値画素の組110が示されている。図1
(B)に示したインタモードにて現フレーム内のBAB
内の二値画素の組110内の二値画素のコンテクスト値
C′0〜C′3は、二値画素Yのコンテクスト値C′を
計算するのに用いられる。
【0018】また、図1(C)には、インタモードにて
C′を求めるのに用いられるそこに示したような現フレ
ーム(又はVOP)のBABと最も類似な前フレーム
(又はVOP)のBAB内の5つの二値画素のコンテク
スト値C′4〜C′8を表示したインタモードにて用い
られる前フレームの二値画素の組120 が示されている。
ここで、コンテクスト値C′6を有する前フレーム(又
はVOP)のBAB内の二値画素が図1(B)に示した
二値画素Yの位置にマッチング乃至対応されることを条
件とする。
【0019】図1(B)及び(C)を参照すると、コン
テクスト値C′は、コンテクスト値C′0〜C′8を用
いて下記式(2)
【数4】 によって求められる。ここで、C′k は、コンテクスト
値がC′kである二値画素の二値画素値(即ち、0また
は1)を意味する。
【0020】しかる後、上記のような方法にて求めたB
AB内の各二値画素のコンテクスト値に基づいて、予め
定められた確率テーブルを用いて0または1のような二
値からなる各BABに対する再構成BABを求める。再
構成BABを元BABと比較し、互いに一致しない画素
の位置にある画素値を「1」にし、互いに一致する画素
値を「0」にして発生した(BABと同一の大きさの)
エラーデータブロックを求める。その後、エラーデータ
ブロックを従来の符号化方法(例えば、RCB(Referen
ce Contour Based)符号化方法)を用いて符号化して、
符号化されたエラーデータブロックを伝送器を通じて復
号化器に伝送する。
【0021】一方、符号化の効率を向上させるため、従
来のCAE方法によると、BABの画素に対するコンテ
クスト値を復号化器に全て伝送する代わりに、BAB単
位で上記BABに対する複数のモード信号を符号化して
符号化されたモード信号を伝送した。例えば、従来のモ
ード符号化方法によると、インタ/イントラモードを区
分するモード信号の符号化、符号化しようとするBAB
内の二値画素値が、全て背景画素または物体画素を表す
二値画素であることを知らせるモード信号の符号化、イ
ンタモードにて動きベクトルが「0」であることを知ら
せるモード信号の符号化などがそれである。復号化器
は、符号化されたコンテクスト値、符号化されたエラー
データブロック及び上述したモード信号に基づいて元の
BABとできる限り同一のBABを再構成BABとして
生成する。
【0022】しかし、従来のCAE方法によると、符号
化しようとするBAB内の二値画素値と再構成BAB内
の二値画素値との間の差分を表すエラーデータが非常に
あって、エラーデータを符号化して伝送するのに多くの
データビットを割当てるべき不都合があった。また、従
来のモード符号化では、BABに対する符号化の効率を
向上させるのに限界がある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、より効果的に二値形状信号を符号化するための
コンテクストベース符号化方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、物体画素及び背景画素のうちの
一つを表す二値を有するM×N個(M及びNは偶数の正
の整数)の二値画素の現フレーム内の二値アルファブロ
ック(BAB:Binary Alpha Block)を、複数のBAB
を備える前フレーム及び前記現フレームに基づいて符号
化するための二値形状信号符号化方法であって、前記B
ABの水平ラインを前記BABの最上側の水平ラインか
ら順序を定める場合、第1番目または第2番目にある水
平ラインから始めて一つ置きにサンプリングして、(M
/2)×N個の二値画素大きさの第1ブロックを発生する
第a工程と、前記第1ブロックの垂直ラインを前記第1
ブロックの最左側の垂直ラインから順序を定める場合、
第1番目または第2番目にある垂直ラインから始めて一
つ置きにサンプリングして、(M/2)×(N/2)個の二
値画素大きさのベース層である第1サンプルブロックを
発生する第b工程と、前記第1サンプルブロックの(N
/2)個の垂直ラインが前記第b工程でサンプリングされ
た位置に置かれるとの条件下で、前記第b工程でサンプ
リングされない垂直ライン位置に前記第1サンプルブロ
ックの垂直ラインに基づいて発生された(M/2)個の再
構成された垂直ラインを順に挿入して、(M/2)×N個
の二値画素大きさの再構成された第1ブロックを発生す
る工程であって、前記再構成された垂直ラインの各々の
二値画素(以下、第1目標画素と称す)は、予め定めら
