JPH1157202A - 遊技媒体除電機構とこれを用いた遊技媒体計数システム - Google Patents
遊技媒体除電機構とこれを用いた遊技媒体計数システムInfo
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- JPH1157202A JPH1157202A JP22948397A JP22948397A JPH1157202A JP H1157202 A JPH1157202 A JP H1157202A JP 22948397 A JP22948397 A JP 22948397A JP 22948397 A JP22948397 A JP 22948397A JP H1157202 A JPH1157202 A JP H1157202A
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Abstract
ないとともに遊技機構設備の設計上の制約を受けず、遊
技機ごとに計数装置を備える遊技媒体計数システムへの
適用を容易とすることにある。 【解決手段】 複数台の遊技機1が列設された遊技島の
遊技機の前面下部に配設される天板17と、この天板上
に載置され遊技媒体を収容する遊技媒体収納箱20とを
備え、前記天板の上面際奥部近傍位置に導電性材料から
なり接地がなされている除電部材29を設け、前記遊技
媒体収納箱20の後部下方位置には前記除電部材29が
嵌入されかつ遊技媒体が通過不能なスリット28を該収
納箱の内外を貫通して形成し、前記遊技媒体収納箱内の
遊技媒体が前記除電部材に接触することにより遊技媒体
に帯電している静電気が除電されるようにしたことにあ
る。
Description
収容された遊技媒体に帯電している静電気を除電する除
電機構、およびこの除電機構を備えた遊技媒体計数シス
テムに関する。
収容することができる収納箱が用いられる。このような
収納箱に収容されるパチンコ玉は相互に擦れ合うことか
ら静電気が帯電しやすく、遊技客が収納箱内のパチンコ
玉を掴んで取出そうとするとき電撃による不快感を持つ
ことがある。
れたパチンコ玉に帯電する静電気を除電させるものとし
て一般に実開昭62−174583号公報(公知例1)
または実開昭62−202886号公報(公知例2)に
開示のものが知られている。
外に貫通する導電体(金属部材)が埋設されたものであ
り、使用状態において上記導電体の上部が収納箱内に収
容されているパチンコ玉に接触し、導電体の下部がパチ
ンコ機の前面下部に突出する天板に接触しておかれ、パ
チンコ玉に帯電している静電気が導電体を通じて天板に
アースされるように構成されている。
チンコ玉が嵌り込むが通過はし得ない通孔を設け、この
通孔に嵌り込んだパチンコ玉の下端が天板に接触して天
板にアースされるように構成されている。
プラスチックにより形成されるものであり、したがって
公知例1のように底部に金属材料を埋込むことは収納箱
の製造コストを高めることになり、遊技場において使用
される収納箱の数は拠大であることからして1個当りの
コストアップ分は僅かであっても遊技場全体では大きな
コストアップに繋がるという問題がある。
コストにはさほど影響を与えることはないが、このよう
な通孔にパチンコ玉が確実に嵌り込んで接地状態が得ら
れるかどうかの保証がなく、必ずしも適確な除電効果が
得られるとは限らない。さりとてパチンコ玉が嵌りやす
いよう通孔の開口を例えば溝状のように大きくすると、
収納箱がその通孔を起点として割れやすくなるという問
題を生じる。
を天板上に置くことによりアースさせるものであるか
ら、天板の上面を導電性材料(金属板)で被覆しなけれ
ばならず、そのため天板側が設計上の制約を受けること
になり、したがって遊技機ごとに計数装置が配設される
遊技媒体計数システムに対応させることが難しいという
共通の問題点があった。
トアップを招くことがないとともに、天板側に設計上の
制約を受けることがなく、遊技機ごとに計数装置を備え
る遊技媒体計数システムへの適用を容易とすることを課
題としてなされたもので、複数台の遊技機が列設された
遊技島の遊技機の前面下部に配設される天板と、この天
