JPH1153289A - 情報処理装置の拡張機能増強方法 - Google Patents

情報処理装置の拡張機能増強方法

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JPH1153289A
JPH1153289A JP9208935A JP20893597A JPH1153289A JP H1153289 A JPH1153289 A JP H1153289A JP 9208935 A JP9208935 A JP 9208935A JP 20893597 A JP20893597 A JP 20893597A JP H1153289 A JPH1153289 A JP H1153289A
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JP9208935A
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Yoshihide Sato
嘉秀 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置に周辺装置等の拡張機能装置を
接続するだけで、ドライバソフト等のソフトウエアを自
動的にインストールできると共にバージョンアップもで
きる。 【解決手段】 情報処理装置30に接続される周辺装置
40や拡張ボード/カードなどの拡張機能装置内に、ド
ライバソフト等のソフトウエア情報を格納する記憶装置
45を設けておく。周辺装置等を情報処理装置30に接
続したときに、記憶装置45に格納されている拡張機能
用ソフトウエア情報を読み出して、情報処理装置30に
転送する。情報処理装置30では、転送されてきたソフ
トウエア情報と自己の装置30内の記憶装置36にある
ソフトウエア情報との、バージョンの新旧を比較し、バ
ージョンの新しい方のソフトウエア情報を情報処理装置
30の拡張機能用ソフトウエア情報用のメモリに書き込
んで、周辺装置等の駆動および情報処理に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報処理装置に
周辺装置や拡張ボード/カードなどを接続して機能を拡
張する場合に、その周辺装置等による拡張機能の性能を
最大限に生かすことができるようにする情報処理装置の
拡張機能増強方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下PCと記
述する)や、例えばPDA(Personal Dig
ital Assistants)と呼ばれる小型携帯
情報機器等の情報処理装置は、一般に、図5に示すよう
に、CPU(中央演算処理装置)1に対して、バス2を
介して、メモリ3、周辺装置インターフェース4、ネッ
トワーク20への通信インターフェース5、内部記憶装
置6、拡張機能回路部7等が接続されて構成される。
【0003】ネットワーク20としては、例えば、メモ
リ21Mを備えるサーバを含む社内LAN21が通信イ
ンターフェース5を通じて接続される。LAN21は、
インターネットを通じて他のLAN22などに接続され
る。
【0004】メモリ3には、アプリケーションプログラ
ムやワークエリアのメモリ領域を含む。
【0005】情報処理装置の機能拡張を目的として、周
辺装置インターフェース4を介して外部に周辺装置10
が接続され、また、情報処理装置内部に拡張機能回路部
7が付加されて用いられる。
【0006】すなわち、周辺装置インターフェース4
は、情報処理装置の機能拡張のために、当該情報処理装
置の外部に周辺装置10を接続するためのものである。
また、拡張機能回路部7は、CPUの演算支援の目的の
ために、専用の機能回路を搭載した拡張ボードまたはカ
ードなどからなり、拡張スロットなどに接続されること
により、バス2を介して情報処理装置に付加されるもの
である。
【0007】周辺装置10は、図示のように、CPU1
1に対して、メモリ12、被制御回路13およびインタ
ーフェース14がバス15を介して接続されて構成され
ている。被制御回路13は、この周辺装置10の機能を
実行する回路部分である。周辺装置インターフェース4
とはインターフェース14を通じて接続される。
【0008】この周辺装置10としては、プリンタ、オ
ーディオ/ビデオ装置、あるいはデータ通信用装置等の
