JPH1156806A - 磁気共鳴信号受信方法および磁気共鳴撮像装置 - Google Patents
磁気共鳴信号受信方法および磁気共鳴撮像装置Info
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- JPH1156806A JPH1156806A JP9221779A JP22177997A JPH1156806A JP H1156806 A JPH1156806 A JP H1156806A JP 9221779 A JP9221779 A JP 9221779A JP 22177997 A JP22177997 A JP 22177997A JP H1156806 A JPH1156806 A JP H1156806A
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- magnetic resonance
- dipole antennas
- resonance signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 垂直磁場中の被検体の下から磁気共鳴信号を
受信する磁気共鳴信号受信方法およびそのような受信手
段を備えた磁気共鳴撮像装置を実現する。 【解決手段】 互いに平行に配設された複数のダイポー
ルアンテナ102〜10nで磁気共鳴信号を受信する。
受信する磁気共鳴信号受信方法およびそのような受信手
段を備えた磁気共鳴撮像装置を実現する。 【解決手段】 互いに平行に配設された複数のダイポー
ルアンテナ102〜10nで磁気共鳴信号を受信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴信号受信
方法および磁気共鳴撮像装置に関し、特に、被検体の体
表に近い位置で磁気共鳴信号を受信する磁気共鳴信号受
信方法およびそのような受信手段を備えた磁気共鳴撮像
装置に関する。
方法および磁気共鳴撮像装置に関し、特に、被検体の体
表に近い位置で磁気共鳴信号を受信する磁気共鳴信号受
信方法およびそのような受信手段を備えた磁気共鳴撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮像(MRI: magnetic reso
nance imaging )装置においては、静磁場空間に収容し
た撮像対象(被検体)に勾配磁場および高周波磁場を印
加して、被検体内の原子のスピン(spin)が生じる磁気共
鳴信号を受信し、受信信号に基づいて被検体の画像を生
成(再構成)するようになっている。
nance imaging )装置においては、静磁場空間に収容し
た撮像対象(被検体)に勾配磁場および高周波磁場を印
加して、被検体内の原子のスピン(spin)が生じる磁気共
鳴信号を受信し、受信信号に基づいて被検体の画像を生
成(再構成)するようになっている。
【0003】磁気共鳴信号を受信するためにRFコイル
(radio frequency coil)が用いられる。被検体の体表に
近い位置で磁気共鳴信号を受信するには、サーフェイス
コイル(surface coil)が用いられる。サーフェイスコイ
ルは例えば1ターン(turn)のソレノイドコイル(solenoi
d coil) で構成される。また、1ターンのソレノイドコ
イルを複数個並べて、マルチコイル(multi-coil)型のサ
ーフェイスコイルが構成される。マルチコイル型のサー
フェイスコイルは、例えば、被検体の下に敷いて脊柱部
等を撮像するのに用いられる。
(radio frequency coil)が用いられる。被検体の体表に
近い位置で磁気共鳴信号を受信するには、サーフェイス
コイル(surface coil)が用いられる。サーフェイスコイ
ルは例えば1ターン(turn)のソレノイドコイル(solenoi
d coil) で構成される。また、1ターンのソレノイドコ
イルを複数個並べて、マルチコイル(multi-coil)型のサ
ーフェイスコイルが構成される。マルチコイル型のサー
フェイスコイルは、例えば、被検体の下に敷いて脊柱部
等を撮像するのに用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなサーフェ
イスコイルは、その構造上、コイルのループ(loop)が形
成する面(コイル面)に平行な面内で回転するスピン
(磁気モーメント)対しては感度を有しない。このた
め、例えば、静磁場の方向が被検体の体軸に垂直になる
いわゆる垂直磁場方式の磁気共鳴撮像装置では、被検体
の下にサーフェイスコイルを敷いた場合、磁気モーメン
トがコイル面と平行な面内で回転するようになるので、
磁気共鳴信号を受信することができない。
イスコイルは、その構造上、コイルのループ(loop)が形
成する面(コイル面)に平行な面内で回転するスピン
(磁気モーメント)対しては感度を有しない。このた
め、例えば、静磁場の方向が被検体の体軸に垂直になる
いわゆる垂直磁場方式の磁気共鳴撮像装置では、被検体
の下にサーフェイスコイルを敷いた場合、磁気モーメン
トがコイル面と平行な面内で回転するようになるので、
磁気共鳴信号を受信することができない。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、垂直磁場中の被検体の下か
ら磁気共鳴信号を受信する磁気共鳴信号受信方法および
そのような受信手段を備えた磁気共鳴撮像装置を実現す
ることである。
されたもので、その目的は、垂直磁場中の被検体の下か
ら磁気共鳴信号を受信する磁気共鳴信号受信方法および
そのような受信手段を備えた磁気共鳴撮像装置を実現す
