JPH1154288A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JPH1154288A
JPH1154288A JP9204306A JP20430697A JPH1154288A JP H1154288 A JPH1154288 A JP H1154288A JP 9204306 A JP9204306 A JP 9204306A JP 20430697 A JP20430697 A JP 20430697A JP H1154288 A JPH1154288 A JP H1154288A
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JP
Japan
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terminal
signal
period
transmission line
data
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Withdrawn
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JP9204306A
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English (en)
Inventor
Kenji Takahashi
健治 高橋
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中央監視制御装置が記憶している割付データ
の読み出し中も他の端末器からの信号の要求に応じた動
作を行うことができ、しかも、設定用端末器は常に正し
い割付データを受信できるようにすること。 【解決手段】 設定用端末器6が監視端末器4aを介し
て中央制御装置1に記憶されている割付データを読み出
している時、中央制御装置1は読み出し専用期間になっ
ていて、他の端末器からの信号は信号伝送線5上に送出
されないため、正しい割付データが設定用端末器6へ送
られる。その後、中央制御装置1は割付データの読み出
しを中断して、他の端末器からの信号を受け付ける端末
器伝送期間になり、この時、監視端末器4c等から監視
データが送られてくると、この監視データに対する調光
制御などを行う。その後、中央制御装置1は読み出し専
用期間になって、割付データの設定用端末器6への送信
を再開する。以降、中央制御装置1は割付データを全て
送ってしまうまで、読み出し専用期間と端末器伝送期間
を交互に繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋内外の多くの照明
負荷等を点灯、消灯及び調光して集中管理する遠隔監視
制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の遠隔監視制御システムは、
中央制御装置と複数の端末器とを1対の信号伝送線で接
続し、前記中央制御装置と端末器間で信号をやり取りす
ることにより、照明負荷の調光や点灯、消灯などを行っ
ている。例えば前記端末器の一種である監視端末器から
照明をオンする状態監視データが前記信号伝送線を通し
て中央制御装置に入力されると、中央制御装置は内部の
メモリに記憶されているグループデータ及びパターンデ
ータなどの割付データに基づいて、例えば、一定のパタ
ーンを形成する複数の照明負荷を点灯させる制御データ
を作成し、これを信号伝送線を通して該当の制御端末器
(端末器の一種)に送る。制御端末器は上記制御データ
を受信し、この制御データに従って接続している照明器
具を例えば調光点灯する。
【0003】ここで、中央制御装置の前記メモリに設定
される割付データは設定用端末器(前記端末器の一種)
から監視端末器及び信号伝送線を経由して、前記中央制
御装置に送られることにより、前記メモリに記憶され
る。この中央制御装置のメモリに一旦記憶されたグルー
プデータやパターンデータ等の割付データを確認した
り、変更したりする場合、中央制御装置から前記メモリ
内のデータを信号伝送線及び監視端末器を経由して前記
設定用端末器に送って貰い、この端末器の表示部に表示
したり、内部のメモリに記憶する。
【0004】ところで、前記設定用端末器が中央制御装
置から送られてきた前記割付データを内部に記憶してい
る最中に、他の監視端末器などのスイッチ操作などがな
されると、中央制御装置はこの監視端末器から信号伝送
線上に送出された要求データを誤って認識し、この誤っ
た認識に基づいて、前記メモリ内のパターンデータやグ
ループデータを前記メモリから読み出して送ってしま
う。或いは、監視端末器から信号伝送線上に送出された
