JPH1169339A - 画像伝送装置 - Google Patents

画像伝送装置

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JPH1169339A
JPH1169339A JP21654797A JP21654797A JPH1169339A JP H1169339 A JPH1169339 A JP H1169339A JP 21654797 A JP21654797 A JP 21654797A JP 21654797 A JP21654797 A JP 21654797A JP H1169339 A JPH1169339 A JP H1169339A
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JP
Japan
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image
video camera
timing
image data
data
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JP21654797A
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English (en)
Inventor
Naoyasu Hosonuma
直泰 細沼
Tadafusa Tomitaka
忠房 富高
Masakazu Koyanagi
正和 小柳
Toshiyuki Iijima
利幸 飯島
Ken Tamayama
研 玉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラ側とモニタ側とを接続する通信
回線での伝送レートの変化や、ビデオカメラでの撮影状
態などの変化があった場合でも、良好にモニタできるよ
うにする。 【解決手段】 通信回線40の伝送レートを検出する検
出手段での検出結果などに基づいて、ビデオカメラ10
での撮影状態(パン・チルタ20の移動速度など)や、
伝送する画像データのデータサイズなどを制御する制御
手段30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線により撮
影した画像データを伝送するシステムに適用して好適な
画像伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像により離れた場所のモニタを
行うシステムが各種開発されている。この場合、モニタ
する場所に設置されたビデオカメラを、パン・チルタと
称されるビデオカメラ支持装置に搭載させて、ビデオカ
メラが水平方向の任意の角度位置に回動(パン)できる
ようにすると共に、垂直方向の任意の角度に回動(チル
ト)できるようにする場合がある。ここで、例えばビデ
オカメラが撮影した画像を受像するモニタ受像機の近傍
に、パン・チルタを操作するスイッチを設けることで、
モニタ画像を見ながらスイッチを操作して、離れた場所
の任意の方向のモニタができる。
【0003】ところで、このようなモニタシステムとし
て、ビデオカメラとモニタ受像機とが画像データを伝送
するのに十分な容量を有する専用の通信回線で接続され
ている場合には、ビデオカメラが撮影した画像信号がリ
アルタイムでモニタ受像機側に各フィールド毎に伝送さ
れ、モニタ受像機で完全な動画としての画像を受像させ
ることができる。これに対し近年、公衆に開放されたあ
る程度伝送容量が制限された通信回線を使用して、上述
したモニタシステムを構成する場合がある。
【0004】例えば、インターネットと称される電話回
線やケーブルテレビジョン用回線などを利用したサービ
スを利用して、離れた場所のモニタを行う場合がある。
この場合には、各ユーザー側のコンピュータ装置(クラ
イアントコンピュータ装置)を、電話回線などで所定の
アクセスポイントを経由してサーバーコンピュータ装置
に接続させて、このサーバーコンピュータ装置に供給さ
れる任意の場所の画像データを、接続されたユーザー側
のコンピュータ装置に伝送させ、ユーザー側コンピュー
タ装置のモニタ受像機に画像を表示させる。
【0005】ここで、画像データを撮影するビデオカメ
ラが、パン・チルタなどで回動できる構成としてある場
合には、ユーザー側コンピュータ装置から回動させる方
向を指示する制御データを、上り回線でサーバーコンピ
ュータ装置に伝送することで、ユーザー側コンピュータ
装置の操作で任意の方向や角度を撮影させて、その撮影
された画像をモニタすることが可能になる。
【0006】この場合、現在の電話回線などを経由した
インターネットサービスでは、完全な動画をリアルタイ
ムで伝送するのに十分な伝送容量ではないので、画像デ
ータをMPEG方式などの高い圧縮率の方式で圧縮して
伝送すると共に、場合によっては伝送されるフレーム数
についても、通常のテレビジョン放送方式などで規定さ
れたフレーム数よりも少ないフレーム数に間引いて伝送
することがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7は、従来のインタ
ーネットなどによる通信回線を介して離れた場所に設置
されたビデオカメラで撮影される画像をモニタする場合
の処理状態を示す図で、ここではパン・チルタによりビ
