JPH116481A - ポンプの起動停止制御方法 - Google Patents

ポンプの起動停止制御方法

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JPH116481A
JPH116481A JP9159971A JP15997197A JPH116481A JP H116481 A JPH116481 A JP H116481A JP 9159971 A JP9159971 A JP 9159971A JP 15997197 A JP15997197 A JP 15997197A JP H116481 A JPH116481 A JP H116481A
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JP
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pump
state
temperature
pump motor
stop
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JP9159971A
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Satoshi Kimura
訓 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ用モータの温度状態に応じてポンプの
起動・停止を管理し得、ポンプ用モータの寿命短縮を防
止し得るポンプの起動停止制御方法を提供する。 【解決手段】 現時点における各ポンプ用モータの温度
状態が、常温以下のCOLD状態と、常温を越え且つ定
常運転温度以下のHOT1状態と、定常運転温度を越え
たHOT2状態のうちいずれに当てはまるかを判断した
後、起動可/不可・停止可/不可判断回路12におい
て、HOT2状態にあって且つ運転されているポンプは
停止不可とし、HOT2状態にあって且つ停止している
ポンプは起動不可とし、HOT1状態或いはCOLD状
態にあって且つ運転されているポンプは停止可とし、H
OT1状態或いはCOLD状態にあって且つ停止してい
るポンプは起動可とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプの起動停止
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸収剤として炭酸カルシウム(CaCO
3)を用いた排煙脱硫装置は、一般に図7に示されるよ
うに、下部に吸収液1の液溜部1aが形成され且つ上部
に多数のスプレーノズル2が配設された吸収塔3と、該
吸収塔3の液溜部1aの吸収液1を汲み上げ前記スプレ
ーノズル2から噴霧させて循環させる複数台(図7の例
では五台)の循環ポンプ4と、前記吸収塔3の液溜部1
aに酸化用の空気を供給する酸化空気ブロワ5とを備え
てなる構成を有している。
【0003】前述の如き排煙脱硫装置の場合、吸収液1
が循環ポンプ4の作動によりスプレーノズル2から噴霧
されつつ循環しており、図示していない石炭焚ボイラ等
から吸収塔3に送り込まれた排ガスは、前記スプレーノ
ズル2から噴霧される吸収液1と接触することにより、
SO2(硫黄酸化物)が吸収除去された後、外部へ排出
される。
【0004】一方、前記排ガスからSO2を吸収した吸
収液1の一部は、吸収塔3の液溜部1aの底部から石膏
スラリーとして回収され、該石膏スラリーから水分が除
去され石膏が生成されるようになっており、又、前記吸
収塔3には、必要に応じて適宜、吸収剤スラリーが供給
されるようになっている。
【0005】ところで、前述の如き従来の排煙脱硫装置
においては、濃度分析計6によって検出される吸収塔入
口SO2濃度6aと、流量検出器7によって検出される
吸収塔入口排ガス流量7aと、pH計8によって検出さ
れる吸収液1のpHとが循環ポンプ台数制御装置9へ入
力され、該循環ポンプ台数制御装置9において、前記吸
収塔入口SO2濃度6aと吸収塔入口排ガス流量7aと
吸収液1のpHとに基づき、循環ポンプ4の運転台数を
何台にすれば吸収塔出口SO2濃度が環境規制等に適合
する許容値以下となるかが予測演算され、循環ポンプ4
の運転台数が決定され、この後、循環ポンプ選択回路1
0において複数台の循環ポンプ4のうちどのポンプを起
動させるかが決定され、各循環ポンプ4へ循環ポンプ制
御信号4aが出力され、所望の循環ポンプ4が駆動され
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
