JPH1167695A - 微細窪みへの液充填方法及び装置、及び微細窪みへのメッキ方法 - Google Patents

微細窪みへの液充填方法及び装置、及び微細窪みへのメッキ方法

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JPH1167695A
JPH1167695A JP23336297A JP23336297A JPH1167695A JP H1167695 A JPH1167695 A JP H1167695A JP 23336297 A JP23336297 A JP 23336297A JP 23336297 A JP23336297 A JP 23336297A JP H1167695 A JPH1167695 A JP H1167695A
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plating
liquid
fine
gas
solution
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JP23336297A
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Naoaki Kogure
直明 小榑
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材表面に設けた微細な窪みの内部にメッキ
液等の各種液体を充填することができる微細窪みへの液
充填方法及び装置、及び微細窪みへのメッキ方法を提供
する。 【解決手段】 半導体ウエハ100の周囲の空間をメッ
キ処理層1内に密閉して真空排気手段3にて真空排気し
た後、ガス供給手段5にて溶解度の大きいガス(例えば
アンモニアガス、亜硫酸ガス、炭酸ガス等)を導入す
る。次に液体供給手段7にてメッキ処理層1内にメッキ
液を導入することで半導体ウエハ100表面に設けた微
細な窪み内に残留しているガスをメッキ液に溶解して微
細な窪み内にメッキ液を充填する。これによって微細な
窪み内をメッキして埋める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ等の基
材表面に設けた微細な窪み内部にメッキ液等の所望の液
体を充填するのに好適な微細窪みへの液充填方法及び装
置、及び微細窪みへのメッキ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子用の配線として一般に
アルミニウム合金が用いられてきた。しかしながら配線
幅の微細化によってアルミニウム合金の電気的抵抗が無
視できなくなってそのスイッチング速度に限界が生じる
ようになってきた。またアルミニウム合金構成原子のマ
イグレーション(ストレスマイグレーション,エレクト
ロマイグレーション)による配線の断線化の恐れも生じ
てきた。
【0003】そこで近年アルミニウム合金よりもその電
気比抵抗値が小さい銅材が注目され、これを半導体素子
の配線に使用することが考えられている。なお銀も電気
比抵抗値が小さいが、高価で低強度かつ低耐食性で拡散
し易いので銅の方が良い。
【0004】なお銅材は実用的なドライエッチングの技
術が未確立のため従来のアルミニウム合金のようにこれ
をスパッタリング成膜と組合せた配線形成法を用いるこ
とが現状ではできないので、その代りに窪みを持った絶
縁層の穴埋めと、それに続く化学機械研摩法(CMP
法)を用いて配線やプラグ等を形成する方法が注目され
ている。
【0005】即ち例えば図5(a)に示すように、半導
体ウエハ100表面のSiO2絶縁層202中に、配線
用の溝203と下部の導電層221と接続する筒状のコ
ンタクトホール201とを形成し、その上にバリア層2
05を形成したものを用意する。バリア層205は下記
する銅の拡散防止用に設けられている。
【0006】次に図5(b)に示すようにこの半導体ウ
エハ100をメッキ液に浸漬した後水洗することによっ
てその表面全体に銅層207を形成するが、その際溝2
03とコンタクトホール201内を銅で完全に埋める。
【0007】次に化学機械研摩により、図5(c)に示