デオカメラを水平方向に回動できる構成としてあり、図
7の横軸はその回動角度を示し、左側の縦軸は画像が撮
像されるタイミングを示し、右側の縦軸は画像が受像さ
れるタイミングを示す。
【0008】まず、タイミングT11でパン角度θ1の
撮像が行われて、フレーム番号f11の画像がビデオカ
メラで撮像されたとする。このとき、このフレーム番号
f11の画像は、インターネットを経由してユーザー側
のクライアントコンピュータ装置に伝送されて、このク
ライアントコンピュータ装置のディスプレイ上にタイミ
ングt11に受像される。このとき、受像開始されるタ
イミングt11は、1フレームの画像の伝送に必要な時
間と圧縮・伸長に必要な時間だけ、撮像されるタイミン
グT11から遅れている。
【0009】ここで、このときビデオカメラを支持して
いるパン・チルタは、一定速度で回動しているとする
と、タイミングT11から所定時間間隔で撮像を行うと
き、フレーム番号f11の画像の伝送が終了した直後の
タイミングT12でパン角度θ2によるフレーム番号f
12の撮像が行われ、以後同様に、タイミングT13で
パン角度θ3によるフレーム番号f13の撮像、タイミ
ングT14でパン角度θ4によるフレーム番号f14の
撮像、‥‥と撮像が行われ、それぞれのフレーム番号f
12,f13,f14‥‥の画像が、クライアントコン
ピュータ装置のディスプレイ上にタイミングt12,t
13,t14‥‥で受像開始され、一定間隔でモニタ画
像が変化して行く。
【0010】この図7の例は、ビデオカメラで撮像され
た画像データをユーザー側に伝送する場合におけるデー
タの転送レートが一定である場合の例であり、電話回線
などの通信回線の状態により、データの転送レートが一
定でない場合には、このような一定間隔のモニタはでき
ない。即ち、インターネットを経由してデータを転送す
る場合には、そのときの通信回線の状態などによりデー
タの転送レートが変化するシステム構成としてあり、常
時図7に示すような一定の転送レートで処理できるとは
限らない。
【0011】図8はビデオカメラとモニタとを接続する
回線のデータ転送レートに変化があった場合の例を示
し、例えば図7の場合と同様に、カメラ側からユーザー
側に1フレームの画像データの伝送が行われると、次の
1フレームの画像の撮像を行って、その撮像された1フ
レームの画像データをユーザー側に伝送する構成として
あるとする。このとき、最初はビデオカメラとモニタと
を接続する回線のデータ転送レートが比較的高いレート
である場合には、タイミングT11,タイミングT12
‥‥と比較的短い間隔で、フレーム番号f21,f22
‥‥の画像データがユーザー側に次々伝送されて行き、
クライアントコンピュータ装置のディスプレイ上に一定
間隔のタイミングt11,t12‥‥で各フレーム番号
の画像が受像開始され、一定間隔でモニタ画像が変化し
て行く。
【0012】ここで、タイミングT13でフレーム番号
f23の画像データを撮像してインターネットで伝送し
た直後に、接続された回線のデータ転送レートが比較的
低いレートに変化(ここでは約1/2の転送レートに変
化)したとする。このとき、次のタイミングT14で撮
像されたフレーム番号f24の画像データは、比較的長
い時間をかけてユーザー側のクライアントコンピュータ
装置に伝送される。従って、例えばユーザー側のコンピ
ュータ装置のモニタでは、タイミングt13から一定時
間経過したタイミングt14ではフレーム番号f24の
画像データはまだ伝送途中であり、このタイミングt1
4ではフレーム番号f23の画像で受像されたままであ
り、このタイミングt14から一定時間経過したタイミ
ングt15になって、フレーム番号f24の画像が受像
開始される。
【0013】このフレーム番号f24の画像データの伝
送が完了することで、次のフレーム番号f25の画像を
タイミングT16でビデオカメラが撮像して、ユーザー
側に伝送する処理が行われる。このフレーム番号f25
の画像の伝送が開始されるタイミングT16は、フレー
ム番号f24の画像の伝送が開始されるタイミングT1
4から比較的長い時間が経過した後であり、タイミング
T14とタイミングT16の間のタイミングT15では
画像の撮像は行われないことなって、カメラ側で撮像さ
れる周期と、ユーザー側で受像される画像が変化する周
期は、約2倍になってしまう。
【0014】従って、ビデオカメラを支持しているパン
・チルタが一定速度で水平方向に回動しているとする
と、図8の例では角度θ5,θ7,θ9の回転位置で
は、画像の撮像が行われず、その回転位置での画像をユ
ーザー側でモニタすることが出来なくなってしまう。
【0015】このように転送レートが低くなると、それ
だけ画像データの伝送に要する時間が長くなり、モニタ
側で画像が変化する周期が長くなって、例えば図8の例
では角度θ5,θ7,θ9の回転位置での画像をモニタ
できなくなってしまう問題がある。
【0016】次に、従来のインターネットなどによる通
信回線を介して離れた場所に設置されたビデオカメラで
撮影される画像をモニタする場合の別の処理状態の例
を、図9及び図10を参照して説明する。図9及び図1
0の左側の縦軸はビデオカメラ側で画像が撮像されるタ
イミングを示し、右側の縦軸はユーザー側で画像が受像
されるタイミングを示す。
【0017】図9は、ビデオカメラ側とモニタ側とを接
続する通信回線の転送レートに変化がない場合の例を示
