JPH1170894A - ウォータージェット推進機の軸系構造 - Google Patents

ウォータージェット推進機の軸系構造

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JPH1170894A
JPH1170894A JP23415297A JP23415297A JPH1170894A JP H1170894 A JPH1170894 A JP H1170894A JP 23415297 A JP23415297 A JP 23415297A JP 23415297 A JP23415297 A JP 23415297A JP H1170894 A JPH1170894 A JP H1170894A
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JP
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impeller
shaft
drive shaft
bearing
radial
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Mitsunobu Hino
満伸 日野
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウォータージェット推進機の軸系構造では、
複数のインペラを軸心側で結合する結合部の内部の限ら
れた空間にラジアル軸受とスラスト軸受とを組み込むた
め、両軸受としては小型で耐久性の低いものを採用せざ
るを得ない。また、軸系構造にはフレキシブルカップリ
ングやラジアル軸受が設けられており、軸系長さを短く
できない。 【解決手段】 ウォータージェット推進機の軸系構造
は、軸流型のインペラ2を備えている。また、原動機3
とインペラ2の駆動軸3との間に減速機4を介在させ、
インペラ2に発生するスラスト荷重を減速機4に内蔵さ
れたスラスト軸受4aで受けるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、船舶
に用いられるウォータージェット推進機の軸系構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のウォータージェット推進機の軸系
構造としては、例えば、図4に示すようなものがある。
図4において、111は船底110に形成された取水
口、113は船尾端112に設けられたノズル、102
はインペラ、103はインペラ102の駆動軸、104
は減速機、105は主機関である。減速機104の出力
軸104cと駆動軸103の間には中間軸153が介在
し、駆動軸103と中間軸153とはフレキシブルカッ
プリング150により結合され、中間軸153と出力軸
104cとは両軸端のフランジを貫通するボルト(図示
せず)によって結合されている。また、主機関105の
出力軸105aと減速機104の入力軸104dも両軸
端のフランジを貫通するボルト(図示せず)により結合
されている。なお、120は静翼、121は複数の静翼
120を軸心側で結合する結合部、130はシール装
置、151は中間軸153を支承するための中間軸受、
152は駆動軸103を支承するラジアル軸受である。
【0003】ウォータージェット推進機は主に高速艇に
用いられるが、高速艇の設計における小型化、軽量化の
要請から、主機関105としては高速エンジンやガスタ
ービンが用いられることが多く、減速機104はこのた
め必要となるものである。
【0004】主機関105が駆動されインペラ102が
回転駆動されて船舶が推進しているときは、インペラ1
02にスラスト荷重が発生するとともに駆動軸103に
ラジアル荷重が発生する。このスラスト荷重は結合部1
21の内部に組み込まれたスラスト転がり軸受116で
受けられ、駆動軸103の船尾側のラジアル荷重はラジ
アル転がり軸受115で受けられ、駆動軸103の船首
側のラジアル荷重はラジアル軸受152で受けられる。
フレキシブルカップリング150が介在しているため
に、これらのスラスト荷重、ラジアル荷重が減速機10
4に伝えられることはない。なお、117は軸受11
5、116に潤滑油を送り込むためのポンプ装置であ
り、119は軸受室118内への海水の侵入を防止する
とともに軸受室118からの潤滑油の流出を防止するた
めの油シールである。
【0005】また、図4においてCはインペラ102先
端とハウジング106内面とのクリアランスである。ク
リアランスCは推進効率を向上させるという観点からは
できるだけ小さいことが望ましいが、図4に示すインペ
ラ102は斜流型であるため、軸系構造の温度膨張によ
る伸縮によってインペラ102の軸方向位置が変化する
と、クリアランスCが変化し、最悪の場合はハウジング
106とインペラ102が干渉してしまう。フレキシブ
ルカップリング150は、主機関105から中間軸15
3までの軸系の温度膨張による伸縮を吸収し、伸縮の影
響がインペラ102の軸方向位置に及ぶのを妨げる役割
も果たしている。
