JPH1173036A - 中間転写体及びその製造方法 - Google Patents

中間転写体及びその製造方法

Info

Publication number
JPH1173036A
JPH1173036A JP23403097A JP23403097A JPH1173036A JP H1173036 A JPH1173036 A JP H1173036A JP 23403097 A JP23403097 A JP 23403097A JP 23403097 A JP23403097 A JP 23403097A JP H1173036 A JPH1173036 A JP H1173036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
layer
intermediate transfer
transfer member
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23403097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3651199B2 (ja
Inventor
Kentaro Ueishi
健太郎 上石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP23403097A priority Critical patent/JP3651199B2/ja
Publication of JPH1173036A publication Critical patent/JPH1173036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3651199B2 publication Critical patent/JP3651199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な多数の工程を必要とせずに低コストで
作製でき、かつ、中間転写体に必要とされる特性、すな
わち、転写効率が高くかつ安定しており、中抜け、色ず
れのない中間転写体を提供すること。 【解決手段】 少なくとも、高分子材料に導電性粉を分
散させた導電層と、イオン導電剤を含有せしめた半導電
性発泡層とを含み、該導電層の抵抗がその厚み方向にお
いて、転写表面側がより小さくなっていることを特徴と
する中間転写体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファックスなどのフルカラー画像形成装置等におい
て、静電潜像担持体上に形成されたトナー像を一旦受け
取り(一次転写)、これを第2の画像担持体上に再転写
させる(二次転写)、中間転写体に関する。
【0002】
【従来の技術】中間転写体を使用した画像形成装置はカ
ラー画像情報や多色画像情報の複数の成分色画像を順次
積層転写してカラー画像や多色画像を再現した画像形成
物を出力するカラー画像形成装置や多色画像形成装置、
またはカラー画像形成機能や多色画像形成機能を具備し
た画像形成装置として有効である。中間転写体を用いる
画像形成装置の一例の概略図を図1に示す。図1におい
て1はOPC感光体ドラム、2は一次帯電器、3は画像
露光、4は給紙カセット、5はOPCクリーナー、6は
定着器、7は中間転写体、8は転写ローラー、91ない
し94はそれぞれマゼンタトナー用、シアントナー用、
イエロートナー用及びブラックトナー用現像装置であ
る。
【0003】中間転写体を使用する画像形成装置は、感
光ドラムから直接最終支持体に転写を行う場合に比較し
て、中抜け、色ずれ(多色トナーの重ね合わせずれ)が
少なく、また最終支持体をグリッパーで挟む、吸着す
る、曲率をもたせるなどの処置を必要とせず、最終支持
体として様々なものを使用することができる等の利点を
有しているため、最近中間転写体を用いる画像形成装置
が種々提案されている。例えば、特開平8−26288
1号公報には、転写効率が高く中抜けのない画像を得、
かつ中間転写体の耐久性を改善するために、金属ロール
の上に溶融成形、注入成形、プレス成形、押し出し成
形、浸漬塗工、スプレー塗工等により成形して設けた弾
性層と、その上に同様の成形方法により成形したポリエ
ステルポリウレタン及びエポキシ樹脂を含む被覆層を有
する中間転写体が提案されている。また特開平8−32
0621号公報には、同様の目的のために、溶融成形、
注入成形、浸漬塗工、スプレー塗工等により成形して設
けた弾性層の上に、フッ素樹脂、シリコーン樹脂又はポ
リオレフィン樹脂を30重量%以上含有し、かつ添加に
よる滑り抵抗の増加率が50%以下である高潤滑導電性
フィラーを含有する被覆層を同様の方法で設けた中間転
写体が提案されている。さらに、特開平8−16076
0号公報には、中間転写体のフィルミングを低減し、長
期の感光体との接触においても中間転写体の歪みに起因
する画像欠陥の少ない画像形成装置を提供することを目
的として、ASKER−C硬度計による硬度が10°〜
70°の範囲のスポンジ層からなる弾性層を溶融成形、
注入成形、浸漬塗工、スプレー塗工等により成形して設