ることである。
【0006】
(1)上記の課題を解決する第1の発明は、磁気共鳴信
号をダイポールアンテナで受信することを特徴とする。
号をダイポールアンテナで受信することを特徴とする。
【0007】(2)上記の課題を解決する第2の発明
は、所定の空間に静磁場を形成する静磁場形成手段と、
前記所定の空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段
と、前記所定の空間に高周波磁場を形成する高周波磁場
形成手段と、前記所定の空間に発生する磁気共鳴信号を
受信するダイポールアンテナと、前記ダイポールアンテ
ナの受信信号に基づいて画像を生成する画像生成手段
と、を具備することを特徴とする。
は、所定の空間に静磁場を形成する静磁場形成手段と、
前記所定の空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段
と、前記所定の空間に高周波磁場を形成する高周波磁場
形成手段と、前記所定の空間に発生する磁気共鳴信号を
受信するダイポールアンテナと、前記ダイポールアンテ
ナの受信信号に基づいて画像を生成する画像生成手段
と、を具備することを特徴とする。
【0008】第1の発明または第2の発明において、前
記ダイポールアンテナが、互いに平行に配設された複数
のダイポールアンテナであることが、撮像範囲を広げる
点で好ましい。
記ダイポールアンテナが、互いに平行に配設された複数
のダイポールアンテナであることが、撮像範囲を広げる
点で好ましい。
【0009】(3)上記の課題を解決する第3の発明
は、所定の空間に静磁場を形成する静磁場形成手段と、
前記所定の空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段
と、前記所定の空間に高周波磁場を形成する高周波磁場
形成手段と、互いに垂直になるように配置され前記所定
の空間に発生する磁気共鳴信号をそれぞれ受信する1対
のダイポールアンテナと、前記1対のダイポールアンテ
ナの受信信号に基づいて画像を生成する画像生成手段
と、を具備することを特徴とする。
は、所定の空間に静磁場を形成する静磁場形成手段と、
前記所定の空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段
と、前記所定の空間に高周波磁場を形成する高周波磁場
形成手段と、互いに垂直になるように配置され前記所定
の空間に発生する磁気共鳴信号をそれぞれ受信する1対
のダイポールアンテナと、前記1対のダイポールアンテ
ナの受信信号に基づいて画像を生成する画像生成手段
と、を具備することを特徴とする。
【0010】第3の発明において、前記1対のダイポー
ルアンテナの一方が、互いに平行に第1の方向に沿って
配列された第1群の複数のダイポールアンテナであり、
前記1対のダイポールアンテナの他方が、互いに平行に
かつ前記第1群のダイポールアンテナの長さ方向に沿っ
て配列された第2群の複数のダイポールアンテナである
ことが、磁気共鳴信号のクワドラチャ受信による撮像範
囲を広げる点で好ましい。
ルアンテナの一方が、互いに平行に第1の方向に沿って
配列された第1群の複数のダイポールアンテナであり、
前記1対のダイポールアンテナの他方が、互いに平行に
かつ前記第1群のダイポールアンテナの長さ方向に沿っ
て配列された第2群の複数のダイポールアンテナである
ことが、磁気共鳴信号のクワドラチャ受信による撮像範
囲を広げる点で好ましい。
【0011】また、第1の発明〜第3の発明のいずれか
1つにおいて、前記ダイポールアンテナがローディング
コイルを有することが、ダイポールアンテナの長さを等
価的に延長する点で好ましい。
1つにおいて、前記ダイポールアンテナがローディング
コイルを有することが、ダイポールアンテナの長さを等
価的に延長する点で好ましい。
【0012】(作用)本発明では、ダイポールアンテナ
の長手方向と交叉する方向において変化する磁気モーメ
ントに基づく磁気共鳴信号が、ダイポールアンテナによ
って受信される。
の長手方向と交叉する方向において変化する磁気モーメ
ントに基づく磁気共鳴信号が、ダイポールアンテナによ
って受信される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
【0014】図1に磁気共鳴撮像装置のブロック(bloc
k) 図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例であ
る。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施
の形態の一例が示される。また、本装置の動作によっ
て、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示され
る。
k) 図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例であ
る。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施
の形態の一例が示される。また、本装置の動作によっ
て、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示され
る。
【0015】(構成)本装置においては、図1に示すよ
うに、静磁場発生部2がその内部空間に均一な静磁場を
形成するようになっている。静磁場発生部2は、本発明
における静磁場形成手段の実施の形態の一例である。静
磁場発生部2は図示しない例えば永久磁石等の1対の磁
気発生器を備えており、それらが間隔を保って上下方向