監視データを設定器用端末が誤って読み込んでしまうこ
とがある。このため、設定用端末器で受信するデータに
別のデータが混入して誤ったデータになり、運用者は誤
ったデータに基づいて誤った設定をしてしまう恐れがあ
った。
【0005】そこで、設定用端末器が中央制御装置が記
憶している割付データを読みだす時の伝送手順として、
特開平9−46775にあるように、中央制御装置を読
み出し専用状態にして、他の端末器からの信号を受け付
けないようにすることにより、上記した不具合を回避す
るシステムがある。しかし、このシステムでは、中央制
御装置が読み出し専用状態になっている時、例えばある
部屋の照明を消灯して、監視端末器を操作しても、この
監視端末器の監視データが中央制御装置により受け付け
られないため、部屋の照明をなかなか消灯することがで
きないということが起きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の遠
隔監視制御システムでは、中央制御装置が記憶している
割付データの確認や変更に際して、設定用端末器が前記
中央制御装置から前記割付データを読み出して表示する
と共に記憶することがある。この際、監視端末器などの
スイッチ操作などがなされても、中央制御装置が前記監
視端末器からの要求を受け付けないようにするため、こ
の中央制御装置の割付データ読み出し期間は、この中央
制御装置を読み出し専用状態にすることが行われる。し
かしながら上記従来技術では、中央制御装置が読み出し
専用期間になっている時は、他の端末器からの信号を全
く受け付けない状態になってしまい、前記読み出しが終
了するまでは他の制御が全く行われなくなり、システム
の使い勝手が悪いという問題点があった。
【0007】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、中央監視制御装置が記憶して
いる割付データの読み出し中も他の端末器からの信号の
要求に応じた適切な処理を行うことができ、しかも、設
定用端末器は常に正しい割付データを受信できるように
することができる遠隔監視制御システムを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、デー
タを時分割多重伝送する伝送線と;照明負荷と;前記伝
送線上の調光制御信号により前記照明負荷を調光制御す
る制御端末器と;スイッチの操作状態等の監視データを
前記伝送線上に送出する監視端末器と;前記監視端末器
から前記伝送線を通して送られてくる監視データ及び内
部のメモリに記憶されている制御範囲を指定する割付デ
ータに基づいて前記制御端末器を制御する制御信号を前
記伝送線上に送出する中央制御装置と;前記割付データ
を前記監視端末器を介して又は自身で直接前記伝送線を
通して前記中央制御装置の前記メモリに送信して設定す
ると共に、前記中央制御装置の前記メモリに記憶されて
いる前記割付データを前記伝送線を通して直接又は前記
監視端末器を介して読み出す設定用端末器と;前記中央
制御装置に設けられ、前記設定用端末器により前記メモ
リの割付データが読み出されている期間、他の端末器か
ら信号が前記伝送線上に送出されない状態にする読み出
し専用期間と、前記中央制御装置が前記割付データの読
み出しを一旦停止した後、他の端末器から信号を前記伝
送線上に送出させてこれを受信して対応する処理を行う
端末器伝送期間とに切り換えるモード制御手段と;を具
備している。
【0009】このような構成により、運用者が割付デー
タを確認したり変更する際、前記設定用端末器を操作し
て前記中央制御装置のメモリに記憶されている既存の割
付データを前記伝送線を通して直接又は前記監視端末器
を介して読み出し、この設定用端末器の表示部に表示さ
せたり、内部の記憶装置に記憶させる。この時、前記モ
ード制御手段は他の端末器が信号を前記伝送線上に送出
させない状態にする読み出し専用期間と、前記中央制御
装置が前記割付データの読み出しを一旦停止した後、他
の端末器に信号を前記伝送線上に送出させて、前記中央
制御装置に前記信号の要求に対応する処理を行わせる端
末器伝送期間とに切り換える。但し、本例では、読み出
し専用期間と端末器伝送期間の両期間を割付データが読
み出されている期間と定義している。読み出し専用期間
では、例えば前記監視端末器のスイッチが押されても、
前記監視端末器から前記スイッチが押されたことによる
監視データが前記伝送線上に送出されないため、前記中
央制御装置から前記設定用端末器に送られる割付データ
は何らの悪影響を受けない。又、前記端末器伝送期間で
は、前記中央制御装置から前記設定用端末器に送られる
割付データの読み出しは一旦停止されている。この時、
前記監視端末器から前記スイッチが押されたことによる