け、またこの弾性層の上に同様の成形方法により設け
た、マイクロゴム硬度計による硬度が10°〜70°の
範囲の被覆層を有する中間転写体が提案されている。
【0004】しかしながら、中間転写体機能を発現させ
るために多くの場合弾性体層としてゴム、エラストマ
ー、樹脂等を用い、その上に被覆層を設けるために、各
層の研磨、各層間の接着、表面処理等が必要となり、高
コスト化しやすく、さらに離型性塗料を塗布してその摩
擦抵抗及びトナー付着性の調整を行う必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的は、煩雑な多
数の工程を必要とせずに低コストで作製でき、かつ、中
間転写体に必要とされる特性、すなわち、転写効率が高
くかつ安定しており、中抜け、色ずれ、色むらのない中
間転写体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、中間転写体
の構成を、少なくとも、高分子材料にカーボンブラック
や導電性金属酸化物等の導電性粉を分散させた導電層
と、イオン導電剤を含有せしめた半導電性発泡層とを含
み、該導電層の抵抗がその厚み方向において、転写表面
側がより小さくなるように構成すること、或いは、少な
くとも、導電性粉を分散させた導電性離型層と、高分子
材料に導電性粉を分散させた導電層と、イオン導電剤を
含有せしめた半導電性発泡層とを含み、該導電性離型層
及び該導電層の抵抗がその厚み方向において、転写表面
側がより小さくなるように構成することによって解決さ
れる。特に、導電層が導電性粉とイオン導電剤を含む中
間転写体は、イオン導電剤含有の発泡層、導電層に比較
し、環境による抵抗の変動が小さいため好ましい。ま
た、導電性離型層は遠心成形あるいは塗工処理等により
形成される。
【0007】このような構成の中間転写体は、たとえば
(1)同軸遠心成形方法を利用して、高分子材料に導電
性粉を分散させた導電層、及びイオン導電剤を含有せし
めた半導電性発泡層を含む積層体を作製する工程を含む
中間転写体の製造方法、(2)同軸遠心成形方法を利用
して、導電性離型層、高分子材料に導電性粉を分散させ
た導電層、及びイオン導電剤を含有せしめた半導電性発
泡層をこの順序で含む積層体を作製する工程を含む、中
間転写体の製造方法、(3)同軸遠心成形方法を利用し
て、高分子材料に導電性粉を分散せしめた導電層及びイ
オン導電剤を含有せしめた半導電性発泡層を含む積層体
を作製した後、前記導電層の上に導電性離型層を形成す
る導電性塗料を塗布する工程を含む、中間転写体の製造
方法、などを用いて作製される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をさらに詳しく説
明する。本発明の中間転写体は特許請求の範囲第1項に
記載したように、少なくとも、導電性粉を分散させた導
電層、及びイオン導電剤を含有せしめた半導電性発泡層
を含み、導電層の抵抗がその厚み方向において転写表面
側がより小さくなっている、すなわち導電層の中の導電
性粉が外側の方により多く偏在するように含まれている
ことを特徴とする。このように導電性粉が外側の方によ
り多く偏在することにより、抵抗均一性、絶縁耐圧、ピ
ンホールリーク性、低硬化調整、少量の導電性粉添加に
よる抵抗調整及び抵抗層形成能等に優れ、中間転写体に
要求される特性の、抵抗ムラに基づく色ムラ、色ズレ等
が改善される。
【0009】本発明において上記のように、導電層の抵
抗がその厚み方向において転写表面側がより小さくなっ
ている、すなわち導電層の中の導電性粉が外側の方によ
り多く偏在するように含まれている中間転写体は、例え
ば、円筒状の金型内に、導電層、半導電性発泡層を構成
する材料を順次遠心成形する、一体成形を利用すること
によりにより作製することができる。遠心成形の条件
(回転数、液温度、液量、注入速度、発泡剤量など)を
適宜選択することにより、成形膜厚、発泡状態などを制
御することが可能である。
【0010】以下に、遠心成形法を利用した、本発明の
中間転写体の製造方法の一例を図を用いて説明する。図
2は、半導電性発泡層、導電層及び導電性離型層とも遠
心成形法を用いて作製する、ドラム状の中間転写体を製
造する工程を説明するためのフロー図である。先ず、離
型性導電塗料を、温度調節をしておいた金型に注型し加
熱固化させ、その後ポリオール成分からなるA液とイソ
シアネート成分からなるB液を混合・攪拌し、ついで導
電性粉を添加して更に攪拌し、ポリウレタンエラストマ
ー導電層用の注型材料を調製する。この注型材料を金型
の前記塗料層の上に注型し、遠心成形を行った後キュア
(硬化)を行う。次に、ポリオール成分からなるA液と
イソシアネート成分からなるB液を混合・攪拌し、つい
でイオン導電剤を添加してさらに混合攪拌し、ポリウレ
タン半導電性発泡層を形成するためのウレタン発泡材料
を調製する。この発泡材料を先のキュアを行ったポリウ
レタンエラストマー導電層の上に注型し、遠心成形し、
同時に発泡・硬化させる。発泡層の形成の前後に金型の
温度調節を行ってもよい。遠心成形により形成された、
導電性離型層、導電層、半導電性発泡層の3層からなる
