JPH1157008A - 輸液装置及び液体霧化装置 - Google Patents

輸液装置及び液体霧化装置

Info

Publication number
JPH1157008A
JPH1157008A JP22665797A JP22665797A JPH1157008A JP H1157008 A JPH1157008 A JP H1157008A JP 22665797 A JP22665797 A JP 22665797A JP 22665797 A JP22665797 A JP 22665797A JP H1157008 A JPH1157008 A JP H1157008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
pressure
internal pressure
pressurized container
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22665797A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Okamura
正夫 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP22665797A priority Critical patent/JPH1157008A/ja
Publication of JPH1157008A publication Critical patent/JPH1157008A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬液を安定して供給することができるととも
に、構造が比較的簡易であるために小型化可能かつ比較
的安価であり、しかも、使用姿勢に制限が少ないなどと
いう特性を有する輸液装置及び液体霧化装置を提供す
る。 【解決手段】 加圧容器10の内部には薄い可撓性の袋
からなる薬液嚢11が収容され、加圧容器10の壁面に
固定された出口弁であるマイクロ電磁弁12に接続され
ているとともに、同様に加圧容器10の壁面に固定され
た薬液注入弁13に接続されている。加圧容器10の壁
面には逆止弁14が取り付けられ、この逆止弁14には
加圧ポンプ15に接続された給気チューブ16が取り付
けられている。また、加圧容器10の内圧が通常の圧力
範囲を越えた高圧になると内圧を解放するように構成さ
れた緊急放出弁16と、加圧容器10の内圧を検出する
圧力センサ17とが固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輸液装置及び液体霧
化装置に係り、特に、医療用の薬液を患者の体内に送り
込むための輸液装置及び喘息などの治療のために薬液を
霧化して患者に吸入させるための液体霧化装置として用
いる場合に好適な装置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、医療用の薬液を定量ずつ送っ
たり、必要に応じて薬液を適宜に噴霧したりするなどの
ために、医療用分野においても、液体を取り扱うための
各種機器が販売されている。これらの機器においては、
薬液を供給する際の高い確実性及び安全性が必要とされ
ている。
【0003】医療用の輸液装置としては、患者に薬液を
正確かつ安全に送り続けなければならないため、薬液タ
ンク部、輸液ポンプ、輸液ノズルなどにおいて、形状精
度、動作精度、耐久性及び衛生についての高い注意が必
要である。輸液装置は、薬液を所定の速度で長時間人体
へ送り続けるために、種々の制御された輸液ポンプが用
いられている。
【0004】たとえば、可撓性を有するチューブ内に薬
液を通し、当該チューブをロータやローラなどのロータ
リー式(チューブポンプ)やフィンガー式のアクチュエ
ータによってしごき、チューブの変形とともに内部の薬
液を強制的に送り出すようにしたペリスタルティック式
と呼ばれる輸液ポンプがある。また、薬液の流入速度を
測定し、流入速度に応じてクランプなどによって薬液チ
ューブ内を通過する薬液を止め、薬液の供給速度を制御
する輸液コントローラも用いられている。さらに、シリ
ンジに挿入されたロッドを駆動機構により所定速度で送
り、強制的に薬液をシリンジ内から送り出すシリンジ式
と呼ばれる輸液装置もある。また、ダイヤフラムポンプ
を用いて薬液を押し出すものもある。
【0005】上記のような輸液ポンプを備えた輸液装置
に対して、薬液の入った薬液バッグを変形させて薬液バ
ッグから薬液を押し出すようにした輸液装置や、小さな
薬液バルーンの弾性力によってバルーン内の薬液を押し
出すようにした輸液カートリッジなども実用化されてい
る。
【0006】一方、喘息、肺気腫、慢性気管支炎などの
治療のために薬液を患者に吸入させる目的でジェットネ
ブライザーと呼ばれる薬液霧化装置が用いられている。
この薬液霧化装置としては、加圧容器と噴霧ノズルとを
組み合わせたボンベ式のもの、薬液タンクに入れられた
薬液をレバーにより駆動するポンプによって噴霧ノズル
に供給するスプレー式のもの、超音波などの高周波振動