板上に載置され遊技媒体を収容する遊技媒体収納箱とを
備え、前記天板の上面最奥部近傍位置に導電性材料から
なり接地がなされている除電部材を設け、前記遊技媒体
収納箱の後部下方位置には前記除電部材が嵌入されかつ
遊技媒体が通過不能なスリットを該収納箱の内外を貫通
して形成し、前記遊技媒体収納箱内の遊技媒体が前記除
電部材に接触することにより遊技媒体に帯電している静
電気が除電されるようにした遊技媒体除電機構、および
この除電機構を用いた遊技媒体計数システムとしたこと
にある。
形態を参照して説明する。図示の実施形態は、遊技機1
としてパチンコ台に本発明を適用した場合を示してお
り、図1に示すように遊技機1および周辺機器類によっ
て構成される遊技ユニットが幅方向に複数台列設されて
各ユニット列を図2のように背中合わせに配置して遊技
島が形成されている。
玉貸機2にパチンコ玉を補給するための玉補給通路3を
はじめ、パチンコ玉を回収するための玉回収通路4が配
設されている。上記玉補給通路3は、図示しない揚送手
段により揚送されたパチンコ玉を遊技島の列設方向に搬
送し、各遊技機1や台間玉貸機2に供給するようになっ
ており、また上記玉回収通路4は、各遊技機1や計数装
置から排出されたパチンコ玉を回収して一箇所に搬送
し、図示しない揚送手段に送り込むようになっている。
位置に異常発生時等に点滅して異常等を店員に知らせる
ための状態表示ランプ5が、その下方位置に後述する玉
計数装置による計数結果に応じて点滅する5個の玉積み
ランプ6、さらにその下部に硬貨投入口7、操作部8、
遊技機1の上皿9へパチンコ玉を案内する玉投出ノズル
10、カード挿入口11が順に配設されており、遊技機
1の側部に1台ずつ配置される。上記操作部8は、詳細
は図示しないが2桁の数値を表示可能なLED表示部、
パチンコ玉の投出を指示する投出ボタン、カード挿入口
11に挿入されたカードの返却を指示するカード返却ボ
タン、呼出しランプ13を作動させる呼出しボタン、後
述する暗証番号の入力等に用いられるテンキー等を有し
ている。
別、収納、返却、釣硬貨の返却を行う硬貨処理部、パチ
ンコ玉投出機構、カードの識別、保持、返却を行うカー
ド処理部が設けられている。
出しランプ13が、下方部には腰板14が配置されてい
る。
入る下皿15が設けられ、この下血15の右側には遊技
用のハンドル16が配設され、その下方には天板17が
手前側に張出して設けられており、この天板17の下部
にパチンコ玉を計数する計数装置18を内装しかつ底部
19aが後方に向け下り傾斜する構造のカバー19が固
着されている。
もので、前記天板17の上部には該天板17の上面に形
成された浅い窪み17aに嵌合して載置される遊技媒体
収納箱20が着脱自在に設けられ、これと対応する天板
17の受入部下部にはパチンコ玉21を整列させて計数
部22へ送るための玉通路部が設けられており、この計
数部22の下流端は遊技島内の前記玉回収通路4へ通ず
る中継通路23に連通されている。
脂(非導電性材料)により一体成形され上面が開放され
た角箱状のもので、両側部上端縁には図5、図6に示す
ように持ち運びの際に手掛けとなる把手20a、20a
が形成され、底板20bはその中央が低くなるよう中央
に向って傾斜する傾斜面とされており、最も低くなった
位置に排出孔24が開口されている。
24を開閉するためのシャッタ部材25が設けられてい
る。このシャッタ部材25は、図5〜図8にみられるよ
うに、収納箱20の底板20bの下面に一端が軸26に
より枢支して設けられ、そのシャッタ部25aは前記排
出孔24を全閉する位置(図5示)と全開する位置(図
6示)とにわたり回動されるようになっており、操作レ
バー部25bは収納箱20の手前側の下部に位置されて
開閉操作自在とされ、常時は捩りバネ27により前記シ
ャッタ部25aが排出孔24を全閉する位置におかれる
よう付勢されている。
25bが位置する面とは反対面)の下隅部には、位置決
め兼除電用のスリット28,28が左右対称位置の2箇
所に形成されている。このスリット28は、図3、図8
に表わされているように底板20bの一部から側板20
cの一部にかけて断面においてL形状に切設されたもの