に対向し、その対向空間に静磁場(垂直磁場)を形成し
ている。なお、磁気発生器は永久磁石に限らず、常電導
電磁石や超電導電磁石等であって良い。
うに、静磁場発生部2がその内部空間に均一な静磁場を
形成するようになっている。静磁場発生部2は、本発明
における静磁場形成手段の実施の形態の一例である。静
磁場発生部2は図示しない例えば永久磁石等の1対の磁
気発生器を備えており、それらが間隔を保って上下方向
に対向し、その対向空間に静磁場(垂直磁場)を形成し
ている。なお、磁気発生器は永久磁石に限らず、常電導
電磁石や超電導電磁石等であって良い。
【0016】静磁場発生部2には送信コイル部4,4’
および勾配コイル部6,6’がそれぞれ設けられ、同様
に間隔を保って上下方向に対向している。送信コイル部
4,4’の間の静磁場空間には、被検体12が天板14
に載置され図示しない搬入手段によって搬入される。被
検体12の体軸は静磁場方向と垂直になる。
および勾配コイル部6,6’がそれぞれ設けられ、同様
に間隔を保って上下方向に対向している。送信コイル部
4,4’の間の静磁場空間には、被検体12が天板14
に載置され図示しない搬入手段によって搬入される。被
検体12の体軸は静磁場方向と垂直になる。
【0017】天板14には、予め受信アンテナ(antenn
a) 部10が載置され、被検体12は受信アンテナ部1
0の上に横たわるように天板14に載置される。受信ア
ンテナ部10については後にあらためて説明する。
a) 部10が載置され、被検体12は受信アンテナ部1
0の上に横たわるように天板14に載置される。受信ア
ンテナ部10については後にあらためて説明する。
【0018】送信コイル部4,4’には送信部16が接
続されている。送信コイル部4,4’と送信部16は、
本発明における高周波磁場形成手段の実施の形態の一例
である。送信部16は送信コイル部4,4’に駆動信号
を与えてRF磁場を発生させ、それによって、被検体1
2の体内の特定の原子(例えば水素原子)のスピンを励
起するようになっている。
続されている。送信コイル部4,4’と送信部16は、
本発明における高周波磁場形成手段の実施の形態の一例
である。送信部16は送信コイル部4,4’に駆動信号
を与えてRF磁場を発生させ、それによって、被検体1
2の体内の特定の原子(例えば水素原子)のスピンを励
起するようになっている。
【0019】勾配コイル部6,6’には勾配駆動部18
が接続されている。勾配コイル部6,6’と勾配駆動部
18は、本発明における勾配磁場形成手段の実施の形態
の一例である。勾配駆動部18は勾配コイル部6,6’
に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させるようになって
いる。発生する勾配磁場は、スライス(slice) 勾配磁
場、読み出し勾配磁場および位相エンコード(encode)勾
配磁場の3種である。
が接続されている。勾配コイル部6,6’と勾配駆動部
18は、本発明における勾配磁場形成手段の実施の形態
の一例である。勾配駆動部18は勾配コイル部6,6’
に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させるようになって
いる。発生する勾配磁場は、スライス(slice) 勾配磁
場、読み出し勾配磁場および位相エンコード(encode)勾
配磁場の3種である。
【0020】受信アンテナ部10は、被検体12内の励
起されたスピンが発生する磁気共鳴信号を受信するよう
になっている。受信アンテナ部10には受信部20が接
続されている。受信部20には受信アンテナ部10の受
信信号が入力される。
起されたスピンが発生する磁気共鳴信号を受信するよう
になっている。受信アンテナ部10には受信部20が接
続されている。受信部20には受信アンテナ部10の受
信信号が入力される。
【0021】受信部20にはアナログ・ディジタル(ana
log-to-digital) 変換部22が接続されている。アナロ
グ・ディジタル変換部22は受信部20の出力信号をデ
ィジタル信号に変換するようになっている。アナログ・
ディジタル変換部22はコンピュータ(computer)22に
接続されている。
log-to-digital) 変換部22が接続されている。アナロ
グ・ディジタル変換部22は受信部20の出力信号をデ
ィジタル信号に変換するようになっている。アナログ・
ディジタル変換部22はコンピュータ(computer)22に
接続されている。
【0022】コンピュータ24はアナログ・ディジタル
変換部22からディジタル信号を入力し、図示しないメ
モリ(memory)に記憶する。メモリ内にはデータ空間が形
成される。このデータ空間は2次元フーリエ(Fourie)空
間を構成する。コンピュータ24は、この2次元フーリ
エ空間のデータを2次元逆フーリエ変換して被検体12
の画像を生成(再構成)する。コンピュータ24は、本
発明における画像生成手段の実施の形態の一例である。
変換部22からディジタル信号を入力し、図示しないメ
モリ(memory)に記憶する。メモリ内にはデータ空間が形
成される。このデータ空間は2次元フーリエ(Fourie)空
間を構成する。コンピュータ24は、この2次元フーリ
エ空間のデータを2次元逆フーリエ変換して被検体12
の画像を生成(再構成)する。コンピュータ24は、本
発明における画像生成手段の実施の形態の一例である。
【0023】コンピュータ24には、また、制御部30
が接続されている。制御部30は送信部16、勾配駆動
部18、受信部20およびアナログ・ディジタル変換部
22に接続されている。
が接続されている。制御部30は送信部16、勾配駆動
