JPH1154365A - 積層セラミック電子部品 - Google Patents

積層セラミック電子部品

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JPH1154365A
JPH1154365A JP9212778A JP21277897A JPH1154365A JP H1154365 A JPH1154365 A JP H1154365A JP 9212778 A JP9212778 A JP 9212778A JP 21277897 A JP21277897 A JP 21277897A JP H1154365 A JPH1154365 A JP H1154365A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層セラミックコンデンサに代表される積層
セラミック電子部品において、製造に際してのセラミッ
ク積層体の剥がれやデラミネーションの発生を抑制しな
がらも、耐熱衝撃性が低下しないようにする。 【解決手段】 セラミック積層体15内の内部電極1
3,14のうち、積層方向に関して相対的に外側に位置
するものは、その側縁25近傍において、積層方向にお
ける中央側に向かって傾斜する傾斜側縁部26を形成す
るが、積層方向に関して最も外側に位置する内部電極1
3の傾斜側縁部26については、セラミック積層体15
の主面16の延びる方向に対して5度以上15度以下の
角度をもって傾斜するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のセラミッ
ク層と複数の内部電極とが積層されてなるセラミック積
層体を備える積層セラミック電子部品に関するもので、
特に、内部電極の形態に特徴ある積層セラミック電子部
品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば積層セラミックコンデンサのよ
うな積層セラミック電子部品を製造するとき、複数のセ
ラミックグリーンシートが用意され、これらセラミック
グリーンシートを積み重ねることが行なわれる。この積
み重ねられるセラミックグリーンシートの特定のものの
上には、得ようとする積層セラミック電子部品の機能に
応じて、コンデンサ、バリスタ等を構成するための内部
電極が、たとえばスクリーン印刷により形成されてい
る。
【0003】しかしながら、上述した積層セラミック電
子部品において、たとえば小型化および高性能化を実現
するため、積み重ねられるべきセラミックグリーンシー
トの薄膜化および多層化を図ろうとした場合、セラミッ
クグリーンシート間に存在する内部電極の厚みが無視で
きなくなり、複数のセラミックグリーンシートを積層し
プレスして得られたセラミック積層体において、内部電
極が重なり合う部分と、内部電極が存在しない部分との
間で、比較的大きな段差が形成されてしまう。このよう
な段差が形成されるということは、プレス工程におい
て、積み重ねられた複数のセラミックグリーンシートに
及ぼされる圧力がセラミックグリーンシートの面方向に
関して均等に付与されていなかったことを意味してい
る。
【0004】そのため、内部電極が存在しない部分で
は、セラミックグリーンシート間の密着力が劣り、たと
えばカットして得られたセラミック積層体において剥が
れが生じたり、また、焼成後のセラミック積層体におい
て、たとえばデラミネーションのような構造欠陥を招く
ことがある。このような問題の改善策として、図3また
は図4に示すような方法が提案されている。
【0005】図3では、セラミックグリーンシート1上
に形成された内部電極2の厚みを補償するように、内部
電極2が形成されない領域に、セラミックスラリー膜3
が形成される。セラミックスラリー膜3は、たとえば、
セラミックスラリーを印刷、スプレー、転写等の方法に
よりセラミックグリーンシート1上の所定の領域に付与
することにより形成される。
【0006】したがって、上述した段差の原因となる内
部電極2の厚みの少なくとも一部は、セラミックスラリ
ー膜3によって吸収されるため、プレス後のセラミック
積層体において段差が生じることを抑制できる。他方、
図4では、キャリアフィルム4上でセラミックグリーン
シート5を成形しようとするとき、キャリアフィルム4
上に内部電極6を予め形成しておき、この内部電極6が
セラミックグリーンシート5内に埋まるように、セラミ
ックグリーンシート5が成形される。
【0007】したがって、キャリアフィルム4から内部
電極6とともに剥離されたセラミックグリーンシート5
が積層されることになり、このとき、内部電極6はセラ
ミックグリーンシート5の厚みの範囲内に収まっている
ので、プレス後のセラミック積層体において段差が生じ
ることを抑制できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、図3およ
び図4に示した方法は、いずれも、段差の発生を抑制