で、天板17上の所定位置(窪み17a)に置くとき遊
技島側から垂直姿勢に突設された導電材料からなる平板
状の除電部材29に係合されるようになっており、前記
スリット28を除電部材29に係合させることにより収
納箱20の位置が定められると同時にずれ動きが防が
れ、かつ収納箱20内のパチンコ玉21のいくつかが除
電部材29に接触するようになっていて、パチンコ玉2
1が帯電していた場合にこの除電部材29およびこの除
電部材29に接続されたアース線30を通じてアースさ
れるようになっている。なお上記除電部材29は遊技機
1から突設するほか天板17から上向きに突設するよう
にしてもよい。
位置が定められたときその排出孔24と整合する位置の
天板17には投入孔31が開口されており、この投入孔
31の下面側には当該投入孔31を開閉するためのシャ
ッタ部材32が水平方向に進退自在に設けられ、このシ
ャッタ部材32はシャッタユニット33内の図示しない
モータによりガイドレール34にそって矢印方向に開閉
移動されるようになっている。
位置から計数部22にかけて該投入孔31の直下から手
前側に向けて下り傾斜して設けられ流下通路の一部を構
成する受板35と、この受板35の末端が臨む位置に設
けられ該受板35上を転動するパチンコ玉21が衝き当
る垂直面部36aおよびその下端から後方へ向けて下り
傾斜する底面部36bを有していてこれら各面部36
a,36bにパチンコ玉21が通過し得ない大きさの多
数の水抜き用の小孔36c,36c…が穿設され流下通
路の一部を構成する方向変換ユニット36と、この方向
変換ユニット36の後部に位置し、パチンコ玉21を整
列させ同じく流下通路の一部を構成する整列ユニット3
7と、この整列ユニット37に続いて計数部22が配設
される。
36cは、投入孔31に誤ってあるいは故意にジュース
等の液体が流入したとき、受板35の末端から方向変換
ユニット36に流れ落ちた液体が小孔36c,36c…
からカバー19の底部19a上に排出され、この底部1
9aの傾斜にそってその下端の水抜き孔38を通じて直
ちに外部に排出させるためのものである。
取出して示すように、両側壁39a,39aと底部39
bとで構成されるユニット本体39内に複数列(図では
5列を例示)の整列通路40,40…が形成されてい
る。この整列通路40は、前記方向変換ユニット36の
底面部36bの末端と前記計数部22の傾斜通路41の
始端とに入口端および出口端のレベルが一致する傾斜し
た上端縁42aを有する通路板42,42…(5枚)が
パチンコ玉21の直径よりやや大きい間隔をおいて底部
39b上にその長手方向にそって立設され、これら通路
板42,42…の間の中央位置にはその上端縁43aが
後方に向け上り傾斜する仕切板43,43…(4枚)が
立設されており、この仕切板43,43…の上端縁43
aの始端のレベルは前記通路板42,42…の上端縁4
2aの始端のレベルと略同一とされている。
9a,39a間には、該本体39の上面後半部をメンテ
ナンス時に開閉する開閉板44の基端が軸45により開
閉自在に枢支されており、この開閉板44の自由端には
前記通路板42,42…と対応してボールチエン46,
46…が取付けられ、このボールチエン46,46…は
通路板42,42…の上端縁42a上を転動するパチン
コ玉21に接触し得る位置まで垂下されるようになって
おり、パチンコ玉21を1層状態にならす機能を有して
いる。この場合、ボールチエン46は揺動自在であるか
ら、固定のガイドによる場合のようにパチンコ玉21の
詰りを生じることが起きにくくすることができる。
様な構成の通路板47と仕切板48とからなる通路構造
を有し、各通路41,41…の上下部には投・受光器か
らなる計数センサS1 が設けられ、この通路41を流下
するパチンコ玉21が上記計数センサS1 の光路(検知
ライン)を遮光することで計数されるようになってい
る。なお図3において49は計数を停止させたいとき計
数部22の通路41の入口部を閉じるためのシャッタで
ある。
島内の玉回収通路4へパチンコ玉21を流すための中継
通路23には不正防止用のチェックセンサS2 が設けら
れている。このチェックセンサS2 としては、圧力を検