積層体を金型から脱型し、その後更に加熱を行って反応
(硬化)を完結(熟成)させる。熟成後ドラムを挿入し
トリミングを行って製品の中間転写体とする。
【0011】本発明においては、表面の導電性離型層か
ら半導電性発泡層にいたるまで異種のゴム、エラストマ
ー、樹脂等の材料を用いても、同軸遠心成形を用いるこ
とにより、特に、液状ポリマー、又はモノマー状態のも
のからの積層が可能であるため、特に接着剤を使用しな
くても、これらの層からなる積層体を得ることが可能で
あるが、場合により相溶性のよくない各層間の接着力を
高めるための処理を行うことが好ましい。 本発明にお
いては、導電性離型層、導電層及び半導電性発泡層にお
いてすべて同種の例えばポリウレタン樹脂を用いると、
特別な接着処理を行わなくても各層の界面における接着
力が大きいので特に好ましい。また、最終的にポリウレ
タン樹脂の熟成を行うことによりブリードを抑制するこ
とが可能である。140℃以上の高温では分解が促進さ
れるため長期保管時の感材への汚染が発生しやすいの
で、120℃程度の温度で熟成を行い、反応を完結さ
せ、歪みなどを少なくさせることが望ましい。
【0012】また、本発明においては、導電性離型層も
導電層及び発泡層と同時に遠心成形することができる
が、この場合は、導電性離型層に含まれているテフロ
ン、PMMA粉、ポリアミド粉の離型剤は導電性離型
層の厚さ方向に外側に向かって離型剤が多く偏在するこ
とになり、未転写トナーの残留が少なく高転写率が得ら
れる。さらに、本発明の同軸遠心成形は真円度に優れた
回転成形体を作製することができるため、後の外径調整
や鏡面仕上げのための研磨加工などの工程を省くことが
可能で、製作の低コスト化を図ることができる。以上、
ドラム状の中間転写体を説明したが、本発明はドラム状
に限らず、ローラー状、ベルト状等の中間転写体を含
み、ローラー状及びベルト状の中間転写体も同様に前記
遠心成形により作製することができる。ただ、ドラム状
の中間転写体と異なりベルト状のものは導電層としてよ
り硬質のものを用いてベルト張架時の伸び等を抑制する
ことが必要となる。
【0013】本発明においては、多色画像の重ね合わせ
の際の色ズレ、色抜け、繰り返し使用に対する耐久性を
考慮すると、より好ましい形状はドラム形状である。図
3においてドラム形状の中間転写体を示す。10は剛体
である円筒状金属支持体、20は半導電性発泡層(0.
1〜1cm)、30は導電層(1〜100μm)、40
は導電性離型層(10〜100μm)である。円筒状金
属支持体とてはアルミニウム、鉄、銅、ステンレス等の
金属や合金、導電性カーボンブラックや金属酸化物粒子
等を分散した導電性樹脂等を用いることができる。
【0014】次に本発明の中間転写体を構成する各層に
ついて説明する。半導電性発泡層 本発明の中間転写体の半導電性発泡層を構成するマトリ
ックスに用いられる高分子材料としては特に限定はない
が、ポリウレタン発泡体或いはシリコーン樹脂発泡体、
液状ポリブタジエンゴム発泡体が好ましいマトリックス
である。ポリウレタン発泡体のポリオール成分のポリエ
ーテルポリオールモノマーとしては例えば、ポリオキシ
プロピレングリコール、ポリオキシエチレングリコー
ル、ポリオキシブチレングリコール、ポリオキシテトラ
メチレンギリコール等のポリオキシアルキレングリコー
ル類、ポリオキシプロピレントリオール、ポリオキシプ
ロピレンポリオキシエチレントリオール、ポリオキシブ
リレントリオール等のポリオキシアルキレントリオール
類、エチレンジアミン、ペンタエリスルトール、ソルビ
トール、スクロース、スターチ等を開始剤としたポリオ
キシプロピレンポリオール、ポリオキシプロピレンポリ
オキシエチレンポリオール等のポリ(オキシアルキレ
ン)ポリオール等が挙げられる。またポリオール成分の
ポリエステルポリオール化合物モノマーとしては、ポリ
炭酸エステルポリオール、ポリカプロラクトンエステル
ポリオール、又はエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、1,5−ペンタンジオール、1,3−ヘキサン
ジオール、ネオペンチルグリコール等のグリコールの1
種又2種以上の混合物と、アジピン酸等の炭素数2〜6
のジカルボン酸とを反応させて得られるポリエステルポ
リオール等が挙げられるが、ポリオール成分としては上
記のものに限定されない。
【0015】またポリウレタン発泡体のイソシアネート
成分としてはトリレンジイソソアネート(TDI)、メ
タキシレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
アネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニルジイソ
シアネート等の芳香族イソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート等の脂肪族イソシアネート、プレポリ
マー変性イソシアネート、及びこれらのイソシアネート
化合物をフェノール、芳香族2級アミン、3級アルコー
ル、アミド、ラクタム、複素環化合物、亜硫酸塩等でブ
ロックしたブロックイソシアネートをINDEX=0.