すように絶縁層202表面上の銅層207とバリア層2
05を除去し、これによって銅を埋め込んだ配線211
及びプラグ213が形成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで配線211や
プラグ213を形成するための溝203やコンタクトホ
ール201等の窪みの幅は、半導体素子の集積化による
微細化のためますます狭小なもの、例えば0.18μm
や0.13μm程度の幅のものが要求されている。
【0009】しかしながらこのように溝203やコンタ
クトホール201等の窪みが微細化してくると、この半
導体ウエハ100をメッキ液中に浸漬しても、該溝20
3やコンタクトホール201内にあった空気が表面張力
などによってそのまま残留してしまう恐れが増大する。
特にコンタクトホール201などはその幅に対して深さ
が深いので(例えばそのアスペクト比〔深さ/幅〕≒5
等)、内部に空気が残留し易い。
【0010】適切なメッキを行うためには、窪み内表面
をメッキ液が十分濡らすことが必要なので、もし空気が
残留してしまうと該溝203やコンタクトホール201
内部にメッキ液が浸入することを阻害する結果、メッキ
によって該窪み内部に銅を埋め込むことができなくなっ
てしまう。
【0011】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、微細な窪みの内部にメッキ液等の各種
液体を充填することができる微細窪みへの液充填方法及
び装置、及び微細窪みへのメッキ方法を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、基材表面に設けた微細な窪み内部に所望の
液体を充填する微細窪みへの液充填方法において、少な
くとも前記基材の微細な窪みを設けた部分の周囲の空間
を溶解度の大きいガスに置換し、該ガスに置換した空間
内に所望の溶解液を導入することで前記微細な窪み内に
残留しているガスを溶解液中に溶解し、結果として、微
細な窪み内に溶解液を充填することとした。また本発明
は、基材表面に設けた微細な窪み内部に所望の液体を充
填する微細窪みへの液充填装置において、少なくとも前
記基材の微細な窪みを設けた部分の周囲の空間を覆う処
理槽と、処理槽内に溶解度の大きいガスを導入するガス
供給手段と、処理槽内に所望の液体を充填して微細な窪
み内に残ったガスを溶解する液体供給手段とを具備して
構成することとした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明を半導体ウエハ
表面に形成したプラグ用や配線用の微細な窪み内をメッ
キで埋めるメッキ装置に利用した一実施形態を示す全体
概略構成図である。
【0014】同図に示すようにこの装置は、密封された
メッキ処理槽1に真空排気手段3とガス供給手段5と液
体供給手段7とを接続して構成されている。以下各構成
部材について説明する。
【0015】メッキ処理槽1は、半導体ウエハ100を
収納した状態でその周囲の空間を密封する構造の槽11
に温度調整手段13を取り付けて構成されている。
【0016】真空排気手段3はメッキ処理槽1に配管3
1とバルブ33を介して真空ポンプ35を接続して構成
されている。
【0017】ガス供給手段5はメッキ処理槽1に配管5
1とバルブ53を介してガス供給源55を接続して構成
されている。ここで供給するガスとしては下記する溶解
液(この実施形態では純水)に対して溶解度の大きいガ
スを使用すればよく、例えばアンモニアガス(NH3
や塩化水素ガス(HCl)や亜硫酸ガス(SO2)や炭
酸ガス(CO2)などを用いる。
【0018】液体供給手段7は銅メッキ用のメッキ液を
蓄えておく予備液槽71とポンプ73とフィルター75
とを配管77によってメッキ処理槽1に循環するように
接続し、またメッキ処理槽1とフィルタ75の間の配管
77には溶解液(この実施形態では純水)供給用の配管
79を接続し、メッキ処理槽1と予備液槽71の間の配
管77には排水用の配管81を接続し、さらに配管77
と配管79の接続部分にはバルブ83,85を接続し、
配管77と配管81の接続部分にはバルブ87,89を
