JPH1153598A - 硬貨処理機における硬貨繰出し装置 - Google Patents

硬貨処理機における硬貨繰出し装置

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JPH1153598A
JPH1153598A JP9215196A JP21519697A JPH1153598A JP H1153598 A JPH1153598 A JP H1153598A JP 9215196 A JP9215196 A JP 9215196A JP 21519697 A JP21519697 A JP 21519697A JP H1153598 A JPH1153598 A JP H1153598A
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JP
Japan
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coin
coins
thickness
rotating disk
regulation
Prior art date
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Application number
JP9215196A
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English (en)
Inventor
Shiro Nakai
井 司 郎 中
Atsushi Hosoda
田 淳 細
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Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さの差が大きい硬貨が混在したり、直径差
が大きい硬貨が混在している場合であっても、厚み規制
部材の下での噛み込みがなく、硬貨を1層1列状態にし
て円滑に繰り出すことを可能とする。 【解決手段】 回転円盤1上に供給される硬貨を厚み規
制部により2枚重ねの硬貨を1層状態としたのち回転円
盤の周縁から外方へ向けて形成された硬貨通路6へ送り
出す硬貨処理機において、前記厚み規制部は、厚み規制
高さが固定とされた固定規制部19と、厚み規制高さが
変動する変動規制部26とで構成し、上記固定規制部
は、前記回転円盤の最上流側にあって硬貨を1層状態に
規制する高さを有し、かつ回転円盤の周辺から徐々に中
心側に張出し、回転円盤の周縁にそって移動する最大径
硬貨の直径方向略半分の領域を規制するよう形成され、
前記変動規制部は、前記固定規制部の終端に続いて固設
される保持枠27に上下動自在に配列支持された複数個
の規制片28を有し、この規制片は少くともその硬貨進
入側下端が削落された弧状乃至傾斜状としたことにあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨計数機、硬貨
包装機、硬貨分類機等の硬貨処理機における硬貨繰出し
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような硬貨処理機においては、上
面に硬貨の供給を受ける回転円盤を備え、この回転円盤
の周縁域から外方へ向けて硬貨通路が形成されるととも
に、回転円盤の上面に臨んで硬貨通路の入口部へ移動す
る硬貨の厚みを規制するための厚み規制部材が設けられ
ており、回転円盤上に供給される硬貨は回転円盤の回転
による遠心力により周縁へ移動し、厚み規制部材の下を
通る際に2枚重ねとなって硬貨通路へ進入しようとする
硬貨の2層目の硬貨を排除し、1層状態として硬貨通路
へ送り込まれるようになされている(例えば特開平6−
187537号公報)。
【0003】上記従来の厚み規制は、処理対象硬貨の厚
み範囲が、最大厚み硬貨の厚みが最小厚み硬貨(米国貨
幣の場合、最小厚硬貨:10セント=1.3mm)の2
倍以下の場合、厚み規制部材の下面の高さ位置を最大厚
み硬貨(最大厚硬貨:50セント=2.25mm)の厚