し、その結果、上述したような剥がれやデラミネーショ
ンのような構造欠陥の問題を克服しようとするものであ
る。しかしながら、これらの方法によって段差の発生を
抑制しながら得られた積層セラミック電子部品におい
て、今度は、熱衝撃によりクラック等が発生する、とい
った耐熱衝撃性の低下の問題が発生することがわかっ
た。
【0009】そこで、この発明の目的は、構造欠陥の問
題を解決しながらも、上述したような耐熱衝撃性の低下
の問題も解決し得る、積層セラミック電子部品の構造を
提供しようとすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、次のような
構成を有する積層セラミック電子部品に向けられる。す
なわち、この発明が向けられる積層セラミック電子部品
は、積層された複数のセラミック層と、複数のセラミッ
ク層間の複数の特定の界面に沿って延びる複数の内部電
極とをもって構成される、セラミック積層体を備える。
このセラミック積層体は、セラミック層の延びる方向に
平行な相対向する2つの主面と、主面に対してそれぞれ
直交する方向に延びる、相対向する2つの端面と、相対
向する2つの側面とによって規定される直方体状をなし
ている。
【0011】上述の各内部電極の輪郭は、相対向する2
つの端縁とこれら端縁に隣接しながら相対向する2つの
側縁とによって規定されている。そして、各内部電極の
各側縁は、各側面に対して所定のギャップを介して位置
している。このような構成の積層セラミック電子部品に
おいて、この発明において特徴とするところは、複数の
内部電極のうち、積層方向に関して相対的に外側に位置
するものは、各側縁の近傍において、積層方向における
中央側に向かって傾斜する傾斜側縁部を形成しており、
積層方向に関して最も外側に位置する内部電極の傾斜側
縁部は、主面の延びる方向に対して5度以上15度以下
の角度をもって傾斜していることである。
【0012】この発明に係る積層セラミック電子部品に
おいて、セラミック層が誘電体セラミックからなると
き、積層セラミックコンデンサが構成され、セラミック
層がバリスタ特性を有するセラミックからなるとき、積
層セラミックバリスタが構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明は、積層セラミックコン
デンサに限らず、たとえば積層セラミックバリスタにも
適用可能であるが、以下に、この発明の実施形態の説明
を積層セラミックコンデンサに関連して行なう。図1に
は、この発明の一実施形態による積層セラミック電子部
品としての積層セラミックコンデンサ11が斜視図で示
されている。積層セラミックコンデンサ11は、図1に
おいて一部が破断されて図示され、それによって、一部
において断面を表している。また、図2は、この断面に
おける図1の1点鎖線で囲んだ部分IIを正面から示す
拡大図である。図2において、この発明の特徴的構成が
図示されているが、当該特徴的構成は、積層セラミック
コンデンサ11の微細な領域に存在するものであるの
で、図1からは認識できない。
【0014】周知のように、積層セラミックコンデンサ
11は、積層された複数のセラミック層12および複数
のセラミック層12間の複数の特定の界面に沿って延び
る複数の内部電極13および14をもって構成された直
方体状のセラミック積層体15を備えている。直方体状
のセラミック積層体15は、セラミック層12の延びる
方向に平行な相対向する2つの主面16および17と、
主面16および17に対してそれぞれ直交する方向に延
びる、相対向する2つの端面18および19と、相対向
する2つの側面20および21とによって規定されてい
る。
【0015】また、セラミック積層体15の2つの端面
18および19上には、外部電極22および23がそれ
ぞれ形成されている。上述の内部電極13および14の
各々の輪郭は、相対向する2つの端縁(図1および図2
では現れない。)とこれら端縁に隣接しながら相対向す
る2つの側縁24および25とによって規定されてい
る。そして、内部電極13および14の各々の側縁24
および25は、それぞれ、セラミック積層体15の側面
20および21に対して所定のギャップを介して位置し
ている。
【0016】また、複数の内部電極13および14は、
第1の外部電極22に電気的に接続されるように一方の
端縁を第1の端面18上に位置させながら他方の端縁が
第2の端面19に対して所定のギャップを介して位置し
ている、第1グループの内部電極13と、第2の外部電
極23に電気的に接続されるように一方の端縁を第2の
端面19上に位置させながら他方の端縁が第1の端面1
8に対して所定のギャップを介して位置している、第2
グループの内部電極14とに分類され、これら第1グル
ープの内部電極13と第2グループの内部電極14と
が、積層方向に関して交互に配置されている。
【0017】以上の構成は、従来の一般的な積層セラミ