部18、受信部20およびアナログ・ディジタル変換部
22に接続されている。
【0024】制御部30はコンピュータ24から指令が
与えられ、それに基づいて送信部16、勾配駆動部1
8、受信部20およびアナログ・ディジタル変換部22
にそれぞれ制御信号を与えるようになっている。
与えられ、それに基づいて送信部16、勾配駆動部1
8、受信部20およびアナログ・ディジタル変換部22
にそれぞれ制御信号を与えるようになっている。
【0025】コンピュータ24には、また、表示部32
と操作部34が接続されている。表示部32はコンピュ
ータ24から出力される再構成画像を含む各種の情報を
表示するようになっている。操作部34は操作者によっ
て操作され、各種の指令や情報等をコンピュータ24に
入力するようになっている。
と操作部34が接続されている。表示部32はコンピュ
ータ24から出力される再構成画像を含む各種の情報を
表示するようになっている。操作部34は操作者によっ
て操作され、各種の指令や情報等をコンピュータ24に
入力するようになっている。
【0026】図2に、受信アンテナ部10の模式的構成
を示す。同図に示すように、受信アンテナ部10は、複
数のダイポールアンテナ(dipole antenna)102、10
4、106、…、10nを備えている。ダイポールアン
テナ102〜10nは、本発明におけるダイポールアン
テナの実施の形態の一例である。
を示す。同図に示すように、受信アンテナ部10は、複
数のダイポールアンテナ(dipole antenna)102、10
4、106、…、10nを備えている。ダイポールアン
テナ102〜10nは、本発明におけるダイポールアン
テナの実施の形態の一例である。
【0027】ダイポールアンテナ102〜10nは、そ
れぞれ、中央部に信号取出部112〜11nを有し、両
端部にローディングコイル122,122’〜12n,
12n’を有する。なお、信号取出部112〜11n
は、アンテナのいわゆる給電点に相当する。
れぞれ、中央部に信号取出部112〜11nを有し、両
端部にローディングコイル122,122’〜12n,
12n’を有する。なお、信号取出部112〜11n
は、アンテナのいわゆる給電点に相当する。
【0028】ローディングコイル122,122’〜1
2n,12n’は、一名、延長コイルとも呼ばれるもの
で、それらのインダクタンスは、それぞれ、ダイポール
アンテナ102〜10nの長さを、等価的に、磁気共鳴
信号(RF信号)の半波長に相当する長さまで延長する
値に選ばれている。
2n,12n’は、一名、延長コイルとも呼ばれるもの
で、それらのインダクタンスは、それぞれ、ダイポール
アンテナ102〜10nの長さを、等価的に、磁気共鳴
信号(RF信号)の半波長に相当する長さまで延長する
値に選ばれている。
【0029】図3に、ローディングコイルによるダイポ
ールアンテナの延長効果を概念的に示す。これにより、
現実には数10cm程度のダイポールアンテナの長さ
が、等価的に、例えば8.52MHzのRF信号の半波
長に相当する約17mまで延長される。
ールアンテナの延長効果を概念的に示す。これにより、
現実には数10cm程度のダイポールアンテナの長さ
が、等価的に、例えば8.52MHzのRF信号の半波
長に相当する約17mまで延長される。
【0030】ダイポールアンテナ102〜10nは、一
定の間隔で互いに平行に、支持部材200上にその長手
方向に沿って配列されている。支持部材200の長手方
向は被検体12の体軸方向と一致している。ダイポール
アンテナ102〜10nが配列された支持部材200の
上面は、図示しない被覆部材等で覆われている。被覆部
材等で覆われたダイポールアンテナ102〜10nの上
に、被検体12が横たわる。
定の間隔で互いに平行に、支持部材200上にその長手
方向に沿って配列されている。支持部材200の長手方
向は被検体12の体軸方向と一致している。ダイポール
アンテナ102〜10nが配列された支持部材200の
上面は、図示しない被覆部材等で覆われている。被覆部
材等で覆われたダイポールアンテナ102〜10nの上
に、被検体12が横たわる。
【0031】被検体12内のスピンの回転軸の方向は静
磁場方向と一致するので、スピンの励起にともなって生
じる磁気モーメントは、図2に示すように、ダイポール
アンテナ102〜10nが配列された面に平行な面内で
回転する。この磁気モーメントが生じる高周波磁場の、
ダイポールアンテナ102〜10nの配列方向の成分に
より、ダイポールアンテナ102〜10nに高周波電流
がそれぞれ誘導され、磁気共鳴信号が電気信号として受
信される。すなわち、垂直磁場中の被検体12から生じ
る磁気共鳴信号を、被検体12の下から受信することが
可能になる。
磁場方向と一致するので、スピンの励起にともなって生
じる磁気モーメントは、図2に示すように、ダイポール
アンテナ102〜10nが配列された面に平行な面内で
回転する。この磁気モーメントが生じる高周波磁場の、
ダイポールアンテナ102〜10nの配列方向の成分に
より、ダイポールアンテナ102〜10nに高周波電流
がそれぞれ誘導され、磁気共鳴信号が電気信号として受
信される。すなわち、垂直磁場中の被検体12から生じ
る磁気共鳴信号を、被検体12の下から受信することが
可能になる。
【0032】図4に、受信アンテナ部10と受信部20
との接続状態のブロック図を示す。図4において、図1
および図2と同様な部分には同一の符号を付して説明を
省略する。同図に示すように、受信部20はプリアンプ
(preamplifier)202〜20nを備えている。プリアン
プ202〜20nはRF増幅器である。プリアンプ20