れた確率テーブルに基づいて該当第1コンテクスト値を
用いて発生されるが、前記第1目標画素に対する前記該
当第1コンテクスト値は、前記再構成された第1ブロッ
ク内の前記第1目標画素の上行左側、左側、下行左側、
上、上行右側、右側及び下行右側に各々位置した7つの
二値画素及び前記第1目標画素と同一の位置にある前記
前フレーム内の二値画素の計8つの二値画素のコンテク
スト値を用いて計算される第c工程と、前記再構成され
た第1ブロックの(M/2)個の水平ラインが前記第a工
程でサンプリングされた位置に置かれるとの条件下で、
前記第a工程でサンプリングされない水平ラインの位置
に、前記再構成された第1ブロックの水平ラインに基づ
いて発生された(M/2)個の再構成された水平ラインを
順に挿入してM×N個の二値画素大きさの再構成BAB
を発生する工程であって、前記再構成された水平ライン
の各々の二値画素(以下、第2目標画素と称す)は、予
め定められた確率テーブルに基づいて、該当第2コンテ
クスト値を用いて発生されるが、前記第2目標画素に対
する前記該当第2コンテクスト値は、前記再構成BAB
内の前記第2目標画素の上行左側、上側、上行右側、
左、下行左側、下側及び下行右側に各々位置した7つの
二値画素及び前記第1目標画素と同一の位置にある前記
前フレーム内の二値画素の計8つの二値画素のコンテク
スト値を用いて計算される第d工程とを含むことを特徴
とする二値形状信号符号化方法が提供される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施例につい
て図面を参照しながらより詳しく説明する。図2(A)〜
(D)には、本発明による、コンテクスト値が表示され
た二値画素の組が示されている。図2(A)〜(D)を参
照しながら、物体画素及び背景画素のうちの一つを表す
二値を有する二値画素からなる現フレームまたはビデオ
物体平面(VOP)内の、例えば、16×16個のM×
N個(M及びNは、各々偶数の正の整数)の二値画素大
きさの二値アルファブロック(BAB)乃至元BABを
複数のBABを備える前フレーム及び現フレームに基づ
いて、符号化するための二値形状信号符号化方法を説明
する。
【0026】上記M×N個の二値画素大きさのBABを
符号化するため、最初、BABが、サンプリング乃至サ
ブサンプリングされる。即ち、BABに対する水平サン
プリング過程にてBABの最上側の水平ラインから順序
を定める場合、第1番目または第2番目にある水平ライ
ンから始めて、一つ置きに順にサンプリングし、(M/
2)×N個の二値画素大きさの第1ブロックを求める。
その後、第1ブロック最左側の垂直ラインから順序を定
める場合、第1番目または第2番目にある垂直ラインか
ら始めて、一つ置きに順に選択し、(M/2)×(N/2)
個の二値画素大きさの第1サンプルブロックをベース層
として求める。上記ベース層は従来のCAE技法によっ
て符号化され、符号化ベース層が求められる。
【0027】詳述すると、イントラモードでは、第1サ
ンプルブロック、即ち、ベース層を従来のCAE技法の
ような従来のビットマップベース形状符号化技法によっ
て符号化し、符号化されたベース層を供給する。インタ
モードでは、前フレーム内の該当BABに基づいて、複
数の第1サンプルブロックを生成して格納する。しかる
後、前フレームの第1サンプルブロックのうち現フレー
ムの第1サンプルブロックと最も類似な前フレームの第
1サンプルブロックを、現フレームの第1サンプルブロ
ック及び前フレームの複数の第1サンプルブロックと比
較して、予測された第1サンプルブロックとして求め
る。
【0028】続いて、現フレームの第1サンプルブロッ
クと前フレームの予測された第1サンプルブロックとの
間の変位を表す水平成分及び垂直成分を備える2次元ベ
クトルとして表現される動きベクトルを求める。そし
て、動きベクトルを符号化して符号化された動きベクト
ルを発生する。その後、現フレームの第1サンプルブロ
ックと前フレームの予測された第1サンプルブロックと
の差分を表すエラーデータを符号化し、符号化されたエ
ラーデータを生成した後、符号化された動きベクトル及
び符号化されたエラーデータを組合わせて、符号化され
たベース層を供給する。また、符号化されたエラーデー
タ及び前フレームの予測された第1サンプルブロックに
基づいて、現フレームの再構成された第1サンプルブロ
ックを求めて格納する。ここで、現フレームの再構成さ
れた第1サンプルブロックはその次フレームの第1サン
プルブロックに対する動き評価に用いられる。
【0029】以下に、BABに対するエンハンスメント
層の符号化を説明する。最初、イントラモードでは、再
構成BABを従来の再構成方法、例えば、従来のCAE