によって霧化させるものなど、種々のものが実用化され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の輸液装置に
おいては、シリンジ式、チューブ式、フィンガー式のポ
ンプを備えたものについては装置構造が複雑になるた
め、高価になるとともに小型化が困難であるという問題
点がある。また、ダイヤフラムポンプを用いるものは、
ダイヤフラムの作動による薬液吸入時に薬液に負圧がか
かるため、薬液に気泡が発生し易く、安全のための付加
機構や配慮が必要になる。さらに、バルーンなどによる
押し出しを用いる方法では、構造は比較的簡易であるも
のの、薬液に対する押し出し圧力が変化し易く、薬液の
供給開始当初から時間が経過するに従って押しだし圧力
が徐々に低下するため、時間とともに吐出量が減少する
などという問題点がある。
【0008】一方、ネブライザにおいては、ボンベ式や
スプレー式などでは、薬液補充や薬液交換ができなかっ
たり、使用姿勢が限定され、傾けたり逆さまの姿勢では
噴霧が不可能になるという問題点がある。また、超音波
振動などによって霧化するタイプの装置では、卓上式な
ど、使用姿勢が限定されるとともに、小型化にも限界が
ある。さらに、エアーコンプレッサを用いた大型のもの
もあるが、据え置きとなり、可搬性に乏しいことから使
用場所が室内に限定されるなど、使用状況に制限がある
という問題点がある。
【0009】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、薬液を安定して供給することがで
きるとともに、構造が比較的簡易であるために小型化可
能かつ比較的安価であり、しかも、使用姿勢に制限が少
ないなどという特性を有する輸液装置及び液体霧化装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、密閉された加圧容器と、前記
加圧容器内において液体を収容するための液収容室と加
圧室とを画成する可撓性膜と、前記液収容室に取り付け
られた出口弁と、前記加圧室の内部圧力を測定する内圧
測定手段と、前記内部圧力に応じて前記加圧室に流体を
導入するための流体供給手段とを有することを特徴とす
る輸液装置である。
【0011】この手段によれば、加圧容器内の液収容室
を流体供給手段により加圧室に流体を導入することによ
って可撓性膜を介して加圧し、この加圧状態において出
口弁を介して液体を外部へと供給するように構成されて
いるため、小型化可能な簡易な構造でありながら安定的
かつ確実に液体を送り出すことができ、装置姿勢にも影
響されることなく、液体の送り出し量若しくは送り出し
速度も高精度に調節することが可能になる。
【0012】ここで、前記内部圧力をほぼ一定に制御す
るための制御手段を備えていることが好ましい。
【0013】この手段によれば、加圧容器の内部圧力を
ほぼ一定に制御することによって、液体の送り出し圧力
の変動を少なくすることができるので、液体内の気泡の
発生などを抑制し、安定して液体を送り出せるととも
に、液体の送り出し速度の制御を容易に行うことができ
る。
【0014】また、前記出口弁を開閉させて前記液収容
室内に収容された液体の供給速度を制御するための制御
手段を備えていることが好ましい。
【0015】この手段によれば、出口弁を開閉させるこ
とによって液体の供給速度を制御することによって微量
な供給量であっても確実に液体の供給速度を制御でき
る。
【0016】さらに、前記内圧測定手段と前記流体供給
手段とにより前記内部圧力をほぼ一定に制御しながら、
前記出口弁の開閉サイクル若しくは開口度を制御する制
御手段を備えていることが好ましい。
【0017】この手段によれば、加圧容器の内部圧力を
ほぼ一定に制御しながら、出口弁の開閉サイクルや開口
度などを制御するようになっているので、液体の供給量
や供給速度を高精度に設定することができる。
【0018】次に、密閉された加圧容器と、前記加圧容
器内において液体を収容するための液収容室と加圧室と
を画成する可撓性膜と、前記液収容室に取り付けられた
出口弁と、前記加圧室の内部圧力を測定する内圧測定手
段と、前記内部圧力に応じて前記加圧室に流体を導入す
るための流体供給手段と、前記出口弁を通して前記液体
が供給され、前記液体が霧化される霧化部とを有するこ
とを特徴とする液体霧化装置である。
【0019】この手段によれば、加圧容器内の液収容室
を流体供給手段により加圧室に流体を導入することによ
って可撓性膜を介して加圧し、この加圧状態において出
口弁を介して液体を外部へと供給して、霧化部において
霧化するように構成されているため、小型化可能な簡易
な構造でありながら安定的かつ確実に液体を噴霧するこ
とができ、装置姿勢にも影響されることなく、経時変化
の少ない噴霧状態を得ることができる。
【0020】ここで、前記霧化部に対して前記液体を霧
化するために吹き付けられる気体を供給するための気体
タンクを備えていることが好ましい。
【0021】この手段によれば、気体タンクから霧化部
に気体を吹き付けることにより、液収容袋から液体を高
い圧力で押し出さなくても容易に霧化することができる
ため、加圧容器の内部圧力も低くて足り、液体の確実な
霧化が可能になるとともに、噴霧量を高精度に調節する
