JPH1169662A - 瞬断信号送信回路 - Google Patents

瞬断信号送信回路

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JPH1169662A
JPH1169662A JP9231347A JP23134797A JPH1169662A JP H1169662 A JPH1169662 A JP H1169662A JP 9231347 A JP9231347 A JP 9231347A JP 23134797 A JP23134797 A JP 23134797A JP H1169662 A JPH1169662 A JP H1169662A
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JP
Japan
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input
circuit
voltage
load
detected
Prior art date
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Application number
JP9231347A
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English (en)
Inventor
Tomomi Mita
智巳 三田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瞬断時に出力の保持可能な時間に応じて、確
実に装置の動作を維持する機能を有する瞬断信号送信回
路を提供する。 【解決手段】 AC入力切断検出回路4がAC入力1の
切断を検出する。この時点での1次側の回路電流を電流
検出回路6で電圧変換して、CPU8のA/Dコンバー
タでレベルを検出する。入力平滑コンデンサ3の端子間
電圧を電圧レベル変換回路5を介して、A/Dコンバー
タでレベル検出する。CPU8のROMには、検出した
1次側の回路電流と入力平滑コンデンサの電圧レベルと
保持時間の関係をマトリックスでインプットし、AC入
力の切断を確認した時点でA/Dコンバータで検出し
た、入力平滑コンデンサの端子間電圧と1次側の回路電
流から保持時間のデータを読み出し、負荷の動作の終了
処理が可能な保持時間を確保できるタイミングで、CP
U8から直接、負荷装置に瞬断信号9を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AC入力の瞬時停
電(以下、瞬断)発生を検知しデータの回避等の終了処
理を行う必要のある装置、特にコンピュータ装置の電源
回路における瞬断信号送信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の瞬断信号送信回路では、
AC入力の瞬断発生時には、電源内部でAC入力の有無
を監視し、AC入力が切断した時点から、負荷の状態に
関係なく、所定のタイムラグを持たせて、負荷装置に瞬
断信号を送信するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の回路の問題
点は、負荷の状態が大きく変動して、軽負荷時に電源の
出力が十分に保持されているにもかかわらず、瞬断信号
を受けて、装置の処理を一時、停止していたことであ
る。
【0004】その理由は、電源内部でAC入力の有無の
みを検知し、最大負荷状態を想定して、電源に接続され
る負荷の状態によらず、所定のタイムラグを持って瞬断
信号を送信し、処理を終了させているためである。
【0005】本発明の目的は、瞬断時に出力の保持可能
な時間に応じて、確実に装置の動作を維持する機能を有
する瞬断信号送信回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の瞬断信号送信回
路は、AC入力を整流し負荷に供給する電源回路の瞬断
信号送信回路であって、電源回路へのAC入力の切断を
検出するAC入力切断検出回路と、電源回路に負荷と並
列接続された入力平滑コンデンサの端子間電圧をCPU
のA/Dコンバータで検出可能な電圧レベルに変換する
電圧レベル変換回路と、電源回路の回路電流を検出抵抗
を介して、CPUのA/Dコンバータでレベル検出が可
能なレベルに電圧変換する電流検出回路と、AC入力切
断検出回路がAC入力の切断を検出した時点で、A/D
コンバータが検出した入力平滑コンデンサの端子間電圧
と回路電流とから保持時間のデータを読み出し、負荷の
動作の終了処理が可能な保持時間を確保できるタイミン
グで、負荷にAC入力の瞬時停電の瞬断信号を送信する
CPUとを有する。
【0007】また、AC入力切断検出回路は、AC入力
の波形が整流ダイオードで全波整流された波形を検出し
矩形波として出力するフォトカプラと、矩形波の幅を任
意に決定するツェナーダイオードと、矩形波をゼロクロ
ス検出するゼロクロス検出回路とを有してもよい。
【0008】従って、電源内部でAC入力の切断を検出
した場合、AC切断信号をCPUに送信し、同時に電源
の1次側の回路電流と入力平滑コンデンサの端子間電圧
を検出し、検出した回路電流を電圧レベルに変換して、
コンデンサの端子間電圧と共にCPUに入力し、入力し
た電圧値からCPU内のメモリに格納されている保持時
間のデータを読み出し、瞬断信号を送信するタイミング
を決定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の回路構成図である。本発
明の電源回路は、AC入力1の切断を検出するAC入力
切断検出回路4と、入力平滑コンデンサ3の端子間電圧
をCPU8のA/Dコンバータで検出可能な電圧レベル
に変換する電圧レベル変換回路5を有している。また、
電流検出回路6は電源回路の1次側の回路電流を検出抵
抗7で、CPU8のA/Dコンバータでレベル検出が可
能なように電圧変換している。
【0011】次に、AC入力切断検出回路4の詳細な構
成について説明する。これらのAC入力切断回路4は、
例えばフォトカプラ10とCPU8のゼロクロス検出回
路12で実現できる。
【0012】図2は、本発明の実施の形態におけるAC
入力切断検出回路4の構成例を示す回路図である。図3
は、AC入力切断回路の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。
【0013】AC入力1の波形は整流ダイオード2で全
波整流されて、図3の(2)の波形となるが、この波形
をフォトカプラ10を用い検出すると、トランジスタ側
では、図3の(3)に示す矩形波となる。(この矩形波
はAC入力が50Hzの場合、周期10mS、幅Tはツ
ェナーダイオード11の電圧により0<T<10mS範
囲で任意に決定できる。ここでは5mSとする。) この矩形波をゼロクロス検出回路12で常時、ゼロクロ
ス検出する。AC入力が切断され、矩形波もゼロの状態
が、一定時間(例えば、15mS以上)経過した時点
で、CPU8で演算して、電源切断と判定する。