接続して構成されている。予備液槽71には予備液槽7
1内のメッキ液を所定の温度に調整するための温度調整
手段72が取り付けられている。
【0019】次にこのメッキ装置の操作手順を図1,図
2を用いて説明する。即ちまず各バルブ33,53,8
3,85,87,89を閉じた状態で、メッキ処理槽1
内にプラグ用や配線用の微細な窪み内をメッキで埋めよ
うとする半導体ウエハ100を収納する(ステップ
1)。
【0020】次にバルブ33を開いて真空ポンプ35を
駆動することでメッキ処理槽1内の空気を排気する(ス
テップ2)。
【0021】次にバルブ33を閉じた後にバルブ53を
開いてガス供給源55からメッキ処理槽1内にガスを充
填し、同時に圧力は大気圧に戻る(ステップ3)。これ
によって半導体ウエハ100表面に設けた微細な窪み内
にもガスが満たされる。ガスの充填なので表面張力等の
影響は液体の場合に比べて極めて小さく微細な窪み内に
も容易にガスが浸入する。また、必要に応じて、真空排
気−ガス導入の操作を反復することによって内部のガス
置換は十分な程度まで実現する。
【0022】次にバルブ53を閉じた後にバルブ85を
開いてメッキ処理槽1内に溶解液(純水)を注入して、
半導体ウエハ100を該溶解液に浸漬状態にする(ステ
ップ4)。溶解液は液体なので、微細な窪み内のガスは
表面張力によって容易には排出されずに残る。
【0023】そしてこの状態で所定時間が経過するのを
待つ(ステップ5)。そしてこの待ち時間の間に図3に
示すように半導体ウエハ100表面に設けた微細な窪み
101内のガスGは溶解液Qに溶解されて徐々に置換さ
れて行き、その結果、該微細な窪み101内が溶解液で
満たされる。
【0024】ここでガスGが水に溶解する量は空気の水
への溶解量に対して、アンモニアガスは約10,000
倍、塩化水素ガスは約5,000倍、亜硫酸ガスは約8
00倍、炭酸ガスは約20倍である。
【0025】即ち例えば亜硫酸ガスを用いた場合、水へ
の溶解速度は1.26cm3/(cm2s)程度である。これ
は水と亜硫酸ガスが1cm2の接触面積で接している場
合、1sで1.26cm3の亜硫酸ガスが水中へ溶解する
ことを意味している。これは直径φ12mmの開口部で深
さ12.6mmの窪み内に亜硫酸ガスが充満し、開口部上
に水が存在したとき、1s後に水が窪みの底まで到達す
ることを意味している。つまりこれよりも極めて小さな
体積である前記微細な窪み101内はかなりの速さで前
記溶解液で満たされる。
【0026】またこの方法によれば、ガスの溶解液中へ
の溶解現象を利用しているので、どんなに微細な窪みで
あってもいわゆる表面張力による阻害要因にほとんど邪
魔されることなく溶解液が微細な窪み101内部へ容易
に浸透することができ、この点が本発明の大きな利点と
なっている。
【0027】なおガスの溶解量は一般に温度が低く、系
の圧力が高いほど増加することがわかっているので、必
要に応じて温度調整手段13,72にて溶解液の温度を
冷却したり、及び/又は真空ポンプ35を逆に加圧ポン
プとして用いることによって(又は真空ポンプ35とは
別に加圧手段を取り付けることによって)、十分な溶解
容量を得ることができる。
【0028】次にバルブ85を閉じてバルブ89を開く
ことによってメッキ処理槽1内の溶解液を排出する(ス
テップ6)。その際半導体ウエハ100表面は空気に触
れるが、微細な窪み101内に充填された溶解液はその
まま残る。
【0029】次にバルブ89を閉じてバルブ83,87
を開き、ポンプ73を駆動することでメッキ処理槽1内
にメッキ液を導入し、半導体ウエハ100をメッキ液中
に浸漬する(ステップ7)。メッキ液の温度は温度調整
手段13,72によって例えば電界メッキの場合は25
℃、無電解メッキの場合は50℃にしておく。微細な窪
み101内に充填されている溶解液とメッキ液との間に
も界面張力が働くが、両液は互いに溶け合うので、その
値は小さい。したがってメッキ液は微細な窪み101内
に容易に浸透し、液の置換が容易に達成される。
【0030】ここで、溶解液で満たされた処理槽1内に
直接、濃度を調整したメッキ液を注入し外の供給系との