80〜1.20に調整し、好ましくは0.98〜1.0
9に調整したものなどが挙げられる。
【0016】発泡層のマトリックスとしては特にウレタ
ン発泡体を用いることが好ましく、ウレタン発泡体を用
いることにより、安定した発泡状態を維持でき、その結
果画像均一性が得られる。発泡剤としては水を用いる発
泡方式、窒素、空気などの混合による機械発泡方式を用
いることにより発熱を抑え破泡、連泡化を少なくし、ま
た歪みも小さく、さらに低硬度化が得られる。発泡硬度
(アスカーC硬度)は3度〜60度、さらには5〜20
度にすることが好ましい。またウレタン発泡体は永久歪
みが少なく繰り返しの使用によってへこみ、歪み、変形
等が少なく、寸法精度が安定であり、したがって中間転
写体の交換頻度を少なくすることができる。
【0017】半導電性発泡層に加えられるイオン導電剤
において、好ましいイオン導電剤としては金属塩及び4
級アンモニウム塩が挙げられる。金属塩としてはI族、
II族の金属塩が挙げられ、Li、Na、Kの塩が好ま
しい。金属塩を構成するアニオンとしてはハロゲン
(F、Cl、Br、I)、チオシアン酸イオン、過塩素
酸イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオン及びフ
ルオロホウ酸イオン、リン酸イオン等である。また4級
アンモニウム塩としてはカルボン酸(アジピン酸、フタ
ル酸、アゼライン酸等)、リン酸、ホウ酸、スルホン酸
(アリールスルホン酸等)、ホウフッ化水素酸、過塩素
酸等のアンモニウム塩が挙げられる。半導電性発泡層に
は、イオン導電剤が0.001〜10%、好ましくは
0.003〜2%添加され、6〜12logohmcm
の抵抗調整が可能である。また、抵抗を103 〜106
ohm・cmに調整する際には、さらに抵抗制御剤の添
加も可能である。中間転写体の発泡層は0.5mm〜1
00mm、さらにポリウレタン注入量の調整により5〜
10mmにすることが好ましい。
【0018】導電層 本発明の導電層は導電性粉を含むことが必要であり、導
電層を形成する基質材料としては高分子材料が用いられ
る。そのような高分子材料は、導電層としての機能を損
なわない限り特に制限はなく、公知の高分子化合物、す
なわち、樹脂、プラスチックス、エラストマー、ゴムな
どと称されているものの中から目的に応じて適宜選択す
ることができるが、例えば、天然ゴム、イソプレンゴ
ム、SBR、BUR、ブチルゴム、エチレンプロピレン
ゴム、エチレンプロピレンターポリマー、クロロプレン
ゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチ
レン、NBR、ウレタンゴム、シンジオタクチック1,
2−ポリブタジエン、エピクロロヒドリンゴム、アクリ
ルゴム、シリコーンビム、フッ素ゴム、多硫化ゴム、ポ
リノルボルネンゴム、水素化ニトリルゴム、熱可塑性エ
ラストマー(ポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリ
塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリエ
ステル系、フッ素樹脂系)、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステルポリウレタン樹
脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ピニリデン、アイオノマ
ー樹脂、ポリエーテルウレタン樹脂、ポリビニルブチラ
ール樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。
【0019】中間転写体の導電層に使用されるゴム材、
エラストマー、樹脂類としては上記のものに限定されな
いが、特に遠心成形可能な、液状高分子材料、または適
当な有機溶剤に溶解した高分子材料が好ましい。また、
導電性粉としては、電子伝導体として用いられているも
のの中から適宜選択することができるが例えば好ましい
電子伝導体の例として導電性カーボンブラック、導電性
金属酸化物、グラファイト、金属(銅、Al、Ni、銀
等)及び導電性高分子(ポリアニリン、ポリピロール、
ポリチオフェン、ポリアセン、ポリアズレン、ポリジフ
ェニルベンジジン、ポリビニルカルバゾール、ポリ3−
アルキルチオフェン等)が挙げられる。導電層における
導電性粉の添加量は高分子材料固形分に対して1〜20
0wt%、好ましくは3〜100wt%であり、5〜1
0logohmcmに抵抗調整が可能である。本発明に
おいては特に遠心成形により、型面側にこれらの導電性
粉体が偏在しやすく、主には薄膜の導電層に用いること
によりイオン導電性の発泡層の抵抗変動(環境による抵
抗変動)を抑えることができ、高温・高湿から低温・低
湿まで安定した転写電流を供給可能である。
【0020】導電層には導電性粉(電子伝導体)及びイ
オン導電剤の両方を含ませることが好ましい。その理由
は発泡層からのイオンの移動を円滑にし、かつ表面導電
層の電子伝達を有効にでき、かつ電気抵抗の環境変動を
1桁以下に抑制することが可能になるからである。イオ
ン導電剤の添加量は、高分子材料固形分に対し0.00
1〜10wt%、好ましくは0.003〜2wt%であ
り、6〜12logohmの抵抗調整が可能である。
【0021】導電層の膜厚は下層の発泡体層の柔軟性を