し、この場合にはカメラでタイミングT21に撮像され
たフレーム番号f31の画像が、接続された通信回線を
介してユーザー側のクライアントコンピュータ装置に伝
送され、この1フレームの画像データが全て伝送された
タイミングt21で、モニタにフレーム番号f31の画
像の受像が開始される。
【0018】そして、このフレーム番号f31の画像の
伝送が終了した直後のタイミングT22で、次のフレー
ム番号f32の画像が撮像されて、その画像データがユ
ーザー側に伝送され、タイミングt22で受像が開始さ
れる。以後、一定の時間毎のタイミングT23,T24
‥‥で、フレーム番号f33,f34‥‥の画像の撮像
が行われ、それぞれの画像データが伝送されて、ユーザ
ー側のモニタではタイミングt23,t24‥‥からそ
れぞれの画像の受像が開始される。このように通信回線
の転送レートに変化がない場合には、一定間隔で撮像さ
れた画像を、離れた場所でモニタすることができる。
【0019】次に、同じ状態でモニタを行う途中で、通
信回線の転送レートに変化があった場合の例を図10に
示すと、最初に転送レートが比較的高い状態が設定され
ていたとすると、一定間隔のタイミングT21,T2
2,T23で順次フレーム番号f41,f42,f43
の画像が撮像されて、ユーザー側に伝送されて、タイミ
ングt21,t22,t23でそれぞれのフレーム番号
の画像の受像が開始されるまでは、図9で説明した状態
と同じである。
【0020】ここで、タイミングT23で撮像したフレ
ーム番号f43の画像データを伝送した直後に、通信回
線が混雑して転送レートが比較的低い状態に変化したと
する。このとき、次のタイミングT24で撮像したフレ
ーム番号f44の画像データの伝送からは、伝送に要す
る時間が約2倍になり、ユーザー側のモニタでタイミン
グt23から一定時間経過したタイミングt24では、
まだフレーム番号f44の画像データの受信が完了して
なく、フレーム番号f43の画像が受像されたままで、
さらに一定時間経過したタイミングt25で、フレーム
番号f44の画像データの受信が完了して、モニタでの
受像が開始される。
【0021】そして以後は、1フレームの画像データの
伝送に要する時間が約2倍になったので、画像が撮像さ
れる周期と受像画像が変化する周期が、それぞれ約2倍
になる。即ち、タイミングT24でフレーム番号f44
の画像が撮像された後は、タイミングT26,T28‥
‥でフレーム番号f45,f46‥‥の画像が撮像さ
れ、ユーザー側ではそれぞれの画像がタイミングt2
7,t29‥‥で受像開始される。
【0022】このようにインターネットなどの通信回線
を経由して離れて場所のモニタを行う場合には、転送レ
ートの変化に比例してモニタ画像が変化する周期が変化
してしまうので、離れた場所の監視などが良好には出来
ない問題がある。即ち、例えば図10の例では、タイミ
ングT25やT27でビデオカメラが撮像した画像は、
ユーザー側には伝送されないので、転送レートが低い状
態が続く限り、このときの様子をモニタすることは不可
能で、タイミングT25やT27でモニタ中の場所に何
らかの変化があったとき、その変化を見逃してしまうこ
とになる。
【0023】ここまでは通信回線の転送レートに変化が
あった場合の問題について説明したが、転送レートに変
化がない場合でも、モニタ状態に問題が生じる場合があ
る。図11を参照して、その例を説明すると、ここでは
ユーザー側のクライアントコンピュータ装置からの指令
で、パン・チルタによりビデオカメラを水平方向に回動
できる構成としてあり、図11の横軸はその回動角度を
示し、左側の縦軸はビデオカメラ側で画像が撮像される
タイミングを示し、右側の縦軸はユーザー側で画像が受
像されるタイミングを示す。
【0024】この例では転送レートは一定であるとし、
1フレームの画像データの伝送に比較的長い時間が必要
であるとする。まず、タイミングT31でパン角度θ1
が設定された状態で、フレーム番号f51の画像を撮像
し、ユーザー側に伝送する。ユーザー側では、画像デー
タの伝送が開始されてから比較的長い時間が経過したタ
イミングt34になって、フレーム番号f51の画像デ
ータの受信を完了して、このタイミングt34からフレ
ーム番号f51の画像の受像を開始させる。
【0025】そして、このフレーム番号f51の画像の
伝送が終了した直後のタイミングT35にビデオカメラ
が次のフレーム番号f52の画像の撮像を行い、その画
像データを伝送して、ユーザー側ではタイミングt38
でフレーム番号f52の画像データの受信を完了して、
このタイミングt38からフレーム番号f52の画像の
受像を開始させる。以下、同様にして一定間隔毎のビデ
オカメラでの撮像と、その撮像された画像のモニタが行
われる。
【0026】ここで、ユーザー側のクライアントコンピ
ュータ装置の操作で、タイミングt31の直後から所定
時間パン・チルタを水平方向に回動させる指令を、接続
された通信回線の上り回線によりビデオカメラ側に送っ
たとする。この指令の伝送により、ビデオカメラを支持
するパン・チルタは、タイミングT32からタイミング
T36まで回動し、タイミングT36でパン角度θ5が
設定された状態になったとする。
【0027】このようなパン・チルタの操作があると、
フレーム番号f52の画像はパン角度θ4の画像であ
り、フレーム番号f53の画像はパン角度θ5の画像に