みより僅かに高く設定して、すべての処理対象硬貨が厚
み規制部材により1層状態に規制されるようになされて
いる。
【0004】また、処理対象硬貨の直径範囲が、最大径
硬貨の直径が最小径硬貨の直径の2倍以下の場合には、
厚み規制部材の下に進入した横並び状の硬貨のうち基準
通路壁にそって移動する硬貨のみを硬貨通路へ送り出
し、それ以外の硬貨は規制壁部によって規制されること
により回転円盤上へ戻されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術では、図10において回転円盤1上で2枚重ねと
なっている硬貨C1 ,C2 が厚み規制部材2の位置に到
来したとき、図10(A)のように2層目の硬貨C2
厚み規制部材2の側面に当たれば1層目の硬貨C1 のみ
が硬貨通路へ送られて問題は生じないが、図10(B)
のように2層目の硬貨C2 が斜め姿勢となって1層目の
硬貨C1に乗りかかった状態となっていてその2層目の
硬貨C2 の裾の方から厚み規制部材2の下に進入した場
合、2層目の硬貨C2 がくさび状になって厚み規制部材
2の下で詰りを生じるという問題があった。特に最小厚
の硬貨の処理時に上記問題が多発している。
【0006】そこで本件出願人は、特願平8−6301
7にみられるように、厚み規制部材2に至る直前位置
に、回転円盤1の上面より処理対象硬貨中の最薄硬貨の
厚み以下の厚さを有し2層目の硬貨を1層目の硬貨から
回転円盤の半径方向外方へ突出させる段差形成部と、そ
の段差形成部より厚み規制部材側に徐々に高さを増し厚
み規制部材の厚み規制下縁より若干高い位置まで2層目
硬貨の周縁を導く傾斜案内部とを有する重なり硬貨分離
手段を設けてなる硬貨繰り出し装置を発明し、2層目の
硬貨C2 が斜め姿勢となって1層目の硬貨C1 に乗りか
かった図10(B)に示すような状態であったとして
も、段差形成部により2層目の硬貨を1層目の硬貨より
回転円盤の半径方向外側へ突出させるとともに、傾斜案
内部により2層目の硬貨C2 の周縁を徐々に上げていく
ことにより2枚重ねの硬貨が厚み規制部材の下に至る前
に2枚重ね状態を解消し、厚み規制部材の下での硬貨の
噛み込みの発生を防止できるようにした。
【0007】ところが、非常にまれではあるが、2層目
の硬貨C2 が斜め姿勢となって1層目の硬貨C1 に乗り
かかった状態で厚み規制部材の途中位置から進入しよう
とした場合、つまり、図10(B)に示す重なり状態で
回転円盤1の周縁にそわずに厚み規制部材の位置へきた
場合、前述したような噛み込み発生の防止機能を発揮で
きず、噛み込みが発生してしまうという問題点があっ
た。
【0008】また、前述した硬貨繰り出し装置では、小
径硬貨が横並び状態で厚み規制部材の下に送られてきた
場合、横並び状態のまま両方の硬貨を一旦厚み規制部材
の下に進入させた後に、回転円盤の周縁にそっている硬
貨のみを硬貨通路に取り込み、回転円盤の周縁にそって
いない硬貨は規制壁部によって硬貨通路への進入を規制
し、回転円盤上へ戻すようになっていたため、回転円盤
上へ戻ろうとする硬貨と厚み規制部材の途中位置から次
に進入しようとする硬貨がぶつかって硬貨の流れが悪く
なり、円滑な繰り出しが行われなくなるという問題点も
あった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、厚さの差が大
きい硬貨が混在したり、直径差が大きい硬貨が混在して
いる場合であっても、厚み規制部材の下での噛み込みが
なく、硬貨を1層1列状態にして円滑に繰出すことがで
きるようにすることを課題としてなされたもので、回転
円盤上に供給される硬貨を回転円盤の回転による遠心力
により周縁へ移動させ、該円盤の上面に臨んで設けられ
る厚み規制部により2枚重ねの硬貨を1層状態としたの
ち回転円盤の周縁から外方へ向けて形成された硬貨通路
へ送り出す硬貨処理機において、前記厚み規制部は、厚
み規制高さが固定とされた固定規制部と、厚み規制高さ
が変動する変動規制部とで構成し、上記固定規制部は、
前記回転円盤の最上流側にあって硬貨を1層状態に規制