ックコンデンサにおいても採用されている。この実施形
態における特徴的構成は、図2において積層セラミック
コンデンサ11の一部を示すように、複数の内部電極1
3および14のうち、積層方向に関して相対的に外側に
位置するものは、各々の側縁24および25の近傍にお
いて、積層方向における中央側に向かって傾斜する傾斜
側縁部26を形成しており、特に、積層方向に関して最
も外側に位置する内部電極13または14の傾斜側縁部
26は、主面16または17に対して5度以上15度以
下の角度θをもって傾斜していることにある。
【0018】なお、セラミック積層体15の製造に際し
てのプレス工程によって、上述したような傾斜側縁部2
6が形成されるのであるが、このプレス時の生のセラミ
ック積層体において生じる変形の挙動に起因して、これ
ら傾斜側縁部26がなす角度θは、一般的に、積層方向
に関して最も外側に位置する内部電極13または14の
ものが最も大きく、積層方向におけるより中央側に位置
するものほど、より小さくなる。
【0019】前述した図3または図4に示した方法は、
剥がれやデラミネーションのような構造欠陥の原因とな
る、プレス後のセラミック積層体において生じ得る段差
を、できるだけ小さくするために実施されるものであ
り、このような方法が理想的に実施されたときには、上
述の角度θは0度となるはずである。しかしながら、こ
の発明は、このように角度θを0度としたときには、耐
熱衝撃性が低下することを見出してなされたもので、こ
の発明では、角度θを、0度とするのではなく、上述し
たように、5度以上15度以下というような特定の値の
範囲内に収まるようにされる。これによって、構造欠陥
の問題が生じないようにしながら、耐熱衝撃性の向上を
図ることができる。
【0020】上述のように内部電極13および14に形
成される傾斜側縁部26の角度θの調整は、たとえば、
プレス圧を調整したり、図3に示した方法を採用すると
きには、セラミックスラリー膜3を形成するためのセラ
ミックスラリーの付与厚やセラミックスラリーに含有す
る溶剤量を変更したり、図4に示した方法を採用すると
きには、セラミックグリーンシート5内での内部電極6
の埋設状態を変更したりすることによって、行なうこと
ができる。
【0021】このような角度θに関する好ましい範囲
は、以下に説明する実験例から求められたものである。
【0022】
【実験例】図1および図2に示すような積層セラミック
コンデンサ11を以下の要領で製造した。後のカット工
程により複数の積層セラミックコンデンサの各々のため
のセラミック層となるべきマザーのセラミックグリーン
シートとして、厚み5μmのものを用意し、そのうちの
特定のものの所定の領域上に、厚み3μmの内部電極を
形成した。また、このように内部電極が形成されたセラ
ミックグリーンシート上に、前述した段差対策として、
図3に示したセラミックスラリー膜3に相当するセラミ
ックスラリー膜を印刷により形成した。このとき、セラ
ミックスラリー膜の厚みを、以下の表1に示すように、
0μm〜3μmの範囲で種々に変えたいくつかの試料を
用意した。
【0023】上述のように内部電極が形成されたセラミ
ックグリーンシートを200層積層し、その上下に、内
部電極が形成されていないセラミックグリーンシートを
それぞれ30層ずつ積層した。このようにして得られた
複数の積層セラミックコンデンサのためのマザー状態の
生のセラミック積層体を、静水圧プレスによりプレスし
た。
【0024】次に、上述のマザー状態のセラミック積層
体をカットし、個々の積層セラミックコンデンサのため
の生のセラミック積層体チップを得た。この段階で、こ
れら得られた生チップにおける剥がれの発生の有無を調
査し、表1に示した各試料について、剥がれ発生率を求
めた。表1において、「剥がれ発生率」は、各試料10
0個中、剥がれが発生した試料数を示しており、その単
位は、すなわち「%」ということになる。
【0025】次いで、上述の生チップを焼成して得られ
た積層セラミックコンデンサのためのセラミック積層体
について、積層方向に関して最も外側に位置する内部電
極の傾斜側縁部の角度θ(図2参照)を測定するととも
に、耐熱衝撃試験を実施し、クラックが発生した温度を
求めた。表1において、「クラック発生温度」は、各試
料20個について測定したもので、熱衝撃試験において
付与する温度を25℃刻みで上昇させ、試料に初めてク
ラックが発生した温度を示している。
【0026】
【表1】
【0027】表1において、内部電極の「傾斜側縁部の
角度θ」は、「セラミックスラリー膜厚」が大きくなる
ほど、小さくなる傾向が現れている。このような「傾斜
側縁部の角度θ」と「剥がれ発生率」との関係を見る
と、「傾斜側縁部の角度θ」が15度以下である試料4
〜8において、「剥がれ発生率」が0%であり、プレス
工程において十分な圧力が内部電極の存在しない部分に
も及ばされていたものと推定できる。これに対して、
「傾斜側縁部の角度θ」が15度を超える試料1〜3で