方法を用いたスキャンインタリビング(Scan Interleavi
ng:SI)技法を用いて得られる。即ち、(M/2)×N個
の二値画素大きさの再構成された第1ブロックは、従来
のCAE方法を採用したSI技法を用いて生成される。
詳述すると、再構成された第1ブロックは、第1サンプ
ルブロックの(N/2)個の垂直ラインが垂直ラインサン
プリング過程でサンプリングされた位置に置かれるとの
条件下で、垂直サンプリング過程でサンプリングされな
い垂直ライン位置に第1サンプルブロックの垂直ライン
に基づいて生成された(N/2)個の再構成された垂直ラ
インを順に挿入して(M/2)×N個の二値画素大きさの
再構成された第1ブロックを生成する。ここで、再構成
された垂直ラインを構成する各二値画素は、従来のCA
E方法を用いて得た該当コンテクスト値を用いて生成さ
れる。
【0030】その後、再構成された第1ブロックの(M
/2)個の水平ラインが水平サンプリング過程でサンプリ
ングされた位置に置かれるとの条件下で、第1ブロック
を生成する過程においてサンプリングされない水平ライ
ン位置に再構成された第1ブロックに基づいて生成した
(M/2)個の再構成垂直ラインを順に挿入して、M×N
個の画素の大きさの再構成BAB層を求める。ここで、
再構成された水平ラインを構成する各二値画素は、従来
のCAE方法を用いて得た該当コンテクスト値を用いて
発生される。
【0031】一方、インタモードでは、再構成BAB
は、本発明による好適実施例による再構成方法によって
求められる。詳述すると、再構成された第1ブロック
は、第1サンプルブロックの(N/2)個の垂直ラインが
垂直ラインサンプリング過程でサンプリングされた位置
に置かれるとの条件下で、垂直サンプリング過程でサン
プリングされない垂直ライン位置に第1サンプルブロッ
クの垂直ラインに基づいて生成された(N/2)個の再構
成された垂直ラインを順に挿入して、(M/2)×N個の
二値画素大きさの再構成された第1ブロックを生成す
る。ここで、再構成された垂直ラインを構成する各二値
画素は、本発明によるCAE方法を用いて得た該当コン
テクスト値を用いて生成される。
【0032】その後、再構成された第1ブロックの(M
/2)個の水平ラインが水平サンプリング過程においてサ
ンプリングされた位置に置かれるとの条件下で、第1ブ
ロックを生成する過程でサンプリングされない水平ライ
ン位置に再構成された第1ブロックに基づいて生成され
た(M/2)個の再構成垂直ラインを順に挿入して、M×
N個の二値画素大きさの再構成BAB層を求める。ここ
で、再構成された水平ラインを構成する各二値画素は、
本発明によるCAE方法により得た該当コンテクスト値
を用いて発生される。
【0033】以下、本発明の一実施例によるCAE方法
を詳しく説明する。以下では、再構成された垂直ライン
の各二値画素は、第1目標画素と称し、再構成された水
平ラインの各二値画素は、第2目標画素と称す。そし
て、説明の便宜のため、上記でサンプリングされた垂直
及び水平ラインは、全て偶数番目のラインと仮定する。
【0034】図2 (A)及び(B)を参照すると、二値
画素の組 200及び205 が示されている。図中で二値画素
組 200及び205 内部の斜線が引かれていない部分は、各
々現フレーム及び前フレーム内の再構成された第1ブロ
ックの二値画素の組を表し、二値画素の組 200の斜線の
引かれた領域は、再構成された水平ラインの画素として
現フレーム内の再構成された二値画素の組であり、二値
画素の組205 の斜線の引かれた部分は、前フレーム内の
再構成された水平ラインの画素として再構成される二値
画素の組を表す。以下、再構成された垂直ラインの各二
値画素は第1目標画素に、再構成された水平ラインの各
二値画素は第2目標画素と称す。
【0035】図2 (A)において、Aは、第1目標画素
を表し、V0〜V3及びV5〜V7は、図に示したよう
に、Aの周りにある二値画素のコンテクスト値として予
め知っている値として、各々第1ブロック内の第1目標
画素Aの上左側、左側、下左側、上側及び上右側、右
側、下右側の位置にある二値画素に対するコンテクスト
値を表す。ここで、第1目標画素Aの下にある二値画素
のコンテクスト値は知らないので空きに残しておいた。
【0036】この場合、第1目標画素Aのコンテクスト
値(以下、第1コンテクスト値と称し、Vと表示する)
は、V0〜V3及びV5〜V7と、前フレーム(又はV
OP)内で二値画素Aと同一の位置にある二値画素のコ
ンテクスト値(図2(B)のように、V4として示され
る)を用いて、下記式(3)
【数5】 によって求められる。ここで、Vk は、コンテクスト値
がVkである二値画素の二値画素値(即ち、0又は1)を