その上層あるいは感光体表面に伝えるために薄肉にする
ことが好ましく、表面硬度をその膜厚により制御し、均
一なニップを得ることができ、10〜1000μm、さ
らには300〜600μmが好ましい。
【0022】導電性離型層 導電層の上には導電性離型層を設けることが好ましい。
導電性離型層としては、離型性を付与する例えば、4フ
ッ化エチレン樹脂(PTFE)の微粉末を含有する導電
性塗料を用いることが好ましい。特に少なくとも最表面
層にPVdF、PTFE、テフロン等の微粉末を含有す
る導電性離型層を有する中間転写体を用いた場合には、
より高い2次転写効率が得られる。これは最表面層がP
TFEの微粉末を含有することにより、該中間転写体の
表面エネルギーが低下し、トナーの離型性が向上するた
めと考えられる。表面の導電性離型層に使用される高離
型性樹脂としてはシリコーン樹脂、フッ素樹脂、フルオ
ロシリコーン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポ
リアセタール樹脂、及びポリフェニレンスルフィド樹脂
等を用いることができる。また他の熱硬化性樹脂(ウレ
タン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等)に前記
高離型性樹脂の微粉末を混合、分散し高離型性樹脂とし
て用いてもよい。
【0023】また、導電性を付与するために添加される
導電性粉としてはケッチェンブラック、アセチレンブラ
ック、酸化亜鉛、アンチモンドープ酸化スズ、酸化チタ
ン、カーボン繊維等が用いられる。 これらの抵抗制御
剤(導電性粉)を導電性離型層形成用塗料中に添加する
場合、塗料の樹脂固形分に対して1〜200wt%、好
ましくは3〜100wt%添加し、5〜10logoh
mに抵抗調整がされる。さらに、本発明における導電性
離型層は、1〜100μm、好ましくは20〜40μm
の厚さに形成される。
【0024】本発明の導電性離型層を得るための方法と
しては、中間転写体の導電層を形成する前に前もって遠
心成形により導電性離型層を形成しておき、この下に順
次導電層、発泡層を形成してゆく同時成形法か、或い
は、遠心成形により導電層及び発泡層を形成した後、ス
プレー塗工、静電塗工、浸漬塗工、ロールコーター塗
工、カーテンフロー塗工等を用いて導電性離型層を形成
する方法などがある。同時成形による場合には、最表面
層に離型性フィラーが偏在することとなり、転写残トナ
ーが少なく高転写率が得られる。
【0025】本発明に用いる中間転写体の体積抵抗は1
1-13ohmcmであることが好ましく、特に106-10
ohmcmであることが好ましい。また少なくても表面
層の体積抵抗率はこれらの範囲内であることが好まし
い。
【0026】製造方法 本発明の中間転写体ドラムは例えば以下のようにして製
造される。液状ポリエーテルウレタンにMDI及びテト
ラブチルアンモニウム過塩素塩を0.01%、導電性カ
ーボンブラックを2%含有した塗工液をAl円筒状金型
に回転(3000rpm)させながら注型し加熱硬化し
た後、同組成のイオン導電性(4級塩のみ添加)ウレタ
ン化合物に水添加し同型に注型し遠心形成させながら加
熱硬化(130℃×30分)及び水発泡させる。硬化終
了後脱型させ、2次キュア(120℃×12時間)によ
る未反応モノマーを最終硬化させ、円筒状導電性支持A
lドラムを圧入させる。端部を所定寸法にカットし導電
性塗料を静電塗工させ、1〜100μm、好ましくは2
0〜40μmの膜厚に調整し導電性塗膜を設ける。
【0027】
【実施例】以下に実施例を示す。実施例中「部」は重量
部を意味する。 実施例1 下記に示すA液とB液を室温で攪拌混合し、その後アセ
チレンブラック3部及びテトラブチルアンモニウム過塩
素酸0.03部を加えて更に攪拌混合した。 A液 ポリテトラメチレングリコール(平均分子量:3000) 三洋化成工業(株)製、PTMG3000) 100部 B液 MDI(ポリオールOH価に対し1.03) 23.8部 トリエチレンジアミン 0.05部 この混合物を内直径110mm径、長さ500mm、厚
み5mmのAl製円筒状ドラム型に注型し、3000r
pmで遠心成形した後、130℃×30分加熱硬化さ
せ、ウレタンエラストマーをマトリックスとする膜厚3
00μmの導電層を得た。
【0028】次に下層の半導電性発泡層を得るために、
下記に示すウレタン発泡材料であるA液とB液を室温で
攪拌混合し、その後テトラブチルアンモニウム過塩素酸
0.03部を加え更に攪拌混合した。 A液 ポリエチレンアジペート(大日本インキ化学工業(株)製ODX102) 50部 B液 ポリウレタンプレポリマー(武田薬品工業(株)製タケネートL1290) 100部 TDI 3部 この混合物を上記で得たウレタンエラストマー導電層の
上に注型し、窒素ガスで機械充填し、加熱(130℃×
30分)硬化接着させ、導電層上に膜厚10mmの半導
電性発泡層を得た。Al型から脱型させ、さらに120
℃×12時間、熟成させ、外径90mmのAlドラムに
圧入させ長さ250mmにカットした。得られた中間転
写体のニップ抵抗値は107.5 logohmで、硬度1
3度であった。
【0029】実施例2 実施例1と同様にして中間転写体を作製した。次にこの
中間転写体の上に導電性離型層を形成するために下記処
方のものをサンドミルを用いて混合分散させ導電性塗料