2〜20nの入力回路に、ダイポールアンテナ102〜
10nがそれぞれ接続されている。プリアンプ202〜
20nとしては入力インピーダンス(impedance) が十分
に低いものが用いられる。
との接続状態のブロック図を示す。図4において、図1
および図2と同様な部分には同一の符号を付して説明を
省略する。同図に示すように、受信部20はプリアンプ
(preamplifier)202〜20nを備えている。プリアン
プ202〜20nはRF増幅器である。プリアンプ20
2〜20nの入力回路に、ダイポールアンテナ102〜
10nがそれぞれ接続されている。プリアンプ202〜
20nとしては入力インピーダンス(impedance) が十分
に低いものが用いられる。
【0033】プリアンプ202〜20nの出力信号は、
加算器210で全加算され、図示しない主増幅器および
位相検波回路等を経て、アナログ・ディジタル変換部2
2内の図示しないアナログ・ディジタル変換器に入力さ
れるようになっている。
加算器210で全加算され、図示しない主増幅器および
位相検波回路等を経て、アナログ・ディジタル変換部2
2内の図示しないアナログ・ディジタル変換器に入力さ
れるようになっている。
【0034】図5に、受信アンテナ部10の他の構成例
を示す。同図において、支持部材200上に配列された
ダイポールアンテナ102〜10nは、図2に示したも
のと同様のものである。これに対して、支持部材20
0’上に配列されたダイポールアンテナ102’〜10
n’は、それらの配列方向をダイポールアンテナ102
〜10nの配列方向と90°異ならせてある。そして、
このようなアンテナ配列を持つ支持部材200と20
0’を重合わせて受信アンテナ部10が構成される。ま
た、ダイポールアンテナ102’〜10n’に対応させ
て図示しないプリアンプ202’〜20n’が設けられ
る。
を示す。同図において、支持部材200上に配列された
ダイポールアンテナ102〜10nは、図2に示したも
のと同様のものである。これに対して、支持部材20
0’上に配列されたダイポールアンテナ102’〜10
n’は、それらの配列方向をダイポールアンテナ102
〜10nの配列方向と90°異ならせてある。そして、
このようなアンテナ配列を持つ支持部材200と20
0’を重合わせて受信アンテナ部10が構成される。ま
た、ダイポールアンテナ102’〜10n’に対応させ
て図示しないプリアンプ202’〜20n’が設けられ
る。
【0035】このような構成の受信アンテナ部10を用
いると、ダイポールアンテナ102〜10nとダイポー
ルアンテナ102’〜10n’がそれぞれアンテナの配
列方向の磁場成分に感応するので、ダイポールアンテナ
102〜10nで受信する磁気共鳴信号と、ダイポール
アンテナ102’〜10n’の系統で受信する磁気共鳴
信号とは位相が90°異なるものとなる。
いると、ダイポールアンテナ102〜10nとダイポー
ルアンテナ102’〜10n’がそれぞれアンテナの配
列方向の磁場成分に感応するので、ダイポールアンテナ
102〜10nで受信する磁気共鳴信号と、ダイポール
アンテナ102’〜10n’の系統で受信する磁気共鳴
信号とは位相が90°異なるものとなる。
【0036】このため、両系統の受信信号を加算するこ
とにより、信号レベル(level) を約1.4倍に高めるこ
とができ、また、一方の系統の信号を90°移相して加
算することにより信号レベルを2倍に高めることがで
き、いわゆるクワドラチャ(quadrature)受信を行うこと
ができる。
とにより、信号レベル(level) を約1.4倍に高めるこ
とができ、また、一方の系統の信号を90°移相して加
算することにより信号レベルを2倍に高めることがで
き、いわゆるクワドラチャ(quadrature)受信を行うこと
ができる。
【0037】クワドラチャ受信については、一方の系統
をループアンテナ(loop antenna)すなわち1ターンのソ
レノイドコイルとしたものが考えられる。その例を図6
に示す。同図において、ループアンテナ130がダイポ
ールアンテナ102〜10nと重ね合わされている。ま
た、ダイポールアンテナ102〜10nの配列方向は体
軸に垂直な方向になっている。
をループアンテナ(loop antenna)すなわち1ターンのソ
レノイドコイルとしたものが考えられる。その例を図6
に示す。同図において、ループアンテナ130がダイポ
ールアンテナ102〜10nと重ね合わされている。ま
た、ダイポールアンテナ102〜10nの配列方向は体
軸に垂直な方向になっている。
【0038】静磁場の方向が体軸方向に一致するいわゆ
る水平磁場の場合、スピンの励起による磁気モーメント
が、図示のように、ループアンテナ130の面およびダ
イポールアンテナ102〜10nの配列面に垂直な面内
で回転するので、それによる磁気共鳴信号がループアン
テナ130およびダイポールアンテナ102〜10nで
それぞれ受信される。
る水平磁場の場合、スピンの励起による磁気モーメント
が、図示のように、ループアンテナ130の面およびダ
イポールアンテナ102〜10nの配列面に垂直な面内
で回転するので、それによる磁気共鳴信号がループアン
テナ130およびダイポールアンテナ102〜10nで
それぞれ受信される。
【0039】このとき、ループアンテナ130はループ
面に垂直な方向で変化する磁場成分に感応し、ダイポー
ルアンテナ102〜10nはそれらの配列面に平行な方
向で変化する磁場成分に感応するので、ループアンテナ
130の受信信号とダイポールアンテナ102〜10n
の受信信号は90°の位相差を持つ。すなわち、クワド
ラチャ受信が行われる。この構成によれば、水平磁場に