意味し、コンテクスト値がVkである二値画素が該当位
置にないとVk は0にセットされる。従って、上記式
(3)によって求められるV値は、0〜255の値を有
し、上記過程の結果二値画素値を知らない再構成された
垂直ライン上の全ての二値画素に対するコンテクスト値
が求められ、従来のような方式にて予め定められた確率
テーブルを用いて、結局、再構成された第1ブロックが
求められる。
【0037】本発明の一実施例において、第1目標画素
Aの第1コンテクスト値を求めるのに用いられる8つの
コンテクスト値のうちコンテクスト値Vkの順序を表示
する値(即ち、k値)は、上記実施例では左側垂直ライ
ン優先及び上側水平ライン位置優先の順にした。しか
し、本発明の他の実施例では、他の順序、例えば、いわ
ゆるラスタースキャニング順に定めることができ、この
場合は、それに合う予め定められた確率テーブルを用い
ることに注目されたい。
【0038】図2(C)及び図2(D)には、各現フレ
ーム内の再構成BAB及び前フレームの再構成BABを
表す二値画素の組 210及び215 が示されている。図2
(C)には、第2目標画素B及び第2目標画素Bの上左
側、上側、上右側、左側、下左側下側、下右側に位置し
た二値画素の予め定められた知っているコンテクスト値
を表すV′0乃至V′3とV′5乃至V′7が示されて
いる。しかし、ここで第2目標画素Bの右側にある二値
画素のコンテクスト値は知らないため空きに表示した。
【0039】第2目標画素Bに対するコンテクスト値
(以下、第2コンテクスト値と称し、Vと表示する)
は、V′0〜V′3及びV′5〜V′7と、前フレーム
(又はVOP)内で二値画素Bと同一の位置にある二値
画素のコンテクスト値(図2(D)のように、V′4と
して示される)を用いて、下記式(4)
【数6】 によって求められる。ここで、V′k は、コンテクスト
値がV′kである二値画素の二値画素値(即ち、0又は
1)を意味し、コンテクスト値がV′kである二値画素が
該当位置にないと、V′k は0にセットされる。従っ
て、上記式(4)によって求められるV′値は、0〜2
55の値を有し、上記過程の結果、二値画素値を知らな
い再構成された水平ライン上の全ての二値画素に対する
コンテクスト値が求められ、結局従来のような方式にて
予め定められた確率テーブルを用いて再構成BABが求
められる。
【0040】本発明の一実施例において、第2目標画素
Bの第2コンテクスト値を求めるに用いられた8つのコ
ンテクスト値のうちコンテクスト値V′kの順序を表示
する値(即ち、k値)は上記実施例では、ラスタースキ
ャニング順に従った。しかし、本発明の他の実施例によ
ると、他の順序、例えば、左側垂直ライン及び上側水平
ラインの優先順に定めることもできる。この場合には、
それによる予め定められた確率テーブルを用いるのに注
目されたい。従って、VkまたはV′kを表示する順序
は、それによる予め定められた確率テーブルが順序に合
わせて準備されるとの条件下で種々に変更可能であるの
に注目されたい。
【0041】インタモードにおいて、本発明による補間
技法の一つと言えるCAE方法にて生成された再構成B
ABは、従来の方法に比べて、元BABと再構成BAB
との間のエラーを減らし得る(以下では、本発明による
補間技法を用いて生成された再構成BABを第1再構成
BABと称す)。インタモードにおいて、或る場合に
は、補間技法の代わりに挿入技法を用いた本発明のCA
E方法が元BABと再構成BABとの間のエラーをさら
に減らし得る。従って、本発明の好適実施例によると、
補間技法と挿入技法のうちより好適な技法が符号化の効
率高めるため選択される。
【0042】例えば、インタモードにおいて、M×N個
二値画素大きさの再構成BABが後述されるような挿入
技法を用いて得られ得る。詳述すると、前記前フレーム
の各該当(M/2)×N個の二値画素の第1ブロックから
前記前フレームの各(M/2)×(N/2)個の二値画素大
きさの第1サンプルブロックを減算して得た(M/2)×
(N/2)個の二値画素大きさの前記前フレームの複数の
第2サンプルブロックを格納する。そして、前記前フレ
ームの該当BABから前記前フレーム(M/2)×N個の
前記各該当二値画素大きさの第1ブロックを減算して得
た(M/2)×N個の二値画素大きさの複数の(M/2)×
N個の二値画素大きさの前記(M/2)×(N/2)個の二
値画素大きさの前フレームの第2ブロックを格納する。
現フレーム内のBAB乃至元BABに基づいて求められ
た(M/2)×M個の二値画素大きさの第1ブロックから
第1サンプルブロックを減算して得た(M/2)×(N/
2)個の二値画素大きさの第2サンプルブロックを得
る。その後、動きベクトルを用いて予め格納されていた
