JPH1170675A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JPH1170675A
JPH1170675A JP23470497A JP23470497A JPH1170675A JP H1170675 A JPH1170675 A JP H1170675A JP 23470497 A JP23470497 A JP 23470497A JP 23470497 A JP23470497 A JP 23470497A JP H1170675 A JPH1170675 A JP H1170675A
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Toshio Kumagai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク吸引動作において、インクの泡立ちを
極力抑え、しかも記録ヘッドのノズル開口に対するイン
クの泡立ちの影響を極力少なくする。また大気開放弁開
放時のメニスカスの破壊を防止する。 【解決手段】 インクジェット式記録ヘッド7、8と、
前記記録ヘッドのノズル開口を覆うインク吸引口及び大
気導入口が形成されたキャップ部材31、32を有する
キャップ手段と、前記キャップ部材の内部を負圧にする
ために、キャップ部材のインク吸引口に接続された吸引
ポンプと、キャップ部材31、32の内圧を制御するた
めに、キャップ部材に形成された大気導入口31b、3
2bと接続される大気開放弁60とを備えるインクジェ
ット式記録装置において、前記大気開放弁60はキャッ
プ部材31、32に形成された大気導入口31b、32
bの開閉を直接行うように、キャップ部材31、32に
直接設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット式記
録装置に関し、特に、記録ヘッドにキャップ部材を密着
させて行うインクの吸引動作機能を有するインクジェッ
ト記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドにキャップ部材を密着
させて行うインクの吸引動作機能を有するインクジェッ
ト記録装置、及び前記インクの吸引動作の動作方法に関
しては、特公平3−61593号公報に記載されてい
る。
【0003】この公報に記載されているインク吸引動作
は、記録ヘッドのインクを吐出するノズル開口部にキャ
ップ部材を密着させ、前記キャップ部材内を負圧にして
前記ノズル開口を介して前記記録ヘッド内のインクを吸
引する。次に、大気開放弁を開き、キャップ部材内を大
気に連通させてキャップ部材内に残留するインクを吸引
する。更にキャップ部材を記録ヘッドから引き離す工程
からなるものである。
【0004】このインク吸引動作において、吸引後キャ
ップ部材内を大気に連通させてキャップ部材内に残留す
るインクを吸引する工程を有することで、キャップ部材
を記録ヘッドから引き離す際に、ノズル開口内への気泡
の侵入やキャップ部材からのインクの飛び散りをかなり
防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したイ
ンクの吸引動作において、記録ヘッドのインクを吐出す
るノズル開口部にキャップ部材を密着させ、前記キャッ
プ部材内を負圧にして前記ノズル開口を介して前記記録
ヘッド内のインクを吸引する際、キャップ部材の大気導
入口から大気開放弁までの管路が長いと、管路内から吸
引された空気と記録ヘッドから吸引されたインクとがキ
ャップ部材内で混じり合い、インクの泡立ちが発生す
る。そして、この泡立ったインクが記録ヘッドのノズル
開口部に付着した状態で、大気開放弁を開放すると、イ
ンクの微小気泡がノズル開口部内に逆流し、ノズル開口
の吐出不良を招くことがあった。インクの微小気泡がノ
ズル開口内に逆流しないように、緩やかに大気開放弁を
開放することも考えられるが、その間にインクが必要以
上に吸引されるため、インクの消費量が増大し、好まし
いものではない。
【0006】また、従来のインクジェット式記録装置に
あっては、ノズル開口部にキャップ部材を密着させた
際、キャップ部材に設けられた大気導入口と記録ヘッド
のノズル開口とが、上下の関係をもって一致する位置に
配設されていたために、この泡立ったインクが記録ヘッ
ドのノズル開口に付着し易く、また大気開放弁開放時
に、キャップ部材内に流入する空気流が、記録ヘッドの
ノズル開口に直接当たり、ノズルに形成されているメニ