監視データが前記伝送線上に送出され、これを受けた前
記中央制御装置は前記監視データが要求する処理、例え
ば前記制御端末器を制御する制御信号を前記伝送線上に
送出して、照明負荷を点灯する。この時、上記のように
前記割付データの読み出しは停止されているため、前記
割付データに悪影響を与えることは当然ない。尚、前記
伝送線は有線でも無線でもよいし、また、前記設定用端
末器が前記監視端末器を介して前記伝送線に対して信号
を送受する場合、前記設定用端末器と前記監視端末器は
有線で接続されていても、無線で接続されていてもよ
い。
【0010】請求項2の発明の前記モード制御手段は、
前記読み出し専用期間と前記端末器伝送期間とを交互に
前記割付データの読み出しが終了するまで繰り返す。
【0011】このような構成により、まず、第1の読み
出し専用期間、前記設定用端末器は前記中央制御装置か
ら記憶されている割付データを読み出す。その後、前記
端末器伝送期間に切り替わると、前記設定用端末器への
前記割付データの読み出しは一旦中断される。この間、
中央制御装置は設定用端末器以外の他の端末器から信号
を前記伝送線上に送出させて要求される処理を行う。こ
の時、信号を前記伝送線上に送出する他の端末器がなけ
れば、単に待ち受け状態になる。その後、第2の読み出
し専用期間に切り替わり、前記設定用端末器は前記中央
制御装置に記憶されている中断したところのデータから
継続して割付データを読み出す。以降、上記と同様の動
作が行われる。
【0012】請求項3の発明の前記中央制御装置は、前
記端末器伝送期間に切り替わっている時、他の端末器の
信号を受け付けることを示す起動待ち信号を前記伝送線
上に送出し、且つ、前記監視端末器又は制御端末器は前
記起動待ち信号を受信すると始めて前記中央制御装置に
送信する信号を前記伝送線上に送出する。
【0013】このような構成により、前記端末器伝送期
間中に、他の端末器、例えば前記監視端末器のスイッチ
が押された後、前記中央制御装置から前記起動待ち信号
を受信すると始めて、前記監視端末器は前記スイッチが
押されたことによる監視データを前記伝送線上に送出し
て中央制御装置に送信する。
【0014】請求項4の発明の前記モード制御手段は、
前記中央制御装置の前記読み出し専用期間中に前記メモ
リから前記割付データが規定回数読み出されると、前記
中央制御装置を前記端末器伝送期間に移行させる。
【0015】このような構成により、前記割付データの
規定回数読み出しタイミングにより前記読み出し専用期
間から前記端末器伝送期間に移行する。
【0016】請求項5の発明の前記モード制御手段は、
前記端末器伝送期間に前記起動待ち信号を規定回数前記
伝送線上に送出すると、前記中央制御装置を前記読み出
し専用期間に復帰させる。
【0017】このような構成により、前記起動待ち信号
を規定回数前記伝送線上に送出するタイミングにより前
記端末器伝送期間から前記読み出し専用期間に復帰す
る。
【0018】請求項6の発明は、前記中央制御装置のモ
ードが前記読み出し専用期間中、前記監視端末器又は制
御端末器に前記中央制御装置に送信する信号が発生する
と、前記中央制御装置から起動待ち信号を受信するまで
待ち、前記起動待ち信号を受信すると始めて、前記発生
した信号を前記伝送線上に送出する。
【0019】このような構成により、前記中央制御装置
のモードが前記読み出し専用期間中、例えば前記監視端
末器からスイッチが押された場合、前記中央制御装置に
送信する監視データが発生しても、この監視データを伝
送線上に送出せず、前記モード制御手段により前記中央
制御装置のモードが前記端末器伝送期間に切り替わっ
て、前記中央制御装置から起動待ち信号を受信するまで
待機状態になる。前記監視端末器は前記起動待ち信号を
受信すると始めて、前記監視データを前記伝送線上に送
出して、前記中央制御装置に送信する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の遠隔監視制御シス
テムの第1の実施の形態を示したブロック図である。1
は監視データや制御データを信号伝送線5を通した時分
割多重伝送により、制御端末器2a、2b及び監視端末
器4a〜4c間で送受し、照明器具3a、3bの調光、
消灯及び点灯制御を行うと共に、割付データを信号伝送
線5を通した時分割多重伝送により、監視端末器4a経
由の設定用端末器6間で送受することにより、前記割付
データの設定や変更を行う中央制御装置、2a、2bは
中央制御装置1から信号伝送線5を通して入力される制
御データにより照明器具3a、3bの動作を制御する制
御端末器、3a、3bは制御端末器2a、2bに接続さ
れてその動作を制御される照明器具、4a〜4cは信号
伝送線5に接続され、ランプ8の点灯、消灯用のスイッ