前フレームの第2サンプルブロックのうち現フレームの
第2サンプルブロックと最も類似なものを予測された第
2サンプルブロックとして検出する。しかる後、現フレ
ームの第1サンプルブロックの垂直ラインを偶数番目の
垂直ラインとして置くとの条件下で、予測された第2サ
ンプルブロックの垂直ラインを第1サンプルブロックの
垂直ラインの間に奇数番目の垂直ラインとして順に挿入
する。その結果、現フレーム内の(M/2)×N個の二値
画素大きさの再構成された第1ブロックが挿入技法によ
って生成される。
【0043】しかる後、インタモードでM×N個の二値
画素大きさのBABから(M/2)×N個の二値画素大き
さの第1ブロックを減算して現フレーム(またはVO
P)内の(M/2)×N個の二値画素大きさの第2ブロッ
クを生成する。その後、動きベクトルを用いて予め格納
されていた前フレーム(又はVOP)の第2ブロックの
うち現フレームの第2ブロックと最も類似なものを予測
された第2ブロックとして検出する。しかる後、現フレ
ームのBABの水平ラインを偶数番目の水平ラインとし
て置くとの条件下で、上記予測された第2ブロックの水
平ラインを奇数番目の水平ラインとして挿入することに
よって、M×N個の二値画素大きさの再構成BABが生
成される。その結果、M×N個の二値画素大きさの再構
成BAB(以下、第2再構成BABと称す)が求められ
る。
【0044】その後、本発明の好適実施例によると、第
1及び第2再構成BABは符号化され、各々第1及び第
2符号化済みの再構成BABが生成される。しかる後、
符号化済みの第1及び第2再構成BABに対する第1及
び第2データビット数が各々計算される。そして、第1
データビット数と第2データビット数が比較される。も
し、第1データビット数が第2データビット数の以下で
ある場合、第1再構成BAB及び第1符号化済みの再構
成BABを、選択済みの再構成BAB及び選択済みの符
号化された再構成BABとして各々選択し、そうでなけ
れば、即ち、第1データビット数が第2データビット数
より大きい場合、第2再構成BAB及び第2符号化済み
の再構成BABを、選択済みのBAB及び選択済みの符
号化された再構成BABとして各々選択する。
【0045】続いて、現フレーム内のBAB、即ち、上
記元BABと選択済みの再構成BABとの差を表すエラ
ーテーブルブロックを求め、これを従来のエラーデータ
ブロック符号化方法、例えば、RCB(Reference Conto
ur Based)符号化方法によって符号化し、符号化された
エラーテーブルブロックを生成する。
【0046】一方、インタモードにおいて、本発明によ
ると、第1及び第2再構成BAB及びエラーデータブロ
ックの符号化過程に関するモード信号が生成される。モ
ード信号は下記の4つのモードを表す。即ち、各モード
信号は、(1) 第1再構成BABが選択済みの再構成BA
Bとして選択され、元BABと選択済みの再構成BAB
とのエラーが全然ないため、選択済みの再構成BABは
符号化していないことを表す第1モードと、(2) 第1再
構成BABが選択された再構成BABとして選択され、
元BABと選択済みの再構成BABのエラーが一つ以上
であったため、選択済みの再構成BABを符号化したの
を表す第2モードと、(3) 第2再構成BABが選択済み
の再構成BABとして選択され、BABと選択済みの再
構成BABとのエラーが全然ないため、選択済みの再構
成BABは符号化していないことを表す第3モードと、
(4) 第2再構成BABが選択済みの再構成BABとして
選択され、元BABと選択済みの再構成BABとのエラ
ーが一つ以上あったため、選択済みの再構成BABを符
号化したことを表す第4モードを含む4つのモードのう
ちの一つを表す。
【0047】その後、モード信号を符号化して符号化さ
れたモード信号を発生する。そして、上記モードのうち
の一つに関連される符号化されたモード信号、選択済み
の符号化された再構成BAB及び符号化されたエラーデ
ータブロックをフォマッチングし、符号化エンハンスメ
ント層を供給する。上記において、本発明の好適な実施
の形態について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱す
ることなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0048】
【発明の効果】従って、本発明によれば、フレーム(又
はVOP)内のBABのような二値形状信号の符号化よ
り改善されたコンテクスト値を用いてCAEを行うとと
もに、モード符号化を適切に組合わせることによってエ
ンハンスメント層の符号化をより効果的に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)よりなり、従来のコンテクスト