スカスを破壊することがあった。
【0007】本発明は、上記技術的課題を解決するため
になされたものであって、第1の目的とするところはイ
ンク吸引動作において、インクの泡立ちを極力抑え、し
かも記録ヘッドのノズル開口に対するインクの泡立ちの
影響を極力少なくすることであり、第2の目的とすると
ころは大気開放弁開放時のメニスカスの破壊を防止する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題を
解決するためになされた本発明は、インクジェット式記
録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル開口を覆うインク
吸引口及び大気導入口が形成されたキャップ部材を有す
るキャップ手段と、前記キャップ部材の内部を負圧にす
るために、キャップ部材のインク吸引口に接続された吸
引ポンプと、キャップ部材の内圧を制御するために、キ
ャップ部材に形成された大気導入口と接続される大気開
放弁とを備えるインクジェット式記録装置において、前
記大気開放弁はキャップ部材に形成された大気導入口の
開閉を直接行うように、キャップ部材に直接設けられて
いることを特徴とする。このように、本発明にかかるイ
ンクジェット式記録装置は、前記大気開放弁はキャップ
部材に形成された大気導入口の開閉を直接行うように、
キャップ部材に直接設けられ、キャップ部材の大気導入
口から大気開放弁までの管路が設けられていないため、
管路内から吸引された空気と記録ヘッドから吸引された
インクとがキャップ部材内で混じり合うことによって発
生するインクの泡立ちを極力抑えることができる。
【0009】ここで、前記大気導入口は、記録ヘッドの
ノズル開口に対向しない位置に形成されていることが望
ましく、また前記大気導入口は、キャップ部材の底面部
あるいは側壁部に形成されていることが望ましい。この
ように、大気導入口は、記録ヘッドのノズル開口に対向
しない位置に形成されているため、インクの泡立ちが生
じても記録ヘッドのノズル開口部の付着を極力少なくす
ることができる。その結果、大気開放弁を開放した際、
インクの微小気泡がノズル開口部内に逆流し、ノズル開
口の吐出不良を招くという弊害を防止することができ
る。また大気開放口からの空気流がノズルに直接吹きつ
けることによるメニスカスの破壊を防止することができ
る。
【0010】また、大気開放弁は、記録ヘッドが設けら
れたキャリッジの移動に伴って回動自在に形成された操
作レバ−と、前記操作レバ−の一端に係合され、キャッ
プ部材の大気導入口に挿入されたバルブ軸と、バルブ軸
の軸線に沿って一端側から他端側に連続的に形成された
溝部と、前記バルブ軸のほぼ中間の外周部に形成された
弁体と、前記弁体をキャップ部材の外側底面部に押圧
し、大気導入口を常時閉塞状態に置くスプリングとを備
え、操作レバ−の回動によって、スプリングの反発力に
抗して前記弁体を開くように構成されていることが望ま
しい。
【0011】更に、大気開放弁は、記録ヘッドが設けら
れたキャリッジの移動に伴って回動自在に形成された操
作レバ−と、前記操作レバ−の一端に当接し、操作レバ
−の回動に伴って大気導入口内を上下動するバルブ軸
と、前記バルブ軸の上端部に形成され、バルブ軸の上下
動に伴って、前記大気導入口の開閉を行う弁体と、前記
弁体をキャップ部材の大気導入口を常時閉塞状態に置く
スプリングとを備え、操作レバ−の回動によって、スプ
リングの反発力に抗して前記弁体を開くように構成され
ていることが望ましい。また前記弁体は、きのこ型に形
成され、キャップ部材内に侵入する空気がノズル開口に
直接当たらないように構成されているのが望ましく、操
作レバ−はキャップ部材に回動自在に枢着され、前記操
作レバ−の一端部に形成された弁体がキャップ部材の側
壁に形成された大気導入口を開閉するように構成されて
いることが望ましい。
【0012】また、このような技術的課題を解決するた
めになされた記載された本発明は、インクジェット式記
録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル開口を覆うインク
吸引口及び大気導入口が形成されたキャップ部材を有す
るキャップ手段と、前記キャップ部材の内部を負圧にす
るために、キャップ部材のインク吸引口に接続された吸
引ポンプと、キャップ部材の内圧を制御するために、キ
ャップ部材に形成された大気導入口と接続された大気開
放弁とを備えるインクジェット式記録装置において、大