は、「剥がれ発生率」が5%以上であり、プレス工程に
おいて十分な圧力が内部電極の存在しない部分には及ば
されていなかったものと推定できる。
【0028】他方、「傾斜側縁部の角度θ」と「クラッ
ク発生温度」との関係を見ると、「傾斜側縁部の角度
θ」が5度以上の試料1〜6において、350℃といっ
た比較的高い「クラック発生温度」を維持し、耐熱衝撃
性が低下していないことがわかる。これに対して、「傾
斜側縁部の角度θ」が5度未満、すなわち0度の試料7
および8では、300℃および275℃といった比較的
低い「クラック発生温度」を示し、耐熱衝撃性が低下し
ていることがわかる。これは、「傾斜側縁部の角度θ」
が小さいと、耐熱衝撃試験において生じる熱歪みが、内
部電極の側縁部に集中するためであると推測される。
【0029】これらの結果から、上述の「剥がれ発生
率」と「クラック発生温度」との双方を考慮したとき、
試料4〜6が好ましいことがわかる。すなわち、「傾斜
側縁部の角度θ」について言えば、これを5度以上15
度未満に選ぶことが好ましく、これによって、剥がれや
デラミネーションの発生がなく、耐熱衝撃性も低下しな
い積層セラミックコンデンサのような積層セラミック電
子部品を提供することができる。
【0030】
【発明の効果】このように、この発明によれば、積層方
向に関して最も外側に位置する内部電極の傾斜側縁部
が、主面の延びる方向に対して5度以上15度以下の角
度をもって傾斜しているので、上述した実験結果からわ
かるように、剥がれやデラミネーションの発生を抑制す
るという条件を満たしながらも、耐熱衝撃性も満足す
る、積層セラミック電子部品を得ることができる。
【0031】それゆえ、この発明は、小型化および高性
能化が進む積層セラミックコンデンサや積層セラミック
バリスタに対して有利に適用されることができる。この
発明を特に積層セラミックコンデンサに適用すると、剥
がれやデラミネーションの問題や耐熱衝撃性低下の問題
に煩わされることなく、積層セラミックコンデンサの小
型化かつ大容量化を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による積層セラミックコ
ンデンサ11を示す斜視図であり、その一部を破断して
図示することによって、一部において積層セラミックコ
ンデンサ11の断面を表している。
【図2】図1の1点鎖線で囲んだ部分IIを正面から示
す拡大図である。
【図3】積層セラミックコンデンサの製造に際してのプ
レス工程において、内部電極が存在する部分とそうでな
い部分との間で発生し得る段差対策のために採用され
る、この発明にとって興味ある第1の方法を説明するた
めの断面図である。
【図4】図3に示した方法に代えて採用される第2の方
法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
11 積層セラミックコンデンサ 12 セラミック層 13,14 内部電極 15 セラミック積層体 16,17 主面 18,19 端面 20,21 側面 22,23 外部電極 24,25 側縁 26 傾斜側縁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された複数のセラミック層と、複数
    の前記セラミック層間の複数の特定の界面に沿って延び
    る複数の内部電極とをもって構成され、かつ、前記セラ
    ミック層の延びる方向に平行な相対向する2つの主面
    と、前記主面に対してそれぞれ直交する方向に延びる、
    相対向する2つの端面と、相対向する2つの側面とによ
    って規定される直方体状のセラミック積層体を備え、 各前記内部電極の輪郭は、相対向する2つの端縁とこれ
    ら端縁に隣接しながら相対向する2つの側縁とによって
    規定され、 各前記内部電極の各前記側縁は、各前記側面に対して所
    定のギャップを介して位置されている、積層セラミック
    電子部品において、 複数の前記内部電極のうち、積層方向に関して相対的に
    外側に位置するものは、各前記側縁の近傍において、積
    層方向における中央側に向かって傾斜する傾斜側縁部を
    形成しており、 積層方向に関して最も外側に位置する前記内部電極の前
    記傾斜側縁部は、前記主面の延びる方向に対して5度以
    上15度以下の角度をもって傾斜していることを特徴と
    する、積層セラミック電子部品。
  2. 【請求項2】 前記セラミック層は、誘電体セラミック
    からなる、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
  3. 【請求項3】 前記セラミック層は、バリスタ特性を有
    するセラミックからなる、請求項1に記載の積層セラミ
    ック電子部品。
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