ことができる。
【0022】この場合にはさらに、前記内部圧力をほぼ
一定に制御するための制御手段を備えていることが好ま
しい。
【0023】この手段によれば、加圧容器の内部圧力が
ほぼ一定に制御されることにより、さらに安定的に液体
を送り出すことができるので、液体の噴霧量をより確実
に制御できる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。
【0025】(第1実施形態)図1は本発明に係る第1
実施形態としての輸液装置の動作部分の構造を示す拡大
断面図である。本実施形態は、硬質の合成樹脂で成形さ
れた密閉性を備えた加圧容器10と、この加圧容器10
の内部に完全に収容された、合成ゴムなどの薄い可撓性
の袋からなる薬液嚢11とを有する。薬液嚢11の内部
は、加圧容器10の壁面に固定された出口弁であるマイ
クロ電磁弁12に接続されているとともに、同様に加圧
容器10の壁面に固定された薬液注入弁13に接続され
ている。
【0026】薬液嚢11は可撓性、液封性を備えた材料
で形成する必要があり、例えば、薄く柔軟な高分子材料
で形成される。この材料としては、伸縮性に富み、容積
が大きく変化しても支障無く追随し、しかも容積が小さ
くなっても皺や折れなどが生じない材質のものが望まし
い。
【0027】加圧容器10の壁面には、加圧容器10の
内部への流入のみを許容する逆止弁14が取り付けら
れ、この逆止弁14には加圧ポンプ15に接続された給
気チューブが取り付けられている。加圧ポンプ15の吸
気口にはエアフィルタが取付けられ、外気から塵埃を除
去して加圧容器10内へ送り込むように構成されてい
る。加圧容器10の壁面の他の部分には、加圧容器10
の内圧が通常の圧力範囲を越えた高圧になると内圧を解
放するように構成された緊急放出弁16と、加圧容器1
0の内圧を検出する圧力センサ17とが固定されてい
る。
【0028】上記緊急放出弁16の加圧容器10内の先
端部分には、薬液嚢11の内部の薬液の残量を検出する
ための残量センサ18が取り付けられている。この残量
センサ18は、薬液嚢11の表面までの距離を光学的若
しくは音響的に検出するものであり、当該距離に比例し
た信号を後述する制御系に送出する。
【0029】マイクロ電磁弁12は輸液チューブ21に
接続され、この輸液チューブ21には、内部にオリフィ
スを備えた流量制御栓22が接続されている。流量制御
栓22の先には気泡検出ユニット23が取り付けられ、
この気泡検出ユニット23の先に注入針24が接続され
ている。
【0030】図2は、本実施形態の全体構成を示す概略
図である。上述のマイクロ電磁弁12、加圧ポンプ1
5、圧力センサ17、残量センサ18及び気泡検出ユニ
ット23は、入出力回路26を介して制御ユニット27
に接続されている。制御ユニット27には、警報出力部
28、表示部29及び設定操作部30が接続されてい
る。この制御ユニット27は、予め回路設計されたワイ
ヤードロジック回路を含む回路であってもよく、また、
演算処理部(CPU)、ROM、RAMなどを含むマイ
クロプロセッサユニット(MPU)で構成されていても
よい。
【0031】制御ユニット27は、予め設定されたプロ
グラム並びに設定操作部30の設定内容及び操作内容に
従って上述の動作部分を制御するように構成されてい
る。通常、稼働時においては、制御ユニット27は、圧
力センサ17から検出される加圧容器10の内圧に応じ
て加圧ポンプ15を動作させ、逆止弁14を介して加圧
容器10内に空気を送り込むことにより、加圧容器10
の内圧を常時一定に保持する。たとえば、この輸液装置
を人体に用いる場合には1.2気圧(自然環境を1気圧
とした場合)程度の体内圧力よりもやや高めの圧力
(1.3〜1.5気圧程度:自然環境を1気圧とした場
合)に加圧容器10の内圧を保持する。
【0032】そして、設定操作部30にて開始操作が行
われると、制御ユニット27は設定操作部30において
予め設定された輸液速度に応じた所定の開閉サイクルで
マイクロ電磁弁12を開閉させる。マイクロ電磁弁12
は、たとえば、予め決められた開閉周期を備えており、
この開閉周期における弁が開いている時間の割合(デュ
ーティ比)を設定された輸液速度の値に比例して増加さ
せることにより、ほぼ設定通りの輸液速度を得ることが
できる。
【0033】なお、出口弁による薬液供給量の制御とし
ては、上記のようなマイクロ電磁弁の開閉タイミングの
制御ではなく、出口弁の開度制御によっても行うことが
できる。
【0034】マイクロ電磁弁12からの薬液の供給が開
始されると、薬液嚢11の容積は次第に小さくなってい
き、加圧容器10の内圧が低下する。制御ユニット27
は圧力センサ17により内圧が低下したことを検知する
と加圧ポンプ15を稼働させて加圧容器10の内部に空
気を送り込み、内圧が回復すると加圧ポンプ15を停止
させる。この繰り返しによって、加圧容器10の内圧は
常時所定の圧力値に保持された状態で薬液の供給が継続
される。制御ユニット27は、薬液の供給中には表示部
29に薬液の供給速度を表示する。
【0035】薬液がマイクロ電磁弁12を通して供給さ
れていき、薬液嚢11が次第に縮小していくと、残量セ