気導入口は、記録ヘッドのノズル開口に対向しない位置
に形成されていることを特徴とする。このように、大気
導入口は、記録ヘッドのノズル開口に対向しない位置に
形成されているため、大気開放弁開放時のキャップ部材
内に流入する空気流が記録ヘッドのノズル開口に直接当
たることもなく、ノズルに形成されているメニスカスの
破壊を防止することができる。
【0013】ここで、大気導入口は、記録ヘッドのノズ
ル開口に対向しない位置に形成されていることが望まし
く、また大気導入口は、キャップ部材の側壁部に形成さ
れていることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施形態に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明のインクジェット式記録装
置の印刷機構周辺の概要を示すものであって、図中符号
1はキャリッジで、ガイド部材2に支持されるととも
に、タイミングベルト3を介してパルスモータ23に接
続されていて、プラテン5に平行に往復動可能に構成さ
れている。
【0016】キャリッジ1にはインク溶媒の蒸発速度が
異なるインクを吐出するノズル開口列を備えた記録へッ
ド、この実施形態ではインク乾燥度合が比較的高い黒色
印刷用インクを吐出するノズル開口列を備えた第1イン
クジェット式記録ヘッド7と、カラー印刷用インクを吐
出するノズル開口列を備えた第2インクジェット式記録
ヘッド8(図5)とが、印刷方向、キャリッジ1の移動方
向に一定の間隔で設けられ、これら各記録ヘッド7、8
の上部には黒色印刷用インクカートリッジ9と、カラー
印刷用インクカートリッジ10が着脱自在に搭載されて
いる。また、印刷領域外には各記録ヘッド7、8からの
インクの吐出を受けると共に、非印刷時に記録へッド
7、8を封止するキャップ装置12が設けられている。
【0017】このような構成によりフレキシブルケーブ
ル11を介して図示しないヘッド駆動回路からの駆動信
号を受けると、記録ヘッド7、8はインクカートリッジ
9、10からインクの供給を受け、記録用紙6に黒色、
及び有色のドットを形成する。
【0018】図2は、前述のキャップ装置近傍の上面を
示す図であって、図中符号20は、紙送りローラで、回
転軸21の一端に固定された歯車22により紙送りとポ
ンプ駆動を兼ねたパルスモータ24に接続されていて、
記録用紙6を印刷工程に合わせて搬送するものである。
図中符号12は、前述のキャップ装置で、キャリッジ1
の移動に連動して2つの記録へッド7、8のノズル開口
面を覆うキャッピング位置と、ノズル開口面から離れる
非キャッピング位置との2位置を占めるスライダ30
に、弾性材料によりカップ状に形成された第1キャップ
部材31、第2キャップ部材32が設けられている。こ
れらキャップ部材31、32は、それぞれ対応する第1
記録ヘッド7と第2記録へッド8を密封可能で、しかも
離間した状態で各記録へッド7、8から吐出されるイン
ク滴を確実に受け止めることができる開口面積に設定さ
れている。
【0019】第1、第2キャップ部材31、32は、図
3に示すようにその吸引口31a、32aをそれぞれポ
ンプ37、38の一部を構成するチューブ33、34の
一端に接続されていて吸引力を受けるようになってい
る。
【0020】第1、第2のチューブポンプ37、38
は、輪列40(図2)を介してパルスモータ24に選択
的に接続されて、モータ24の逆転時には第1チューブ
ポンプ37だけが吸引動作を、また正転時には第2チュ
ープポンプ38だけが吸引動作を行うようになってい
る。
【0021】次に、図3、図5に基づいてキャリッジ1
及びキャップ装置12について、詳細に説明する。な
お、図3はキャップ装置の平面を示す図であり、図5は
キャリッジ及びキャップ装置の側面を示す図である。
【0022】図中符号30はスライダで、キャリッジ1
に搭載された2つの記録ヘッド7、8の間隔に一致させ
て第1、第2のキャップ部材31、32が、軸31c、
32cにより揺動可能に設けられている。なお、図4に
示すように、キャップ部材31、32の内部には吸収材
31d、32dが納められている。
【0023】図中符号41、42は、第1、第2ガイド
片で、キャリッジ1の第1、第2記録ヘッド7、8の幅
に合わせて両側に配置され、またキャリッジ1が所定位
置にセットされた時、各記録ヘッド7、8に対向できる
間隔を離して設けられている。またスライダ30の先端
には係合片46が設けられていて、基台53に取り付け
られたガイド部材47に当接、離間するようになってい