チの状態などを監視して、得られた監視データを前記信
号伝送線5を通して中央制御装置1に送信すると共に、
設定用端末器5のインターフェース機能を有する監視端
末器、5は中央制御装置1と制御端末器2a、2b及び
監視端末器4a〜4cを接続して、各種データを時分割
多重伝送する信号伝送線、6は中央制御装置1にグルー
プデータ及びパターンデータ等の割付データを設定する
と共に、中央制御装置1から既に設定してある割付デー
タを読み出して表示及び記憶する設定用端末器、8は照
明器具3a〜3dにより調光点灯、又は点灯、消灯され
るランプである。尚、設定用端末器6は直接信号伝送線
5に接続されている構成でもよい。
【0021】図2は中央制御装置1から信号伝送線5上
に送出される伝送信号例を示した波形図である。201
は信号送出開始を示すスタートパルス信号、202は信
号モードを示すモードデータ信号、203は端末器を呼
び出す8ビットのアドレスデータを伝送するアドレスデ
ータ信号、204はあるアドレスデータで特定される端
末器のチャンネルを指定するセレクトデータ信号、20
5は照明負荷を制御する制御データを伝送する制御デー
タ信号、206は信号のエラーをチェックするエラー信
号、207は端末器からの返信データの返信期間を設定
する返信待機(ウエイト)信号である。
【0022】次に本実施の形態の動作について図3に示
したフローチャートを参照して説明する。運用者が設定
用端末器6を用いて中央制御装置1が記憶している割付
データを読み出す時、運用者はステップ501にて、設
定用端末器6を操作し、この端末器6からの読み出し要
求を監視端末器4a、信号伝送線5を介して中央制御装
置1へ送信する。例として、設定用端末器6からパター
ン番号1一1の割付データ読み出し要求をするものとす
る。
【0023】中央制御装置1はステップ101にて、前
記パターン番号1−1の割付データ読み出し要求を受信
すると、ステップ102にて、記憶しているパターン番
号1−1の割付データを信号伝送線5上へ送信開始す
る。これにより、設定用端末器6はステップ502に
て、パターン番号1−1の割付データを信号伝送線5上
から監視端末器4aを介して受信する。
【0024】中央制御装置1は送信開始から規定個数の
割り付けデータを送信している間、記憶データ読み出し
専用期間となっている。また、この時、伝送信号が割付
データであることは伝送信号のモードで表している。中
央制御装置1は前記規定個数送信した時点で、前記割付
データの送信を中断して端末器伝送期間となり、端末器
起動待ちの信号をステップ103にて送信する。この期
間に、監視端末器4cのスイッチの押下がステップ40
1にてあった後、ステップ402にて、前記中央制御装
置1からの端末器起動待ちの信号を受信すると、ここで
始めて、監視端末器4cはスイッチが押されたことによ
って発生する信号を信号伝送線5を通して中央制御装置
1へステップ403にて送信し、それをステップ104
にて受信した中央制御装置1はその信号のデータに関す
る処理をステップ105にてする。ここで、上記した端
末器起動待ち信号は中央制御装置1から所定サイクルで
規定回数発信されるが、この間にスイッチ押し信号が受
信されないと、中央制御装置1は次の記憶データ読み出
し専用期間に移行する。
【0025】中央制御装置1は端末器起動待ちの信号を
規定回数送信した時点で、再び記憶データ読み出し期間
となり、続きの割付データをステップ106にて設定用
端末器6へ送信する。これにより、設定用端末器6はス
テップ503にて、続きのパターン番号1−1の割付デ
ータを信号伝送線5上から監視端末器4aを介して再度
受信する。
【0026】その後も、中央制御装置1は記憶データ読
み出し専用期間と端末器伝送期間を交互に繰り返し、最
終の割付データを設定用端末器6へ送信した後に、割付
データ読み出し完了信号をステップ107にて送信す
る。この完了信号をステップ504にて受信した設定用
端末器6は、ステップ505にてそれまでに受信した割
付データを画面に表示したり、適宜、内部の記億部に格
納して処理を終了する。
【0027】ところで、上記した端末器伝送期間に、例
えば複数の端末器のスイッチが押されて、それぞれ端末
器が起動待ち起動信号を受信して、スイッチ押し信号を
一斉に信号伝送線5上に送信して信号が衝突するような
場合がある。このような場合、和解アドレス有線処理が
働いて、複数台の端末器の一台だけが、スイッチ押し信
号を完全に中央制御装置1に送り切り、この端末器に関
する処理が中央制御装置1で行われ、次回に残りの端末
器が起動待ち起動信号を受信した時に、スイッチ押し信
号を送信することになる。又、この時も、他の端末器の
信号と信号伝送線5上で衝突すると、上記した和解アド