ベース算術符号化(CAE)を説明するためのコンテク
スト値が表示された二値形状画素の組の模式図である。
【図2】(A)〜(D)よりなり、本発明によるコンテ
クストベース算術符号化を説明するためのコンテクスト
値が表示された二値形状画素の組の模式図である。
【符号の説明】
100 インタモードで用いられる二値画素の組 110 インタモードで用いられるコンテクスト値が表示さ
れた現フレームの二値画素の組 120 イントラモードで用いられるコンテクスト値が表示
された前フレーム二値画素の組 200, 205 インタモードで第1ブロックの再構成に用い
られるコンテクスト値が表示された二値画素の組 210, 215インタモードでBABの再構成に用いられるコ
ンテクスト値が表示された二値画素の組

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体画素及び背景画素のうちの一つを表
    す二値を有するM×N個(M及びNは偶数の正の整数)
    の二値画素の現フレーム内の二値アルファブロック(B
    AB:Binary Alpha Block)を、複数のBABを備える
    前フレーム及び前記現フレームに基づいて符号化するた
    めの二値形状信号符号化方法であって、 前記BABの水平ラインを前記BABの最上側の水平ラ
    インから順序を定める場合、第1番目または第2番目に
    ある水平ラインから始めて一つ置きにサンプリングし
    て、(M/2)×N個の二値画素大きさの第1ブロックを
    発生する第a工程と、 前記第1ブロックの垂直ラインを前記第1ブロックの最
    左側の垂直ラインから順序を定める場合、第1番目また
    は第2番目にある垂直ラインから始めて一つ置きにサン
    プリングして、(M/2)×(N/2)個の二値画素大きさ
    のベース層である第1サンプルブロックを発生する第b
    工程と、 前記第1サンプルブロックの(N/2)個の垂直ラインが
    前記第b工程でサンプリングされた位置に置かれるとの
    条件下で、前記第b工程でサンプリングされない垂直ラ
    イン位置に前記第1サンプルブロックの垂直ラインに基
    づいて発生された(M/2)個の再構成された垂直ライン
    を順に挿入して、(M/2)×N個の二値画素大きさの再
    構成された第1ブロックを発生する工程であって、前記
    再構成された垂直ラインの各々の二値画素(以下、第1
    目標画素と称す)は、予め定められた確率テーブルに基
    づいて該当第1コンテクスト値を用いて発生されるが、
    前記第1目標画素に対する前記該当第1コンテクスト値
    は、前記再構成された第1ブロック内の前記第1目標画
    素の上行左側、左側、下行左側、上、上行右側、右側及
    び下行右側に各々位置した7つの二値画素及び前記第1
    目標画素と同一の位置にある前記前フレーム内の二値画
    素の計8つの二値画素のコンテクスト値を用いて計算さ
    れる第c工程と、 前記再構成された第1ブロックの(M/2)個の水平ライ
    ンが前記第a工程でサンプリングされた位置に置かれる
    との条件下で、前記第a工程でサンプリングされない水
    平ラインの位置に、前記再構成された第1ブロックの水
    平ラインに基づいて発生された(M/2)個の再構成され
    た水平ラインを順に挿入してM×N個の二値画素大きさ
    の再構成BABを発生する工程であって、前記再構成さ
    れた水平ラインの各々の二値画素(以下、第2目標画素
    と称す)は、予め定められた確率テーブルに基づいて、
    該当第2コンテクスト値を用いて発生されるが、前記第
    2目標画素に対する前記該当第2コンテクスト値は、前
    記再構成BAB内の前記第2目標画素の上行左側、上
    側、上行右側、左、下行左側、下側及び下行右側に各々
    位置した7つの二値画素及び前記第1目標画素と同一の
    位置にある前記前フレーム内の二値画素の計8つの二値
    画素のコンテクスト値を用いて計算される第d工程とを
    含むことを特徴とする二値形状信号符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記第a工程は、前記BABの水平ライ
    ンのうち偶数番目の水平ラインをサンプリングして前記
    第1ブロックを発生するサブサンプリング工程であり、
    前記第b工程は、前記第1ブロックの垂直ラインのうち
    偶数番目の垂直ラインをサンプリングして前記ベース層
    である前記第1サンプルブロックを発生するサブサンプ