する高さを有し、かつ回転円盤の周辺から徐々に中心側
に張出し、回転円盤の周縁にそって移動する最大径硬貨
の直径方向略半分の領域を規制するよう形成され、前記
変動規制部は、前記固定規制部の終端に続いて固設され
る保持枠に上下動自在に配列支持された複数個の規制片
を有し、この規制片は少くともその硬貨進入側下端が削
落された弧状乃至傾斜状とされていることを特徴とす
る。
【0010】こうしたことにより、回転円盤の周縁にそ
って移動する硬貨は固定規制部の下に進入することにな
るが、その硬貨が小径硬貨の場合はそのまま硬貨通路へ
送り出され、大径硬貨の場合はその硬貨の周縁が変動規
制部の規制片の下端の削落された弧状乃至傾斜状の部分
に弧状乃至傾斜状にそった方向に当たり、この規制片を
押し上げて硬貨通路の入口方向へ移行する。
【0011】一方、回転円盤の周縁にそっていない硬
貨、つまり回転円盤の周縁にそって移動する硬貨と横並
び状態の硬貨は固定規制部の下に進入することなく変動
規制部の規制片の側面に当たって進入が規制され、厚み
規制部材の下に進入することなく回転円盤上に留めおか
れて周回する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0013】図1は本発明を適用する硬貨処理機の回転
円盤部と硬貨通路部との各一部を示す平面図で、回転円
盤1は回転軸1aを中心として図示しないモータにより
矢印a方向に回転駆動自在とされ、この回転円盤1の周
囲には周壁3が配設されており、回転円盤1上に供給さ
れる硬貨Cは回転円盤1の回転による遠心力により周壁
3の内周面に向けて移動し、その内周面にそって移動す
るようになっている。前記周壁3の一部は切り欠かれて
おり、この切欠部4を覆うように厚み規制部5が配設さ
れている。
【0014】この厚み規制部5は、回転円盤1の上流側
の周壁3の内周面に固設され周壁3寄りが回転円盤1の
上面より僅かに高く、さらにその内側が回転円盤1の上
面より硬貨1枚が進入できる高さになっている厚み規制
ブロック5aと、この厚み規制ブロック5aと下流側の
周壁3との間にわたって回転円盤1の上面より硬貨1枚
が進入できる高さに設けられる厚み規制板5bとからな
り、さらに厚み規制ブロック5aの内面には後述する重
なり硬貨分離手段18との協同作用により重なり硬貨の
進入を防止する断面L字状の重なり硬貨進入防止突起1
9が配設され、この重なり硬貨進入防止突起19は回転
円盤1の周辺から徐々に中心側に張出しかつ回転円盤1
の周壁3にそって移動する最大径硬貨C3 の直径方向略
1/2領域を規制するように固定的に設けられており、
本願発明の固定規制部としての機能も有している。一
方、厚み規制板5bの上流側略半分域には本願発明の変
動規制部26が設けられており、その詳細については後
述する。
【0015】上記回転円盤1より外側方で前記切欠部4
に続くように硬貨通路6が配設されている。この硬貨通
路6は、通路底板7の両側に相対向して配設される通路
側板8,9間で通路幅が定められ、一方の通路側板8が
基準通路壁10を構成しており、上記通路幅は処理対象
硬貨中の最大径硬貨1枚が通ることができる寸法に調整
されている。
【0016】上記硬貨通路6には、硬貨Cを次工程へ送
るため硬貨Cの上面に圧接して搬送するベルト11,1
2,13がプーリー14,15,16,17により張設
されており、この硬貨通路6の途中部には硬貨Cの金
種、真偽等を識別するためのイメージセンサ、磁気セン
サ等を有する識別部が配設される。
【0017】前記厚み規制部5に至る回転円盤1周縁の
上流側に重なり硬貨分離手段18が設けられており、こ
の重なり硬貨分離手段18は、図2に図1のY矢視図と
して示し、図3(A)〜(D)に図2の各A,B,C,
D位置での断面を示すように、処理対象硬貨の最薄硬貨
の厚みより小さい高さ寸法を有しかつ2層目の硬貨C2
を1層目の硬貨C1 から周縁側へ突出させる段差形成部
20と、この段差形成部20から前記厚み規制部5側に
向けて徐々に高さを増し厚み規制部5の厚み規制下縁よ
