JPH1175131A - チューナ・セレクタ、チューナ及びチューナ・セレクタの制御方法 - Google Patents

チューナ・セレクタ、チューナ及びチューナ・セレクタの制御方法

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JPH1175131A
JPH1175131A JP24774197A JP24774197A JPH1175131A JP H1175131 A JPH1175131 A JP H1175131A JP 24774197 A JP24774197 A JP 24774197A JP 24774197 A JP24774197 A JP 24774197A JP H1175131 A JPH1175131 A JP H1175131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各機器がチューナを個別に所有しているのは
不経済であり、また、他の機器からチューナをコントロ
ールするのは困難であった。 【解決手段】 地上波チューナ2、BSチューナ3、C
Sチューナ4、FMチューナ5には、それぞれ受信放送
形態に対応したアンテナ2a〜5aが接続されており、
さらにチューナ・セレクタ1にそれぞれ個別に接続され
ている。そして、チューナ・セレクタ1は接続されてい
る各チューナ2〜5を認識し、ユーザからリクエストさ
れたチューナ2〜5を選択して、家庭内LAN6に対し
て選択されたチューナ2〜5からの受信データを出力す
る。また、他のチューナを増設したい場合には、同様に
してチューナ・セレクタ1に個別に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線または有線で
供給される各種の番組を選択するチューナとこのチュー
ナを選択するチューナ・セレクタ及びこれらの制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットが普及するのに比
例して、より快適な通信環境を得るために、家庭内にお
いてもLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を構築
しているところが増えてきている。こうした状況の中、
家電機器をネットワークで接続して、操作しようとする
考えが生まれてきている。特にAV機器に関しては、映
像・音声データがデジタル信号として伝送したり、蓄積
したりされてきているので、ネットワーク上にて映像・
音声データの送受信を行う機会が増加するものと考えら
れる。これらの制御方法として、本出願人は、既にいく
つかの提案を行っているが、例えば特願平8−6943
9号の「家電機器のリモートコントロール方法」で開示
したように、あらかじめ家電機器の中に自分自身を制御
するためのプログラムを用意しておく方法は非常に効果
的な手段と言える。この場合、ユーザは制御を行う側の
機器から、このプログラムをロードし、実行することに
よって、家電機器の制御を行うことができる。
【0003】また、近年、インターネットのWWW(ワ
ールド・ワイド・ウェッブ)をブラウズするのに用いら
れるWWWブラウザが普及し、ネットワークのブラウズ
環境が統一されつつある。この環境下では、共通した制
御コードで記述されたプログラムが流れており、各機器
の環境の違いを緩和している。そして、ネットワークに
接続される機器の増加・減少に対応したアドレス管理を
行っているので、新たに接続された機器へのデータの送
受信に関する通信制御を簡単に行うことができる。この
ようなことから、本出願人の行った先の提案では、WW
Wブラウザで使用するプロトコルと共通のプロトコルを
用いて家電機器をリモートコントロールすることによ
り、ネットワーク上の家電機器の制御をより簡単に行う
ことができる。
【0004】さらに、AV機器をネットワークで接続す
ると、上記した制御系の利点のみではなく、家電機器間
を接続する物理的な伝達手段も、1つにまとめることが
できる。すなわち、先に記述したように、画像・音声デ
ータをデジタル化することにより、制御系に用いるデジ
タルデータと同じネットワーク上で伝送することができ
るからである。この結果、従来は、例えば、TVとVT
Rとを接続する際には、アンテナケーブル、映像信号用