適用可能なクワドラチャ受信用の受信アンテナが得られ
る。
面に垂直な方向で変化する磁場成分に感応し、ダイポー
ルアンテナ102〜10nはそれらの配列面に平行な方
向で変化する磁場成分に感応するので、ループアンテナ
130の受信信号とダイポールアンテナ102〜10n
の受信信号は90°の位相差を持つ。すなわち、クワド
ラチャ受信が行われる。この構成によれば、水平磁場に
適用可能なクワドラチャ受信用の受信アンテナが得られ
る。
【0040】(動作)本装置の動作を説明する。磁気共
鳴撮像の具体例の1つとして、スピンエコー(spin ech
o) 法による撮像を行う場合について説明する。スピン
エコー法には、例えば図7に示すようなパルスシーケン
ス(pulse sequence)が利用される。
鳴撮像の具体例の1つとして、スピンエコー(spin ech
o) 法による撮像を行う場合について説明する。スピン
エコー法には、例えば図7に示すようなパルスシーケン
ス(pulse sequence)が利用される。
【0041】図7は、1ビュー(view)分の磁気共鳴信号
(スピンエコー信号)を収集するときのパルスシーケン
スの模式図である。このようなパルスシーケンスが例え
ば256回繰り返されて、256ビューのスピンエコー
信号が収集される。
(スピンエコー信号)を収集するときのパルスシーケン
スの模式図である。このようなパルスシーケンスが例え
ば256回繰り返されて、256ビューのスピンエコー
信号が収集される。
【0042】このパルスシーケンスの実行とスピンエコ
ー信号の収集は制御部30によって制御される。なお、
本装置はスピンエコー法に限らず、その他の各種の技法
による磁気共鳴撮像を行うことができる。
ー信号の収集は制御部30によって制御される。なお、
本装置はスピンエコー法に限らず、その他の各種の技法
による磁気共鳴撮像を行うことができる。
【0043】図7の(6)に示すように、パルスシーケ
ンスは時間軸に沿って(a)〜(d)の4つの期間に分
けられる。先ず、期間(a)において、(1)に示すよ
うに90°パルスP90によってRF励起が行われる。
RF励起は送信部16によって駆動される送信コイル部
4,4’によって行われる。
ンスは時間軸に沿って(a)〜(d)の4つの期間に分
けられる。先ず、期間(a)において、(1)に示すよ
うに90°パルスP90によってRF励起が行われる。
RF励起は送信部16によって駆動される送信コイル部
4,4’によって行われる。
【0044】このとき、(2)に示すようにスライス勾
配磁場Gsが印加される。スライス勾配磁場Gsの印加
は、勾配駆動部18によって駆動される勾配コイル部
6,6’により行われる。これによって、被検体12の
体内の所定のスライスのスピンが励起(選択励起)され
る。
配磁場Gsが印加される。スライス勾配磁場Gsの印加
は、勾配駆動部18によって駆動される勾配コイル部
6,6’により行われる。これによって、被検体12の
体内の所定のスライスのスピンが励起(選択励起)され
る。
【0045】次に、期間(b)において、(3)に示す
ように位相エンコード勾配磁場Gpが印加される。位相
エンコード勾配磁場Gpの印加も勾配駆動部18によっ
て駆動される勾配コイル部6,6’により行われる。こ
れによってスピンの位相エンコードが行われる。
ように位相エンコード勾配磁場Gpが印加される。位相
エンコード勾配磁場Gpの印加も勾配駆動部18によっ
て駆動される勾配コイル部6,6’により行われる。こ
れによってスピンの位相エンコードが行われる。
【0046】位相エンコード期間中に、(2)に示すよ
うにスライス勾配磁場Gsによってスピンのリフェーズ
(rephase) が行われる。また、(4)に示すように読み
出し勾配磁場Grが印加され、スピンのディフェーズ(d
ephase) が行われる。読み出し勾配磁場Grの印加も勾
配駆動部18によって駆動される勾配コイル部6,6’
により行われる。
うにスライス勾配磁場Gsによってスピンのリフェーズ
(rephase) が行われる。また、(4)に示すように読み
出し勾配磁場Grが印加され、スピンのディフェーズ(d
ephase) が行われる。読み出し勾配磁場Grの印加も勾
配駆動部18によって駆動される勾配コイル部6,6’
により行われる。
【0047】次に、期間(c)において、(1)に示す
ように180°パルスP180が印加され、これによっ
てスピンの反転が行われる。スピンの反転は、送信部1
6でRF駆動される送信コイル部4,4’によって行わ
れる。
ように180°パルスP180が印加され、これによっ
てスピンの反転が行われる。スピンの反転は、送信部1
6でRF駆動される送信コイル部4,4’によって行わ
れる。
【0048】次に、期間(d)において、(4)に示す
ように読み出し勾配磁場Grが印加される。これによっ
て、(5)に示すように、スピンエコー信号が被検体1
2から発生する。
ように読み出し勾配磁場Grが印加される。これによっ
て、(5)に示すように、スピンエコー信号が被検体1
2から発生する。
【0049】スピンエコー信号は、受信アンテナ部10
のダイポールアンテナ102〜10nによってそれぞれ
受信される。あるいは、クワドラチャ受信を行うとき
は、さらにダイポールアンテナ102〜10n’によっ
てそれぞれ受信される。それら受信信号は、それぞれプ
リアンプ202〜20n(およびプリアンプ202’〜
20n’)によって増幅され、加算器210で全加算さ
れる。加算器210の出力信号は、さらに増幅および位
相検波され、アナログ・ディジタル変換部22入力され
る。
のダイポールアンテナ102〜10nによってそれぞれ