り若干高い位置まで2層目硬貨C2 の周縁を上昇させる
傾斜案内部21とで構成されている。
【0018】上記重なり硬貨分離手段18は、前記図2
において符号bで示す領域の周壁3が打ち抜かれて窓孔
22とされ、この窓孔22の下縁22aの垂直な部分で
前記段差形成部20を構成しており、下縁上面で前記傾
斜案内部21を構成している。また周壁3の外側に上記
窓孔22を塞いで硬貨Cの飛び出しを防ぐための閉塞板
23がスペーサ24を介して止めネジ25により取付け
られている。
【0019】前記重なり硬貨進入防止突起19の終端に
続き厚み規制部5の回転円盤1の中心側に位置して変動
規制部26が設けられている。
【0020】この変動規制部26は、図4〜図7に示す
ように、前記厚み規制部5に固定して設けられる保持枠
27に複数個(上記図では5個)の円環状の規制片2
8,28…が軸29,29…にルーズに嵌合支持されて
下端が回転円盤1の上面に接するか乃至は回転円盤1の
上面に対し最小厚の硬貨の厚みより小さい間隙を有する
位置から最大厚の硬貨の通過を許容し得る上昇位置にわ
たり上下動自在とされている。また上記規制片28,2
8…の側部間は可及的近接しておかれている。
【0021】次に上記実施の形態の作用を説明する。
【0022】回転円盤1上に供給された硬貨Cは回転円
盤1の回転による遠心力によりその周縁に移動し、その
周壁3の内側面にそって図1において反時計回りに移動
する(図3(A))。
【0023】この移動により硬貨は重なり硬貨分離手段
18に至り、そのとき硬貨が2枚重ねになっていると、
その1層目の硬貨C1 の周縁が重なり硬貨分離手段18
の段差形成部20に当り、その段差形成部20の内周面
にそって移動し、上に重なっている2層目の硬貨C2
段差形成部20の上に乗り上げ、上下の硬貨C1 、C2
が回転円盤1の半径方向にずらされ、2層目の硬貨C2
は閉塞板23の内側面に当った状態で移動する(図3
(B))。
【0024】こうして移動する間に2層目の硬貨C2
段差形成部20の上面に続く傾斜案内部21へ移行する
ことにより次第に傾けられ(図3(C))、1層目の硬
貨C1 はそのまま厚み規制部5の重なり硬貨進入防止突
起19の下を通過して硬貨通路6へ向かう(図3
(D))。
【0025】2層目の硬貨C2 の傾斜上端側は、図3
(D)のように傾斜案内部21の末端から重なり硬貨進
入防止突起19上に移行して受け止められ、回転円盤1
の回転に伴って図1に矢印dで示すように回転円盤1上
へ戻される。
【0026】一方、上記重なり硬貨進入防止突起19の
下を通過した硬貨はその直後に変動規制部26の始端に
至るが、その硬貨が小径硬貨の場合は変動規制部26に
当たることなくそのまま硬貨通路6へ送り出され、大径
硬貨の場合はその硬貨の周縁が変動規制部26の始端の
規制片28の下端に当たる。その際、硬貨Cの移動に伴
って規制片28は図5、図7に示すように硬貨Cによっ
て押し上げられ、硬貨Cの移動に伴い規制片28,28
…が順次押し上げられてその硬貨Cを通過させる。
【0027】一方、回転円盤の円周にそっていない硬
貨、つまり回転円盤の円周にそって移動する硬貨と横並
び状態の硬貨は変動規制部26の位置に来ても、図6に
示すようにその硬貨Cは規制片28,28…の側面に当
るのでこれを押し上げることができず、したがって硬貨
通路6側へ移動してしまうことがなく、回転円盤1上に
留めおかれる。
【0028】特に小径硬貨の場合、横並び状で硬貨通路
6に入ってしまうと硬貨通路6での硬貨詰りの原因とな
るが、小径硬貨は変動規制部26の始端でその規制片2
8により硬貨通路26側と回転円盤1の中心側とに別け
られ、回転円盤1の中心側の小径硬貨は規制片28,2
8…の側面にそって移動して行き、硬貨通路6側に入り
込むことがなく、噛み込み原因が解消される。
【0029】大径硬貨の場合は、周縁が周壁3に接する
最大径硬貨の直径の略1/2の位置から変動規制部26
が配設されているのでその規制片28を押し上げて入り
込み、もしその硬貨が2枚重ねであっても上の硬貨は規
制片28の側面に当たって進入が防がれる。