知する圧力検知センサや、通過するパチンコ玉によって
直接押下される検知レバーと該検知レバーの動きを検知
するフォトインタラプタを備えたセンサ等が用いられ
る。したがって前記計数センサS1 によるパチンコ玉の
検知状況と、上記チェックセンサS2 による検知状況と
の間に設定値以上の差異が生じた場合、何らかの不正行
為あるいは故障が発生したものと判断して計数停止や異
常報知等の処理を行うようになされている。
図4に示すように計数値を表示する表示部50(7セグ
メントLED、5桁)と操作ボタン(投出ボタン)51
を有する操作部52が前傾姿勢として視認性がよくなる
ようにするとともに外部からの衝撃を受けにくくして設
けられている。
数装置18から取外せるようになっており、メンテナン
ス時には天板17を取外して計数装置18内を露出さ
せ、メンテナンスを行うことができるようになされてい
る。また天板17を取外した状態であれば、シャッタユ
ニット33および整列ユニット37を上方に抜取ること
ができるようになっており、整列ユニット37を抜出し
て反転させればその底部39b上に積った塵埃等の異物
を容易に回収することができる。
ムの概要を図12を参照して説明する。
するとともに会員カードを受取る。カウンタ等において
店員が会員登録端末装置60を操作して会員登録し、会
員カード発行装置61から発行される会員カードが遊技
客(会員)に渡される。そして遊技客は暗証番号を登録
する。
したパチンコ玉を自分の貯玉口座に貯玉し、遊技時や景
品交換時に引落す。口座からパチンコ玉を引落す際に
は、会員カードと暗証番号とが必要とされる。なお会員
登録時や貯玉口座に貯玉がない場合には、現金によりパ
チンコ玉を借りる。
62により管理されており、各計数装置18によって計
数された獲得パチンコ玉を貯玉することができる。また
台間玉貸機2に会員カードを挿入し、暗証番号を入力す
れば、貯玉分からパチンコ玉を引落して遊技に利用する
ことができる。さらにカウンタ等において貯玉分を景品
と交換することもできる。
によりパチンコ玉を借りて遊技を行えばよく、遊技を行
うのに必ずしも会員である必要はない。ただし獲得した
パチンコ玉を計数し、その計数結果のパチンコ玉数を貯
玉しようとするためには貯玉口座が必要となるので、パ
チンコ玉を計数しようとする遊技客に対して仮会員カー
ドを渡す。仮会員カードには1日だけ利用することがで
きる貯玉口座が設定されており、計数した玉数データは
貯玉口座に貯玉される。このカードを渡された遊技客
(仮会員)は、遊技終了後にカウンタ等において景品を
受取る。
る。 (1)待機状態 台間玉貸機2の玉積みランプ6は全て消灯状態にある。
天板17上には空の収納箱20(玉箱)が置かれる。こ
のとき収納箱20の底部は天板17の上面の浅い窪み1
7aに合わせて置くと同時に後部下隅部のスリット2
8,28を除電部材29,29に嵌合させる。これによ
り収納箱20は天板17上の定位置に置かれ、その底部
の排出孔24と天板17の投入孔31との位置が整合す
るとともに除電部材29は収納箱20内に突出しておか
れる。このとき収納箱20の排出孔24はシャッタ部材
25のシャッタ部25aにより閉鎖されており、天板1
7の投入孔31はシャッタ部材32により閉鎖された状
態にある。
を挿入すると、カード読取装置63により当該カードの
真偽が判定され、会員カードが真正であると確認される
と暗証番号が入力可能となり、遊技客は操作部8のテン
キーを操作して暗証番号を入力する。次いで会員カード
情報と暗証番号との一致、不一致を管理コンピュータ6
2に問合わせる。
されると、台間玉貸機2による貯玉の引出しが可能とな
る。したがって投出ボタン51を押すと所定個数のパチ
ンコ玉が玉投出ノズル10を通じて遊技機1の上皿9内
に投出される。また会員カード情報の確認に応じてシャ
ッタ部材32が駆動され、天板17の投出孔31が開放
されて玉計数装置18の使用が可能な状態となる。
されない場合には貯玉の引出しはできず、玉計数装置1
8の使用が可能な状態にはならない。
間玉貸機2の硬貨投入口7に硬貨を投入し、投出ボタン
を押すと、所定個数のパチンコ玉が玉投出ノズル10を