ンサ18の計測する距離は徐々に増大し、制御ユニット
27はこの距離から所定の換算テーブルに基づいて薬液
嚢11内の薬液の残量を算出し、表示部29に表示す
る。残量センサ18の検出する距離と、薬液の残量とは
通常完全には逆比例しないため、予め薬液嚢11の形状
変化を見込んで距離と残量との関係を算出するか、或い
は、実際に距離と残量との関係を実験的に求めておき、
この結果を換算テーブルや換算式という形で制御ユニッ
ト27に組み込んでおく。
【0036】なお、残量センサ18を設ける代わりに、
加圧ポンプ15によって加圧容器10内に供給された空
気容積を制御ユニット27内にて概算で積算しておき、
この積算量を薬液嚢11に当初充填された薬液容積から
減算することによって薬液の残量を求めることも可能で
ある。
【0037】動作中などにおいて外気温、体温その他の
何らかの原因により機器の温度が上昇すると、加圧容器
10の内圧が異常に高まって輸液制御に支障の出る場合
がある。このため、内圧が危険圧力に達しない前に加圧
容器10の内圧を解放するための緊急放出弁16が設け
られている。このような異常事態でなくても、加圧容器
10の内圧を制御するために内圧を解放することも可能
である。
【0038】気泡検出ユニット23には、光学式、超音
波振動式などの公知の気泡検出器が内蔵され、薬液チュ
ーブ21から注入針24へ送られる薬液内に気泡が存在
すると、制御ユニット27にその旨を通報する。制御ユ
ニット27は、警報出力部28により警報を発するとと
もに、輸液を中止するなどの処理を実行する。
【0039】薬液嚢11の中の薬液が減少すると、薬液
注入弁13に薬液供給器に接続されたチューブを接続
し、薬液を補充することができる。この場合、加圧容器
10を開放可能に構成し、薬液嚢11そのものを交換で
きるようにしてもよい。
【0040】本実施形態では、従来の薬液バッグやバル
ーンタイプと同様に薬液嚢から薬液を押し出すことによ
って薬液を継続的に供給するように構成されているの
で、構造が比較的簡単であり、小型化も可能であり、し
かも安価に構成できる。
【0041】さらに、本実施形態では薬液嚢11が加圧
容器10の内部に完全に包摂されており、しかも加圧容
器10による加圧力が制御されていることから、薬液供
給の不安定性を回避することができ、高精度、安定かつ
確実な輸液を高い信頼性をもって行うことができる。
【0042】また、密閉された加圧容器10内にて薬液
嚢11を加圧するため、エネルギーロスが少なく、小さ
な動力及び消費エネルギーで駆動することができる。
【0043】さらに、薬液は常に最も適した加圧状態で
圧力変動なしに供給されるため、気泡の発生も少なく、
安全である。
【0044】本実施形態では、出口弁であるマイクロ電
磁弁12によって薬液の給断を確実制御できるととも
に、薬液の押し出し力は加圧容器10の内圧のみで設定
できるので、装置の姿勢によって動作が変わることはな
く、姿勢に制限されることなく使用することができる。
【0045】(第2実施形態)次に、本発明に係る第2
実施形態としてのジェットネブライザについて図3を参
照して説明する。この実施形態では、先に説明した第1
実施形態と全く同様の加圧容器10、薬液嚢11、マイ
クロ電磁弁12、薬液注入弁13、逆止弁14加圧ポン
プ15、緊急放出弁16、圧力センサ17、残量センサ
18を備えている。また、図示しないが、マイクロ電磁
弁12、加圧ポンプ15、圧力センサ17、残量センサ
18に接続された制御ユニットを備えており、この制御
ユニットによって加圧容器10の内圧を所定圧力に維持
できるように構成されている。
【0046】この実施形態では、マイクロ電磁弁12に
薬液チューブ31が接続され、この薬液チューブ31の
先に噴霧ノズル32が接続されている。
【0047】この実施形態では、加圧容器10内を所定
の内圧に維持した状態で、図示しない操作ボタンを押圧
するとマイクロ電磁弁12が所定時間だけ開き、加圧容
器10の内圧によって薬液嚢11から薬液が押し出さ
れ、噴霧ノズル32にて霧化されて霧状に吹き出され
る。このような動作は通常のスプレー式やボンベ式のネ
ブライザと同様であるが、本実施形態では、加圧容器1
0の内圧を常時制御できるため、ボンベ式のように内部
を極端に高圧にする必要がないために安全であり、また
経時的な圧力変化も無くすることができる。一方、スプ
レー式に対しては薬液を吸い上げるためのレバーの操作
力が不要となり、筋力のない高齢者でも容易に使用する
ことができる。
【0048】本実施形態では、比較的小型化可能であ
り、安価でありながら、信頼性、安定性に優れている。
また、スプレー式、ボンベ式のように姿勢によって薬液
の噴霧ができなくなることがなく、どのような姿勢でも
確実に薬液を噴霧することができる。
【0049】(第3実施形態)次に、図4を参照して本
発明に係る第3実施形態の構造について説明する。この
実施形態は、第2実施形態と同様にネブライザとして構
成したものである。本実施形態では、図4に示すよう
に、加圧容器10とは別に、予め圧縮空気を溜めておく
気体タンクとしてのアキュムレータ33を用意し、この
アキュムレータ33に、圧縮空気を吐出させるためのマ