【0030】図8〜図9は上記変動規制部26の他の実
施形態を示すもので、図8(A),(B)は前述の変動
規制部26の規制片28,28…の下部間から小径硬貨
が進入するおそれを皆無とするために保持枠27に規制
片28,28…を平面視において千鳥状となるよう互い
違いに2列に配設し、互いの規制片28,28…が下部
の隙間を埋め合うようにしたものである。
【0031】さらに図9は、規制片28′を円環状でな
く角形状とし、軸29と長孔30とで上下動自在に支持
されたもので、硬貨の進入側の下端隅部28aを円弧状
(または傾斜状)として硬貨の進入による押し上げに支
障をきたさないようにしたものである。これによれば回
転円盤1に接触する部分が直線状となっているので規制
片28′,28′…の下部間に隙間ができず、小径の硬
貨であっても進入するおそれをなくすることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、硬
貨通路の入口部へ至る直前位置に固定規制部に続いて変
動規制部を設けたことにより、厚さの差が大きい硬貨が
混在したり、直径差が大きい硬貨が混在している場合で
あっても、厚み規制部材の下での噛み込みがなく、硬貨
を1層1列状態にして円滑に繰り出すことができる。
【0033】また上記変動規制部は保持枠に上下動自在
に配列支持された複数個の規制片を有し、この規制片は
少くともその硬貨進入側下端が削落された弧状乃至は傾
斜状とされているので、進入すべき硬貨の厚みにかかわ
らずスムーズな進入を許容し、回転円盤上の硬貨は規制
片の側面に当たるので確実に進入を阻止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した硬貨処理機の一部を示す平面
図。
【図2】図1のY矢視拡大正面図。
【図3】(A)〜(D)は図2のA,B,C,D位置に
おける各断面図。
【図4】図1のZ矢視拡大正面図。
【図5】図4の作用説明図。
【図6】図5のE−E断面で、規制片下降時の状態を示
す断面図。
【図7】同、規制片が押しあげられた状態の断面図。
【図8】図4の変動規制部の他の例を示すもので、
(A)は正面図、(B)は断面図。
【図9】同、さらに他の例を示す正面図。
【図10】(A)、(B)は従来の技術を示す説明図。
【符号の説明】
1 回転円盤 3 周壁 5 厚み規制部 6 硬貨通路 7 通路底板 18 重なり硬貨分離手段 19 固定規制部としての重なり硬貨進入防止突起 20 段差形成部 21 傾斜案内部 23 閉塞板 26 変動規制部 27 保持枠 28,28′ 規制片 29 軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転円盤上に供給される硬貨を回転円盤の
    回転による遠心力により周縁へ移動させ、該円盤の上面
    に臨んで設けられる厚み規制部により2枚重ねの硬貨を
    1層状態としたのち回転円盤の周縁から外方へ向けて形
    成された硬貨通路へ送り出す硬貨処理機において、前記
    厚み規制部は、厚み規制高さが固定とされた固定規制部
    と、厚み規制高さが変動する変動規制部とで構成し、上
    記固定規制部は、前記回転円盤の最上流側にあって硬貨
    を1層状態に規制する高さを有し、かつ回転円盤の周辺
    から徐々に中心側に張出し、回転円盤の周縁にそって移
    動する最大径硬貨の直径方向略半分の領域を規制するよ
    う形成され、前記変動規制部は、前記固定規制部の終端
    に続いて固設される保持枠に上下動自在に配列支持され
    た複数個の規制片を有し、この規制片は少くともその硬
    貨進入側下端が削落された弧状乃至傾斜状とされている
    ことを特徴とする硬貨処理機における硬貨繰出し装置。
JP9215196A 1997-08-08 1997-08-08 硬貨処理機における硬貨繰出し装置 Pending JPH1153598A (ja)

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