通じて遊技機1の上皿9内に投出される。したがって貯
玉分を引出したくない会員、引出す貯玉がない会員、お
よび貯玉口座を有していない非会員は現金によってパチ
ンコ玉を借りて遊技する。但し会員カードの照合を行わ
ない場合は天板17の投入孔31は閉鎖されたままであ
り、玉計数装置18の利用はできない。
玉が打出される。遊技によって獲得したパチンコ玉は遊
技機1の下皿15内に投出され、この下皿15の底を開
放するとその直下に置かれた収納箱20内にパチンコ玉
が流れ落ちる。
は、収納箱20内に突出している除電部材29に接触
し、上記流下時に発生する静電気は除電部材29、アー
ス線30を通じて除電され、遊技客が収納箱20内のパ
チンコ玉をつかんだ際に電撃による不快感を与えたり、
周辺機器類に悪影響を及ぼすことがない。
で遊技中に上皿9のパチンコ玉がなくなりそうになった
ときは収納箱20内からパチンコ玉を取出して上皿9へ
移すことにより遊技を殆んど中断することなく続行する
ことができる。
部材25の操作レバー部25bを図5の鎖線図示位置へ
回動させて収納箱20の排出孔24を開放させ(図6
示)、収納箱20内のパチンコ玉を上記排出孔24から
天板17の投入孔31を通じて玉計数装置18へ送り込
む。この場合、シャッタ部材25は水平面内で軸26を
中心に回動するので、パチンコ玉の重量が加わっていて
もシャッタ部材25が動かしにくくなることはない。
ら流入したパチンコ玉はその直下に位置する受板35上
に落下し、この受板35のゆるやかな傾斜により減速さ
れながら前方へ転動し、その末端から方向変換ユニット
36に向けて落下する。この方向変換ユニット36上に
落下したパチンコ玉はその垂直面部36aから底面部3
6bにそって方向が変換され、後方に向かって流れる。
の末端に至ったパチンコ玉は整列ユニット37に入り、
最初は不整列の状態であるが仕切板43,43…の上端
縁43aと通路板42,42…の上端縁42aとが互い
に逆方向に傾斜していることから仕切板43,43…が
次第に高くなり、その間に各通路40,40…に仕分け
られて5列状態に整列され、そのまま下流に向って転動
する。この転動中にパチンコ玉が不規則な姿勢になる
と、整列ユニット37の開閉板44から垂下するボール
チエン46,46…によりパチンコ玉がならされ、各通
路40,40…毎に1列となって計数部22へ入る。
41を転動する間に計数センサS1の検知ラインを遮切
り、カウントされる。次いで中継通路23を通り、チェ
ックセンサS2 により検知がなされ、玉回収通路4へ流
れる。
1…における計数値の合計が獲得玉数として台間玉貸機
2内の記憶部に記憶されるとともに玉計数装置18の前
部にある表示部50に表示される。収納箱22の排出孔
24を何度か開閉して複数回の計数を行った場合には、
その都度計数結果が加算される。
ランプ6の一つが点灯され、2000個に達すると二つ
が点灯されるようにその遊技客がどれ位のパチンコ玉を
獲得しているかが他の遊技客や店員に分る。
た場合、投出ボタンを押せば獲得玉数分からパチンコ玉
が払い戻され、前記の記憶部に記憶されている数値およ
び表示部50に表示されている数値が減算される。
減少し、玉積みランプ6の点灯基準を下回った場合には
玉積みランプ6は消灯する。
部22により計数されたパチンコ玉ではなく、新たに供
給されるものである。
計数しようとする場合には、台間玉貸機2の呼出しボタ
ンを押して店員を呼出し、店員から仮会員カードを受取
る。その仮会員カードを台間玉貸機2のカード挿入口1
1に挿入すると、玉計数装置18の投入口31のシャッ
タ部材32が開放移動し、玉計数装置18の使用が可能
な状態となる。こうして収納箱20のシャッタ部材25
を回動して開け、収納箱20内のパチンコ玉を前述の場
合と同様にして計数することができ、計数データの記憶
部への記憶、計数分からのパチンコ玉の払い戻しができ
る点等は会員の場合と同様に行われる。
パチンコ玉を計数または遊技により無くした状態にして
台間玉貸機2の返却ボタンを押す。これにより記憶され
ていた獲得玉数データがホール管理コンピュータ62に
送信され、当該会員の貯玉口座に貯玉されるとともに台
間玉貸機2の記憶部や玉計数装置18の表示部50がク