を得た。 直鎖ポリエステル樹脂(バイロン30 SS 東洋紡製) 80部 メラミン樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、スーパーベッカミン G821−60) 20部 導電性カーボンブラックFW200(デグサ製) 4部 フッ素樹脂粉ルブロンL−5(ダイキン工業) 10部 キシレン 100部 MEK 50部 この導電性塗料を上記中間転写体のウレタンエラストマ
ー導電層の上に、ベル型静電塗装機を用いて、塗工し、
130℃×30分乾燥させて、膜厚40μmの導電性離
型層を得た。得られた中間転写体の抵抗値は109.5
ogohmで硬度は15度であった。この中間転写体を
図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光
体としてOPC感光ドラムを用いてフルカラープリント
した結果、良好な画像を得た。
【0030】実施例3 導電性離型層を得るために予め100mm型内に下記処
方による導電塗料を遠心成形ドラム内に流し込み100
℃×2時間キュアさせ、膜厚20μmの導電性離型層を
得た。 1液性シリコーン変成ポリウレタン(信越化学工業製X−22−2956) 100部 シリコーン樹脂粉末(5μm)(信越化学工業製KMP−594) 200部 導電性カーボンブラツクFW200 10部 ジメチルホルムアミド 500部 次に、上記実施例1におけると同じ方法で導電層、半導
電性発泡層を順次積層して中間転写体を得た。得られた
中間転写体の抵抗値は108.3 logohm、硬度は1
2度であった。良好なフルカラー画像が図1のフルカラ
ー電子写真装置を用いることにより得られた。
【0031】実施例4 導電性離型層を得るために予め100mm型内に下記処
方による導電塗料を遠心成形ドラム内に流し込み100
℃×2時間キュアさせ、膜厚20μmの導電性離型層を
得た。 1液性シリコーンゴム(KE1800信越化学(株)製) 100部 シリカ微粉末(15〜20μm)(エアロシル) 200部 導電性カーボンブラツクFW200 10部 ジメチルホルムアミド 500部 次に、上記実施例1におけると同じ方法で導電層、半導
電性発泡層を順次積層して中間転写体を得た。得られた
中間転写体の抵抗値は107.6 logohm、硬度は2
0度であった。良好なフルカラー画像が図1のフルカラ
ー電子写真装置を用いることにより得られた。
【0032】比較例1 実施例1の導電層のみの中間転写体ではトナーフィルミ
ングが発生し、良好な2次転写性が得られず、文字の中
央部が抜けた不良画像であった。
【0033】
【発明の効果】本発明の中間転写体は、少なくとも、高
分子材料に導電性粉を分散させた導電層と、イオン導電
剤を含有せしめた半導電性発泡層とを含み、該導電層の
抵抗がその厚み方向において、転写表面側がより小さく
なっていることを特徴としており、また本発明は前記中
間転写体の導電層の上にさらに導電性離型層を有してい
ることを特徴としている。またこのような中間転写体は
導電層及び半導電性発泡層、あるいはさらに導電性離型
層をも同一金型内で遠心成形することにより作製され
る。本発明のこのような構成により以下のような効果が
得られる。 (1)導電性粉が層の厚さ方向に偏在することとなり、
電気抵抗が厚み方向に不均一となる。そのため抵抗バラ
ツキが少なく常に安定した特性が再現可能となる。 (2)中抜け画像の発生もなく高品位な画像をえること
ができる。 (3)導電層に導電性粉(電子伝導体)とイオン導電剤
を併用(ハイブリッド導電層)することにより抵抗変動
(環境変動、印加電圧変化)の少ない積層中間転写体を
得ることができる。 (4)同軸遠心成形のため各層の真円度が優れ各層の厚
さが一定となり、その後の研磨加工を省くことができ
る。 (5)下層との一体成形のため層間剥離がなく繰り返し
耐久性に優れた良好な画像をえることができる。 (6)表面層から発泡層まで異種のゴム、エラストマ
ー、樹脂材料が積層可能で接着層などを必要とせず耐久
性に優れた中間転写体が得られる。 (7)抵抗制御性がカーボンブラックなど導電性微粉を
用いることにより遠心成形による回転数、樹脂粘度、離
型性フィラーの添加量などにより制御可能となりウレタ
ン材料のカーボンブラックによる加工性不良を抑えるこ
とができる。 (8)中間転写体を作製する際、導電層、半導電性発泡
層及び導電性離型層を共に遠心成形する方法を採用する
と、最表面層に離型性フィラーが偏在することにより、
離型効果が大きくなり転写残トナーが少なく高転写効率
が得られる。 (8)得られる中間転写体の形状がドラム、ローラー、
ベルトなど種々の形状の中間転写体とすることができ
る。(後処理によりSUSシャフト、Alドラムの圧入
が可能であり、ローラー成形により小サイズ化にも対応
できる。)
【図面の簡単な説明】
【図1】中間転写体を用いるフルカラー画像形成装置の
概略図である。
【図2】中間転写体を作製する工程を示すフロー図であ
る。
【図3】中間転写体の概略断面図である。
【符号の説明】
1 OPC感光体ドラム。 2 1次帯電器 3 画像露光 4 給紙カセット 5 OPCクリーナー 6 定着器 7 中間転写体 8 転写ローラー 91〜94 各色現像装置 10 円筒状アルミニウム金属支持体 20 半導電性発泡層 30 導電層 40 導電性離型層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、高分子材料に導電性粉を分