る。また、キャリッジ1が第1、第2キャップ部材3
1、32と第1、第2の記録へッド7、8とが対向する
位置に移動したとき、キャリッジ1の下端の突起44に
当接するフラッグ片45が、スライダ−30に設けられ
ている。
【0024】ガイド部材47には、スライダ30の抜け
を防止する凸部47aと、スライダ30を記録へッド
7、8の下端と空吐出に適した一定の間隔を形成する平
面47bと、キャップ部材31、32を記録へッド7、
8に弾接する位置を形成する平面47cとが形成されて
いる。またガイド部材47の左端には後述する大気開放
弁60の操作レバ−60aを押す押圧子47dが形成さ
れている。
【0025】一方、スライダ30は、その下部の中央に
キャリッジ1の移動方向に直交する軸50が設けられて
いて、この軸50の両側を、下端が長溝52aを介して
基台53の軸54に揺動可能に取り付けられたレバ−5
2に遊嵌されている。そしてスライダ30は、下端が基
台53に固定されて印刷領域側に傾斜して非印刷領域側
に座屈ぎみにセットされたコイルバネ56の上端に取り
付けられている。
【0026】これにより非キャッピング時には、図6に
示すように、スライダ30は、一端をガイド部材47の
斜面47bの最下端に、また中央部をレバ−52に規制
されながらコイルバネ56により印字領域側に付勢され
て、各キャップ部材31、32は記録ヘッド7、8に接
することなく、空吐出に適した間隔gを形成できる位置
を維持することができる。なお、この非キャッピング時
(空吐出時)には前述のチューブポンプの吸引動作によ
りインクはキャップ部材31、32外に排出される。
【0027】更に、図4に基づいてキャップ装置12を
構成するキャップ部材31、32及び大気開放弁60に
ついて説明する。
【0028】図4(a)はキャップ部材31、32の平
面図であって、図中、キャップ部材31、32で記録ヘ
ッド7、8を覆った状態(密着状態)時の記録ヘッドの
ノズル開口位置を、2点鎖線で示している。図に示すよ
うに、大気導入口31b、32bは記録ヘッド7、8の
ノズル開口(図中、2点鎖線で示す)の間に配設されて
いる。すなわち、大気導入口31b、32bは記録ヘッ
ド7、8のノズル開口の真下に位置しない位置に配され
ている。このように、記録ヘッド7、8のノズル開口の
真下に配されていないため、大気開放弁60を開放した
際、キャップ部材31、32に導入される空気(大気)
が記録ヘッド7、8のノズル開口に、直接当たることが
ないため、ノズル開口に形成されているメニスカスを破
壊することはない。
【0029】また図4(b)に示すように、大気開放弁
60には、押圧子47dによって押される操作レバ−6
0aがスライダ30に両端が固定された軸60bを中心
に回動自在に形成されている。また前記操作レバ−60
aの一端60cにはバルブ軸61が係合し、このバルブ
軸61の先端部分は大気導入口31b、32b内に挿入
されると共に、前記大気導入口31b、32b内を上下
動可能に構成されている。また、このバルブ軸61に
は、図4(c)に示すように溝部61aがその軸線に沿
って一端側から他端側に連続的に形成され、また図4
(b)に示すように前記バルブ軸61のほぼ中間の外周
部には弁体62が形成されている。
【0030】更に、弁体62とスライダ30に固定され
た支持台63との間にスプリング64が介装され、前記
弁体62は、スプリング64によってキャップ部材3
1、32の外側底面部に押圧された状態に置かれてい
る。即ち、大気開放弁60は常時閉塞状態になされてい
る。
【0031】このように大気開放弁60は構成されてい
るため、押圧子47dが操作レバ−60aを前記スプリ
ング64の反発力に抗しながら押圧することにより、操
作レバ−60aは軸60bを中心に回動し、前記バルブ
軸61は下方向に摺動する。このバルブ軸61が下方向
に摺動することにより、弁体62はキャップ部材31、
32の外側底面部から離れ、空気(大気)はバルブ軸6
1の溝部61aを介してキャップ部材31、32の内部
に導入され、キャップ部材31、32の内部は、負圧状
態から開放され大気と同じ状態となる。
【0032】すなわち、図5に示すように、スライダ3
0をキャッピング位置まで移動させた状態にあっては、
常時閉塞状態にある大気開放弁60によって、キャップ
部材31、32の内部は密閉され、インク溶媒の揮散が
防止される。そして、図7に示すようにスライダ30
を、更に右方に移動させることにより、押圧子47dが
操作レバ−60aを矢印方向に回動させることにより、