イクロレギュレータ付のマイクロ電磁弁34が接続され
ている。アキュムレータ33には、この他に、加圧ポン
プ15に対して給気チューブを介して接続された開閉機
構付の逆止弁35、アキュムレータ33の内圧を検出す
る圧力センサ36が取り付けられている。
【0050】本実施形態において、第1及び第2実施形
態と同様の構造部分には同一符号を付し、その説明は省
略する。ただし、加圧容器10に接続された逆止弁14
には逆止弁35と同様に開閉機構が併設されている。
【0051】加圧容器10に接続されたマイクロ電磁弁
12には、真っ直ぐに伸びる給液管37が接続され、ま
た、アキュムレータ33のマイクロ電磁弁34には、途
中で屈折して、給液管37の先端の近傍に開口端を備え
た給気管38が接続されている。この給気管38の開口
端は、給液管37の先端に対して空気を吹き付けられる
ように配置されている。
【0052】この実施形態では、加圧容器10は先の各
実施形態と同様に所定の内圧に常時制御されており、マ
イクロ電磁弁12を開くことにより、薬液嚢11の内部
に収容された薬液を給液管37から外部へと放出するこ
とができるようになっている。ここで、逆止弁14は、
加圧容器10の内圧が所定の内圧に達すると、加圧ポン
プが停止できない場合、それ以上加圧ポンプ15からの
空気の流入を防止するために、制御ユニット27の指令
に基づいて強制的に閉鎖されるように構成されている。
【0053】一方、アキュムレータ33には、加圧ポン
プ15から供給された圧縮空気が常時蓄えられており、
通常、加圧容器10の内圧よりも高い2〜5気圧程度、
好ましくは2〜3気圧程度の内圧に保持されている。ア
キュムレータ33の内圧の保持は、加圧ポンプ15の供
給する空気を逆止弁35を介して導入し、内圧を圧力セ
ンサ36にて検出して、所定圧力になると制御ユニット
27により加圧ポンプ15を停止するか、或いは、制御
ユニット27からの制御信号により逆止弁35を強制的
に閉鎖するようになっている。
【0054】加圧容器10とアキュムレータ33への給
気は、それぞれの必要に応じて適宜の時期に自動的に行
われる。加圧ポンプ15は、加圧容器10とアキュムレ
ータ33の双方に圧縮空気を送るようになっているた
め、制御ユニット27は、加圧容器10にのみ給気する
場合には逆止弁35を強制閉鎖し、アキュムレータ33
にのみ給気する場合には逆止弁14を強制閉鎖する。
【0055】設定操作部30において所定の操作が行わ
れると、マイクロ電磁弁12が所定時間開放されて所定
量の薬液が給液管37に流れ込む。次いで、マイクロ電
磁弁34が所定時間開放されてアキュムレータ33から
圧縮空気が給気管38へと押し出される。このとき、マ
イクロ電磁弁34に併設されたマイクロレギュレータ
は、アキュムレータ33から給気管38へと出される空
気の圧力を、制御ユニット27からの制御信号に基づい
て所定圧力に調整する。給気管38から吹き出した空気
は給液管37の先端から出てくる薬液に吹き付けられ、
薬液を霧化する。給気管38から吹き付けられる空気は
給液管37の先端部の薬液を霧化しつつ、同時に給液管
37の奥部の薬液を吸い上げるため、給液管37内にあ
る全ての薬液が完全に霧化される。
【0056】この実施形態では、アキュムレータ33を
併設することによって、薬液を高い空気圧によって強制
的に霧化することができるため、霧化効率を高めること
ができるとともに、霧化量を大きくすることも比較的容
易である。しかも、霧化及び吹き出しの圧力をアキュム
レータ33から付与することができるので、加圧容器1
0の側では薬液を低い圧力で押し出すことが可能になる
ため、薬液の吐出量を高精度に設定することができる。
【0057】また、この実施形態では、予めアキュムレ
ータ33に圧縮空気を溜めておくことにより、加圧ポン
プを小型化することも可能である。
【0058】(第4実施形態)次に、図5を参照して、
上記第1〜第3実施形態の輸液装置若しくは液体霧化装
置に適用することのできる具体的な装置構成の例を示す
第4実施形態について説明する。この実施形態は、薬液
嚢11を内蔵した加圧容器10をカセット式に着脱可能
にしたものである。以下、第1実施形態の輸液装置をベ
ースにした構造について説明する。
【0059】加圧容器10には、前述の通り、内部に薬
液嚢11が収容され、壁面にマイクロ電磁弁12、薬液
注入口13、逆止弁14、緊急放出弁16、圧力センサ
17及び残量センサ18が固定されている。ここで、マ
イクロ電磁弁12、圧力センサ17及び残量センサ18
には、信号を伝えるための1又は複数の電極がそれぞれ
の外面上に設けられている。
【0060】一方、装置40には、加圧容器10を受け
入れるための収容室40aが設けられ、その内部に、マ
イクロ電磁弁12に接続可能なジョイント部及びマイク
ロ電磁弁12の上記電極に接触する対向電極を備えた電
磁弁接続部41と、逆止弁14に接続可能なジョイント
部42と、圧力センサ17及び残量センサ18に設けら
れた上記電極にそれぞれ接触するための対向電極43、
44とが臨むように配置されている。
【0061】上述のようにして薬液嚢11の内部の薬液
がなくなると、加圧容器10を収容室40aから取り外
し、新たな加圧容器10若しくは、薬液嚢11に薬液を