ケーブル、2本の音声信号用ケーブルに加え、連動して
動作させるには、制御用のケーブルも相互に接続しなけ
ればならないという「結線の多さ」に対し、この問題を
解決することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来では、結線の多さ
や相互の機器間での制御が難しい等の理由から、TVや
VTRなどでは、機器ごとにチューナを有しており、通
常は自分の機器内に保有しているチューナからの映像・
音声信号を記録・再生していた。
【0006】しかし、上述したようなネットワーク環境
では、従来の欠点が解消されるので、コストの面から見
ても同じ機能を有する装置は1つにまとめることが望ま
しい。特に、チューナはTVやVTRが個々に保有して
いても、他の家電機器が利用するには、ネットワーク上
のどの機器内にどのようなチューナが保有されているか
を検索しなければならず、また、各チューナにアンテナ
を接続しなければならない等の物理的な管理も面倒であ
る。
【0007】そして、TV放送だけを考えてみても地上
波放送だけでなく、BS放送、CSデジタル放送等、多
種類の放送を受信する必要があり、それぞれに対応した
チューナをそれぞれ複数ずつ使用するのはコスト的に不
経済であり、また、アンテナを配線するだけでも大変面
倒である。
【0008】そこで本発明は、ネットワーク上に1台の
チューナ・セレクタを用意して、このチューナ・セレク
タに様々なチューナを接続しておくことにより、ネット
ワーク上の全ての家電機器がチューナ・セレクタからの
データを受信することができるようにすることを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、下記のチューナ・セレクタ、チューナ及
びチューナ・セレクタの制御方法を提供しようとするも
のである。
【0010】1.複数のチューナが接続され、これらの
チューナの中から1台を選択してその出力データをネッ
トワークへ出力する選択手段と、自分自身を制御する制
御プログラムを有し、この制御プログラムをロード要求
した機器に対してネットワークを介して出力する制御プ
ログラム出力手段と、ネットワークを介して前記制御プ
ログラムによる制御要求を受信した場合に制御要求に応
じた制御を行う制御手段とを有し、ネットワークを介し
て接続された前記チューナに対する制御要求もしくは制
御プログラムのロード要求を受信した場合に、その要求
を該当する前記チューナに対して送出し、前記チューナ
より送出されたチューナの制御プログラムを受信して、
ネットワークを介してロード要求を送出した機器に対し
て送出することを特徴とするチューナ・セレクタ。
【0011】2.機器からの要求をネットワークを介し
て受信した場合に、接続されているチューナを検索し
て、要求した機器に対してチューナのリストを送出する
ことを特徴とする上記1記載のチューナ・セレクタ。
【0012】3.上記1または上記2記載のチューナ・
セレクタに接続され、受信手段によって受信される映像
/音声などのデータを所定のフォーマットに変換して前
記チューナ・セレクタに出力するチューナであって、少
なくともチャンネル切り換え制御を行う制御プログラム
を有し、ロード要求を受信した場合にこの制御プログラ
ムを前記チューナ・セレクタに送出する送出手段と、前
記チューナ・セレクタから前記制御プログラムによる制
御要求を受信した場合に制御要求に応じた制御を行う制
御手段とを有することを特徴とするチューナ。
【0013】4.ネットワークに接続された機器から請
求項1または請求項2記載のチューナ・セレクタを制御
するチューナ・セレクタの制御方法であって、前記チュ
ーナ・セレクタに対して前記チューナ・セレクタを制御
する制御プログラムのロード要求を行い、受信した前記
チューナ・セレクタの制御プログラムを実行して、所望
のチューナの制御プログラムのロード要求を行い、受信
した前記チューナの制御プログラムを実行して、前記チ
ューナで受信した映像/音声などのデータを受信するよ
うにしたことを特徴とするチューナ・セレクタの制御方
法。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、家庭内のネットワーク
上に1台のチューナ・セレクタを用意して、このチュー
ナ・セレクタに様々なチューナを接続しておく。そし