リアされる。こうしてホール管理コンピュータ62と台
間玉貸機2との間の通信処理が完了すると、台間玉貸機
2から会員カードが返却され、玉計数装置18の投入孔
31のシャッタ部材32が閉じ方向に移動して投入孔3
1が閉鎖される。なお獲得玉数データが「0」の場合は
当然ながら貯玉されず、会員カードが返却されるだけと
なる。
状態で遊技を終了する場合も、会員が獲得玉数を有する
状態で終了する場合と同様である。また会員でない遊技
客が、玉計数装置18を使用することなく持玉がなくな
って遊技を終了する場合は、特に操作の必要はなく、そ
のまま離席すればよい。さらに会員でない遊技客が仮会
員カードを受取って計数を行ったが、その後に負けて獲
得玉数データ上のパチンコ玉をすべて使いきって遊技を
終了する場合も、そのまま離席すればよい。このとき仮
会員カードは返却されず、台間玉貸機2内に保持された
ままとなる。仮会員カードが保持されかつ遊技が行われ
ない状態が所定時間継続すると、玉計数装置18の投入
孔31のシャッタ部材32が閉じられるとともに呼出し
ランプが点灯し、駆けつけた係員が仮会員カードを回収
し、遊技機1を待機状態に戻す。
常を検出した場合には、玉計数装置18の投入孔31の
シャッタ部材32が閉鎖されるとともに報知手段により
係員が呼出される。また返却ボタンや投出ボタン等の操
作部も操作不能な状態とされる。このとき会員カード、
仮会員カードは台間玉貸機2内に保持されたままにおか
れる。
り遊技可能な状態に戻される。これは、遊技状態に連続
性がない場合には待機状態に戻され、連続性がある場合
には異常発生前の状態に戻される。
いた会員カード(または仮会員カード)は、係員によっ
て取出され、偽造等の問題がなければ遊技客に返却され
る。問題がある場合は係員が回収し、爾後対応処理がな
される。
を係員に手渡す。係員が会員カードを会員カード読取装
置63に挿入すると、会員データが読取られ、当該会員
の貯玉口座の持玉数が呼出され、遊技客の景品の選択に
応じて景品管理端末装置64を操作し、持玉数がその分
減算される。特殊景品については景品投出装置65から
投出される。
ての持玉を景品に交換する必要はなく、貯玉口座に残し
ておくことができる。また全く景品と交換せずに獲得玉
数のすべてを貯玉口座に貯玉しておくことも可能であ
る。
員である遊技客に返却される。遊技客が会員でなく、仮
会員カードの利用者の場合には、貯玉口座はその日限り
のものであるためすべての持玉を景品と交換することに
なり、仮会員カードは店側へ回収される。
あっても、ボール状の遊技媒体を使用するものであれば
適用可能である。
技媒体除電機構によれば、遊技媒体を入れておく収納箱
はその底板と側板との交わる下隅部に細幅のスリットを
設けるだけでよいので、収納箱の製造上のコストがかか
らず、しかもスリットは細幅でよいから収納箱の強度低
下も殆どなく、破損をきたすこともない。さらに天板に
導電性を持たせておく必要がないので天板側の設計上制
約を与えることもない。
きその除電部材が収納箱の内部に進入しておかられるの
で、収納箱内の遊技媒体と確実に接触し、除電効果を著
しく高めることができる。さらにスリットを除電部材に
嵌合することにより収納箱の設置位置が定められてみだ
りに動くことがなく、安定した状態に置いておくことが
できる。
遊技途中に遊技台を変える場合であっても手元に遊技媒
体を持って移動することができ、獲得した遊技媒体があ
るにも拘らず媒体を借りなおすような不都合を解消する
ことができる。
一部を示す正面図。
態を示す断面図。
面図。
Claims (2)
- 【請求項1】複数台の遊技機が列設された遊技島の遊技
機の前面下部に配設される天板と、この天板上に載置さ
れ遊技媒体を収容する遊技媒体収納箱とを備え、前記天
板の上面最奥部近傍位置に導電性材料からなり接地がな
されている除電部材を設け、前記遊技媒体収納箱の後部
下方位置には前記除電部材が嵌入されかつ遊技媒体が通
過不能なスリットを該収納箱の内外を貫通して形成し、
前記遊技媒体収納箱内の遊技媒体が前記除電部材に接触
することにより遊技媒体に帯電する静電気が除電される