なるが、パン・チルタの操作状態とモニタされる画像の
周期との間には全く関係がないため、ユーザー側でパン
・チルタを操作したときの状態に応じた良好なモニタが
できているとは言えない。即ち、パン・チルタの回動は
タイミングT36で停止しているのに、この停止した角
度位置θ5で画像が撮像されるのは、タイミングT36
から大きく遅れたタイミングT39であり、ユーザー側
でパン・チルタを操作して撮像角度の設定を行っても、
その設定された状態の画像をモニタできるのが大幅に遅
れてしまう問題があった。
【0028】本発明はこれらの点に鑑み、ビデオカメラ
側とモニタ側とを接続する通信回線での伝送レートの変
化や、ビデオカメラでの撮影状態などの変化があった場
合でも、良好にモニタできるようにすることを目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、通信回線の伝送レートを検出する検出手段
と、この検出手段で検出した伝送レートによりビデオカ
メラの移動速度や画像のデータサイズなどを制御する制
御手段とを備えたものである。
【0030】本発明によると、ビデオカメラ側とモニタ
側とを接続する通信回線での伝送レートに変化があった
場合でも、ビデオカメラでの撮影状態や画像データサイ
ズなどの変化により、モニタ側で一定の状態で良好にモ
ニタできる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0032】まず、図1及び図2を参照して、本発明の
実施の形態のシステム構成を説明する。図1は、システ
ム構成の概要を示す図で、本例においてはビデオカメラ
で構成される撮像装置10が、パン・チルタ20に搭載
させてあり、任意の角度位置の画像を撮影できる構成と
してある。撮像装置10で撮像された画像データは、サ
ーバーコンピュータ装置30に供給されて、伝送用に処
理される。パン・チルタ20での撮影範囲の設定は、サ
ーバーコンピュータ装置30で制御される。
【0033】サーバーコンピュータ装置30は、インタ
ーネット40として使用される通信回線を介して、各ユ
ーザー側に設置されたクライアントコンピュータ装置5
0に接続される。クライアントコンピュータ装置50に
は、モニタ受像機60が接続してあり、サーバーコンピ
ュータ装置50から伝送される画像を受像させることが
できる。
【0034】各装置の構成を図2に示すと、撮像装置1
0は、撮影画角を可変させることのできるズームレンズ
11aを備えたレンズブロック11を介してCCD撮像
素子12の撮像面に入射した像光により、信号電荷を蓄
積させ、その蓄積した信号電荷を出力回路13により読
出して電気的な映像信号とし、この映像信号をアナログ
/デジタル変換器14でデジタルデータする。デジタル
データ化された映像信号は、信号処理部15に供給され
て、所定の方式の映像信号とする処理が行われる。レン
ズブロック11内のズームレンズ11aは、ズームレン
ズモータ11bにより駆動される。
【0035】撮像装置10内の信号処理部15で処理さ
れた映像信号(デジタルデータ)は、サーバーコンピュ
ータ装置30内のビデオキャプチャー装置31に供給さ
れ、所定のタイミングの1フレームの映像信号が読取ら
れて、所定の記憶装置32に記憶される。この記憶され
た1フレームの映像信号(画像データ)は、制御プログ
ラム部33の指示に基づいて、ネットワークインターフ
ェース34に供給され、インターネット40として用意
された通信回線に送出される。この場合、送出される画
像データのデータ状態は、制御プログラム部33での処
理により設定される。具体的には、所定の方式(例えば
MPEG方式など)で画像データを圧縮したデータとし
て送出する場合には、そのときの圧縮率などが制御プロ
グラム部33により設定される。なお、圧縮させずに画
像データを構成する各画素のデータをそのまま伝送させ
るようにしても良い。
【0036】また、制御プログラム部33は、インター
ネット40として用意された通信回線のデータ転送レー
トを検出できる構成としてある。このデータ転送レート
を検出する具体的構成としては、例えばサーバーコンピ
ュータ装置30は常に等間隔で何らかのデータを送出
し、ユーザー側のクライアントコンピュータ装置50が
送られてくるデータの間隔の伸び縮みから検出して、そ
の検出データをサーバーコンピュータ装置30に戻す構
成や、或いはサーバーコンピュータ装置30などで単位
時間当たりに送られてくるデータ量を計測して検出する
構成が考えられる。また、その他の構成でデータ転送レ
ートを検出しても良い。
【0037】サーバーコンピュータ装置30内の制御プ
ログラム部33は、撮像装置10のシステム制御部35
と接続してあり、撮像装置10での撮影状態やパン・チ
ルタ20での撮影位置を制御するようにしてある。シス
テム制御部35には、カメラ制御部36が接続してあ
り、システム制御部35からの駆動命令に基づいて撮影
が行われる。この場合、ズームレンズ11aの位置制御
についても、システム制御部35からの命令に基づいて
実行される。また、パン・チルタ20の制御部37がシ
ステム制御部35と接続してあり、パンモータ21によ
る駆動とチルトモータ22による駆動が、システム制御
部35からの命令に基づいてパン・チルタ制御部37に
より実行される。
【0038】インターネット40として用意された通信
回線を介してサーバーコンピュータ装置30と接続され