て、ネットワーク上の全ての家電機器がチューナ・セレ
クタからのデータを受信することができるようにする。
具体的には、チューナ・セレクタ1にチューナ・セレク
タ1自身の制御プログラムを用意しておく。この制御プ
ログラムは、接続されているチューナを認識し、所望の
チューナを選択して、その受信チャンネルを操作して受
信番組データを出力するよう制御するものである。そし
て、ユーザが操作を行うTV等の家電機器に、チューナ
・セレクタ1の制御プログラムを要求するプログラムを
設けておき、このプログラムの要求にしたがって、チュ
ーナ・セレクタ1からその制御プログラムをユーザが操
作を行う家電機器にロードし、この家電機器内で制御プ
ログラムを実行することにより、所望の番組を視聴する
ことができる。そして、本発明の方法を用いることによ
り、家庭内の全ての家電機器は個々にチューナを備える
必要がなくなる。
【0015】また、新たな放送が開始された場合でも、
その放送を受信することのできるチューナをチューナ・
セレクタに接続するだけで、このチューナを含む全ての
チューナで受信可能な番組を視聴することができる。さ
らに、家電機器を新たに購入した場合でも、ネットワー
クに接続するだけで、アンテナ接続などチューナの接続
に関する作業を新たに行う必要がなくなる。そして、こ
れらのチューナの制御には各々の家電機器が保持してい
るプログラムが用いられるため、ユーザがチューナを使
用する家電機器をネットワークに接続されている他の家
電機器から制御する場合には、そのプログラムの実行手
段をユーザが直接制御する家電機器に備えておけば良
く、新たに購入した家電機器に対しても制御可能ある。
【0016】さらに、本発明では全てのチューナをチュ
ーナ・セレクタに接続しており、家庭内ネットワークに
は、チューナ・セレクタのみが接続される構成となって
いるので、接続時によく生じるIDの問題や、ユーザが
選択する際に都合が良いほか、物理的にもチューナを1
個所で管理することができるという効果がある。
【0017】以下、本発明のチューナ、チューナ・セレ
クタ及びこれらの制御方法について図面と共に詳細に説
明する。まず、図1にチューナ・セレクタ1とチューナ
2〜5との接続関係を説明するための構成図を示す。
【0018】同図において、地上波チューナ2、BSチ
ューナ3、CSチューナ4、FMチューナ5には、それ
ぞれ受信放送形態に対応したアンテナ2a〜5aが接続
されており、さらにチューナ・セレクタ1にそれぞれ個
別に接続されている。そして、チューナ・セレクタ1は
接続されている各チューナ2〜5を認識し、ユーザから
リクエストされたチューナ2〜5を選択して、家庭内L
AN6に対して選択されたチューナ2〜5からの受信デ
ータを出力する。また、他のチューナを増設したい場合
には、同様にしてチューナ・セレクタ1に個別に接続す
る。
【0019】このチューナ・セレクタ1の制御プログラ
ムを図3に示し、以下にその動作を説明する。この制御
プログラムは、チューナ・セレクタ1に接続されている
チューナ2〜5を認識し、所望のチューナ2〜5を選択
して、その受信チャンネルを操作して受信番組データを
出力するよう制御するためのものであり、チューナ・セ
レクタ1内に格納されている。そして、ユーザが操作を
行うTV等の家電機器に対して、チューナ・セレクタ1
からその制御プログラムをロードし、この家電機器内で
制御プログラムを実行することにより、所望の番組を視
聴することができるようにするものである。図3では、
TV等の家電機器に制御プログラムがロードされている
ものとして、家電機器による実行手順について示してい
る。
【0020】図3において、まず、チューナ・セレクタ
1とデータの送受信を行うために、回線接続を開いて
(ステップ11)、チューナ・セレクタ1に対して接続
されているチューナ2〜5のリスト(チューナリスト)
を要求する(ステップ12)。そして、チューナリスト
を受信すると(ステップ13→yes)、チューナリスト
の中から所望のチューナ(例えば地上波チューナ2)を
選択し(ステップ14)、選択した地上波チューナ2の
制御プログラムのロード要求を行う(ステップ15)。
【0021】地上波チューナ2の制御プログラムを受信
すると(ステップ16→yes)、この地上波チューナ2
の制御プログラムを実行し(ステップ17)、図4を基
に後述するようにチャンネルの選択等を行う。このとき