レス有線処理が働き、結局、順番に最後の1台の端末器
がスイッチ押し信号を中央制御装置1に送信して、この
最後の端末器の要求処理が行われる。
【0028】本実施の形態によれば、中央制御装置1は
メモリから読み出した割付データを設定用端末器6に送
信する期間、記憶データ読み出し専用期間になるが、途
中で、一旦このモードを中断し、他の端末器からの信号
を受け付ける端末器伝送期間を少なくとも1回以上設け
ているため、中央制御装置1はメモリから読み出した割
付データを設定用端末器6に送信している期間、監視端
末器4cなどの信号を受け付けて、例えば制御端末器2
aに制御データを送ることにより、照明器具3aのラン
プ8の調光制御を行うことができ、システムの使い勝手
を向上させることができる。
【0029】尚、上記した実施の形態の中央制御装置1
は前記割付データを前記規定個数送信した時点で、前記
割付データの送信を中断して端末器伝送期間となるが、
送信個数でなく、時間で記憶データ読み出し専用期間と
端末器伝送期間とを切り替え制御しても、同様の効果を
得ることができる。
【0030】図4は本発明の遠隔監視制御システムの第
2の実施の形態を示したフローチャートである。本例の
ハード的なシステム構成は図1に示したそれと同一であ
るため、以降、図1を借用して説明する。
【0031】次に本実施の形態の動作について説明す
る。設定用端末器6と中央制御装置1の処理手順は図3
に示した処理手順と同様である。即ち、中央制御装置1
はステップ107にて、割り付けデータの読み出し完了
信号を設定用端末器6へ送信するまでの間、記憶データ
読み出し専用期間と端末器伝送期間を交互に繰り返す。
本例では、監視端末器4aにおいて、中央制御装置1の
記憶データ読み出し専用期間に、例えば監視端末器4c
のスイッチ操作がステップ401にてあった場合、中央
制御装置1が次の端末器伝送期間になるまでは、ステッ
プ402にて前記スイッチ操作によって生じる信号の送
信待ちとなる。その後、中央制御装置1から端末器起動
待ち信号をステップ403にて受信した時点で、待機さ
せていた信号をステップ404にて送信する。これを、
中央制御装置1はステップ104にて受信し、以降は図
3に示した第1の実施の形態と同様の処理を行う。
【0032】本実施の形態によれば、中央制御装置1が
記憶データ読み出し専用期間に、例えば、監視端末器4
cのスイッチが押された場合でも、中央制御装置1が端
末器伝送期間になるまで、前記スイッチ押し信号送信待
ちを行い、その後、中央制御装置1が端末器伝送期間に
なって送ってくる端末器起動待ち信号を受信すると始め
て、前記スイッチ押し信号を中央制御装置1に送信する
ため、他の端末器の操作は端末器伝送期間以外でも有効
になり、端末器の操作はしたけれど、記憶データ読み出
し専用期間であったため、改めて端末器伝送期間に、再
度同じスイッチ操作を行う必要がなくなり、その分、前
実施の形態よりもシステムの操作性を向上させることが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1の発明によれ
ば、中央監視制御装置が記憶している割付データの読み
出し中も、端末器伝送期間には、他の端末器からの信号
が中央制御装置に伝送されるため、前記信号の要求に応
じた適切な処理を行うことができ、しかも、前記割付デ
ータの読み出し中の記憶データ読み出し期間には、他の
端末器からの信号が伝送線上に送出されないため、読み
出し中の前記割付データは何の影響も受けず、設定用端
末器は常に正しい割付データを受信することができる。
【0034】請求項2、4、5の発明によれば、中央監
視制御装置が記憶している割付データの読み出し中、端
末器伝送期間が複数回存在するため、前記中央制御装置
は他の端末器からの信号の処理を円滑に行うことがで
き、システムの操作性を向上させることができる。
【0035】請求項3の発明によれば、端末器伝送期間
に、中央制御装置から他の端末器の信号を伝送線上に送
出させる起動待ち信号が前記他の端末器へ送信されるた
め、前記中央制御装置は前記端末器伝送期間に他の端末
器により発生された信号を確実に受けて、要求された処
理を行うことができ、システムの信頼性を向上させるこ
とができる。
【0036】請求項6の発明によれば、端末器伝送期間
は勿論、データ読み出し専用期間中でも、他の端末器の
スイッチ操作が有効で、その後にある直近の端末器伝送
期間で、前記スイッチ操作に対応する処理が中央制御装
置によりなされるため、システムの操作性を著しく向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔監視制御システムの第1の実施の
形態を示したブロック図。
【図2】図1に示した中央制御装置から信号伝送線上に
