JPH1166479A - 環境監視システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の各種センサを有する環境監視システム
を、狭いスペースに設置することができる環境監視シス
テムを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 複数の各種センサのそれぞれが検出した
検出レベルを収集し、しかも、互いに異なるアドレスが
付与されている複数の中継器と、各中継器のアドレスに
基づいて、各中継器を順次循環的に呼び出し、この呼び
出された中継器が収集した各種センサのそれぞれの検出
レベルを収集し、複数の各種センサの検出レベルを１つ
の表示装置に表示するものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、環境監視システム
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】特殊空調システムが必要とされるクリー
ンルーム、電子計算機室、ＦＡ工場、小さな環境異常が
直接人命にかかわる病院等では、超高感度煙センサが使
用されている。この超高感度煙センサは、ごく初期の火
災を早急に検知するものであり、通常の自動火災報知設
備に用いられる煙感知器の１０００倍程度の超高感度に
よって、異常発煙を検出するものである。また、この超
高感度煙センサは、通常、サンプリング方式としてファ
ンを用いて吸引し、強力な光源による散乱光によって、
希薄な煙も検出することができる。

【０００３】上記の超高感度煙センサを用いた従来の環
境監視システムにおいて、超高感度煙センサの最高出力
レベルを１０段階に分割し、この分割された１０段階の
レベルのうちで、所定レベルを警報レベルとして予め設
定し、超高感度煙センサにおける現在の出力レベルを、
上記１０段階のレベルのうちでどの段階のレベルである
かを所定の表示装置に表示し、また、超高感度煙センサ
における現在の出力レベルを所定の警報レベルと比較
し、現在の出力レベルが所定の警報レベル以上であれ
ば、異常報知を行う。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、１つの
超高感度煙センサに対応して１つの表示装置が設けられ
るものであり、超高感度煙センサを複数設置する場合に
は、その超高感度煙センサと同数の表示装置を設ける必
要があり、設置すべき超高感度煙センサの数が増えるに
従って、設置すべき表示装置の数が増加し、環境監視シ
ステムにおける受信部が大型化する。このために、超高
感度煙センサを多数設置しようとすると、環境監視シス
テムにおける受信部の占有面積を広くせざるを得ず、狭
いスペースには、多数の超高感度煙センサを有する環境
監視システムを設置することができないという問題があ
る。

【０００５】また、多数の超高感度煙センサの代わりに
多数の各種センサを有する環境監視システムにおいて
も、上記と同様の問題がある。

【０００６】本発明は、多数の各種センサを有する環境
監視システムを、狭いスペースに設置可能な環境監視シ
ステムを提供することを目的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、各種センサの
それぞれが検出した検出レベルを収集し、しかも、互い
に異なるアドレスが付与されている複数の中継器を設
け、上記各中継器のアドレスに基づいて、上記各中継器
を順次循環的に呼び出し、上記呼び出された中継器が収
集した上記各種センサのそれぞれの検出レベルを収集す
る収集部と、複数の上記各種センサの検出レベルを同時
に表示する表示部とを有する受信部を設け、上記中継器
は、複数のチャネルを具備し、上記複数のチャネルのう
ちの１つが上記複数の各種センサのうちの１つに対応づ
けられ、上記受信部は、上記アドレス毎に上記中継器を
呼び出し、上記呼び出された上記中継器は、上記中継器
に対応付けられている上記各種センサのそれぞれの検出
レベルを一括して送出する環境監視システムである。

【０００８】

【発明の実施の形態および実施例】図１は、本発明の一
実施例である環境監視システムＥＷ１を示すブロック図
である。

【０００９】環境監視システムＥＷ１は、超高感度煙セ
ンサＳＥ１〜ＳＥ１５と、温度センサＳＥ１０１、ＳＥ
１０３、ＳＥ１０５、ＳＥ１０７と、湿度センサＳＥ１
０２、ＳＥ１０４、ＳＥ１０６、ＳＥ１０８と、漏水セ
ンサＳＥ１１０〜ＳＥ１１４と、感震センサＳＥ１１５
と、中継器盤ＣＢ１、ＣＢ２と、警報盤ＡＢ１と、受信
部ＲＥと、表示機用パソコンＰＣ２と、保守点検用パソ
コンＰＣ３とを有する。