チューナ・セレクタ1の制御プログラムは、ユーザから
の要求待ちとなる(ステップ18)。ユーザから現在の
地上波チューナ2以外のチューナ(例えばBSチューナ
3)の選択要求が来ると(ステップ19→yes)、現在
起動している地上波チューナ2の制御プログラムを終了
させ(ステップ24)、新たに選択したBSチューナ3
の制御プログラムのロード要求を行う(ステップ1
5)。そして、BSチューナ3の制御プログラムを受信
して(ステップ26→yes)、このBSチューナ3の制
御プログラムを実行し(ステップ27)、ユーザからの
要求待ちとなる(ステップ18)。
【0022】また、ユーザからの要求待ち(ステップ1
8)の時に、チューナの制御プログラムの終了要求が来
ると(ステップ18→yes→ステップ19→no→ステッ
プ20→yes)、現在実行しているチューナの制御プロ
グラムを終了させ(ステップ21)、チューナ・セレク
タ1との回線接続を切断する(ステップ22)。チュー
ナ・セレクタ1の制御プログラムは、以上のような動作
を行うことにより、ユーザが直接操作する家電機器から
所望のチューナを選択することができる。
【0023】次に、制御を行う家電機器からネットワー
クを介して要求が来たときのチューナ・セレクタ1の動
作制御について、図4と共に説明する。ネットワークを
介して要求が来たときに(ステップ31→yes)、その
要求がチューナに対する要求であれば(ステップ32→
yes)、現在選択されているチューナに対してその要求
を送信する(ステップ33)。そして、チューナ・セレ
クタ1の制御プログラムのロード要求が来た場合には
(ステップ34→yes)、チューナ・セレクタ1の制御
プログラムを送出し(ステップ35)、チューナリスト
の要求であれば(ステップ36→yes)、接続されてい
るチューナのリストを送出する(ステップ37)。
【0024】さらに、チューナの選択要求が来た場合に
は(ステップ38→yes)、選択されたチューナに接続
して(ステップ39)、選択されたチューナの制御プロ
グラムを自分自身(チューナ・セレクタ1)にロードし
(ステップ40)、このロードされたチューナの制御プ
ログラムをネットワーク(要求した家電機器)に送出す
る。
【0025】そして、チューナ2〜5の制御プログラム
の例を図5に示し、以下にその動作を説明する。チュー
ナ2〜5の制御プログラムは、チューナ2〜5からTV
等の家電機器にチューナ・セレクタ1を介してロードさ
れ、チャンネル変更を行うためのプログラムである。こ
こでは、既に家電機器にロードされているものとして説
明を行う。
【0026】図5に示すフローチャートにおいて、ユー
ザからの要求があり(ステップ51→yes)、これがチ
ャンネル変更要求である場合は(ステップ52→ye
s)、要求されたチャンネルに変更するようチューナに
対して要求を出力する(ステップ53)。そして、チュ
ーナ・セレクタ1の制御プログラムからの終了宣言が来
ると(ステップ51→yes→ステップ52→no→ステッ
プ54→yes)、終了する。
【0027】ここで、図2に示す家庭内LAN6に各家
電機器1〜5,7,8が接続されているネットワークに
おいて、TV7からチューナ2〜5及びチューナ・セレ
クタ1の制御を行う場合の手順を以下に説明する。な
お、同図では、各チューナ2〜5は、カード状またはボ
ード形態となっており、チューナ・セレクタ1のスロッ
トルに差し込むことにより、接続されている。
【0028】まず、起動時の手順の流れ図を図6に示
し、以下に説明する。ユーザがTV7を操作して、TV
7で視聴する番組データの入力装置として、チューナ・
セレクタ1を選択すると、TV7はチューナ・セレクタ
1に対して制御プログラムのロード要求を行う(ステッ
プ61)。ロード要求を受けたチューナ・セレクタ1は
制御プログラムをTV7に送信する(ステップ62)。
TV7はこの制御プログラムを受信して実行する(ステ
ップ63)。なお、チューナ・セレクタ1の制御プログ
ラムは、起動時にAVデータ送受信のための回線をチュ
ーナ2〜5に対して開放する。
【0029】制御プログラムは、まず、チューナ・セレ
クタ1に対して、現在接続されているチューナ2〜5の
リストを要求する(ステップ64)。チューナ・セレク
タ1は接続されたチューナ2〜5を確認し、そのリスト