多様な周辺装置があり、それぞれに適合したインターフ
ェースを介した接続をもって用いられる。
【0009】周辺装置インターフェース4のバス規格に
は、周辺装置の通信速度、用途等に応じて、SCSI
(Small Computer System In
terface)、RS−232C、セントロニクス準
拠パラレルポートなどの従来規格に加えて、USB(U
niversal Serial Bus)、IEEE
1394などの新しい規格の汎用シリアルバスが、混在
しながらもそれぞれの利点を生かして使い分けられてい
る。
【0010】一方、拡張機能回路部7を構成する拡張ボ
ードやカードは、前述したように、情報処理装置内部の
CPU1の処理性能を支援する専用の機能回路を搭載し
ている。この拡張機能回路部7用のインターフェースの
規格には、ISA(Industry Standar
d Architecture)、PCI(Perip
heral Component Interconn
ect)、PCMCIA(Personal Comp
uter Memory Card Internat
ional Association)等のバス規格が
適用されており、情報処理装置本体に用意された拡張ス
ロットの数以内で複数の搭載が可能である。
【0011】このように周辺装置あるいは機能拡張ボー
ド/カードなどの拡張機能装置(この明細書では、周辺
装置、拡張ボード、カードなどを総称して拡張機能装置
という)のハードウェアを情報処理装置のシステムに組
み込んで用いる場合には、これら拡張機能装置のハード
ウェアを駆動制御するためのそれぞれに対応したデバイ
スドライバのソフトウエア情報や、これら拡張機能装置
からの情報の処理のためのアプリケーションのソフトウ
ェア情報が、情報処理装置にインストールされる。これ
らのソフトウェア情報(拡張機能用ソフトウエア情報と
いう)は、通常、拡張機能装置に添付されたフロッピー
ディスクやCD−ROM等の記録メディアによって提供
される。
【0012】ところで、情報処理装置のCPUの性能に
よっては、当該情報処理装置に周辺装置を接続して機能
拡張を図ったときに、周辺装置から転送されたデータの
処理において不十分な性能であることがある。
【0013】すなわち、例えば、携帯情報機器などの小
型機器では、搭載されているCPUは、据え置き型のデ
スクトップタイプの情報処理装置に比べて、容積、重
量、消費電力の制約条件から性能が低い傾向があり、周
辺装置の十分な性能が発揮できない場合がある。また、
CPUの高性能化に伴って新しい方式や新規格の処理が
必要になってくると、古いCPUの性能では十分な処理
性能に対応できなくなってくる。
【0014】例えば、このような性能の低いCPUや古
いCPUが用いられている情報処理装置に、例えばMP
EGデコーダを周辺装置として接続したとき、高速大容
量のデータ処理を必要とするMPEGの動画像をスムー
ズに再生できない、大容量画素で高階調に対応した高品
質な表示ができないなど、処理の性能面で十分なものが
得られなくなってしまうことになる。
【0015】この画像処理の性能面での問題に対する対
策として、グラフィックスアクセラレータ機能を有する
拡張ボード、あるいはカードを追加して、CPUの演算
支援を行うことで対応することが行われている。
【0016】しかし、このように、拡張ボードやカード
を追加して演算支援を行う構成では、あらかじめ必要と
考えられる機能に対応するハードウェア、つまり拡張機
能回路部7を情報処理装置に搭載しておく必要があり、
多くの種類の機能を持たせようとすると機器の大型化、
重量増加、消費電力増加につながり、小型情報機器の場
合には、その特徴とする小型化の方向とは相反する結果
を招く問題が生じる。また、拡張機能の種類が多くなる
と情報処理装置に予め設けられた拡張スロット数の不足
が生じ、優先された機能の拡張ボードやカードを、その
都度入れ替える必要が生じる。
【0017】また、動作上の性能及び機能は、選択して
設定したハードウェアの状態に固定されるため、柔軟な
変更には対応しにくい欠点がある。つまり、方式や規格
の互換性がとれずに、情報処理装置と周辺装置との接続
ができない場合が生じる。例えば、ケーブル仕様、コネ
クタ仕様が異なったり、各種方式、規格が存在している
オーディオ、ビデオ、通信等に対して、新たに変換回路
を追加したり、入れ替えたりした構成ができないため