【００１０】中継器盤ＣＢ１に接続されている超高感度
煙センサＳＥ１〜ＳＥ１５のそれぞれには、チャネルＣ
Ｈ１〜ＣＨ１５が割り当てられ、警報盤ＡＢ１に接続さ
れている超高感度煙センサＳＥ１〜ＳＥ１５のそれぞれ
には、チャネルＣＨ１〜ＣＨ１５が割り当てられ、中継
器盤ＣＢ２に接続されている温湿度センサＳＥ１０１〜
ＳＥ１０８、漏水センサＳＥ１１０〜ＳＥ１１４、感震
センサＳＥ１１５のそれぞれには、チャネルＣＨ１〜Ｃ
Ｈ１５が割り当てられている。

【００１１】中継器盤ＣＢ１は、Ｉ／Ｖ変換器ＳＣ１〜
ＳＣ３と、中継器Ｃ１と、表示灯ＬＡ１とを有するもの
である。

【００１２】Ｉ／Ｖ変換器ＳＣ１は、超高感度煙センサ
ＳＥ１〜ＳＥ５が出力した電流データを入力し、この入
力された電流信号を電圧信号に変換し、中継器Ｃ１の指
示によって濃度信号と気流信号とを切り換えて出力する
ものである。Ｉ／Ｖ変換器ＳＣ２は、超高感度煙センサ
ＳＥ６〜ＳＥ１０が出力した電流データを入力し、この
入力された電流信号を電圧信号に変換し、中継器Ｃ２の
指示によって濃度信号と気流信号とを切り換えて出力す
るものである。Ｉ／Ｖ変換器ＳＣ３は、超高感度煙セン
サＳＥ１１〜ＳＥ１５が出力した電流データを入力し、
この入力された電流信号を電圧信号に変換し、中継器Ｃ
３の指示によって濃度信号と気流信号とを切り換えて出
力するものである。

【００１３】中継器Ｃ１は、Ｉ／Ｖ変換器ＳＣ１〜ＳＣ
３が出力する電圧信号を、ＲＳ４８５で切り換え制御し
て入力するものであり、アドレスＡ１が付与されてい
る。

【００１４】警報盤ＡＢ１は、マザーボードＭＢ１〜Ｍ
Ｂ３と、制御部ＣＴ１と、中継器Ｃ２と、表示灯ＬＡ２
とを有する。

【００１５】マザーボードＭＢ１は、超高感度煙センサ
ＳＥ１〜ＳＥ５が出力した電流データを制御部ＣＴ１に
入力し、制御部ＣＴ１で警報と判定されると移報用リレ
ーによって移報出力するものである。マザーボードＭＢ
２は、超高感度煙センサＳＥ６〜ＳＥ１０が出力した電
流データを制御部ＣＴ１に入力し、制御部ＣＴ１で警報
と判定されると移報用リレーによって移報出力するもの
である。マザーボードＭＢ３は、超高感度煙センサＳＥ
１１〜ＳＥ１５が出力した電流データを制御部ＣＴ１に
入力し、制御部ＣＴ１で警報と判定されると移報用リレ
ーによって移報出力するものである。

【００１６】中継器Ｃ２は、マザーボードＭＢ１〜ＭＢ
３を介して出力する電圧信号を入力するものであり、ア
ドレスＡ２が付与されている。

【００１７】制御部ＣＴ１は、超高感度煙センサＳＥ１
〜ＳＥ１５が出力する電流信号を電圧に変換し、バーグ
ラフを表示させ、予め設定されている警報レベルと遅延
時間とを判定し、警報灯を点滅させるものである。