補充した後の加圧容器10を図示矢印のようにして収容
室40aの内部に装着する。加圧容器10が完全に装着
されると、マイクロ電磁弁12は電磁弁接続部41に接
続され、マイクロ電磁弁12の出口側が薬液チューブ2
1と連通される。同様に、逆止弁14はジョイント部4
2に接続され、装置40内の図示しない加圧ポンプに連
通される。さらに、加圧容器10のマイクロ電磁弁1
2、圧力センサ17、残量センサ18に設けられた電極
は、電磁弁接続部41に設けられた対向電極並びに対向
電極43,44に接触し、これらマイクロ電磁弁12、
圧力センサ17、残量センサ18は図示しない制御ユニ
ットに電気的に接続される。
【0062】本実施形態では、加圧容器10を装置40
に対してカセット式に着脱自在に構成したので、薬液の
補充や交換が容易になり、作業性を大きく向上させるこ
とが可能になる。
【0063】なお、上記各実施形態では、加圧容器内に
空気を導入しているが、導入するものは空気以外の気
体、例えば、不活性ガスなどでもよく、また、気体以外
の流体であってもよい。たとえば、予め気体の導入され
た加圧容器内に液体や粉状体などを少しずつ入れること
によって、間接的に内部圧力を調節することが可能であ
り、また、液収容袋の全表面を均一に加圧することはで
きないが、加圧容器に液体や粉状体のみを入れた場合で
も液収容袋を加圧して上述の実施形態とほぼ同様に動作
させることは可能である。
【0064】上記各実施形態では、加圧容器の内部に薬
液嚢などの液収容袋が完全に包摂されており、加圧容器
内に流体を導入することによって液収容袋が加圧される
ようになっているが、加圧容器の内部に仕切り状に可撓
性膜が取り付けられ、液収容室と加圧室とが仕切られて
いる構造であってもよい。これらは、どちらも加圧容器
の内部に可撓性膜によって液収容室と加圧室とが画成さ
れた構造であり、本発明は、このような構造によって初
めて安定した液体の送り出しが可能になるものであっ
て、従来にないきわめて顕著な効果を奏するものであ
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば以下
の効果を奏する。
【0066】請求項1によれば、加圧容器内の液収容室
を流体供給手段により加圧室に流体を導入することによ
って可撓性膜を介して加圧し、この加圧状態において出
口弁を介して液体を外部へと供給するように構成されて
いるため、小型化可能な簡易な構造でありながら安定的
かつ確実に液体を送り出すことができ、装置姿勢にも影
響されることなく、液体の送り出し量若しくは送り出し
速度も高精度に調節することが可能になる。
【0067】請求項2によれば、加圧容器の内部圧力を
ほぼ一定に制御することによって、液体の送り出し圧力
の変動を少なくすることができるので、液体内の気泡の
発生などを抑制し、安定して液体を送り出せるととも
に、液体の送り出し速度の制御を容易に行うことができ
る。
【0068】請求項3によれば、出口弁を開閉させるこ
とによって液体の供給速度を制御することによって微量
な供給量であっても確実に液体の供給速度を制御でき
る。
【0069】請求項4によれば、加圧容器の内部圧力を
ほぼ一定に制御しながら、出口弁の開閉サイクルや開口
度などを制御するようになっているので、液体の供給量
や供給速度を高精度に設定することができる。
【0070】請求項5によれば、加圧容器内の液収容室
を流体供給手段により加圧室に流体を導入することによ
って可撓性膜を介して加圧し、この加圧状態において出
口弁を介して液体を外部へと供給して、霧化部において
霧化するように構成されているため、小型化可能な簡易
な構造でありながら安定的かつ確実に液体を噴霧するこ
とができ、装置姿勢にも影響されることなく、経時変化
の少ない噴霧状態を得ることができる。
【0071】請求項6によれば、気体タンクから霧化部
に気体を吹き付けることにより、液収容袋から液体を高
い圧力で押し出さなくても容易に霧化することができる
ため、加圧容器の内部圧力も低くて足り、液体の確実な
霧化が可能になるとともに、噴霧量を高精度に調節する
ことができる。
【0072】請求項7によれば、加圧容器の内部圧力が
ほぼ一定に制御されることにより、さらに安定的に液体
を送り出すことができるので、液体の噴霧量をより確実
に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の構造を示す要部拡
大断面図である。
【図2】第1実施形態の全体構成を示す概略構成図であ
る。
【図3】本発明に係る第2実施形態の構造を示す要部拡
大断面図である。
【図4】本発明に係る第3実施形態の全体構成を示す概
略構成図である。
【図5】本発明に係る第4実施形態を示す概略部分断面
図である。
【符号の説明】
10 加圧容器 11 薬液嚢 12,34 マイクロ電磁弁 14,35 逆止弁 15 加圧ポンプ 16 緊急放出弁 17,36 圧力センサ 18 残量センサ 21,31 輸液チューブ 22 流量制御栓 23 気泡検出ユニット 24 注入針 26 入出力回路 27 制御ユニット 28 警報出力部 29 表示部 30 設定操作部 32 噴霧ノズル 33 アキュムレータ 37 給液管 38 給気管 40 装置 40a 収容室 42 ジョイント部 43,44 対向電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉された加圧容器と、前記加圧容器内