    散させた導電層と、イオン導電剤を含有せしめた半導電
    性発泡層とを含み、該導電層の抵抗がその厚み方向にお
    いて、転写表面側がより小さくなっていることを特徴と
    する中間転写体。
  2. 【請求項2】 導電層が導電性粉とイオン導電剤を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の中間転写体。
  3. 【請求項3】 前記半導電性発泡層が4級アンモニウム
    塩またはアルカリ金属塩を添加したイオン導電性ウレタ
    ン発泡体からなることを特徴とする請求項1に記載の中
    間転写体。
  4. 【請求項4】 前記中間転写体がドラム状であることを
    特徴とする請求項1に記載の中間転写体。
  5. 【請求項5】 前記中間転写体がベルト状であることを
    特徴とする請求項1に記載の中間転写体。
  6. 【請求項6】 少なくとも、導電性粉を分散させた導電
    性離型層と、高分子材料に導電性粉を分散させた導電層
    と、イオン導電剤を含有せしめた半導電性発泡層とを含
    み、該導電性離型層及び該導電層の抵抗がその厚み方向
    において、転写表面側がより小さくなっていることを特
    徴とする中間転写体。
  7. 【請求項7】 同軸遠心成形方法を利用して、高分子材
    料に導電性粉を分散させた導電層、及びイオン導電剤を
    含有せしめた半導電性発泡層を含む積層体を作製する工
    程を含む、請求項1に記載の中間転写体の製造方法。
  8. 【請求項8】 同軸遠心成形方法を利用して、導電性離
    型層、高分子材料に導電性粉を分散させた導電層、及び
    イオン導電剤を含有せしめた半導電性発泡層をこの順序
    で含む積層体を作製する工程を含む、請求項6に記載の
    中間転写体の製造方法。
  9. 【請求項9】 同軸遠心成形方法を利用して、高分子材
    料に導電性粉を分散させた導電層及びイオン導電剤を含
    有せしめた半導電性発泡層を含む積層体を作製した後、
    前記導電層の上に導電性離型層を形成する導電性塗料を
    塗布する工程を含む、請求項6に記載の中間転写体の製
    造方法。
JP23403097A 1997-08-29 1997-08-29 中間転写体及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3651199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23403097A JP3651199B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 中間転写体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23403097A JP3651199B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 中間転写体及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1173036A true JPH1173036A (ja) 1999-03-16
JP3651199B2 JP3651199B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=16964470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23403097A Expired - Fee Related JP3651199B2 (ja) 1997-08-29 1997-08-29 中間転写体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3651199B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6336025B1 (en) 1999-09-28 2002-01-01 Ricoh Company, Ltd. Intermediate transfer belt, method of producing intermediate transfer belt, and image forming apparatus using the same intermediate transfer belt
WO2005071494A1 (de) 2004-01-23 2005-08-04 Oce Printing Systems Gmbh Endloser zwischenbildträger für einen elektrofotografischen drucker oder kopierer
JP2006221112A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7431816B2 (en) 2000-12-20 2008-10-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Method of manufacturing heat resistant resin film with metal thin film