を作成してTV7に送信する(ステップ65)。TV7
は、チューナリストを受信すると(ステップ66)、チ
ューナ・セレクタ1の制御プログラムにおいて、供給さ
れたリストの中から所望のチューナ(ここでは地上波チ
ューナ2とする)を選択し(ステップ67)、選択した
地上波チューナ2の制御プログラムのロード要求をチュ
ーナ・セレクタ1に対して出力する(ステップ68)。
【0030】そして、要求を受けたチューナ・セレクタ
1は、地上波チューナ2に制御プログラムの要求を行う
(ステップ69)。地上波チューナ2はチューナ・セレ
クタ1に制御プログラムを出力し(ステップ70)、チ
ューナ・セレクタ1はこの地上波チューナ2の制御プロ
グラムをTV7に送信する(ステップ71)。TV7
は、地上波チューナ2の制御プログラムを受信して実行
する(ステップ72)。
【0031】ひき続き、チューナの選択に関する手順に
ついて図7に示す流れ図を参照しながら説明する。ここ
では、上記した図6のステップ72までが実行され、T
V7に地上波チューナ2が既に選択されている状態にお
いて、新たにBSチューナ3を選択する場合について説
明する。
【0032】まず、ユーザがBSチューナ3を選択する
(ステップ81)。ここで、すでにBSチューナ3が選
択されている場合は処理を終了するが、ここでは地上波
チューナ2が選択されているので、現在実行されている
地上波チューナ2の制御プログラムを終了する(ステッ
プ82)。そして、チューナ・セレクタ1に対して、選
択されたBSチューナ3の制御プログラムのロード要求
を送出する(ステップ83)。
【0033】チューナ・セレクタ1は、BSチューナ3
に対して制御プログラムのロードを要求する(ステップ
84)。BSチューナ3はこの要求を受けて、制御プロ
グラムをチューナ・セレクタ1に送出する(ステップ8
5)。チューナ・セレクタは、このBSチューナ3の制
御プログラムをTV7に送信する(ステップ86)。T
V7はBSチューナ3の制御プログラムを受信して実行
する(ステップ87)。
【0034】さらに、チャンネル選局に関する手順を図
8に示し、以下に説明する。なお、ここでは、上記図6
または図7で説明した手順によって、既に所望のチュー
ナが選択されているものとする。
【0035】まず、ユーザがTV7を操作して、チャン
ネルを選局する(ステップ91)。TV7に既にロード
されているチューナの制御プログラムは、チューナ・セ
レクタ1に対して、現在接続されているチューナに選局
されたチャンネルを付加した選局要求を送信する(ステ
ップ92)。
【0036】要求を受けたチューナ・セレクタ1はチュ
ーナ情報を見て、選局要求に対応するチューナに対して
選局要求を送信する(ステップ93)。選局要求を受信
したチューナは、番組の受信チャンネルを要求されたチ
ャンネルに変更する(ステップ94)。
【0037】最後にチューナからの番組の視聴を終了す
る場合について説明する。このような終了処理は、TV
7によりチューナ以外のソース、例えばVTR8を再生
して視聴するために入力を切り替える場合や、TV7の
電源を切断して視聴そのものを止める場合などに行われ
る処理である。
【0038】まず、ユーザが入力ソースをチューナ以外
に切り換えるまたは、TV7の電源を切断する処理を行
うと、チューナ・セレクタ1の制御プログラムは、チュ
ーナに対して終了宣言を行い、チューナの制御プログラ
ムを終了させる。次にチューナ・セレクタ1との間に開
いていた回線を閉鎖する。最後にチューナ・セレクタ1
の制御プログラムを終了する。以上説明したように制御
することにより、TV7等のネットワークに接続された
機器からチューナ・セレクタを制御して、所望の番組を
視聴することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明のチューナ・セレクタは、全ての
チューナを1つにまとめてコントロールしているので、
ネットワーク上のどの機器内にどのようなチューナが保
有されているかを検索する必要がなくなり、簡単にチュ
ーナ及びチャンネルの選択をすることができる。また、
各チューナにアンテナを接続するなど物理的な配線も簡
単になる。
【0040】そして、本発明のチューナは、少なくとも
チャンネル切り換え制御を行う制御プログラムを送出し
てこの制御プログラムにより制御されるので、ネットワ