常時閉塞状態にある大気開放弁60を開弁させて大気導
入口31b、32bを開放しキャップ部材31、32内
を大気と同じ状態になすように構成されている。
【0033】次に、この様に構成したインクジェット記
録装置の回復動作について説明する。
【0034】2つの記録ヘッド7、8を搭載したキャリ
ッジ1が図6中矢印Cで示す方向に移動すると、図2に
示すキャリッジ1の下部に設けられた軸100を中心に
矢印101に回動するレバー102が、斜面103に接
触して回転され、この回転によりスライド歯車104が
バネ105に抗して移動し、紙送り兼ポンプモータ24
の動力がポンプユニット13に伝達される。このように
してキャリッジ1が記録領域外に位置するスライダ30
に到達すると、第1に記録ヘッド7がスライダ30に設
けられている第2のガイド42に係合する。この状態で
更にキャリッジ1が移動すると、第1の記録ヘッド7が
第1のガイド41に、また第2の記録ヘッド8が第2の
ガイド42に係合することになる。これによりスライダ
30がキャリッジ1に対応する姿勢に整列される。この
状態で更にキャリッジ1が移動すると、キャリッジ1の
先端に設けられている凸片44がスライダ30のフラッ
グ片45に当接する。これによりスライダ30の第1、
第2のキャップ部材31、32は、キャリッジ1の第
1、第2の記録ヘッド7、8を収容可能な位置に一定の
間隔gを隔て対向する(図6)。
【0035】この状態から更にキャリッジ1が右方に移
動すると、スライダ30は、そのフラッグ片45がキャ
リッジ1の突起44を介してキャリッジ1からの力を受
け、また上部がキャリッジ1の移動方向に座屈ぎみのコ
イルバネ56の付勢力を受けているレバー52の抵抗力
を受けるため、前のめりとなりスライダ30の後端を上
部に持ち上げようとする力が作用する。
【0036】この結果、スライダ30は、軸50を回転
支点として後部が持ち上がり、軸50より後部(記録領
域側)に位置する第2のキャップ部材32が第2記録ヘ
ッド8に最初に当接する。このとき、キャップ部材32
は、スライダ30に或程度揺動可能に取り付けられ、ま
たスライダ30もレバー52を介して基台53に揺動可
能であるため、第2の記録ヘッド8にガイドされながら
上昇して第2に記録ヘッド8を封止できる位置でこれに
当接する。
【0037】更に、キャリッジ1がケース13側に移動
すると、コイルバネ56はキャリッジ1からの力に抗し
切れなくなって座屈し始め、スライダ30を上部に持ち
上げることになる。これによりスライダ30は、そのケ
ース13側を第2のキャップ部材32を第2の記録ヘッ
ド8に嵌装した状態でそのまま持ち上げられ、第1のキ
ャップ部材31を第1の記録ヘッド7に嵌装することに
なる。いうまでもなく、スライダ30が基台53に対し
て揺動すとともに、第1、及び第2のキャップ部材3
1、32は、スライダ30に対して或程度揺動でき、し
かも弾性部材で構成されているため、各記録ヘッド7、
8の縁に案内されるように記録ヘッド7、8に填まり込
む。
【0038】この状態では、コイルバネ56が大きく座
屈するため、スライダ30は、コイルバネ56の弾性力
で上部に持ち上げられ、従って各キャップ部材31、3
2は、記録ヘッド7、8に弾接してこれを確実に密封す
る。このとき、大気開放弁60は常時閉塞状態にあるた
め、キャップ部材31、32の内部は密閉され、インク
溶媒の揮散を防止することができることができる(図
5)。
【0039】また図5に示す状態において、吸引ポンプ
37、38を駆動することにより、キャップ部材31、
32内を負圧状態になすことができ、記録ヘッド7、8
からインクが吸引される。
【0040】そして、キャリッジ1が更に右方に移動す
ると、前記したように大気開放弁60が開放され、負圧
状態にあるキャップ部材31、32内に大気が導入され
る(図7)。この状態において、再び吸引ポンプ37、
38を駆動することにより、キャップ部材31、32内
から吸引したインクを外部に排出することができる。こ
のインク吸引動作について、図11、図12に基づいて
詳しく説明すると、キャリッジをキャッピング位置(図
5)に移動させて、記録ヘッド1をキャップ部材12に
より封止し(図11(イ))、そして図11(ロ)に示
すように吸引ポンプ37、38を所定時間だけ、高速駆
動させてキャップ部材31内を負圧状態とする。
【0041】この負圧によって、図11(ハ)に示すよ
うに記録ヘッド1から大量のインクがキャップ部材3
1、32に排出する。このとき、キャップ部材31、3