間で循環しながら所定のメッキ液濃度に到達することも
出来る。
【0031】そして無電解メッキの場合はメッキ液に触
れている半導体ウエハ100の表面がそのまま銅メッキ
されていく。また電解メッキの場合はメッキ処理槽1内
において半導体ウエハ100と図示しない銅材の間に電
界を印加することによって電解メッキされていく。何れ
のメッキの場合も微細な窪み101内にメッキ液が充填
されているので、該微細な窪み101内も確実に銅メッ
キで埋めることができ、微細で深さの深いプラグ等であ
ってもこれを容易に形成することができる(ステップ
8)。
【0032】なお電解メッキ用のメッキ液としては、例
えばCuSO4・5H2Oと硫酸と添加剤と塩素イオンを
含む水溶液を用い、無電解メッキ用のメッキ液として
は、例えばCuSO4・5H2OとEDTA・4Na(エ
チレンジアミン四酢酸ナトリウム)とTMAH(テトラ
メチルアンモニウムハイドライドオキサイド)とホルマ
リンを含む水溶液を用いる。
【0033】そして所定時間メッキ施工後にメッキ処理
槽1内から半導体ウエハ100を取り出す(ステップ
9)。
【0034】ところで上記実施形態ではメッキ処理槽1
内に一旦溶解液(純水)を充填し、その後これをメッキ
液に入れ替えることとしたが、溶解液として直接メッキ
液を用いても良い。この場合は図1に示す配管79,8
1及びバルブ85,89が不要になる。
【0035】この実施形態を図1,図4を用いて説明す
ると、まずメッキ処理槽1内に半導体ウエハ100を収
納し(ステップ1)、次に真空ポンプ35を駆動するこ
とでメッキ処理槽1内の空気を排気し(ステップ2)、
次にメッキ処理槽1内にガス供給源55からガスを充填
し(ステップ3)、これによって半導体ウエハ100表
面に設けた微細な窪み内にもガスを充填し、次にバルブ
53を閉じた後にバルブ85,87を開いてポンプ73
を駆動することでメッキ処理槽1内にメッキ液を導入す
る(ステップ4)。そしてこの状態で所定時間が経過す
るのを待つ(ステップ5)。そしてこの待ち時間の間に
微細な窪み101内に残ったガスがメッキ液に溶解され
て置換されることによって、該微細な窪み101内がメ
ッキ液で満たされる。メッキ液によるガスの溶解速度は
前記純水の場合と基本的に同様の値を示す。
【0036】そして無電解メッキの場合は前記ステップ
5の最中にメッキ液に触れている半導体ウエハ100の
表面がそのまま銅メッキされていく。また電解メッキの
場合はステップ5の後に(又はステップ5の最中に)メ
ッキ処理槽1内において半導体ウエハ100と図示しな
い銅材の間に電界を印加することで電解メッキする。何
れのメッキの場合も微細な窪み101内にメッキ液が充
填されているので、該微細な窪み101内も確実に銅メ
ッキで埋めることができる(ステップ6)。
【0037】そして所定時間メッキ施工した後にメッキ
処理槽1内から半導体ウエハ100を取り出す(ステッ
プ7)。
【0038】なお上記各実施形態によってメッキされた
半導体ウエハ100は、前記図5で説明したように微細
窪み101(図5の場合は配線用の溝203及びコンタ
クトホール201)内に埋め込んだメッキを残してそれ
以外の半導体ウエハ100表面のメッキを化学機械研摩
によって除去することで配線やプラグが形成される。
【0039】具体的に言えば図6に示すように、半導体
ウエハ100を微細窪み101を設けた面を下側にして
トップリング300の下面に保持し、該トップリング3
00を回転しながら別途回転するターンテーブル350
上面に貼り付けた研摩クロス351に研摩液を供給しな
がら当接して研摩し、これによって該半導体ウエハ10
0表面のメッキ層を取り除き、微細窪み101内に埋め
込んだメッキのみを残して配線やプラグを形成するので
ある。
【0040】以上本発明の実施形態を詳細に説明したが
本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく例え
ば以下のような各種の変更が可能である。 上記実施形態では半導体ウエハに銅メッキを施す例を
示したが、本発明は銅メッキに限られず、他の種々の材
質によるメッキにも利用できる。
【0041】上記実施形態では半導体ウエハにメッキ