ようにしたことを特徴とする遊技媒体除電機構。 - 【請求項2】列設される複数台の遊技機のそれぞれに対
応して遊技媒体計数装置を備えた遊技媒体計数システム
において、前記遊技機の前面下部に配設される天板と、
該天板の中央位置に開口する受入口と、前記天板の下方
位置に設けられ前記受入口を通じて受入れた遊技媒体を
計数する遊技媒体計数装置と、前記天板上に載置され遊
技媒体を収容する遊技媒体収容箱とを備え、前記天板の
上面最奥部近傍位置に導電性材料からなり接地がなされ
ている除電部材を設け、前記遊技媒体収納箱の後部下方
位置には前記除電部材が嵌入して該収納箱内の遊技媒体
に接触させ遊技媒体に帯電する静電気を除電させるため
のスリットが形成されていることを特徴とする遊技媒体
計数システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22948397A JPH1157202A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 遊技媒体除電機構とこれを用いた遊技媒体計数システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22948397A JPH1157202A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 遊技媒体除電機構とこれを用いた遊技媒体計数システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1157202A true JPH1157202A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16892885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22948397A Pending JPH1157202A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 遊技媒体除電機構とこれを用いた遊技媒体計数システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1157202A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003088669A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Ace Denken:Kk | 遊技球誘導路 |
JP2004180890A (ja) * | 2002-12-03 | 2004-07-02 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2007275114A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Takao:Kk | 弾球遊技機 |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP22948397A patent/JPH1157202A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003088669A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-25 | Ace Denken:Kk | 遊技球誘導路 |
JP2004180890A (ja) * | 2002-12-03 | 2004-07-02 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP4524540B2 (ja) * | 2002-12-03 | 2010-08-18 | 株式会社大一商会 | 遊技機の球抜装置 |
JP2007275114A (ja) * | 2006-04-03 | 2007-10-25 | Takao:Kk | 弾球遊技機 |
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