2から大気開放弁60には管路がないため、チュ−ブを
介して大気開放弁に接続した構成のものに比べ、管路内
の空気と記録ヘッド1から吸引されたインクとがキャッ
プ部材内で混じり合い、インクが泡立つことがない。仮
に泡立つことがあっても、記録ヘッド7、8のノズル開
口間に大気導入口が設けられているため、記録ヘッド
7、8のノズル開口に泡立ったインクの付着を防止する
ことができる。
【0042】このようにして、所定時間が経過して記録
ヘッド1から排出されたインクによりキャップ部材31
の負圧が略大気圧程度に弱まると、図11(ニ)に示す
ように記録ヘッド1からのインクの排出が停止する。
【0043】インクの大量吸引終了後、キャップ部材3
1、32が略大気圧程度まで復帰した段階で、スライダ
30を更に右方に移動させることにより(図7に示す状
態)、図12(イ)に示すようにキャップ部材31に連
通する大気開放弁60を開弁し、吸引ポンプ37、38
を再び高速駆動させる。
【0044】キャップ部材31、32にインクが大量に
停滞しているから、大気開放弁60の開放によりキャッ
プ部材31、32内のインクは、図12(ロ)に示すよ
うに初期に気泡を発生しながら吸引ポンプ37、38に
吸引され、廃インクタンクに排出される。このときに
は、大気開放口より流入する空気はバルブ軸61に形成
された溝部61aを経由することにより、その流路圧力
損失のためにキャップ部材31、32の内部は、大気圧
よりいくぶん低く保持され、気泡がノズル開口部内に逆
流することが防止される。更に、記録ヘッド7、8のノ
ズル開口間に大気導入口インク吸引口が設けられている
ため、記録ヘッド7、8のノズル開口に泡立ったインク
の付着を極力防止することができる。
【0045】そして、その後、スライダ30を左方に移
動させることにより(図5、図6に示す状態)、図12
(ハ)に示すように記録ヘッド1はキャップ部材1の封
止から開放され、再び大気開放弁60が閉弁される。
【0046】次に、大気開放弁の他の実施形態について
図8に基づいて説明する。図8(a)は図4(a)と同
様にキャップ部材の平面図であって、図4(a)に示し
た大気導入口31b、32bと同様、大気導入口31
b、32bは記録ヘッド7、8のノズル開口(図中、2
点鎖線で示す)の間に配設されている。このように記録
ヘッド7、8のノズル開口の真下に位置しない位置に、
大気導入口31b、32bが配されているため、大気開
放弁60を開放した際、導入される空気(大気)が記録
ヘッド7、8のノズル開口に直接当たることがなく、ノ
ズル開口に形成されているメニスカスの破壊を防止する
ことができる。
【0047】また図8(b)に示すように、大気開放弁
60には、押圧子47dによって押される操作レバ−7
0aがスライダ30に両端が固定された軸70bを中心
に回動自在に形成されている。また前記操作レバ−70
aの一端70cにはバルブ軸71aの一端部が当接し、
大気導入口31b、32b内を上下動可能に構成されて
いる。このバルブ軸71の上端部には弁体71bが形成
され、前記バルブ軸71aの上下動に伴って、大気開放
弁70の開閉がなされるように構成されている。この弁
体71bは、きのこ型に形成され、いわゆるディフュ−
ザを構成し、キャップ部材内に侵入する空気が直接ノズ
ル開口に当たらないように構成されている。
【0048】更に、キャップ部材31、32の外側底面
部とバルブ軸71との間には、スプリング72が介装さ
れている。前記弁体71bは、このスプリング72によ
って大気導入口31b、32bを常時閉塞した状態にな
している。
【0049】このように大気開放弁70は構成されてい
るため、押圧子47dが操作レバ−70aを前記スプリ
ング72の反発力に抗しながら押圧することにより、操
作レバ−70aは軸70bを中心に回動し、前記バルブ
軸71は上方向に摺動する。このバルブ軸71が上方向
に摺動することにより、弁体71bはキャップ部材の大
気導入口31b、32bから離れ、大気導入口31b、
32bから空気(大気)はキャップ部材31、32の内
部に導入され、キャップ部材31、32の内部は、負圧
状態から開放され大気と同じ状態となる。このとき、導
入される空気(大気)は弁体71bによって、図中の矢
印で示すように水平方向に流れる。
【0050】なお、図4、図8に示された大気開放弁に
あっては、大気導入口31b、32b内にバルブ軸が挿
入されているが、図9に示すように大気導入口31b、
32b内にバルブ軸が挿入されないものであっても良
い。すなわち大気開放弁80は、スプリング81の反発