ークに接続されている家電機器から簡単に制御すること
ができる。
【0041】さらに、本発明のチューナ・セレクタの制
御方法は、受信したチューナ・セレクタの制御プログラ
ムとチューナの制御プログラムとを実行して、チューナ
で受信した映像/音声などのデータを受信するようにし
たので、チューナの選択や番組の選択を簡単に行うこと
ができ、また、新しいチューナが追加されても簡単に対
応することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチューナとチューナ・セレクタの接続
例を示す構成図である。
【図2】本発明のチューナとチューナ・セレクタのネッ
トワークへの接続例を示す構成図である。
【図3】チューナ・セレクタの制御プログラムの例を示
すフローチャート図である。
【図4】チューナ・セレクタにおける制御の流れの例を
示すフローチャート図である。
【図5】チューナの制御プログラムの例を示すフローチ
ャート図である。
【図6】起動時の流れの例を示すタイムチャート図であ
る。
【図7】チューナ選択の流れの例を示すタイムチャート
図である。
【図8】番組選択の流れの例を示すタイムチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 チューナ・セレクタ 2 地上波チューナ 2a,3a,4a,5a アンテナ 3 BSチューナ 4 CSチューナ 5 FMチューナ 6 家庭内LAN 7 TV(テレビ) 8 VTR(ビデオ・テープ・レコーダ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチューナが接続され、これらのチュ
    ーナの中から1台を選択してその出力データをネットワ
    ークへ出力する選択手段と、 自分自身を制御する制御プログラムを有し、この制御プ
    ログラムをロード要求した機器に対してネットワークを
    介して出力する制御プログラム出力手段と、 ネットワークを介して前記制御プログラムによる制御要
    求を受信した場合に制御要求に応じた制御を行う制御手
    段とを有し、 ネットワークを介して接続された前記チューナに対する
    制御要求もしくは制御プログラムのロード要求を受信し
    た場合に、その要求を該当する前記チューナに対して送
    出し、前記チューナより送出されたチューナの制御プロ
    グラムを受信して、ネットワークを介してロード要求を
    送出した機器に対して送出することを特徴とするチュー
    ナ・セレクタ。
  2. 【請求項2】機器からの要求をネットワークを介して受
    信した場合に、接続されているチューナを検索して、要
    求した機器に対してチューナのリストを送出することを
    特徴とする請求項1記載のチューナ・セレクタ。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のチューナ・
    セレクタに接続され、受信手段によって受信される映像
    /音声などのデータを所定のフォーマットに変換して前
    記チューナ・セレクタに出力するチューナであって、 少なくともチャンネル切り換え制御を行う制御プログラ
    ムを有し、ロード要求を受信した場合にこの制御プログ
    ラムを前記チューナ・セレクタに送出する送出手段と、 前記チューナ・セレクタから前記制御プログラムによる
    制御要求を受信した場合に制御要求に応じた制御を行う
    制御手段とを有することを特徴とするチューナ。
  4. 【請求項4】ネットワークに接続された機器から請求項
    1または請求項2記載のチューナ・セレクタを制御する
    チューナ・セレクタの制御方法であって、 前記チューナ・セレクタに対して前記チューナ・セレク
    タを制御する制御プログラムのロード要求を行い、受信
    した前記チューナ・セレクタの制御プログラムを実行し
    て、所望のチューナの制御プログラムのロード要求を行
    い、受信した前記チューナの制御プログラムを実行し
    て、前記チューナで受信した映像/音声などのデータを
    受信するようにしたことを特徴とするチューナ・セレク
    タの制御方法。
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