を施すために本発明を利用しているが、他の各種基材に
設けた微細な窪みに所望の液体を充填するために本発明
を用いても良いことは言うまでもない。
【0042】上記実施形態では半導体ウエハ全体を溶
解液に浸したが、本発明は少なくとも基材の微細な窪み
を設けた部分を溶解液に浸すものであれば良い。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、微細な窪みの内部にメッキ液等の各種液体を容易且
つ確実に充填することができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を半導体ウエハ用のメッキ装置に利用し
た一実施形態を示す全体概略構成図である。
【図2】メッキ装置の操作手順の説明図である。
【図3】微細な窪み101内の状態変化説明図である。
【図4】メッキ装置の他の操作手順の説明図である。
【図5】半導体ウエハ100表面に配線211とプラグ
213を化学機械研摩法によって形成する方法を示す図
である。
【図6】半導体ウエハ100を化学機械研摩によって研
摩する方法を示す図である。
【符号の説明】
1 メッキ処理槽(処理槽) 3 真空排気手段 5 ガス供給手段 7 液体供給手段 100 半導体ウエハ(基材) 101 微細な窪み

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材表面に設けた微細な窪み内部に所望
    の液体を充填する微細窪みへの液充填方法において、 少なくとも前記基材の微細な窪みを設けた部分の周囲の
    空間を溶解度の大きいガスに置換し、該ガスに置換した
    空間内に所望の溶解液を導入することで前記微細な窪み
    内に残留しているガスを溶解液中に溶解して微細な窪み
    内に溶解液を充填することを特徴とする微細窪みへの液
    充填方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の微細窪みへの液充填方
    法における溶解液をメッキ液とすることで、該メッキ液
    にて前記基材表面をメッキすると同時に微細な窪み内を
    メッキで埋めることを特徴とする微細窪みへのメッキ方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の微細窪みへの液充填方
    法における溶解液をガス吸収用の液体とすることで該溶
    解液にガスを溶解させ、さらにその後該溶解液をメッキ
    液に置換することで前記基材表面をメッキすると同時に
    微細な窪み内をメッキで埋めることを特徴とする微細窪
    みへのメッキ方法。
  4. 【請求項4】 メッキされた基材の表面を化学機械研摩
    することによって微細な窪み内のメッキを残して基材表
    面のメッキを除去することを特徴とする請求項2又は3
    に記載の微細窪みへのメッキ方法。
  5. 【請求項5】 基材表面に設けた微細な窪み内部に所望
    の液体を充填する微細窪みへの液充填装置において、 少なくとも前記基材の微細な窪みを設けた部分の周囲の
    空間を覆う処理槽と、 処理槽内に溶解度の大きいガスを導入するガス供給手段
    と、 処理槽内に所望の液体を充填して微細な窪み内に残った
    ガスを溶解する液体供給手段とを具備することを特徴と
    する微細窪みへの液充填装置。
  6. 【請求項6】 前記液体供給手段が供給する液体は基材
    メッキ用のメッキ液であることを特徴とする請求項5記
    載の微細窪みへの液充填装置。
  7. 【請求項7】 前記液体供給手段が供給する液体はガス
    吸収用の液体と基材メッキ用のメッキ液の2種類である
    ことを特徴とする請求項5記載の微細窪みへの液充填装
    置。
JP23336297A 1997-08-13 1997-08-13 微細窪みへの液充填方法及び装置、及び微細窪みへのメッキ方法 Pending JPH1167695A (ja)

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