JPH1163943A - 顔面形状計測方法及び装置 - Google Patents

顔面形状計測方法及び装置

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JPH1163943A
JPH1163943A JP22271897A JP22271897A JPH1163943A JP H1163943 A JPH1163943 A JP H1163943A JP 22271897 A JP22271897 A JP 22271897A JP 22271897 A JP22271897 A JP 22271897A JP H1163943 A JPH1163943 A JP H1163943A
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JP
Japan
Prior art keywords
image
face
dial plate
picked
digital camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP22271897A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotoshi Fujimoto
直登志 藤本
Tongou Chin
敦豪 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1163943A publication Critical patent/JPH1163943A/ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多人数の顔面形状のデータを簡便で正確に測
定する方法および装置を提供する。 【解決手段】 デジタルカメラのレンズ面の前方に、目
盛り手段をレンズ面と平行に固定し、顔面と目盛り手段
を同時に撮影することによって、顔面形状をコンピュー
タ上で計測する方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の顔面形状を計
測する方法、計測装置に関する。更に詳細には、各種マ
スクや眼鏡など、ヒトの顔面に着用する為に使用する製
品を設計するために多人数の顔面形状データベースを構
築するために、デジタルカメラを用いて簡易的に顔面形
状を計測する方法、およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、簡易的に顔面形状を計測する
ためには、単純に物差しを顔面に当てて、目視で測定し
たい部位の長さを測ったり、物差しと共に撮影した写真
から各部の形状を計測していた。
【0003】しかしながら、物差しで各部の形状を測定
する場合、被測定者は測定中静止している必要があり、
被測定者の負担が大きく、測定時間がかかってしまうた
めに多人数の顔面形状計測には向いていない。また、物
差しと共に写真撮影を行った場合、写真が現像されるま
で計測を行うことができず、物差しが撮影面に対して前
後方向に傾いていた場合には、測定誤差が大きくなって
しまう。さらに、現像された写真から形状計測を行うた
めには多大の労力を要する。
【0004】また、3次元形状計測装置によって各部の
形状を計測することも可能である。しかし、かかる装置
を使用すれば正確で短時間での計測が可能となるが、装
置が非常に高価である上、装置の可搬性が良くないとい
う欠点がある。従って、測定のためには多人数を装置の
ある場所に集める必要があり、短時間に多くのデータを
収集するには問題も多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記3次
元形状測定装置などの高価な装置を使用することなく、
簡便にかつ測定誤差を少なく、ヒトの顔面形状を測定す
る装置および測定方法を提供することを目的とする。更
に、本願発明は、携帯化を可能とすることで多くの場所
で短時間に多人数のデータを収集することが可能な装置
および、測定方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
め、本発明者は鋭意検討した結果、デジタルカメラのレ
ンズ面の前方に目盛りのついた板(以下、目盛り板とも
いう)をレンズ面と平行に固定して、顔面と目盛り板を
同時に撮影し、顔面形状をコンピュータ上で計測する方
法を見出し、さらに、その方法を実現するため、デジタ
ルカメラと数種類の目盛り板を折りたたみ可能な接続ア
ームで固定できるようにした撮影装置を発明することに
よって、問題解決に至った。
【0007】即ち、本願発明は、デジタルカメラのレン
ズ面の前方に、目盛り手段をレンズ面と平行に固定し、
顔面と目盛り手段を同時に撮影することによって、顔面
形状をコンピュータ上で計測する方法を提供するもので
ある。
【0008】また、本願発明は、デジタルカメラと、目
盛り手段を備え、そのレンズ前方に、該目盛り手段をレ
ンズ面に平行にアームで固定したことを特徴とする顔面
形状計測装置、該アームが分解・折りたたみが可能であ
り、計測したい部位に合わせて数種類の目盛り手段を交
換可能であることを特徴とする顔面形状計測装置を提供
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明は、より詳細には、目盛
り板がデジタルカメラの撮影領域内の適切な位置に写る
ような距離、位置で、デジタルカメラのレンズ面と平行