    リング工程であることを特徴とする請求項1に記載の二
    値形状信号符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記現フレーム及び前記前フレームは、
    現VOP(ビデオ物体平面)及び前VOPに各々交替さ
    れることを特徴とする請求項2に記載の二値形状信号符
    号化方法。
  4. 【請求項4】前記第c工程において、前記第1目標画素
    に対する前記該当第1コンテクスト値(V)が、前記8
    つの二値画素のコンテクスト値V0乃至V7を用いて、
    下記式(1) 【数1】 によって求められるが、ここで、Vk はコンテクスト値
    がVkである二値画素の二値(即ち、0又は1)を意味
    し、前記コンテクスト値がVkである二値画素が該当位
    置にない場合、Vk は0に定義されるところの、前記式
    (1) によって求められることを特徴とする請求項2に記
    載の二値形状信号符号化方法。
  5. 【請求項5】前記第c工程において、前記第2目標画素
    に対する前記該当第2コンテクスト値(V′)が、前記
    8つの二値画素のコンテクスト値V′0乃至V′7を用
    いて、下記式(2) 【数2】 によって求められるが、ここで、V′k はコンテクスト
    値がV′kである二値画素の二値(即ち、0又は1)を意
    味し、コンテクスト値がV′kである二値画素が該当位
    置にない場合、V′kは0に定義されるところの、前記
    式(2) によって求められることを特徴とする請求項4に
    記載の二値形状信号符号化方法。
  6. 【請求項6】 イントラモードの際、前記第1サンプル
    ブロックをビットマップベース符号化方法によって符号
    化して、符号化されたベース層を供給する第e工程と、 インタモードの際は、前記第a工程及び第b工程で説明
    した前記現フレームの前記第1サンプルブロックを発生
    するような方法によって、前記前フレーム内の該当BA
    Bに基づいて複数の第1サンプルブロックを得て前記前
    フレームの前記複数の第1サンプルブロックを格納し、
    前記現フレームの前記第1サンプルブロックを、前記前
    フレームの第1サンプルブロックと比較して、そのうち
    前記現フレームの前記第1サンプルブロックと最も類似
    なものを予測された第1サンプルブロックとして検出し
    て、前記現フレームの第1サンプルブロックと前記予測
    された第1サンプルブロックとの間の変位を表す水平成
    分及び垂直成分を備える2次元ベクトルとして表現され
    る動きベクトルを求める一方、前記現フレームの第1サ
    ンプルブロックと前記前フレームの前記予測された第1
    サンプルブロックとの差分を表すエラーデータを符号化
    して、符号化されたエラーデータを発生し、前記動きベ
    クトルを符号化して符号化された動きベクトルを発生し
    た後、前記符号化された動きベクトル及び前記符号化さ
    れたエラーデータを組合わせて、符号化されたベース層
    データとして供給する第f工程を、前記第d工程の後に
    さらに含むことを特徴とする請求項5に記載の二値形状
    信号符号化方法。
  7. 【請求項7】 前記インタモードの際、 前記前フレームの各該当(M/2)×N個の二値画素の第
    1ブロックから前記前フレームの各(M/2)×(N/2)
    個の二値画素大きさの第1サンプルブロックを減算して
    得た(M/2)×(N/2)個の二値画素大きさの前記前フ
    レームの複数の第2サンプルブロックを格納し、前記前
    フレームの該当BABから前記前フレームの前記各該当
    第1ブロックを減算して得た前フレームの第2ブロック
    を格納する第g工程と、 前記現フレームの(M/2)×N個の二値画素大きさの前
    記第1ブロックから前記(M/2)×(N/2)個の二値画
    素大きさの現フレームの前記第1サンプルブロックを減
    算して(M/2)×(N/2)個の二値画素大きさの前記現
    フレームの第2サンプルブロックを発生する第h工程
    と、 前記該当動きベクトルに基づいて、前記前フレームの前
    記複数の第2サンプルブロックのうち前記現フレームの
    前記第2サンプルブロックと最も類似なものを予測され
    た第2サンプルブロックとして検出する第i工程と、 前記現フレームの前記第1サンプルブロックの前記垂直
    ラインを、偶数番目の垂直ラインとして置くとの条件下
    で、前記予測された第2サンプルブロックの垂直ライン