たクライアントコンピュータ装置50は、データの送受
信を行うネットワークインターフェース51が用意さ
れ、このインターフェース51で受信した画像データ
を、操作・表示プログラム部52での処理で表示用の画
像データとし、この画像データをモニタ受像機60に供
給して、所定の態様で表示させる。ここでは、モニタ受
像機60として用意された画面の一部のエリアを画像表
示エリア61とし、その画像表示エリア61の四方の周
囲には、パン・チルタ20を駆動させる方向を指示する
印62U,62D,62L,62Rが表示させてあり、
カーソル64の表示位置を合わせることで、対応したパ
ン・チルタ20を駆動させる制御データが、ネットワー
クインターフェース51からインターネット40を介し
てサーバーコンピュータ装置30側に伝送される構成と
してある。この場合、パン・チルタ20の駆動量につい
ても、駆動量設定部63での表示状態を設定すること
で、指示できる構成としてある。なお、カーソル64の
表示位置は、コンピュータ装置50に接続されたポイン
ティングデバイス53の操作で設定される。
【0039】以上のシステム構成とした上で、撮像装置
10で撮影された画像を、クライアントコンピュータ装
置50側のモニタ受像機60に表示させる場合の各実施
例を、以下説明する。
【0040】まず、第1の実施例を図3を参照して説明
する。ここでは従来例として図7,図8により説明した
場合と同様に、パン・チルタ20により撮像装置10を
水平方向に回動させながら撮像を行った場合に、データ
転送レートが変化したときの例としてあり、図3の横軸
はその回動角度を示し、左側の縦軸は画像が撮像される
タイミングを示し、右側の縦軸は画像が受像されるタイ
ミングを示す。
【0041】まず、最初の状態では、インターネット4
0として用意された通信回線は比較的回線が空いている
状態で、転送レートとして比較的高いレートが設定され
ているとする。この状態で、タイミングT11でパン角
度θ1の撮像が行われて、フレーム番号f61の画像が
撮像装置10で撮像されたとする。このとき、このフレ
ーム番号f61の画像は、サーバーコンピュータ装置3
0により所定の方式で圧縮された画像データとされて、
インターネット40を経由してユーザー側のクライアン
トコンピュータ装置50に伝送されて、モニタ受像機6
0の画像表示エリア61に表示される。ここでは転送レ
ートが高い状態であるので、クライアントコンピュータ
装置50でフレーム番号f61の画像データの受信を始
めてから完了したタイミングt11までの時間は比較的
短い時間である。
【0042】フレーム番号f61の画像データの伝送が
完了すると、撮像装置10はタイミングT12で撮像し
たフレーム番号f62の画像がサーバーコンピュータ装
置30から送出されて、クライアントコンピュータ装置
50ではタイミングt12に受信が完了して、モニタ受
像機60にフレーム番号f62の画像が表示される。こ
こで、このときパン・チルタ20は、転送レートが変化
しない限り一定速度で回動し、フレーム番号f62の画
像を撮像するタイミングT12では、パン角度θ2で撮
像が行われる。
【0043】以下、転送レートに変化がない限りは、ほ
ぼ一定間隔で撮像された画像データが送出されて、モニ
タ受像機60に表示される画像が一定間隔で変化する。
ここまでは図7,図8で説明した状態と同じである。
【0044】ここで本例においては、転送レートの変化
があったとき、その転送レートの変化に比例して、パン
・チルタ20を駆動する速度を変化させる制御を行う。
即ち、サーバーコンピュータ装置30の制御プログラム
部33で検出したデータ転送レートに変化があったと
き、システム制御部35に対応した指令を送り、パン・
チルタ20を駆動する速度(ここではパンモータ21に
より駆動される速度)を対応した速度に設定する。
【0045】例えば、タイミングT13でフレーム番号
f63の画像データを撮像してインターネットで伝送し
た直後に、接続された回線のデータ転送レートが比較的
低いレートに変化(ここでは約1/2の転送レートに変
化)したとする。このとき、サーバーコンピュータ装置
30からの指令で、パン・チルタ20のパンモータ21
により撮像装置10が駆動される速度(回動する角速
度)を約1/2に変化させる。
【0046】このようにすることで、データ転送レート
が低くなった直後のタイミングT14で撮像されたフレ
ーム番号f64の画像データからは、約2倍の時間をか
けてユーザー側のクライアントコンピュータ装置50に
伝送されるが、一定のパン角度の画像をモニタできる。
即ち、例えばタイミングT14で撮像されたフレーム番
号f64の画像データは、タイミングt15でモニタ受
像機60に表示されるが、このときのパン角度はθ4で
あり、この画像データの伝送が終了した直後にフレーム
番号f65の画像が撮像されるタイミングT16のパン
角度はθ5であり、データ転送レートが変化して、1フ
レームの画像データの伝送に要する時間が変化しても、
モニタ受像機60側に順次表示される画像は、常にほぼ
一定のパン角度の変化毎に撮像された画像となる。従っ
て、常時一定の角度毎の画像をモニタ受像機60で確認
することができ、撮像装置10の周囲の状態をモニタ画
像から良好に確認することができる。
【0047】なお、ここではデータ転送レートが低くな
る場合について説明したが、転送レートが高く変化した