力に抗しながら、弁80aを下方に移動させることによ
って、大気開放弁80を開くように構成されている。
【0051】また、図4、図8、図9に示された大気開
放弁にあっては、大気開放弁はキャップ部材31、32
の外側底面部に形成されている場合を示したが、図10
に示すように、キャップ部材31、32の外側側壁部に
形成しても良い。この場合、操作レバ−85はキャップ
部材31、32に回動自在に枢着され、前記操作レバ−
85の一端部に形成された弁体85aが大気導入口31
b、32bを開閉するように構成されている。また前記
操作レバ−85の他端部85bにスプリング87が介装
され、弁体85aは常時閉塞状態になされる。したがっ
て、前記した大気開放弁と同様、押圧子47dにより操
作レバ−85が押圧された場合のみ、弁体85aが開か
れる。
【0052】このように、大気開放弁がキャップ部材の
外側側壁部に形成されているため、大気開放弁開放時の
空気流が記録ヘッドのノズル開口部に直接当たることが
なく、ノズルに形成されているメニスカスの破壊を防止
することができる。また、キャップ部材内でインクが泡
立つことがないため、インクの微小気泡がノズル開口部
内に逆流することもない。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明は、大気開放弁がキ
ャップ部材に設けられているため、インク吸引動作にお
いて、インクの泡立ちを極力抑え、しかも記録ヘッドの
ノズル開口に対するインクの泡立ちの影響を極力少なく
することができる。その結果、インクの微小気泡のノズ
ル開口部内への逆流を防止し、吐出不良を防止すること
ができる。また、記録ヘッドのノズル開口部に対応する
位置に大気導入口が配設されていないため、大気開放弁
開放時に、キャップ部材内に導入される空気流が、記録
ヘッドのノズル開口に直接当たることがなく、ノズル開
口に形成されているメニスカスの破壊を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録装置の印刷機構
周辺の概要を示す図である。
【図2】キャップ装置近傍の上面を示す図である。
【図3】図2に示されたキャップ装置の上面を示す拡大
図である。
【図4】キャップ部材に設けられた大気開放弁を示す図
であって、(a)平面図、(b)は側面断面図、(c)
はバルブ軸の斜視図である。
【図5】キャップ部材とキャリッジの動作状態を示す図
であって、キャップ部材が記録ヘッドに密着した状態を
示す側面図である。
【図6】キャップ部材とキャリッジの動作状態を示す側
面図である。
【図7】キャップ部材とキャリッジの動作状態を示す図
であって、キャップ部材が記録ヘッドに密着した状態に
おいて大気開放弁が開いた状態を示す側面図である。
【図8】大気開放弁の他の実施形態を示す図である。
【図9】大気開放弁の他の実施形態を示す図である。
【図10】大気開放弁の他の実施形態を示す図である。
【図11】インクの吸引動作を説明するための概略図で
ある。
【図12】インクの吸引動作を説明するための概略図で
ある。
【符号の説明】
1 キャリッジ 7 (第1インクジェット式) 記録ヘッド 8 (第2インクジェット式) 記録ヘッド 9 黒色印刷用インクカートリッジ 10 カラー印刷用インクカートリッジ 12 キャップ装置 30 スライダ 31 第1のキャップ部材 31a インク吸引口 31b 大気導入口 32 第2のキャップ部材 32a インク吸引口 32b 大気導入口 47 ガイド部材 47d 押圧子 60 大気開放弁 60a 操作レバ− 61 バルブ軸 61a 溝部 62 弁体 63 支持台 64 スプリング 70 大気開放弁 70a 操作レバ− 71 バルブ軸 71b 軸 72 スプリング 80 大気開放弁 80a 弁体 81 スプリング 85 操作レバ− 85a 弁体 87 スプリング

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット式記録ヘッドと、前記記
    録ヘッドのノズル開口を覆うインク吸引口及び大気導入
    口が形成されたキャップ部材を有するキャップ手段と、
    前記キャップ部材の内部を負圧にするために、キャップ
    部材のインク吸引口に接続された吸引ポンプと、キャッ
    プ部材の内圧を制御するために、キャップ部材に形成さ
    れた大気導入口と接続される大気開放弁とを備えるイン
    クジェット式記録装置において、前記大気開放弁はキャ