に、周辺装置の接続できない問題がある。
【0018】この対策として、従来、プログラマブル論
理回路を用いて、CPUの演算支援回路を構成する方法
がある。プログラマブル論理回路は、フィールドプログ
ラマブルゲートアレイ(FPGA)やプログラマブルロ
ジックデバイス(PLD)などのプログラマブル論理回
路素子を用いたもので、論理回路を記述する回路情報を
これら装置に読み込ませることで、内部の論理回路と論
理回路間の結線を自由に構成することができる。一度作
製した回路を、必要に応じて自由に何度でも変更できる
プログラマブル論理回路もある。
【0019】そこで、ユーザの所望するアプリケーショ
ンに対応した演算支援回路を、必要なときにのみ、この
プログラマブル論理回路に構成することで、小さなハー
ドウェア構成で多様な処理を可能とすることができる。
この場合に、演算支援の回路情報は、情報処理装置のシ
ステム内部に設けられた記憶装置6またはコンフィギュ
レーションメモリから、あらかじめアプリケーションの
実行前に転送される。プログラマブル論理回路に機能回
路がすべて構成された後に、アプリケーションが実行さ
れ、十分な処理能力に対応できるようになっている。
【0020】また、方式や規格の互換性をとれるよう
に、プログラマブル論理回路素子に、方式や規格変換の
ための機能回路を構成することも行われている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように周辺装置あるいは機能拡張ボード/カードなどの
拡張機能装置のハードウェアを情報処理装置のシステム
に組み込んで用いる場合には、大きく2つの問題があ
る。
【0022】一つは、拡張機能装置のハードウェアを制
御するためのソフトウェアとして、それぞれに対応した
デバイスドライバやアプリケーションのソフトウェア
を、情報処理装置に、ユーザが自ら適切なものの選択を
判断してインストールすることが必要になることであ
る。
【0023】いわゆるプラグアンドプレイ機能に対応し
た機器でも、拡張機能装置ごとに、フロッピーディス
ク、CD−ROM等の記憶媒体にドライバソフト等を書
き込んだものが添付してあり、ユーザ自身は、情報処理
装置に、適合したソフトウェアを選択してインストール
する必要がある。
【0024】また、このデバイスドライバ等のソフトウ
ェアは、何らかの改良または不具合への対応がなされ
て、アップデートされた変更がなされていくことが多
く、機器メーカからフロッピーディスク、CD−ROM
等の記憶媒体、あるいはインターネット等の通信手段に
よって、随時更新されたものが提供されている。
【0025】この場合にも、ユーザ自身でアップデート
されたソフトウェアを再インストールする必要がある。
しかも、ユーザにとっては、機器メーカからの情報提供
がなければ、アップデートの必要性の判断ができず、ま
た、アップデートファイルの格納場所も自分で探し当て
なければならない問題がある。このように、従来は、ア
ップデートに対応するには、ユーザ自身による探索と、
書き換えの手間と、労力を必要とすることなどの欠点が
あった。
【0026】さらに、上述の方法では、デバイスドライ
バ等のソフトウェアが、拡張機能装置とは別に、フロッ
ピーディスクやCD−ROM等のメディアで提供されて
いるため、特に携帯情報機器のように移動して用いる場
合においては、多様な拡張機能装置との接続の必要性が
生じたときに、その場にソフトウェアがなくて接続でき
ないという問題が生じることがある。
【0027】この問題を回避するためには、常に、拡張
機能装置と一緒にドライバ等のソフトウェアも携帯しな
ければならない。そこで、あらかじめ情報処理装置の記
憶装置に、多種多様なドライバソフトを格納しておくこ
とが考えられる。しかし、特に小型情報機器になると記
憶装置の容量が小さく、できるだけ必要なものだけを効
率よく格納しておくことが望ましく、あらかじめ多くの
ソフトウェアを格納しておくことは記憶容量の浪費を招
くことになるので好ましくない。
【0028】もう一つの大きな問題は、情報処理装置に
拡張機能装置を接続して、拡張機能装置において対応し
たデータ処理を行うというアプリケーションの実行にお
いて、十分な処理能力に対応できるようにしなければな
らないことである。
【0029】従来は、前述したように、情報処理装置の
CPUの性能が低かったり、バージョンが古かったりし