排煙脱硫装置の場合、循環ポンプ台数制御装置9におい
て循環ポンプ4の運転台数が決定された後、循環ポンプ
選択回路10においては、単に順番に各循環ポンプ4の
起動・停止が行われるように、駆動させる循環ポンプ4
を選択しており、各循環ポンプ4のポンプ用モータの温
度状態についてはなんら考慮されていないため、ポンプ
用モータの温度状態を考えると、本来は起動してはいけ
ない循環ポンプ4を起動させてしまい、ポンプ用モータ
の温度が上昇しすぎることがあり、ポンプ用モータの寿
命を短くしてしまう虞れがあった。
【0007】本発明は、斯かる実情に鑑み、ポンプ用モ
ータの温度状態に応じてポンプの起動・停止を管理し
得、ポンプ用モータの寿命短縮を防止し得るポンプの起
動停止制御方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数台のポン
プを必要に応じて起動・停止させるポンプの起動停止制
御方法であって、現時点における各ポンプ用モータの温
度状態が、常温以下のCOLD状態と、常温を越え且つ
定常運転温度以下のHOT1状態と、定常運転温度を越
えたHOT2状態のうちいずれに当てはまるかを判断
し、HOT2状態にあって且つ運転されているポンプは
停止不可とし、HOT2状態にあって且つ停止している
ポンプは起動不可とし、HOT1状態或いはCOLD状
態にあって且つ運転されているポンプは停止可とし、H
OT1状態或いはCOLD状態にあって且つ停止してい
るポンプは起動可とすることを特徴とするポンプの起動
停止制御方法にかかるものである。
【0009】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0010】現時点における各ポンプ用モータの温度状
態が、常温以下のCOLD状態と、常温を越え且つ定常
運転温度以下のHOT1状態と、定常運転温度を越えた
HOT2状態のうちいずれに当てはまるかを判断し、H
OT2状態にあって且つ運転されているポンプは停止不
可とし、HOT2状態にあって且つ停止しているポンプ
は起動不可とし、HOT1状態或いはCOLD状態にあ
って且つ運転されているポンプは停止可とし、HOT1
状態或いはCOLD状態にあって且つ停止しているポン
プは起動可とすると、停止しているポンプ用モータは必
ずHOT1状態或いはCOLD状態となり、いつでも起
動することが可能となるため、ポンプ用モータの温度を
極端に上昇させることなく、必要となるポンプの運転台
数に対応でき、ポンプ用モータの寿命を短くしてしまう
ことが避けられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0012】図1〜図6は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図7と同一の符号を付した部分は同一
物を表わしており、基本的な構成は図7に示す従来のも
のと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図
1〜図6に示す如く、現時点における各ポンプ用モータ
の温度状態が、常温以下のCOLD状態と、常温を越え
且つ定常運転温度以下のHOT1状態と、定常運転温度
を越えたHOT2状態のうちいずれに当てはまるかを判
断する温度状態判断回路11と、該温度状態判断回路1
1において判断された各ポンプ用モータの温度状態に基
づき、HOT2状態にあって且つ運転されている循環ポ
ンプ4は停止不可とし、HOT2状態にあって且つ停止
している循環ポンプ4は起動不可とし、HOT1状態或
いはCOLD状態にあって且つ運転されている循環ポン
プ4は停止可とし、HOT1状態或いはCOLD状態に
あって且つ停止している循環ポンプ4は起動可とする起
動可/不可・停止可/不可判断回路12とを、循環ポン
プ台数制御装置9と循環ポンプ選択回路10との間に介
在せしめた点にある。
【0013】尚、前記温度状態判断回路11と起動可/
不可・停止可/不可判断回路12においてはそれぞれ、
1〜2[sec]毎に各循環ポンプ4における温度状態
の判断の演算と、起動可/不可・停止可/不可判断の演
算とが行われるようになっている。
【0014】又、図2と図3にはそれぞれ、A,B,
C,D,Eの五台の循環ポンプ4のポンプ用モータのう
ちAの循環ポンプ4のポンプ用モータにおける温度状態
の判断の過程と、起動可/不可・停止可/不可判断の過
程とを示しているが、他のB〜Eの循環ポンプ4のポン
プ用モータに関してもAの循環ポンプ4のポンプ用モー
タと全く同様に、温度状態の判断と起動可/不可・停止
可/不可の判断とが行われるようになっている。