場合には、逆にパン・チルタ20を駆動する速度を早く
すれば良い。また、ここではパン角度を変化させる例に
ついて説明したが、チルト角度を変化させる場合にも適
用できる。また、ズームレンズで画角を変化させる場合
のズームレンズモータにより駆動する速度についても、
同様に制御しても良い。
【0048】次に、第2の実施例を、図4を参照して説
明する。ここでは従来例として図9,図10により説明
した場合と同様に、データ転送レートが変化したときの
例としてあり、図4の左側の縦軸は画像が撮像されるタ
イミングを示し、右側の縦軸は画像が受像されるタイミ
ングを示す。ここでは、パン・チルタ20の駆動の有無
は問わない。
【0049】まず、最初の状態では、インターネット4
0として用意された通信回線は比較的回線が空いている
状態で、転送レートとして比較的高いレートが設定され
ているとする。この状態で、この場合には撮像装置10
でタイミングT21に撮像されたフレーム番号f71の
画像が、接続された通信回線を介してユーザー側のクラ
イアントコンピュータ装置に伝送され、この1フレーム
の画像データが全て伝送されたタイミングt21で、モ
ニタにフレーム番号f71の画像の受像が開始される。
このとき、転送レートが高い状態では、サーバーコンピ
ュータ装置30から送出される画像データの圧縮率を比
較的少ない圧縮率に設定する。
【0050】そして、このフレーム番号f71の画像の
伝送が終了した直後のタイミングT22で、次のフレー
ム番号f72の画像が撮像されて、その画像データがユ
ーザー側に伝送され、タイミングt22で受像が開始さ
れる。以後、一定の時間毎のタイミングT23,T24
‥‥で、フレーム番号f73,f74‥‥の画像の撮像
が行われる。
【0051】ここで、タイミングT23で撮像したフレ
ーム番号f73の画像データを伝送した直後に、通信回
線が混雑して転送レートが比較的低い状態に変化(ここ
では約1/2の転送レートに変化)したとする。このと
き、次のタイミングT24で撮像したフレーム番号f7
4の画像データの伝送からは、サーバーコンピュータ装
置30から送出される画像データの圧縮率を比較的大き
い圧縮率に設定し、転送レートの変化があっても、1フ
レームの画像データの伝送に要する時間が変わらないよ
うに制御する。
【0052】即ち、ここでは約1/2の転送レートに変
化したことがサーバーコンピュータ装置30で検出され
るので、画像データの圧縮率を2倍に変化させて、デー
タサイズを約1/2として伝送させ、クライアントコン
ピュータ装置50で1フレームの画像データの受信に要
する時間が変わらないようにする。
【0053】このように処理されることで、データ転送
レートが低くなっても、タイミングT24,タイミング
T25,T26‥‥と一定周期で撮像された画像データ
が、クライアントコンピュータ装置50側に伝送され
て、一定周期のタイミングt24,t25,t26‥‥
で受信した画像データをモニタ受像機60に受像させる
処理が行われる。この場合、画像データの圧縮率が変化
するので、その圧縮率に比例して、表示される画像の解
像度は変化する。
【0054】なお、ここでは画像データの圧縮率を変化
させて、1フレームの画像データのデータサイズを変化
させたが、1フレームの画像を構成するビット数を変化
させて、データサイズを変化させても良い。
【0055】次に、第3の実施例を、図5を参照して説
明する。ここでは従来例として図11により説明した場
合と同様に、クライアントコンピュータ装置からの指令
で、パン角度を所定量変化させたときの例としてあり、
図5の横軸はパン角度を示し、左側の縦軸は画像が撮像
されるタイミングを示し、右側の縦軸は画像が受像され
るタイミングを示す。
【0056】この例では転送レートは一定であるとす
る。まず、タイミングT31でパン角度θ1が設定され
た状態で、フレーム番号f81の画像を撮像し、この画
像データを比較的低い圧縮率によるデータ量の大きな画
像データとして、ユーザー側のクライアントコンピュー
タ装置50に伝送する。ユーザー側では、比較的長い時
間が経過したタイミングt34になって、フレーム番号
f81の画像データの受信を完了して、このタイミング
t34からモニタ受像機60でフレーム番号f81の画
像の受像を開始させる。
【0057】ここで、フレーム番号f81の画像データ
の伝送を行っている最中に、パン・チルタ20のパン角
度をθ1からθ5にする指令が、クライアントコンピュ
ータ装置50から伝送されたとする。このとき、本例に
おいては、この指令に基づいてパン・チルタ20がパン
角度を変化させている間は、次の画像の伝送を開始させ
ない。即ち、パン角度がθ5となったタイミングT36
で、始めて次のフレーム番号f82の画像データをサー
バーコンピュータ装置30が取り込んで、伝送を開始さ
せる。そして以後は、パン・チルタ20が駆動されない
限りは、画像の伝送が完了する毎に次の画像を撮像して
伝送させる処理を、一定周期で繰り返し行う。
【0058】このように処理されることで、ユーザー側
のクライアントコンピュータ装置50に接続されたモニ
タ受像機60では、指示したパン角度になった直後のタ
イミングT36で撮像した画像が表示され、指示したパ
ン角度になった直後の様子を迅速にモニタすることが可
能になる。
【0059】なお、ここではパン角度を変化させる例に
ついて説明したが、チルト角度を変化させる場合にも適
用できる。また、ズームレンズで画角を変化させる場合
にも、その画角が変化している間は、撮像した画像を伝
送しないように制御しても良い。さらに、その他の撮像
状態(アイリス調整,ホワイトバランス調整)を調整す
る場合にも、その調整中には撮像した画像を伝送しない
ように設定しても良い。
【0060】次に、第4の実施例を、図6を参照して説
明する。ここでは上述した第3の実施例の場合と同様
に、クライアントコンピュータ装置からの指令で、パン
角度を所定量変化させたときの例としてあり、図6の横
軸はパン角度を示し、左側の縦軸は画像が撮像されるタ
イミングを示し、右側の縦軸は画像が受像されるタイミ
ングを示す。
【0061】この例でも転送レートは一定であるとす
る。まず、タイミングT31でパン角度θ1が設定され
た状態で、フレーム番号f91の画像を撮像し、この画
像データを比較的低い圧縮率によるデータ量の大きな画
像データとして、ユーザー側のクライアントコンピュー
タ装置50に伝送する。ユーザー側では、比較的長い時
間が経過したタイミングt34になって、フレーム番号
f91の画像データの受信を完了して、このタイミング
t34からモニタ受像機60でフレーム番号f91の画
像の受像を開始させる。ここまでは図5で説明した場合
と同じである。
【0062】ここで、フレーム番号f91の画像データ
の伝送を行っている最中に、パン・チルタ20のパン角
度をθ1からθ5にする指令が、クライアントコンピュ
ータ装置50から伝送されたとする。このとき、本例に
おいては、この指令に基づいてパン・チルタ20がパン
角度を変化させている間は、撮像した画像を、比較的高
い圧縮率によるデータ量の小さな画像データとして、ユ
ーザー側のクライアントコンピュータ装置50に伝送す
る。即ち、フレーム番号f91の画像データの伝送が完
了した直後のタイミングT35では、パン角度が移動中
であるので、このタイミングで撮像したフレーム番号f
92の画像データを、データ量の小さな画像データに圧
縮して、ユーザー側のクライアントコンピュータ装置5
0に伝送する。このため、短時間でフレーム番号f92
の画像データの伝送が完了し、例えばタイミングt35
でフレーム番号f92の画像の受像が開始される。
【0063】そして、指示されたパン角度θ5になっ
て、パン・チルタ20が停止した直後に、次のフレーム
番号f93の画像データをサーバーコンピュータ装置3
0が取り込んで、伝送を開始させる。このときには、フ
レーム番号f91の画像データと同様に、比較的低い圧
縮率によるデータ量の大きな画像データとして、ユーザ
ー側のクライアントコンピュータ装置50に伝送する。
そして以後は、パン・チルタ20が駆動されない限り
は、比較的低い圧縮率によるデータ量の大きな画像デー
タで、画像データを一定周期で伝送させる処理を繰り返
し行う。
【0064】このように処理することで、上述した第3
の実施例の場合と同様に、ユーザー側のクライアントコ
ンピュータ装置50に接続されたモニタ受像機60で
は、指示したパン角度になった直後のタイミングT36
で撮像した画像が表示され、指示したパン角度になった
直後の様子を迅速にモニタすることが可能になると共
に、本例の場合には、パン角度が変化している間の画像
をモニタすることもできる。この場合、パン角度が変化
している間の画像は、データ量が小さい画像データとし
て伝送されるので、解像度が低い画像となるが、パン角
度を変化させている途中であるので、問題はない。
【0065】なお、この第4の実施例の場合にも、パン
角度を変化させる例について説明したが、チルト角度を
変化させる場合にも適用できる。また、ズームレンズで
画角を変化させる場合にも、その画角が変化している間
は、撮像した画像を伝送しないように制御しても良い。
さらに、その他の撮像状態(アイリス調整,ホワイトバ
ランス調整)を調整する場合にも、その調整中には撮像
した画像を伝送しないように設定しても良い。
【0066】また、上述した各実施例では、インターネ
ットとして通信回線によりカメラ側とモニタ側を接続さ
せて、離れた場所のモニタを行う構成としたが、インタ
ーネット以外の通信回線により接続させた構成の場合に
も適用できることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によると、ビデ
オカメラ側とモニタ側とを接続する通信回線での伝送レ
ートの変化を検出して、ビデオカメラを移動させる速度
の制御を行うことで、例えば伝送レートの変化があって
も、モニタ側で一定角度間隔の画像を常時モニタできる
ようになる。
【0068】請求項2に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、通信回線を介して伝送され
る制御データにより、移動手段でビデオカメラを移動さ
せる制御を行うことで、例えばモニタ側からの指令でビ
デオカメラを移動させたときのモニタ状態を、良好に設
定することが可能になる。
【0069】請求項3に記載した発明によると、ビデオ
カメラ側とモニタ側とを接続する通信回線での伝送レー
トの変化を検出して、ビデオカメラで撮影された画像デ
ータのデータサイズを制御することで、例えば伝送レー
トの変化があっても、モニタ側ではほぼ一定の間隔でビ
デオカメラで撮影した画像をモニタできるようになる。
【0070】請求項4に記載した発明によると、ビデオ
カメラでの撮影状態を変化させている間は、撮影された
画像のデータサイズを小さくして伝送することで、撮影
状態を変化させている間の画像は比較的短い時間で伝送
でき、その撮影状態が変化している間の画像のモニタ
や、撮影状態の変化が終了した直後の画像のモニタを、
良好に行うことが可能になる。
【0071】請求項5に記載した発明によると、請求項
4に記載した発明において、撮影状態を変化させている
間、送出手段から送出される画像のデータサイズを小さ
くする代わりに、画像データの送出を停止させること
で、撮影状態の変化が終了した直後に撮影された画像が
伝送されることになり、撮影状態の変化が終了した直後
の画像を迅速にモニタできるようになる。
【0072】請求項6に記載した発明によると、請求項
4に記載した発明において、撮影制御手段での撮影状態
の変化は、画角又は撮影範囲の変化であることで、ズー
ムレンズによる画角の変化や、パン・チルタなどでカメ
ラ自体を移動させた撮影範囲を変化させる場合におけ
る、撮影状態が変化している間の画像のモニタや、撮影
状態の変化が終了した直後の画像のモニタが、良好に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるシステム構成を示す
構成図である。
【図2】本発明の実施の形態によるシステム全体のブロ
ック図である。
【図3】第1の実施例による時刻とパン方向と転送レー
トとの関係を示す説明図である。
【図4】第2の実施例による時刻と画像と転送レートと
の関係を示す説明図である。
【図5】第3の実施例による時刻と画像とパン方向との
関係を示す説明図である。
【図6】第4の実施例による時刻と画像とパン方向との
関係を示す説明図である。
【図7】従来のシステムによる時刻と画像とパン方向と
の関係の例を示す説明図である。
【図8】従来のシステムによる時刻と画像とパン方向と
転送レートとの関係の例を示す説明図である。
【図9】従来のシステムによる時刻と画像との関係の例
を示す説明図である。
【図10】従来のシステムによる時刻と画像と転送レー
トとの関係の例を示す説明図である。
【図11】従来のシステムによる時刻と画像とパン方向
との関係の例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…撮像装置、20…パン・チルタ、30…サーバー
コンピュータ装置、40…インターネット、50…クラ
イアントコンピュータ装置、60…モニタ受像機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 利幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会 社内 (72)発明者 玉山 研 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会 社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラと、 該ビデオカメラを所定状態で移動させる移動手段と、 上記ビデオカメラにより撮影された画像データを所定の
    通信回線に送出する送出手段と、 上記通信回線の伝送レートを検出する検出手段と、 該検出手段で検出した伝送レートにより上記移動手段で
    上記ビデオカメラを移動させる速度を制御する制御手段
    とを備えた画像伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像伝送装置において、 上記通信回線を介して伝送される制御データにより、上
    記移動手段で上記ビデオカメラを移動させる制御を行う
    画像伝送装置。
  3. 【請求項3】 ビデオカメラと、 該ビデオカメラにより撮影された画像データを所定の通
    信回線に送出する送出手段と、 上記通信回線の伝送レートを検出する検出手段と、 該検出手段で検出した伝送レートにより上記送出手段で
    送出される画像のデータサイズを制御する制御手段とを
    備えた画像伝送装置。
  4. 【請求項4】 ビデオカメラと、 該ビデオカメラでの撮影状態を変化させる撮影制御手段
    と、 上記ビデオカメラにより撮影された画像データを所定の
    通信回線に送出する送出手段とを備え、 上記撮影制御手段で撮影状態を変化させている間、上記
    送出手段から送出される画像のデータサイズを小さくす
    る画像伝送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像伝送装置において、 上記撮影制御手段で撮影状態を変化させている間、上記
    送出手段から送出される画像のデータサイズを小さくす
    る代わりに、上記送出手段からの画像データの送出を停
    止させる画像伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像伝送装置において、 上記撮影制御手段での撮影状態の変化は、画角又は撮影
    範囲の変化である画像伝送装置。
JP21654797A 1997-08-11 1997-08-11 画像伝送装置 Pending JPH1169339A (ja)

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