になるよう接続アームを介してデジタルカメラと目盛り
手段を固定しておく。
【0010】かかる目盛り手段とは、特定の間隔で目盛
りを付した部材である。形状については特に規定はない
が、通常は板状部材である目盛り板に例えば5mm間隔
の格子模様を撮影される面の全面に印刷したものや、一
方の側にのみ目盛りを付した目盛り板が用いられる。
【0011】また、目盛り手段の形状は、顔面の測定方
向によって、例えば正面図の場合はフレーム状の目盛り
板を、横顔の測定には例えばコの字状の目盛り板が用い
られる。
【0012】目盛り板は、測定したい部位にあわせて撮
影方向を変更できるよう、アームと取り外し可能にして
おく。例えば顔の正面撮影用の目盛り板と、顔の側面撮
影用の目盛り板を付け替えることができるようにしてお
き、瞳孔間距離や鼻の幅等を測定したいときには正面撮
影用の目盛り板、鼻の高さ等を測定したいときには側面
撮影用の目盛り板を使用すればよい。目盛り板は、アク
リル等の軽い材質で作成しておけば、撮影装置の持ち運
びが簡単となる。また、デジタルカメラと目盛り板を接
続する接続アームを折り畳み式にすることで、さらに可
搬性に優れることになる。
【0013】目盛り板をデジタルカメラに固定しておく
ことで、被撮影者の位置決めが容易となる。すなわち、
目盛り板が撮影領域内の適切な位置に写るように接続さ
れていれば、被撮影者の立つ位置、方向等を決めなくて
も、目盛り板を被撮影者の顔面にあてがうだけで位置決
めが完了する。
【0014】本発明による手法で撮影された画像は、コ
ンピュータ上で処理される。例えば、顔の正面画像から
瞳孔間距離を測定する場合、画像中の左右瞳孔それぞれ
の中心点を指定し、各中心点の座標値が決定できれば画
像上での瞳孔間距離L1をピクセル値で求めることがで
きる。また、画像中の目盛り板上で既知長(例えば10
0mm)となる2点を指定し、この2点の座標値から画
像上での2点間距離L2をピクセル値で求めることもで
きる。画像上での長さと実際の長さは比例関係になって
いるため、実際の瞳孔間距離Wは、次式で簡単に求める
ことができる。
【0015】
【数1】 W = L1 / L2 × 100 ・・・・・(式1) 同様の方法で、その他必要な2点間距離(鼻の幅・高
さ)はもちろん、曲線長、面積等も容易に求めることが
可能である。
【0016】
【実施例】図1は、本発明による撮影装置の一例におけ
る概略斜視図である。本撮影装置の一例は、顔の正面、
側面を撮影し、瞳孔間距離、鼻周りの各大きさ(鼻長、
鼻幅、鼻高、鼻下長)等を測定可能としたものである。
目盛り板2は、デジタルカメラ1の撮影領域内に完全に
撮影面と平行に収まるように、接続アーム4を介して接
続してある。目盛り板2は、顔の正面撮影用であり、中
心部分に、上下方向には少なくとも一般的な成人の口の
下から目の上までが写り、左右方向には一般的な成人の
左右の頬までが写るような縦横120×150mmの窓
を開けてある。顔の正面撮影時には、被撮影者6の顎と
額が目盛り板2のカメラと反対側の面に触れるようにし
て撮影を行う(図2)。さらに、顔の側面撮影用に目盛
り板3も用意した。目盛り板3の被撮影者6側の端部分
は、被撮影者6の鼻が目盛り板3にあたることがないよ
うに、中央付近に縦横120×50mmの大きさの空間
を空けておいた。被撮影者に目盛り板3をあてがう際に
は、目盛り板3の上下端が一般的な成人の額、顎部分に
触れるようになっている(図3)。側面撮影時には、被
撮影者6の顔はデジタルカメラ1に対して横向きにな
り、目盛り板3が被撮影者6の顔の中線上の位置になる
ようにする。側面撮影用目盛り板3の被撮影者6側の上
端は二股に分かれており、額に二股の両方が触れるよう
にすることで、顔面と垂直に側面撮影用目盛り板3を保
持できるようにした。目盛り板2、3のデジタルカメラ
1側の面には、5mm間隔の格子状の目盛り線を入れ、
フラッシュの反射で目盛り線が写らなくなることが無い
ように表面処理も行った。目盛り板2、3は、化粧ネジ
で接続アーム4と固定するようにし、容易に付け替え可
能とした。また、持ち運び時に装置が小さくまとまるよ
うに、デジタルカメラ1と接続アーム4の接続部分にも
化粧ネジを使用して容易に取り付け、取り外しができる
ようにし、接続アーム4の中央部分は、ヒンジ5によっ
て折り畳むことができるようにした。
【0017】図2、3は、本発明の撮影画像例である。
前述した方法で、画像上で測定したい個所、例えば瞳孔
間距離を測定する場合には、正面画像(図2)中の左右
瞳孔の中心点を指定すればよい。他の形状データも同様
の手法で容易に求めることが可能である。
【0018】
【発明の効果】本願発明の、デジタルカメラのレンズ面
の前方に接続アームを介して目盛りのついた板をレンズ
面と平行に固定しておき,顔面形状を計測したい顔と板
を同時に撮影する方法、装置を用いることで、撮影面を
固定しておくことができ、被撮影者の位置決めを容易に
行うことができ、装置を分解、折りたたみ可能にしてお
くことで、可搬性に優れる。撮影画像からの形状計測は
コンピュータ上で処理でき、本装置、手法を用いること
で、簡便、正確に顔面計測を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮影装置の概略斜視図
【図2】正面画像撮影例の概略図
【図3】側面画像撮影例の概略図
【符号の説明】
1.デジタルカメラ 2.正面撮影用目盛り板 3.側面撮影用目盛り板 4.接続アーム 5.ヒンジ 6.被撮影者