    において液体を収容するための液収容室と加圧室とを画
    成する可撓性膜と、前記液収容室に取り付けられた出口
    弁と、前記加圧室の内部圧力を測定する内圧測定手段
    と、前記内部圧力に応じて前記加圧室に流体を導入する
    ための流体供給手段とを有することを特徴とする輸液装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記内部圧力をほぼ
    一定に制御するための制御手段を備えていることを特徴
    とする輸液装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記出口弁を開閉さ
    せて前記液収容室内に収容された液体の供給速度を制御
    するための制御手段を備えていることを特徴とする輸液
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記内圧測定手段と
    前記流体供給手段とにより前記内部圧力をほぼ一定に制
    御しながら、前記出口弁の開閉サイクル若しくは開口度
    を制御する制御手段を備えていることを特徴とする輸液
    装置。
  5. 【請求項5】 密閉された加圧容器と、前記加圧容器内
    において液体を収容するための液収容室と加圧室とを画
    成する可撓性膜と、前記液収容室に取り付けられた出口
    弁と、前記加圧室の内部圧力を測定する内圧測定手段
    と、前記内部圧力に応じて前記加圧室に流体を導入する
    ための流体供給手段と、前記出口弁を通して前記液体が
    供給され、前記液体が霧化される霧化部とを有すること
    を特徴とする液体霧化装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記霧化部に対して
    前記液体を霧化するために吹き付けられる気体を供給す
    るための気体タンクを備えていることを特徴とする液体
    霧化装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6において、前記内
    部圧力をほぼ一定に制御するための制御手段を備えてい
    ることを特徴とする輸液装置。
JP22665797A 1997-08-22 1997-08-22 輸液装置及び液体霧化装置 Withdrawn JPH1157008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22665797A JPH1157008A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 輸液装置及び液体霧化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22665797A JPH1157008A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 輸液装置及び液体霧化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1157008A true JPH1157008A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16848621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22665797A Withdrawn JPH1157008A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 輸液装置及び液体霧化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1157008A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181284A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Taco Co Ltd 噴霧潤滑装置
JP2008529765A (ja) * 2005-02-08 2008-08-07 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 液体供給アセンブリ
KR101534243B1 (ko) * 2012-09-24 2015-07-06 메디칸(주) 2중형 지방흡입장치
JP2016000399A (ja) * 2015-08-03 2016-01-07 東芝三菱電機産業システム株式会社 加圧液体供給装置
JP2017128384A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 サッポロビール株式会社 液体サーバー