受信される。あるいは、クワドラチャ受信を行うとき
は、さらにダイポールアンテナ102〜10n’によっ
てそれぞれ受信される。それら受信信号は、それぞれプ
リアンプ202〜20n(およびプリアンプ202’〜
20n’)によって増幅され、加算器210で全加算さ
れる。加算器210の出力信号は、さらに増幅および位
相検波され、アナログ・ディジタル変換部22入力され
る。
【0050】アナログ・ディジタル変換部22におい
て、受信信号がディジタル信号に変換されてコンピュー
タCOMに入力される。コンピュータCOMは入力信号
を測定データとしてメモリに記憶する。これによって、
メモリに1ビュー分のスピンエコーデータが収集され
る。
て、受信信号がディジタル信号に変換されてコンピュー
タCOMに入力される。コンピュータCOMは入力信号
を測定データとしてメモリに記憶する。これによって、
メモリに1ビュー分のスピンエコーデータが収集され
る。
【0051】以上の動作が、所定の周期で例えば256
回繰り返される。動作の繰り返しの度に位相エンコード
勾配磁場Gpが変更され、毎回異なる位相エンコードが
行われる。このことを図7の(3)の波形に付した複数
の破線で表す。
回繰り返される。動作の繰り返しの度に位相エンコード
勾配磁場Gpが変更され、毎回異なる位相エンコードが
行われる。このことを図7の(3)の波形に付した複数
の破線で表す。
【0052】コンピュータCOMは、メモリに収集した
全ビューのスピンエコーデータに基づいて画像再構成を
行い、被検体12の画像を生成する。生成された画像は
表示部32に可視像として表示される。
全ビューのスピンエコーデータに基づいて画像再構成を
行い、被検体12の画像を生成する。生成された画像は
表示部32に可視像として表示される。
【0053】なお、上記の実施の形態では複数のダイポ
ールアンテナを用いる例を示したが、撮像範囲(FO
V:field of view)が狭いときは単一のダイポールアン
テナで磁気共鳴信号を受信するようにしても良い。
ールアンテナを用いる例を示したが、撮像範囲(FO
V:field of view)が狭いときは単一のダイポールアン
テナで磁気共鳴信号を受信するようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、磁気共鳴信号をダイポールアンテナで受信するよう
にしたので、垂直磁場中の被検体の下から磁気共鳴信号
を受信する磁気共鳴信号受信方法およびそのような受信
手段を備えた磁気共鳴撮像装置を実現することができ
る。
は、磁気共鳴信号をダイポールアンテナで受信するよう
にしたので、垂直磁場中の被検体の下から磁気共鳴信号
を受信する磁気共鳴信号受信方法およびそのような受信
手段を備えた磁気共鳴撮像装置を実現することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置における受信
アンテナ部の模式的構成を示す図である。
アンテナ部の模式的構成を示す図である。
【図3】ダイポールアンテナのローディングコイルの効
果を示す概念図である。
果を示す概念図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置における受信
アンテナ部と受信部のブロック図である。
アンテナ部と受信部のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置における受信
アンテナ部の模式的構成を示す図である。
アンテナ部の模式的構成を示す図である。
【図6】受信アンテナ部の応用例の模式的構成を示す図
である。
である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパ
ルスシーケンスの一例を示す模式図である。
ルスシーケンスの一例を示す模式図である。
2 静磁場発生部 4,4’ 送信コイル部 6,6’ 勾配コイル部 10 受信アンテナ部 12 被検体 14 天板 16 勾配駆動部 18 送信部 20 受信部 22 アナログ・ディジタル変換部 24 コンピュータ 30 制御部 32 表示部 34 操作部 102〜10n ダイポールアンテナ 112〜11n 信号取出部 122,122’〜12n,12n’ ローディングコ
イル 202〜20n プリアンプ 210 加算器
イル 202〜20n プリアンプ 210 加算器
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気共鳴信号をダイポールアンテナで受
信する、ことを特徴とする磁気共鳴信号受信方法。 - 【請求項2】 所定の空間に静磁場を形成する静磁場形
成手段と、 前記所定の空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段
と、 前記所定の空間に高周波磁場を形成する高周波磁場形成
手段と、 前記所定の空間に発生する磁気共鳴信号を受信するダイ
ポールアンテナと、 前記ダイポールアンテナの受信信号に基づいて画像を生
成する画像生成手段と、を具備することを特徴とする磁
気共鳴撮像装置。 - 【請求項3】 所定の空間に静磁場を形成する静磁場形
成手段と、 前記所定の空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段
と、 前記所定の空間に高周波磁場を形成する高周波磁場形成
手段と、 互いに垂直になるように配置され前記所定の空間に発生
する磁気共鳴信号をそれぞれ受信する1対のダイポール
アンテナと、 前記1対のダイポールアンテナの受信信号に基づいて画
像を生成する画像生成手段と、を具備することを特徴と