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルカメラのレンズ面の前方に、目
    盛り手段をレンズ面と平行に固定し、顔面と目盛り手段
    を同時に撮影することによって、顔面形状をコンピュー
    タ上で計測する方法。
  2. 【請求項2】 デジタルカメラと、目盛り手段、および
    アーム手段を備え、デジタルカメラのレンズ前方に、該
    目盛り手段をレンズ面に平行にアーム手段で固定したこ
    とを特徴とする顔面形状計測装置。
  3. 【請求項3】 該アーム手段が分解・折りたたみが可能
    であり、計測したい部位に合わせて目盛り手段を交換可
    能であることを特徴とする請求項2記載の顔面形状計測
    装置。
JP22271897A 1997-08-19 1997-08-19 顔面形状計測方法及び装置 Pending JPH1163943A (ja)

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JP22271897A JPH1163943A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 顔面形状計測方法及び装置

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JP22271897A JPH1163943A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 顔面形状計測方法及び装置

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JPH1163943A true JPH1163943A (ja) 1999-03-05

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JP22271897A Pending JPH1163943A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 顔面形状計測方法及び装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005103039A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Pentax Corp 瞳孔距離測定方法および測定器
WO2013132636A1 (ja) * 2012-03-08 2013-09-12 株式会社洛洛.Com 指標体、及び、接写レンズユニット
JP2016505280A (ja) * 2012-10-12 2016-02-25 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 患者の顔面データにアクセスするためのシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005103039A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Pentax Corp 瞳孔距離測定方法および測定器
WO2013132636A1 (ja) * 2012-03-08 2013-09-12 株式会社洛洛.Com 指標体、及び、接写レンズユニット
JP2016505280A (ja) * 2012-10-12 2016-02-25 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 患者の顔面データにアクセスするためのシステム

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