JP2011197660A (ja) * 2010-02-24 2011-10-06 Tokai Rubber Ind Ltd 電子写真機器用無端ベルト

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6336025B1 (en) 1999-09-28 2002-01-01 Ricoh Company, Ltd. Intermediate transfer belt, method of producing intermediate transfer belt, and image forming apparatus using the same intermediate transfer belt
US7431816B2 (en) 2000-12-20 2008-10-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Method of manufacturing heat resistant resin film with metal thin film
WO2005071494A1 (de) 2004-01-23 2005-08-04 Oce Printing Systems Gmbh Endloser zwischenbildträger für einen elektrofotografischen drucker oder kopierer
US7787811B2 (en) 2004-01-23 2010-08-31 Oce Printing Systems Gmbh Continuous intermediate image carrier for an electrophotographic printer or copier
JP2006221112A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011197660A (ja) * 2010-02-24 2011-10-06 Tokai Rubber Ind Ltd 電子写真機器用無端ベルト

Also Published As

Publication number Publication date
JP3651199B2 (ja) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2169476B1 (en) Developing roller, developing roller production method, process cartridge, and electrophotographic apparatus
EP0859292B1 (en) Image forming apparatus and intermediate transfer member
US5985419A (en) Polyurethane and doped metal oxide transfer components
US5475473A (en) Electric charging member and electric charging apparatus
JP2000019855A (ja) 中間転写部材及び画像形成装置
US6376594B1 (en) Conductive member
JP3651199B2 (ja) 中間転写体及びその製造方法
JP3884726B2 (ja) 導電性ベルト及びその製造方法
US6483034B1 (en) Blade
JP7083440B2 (ja) 導電性ローラ
US6340515B1 (en) Conductive member
JP2003195597A (ja) 導電性ローラ、その製造方法及び該ローラを用いた画像形成装置
JPH1045953A (ja) 導電性ロール
JP4208765B2 (ja) 現像ローラ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5361342B2 (ja) 現像ローラ、現像ローラの製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真用画像形成装置
JP3965449B2 (ja) 導電性転写ロール及びその製造方法
WO1999034123A1 (fr) Rouleau eponge et procede de fabrication
JP5223504B2 (ja) 画像形成装置
JP4865318B2 (ja) 現像ローラ、その製造方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2003156923A (ja) 導電性部材
JPH1145015A (ja) 中間転写部材
JPH09171309A (ja) 転写ローラ及び転写装置
JP2007108320A (ja) 現像ローラ及びその製造方法、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP3455135B2 (ja) 現像ロール
JP3870466B2 (ja) 半導電性ロール

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20050214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees