JPH1168881A - データストリーム処理装置及び方法 - Google Patents

データストリーム処理装置及び方法

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JPH1168881A
JPH1168881A JP22690097A JP22690097A JPH1168881A JP H1168881 A JPH1168881 A JP H1168881A JP 22690097 A JP22690097 A JP 22690097A JP 22690097 A JP22690097 A JP 22690097A JP H1168881 A JPH1168881 A JP H1168881A
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JP
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JP22690097A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nomura
哲哉 野村
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Sony Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Memory System (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を削減する。 【解決手段】 データストリーム処理装置は、MPEG
2ストリームからビットレートを抽出するデマルチプレ
クサ1と、このデマルチプレクサ1を介して与えられる
データをSDRAM7と送受するDRAMインターフェ
ース5と、上記デマルチプレクサ1から与えられるビッ
トレートに基づいて上記DRAMインターフェース5及
びSDRAM7に供給する最適周波数を計算する最適周
波数計算ブロック2と、この最適周波数計算ブロック2
から与えられた最適周波数を発生して上記DRAMイン
ターフェース5及びSDRAM7に供給するPLL10
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可変レートの時
系列情報であるデータストリームを処理するデータスト
リーム処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー動画像の圧縮方式のフォーマット
であるMPEG2は、通信などの伝達メディアにも使え
る汎用符号化方式であるISO/IEC 13818規
格の通称である。このMPEG(Moving Pictures Expe
rts Group )2は、径12センチのコンパクトディスク
と同サイズのディスクに映像を収めるいわゆるディジタ
ルビデオディスク(Degital Video Disc;DVD)に採用さ
れたこともあって普及が見込まれている。
【0003】MPEG2の動画像データ圧縮の方法は、
大きく分けて、画面内の相関を利用した圧縮である離散
コサイン変換(Descrete Cosine Transform; DCT)、画
面間の相関を利用した圧縮である動き補償、符号列の相
関を利用した圧縮であるハフマン符号化の3つを組み合
わせたものである。
【0004】DCTは画像の空間方向の相関を利用し、
データの空間軸における冗長性を取り除く手法である。
これに対して動き補償は、画像の時間軸方向の相関を利
用し、データの時間軸における冗長性を取り除く手法で
ある。動き補償の処理による圧縮で約1/2、DCTの
処理による圧縮で1/10〜1/20、ハフマン符号化
の処理による圧縮で2/3〜1/2、全体でおよそ1/
40の圧縮率が得られる。データ量をおよそ1/40に
減らせば、例えば、240MBPSの映像信号が6MB
PSで、或いは160MBPSの映像信号が4MBPS
で伝送できることになる。
【0005】MPEG2は、動き補償を用いた予測符号
化を行うために、図4に示すように、Iピクチャ、Pピ
クチャ、Bピクチャと呼ぶ3つの要素によるGOP(Gr
oupOf Pictures) 構造を用いている。
【0006】Iピクチャ(Intra 符号化画像)は、フィ
ールド内符号化により作られるもので、前画像からの予
測符号化を行わないものである。予測符号化を使って作
った画像ばかり並んでいると、ランダムアクセスが行わ
れた場合、それに応じて瞬時に画面を出すことができな
い。そこで、定期的にアクセスの基準となるものを作っ
てランダムアクセスにも対応できるようにしている。I
ピクチャは、いわば、GOPの独立性を持つため存在す
る。
【0007】Iピクチャの出現する頻度は、それぞれの
アプリケーションに必要とされるランダムアクセスの性
能によって決定されるが、普通1フィールドに1枚(1
フレームに2枚)、即ち画像15枚に1枚の割合であ
る。Iピクチャ1枚のデータ量は、Pピクチャ1枚の2
〜3倍、Bピクチャ1枚の5〜6倍に相当する。GOP
とは、1つのIピクチャから次のIピクチャまでの間の
ピクチャのグループのことである。従って、このグルー
プ内のピクチャ間で画像予測が行われることになる。
【0008】Pピクチャ(Predictive符号化画像)は、
1つ前の画像から予測符号化を行って作られるもので、
Iピクチャに基づいて作られる。“フレーム内符号化画
像”であるIピクチャに対して、Pピクチャは“フレー
ム間準方向予測符号化画像”と定義づけられる。
【0009】Bピクチャ(Bidirectionally predictive
符号化画像)は、“双方向予測符号化画像”である。B
ピクチャは、前後の2枚のPピクチャからの予測を行う
ことで作られる。
【0010】Iピクチャ、Pピクチャ、BピクチャのG
OP内での関係をもう少し詳しく見ると、図5に示すよ
うに、GOPの初めにあるIピクチャから1段目の予測
は、前方即ち順方向に行われ、Pピクチャが作られる。
この際、Pピクチャは後から作られる複数のBピクチャ
を飛び越す形で配置される。
【0011】2段目の予測は、最初のIピクチャと1段
目で符号化されたPピクチャの2枚から、その2枚の間
に、つまり、両方向の予測によって、複数のBピクチャ
が作られる。さらに、1枚目のPピクチャと2枚目のP
ピクチャの間にも、同じように複数のBピクチャが作ら
れる。Bピクチャは、復号化に当たって、2本の動きベ
クトルと2枚(前と後)の参照画像を用いて動き補償す
る。MPEGの特徴である両方向予測は、予測において
時間的に過去の画像と未来の画像の2つを用いるため
に、高い予測効率を得られるという特徴がある。
【0012】MPEG2には、メディア間の互換性を確
保するために、様々なアプリケーションに適した機能を
組み合わせる5種類の“プロファイル”と、処理能力を
示す4種類の“レベル”が規定されている。
【0013】上記プロファイル/レベルとしては、図6
に示すように、現在のところ11種類が提案されてい
る。これらのプロファイル/レベルのうちでメインプロ
ファイル/メインレベル(Main Profile at Main Leve
l;MP@ML)がビデオ映像を記録するDVD−Video
に採用されている。このMP@MLは、将来デジタルの
HDTV方式が普及するようになるまでは多くのアプリ
ケーションで利用されることと思われる。
【0014】MP@MLは、MPEG2規格の中で、テ
レビ映像に対応した標準的区分であり、映像信号に対す
るフィールド内クロマライン間引きを行う。なお、ハイ
プロファイルは、クロマライン間引きを行わないもので
あり、一般放送用としては過剰仕様である。
【0015】なお、同図中のレベルの列の数字は、水平
画素数×垂直画素数×フレーム周波数の標準値、を表し
ている。また、プロファイルの行の“SNRスケーラブ
ル”の“SNR”は、シグナルノイズ比(Signal Noise
Ratio)を意味する。
【0016】DVD−Videoには、高効率の画像記
録のために、可変転送レートが採用されている。ここ
で、転送レートとは、単位時間内に送れるデータ量を示
すもので、1秒当たりのビット数(bit per second; bp
s) を表している。この転送レートの数値が大きい(転
送レートが大きい)ほど、映像や音声のデータを大量に
送れるため、画質や音質を高くすることができる。
【0017】MPEG2で画像圧縮を行う場合、NTS
C方式のテレビと同質の画質を得るには6Mbps程度
の転送レートが必要とされる。しかし、実際には、映像
の動きが激しい部分などでは、さらに大きなデータ量が
必要となり、高画質を保つためにはより高い転送レート
を用いなければならない。一方、静止画に近い、映像の
動きが殆どない部分はデータ量も少なく、低い転送レー
トでも十分に高い画質が得られる。
【0018】ここで問題となるのが、転送レートと収録
時間の関係である。映像の状態に左右されることなく高
画質を保つためには、映像のデータ量が最大となる部分
に合わせて高い転送レートを用いればよいことになる
が、転送レート×収録時間がディスクのデータ量となる
ため、転送レートを高くするほど収録時間が小さい場合
に生じる無駄も大きくなってしまう。
【0019】そこで、DVD−Videoでは、最大
9.8Mbpsの可変転送レートという技術が採用され
た。これは、画像の状態に合わせて、多くのデータ量が
必要となときは転送レートを低くして画像の記録・再生
を行うもので、ディスクの記録容量をより効率よく無駄
なく使うことができる。
【0020】DVD−Videoでは、この可変転送レ
ートの採用により、平均3.5Mbps程度の転送レー
トで、固定レートの場合にはその2倍以上のレートが必
要とされる画質を実現している。ちなみに、MPEG1
で画像圧縮を行VideoCDでは、1.15Mbps
の固定レートが採用されており、DVD−Videoと
の技術的な相違点の一つとなっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】MPEG2のMP@M
Lでは、一般に、ビデオの最大のビットレートが25M
Hzであり、外部メモリへのアクセスのバンド幅がこの
値に基づいて規定されている。
【0022】しかしながら、ビデオ放送や、上述したD
VDにおいては、4〜10Mbps程度の可変レートの
データストリームである。このため、実際には上記バン
ド幅のうち無駄部分が少なからずあり、その間もクロッ
クが供給されるために電力消費が大きかった。
【0023】この発明は、上述の課題を解決するために
なされるものであって、消費電力を低減したデータスト
リーム処理装置及び方法を提供することを目的とする。
【0024】
【発明を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明に係るデータストリーム処理装置は、可
変レートの時系列情報であるデータストリームから転送
レート情報を抽出する転送レート情報抽出手段と、上記
データストリームが入力される転送レート情報抽出手段
から与えられたデータを用いて外部の記憶手段とデータ
を送受するインターフェース手段と、上記転送レート情
報抽出手段から与えられた転送レート情報に基づいて上
記インターフェース手段に供給する動作周波数を計算す
る周波数計算手段と、上記周波数計算手段にて計算され
た動作周波数の基準信号を発生して上記インターフェー
ス手段に供給する信号発生手段とを有するものである。
【0025】また、この発明に係るデータストリーム処
理方法は、可変レートの時系列情報であるデータストリ
ームから転送レート情報を抽出する転送レート情報抽出
工程と、 上記データストリームが入力される転送レー
ト情報抽出工程から与えられたデータを用いて外部の記
憶手段とデータを送受するインターフェース工程と、上
記転送レート情報抽出工程から与えられた転送レート情
報に基づいて上記インターフェース工程に供給する動作
周波数を計算する周波数計算工程と、上記周波数計算工
程にて計算された動作周波数の基準信号を発生して上記
インターフェース工程に供給する信号発生工程とを有す
るものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るデータスト
リーム処理装置及び方法について、図面を参照して説明
する。
【0027】この発明に係るデータストリーム処理装置
は、図1に示すように、可変レートの時系列情報である
MPEG2データストリームから転送レートであるビッ
トレートを抜き出す転送レート情報抽出手段であるデマ
ルチプレクサ1と、このデマルチプレクサ1にて抜き出
されたビットレートに基づいて周波数を計算する周波数
計算手段である最適周波数計算ブロック2とを有してい
る。
【0028】上記デマルチプレクサ1は、可変レートの
データストリームであるMPEG2の属性を表す付加情
報の中のスライスヘッダを解析してビットレート情報を
抽出するヘッダパーサである。このデマルチプレクサ1
からは、上記最適周波数計算ブロック2にビットレート
情報が、DRAMインターフェース部にデータストリー
ムがそれぞれ送られる。
【0029】上記最適周波数計算ブロック2は、上記デ
マルチプレクサから供給されるビットレート情報に基づ
いて、DRAMインターフェース部に供給するクロック
の最適値を計算するブロックである。この最適周波数計
算ブロック2は、ビットレートに対応する最適周波数を
不揮発性メモリであるROMに予め設定したROMテー
ブルとして構成することができる。
【0030】このテーブルに設定される値の一例として
は、図2に示すように、MPEG1に対応する1.5M
bpsには本来の周波数である25MHzに対して30
%減、デジタル放送に対応する1.5〜4Mbpsには
同じく20%減、DVDに対応する4〜10Mbpsに
は同じく10%減、10〜25Mbpsに対してはノー
マルとして本来の周波数をそれぞれ設定することができ
る。
【0031】また、このデータストリーム処理装置は、
周波数を計数するカウンタである周波数カウンタ3と、
電圧に応じた周波数を発生する電圧制御発振器(Voltag
e Controled Oscillator;VCO)4とを有している。
【0032】上記周波数カウンタは、上記VCO4から
与えられる信号の周波数をカウントし、また、例えば外
部から与えられる参照タイミングと、上記最適周波数計
算ブロック2から最適周波数とをそれぞれ与えられ、こ
れらに基づいて上記VCO4を制御する電圧を発生して
上記VCO4を制御している。
【0033】上記VCO4は、上記周波数カウンタ3か
ら与えられる電圧に応じた周波数の信号を発生する電圧
制御発振器である。
【0034】これら上記周波数カウンタ3及びVCO4
は、一体となっていわゆるPLL(Phase Locked Loop
)10を構成している。このPLL10は、上記参照
タイミングに同期した上記最適周波数計算ブロック2か
ら与えられる最適周波数の基準信号を発生する。そし
て、このPLL10は、基準周波数をDRAMインター
フェース部5及びSDRAMに供給している。
【0035】さらに、上記データストリーム処理装置
は、SDRAMに対する信号の伝送を仲介するDRAM
インターフェース部5と、データストリームとして与え
られるオーディオ/ビジュアルデータを復号するオーデ
ィオ/ビジュアルデコードブロック6とを有している。
【0036】上記DRAMインターフェース部5は、上
記デマルチプレクサ1からデータストリームを与えら
れ、上記PLL10から供給される基準信号のタイミン
グに応じて外部の記憶手段であるSDRAMに対して情
報の送受を行う。具体的には、上記基準信号に同期して
上記SDRAMに対してデータ及びアドレスを送るとと
もに上記SDRAMからデータを受け取る。また、この
DRAMインターフェース部5は、上記オーディオ/ビ
ジュアルデコードブロック6に圧縮されたオーディオ/
ビジュアルデータを与え、上記オーディオ/ビジュアル
デコードブロック6から復号されるオーディオ/ビジュ
アル情報を受け取る。
【0037】なお、上記データストリーム処理装置は、
上記デマルチプレクサ1、最適周波数計算ブロック2、
周波数カウンタ3、VCO4、DRAMインターフェー
ス部5及びA/Vデコードブロック6を、1チップの半
導体基板に集積回路として形成したMPEG2デコーダ
ICとして構成することができる。
【0038】上記データストリーム処理装置には、外部
の記憶手段として、高いアクセス速度と広帯幅を特長と
するSDRAM(Syncronous Dynamic Random Access M
emory)5が接続されている。このSDRAM5は、上
記DRAMインターフェース部5を介して上記データス
トリーム処理装置から与えらたオーディオ/ビジュアル
情報を記憶すると共に、このオーディオ/ビジュアル情
報を上記DRAMインターフェース部5によって読み出
されている。
【0039】具体的には、このSDRAM5は、上記D
RAMインターフェース部5からデータ及びアドレスを
受け取り、上記DRAMインターフェース部5にデータ
を与えている。また、このSDRAM5には、上記PL
L10から基準信号が供給されている。
【0040】以上述べたように、通常10MBPS程度
のMPEG2のデータストリームをデコードする場合、
最も速い周波数で動作するDRAMインターフェース部
5及び外部の記憶手段としてSDRAM7を用いる場合
はメモリそのものに供給されるクロックの周波数が下が
ることで、消費電力を削減することができる。
【0041】即ち、内蔵のVCO4によってDRAMイ
ンターフェース部5に供給されるクロックの周波数は、
上記データストリームのビットレートに応じて可変され
る。これは、従来のクロックが、ビットレートの取り得
る上限値に固定されていることと相違している。従っ
て、このデータストリーム処理装置においては、クロッ
クが遅くなった分、消費電力が削減される。
【0042】次に、上記データストリーム処理方法に係
る一連の工程を、図3に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0043】最初のステップS1においては、可変レー
トの時系列情報であるMPEG2データストリームから
転送レートであるビットレートを抜き出す。即ち、MP
EG2は、属性を表す付加情報の中にスライスヘッダ含
んであるので、ヘッダパーサにてこのスライスヘッダを
解析してビットレート情報を抽出する。そして、次のス
テップS2に進む。
【0044】ステップS2においては、上記ビットレー
ト情報に基づいてクロックの最適値を計算する。ここ
で、このステップS2は、ビットレートに対応する最適
周波数を不揮発性メモリであるROMに予め設定したR
OMテーブルを用意しておき、与えらたビットレートに
応じた最適周波数をこのROMテーブルから読み出すこ
とにより構成することもできる。そして、これに続くス
テップS3に進む。
【0045】ステップS3は、上記最適周波数の基準信
号を発生する。この基準信号の発生には、周波数カウン
タ及びVCOを有するPLLを利用することができる。
そして、ステップS4に進む。
【0046】ステップS4は、入力される可変レートの
MPEG2のデータストリームを、上記上記基準信号に
基づいて外部の記憶手段と送受するインターフェースの
工程である。このステップS4では、上記可変レートに
応じて最適に設定されている周波数の基準信号に基づい
て外部の記憶手段とオーディオ/ビジュアル情報を送受
する。そして、この一連の工程を終了する。
【0047】このように、上記データストリーム処理方
法においては、データストリームのビットレートに応じ
てインターフェースの基準信号を最適な周波数に設定し
ている。従って、従来のように、基準信号の周波数を常
にビットレートの上限に固定する必要がなくなり、周波
数を下げることができるので消費電力を削減することが
できる。
【0048】なお、上述の説明においては基準信号の周
波数をデータストリームのビットレートに応じて最適の
周波数に設定したが、基準信号の周波数はオーディオチ
ャンネル数、画像グループであるGOP構造、ピクチャ
の属性等の要因を考慮することにより細かく制御するこ
とができる。例えば、Iピクチャデコード中は、モーシ
ョンベクタを使わないのでアクセスが少ないことを利用
することができる。
【0049】また、ヘッダパーシング時に情報を先取り
してフィードフォワード制御すると、デコードが破綻す
ることはない。
【0050】さらに、上述の説明においては外部の記憶
手段としてSDRAMを例示したが記憶手段はSDRA
Mに限定されない。外部の記憶手段としては、例えばD
RAMを用いることができる。
【0051】
【発明の効果】上述のように、MPEG2のデータスト
リームをデコードする際にデータストリームの転送レー
トに応じてDRAMインターフェース部のクロックの周
波数を下げることによって消費電力を削減することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】データストリーム処理装置の概略的な構成を示
すブロック図である。
【図2】上記データストリーム処理装置の最適周波数計
算ブロックのROMテーブルに収められるテーブルの一
例を示す図である。
【図3】データストリーム処理方法の一連の工程を示す
フローチャートである。
【図4】MPEG2のGOP内の各ピクチャの配置の一
例を示す図である。
【図5】MPEG2の順方向及び逆方向の予測符号化を
説明する図である。
【図6】プロファイル/レベルの一覧を示す図である。
【符号の説明】
1 デマルチプレクサ、2 最適周波数計算ブロック、
4VCO、5 DRAMインターフェース部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変レートの時系列情報であるデータス
    トリームから転送レート情報を抽出する転送レート情報
    抽出手段と、 上記データストリームが入力される転送レート情報抽出
    手段から与えられたデータを用いて外部の記憶手段とデ
    ータを送受するインターフェース手段と、 上記転送レート情報抽出手段から与えられた転送レート
    情報に基づいて上記インターフェース手段に供給する動
    作周波数を計算する周波数計算手段と、 上記周波数計算手段にて計算された動作周波数の基準信
    号を発生して上記インターフェース手段に供給する信号
    発生手段とを有することを特徴とするデータストリーム
    処理装置。
  2. 【請求項2】 上記データストリームは、MPEG2規
    格によるものであることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータストリーム処理装置。
  3. 【請求項3】 可変レートの時系列情報であるデータス
    トリームから転送レート情報を抽出する転送レート情報
    抽出工程と、 上記データストリームが入力される転送レート情報抽出
    工程から与えられたデータを用いて外部の記憶手段とデ
    ータを送受するインターフェース工程と、 上記転送レート情報抽出工程から与えられた転送レート
    情報に基づいて上記インターフェース工程に供給する動
    作周波数を計算する周波数計算工程と、 上記周波数計算工程にて計算された動作周波数の基準信
    号を発生して上記インターフェース工程に供給する信号
    発生工程とを有することを特徴とするデータストリーム
    処理方法。
JP22690097A 1997-08-22 1997-08-22 データストリーム処理装置及び方法 Withdrawn JPH1168881A (ja)

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WO2000000893A3 (en) * 1998-06-30 2000-04-27 Koninkl Philips Electronics Nv Memory arrangement based on rate conversion
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