【0014】次に、図1の回路の動作について、図面を
参照して説明する。
【0015】図3のタイムチャートの示すT1の時点
で、AC入力切断検出回路4がAC入力の切断を検出す
る。このタイミングでの電源の負荷電流に比例して変化
する1次側の回路電流を電流検出回路6で電圧変換し
て、CPU8のA/Dコンバータでレベルを検出する。
また同時に、入力平滑コンデンサ3の端子間電圧を電圧
レベル変換回路5を介して、同様にA/Dコンバータで
レベル検出する。AC入力1が切断されれば、電源出力
電圧は図3(4)のように徐々に低下していくが、この
電源出力電圧の保持時間t2は、通常、入力コンデンサ
の端子間電圧の初期値と出力電流により決まる。CPU
8のROMにはあらかじめ、検出した1次側の回路電流
と入力平滑コンデンサの電圧レベルと保持時間の関係を
図4の例に示すように、マトリックスでインプットし、
AC入力の切断を確認した時点でA/Dコンバータで検
出した、入力平滑コンデンサの端子間電圧値と1次側の
回路電流値から保持時間のデータを読み出し、負荷の動
作の終了処理が可能な保持時間を確保できるタイミング
で、CPU8から直接、負荷装置に瞬断信号9を送信す
る。
【0016】また、入力切断後も入力の有無は常時監視
し、瞬断信号の送信前に、入力が復帰した場合は、即座
に瞬断信号の送信を停止する。このようにすれば、出力
保持が可能な限界まで、瞬断信号の送信は行わないた
め、装置の処理を継続させることが可能となる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、AC入力
の検出だけでなく、負荷電流の状態と入力コンデンサの
端子間電圧を検出して、負荷側に瞬断信号を送信するこ
とにより、電源の出力を保持し、装置の動作可能な限り
は、瞬断信号を送信しないで、装置の動作を継続させる
ことが可能になるという効果がある。
【0018】また、矩形波をゼロクロス検出回路で常
時、ゼロクロス検出することにより、AC入力が切断さ
れ、矩形波もゼロの状態が一定時間経過した時点で、電
源切断と判定し、入力切断後も入力の有無を常時監視
し、瞬断信号の送信前に、入力が復帰した場合は、即座
に瞬断信号の送信を停止することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す回路構成図である。
【図2】図1のAC入力切断回路の詳細図である。
【図3】AC入力切断回路の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【図4】入力平滑コンデンサの端子間電圧値と1次側の
回路電流値と保持時間とのROMデータ例を示す図表で
ある。
【符号の説明】
1 AC入力 2 整流ダイオード 3 入力平滑コンデンサ 4 AC入力切断検出回路 5 電圧レベル変換回路 6 電流検出回路 7 検出抵抗 8 CPU 9 瞬断信号 10 フォトカプラ 11 ツェナーダイオード 12 ゼロクロス検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC入力を整流し負荷に供給する電源回
    路の瞬断信号送信回路であって、 前記電源回路への前記AC入力の切断を検出するAC入
    力切断検出回路と、 前記電源回路に負荷と並列接続された入力平滑コンデン
    サの端子間電圧をCPUのA/Dコンバータで検出可能
    な電圧レベルに変換する電圧レベル変換回路と、 前記電源回路の回路電流を検出抵抗を介して、前記CP
    UのA/Dコンバータでレベル検出が可能なレベルに電
    圧変換する電流検出回路と、 前記AC入力切断検出回路が前記AC入力の切断を検出
    した時点で、前記A/Dコンバータが検出した前記入力
    平滑コンデンサの端子間電圧と前記回路電流とから保持
    時間のデータを読み出し、前記負荷の動作の終了処理が
    可能な保持時間を確保できるタイミングで、前記負荷に
    前記AC入力の瞬時停電の瞬断信号を送信する前記CP
    Uとを有する瞬断信号送信回路。
  2. 【請求項2】 前記AC入力切断検出回路は、 前記AC入力の波形が整流ダイオードで全波整流された
    波形を検出し矩形波として出力するフォトカプラと、 前記矩形波の幅を任意に決定するツェナーダイオード
    と、 前記矩形波をゼロクロス検出するゼロクロス検出回路と
    を有する請求項1記載の瞬断信号送信回路。
JP9231347A 1997-08-27 1997-08-27 瞬断信号送信回路 Pending JPH1169662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9231347A JPH1169662A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 瞬断信号送信回路

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JP9231347A JPH1169662A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 瞬断信号送信回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1169662A true JPH1169662A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16922213

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9231347A Pending JPH1169662A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 瞬断信号送信回路

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JP (1) JPH1169662A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6891709B2 (en) 2000-04-18 2005-05-10 Bing Lin Yang Surface mounting surge absorber and surface mounting cap for surge absorber
WO2006051843A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Shinji Kudo 電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6891709B2 (en) 2000-04-18 2005-05-10 Bing Lin Yang Surface mounting surge absorber and surface mounting cap for surge absorber
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