【0006】なお、軸流型のインペラを採用した場合
も、基本的には図4と同様の軸系構造となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4の軸系構
造では、結合部121内部の限られた空間にラジアル転
がり軸受115とスラスト転がり軸受116とが組み込
まれている。そのため、両軸受115、116ともに小
型でなければならない。よって、両軸受115、116
とも、耐久性が高く製品寿命の長いものを採用すること
ができず、メンテナンスや交換を頻繁に行う必要があ
る。図4に示される軸受115、116は転がり軸受で
あるが、特に転がり軸受は疲労強度による設計寿命の部
品であり、ある運転インターバルで交換が必要になる。
この交換作業は、軸受の寸法が小さいほど頻繁に行わね
ばならない。いずれにしても寿命による交換のために分
解・組立工事が必要となり、時間・費用が多大となる。
【0008】また、図4からわかるように、軸系構造に
フレキシブルカップリング150やラジアル軸受152
を設ける必要があるため、軸系長さLを短くしようとし
ても限界がある。高速艇では船舶重量に対する軽量化の
要請が強いが、軸系長さLを短くできないことが、軸系
の小型化・軽量化を妨げている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願に係るウォータ
ージェット推進機の軸系構造は、軸流型のインペラを備
え、原動機とインペラの駆動軸との間に減速機を介在さ
せ、インペラに発生するスラスト荷重を減速機に内蔵さ
れたスラスト軸受で受けるようにしている。このため、
複数の静翼を軸心側で結合する結合部内にスラスト軸受
を設ける必要がなくなる。また、インペラの駆動軸と減
速機との間にフレキシブルカップリングを介在させる必
要もなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】この出願発明のウォータージェッ
ト推進機の軸系構造は、船底に開口して形成された取水
口から取り込んだ水を、軸流型のインペラを原動機の駆
動力で回転駆動することにより加圧して、船尾のノズル
から噴射して推力を得るウォータジェット推進機の軸系
構造において、原動機と該インペラの駆動軸との間に減
速機を介在させ、該インペラに発生するスラスト荷重を
該減速機に内蔵されたスラスト軸受で受けるようにして
いる。このように構成されているため、複数の静翼を軸
心側で結合する結合部の内部にスラスト軸受を設ける必
要がなくなり、結合部内部にはラジアル軸受のみを設け
るようにすることができる。このため、このラジアル軸
受として大きく耐久性が高く製品寿命の長いものを採用
することができ、その結果、このラジアル軸受のメンテ
ナンスや交換の頻度を減少させることができる。また、
インペラの駆動軸と減速機との間にフレキシブルカップ
リングを介在させる必要がなくなるので、軸系構造全体
の長さを短くすることができる。
【0011】また、上記ウォータージェット推進機の軸
系構造において、前記インペラの駆動軸の船首側に発生
するラジアル荷重を前記減速機に内蔵されたラジアル軸
受で受けるように構成すると、インペラの駆動軸の船首
側を支承するラジアル軸受を別個に設ける必要がなくな
り、さらに軸系長さを短くすることができる。
【0012】上記ウォータージェット推進機の軸系構造
において、インペラに発生するスラスト荷重を減速機に
内蔵されたスラスト軸受で受けるようにするために、ま
たは、インペラの駆動軸の船首側に発生するラジアル荷
重を前記減速機に内蔵されたラジアル軸受で受けるよう
にするために、インペラの駆動軸と減速機の出力軸とを
剛状態で結合するようにしてもよい。
【0013】また、上記ウォータージェット推進機の軸
系構造において、インペラの駆動軸の船尾側に発生する
ラジアル荷重を受けるラジアル軸受が、水循環または油
循環されるラジアル軸受であるように構成してもよい。
水循環または油循環によるラジアル軸受は作用面が非接
触に保たれるので作用面の摩耗が少なく製品寿命が長
い。このため、ラジアル軸受のメンテナンスや交換の頻
度を減少させるのにさらに効果的である。
【0014】
【実施例】この出願発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0015】図1は、この出願に係るウォータージェッ
ト推進機の軸系構造の一実施例を示すための軸系構造断
面図である。2はインペラ、3はインペラ2の駆動軸、
4は減速機、5は原動機たる主機関、6はポンプ室を構
成するハウジング、10は船底、11は船底10に開口
して形成された取水口、12は船尾端、13は船尾端1
2に設けられたノズル、20は静翼、21は複数の静翼
20を軸心側で結合する結合部である。
【0016】インペラ2は軸流型のものである。主機関
5としては一般に高速エンジンやガスタービンなどが使
われる。主機関5の出力軸5aと減速機4の入力軸4d
とは両軸端のフランジを貫通するボルト(図示せず)に
よって結合されており、減速機4の出力軸4cと駆動軸
3とは両軸端のフランジを貫通するボルト(図示せず)
