JPH1153327A - マルチプロセッサシステム - Google Patents

マルチプロセッサシステム

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Publication number
JPH1153327A
JPH1153327A JP20753797A JP20753797A JPH1153327A JP H1153327 A JPH1153327 A JP H1153327A JP 20753797 A JP20753797 A JP 20753797A JP 20753797 A JP20753797 A JP 20753797A JP H1153327 A JPH1153327 A JP H1153327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
processor
memory
processors
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20753797A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Minagawa
達哉 皆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Yonezawa Ltd
Original Assignee
NEC Yonezawa Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Yonezawa Ltd filed Critical NEC Yonezawa Ltd
Priority to JP20753797A priority Critical patent/JPH1153327A/ja
Publication of JPH1153327A publication Critical patent/JPH1153327A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タスクの動的負荷分散を実現し各プロセッサ
の嫁働率を向上させる。 【解決手段】 処理を実行する複数のプロセッサ11
と、全てのプロセッサ11よりアクセス可能であり、プ
ロセッサ11が実行する命令列と処理対象のデータを格
納する共有メモリ12と、各プロセッサ11における処
理待ちのタスク数および各タスクの共有メモリ上におけ
る開始アドレス情報を格納する領域を有するタスクメモ
リ13と、これらを接続するバス14により構成され、
処理が終了してアイドリング状態になったプロセッサ1
1は、タスクメモリ13をアクセスし、事前に決定され
たしきい値よりも多くのタスクを保持するプロセッサの
タスクリストからタスクを取り出し、プロセッサ11の
タスクリストを更新、自プロセッサのタスクとして登録
し、ただちに取り出したタスクの実行を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マルチプロセッ
サシステムに関し、特に動的負荷分散が可能なマルチプ
ロセッサシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体技術の進展に伴い、計算機
の処理速度は飛躍的に向上しつつある。また、処理対象
のアプリケーションも、マルチメディアに代表されるよ
うに膨大な計算機リソースを要求しつつあり、さらなる
処理速度向上が要求されている。以上のような背景のも
とに、複数のプロセッサを有するマルチプロセッサ型計
算機が開発・実用化されつつある。
【0003】従来のマルチプロセッサシステムは、1つ
の処理を複数の並列実行可能なタスクに分割し、各プロ
セッサが並列実行可能なタスクをそれぞれ実行するもの
である。一般に、タスク分割おまびプロセッサヘの割り
付けは、タスク実行前に行われ、実行後の任意のタスク
の再割り付けは行われない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
プロセッサシステムでは、処理開始時点でタスクの各プ
ロセッサへの割り付けを決定し、以後各プロセッサの負
荷状況に応じてタスクの再割り付けを行わない静的な負
荷分散のため、各タスクの計算量が異なる場合に各プロ
セッサ間の負荷の不均衡が発生しやすい。このため、各
プロセッサの負荷を均一にし、システム全体の処理時間
を最小にすることが困難であった。
【0005】この発明の目的は、各プロセッサの負荷状
況に応じてタスクの再割り付けを行う動的負荷分散を実
現し、各プロセッサの嫁働率を向上させるマルチプロセ
ッサシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、処理を実行
する複数のプロセッサと、全ての前記プロセッサよりア
クセス可能であり、前記プロセッサが実行する命令列と
処理対象のデータを格納する共有メモリと、各プロセッ
サにおける処理待ちのタスク数および各タスクの共有メ
モリ上における開始アドレス情報を格納する領域を有す
る排他アクセスが可能なタスクメモリと、前記プロセッ
サ、前記共有メモリおよび前記タスクメモリを接続する
バスにより構成されるマルチプロセッサシステムであっ
て、処理が終了してアイドリング状態になった前記プロ
セッサは、前記タスクメモリをアクセスし、事前に決定
されたしきい値よりも多くのタスクを保持する前記プロ
セッサのタスクリストからタスクを取り出し、前記プロ
セッサのタスクリストを更新、自プロセッサのタスクと
して登録し、ただちに前記取り出したタスクの実行を開
始することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0008】図1は、この発明のマルチプロセッサシス
テムの実施の形態を示す構成図である。図1に示すマル
チプロセッサシステムは、複数のプロセッサ11と、共
有メモリ12と、タスクメモリ13と、バス14とによ
り構成されている。
【0009】プロセッサ11は、各タスクを処理する最
小単位であり、共有メモリ12の命令列およびデータを
読み込み、各命令を実行する。
【0010】共有メモリ12は、各プロセッサ11より
アクセスされ、各プロセッサ11が実行する命令列およ
びデータを格納している。各プロセッサ11が独自のプ
ログラムカウンタを持つことにより、それぞれ異なった
命令を一度に実行することができる。
【0011】タスクメモリ13は、各プロセッサ11毎
に現在の各プロセッサが保持する処理待ちのタスクの
数、各タスクの共有メモリ上の開始アドレス(タスクリ
スト)を格納している。処理が終了したプロセッサ11
は、タスクメモリ13をアクセスし、各プロセッサ11
の保持するタスク数を検査する。あらかじめ設定された
しきい値よりも大きな数のタスクを保持するプロセッサ
11が存在する場合、タスクを現在のタスクリストより
取り出し、自プロセッサのタスクリストに登録した上で
実行する。タスクリストへのアクセスは排他的に行われ
るので、一貫性が失われることはない。
【0012】バス14は、プロセッサ11、共有メモリ
12、タスクメモリ13を接続するためのバスである。
【0013】図2は、図1に示すマルチプロセッサシス
テムのタスクメモリの構成例を示す図である。各プロセ
ッサ11あるいはプロセッサ11の特定のプロセッサ
は、処理の実行前に、処理を並列実行可能なタスクに分
解し、タスクメモリ13上に各プロセッサ11毎に割り
振られたタスク数、共有メモリ上の各タスク命令列の開
始アドレスを格納する。この例では、プロセッサ1は3