【００１８】中継器盤ＣＢ２は、温湿度調節器２１と、
信号変換器２２、２３と、中継器Ｃ３と、表示灯ＬＡ３
とを有する。

【００１９】中継器Ｃ３は、温湿度調節器２１、信号変
換器２２、２３が出力する電圧信号を入力するものであ
り、アドレスＡ３が付与されている。

【００２０】受信部ＲＥは、警報用パソコンＰＣ１と、
警報ユニット表示部３１と、警報ユニット制御部３２
と、カラープリンタＣＰとを有する。カラープリンタＣ
Ｐは、警報内容または操作内容（音響スイッチや中継器
のスイッチを操作したこと等）に応じて印刷の色を変え
るものである。なお、警報を印刷する場合には、たとえ
ば赤、マゼンタを使用し、復旧を印刷する場合には、た
とえばシアンを使用し、操作を印刷する場合には、たと
えば黒を使用する。

【００２１】警報ユニット制御部３２は、中継器Ｃ４を
有し、中継器Ｃ１〜Ｃ３から受信する移報信号と異常信
号とに応じて、警報ユニット表示部３１のＬＥＤ、ブザ
ーを制御するものである。

【００２２】中継器Ｃ４は、ＲＳ２３２Ｃを介して、警
報用パソコンＰＣ１と接続され、アドレスＡ４が付与さ
れている。

【００２３】警報用パソコンＰＣ１は、各中継器Ｃ１、
Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４のアドレスＡ１、Ａ２、Ａ３、Ａ４に
基づいて、各中継器Ｃ１〜Ｃ４を順次循環的に呼び出
し、上記呼び出された中継器Ｃ１〜Ｃ４のそれぞれが収
集した上記各種センサのそれぞれの検出レベルを収集す
る収集部の例であり、パソコンＰＣ１のＣＲＴは、複数
の各種センサの検出レベルを同時に表示する表示部の例
であり、警報ユニット表示部３１と警報ユニット制御部
３２とは、各種センサの検出レベルが所定の警報レベル
に達したことを中継器から受信すると警報を発する警報
部の例である。

【００２４】警報用パソコンＰＣ１は、ＲＳ４８５を介
して、中継器Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３と接続され、中継器盤Ｃ
Ｂ１、警報盤ＡＢ１、中継器盤ＣＢ２が出力した状態情
報をを取り込み、各種センサの状態を表示し、検出レベ
ルや警報の履歴を記録、保存するものである。

【００２５】また、上記中継器は、複数のチャネルを具
備し、上記複数のチャネルのうちの１つが複数の超高感
度煙センサまたは各種センサのうちの１つに対応づけら
れ、上記受信部は、アドレス毎に中継器を呼び出し、上
記呼び出された中継器は、中継器に対応付けられている
超高感度煙センサまたは各種センサのそれぞれの検出レ
ベルと警報情報とを一括して送出するものである。

【００２６】表示機用パソコンＰＣ２は、パソコンＰＣ
１の動作のうちで、中継器を順次呼び出す動作以外の動
作と同じ動作を実行する。

【００２７】保守点検用パソコンＰＣ３は、遅延時間を
測定したり、信号の電流値を測定したり、煙吸引遅延時
間を測定したりするものである。

【００２８】図２は、上記実施例におけるＩ／Ｖ変換器
ＳＣ１を示すブロック図である。

【００２９】Ｉ／Ｖ変換器ＳＣ１は、ＭＰＵと、ウオッ
チドックタイマＷＤＴと、煙濃度／気流信号切り換え制
御回路と、Ｉ−Ｖ変換回路と、各種スイッチと、ＬＥＤ
制御回路と、ＲＳ４８５の伝送回路と、外部移報制御回
路とを有する。

【００３０】なお、Ｉ／Ｖ変換器ＳＣ２、ＳＣ３の構成
も、Ｉ／Ｖ変換器ＳＣ１の構成と同様である。

【００３１】図３は、上記実施例における中継器Ｃ１を
示すブロック図である。

【００３２】中継器Ｃ１は、ＭＰＵと、ＷＤＴと、基準
電圧ＶＲＥＦと、ＲＯＭと、ＥＥＲＯＭと、ＲＡＭと、
アナログ入力制御回路と、Ｉ／Ｖ変換器制御回路と、接
点入力制御回路と、状態入出力回路と、ＬＥＤ制御回路
と、スイッチと、伝送回路と、外部移報制御回路とを有
する。

【００３３】なお、中継器Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４の構成も、
中継器Ｃ１の構成と同様である。

【００３４】次に、上記実施例の動作について説明す
る。

【００３５】図４は、上記実施例における中継器Ｃ２、
Ｃ３を示すブロック図である。

【００３６】図５は、上記実施例における中継器Ｃ１の
動作を説明するフローチャートである。

【００３７】まず、超高感度煙センサＳＥ１〜ＳＥ１５
からデータを取得し（Ｓ１）、そのときのモードが監視
モードであれば（Ｓ２）、設定された制御データに応じ
て、中継器Ｃ１が警報判定を行い（Ｓ３）、この警報判
定を行った結果である状態情報をパソコンＰＣ１に送る
（Ｓ４）。一方、そのときのモードがテストモードであ
れば（Ｓ２）、テストデータに応じて警報判定を行い
（Ｓ５）、この警報判定を行った結果である状態情報を
パソコンＰＣ１に送る（Ｓ４）。

【００３８】図６は、上記実施例におけるデータ取得動
作（Ｓ１）を示すフローチャートであり、超高感度煙セ
ンサＳＥ１〜ＳＥ１５からデータを取得する場合におけ
るデータ取得動作を示すフローチャートである。

【００３９】まず、煙濃度／気流信号切り換え制御回路
が煙濃度測定用の制御信号を出力し（Ｓ１１）、超高感
度煙センサＳＥ１〜ＳＥ１５の出力データであるチャネ
ルＣＨ１〜ＣＨ１５の煙信号データを取得し（Ｓ１
２）、煙濃度／気流信号切り換え制御回路が気流データ
測定用の制御信号を出力し（Ｓ１３）、超高感度煙セン
サＳＥ１〜ＳＥ１５の出力データであるチャネルＣＨ１
〜ＣＨ１５の気流データを取得する（Ｓ１４）。

【００４０】そして、各チャネルＣＨ１〜ＣＨ１５の煙
信号データの平均値を計算し、ＲＡＭに格納する（Ｓ１
５）。この場合、各チャネルＣＨ１〜ＣＨ１５のそれぞ
れにおける過去１０回の取得データのうちでその最大
値、最小値を除く８回のデータを平均する。また、各チ
ャネルＣＨ１〜ＣＨ１５の煙信号データを煙濃度データ
に変換し（Ｓ１６）、各チャネルＣＨ１〜ＣＨ１５の煙
濃度データから、リファレンスまたはオフセットデータ
を差し引き（Ｓ１７）、煙濃度データを伝送用のデータ
に加工して格納する（Ｓ１８）。また、各チャネルＣＨ
１〜ＣＨ１５の気流データの平均値を計算して格納する
（Ｓ１９）。この場合も、各チャネルＣＨ１〜ＣＨ１５
の過去１０回の取得データのうちでその最大値、最小値
を除く８回のデータを平均する。

【００４１】図７は、上記実施例におけるデータ取得動
作（Ｓ１）を示すフローチャートであり、超高感度煙セ
ンサＳＥ１〜ＳＥ１５以外のセンサである温湿度センサ
ＳＥ１０１〜ＳＥ１０８、漏水センサＳＥ１１０〜ＳＥ
１４、感震センサＳＥ１１５からデータを取得する場合
における中継器盤ＣＢ２のデータ取得動作を示すフロー
チャートである。

【００４２】まず、各チャネルＣＨ１〜ＣＨ１５のアナ
ログデータを取得し（Ｓ２１）、各チャネルＣＨ１〜Ｃ
Ｈ１５の接点データ（オン／オフデータ）を取得し（Ｓ
２２）、各チャネルＣＨ１〜ＣＨ１５のアナログデータ
の平均値を計算して格納する（Ｓ２３）。この場合、各
チャネルＣＨ１〜ＣＨ１５の過去１０回の取得データの
うちでその最大値、最小値を除く８回のデータを平均す
る。また、アナログデータを伝送用データに加工して格
納する（Ｓ２４）。

【００４３】なお、図７のフローチャートに示す動作と
同じ動作を、警報盤ＡＢ１が実行する。

【００４４】図８は、上記実施例において、センサの異
常を判定する動作を示すフローチャートである。

【００４５】まず、センサ番号ＳＥｎを１にセットし
（Ｓ３１）、センサＳＥｎのセンサ種別を判定し（Ｓ３
３）、所定の異常判定項目に関して、取得データを制御
データと比較し、この比較の結果が、正常状態を検出し
（Ｓ３４）、次の異常判定項目が残っていれば（Ｓ３
５）、次の異常判定項目に進み（Ｓ３６）、異常判定す
べき項目について全て判定した場合（Ｓ３５）、センサ
番号Ｓ３Ｅｎを１インクリメントする（Ｓ３７）。所定
の異常判定項目に関して、取得データを制御データと比
較し、この比較の結果、異常状態を検出すれば（Ｓ３
４）、その異常判定項目の遅延時間をカウントする（Ｓ
３８）。

【００４６】上記処理（Ｓ３３〜Ｓ３８）を、センサ番
号Ｓ３Ｅｎが１７になるまで実行する（Ｓ３２）。

【００４７】ステップＳ３４において、異常判定項目
は、センサ種別と各チャネルとに設定された制御データ
によって、決定される。また、その判定基準は、各チャ
ネルに設定された制御データによって決定される。な
お、テストモード時の制御データは、センサ種別毎に予
め特定の値が設定されている。

【００４８】図９は、上記実施例において、センサの異
常を判定し、警報フラグをオンする動作を示すフローチ
ャートである。

【００４９】まず、センサ番号ＳＥｎを１にセットし
（Ｓ４１）、センサＳＥｎのセンサ種別を判定し（Ｓ４
３）、所定の異常判定項目について、異常であれば（Ｓ
４４）、そのときの状態を判断し（Ｓ４５）、「異常
中」を表示していれば（遅延タイマがカウント中で警報
が未確定である状態を表示していれば）、遅延タイマの
タイマ時間が経過したときに（Ｓ４６）、警報フラグを
オンする（Ｓ４７）。

【００５０】一方、所定の異常判定項目について、異常
であり、「警報中」を表示していれば（遅延タイマがタ
イムオーバーして警報が確定した状態を表示していれ
ば）（Ｓ４４、Ｓ４５）、警報処理を行う（Ｓ４８）。

【００５１】異常判定すべき項目が残っていれば（Ｓ５
１）、次の異常判定項目へ進み（Ｓ５２）、異常判定す
べき項目について全て判定した場合（Ｓ５１）、センサ
番号ＳＥｎを１インクリメントする（Ｓ５３）。そし
て、上記処理（Ｓ４３〜Ｓ５３）を、センサ番号ＳＥｎ
が１７になるまで実行する（Ｓ４２）。

【００５２】上記実施例によれば、複数の各種センサの
それぞれが検出した検出レベルを収集し、しかも、互い
に異なるアドレスが付与されている複数の中継器と、各
中継器のアドレスに基づいて、各中継器を順次循環的に
呼び出し、この呼び出された中継器が収集した各種セン
サのそれぞれの検出レベルを収集し、複数の各種センサ
の検出レベルを１つの表示装置に同時に表示するので、
多数の各種センサを有する環境監視システムを、狭いス
ペースに設置することができる。また、上記実施例によ
れば、環境監視システムを移設する作業が容易である。

【００５３】上記実施例において、中継器Ｃ１、Ｃ２、
Ｃ３は、超高感度煙センサのそれぞれが検出した検出レ
ベルを収集し、しかも、互いに異なるアドレスが付与さ
れている複数の中継器の例である。

【００５４】また、受信部ＲＥは、収集した上記検出レ
ベルおよび警報内容、操作内容を履歴データとして保存
し、パソコンＰＣ１のＣＲＴに表示することができる。
受信機ＲＥは、受信した検出レベルを履歴データとし
て、ＦＤに記録、保存できる。また、中継器盤ＣＢ１、
ＣＢ２、警報盤ＡＢ１に、超高感度煙センサまたは各種
センサの検出レベルが所定の警報レベルに達すると点滅
する表示灯ＬＡ１、ＬＡ３、ＬＡ２を設けるようにして
もよい。さらに、移報用の基板を介して中継器Ｃ１、Ｃ
２、Ｃ３に、超高感度煙センサまたは各種センサの検出
レベルが所定の警報レベルに達すると点滅する表示灯を
設けるようにしてもよい。

【００５５】

【発明の効果】本発明によれば、多数の各種センサを有
する環境監視システムを、狭いスペースに設置すること
ができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例である環境監視システムＥＷ
１を示すブロック図である。

【図２】上記実施例におけるＩ／Ｖ変換器ＳＣ１を示す
ブロック図である。

【図３】上記実施例における中継器Ｃ１を示すブロック
図である。

【図４】上記実施例における中継器Ｃ２、Ｃ３を示すブ
ロック図である。

【図５】上記実施例における中継器Ｃ１の動作を説明す
るフローチャートである。

【図６】上記実施例におけるデータ取得動作（Ｓ１）を
示すフローチャートであり、超高感度煙センサＳＥ１〜
ＳＥ１５からデータを取得する場合におけるデータ取得
動作を示すフローチャートである。

【図７】上記実施例におけるデータ取得動作（Ｓ１）を
示すフローチャートであり、温度センサＳＥ１０１等か
らデータを取得する場合におけるデータ取得動作を示す
フローチャートである。

【図８】上記実施例において、センサの異常を判定する
動作を示すフローチャートである。

【図９】上記実施例において、センサの異常を判定し、
警報フラグをオンする動作を示すフローチャートであ
る。

【符号の説明】

ＥＷ１…環境監視システム、 ＳＥ１〜ＳＥ１５…超高感度煙センサ、 ＣＨ１〜ＣＨ１５…チャネル、 ＣＢ１、ＣＢ２…中継器盤、 Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４…中継器、 ＳＣ１、ＳＣ２、ＳＣ３…Ｉ／Ｖ変換器、 ＡＢ１…警報盤、 ＲＥ…受信部、 ＰＣ１…パソコン、 ＰＣ２…表示機用パソコン、 ＰＣ３…保守点検用ノートパソコン。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の各種センサと；上記各種センサの
   それぞれが検出した検出レベルを収集し、しかも、互い
   に異なるアドレスが付与されている複数の中継器と；上
   記各中継器のアドレスに基づいて、上記各中継器を順次
   循環的に呼び出し、上記呼び出された中継器が収集した
   上記各種センサのそれぞれの検出レベルを収集する収集
   部と、複数の上記各種センサの検出レベルを同時に表示
   する表示部とを有する受信部と；を有し、 上記中継器は、複数のチャネルを具備し、上記複数のチ
   ャネルのうちの１つが上記複数の各種センサのうちの１
   つに対応づけられ、上記受信部は、上記アドレス毎に上
   記中継器を呼び出し、上記呼び出された上記中継器は、
   上記中継器に対応付けられている上記各種センサのそれ
   ぞれの検出レベルを一括して送出することを特徴とする
   環境監視システム。
2. 【請求項２】 請求項１において、 上記中継器は、警報レベルを判定し、この判定結果を一
   括して送出し、 上記受信部は、上記各種センサの検出レベルが所定の警
   報レベルに達したことを上記中継器から受信すると警報
   を発する警報部を有することを特徴とする環境監視シス
   テム。
3. 【請求項３】 請求項２において、 上記警報レベルの変更を上記受信部が指示可能であるこ
   とを特徴とする環境監視システム。
4. 【請求項４】 請求項１において、 上記受信部は、警報の内容または操作内容を印刷する印
   刷部を有することを特徴とする環境監視システム。
5. 【請求項５】 請求項１において、 上記各種センサの少なくとも１つは、超高感度煙センサ
   であることを特徴とする環境監視システム。
6. 【請求項６】 請求項１において、 上記中継器は、上記各種センサ毎に配設されている信号
   線を介して、上記検出レベルを常時取り込むものである
   ことを特徴とする環境監視システム。
7. 【請求項７】 請求項１において、 上記受信部は、収集した上記検出レベルを履歴データと
   して保存するものであることを特徴とする環境監視シス
   テム。
8. 【請求項８】 請求項１において、 上記中継器は、上記超高感度煙センサの検出レベルが所
   定の警報レベルに達すると点灯または点滅する警報灯を
   有するものであることを特徴とする環境監視システム。