によって、剛状態に結合されている。よって、インペラ
2の駆動軸3から減速機4の出力軸4cへ、スラスト荷
重及びラジアル荷重が直接伝わる。減速機4の内部には
スラスト軸受4aとラジアル軸受4bが内蔵されてい
る。また、結合部21の内部には水循環型のラジアル軸
受15aが組み込まれている。なお、ハウジング6の主
機関5側に設けられたシール装置30は、ウォータージ
ェット推進機が取水口11から取り込んだ水が機関室側
へ漏れることを防止するためのものである。
【0017】主機関5が運転駆動されると減速機4で減
速された回転速度によってインペラ2が回転駆動され
る。これにより取水口11から取り込まれた水が加圧さ
れた状態でノズル13から噴射され、噴射される水から
の反作用により船舶は推進力を得る。このようにしてウ
ォータージェット推進機が推進力を発生させているとき
は、インペラ2にはスラスト荷重が発生している。この
スラスト荷重は駆動軸3と剛状態で結合された減速機4
の出力軸4cに直接伝えられ、スラスト軸受4aによっ
て受けられる。スラスト軸受4aはインペラ2で発生す
るスラスト荷重に耐えるだけの耐荷重性を有したもので
ある。また、駆動軸3にはラジアル荷重が発生するが、
船首側のラジアル荷重は駆動軸3と剛状態で結合した減
速機4の出力軸4cに直接伝えられ、ラジアル軸受4b
によって受けられる。ラジアル軸受4bは駆動軸3の船
首側のラジアル荷重に耐えるだけの耐荷重性を有したも
のである。また、駆動軸3の船尾側のラジアル荷重は、
ラジアル軸受15aによって受けられる。
【0018】この構造では、結合部21内部にスラスト
軸受を組み込む必要がなくなり、結合部21内部にはラ
ジアル軸受15aのみを組み込めばよい。結合部21の
内部スペースには制限があり、ここに組み込むことので
きる軸受の大きさには限りがあるのであるが、スラスト
軸受を組み込む必要がなくなることから、ラジアル軸受
15aとして、サイズが大きく耐久性が高く製品寿命の
長いものを採用できる。その結果、ラジアル軸受15a
のメンテナンス、交換の頻度を減少させることができ
る。前述したように、ラジアル軸受15aは水循環型の
ものであり、その内部を水が循環する。図1において矢
印A、矢印Bがこの循環する水の流れを示している。
【0019】駆動軸3と出力軸4cとはフレキシブルカ
ップリングを介さずに結合されているが、このようにフ
レキシブルカップリングを省くことによって、減速機4
に内蔵されたスラスト軸受4a、ラジアル軸受4bでイ
ンペラ2、駆動軸3に発生するスラスト荷重、ラジアル
荷重を受けることができる。このように、フレキシブル
カップリングを省くことによって軸系長さLが短くな
る。軸系長さLが短くなると、機関室を小さくでき、こ
れにより例えば船舶の客室を広くすることもできる。ま
た、軸系長さLが短くなることで軸系構造の重量も小さ
くなる。また、一般的なフレキシブルカップリングは潤
滑のために内部にグリースを封入しており、そのメンテ
ナンスのために定期的な作業を要するが、軸系構造から
フレキシブルカップリングを省くことにより、このメン
テナンスも不要となる。
【0020】また、駆動軸3の船首側のラジアル荷重を
ラジアル軸受4bで受けるようにしているので、駆動軸
3の船首側を支承するためのラジアル軸受は不要であ
り、図1の実施例ではこれを設けていない。したがって
軸系長さLはさらに短くなる。
【0021】また、フレキシブルカップリングや駆動軸
3の船首側を支承するためのラジアル軸受を省いている
ことから部品点数が少なくなり、軸系構造の製造費用も
低減される。
【0022】なお、減速機4の出力軸4cはフレキシブ
ルカップリングを介さずに駆動軸3に直結されているた
め、軸系構造全体の温度膨張による伸縮によってインペ
ラ2の軸方向位置が変化することになる。この伸縮量は
軸系全体の温度膨張によるため量は大きい。従って、イ
ンペラ2の形状は軸流型でなければならない。なぜな
ら、これを斜流型とするとインペラの軸方向位置の変化
が大きいために、ハウジング6内面とインペラ先端の間
のクリアランスが大きく変化してウォータージェット推
進機の推進効率の低下やハウジング6とインペラとの干
渉を起こすからである。軸流型であれば、インペラの軸
方向位置の変化はクリアランスCに影響しない。
【0023】図2はこの出願に係るウォータージェット
推進機の軸系構造の他の実施例を示すものである。図1
の実施例では結合部21内部には水循環型のラジアル軸
受15aが組み込まれていたが、図2の実施例ではラジ
アル転がり軸受15bが組み込まれている。この軸系構
造は軸受15bに潤滑油を送り込むためのポンプ装置を
備えているのであるが、図からは省略されている。また
19は、軸受室18内への海水の侵入を防止するととも
に軸受室18からの潤滑油の流出を防止するための油シ
ールである。その他の点は、図1の実施例と同様に構成
されている。
【0024】この(図2の)実施例のように結合部21
内に転がり軸受を組み込むようにしてもよいが、これを
油循環型の軸受としてもよい。一般的に水循環型あるい
は油循環型の軸受はクサビ効果による油(水)膜により