する磁気共鳴撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9221779A JPH1156806A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 磁気共鳴信号受信方法および磁気共鳴撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9221779A JPH1156806A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 磁気共鳴信号受信方法および磁気共鳴撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1156806A true JPH1156806A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16772081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9221779A Pending JPH1156806A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 磁気共鳴信号受信方法および磁気共鳴撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1156806A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2230720A1 (en) * | 2009-03-20 | 2010-09-22 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | An antenna array comprising at least one dipole antenna for magnetic resonance imaging |
WO2013159053A1 (en) * | 2012-04-19 | 2013-10-24 | New York University | Dipole array arrangement |
WO2021089417A1 (en) * | 2019-11-05 | 2021-05-14 | Koninklijke Philips N.V. | Magnetic resonance volume coil with multiple independent transmit receive channels |
KR20210061605A (ko) * | 2019-11-20 | 2021-05-28 | 가천대학교 산학협력단 | 지그재그 다이폴 안테나를 이용한 자기공명영상용 rf 코일 |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP9221779A patent/JPH1156806A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2230720A1 (en) * | 2009-03-20 | 2010-09-22 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | An antenna array comprising at least one dipole antenna for magnetic resonance imaging |
WO2010106508A1 (en) * | 2009-03-20 | 2010-09-23 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | An antenna array comprising at least one dipole antenna for magnetic resonance imaging |
WO2013159053A1 (en) * | 2012-04-19 | 2013-10-24 | New York University | Dipole array arrangement |
US9874615B2 (en) | 2012-04-19 | 2018-01-23 | New York University | Dipole array arrangement |
WO2021089417A1 (en) * | 2019-11-05 | 2021-05-14 | Koninklijke Philips N.V. | Magnetic resonance volume coil with multiple independent transmit receive channels |
EP3825710A1 (en) * | 2019-11-19 | 2021-05-26 | Koninklijke Philips N.V. | Magnetic resonance volume coil with multiple independent transmit receive channels |
KR20210061605A (ko) * | 2019-11-20 | 2021-05-28 | 가천대학교 산학협력단 | 지그재그 다이폴 안테나를 이용한 자기공명영상용 rf 코일 |
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060104 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060516 |