【0015】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0016】排煙脱硫装置の運転時には、濃度分析計6
によって検出される吸収塔入口SO2濃度6aと、流量
検出器7によって検出される吸収塔入口排ガス流量7a
と、pH計8によって検出される吸収液1のpHとが循
環ポンプ台数制御装置9へ入力され、該循環ポンプ台数
制御装置9において、前記吸収塔入口SO2濃度6aと
吸収塔入口排ガス流量7aと吸収液1のpHとに基づ
き、循環ポンプ4の運転台数を何台にすれば吸収塔出口
SO2濃度が環境規制等に適合する許容値以下となるか
が予測演算され、循環ポンプ4の運転台数が決定される
が、ここで、温度状態判断回路11においては、先ず、
1〜2[sec]前の前回演算時にAの循環ポンプ4の
ポンプ用モータがCOLD状態にあったかどうかの判別
が行われ、前回演算時にAの循環ポンプ4のポンプ用モ
ータがCOLD状態にあり且つ今回演算時にAの循環ポ
ンプ4のポンプ用モータが運転されている場合には、現
時点においてAの循環ポンプ4のポンプ用モータはHO
T1状態にあると判断される一方、前回演算時にAの循
環ポンプ4のポンプ用モータがCOLD状態にあり且つ
今回演算時にAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転
されていない場合には、現時点においてAの循環ポンプ
4のポンプ用モータはCOLD状態にあると判断され
る。
【0017】又、1〜2[sec]前の前回演算時にA
の循環ポンプ4のポンプ用モータがCOLD状態ではな
くHOT1状態にあり、今回演算時にAの循環ポンプ4
のポンプ用モータが運転されており且つ前回演算時にA
の循環ポンプ4のポンプ用モータが運転されている場合
には、現時点においてAの循環ポンプ4のポンプ用モー
タはHOT1状態にあると判断される一方、前回演算時
にAの循環ポンプ4のポンプ用モータがCOLD状態で
はなくHOT1状態にあり、今回演算時にAの循環ポン
プ4のポンプ用モータが運転されており且つ前回演算時
にAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転されていな
い場合には、現時点においてAの循環ポンプ4のポンプ
用モータはHOT2状態にあると判断される。
【0018】又、1〜2[sec]前の前回演算時にA
の循環ポンプ4のポンプ用モータがCOLD状態ではな
くHOT1状態にあり、今回演算時にAの循環ポンプ4
のポンプ用モータが運転されておらず且つAの循環ポン
プ4のポンプ用モータが停止してからの時間がα[h
r]以上である場合には、現時点においてAの循環ポン
プ4のポンプ用モータはCOLD状態にあると判断され
る一方、前回演算時にAの循環ポンプ4のポンプ用モー
タがCOLD状態ではなくHOT1状態にあり、今回演
算時にAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転されて
おらず且つAの循環ポンプ4のポンプ用モータが停止し
てからの時間がα[hr]より短い場合には、現時点に
おいてAの循環ポンプ4のポンプ用モータはHOT1状
態にあると判断される。尚、このような状況でのAの循
環ポンプ4のポンプ用モータの起動・停止に対する温度
状態の変化は、例えば、図4に示すようになり、これ
は、先ず、ポンプ用モータを停止した状態から起動した
場合、起動電流が通常運転の何倍も流れることから、ポ
ンプ用モータの温度は、常温から急激に上昇した後、そ
のまま運転が継続されていれば、定常運転温度まで降下
して落ち着き、定常運転温度の状態におけるある時点で
ポンプ用モータを停止させると、該ポンプ用モータの温
度は緩やかに降下して行き、停止時点からの時間がα
[hr]以上経過している場合には、ポンプ用モータの
温度は常温(即ちCOLD状態)となる一方、停止時点
からの時間がα[hr]より短い場合には、ポンプ用モ
ータの温度は定常運転温度と常温との間の温度(即ちH
OT1状態)となる。
【0019】又、1〜2[sec]前の前回演算時にA
の循環ポンプ4のポンプ用モータがCOLD状態でもH
OT1状態でもなく(即ちHOT2状態にあり)、今回
演算時にAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転され
ており且つAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転開
始してからの時間がβ[hr]以上である場合には、現
時点においてAの循環ポンプ4のポンプ用モータはHO
T1状態にあると判断される一方、前回演算時にAの循
環ポンプ4のポンプ用モータがCOLD状態でもHOT
1状態でもなく(即ちHOT2状態にあり)、今回演算
時にAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転されてお
り且つAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転開始し
てからの時間がβ[hr]より短い場合には、現時点に
おいてAの循環ポンプ4のポンプ用モータはHOT2状
態にあると判断される。尚、このような状況でのAの循
環ポンプ4のポンプ用モータの起動・停止に対する温度
状態の変化は、例えば、図5に示すようになり、これ
は、先ず、ポンプ用モータを停止した状態から起動した
場合、起動電流が通常運転の何倍も流れることから、ポ
ンプ用モータの温度は、常温から急激に上昇した後、そ
のまま運転が継続されていれば、定常運転温度まで降下
して落ち着くが、定常運転温度まで降下する前にポンプ
用モータを一旦停止させ、僅かな時間経過後、再びポン
プ用モータを起動すると、該ポンプ用モータの温度は、
定常運転温度より高い温度から更に急激に上昇した後、
前述と同様、そのまま運転が継続されていれば、徐々に
降下して行き、運転が再び開始された時点からの時間が
β[hr]以上経過している場合には、ポンプ用モータ
の温度は定常運転温度(即ちHOT1状態)となる一
方、運転が再び開始された時点からの時間がβ[hr]
より短い場合には、ポンプ用モータの温度は定常運転温
度より高い温度(即ちHOT2状態)となる。
【0020】又、1〜2[sec]前の前回演算時にA
の循環ポンプ4のポンプ用モータがCOLD状態でもH
OT1状態でもなく(即ちHOT2状態にあり)、今回
演算時にAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転され
ておらず且つAの循環ポンプ4のポンプ用モータが停止
してからの時間がγ[hr]以上である場合には、現時
点においてAの循環ポンプ4のポンプ用モータはHOT
1状態にあると判断される一方、前回演算時にAの循環
ポンプ4のポンプ用モータがCOLD状態でもHOT1
状態でもなく(即ちHOT2状態にあり)、今回演算時
にAの循環ポンプ4のポンプ用モータが運転されておら
ず且つAの循環ポンプ4のポンプ用モータが停止してか
らの時間がγ[hr]より短い場合には、現時点におい
てAの循環ポンプ4のポンプ用モータはHOT2状態に
あると判断される。尚、このような状況でのAの循環ポ
ンプ4のポンプ用モータの起動・停止に対する温度状態
の変化は、例えば、図6に示すようになり、これは、先
ず、ポンプ用モータを停止した状態から起動した場合、
起動電流が通常運転の何倍も流れることから、ポンプ用
モータの温度は、常温から急激に上昇した後、そのまま
運転が継続されていれば、定常運転温度まで降下して落
ち着くが、定常運転温度まで降下する前にポンプ用モー
タを一旦停止させ、僅かな時間経過後、再びポンプ用モ
ータを起動すると、該ポンプ用モータの温度は、定常運
転温度より高い温度から更に急激に上昇した後、前述と
同様、そのまま運転が継続されていれば、徐々に降下し
て行く。しかしながら、運転が再び開始された時点から
長い時間が経過する前にポンプ用モータを停止させてし
まうと、ポンプ用モータの温度の降下する速度は、運転
が継続されている時よりも遅くなり、ポンプ用モータが
再び停止した時点からの時間がγ[hr]以上経過して
いる場合には、ポンプ用モータの温度は定常運転温度
(即ちHOT1状態)となる一方、ポンプ用モータが再
び停止した時点からの時間がγ[hr]より短い場合に
は、ポンプ用モータの温度は定常運転温度より高い温度
(即ちHOT2状態)となる。
【0021】前記温度状態判断回路11において、A,
B,C,D,Eの五台の循環ポンプ4のポンプ用モータ
の温度状態の判断の演算が行われると、起動可/不可・
停止可/不可判断回路12においては、前記温度状態判
断回路11において判断された各ポンプ用モータの温度
状態に基づき、起動可/不可・停止可/不可の判断が行
われる。
【0022】即ち、図3に示す如く、今回演算時にAの
循環ポンプ4のポンプ用モータがHOT2状態にあって
且つ運転されている場合には、Aの循環ポンプ4のポン
プ用モータは停止不可とされる一方、今回演算時にAの
循環ポンプ4のポンプ用モータがHOT2状態にあって
且つ停止している場合には、Aの循環ポンプ4のポンプ
用モータは起動不可とされる。
【0023】又、今回演算時にAの循環ポンプ4のポン
プ用モータがHOT2状態ではなく(即ち、HOT1状
態或いはCOLD状態にあって)且つ運転されている場
合には、Aの循環ポンプ4のポンプ用モータは停止可と
される一方、今回演算時にAの循環ポンプ4のポンプ用
モータがHOT2状態ではなく(即ち、HOT1状態或
いはCOLD状態にあって)且つ停止しているAの循環
ポンプ4のポンプ用モータは起動可とされる。
【0024】前記起動可/不可・停止可/不可判断回路
12において、A,B,C,D,Eの五台の循環ポンプ
4のポンプ用モータの起動可/不可・停止可/不可の判
断が行われると、この判断に基づき循環ポンプ選択回路
10から各循環ポンプ4へ循環ポンプ制御信号4aが出
力され、前記循環ポンプ台数制御装置9で予測演算され
た循環ポンプ4の運転台数に見合うように、所望の循環
ポンプ4が駆動される。
【0025】この結果、前記起動可/不可・停止可/不
可判断回路12からの判断に基づいて循環ポンプ4のポ
ンプ用モータの起動・停止を制御して行けば、停止して
いる循環ポンプ4のポンプ用モータは必ずHOT1状態
或いはCOLD状態となり、いつでも起動することが可
能となるため、ポンプ用モータの温度を極端に上昇させ
ることなく、循環ポンプ台数制御装置9で予測演算され
た循環ポンプ4の運転台数に対応でき、ポンプ用モータ
の寿命を短くしてしまうことが避けられる。
【0026】尚、HOT2状態にあって且つ運転されて
いる循環ポンプ4のポンプ用モータは停止不可としてい
るため、場合によっては、循環ポンプ台数制御装置9で
予測演算された循環ポンプ4の運転台数より多い台数の
循環ポンプ4が運転される可能性もあるが、脱硫性能に
影響を及ぼす心配は全くない。
【0027】こうして、ポンプ用モータの温度状態に応
じて循環ポンプ4の起動・停止を管理し得、ポンプ用モ
ータの寿命短縮を防止し得る。
【0028】尚、本発明のポンプの起動停止制御方法
は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、排煙
脱硫装置における循環ポンプに限らず、複数台のポンプ
を必要に応じて起動・停止させるものであれば、どのよ
うなものにも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のポンプの
起動停止制御方法によれば、ポンプ用モータの温度状態
に応じてポンプの起動・停止を管理し得、ポンプ用モー
タの寿命短縮を防止し得るという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の全体概要構成図
である。
【図2】図1に示す温度状態判断回路におけるポンプ用
モータの温度状態判断の過程を表わすフローチャートで
ある。
【図3】図1に示す起動可/不可・停止可/不可判断回
路におけるポンプ用モータの起動可/不可・停止可/不
可判断の過程を表わすフローチャートである。
【図4】ポンプ用モータの起動・停止に対する温度状態
の変化の一例を表わす線図である。
【図5】ポンプ用モータの起動・停止に対する温度状態
の変化の他の例を表わす線図である。
【図6】ポンプ用モータの起動・停止に対する温度状態
の変化の更に他の例を表わす線図である。
【図7】従来例の全体概要構成図である。
【符号の説明】
4 循環ポンプ(ポンプ) 11 温度状態判断回路 12 起動可/不可・停止可/不可判断回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のポンプを必要に応じて起動・停
    止させるポンプの起動停止制御方法であって、 現時点における各ポンプ用モータの温度状態が、常温以
    下のCOLD状態と、常温を越え且つ定常運転温度以下
    のHOT1状態と、定常運転温度を越えたHOT2状態
    のうちいずれに当てはまるかを判断し、HOT2状態に
    あって且つ運転されているポンプは停止不可とし、HO
    T2状態にあって且つ停止しているポンプは起動不可と
    し、HOT1状態或いはCOLD状態にあって且つ運転
    されているポンプは停止可とし、HOT1状態或いはC
    OLD状態にあって且つ停止しているポンプは起動可と
    することを特徴とするポンプの起動停止制御方法。
JP9159971A 1997-06-17 1997-06-17 ポンプの起動停止制御方法 Pending JPH116481A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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