CN109674088A (zh) * 2018-06-05 2019-04-26 常州威图流体科技有限公司 一种基于压电液泵式的液体雾化装置
WO2019155870A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 ファーマバイオ株式会社 噴霧装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002181284A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Taco Co Ltd 噴霧潤滑装置
JP4571743B2 (ja) * 2000-12-14 2010-10-27 Taco株式会社 噴霧潤滑装置
JP2008529765A (ja) * 2005-02-08 2008-08-07 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 液体供給アセンブリ
US8490892B2 (en) 2005-02-08 2013-07-23 3M Innovative Properties Company Pressurized liquid supply assembly
KR101534243B1 (ko) * 2012-09-24 2015-07-06 메디칸(주) 2중형 지방흡입장치
JP2016000399A (ja) * 2015-08-03 2016-01-07 東芝三菱電機産業システム株式会社 加圧液体供給装置
JP2017128384A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 サッポロビール株式会社 液体サーバー
WO2019155870A1 (ja) * 2018-02-07 2019-08-15 ファーマバイオ株式会社 噴霧装置
JPWO2019155870A1 (ja) * 2018-02-07 2021-04-08 ニッタ株式会社 噴霧装置
CN109674088A (zh) * 2018-06-05 2019-04-26 常州威图流体科技有限公司 一种基于压电液泵式的液体雾化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11400241B2 (en) Preservative-free single dose inhaler systems
CA2215331C (en) Ultrasonic atomizer device with removable precision dosating unit
US6530370B1 (en) Nebulizer apparatus
EP0814861B1 (en) Ultrasonic atomizer device with removable precision dosing unit
TWI253428B (en) Medicament dispenser
EP1149602B1 (en) Spray device for an inhaler suitable for respiratory therapies
JP4166952B2 (ja) エーロゾル発生器
EP1066850B1 (en) Medical Nebulizer
US10188823B2 (en) Continuous high pressure delivery system
US6854461B2 (en) Aerosol generator for drug formulation and methods of generating aerosol
JP4900883B2 (ja) 物質をエアロゾル化するための方法および装置
JP5252890B2 (ja) 薬剤吐出装置
JP2009195669A (ja) 薬剤吐出装置及びその制御方法
JP2009148591A (ja) 注入ポンプ及びその使用方法
JPH1157008A (ja) 輸液装置及び液体霧化装置
WO2022210373A1 (ja) 霧化装置、およびその状態検知方法
RU2745231C1 (ru) Спрей-ингалятор с функцией приготовления и хранения лекарственных форм
JP2007307560A (ja) 液体霧化装置
TW200302115A (en) Aerosol generator for drug formulation and method for generating an aerosol with the same
MXPA97006976A (es) Dispositivo atomizador ultrasonico previsto de una unidad dosificadora de precision desmontable
MXPA97006978A (es) Unidad dosificadora de precision desmontable para un dispositivo atomizador ultrasonico

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041102