    ップ部材に形成された大気導入口の開閉を直接行うよう
    に、キャップ部材に直接設けられていることを特徴とす
    るインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 キャップ部材において、前記大気導入口
    は、記録ヘッドのノズル開口に対向しない位置に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載されたインク
    ジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記大気導入口は、キャップ部材の底面
    部あるいは側壁部に形成されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載されたインクジェット式記
    録装置。
  4. 【請求項4】 大気開放弁は、記録ヘッドが設けられた
    キャリッジの移動に伴って回動自在に形成された操作レ
    バ−と、前記操作レバ−の一端に係合され、キャップ部
    材の大気導入口に挿入されたバルブ軸と、バルブ軸の軸
    線に沿って一端側から他端側に連続的に形成された溝部
    と、前記バルブ軸のほぼ中間の外周部に形成された弁体
    と、前記弁体をキャップ部材の外側底面部に押圧し、大
    気導入口を常時閉塞状態に置くスプリングとを備え、操
    作レバ−の回動によって、スプリングの反発力に抗して
    前記弁体を開くように構成されていること特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたインクジェ
    ット式記録装置。
  5. 【請求項5】 大気開放弁は、記録ヘッドが設けられた
    キャリッジの移動に伴って回動自在に形成された操作レ
    バ−と、前記操作レバ−の一端に当接し、操作レバ−の
    回動に伴って大気導入口内を上下動するバルブ軸と、前
    記バルブ軸の上端部に形成され、バルブ軸の上下動に伴
    って、前記大気導入口の開閉を行う弁体と、前記弁体を
    キャップ部材の大気導入口を常時閉塞状態に置くスプリ
    ングとを備え、操作レバ−の回動によって、スプリング
    の反発力に抗して前記弁体を開くように構成されている
    こと特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    されたインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記弁体は、きのこ型に形成され、キャ
    ップ部材内に侵入する空気がノズル開口に直接当たらな
    いように構成されていること特徴とする請求項5に記載
    されたインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 操作レバ−はキャップ部材に回動自在に
    枢着され、前記操作レバ−の一端部に形成された弁がキ
    ャップ部材の側壁に形成された大気導入口を開閉するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載されたインクジェット式記録装
    置。
  8. 【請求項8】 インクジェット式記録ヘッドと、前記記
    録ヘッドのノズル開口を覆うインク吸引口及び大気導入
    口が形成されたキャップ部材を有するキャップ手段と、
    前記キャップ部材の内部を負圧にするために、キャップ
    部材のインク吸引口に接続された吸引ポンプと、キャッ
    プ部材の内圧を制御するために、キャップ部材に形成さ
    れた大気導入口と接続された大気開放弁とを備えるイン
    クジェット式記録装置において、大気導入口は、記録ヘ
    ッドのノズル開口に対向しない位置に形成されているこ
    とを特徴とするインクジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記大気導入口は、記録ヘッドのノズル
    開口に対向しない位置に形成されていることを特徴とす
    る請求項8に記載されたインクジェット式記録装置。
  10. 【請求項10】 大気導入口は、キャップ部材の側壁部
    に形成されていることを特徴とする請求項8に記載され
    たインクジェット式記録装置。
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