作用面同士の接触がなく、長寿命化が期待できる。
【0025】図3は、この出願に係るウォータージェッ
ト推進機の軸系構造のさらに他の実施例を示すものであ
る。この実施例では、駆動軸3が船首側端部近傍でラジ
アル軸受52によって支承されている。一般に、主機関
5はその重量が大きく、その設置位置は船舶の重心位置
に大きく影響する。船舶設計において重心をどこに設定
するかは重要なファクターである。このような重心位置
設定についての設計上の都合によって、主機関5をより
前方(船首側)に設置したい場合は、駆動軸3を長くし
たり、または、駆動軸3と出力軸4cの間に中間軸を介
在させることもある。このような場合には減速機4に内
蔵したラジアル軸受4bのみで駆動軸3を支承すること
が困難となるので、この実施例のようにラジアル軸受5
2を設けるとよい。この実施例でも、駆動軸3と出力軸
4cとはフレキシブルカップリングを介さず剛状態で結
合されており、インペラ2で発生するスラスト荷重は減
速機4に内蔵されたスラスト軸受4aで受けられる。し
たがって、結合部21の内部にはスラスト軸受は組み込
まれていない。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施
され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】(1)複数の静翼を軸心側で結合する結合
部内部にスラスト軸受を設ける必要がなくなり、結合部
内部にはラジアル軸受のみを設けるようにすることがで
きる。このため、インペラの駆動軸の船尾側のラジアル
荷重を受けるラジアル軸受として、サイズが大きく耐久
性が高く製品寿命の長いものを採用することができるよ
うになり、このようなラジアル軸受を採用すればメンテ
ナンスや交換の頻度を減少させることができる。
【0028】(2)インペラの駆動軸と減速機との間に
フレキシブルカップリングを介在させる必要がなくなる
ので、軸系長さを短くすることができ、また、従来必要
であった、このフレキシブルカップリングのメンテナン
ス作業も不要となる。
【0029】(3)インペラの駆動軸の船首側に発生す
るラジアル荷重を減速機に内蔵されたラジアル軸受で受
けるように構成すると、インペラの駆動軸の船首側を支
承するラジアル軸受を別個に設ける必要がなくなり、さ
らに軸系長さを短くすることができる。
【0030】(4)インペラの駆動軸の船尾側に発生す
るラジアル荷重を受けるラジアル軸受を、水循環または
油循環されるラジアル軸受とすると、このラジアル軸受
のメンテナンスや交換の頻度をさらに減少させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係るウォータージェット推進機の軸系
構造の一実施例を示すための軸系構造断面図である。
【図2】本出願に係るウォータージェット推進機の軸系
構造の他の実施例を示す図である。
【図3】本出願に係るウォータージェット推進機の軸系
構造のさらに他の実施例を示す図である。
【図4】従来のウォータージェット推進機の軸系構造を
示す図である。
【符号の説明】
2…インペラ 3…駆動軸 4…減速機 4a…スラスト軸受 4b…ラジアル軸受 4c…出力軸 4d…入力軸 5…主機関 5a…出力軸 6…ハウジング 10…船底 11…取水口 12…船尾端 13…ノズル 15a…ラジアル軸受 15b…ラジアル転がり軸受 18…軸受室 19…油シール 20…静翼 21…結合部 52…ラジアル軸受 C…クリアランス L…軸系長さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船底に開口して形成された取水口から取
    り込んだ水を、軸流型のインペラを原動機の駆動力で回
    転駆動することにより加圧して、船尾のノズルから噴射
    して推力を得るウォータジェット推進機の軸系構造にお
    いて、 該原動機と該インペラの駆動軸との間に減速機を介在さ
    せ、該インペラに発生するスラスト荷重を該減速機に内
    蔵されたスラスト軸受で受けるようにした、ウォーター
    ジェット推進機の軸系構造。
  2. 【請求項2】 前記インペラの駆動軸の船首側に発生す
    るラジアル荷重を前記減速機に内蔵されたラジアル軸受
    で受けるようにした、請求項1記載のウォータージェッ
    ト推進機の軸系構造。
  3. 【請求項3】 前記インペラの駆動軸と前記減速機の出
    力軸とを剛状態で結合したことを特徴とする、請求項1
    又は2記載のウォータージェット推進機の軸系構造。
  4. 【請求項4】 前記インペラの駆動軸の船尾側に発生す
    るラジアル荷重を受けるラジアル軸受が、水循環または
    油循環されるラジアル軸受であることを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のウォータージェット
    推進機の軸系構造。
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