つのタスクを持ち、プロセッサ2は10のタスクを持
ち、プロセッサ3は5つのタスクを持っている。
【0014】プロセッサ4が処理を終了し、このタスク
メモリ13を参照した場合、プロセッサ2が他のプロセ
ッサと比較して負荷が重いことがわかる。この場合、プ
ロセッサ4は、プロセッサ2のタスクリストの最後尾の
タスクを取り外し、自プロセッサの処理としてタスクを
再登録してただちにタスクの処理を開始する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のマルチ
プロセッサシステムは、処理が終了してアイドリング状
態となったプロセッサがタスクメモリをアクセスし、多
くのタスクを保持するプロセッサのタスクリストからタ
スクを取り出し、自己のタスクとして再登録し、ただち
に処理を開始するものであり、各タスクの動的負荷分散
の実現により各プロセッサの稼働率を向上させ、システ
ム全体としての処理時間を短縮することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマルチプロセッサシステムの実施の
形態を示す構成図である。
【図2】図1に示すタスクメモリの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 プロセッサ 12 共有メモリ 13 タスクメモリ 14 バス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理を実行する複数のプロセッサと、全て
    の前記プロセッサよりアクセス可能であり、前記プロセ
    ッサが実行する命令列と処理対象のデータを格納する共
    有メモリと、各プロセッサにおける処理待ちのタスク数
    および各タスクの共有メモリ上における開始アドレス情
    報を格納する領域を有するタスクメモリと、前記プロセ
    ッサ、前記共有メモリおよび前記タスクメモリを接続す
    るバスにより構成されるマルチプロセッサシステムであ
    って、 処理が終了してアイドリング状態になった前記プロセッ
    サは、前記タスクメモリをアクセスし、処理が終了して
    いない前記プロセッサのタスクリストからタスクを取り
    出し、前記プロセッサのタスクリストを更新、自プロセ
    ッサのタスクとして登録し、ただちに前記取り出したタ
    スクの実行を開始することを特徴とするマルチプロセッ
    サシステム。
  2. 【請求項2】処理が終了してアイドリング状態になった
    前記プロセッサが、前記タスクメモリをアクセスし、事
    前に決定されたしきい値よりも多くのタスクを保持する
    前記プロセッサのタスクリストからタスクを取り出すこ
    とを特徴とする請求項1記載のマルチプロセッサシステ
    ム。
  3. 【請求項3】処理が終了してアイドリング状態になった
    前記プロセッサが、前記タスクメモリをアクセスし、事
    前に決定されたしきい値よりも多くのタスクを保持する
    前記プロセッサのタスクリストの最後尾からタスクを取
    り出すことを特徴とする請求項1記載のマルチプロセッ
    サシステム。
  4. 【請求項4】前記タスクメモリへのアクセスが、排他的
    に行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のマルチプロセッサシステム。
  5. 【請求項5】処理を実行する複数のプロセッサと、全て
    の前記プロセッサよりアクセス可能であり、前記プロセ
    ッサが実行する命令列と処理対象のデータを格納する共
    有メモリと、各プロセッサにおける処理待ちのタスク数
    および各タスクの共有メモリ上における開始アドレス情
    報を格納する領域を有するタスクメモリと、前記プロセ
    ッサ、前記共有メモリおよび前記タスクメモリを接続す
    るバスにより構成されるマルチプロセッサシステムの動
    的負荷分散方法であって、処理が終了してアイドリング
    状態になった前記プロセッサは、前記タスクメモリをア
    クセスし、事前に決定されたしきい値よりも多くのタス
    クを保持する前記プロセッサのタスクリストからタスク
    を取り出し、前記プロセッサのタスクリストを更新、自
    プロセッサのタスクとして登録し、ただちに前記取り出
    したタスクの実行を開始することを特徴とするマルチプ
    ロセッサシステムの動的負荷分散方法。
  6. 【請求項6】処理が終了してアイドリング状態になった
    前記プロセッサが、前記タスクメモリをアクセスし、事
    前に決定されたしきい値よりも多くのタスクを保持する
    前記プロセッサのタスクリストの最後尾からタスクを取
    り出すことを特徴とする請求項5記載のマルチプロセッ
    サシステムの動的負荷分散方法。
  7. 【請求項7】前記タスクメモリへのアクセスが、排他的
    に行われることを特徴とする請求項5または6記載のマ
    ルチプロセッサシステムの動的負荷分散方法。
JP20753797A 1997-08-01 1997-08-01 マルチプロセッサシステム Pending JPH1153327A (ja)

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JP20753797A JPH1153327A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 マルチプロセッサシステム

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JP20753797A JPH1153327A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 マルチプロセッサシステム

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JPH1153327A true JPH1153327A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16541378

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JP20753797A Pending JPH1153327A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 マルチプロセッサシステム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10124768A1 (de) * 2001-05-21 2002-12-12 Infineon Technologies Ag Verfahren zur schnelleren Ausführung von Datenverarbeitungsprozessen
JP2006277487A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置およびその制御方法
JP2012044306A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Skill Up Japan Corp 分散トランスコーディングシステム並びに方法、及びトランスコーディング装置

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