    を奇数番目の垂直ラインとして順に置くことによって再
    構成された第1ブロックを発生する第j工程と、 前記現フレームのM×N個の二値画素大きさのBABか
    ら前記現フレームの前記(M/2)×N個の二値画素大き
    さの前記第1ブロックを減算して(M/2)×N個の二値
    画素大きさの第2ブロックを発生する第k工程と、 前記動きベクトルに基づいて予め格納されていた前記前
    フレームの複数の前記第2ブロックのうち、前記現フレ
    ームの前記第2ブロックと最も類似なものを予測された
    第2ブロックとして検出する第l工程と、 前記現フレームの前記現フレームの前記第1ブロックの
    水平ラインを偶数番目の水平ラインとして置くとの条件
    下で、前記予測された第2ブロックの水平ラインを奇数
    番目の水平ラインとして順に置くことによって、M×N
    個の二値画素大きさの再構成された前記BABを第2再
    構成BABとして発生する第m工程とを前記第f工程の
    後にさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の二値
    形状信号符号化方法。
  8. 【請求項8】 前記インタモードの際、前記第1及び第
    2再構成BABを符号化して、第1及び第2符号化され
    た再構成BABを各々発生する第n工程と、 前記第1及び第2符号化された再構成BABが占める第
    1及び第2データビット数を計算する第o工程と、 前記第1及び第2データビット数を互いに比較して、前
    記第1データビット数が前記第2データビット数以下で
    ある場合、前記第1再構成BAB及び前記第1符号化さ
    れた再構成BABを選択済みの再構成BAB及び選択済
    みの符号化された再構成BABとして各々選択し、前記
    第1データビット数が前記第2データビット数より大き
    い場合、前記第2再構成BAB及び前記第2符号化され
    た再構成BABを選択済みの再構成BAB及び選択済み
    の符号化された再構成BABとして各々選択する第p工
    程と、 前記現フレームのBAB(元BAB)と前記選択済みの
    再構成BABとの差分を符号化し、符号化されたエラー
    データブロックを発生する第q工程とを前記第m工程の
    後にさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の二値
    形状信号符号化方法。
  9. 【請求項9】 前記インタモードの際、各々が下記のよ
    うな4つの場合のうち一つを表すモード信号、即ち、前
    記第1再構成BABが選択済みの再構成BABとして選
    択され、前記元BABと前記選択済みの再構成BABの
    エラーが全然ないため、前記選択済みの再構成BAB
    は、符号化しなかったことを表す第1モードと、前記第
    1再構成BABが選択済みの再構成BABとして選択さ
    れ、前記元BABと前記選択済みの再構成前記BABと
    の間のエラーが一つ以上あったため、前記選択済みの再
    構成BABを符号化したことを表す第2モードと、前記
    第2再構成BABが選択済みの再構成BABとして選択
    され、前記元BABと前記選択済みの再構成BABとの
    間のエラーが全然ないため、前記選択済みの再構成BA
    Bは符号化しなかったことを表す第3モードと、前記第
    2再構成BABが選択済みの再構成BABとして選択さ
    れ、前記元BABと前記選択済みの再構成BABとの間
    のエラーが一つ以上あったため、前記選択済みの再構成
    BABを符号化したことを表す第4モードを発生する第
    r工程を前記第q工程の後にさらに含むことを特徴とす
    る請求項8に記載の二値形状符号化方法。
  10. 【請求項10】 前記インタモードの際、前記モード信
    号を符号化して符号化されたモード信号を発生する第s
    工程と、 前記第1〜第4モードのうち一つと関連される符号化さ
    れたモード信号と前記選択済みの符号化された再構成B
    AB及び前記符号化されたエラーデータブロックをフォ
    ーマッチングして、符号化されたエンハンスメント層を
    供給する第t工程とを前記第r工程の後にさらに含むこ
    とを特徴とする請求項9に記載の二値形状信号符号化方
    法。
  11. 【請求項11】 前記M及びNが、各々16であること
    を特徴とする請求項10に記載の二値形状信号符号化方
    法。
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