送出されて伝送される信号例を示した波形図。
【図3】図1に示したシステムの割付データ読み出し処
理を示したフローチャート。
【図4】本発明の遠隔監視制御システムの第2の実施の
形態を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 中央制御装置 2a、2b 制御端末器 3a、3b 照明器具 4a〜4c 監視端末器 5 信号伝送線 6 設定用端末器 8 ランプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを時分割多重伝送する伝送線と;
    照明負荷と;前記伝送線上の調光制御信号により前記照
    明負荷を調光制御する制御端末器と;スイッチの操作状
    態等の監視データを前記伝送線上に送出する監視端末器
    と;前記監視端末器から前記伝送線を通して送られてく
    る監視データ及び内部のメモリに記憶されている制御範
    囲を指定する割付データに基づいて前記制御端末器を制
    御する制御信号を前記伝送線上に送出する中央制御装置
    と;前記割付データを前記監視端末器を介して又は自身
    で直接前記伝送線を通して前記中央制御装置の前記メモ
    リに送信して設定すると共に、前記中央制御装置の前記
    メモリに記憶されている前記割付データを前記伝送線を
    通して直接又は前記監視端末器を介して読み出す設定用
    端末器と;前記中央制御装置に設けられ、前記設定用端
    末器により前記メモリの割付データが読み出されている
    期間、他の端末器から信号が前記伝送線上に送出されな
    い状態にする読み出し専用期間と、前記中央制御装置が
    前記割付データの読み出しを一旦停止した後、他の端末
    器から信号を前記伝送線上に送出させてこれを受信して
    対応する処理を行う端末器伝送期間とに切り換えるモー
    ド制御手段と;を具備したことを特徴とする遠隔監視制
    御システム。
  2. 【請求項2】 前記モード制御手段は、前記読み出し専
    用期間と前記端末器伝送期間とを交互に前記割付データ
    の読み出しが終了するまで繰り返すことを特徴とする請
    求項1記載の遠隔監視制御システム。
  3. 【請求項3】 前記中央制御装置は、前記端末器伝送期
    間に切り替わっている時、他の端末器の信号を受け付け
    ることを示す起動待ち信号を前記伝送線上に送出し、且
    つ、前記監視端末器又は制御端末器は前記起動待ち信号
    を受信すると始めて前記中央制御装置に送信する信号を
    前記伝送線上に送出することを特徴とする請求項1記載
    の遠隔監視制御システム。
  4. 【請求項4】 前記モード制御手段は、前記中央制御装
    置の前記読み出し専用期間中に前記メモリから前記割付
    データが規定回数読み出されると、前記中央制御装置を
    前記端末器伝送期間に移行させることを特徴とする請求
    項1又は2記載の遠隔監視制御システム。
  5. 【請求項5】 前記モード制御手段は、前記端末器伝送
    期間に前記起動待ち信号を規定回数前記伝送線上に送出
    すると、前記中央制御装置を前記読み出し専用期間に復
    帰させることを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔監
    視制御システム。
  6. 【請求項6】 前記中央制御装置のモードが前記読み出
    し専用期間中、前記監視端末器又は制御端末器に前記中
    央制御装置に送信する信号が発生すると、前記中央制御
    装置から起動待ち信号を受信するまで待ち、前記起動待
    ち信号を受信すると始めて、前記発生した信号を前記伝
    送線上に送出することを特徴とする請求項3記載の遠隔
    監視制御システム。
JP9204306A 1997-07-30 1997-07-30 遠隔監視制御システム Withdrawn JPH1154288A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101302424B1 (ko) * 2012-06-25 2013-09-02 (주)오로라이앤아이 엘이디 조명의 제어 정보 송수신 방법 및 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101302424B1 (ko) * 2012-06-25 2013-09-02 (주)오로라이앤아이 엘이디 조명의 제어 정보 송수신 방법 및 장치

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