て、拡張機能装置に対するデータ処理の能力が不十分で
ある場合には、プログラマブル論理回路を用いると共
に、情報処理装置の記憶装置などにその回路情報を格納
しておき、アプリケーションの実行前に、必要な回路情
報をプログラマブル論理回路に転送し、機能回路がすべ
てプログラマブル論理回路に構成された後にアプリケー
ションを実行するようにしてこの問題を解決している。
【0030】この場合に、上述のように、プログラマブ
ル論理回路に転送して機能回路を構成させるための回路
情報は、あらかじめ情報処理装置内部の記憶装置6に格
納しておく必要があり、多種多様な規格や性能に適合す
るようにするためには、多種多様な回路情報を格納する
必要が生じる。しかしながら、この場合には、極めて使
われることの少ない回路情報の範囲までを含むというこ
とになり、その回路情報が記憶装置の大きな領域を占有
していしまい、効率の悪い浪費を招く事になる欠点があ
った。特に、小型情報機器などの記憶容量の小さいもの
に対しては、極めて効率が悪くなる。
【0031】この発明は、上記のような問題点に鑑みて
なされたもので、その目的は、情報処理装置に接続する
拡張機能装置のドライバソフト等のソフトウェアを、ユ
ーザ自身がインストールすることなく、単に接続するだ
けで情報処理装置と拡張機能装置との間で通信して容易
にインストールできる方法を提供することにある。
【0032】しかも、その制御に必要な情報に関して、
常に新しいバージョンの情報を、当該情報の格納先から
判別してインストールできるようにするものである。
【0033】さらに、拡張機能装置のデータ処理に十分
な演算支援を行える機能回路情報も拡張機能装置から提
供できる方法を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明による情報処理装置の拡張機能増強
方法は、情報処理装置に接続される周辺装置や拡張ボー
ド/カードなどの拡張機能装置内に、この拡張機能装置
を前記情報処理装置に接続して動作させるときに必要な
拡張機能用ソフトウエア情報を格納する記憶装置を設け
ておき、前記拡張機能装置を前記情報処理装置に接続し
たときに、前記拡張機能装置は、前記記憶装置に格納さ
れている拡張機能用ソフトウエア情報を読み出して、前
記情報処理装置とのインターフェースを介して前記情報
処理装置に転送し、前記情報処理装置では、前記拡張機
能装置から転送されてくる前記拡張機能用ソフトウエア
を前記拡張機能用ソフトウエア情報用のメモリに書き込
み、前記拡張機能装置を動作させるために使用するよう
にすることを特徴とする。
【0035】また、請求項2の発明の情報処理装置の拡
張機能増強方法は、情報処理装置内に、回路情報により
再構成可能なプログラマブル論理回路を設けておくと共
に、前記情報処理装置に接続される拡張機能装置内に、
この拡張機能装置を前記情報処理装置に接続して動作さ
せるときに必要な拡張機能用ソフトウエア情報と、前記
情報処理装置での処理を支援するための前記プログラマ
ブル論理回路用の前記回路情報とを格納する記憶装置を
設けておき、前記拡張機能装置を前記情報処理装置に接
続したときに、前記拡張機能装置は、前記記憶装置に格
納されている拡張機能用ソフトウエア情報および前記回
路情報を読み出して、前記情報処理装置とのインターフ
ェースを介して前記情報処理装置に転送し、前記情報処
理装置では、前記拡張機能装置から転送されてくる前記
拡張機能用ソフトウエアを前記拡張機能用ソフトウエア
情報用のメモリに書き込むと共に、前記回路情報により
前記プログラマブル論理回路を再構成して、前記拡張機
能装置を動作させるために使用するようにすることを特
徴とする。
【0036】また、請求項3の発明の情報処理装置の拡
張機能増強方法は、情報処理装置に接続される拡張機能
装置内に、この拡張機能装置を前記情報処理装置に接続
して動作させるときに必要な拡張機能用ソフトウエア情
報を格納する記憶装置を設けておき、前記拡張機能装置
を前記情報処理装置に接続したときに、前記拡張機能装
置は、前記拡張機能装置の前記記憶装置に格納されてい
る前記拡張機能用ソフトウエア情報を読み出して、前記
情報処理装置とのインターフェースを介して前記情報処
理装置に転送し、前記情報処理装置において、前記転送
により取得した前記拡張機能用ソフトウエア情報と、当
該情報処理装置内に格納されている前記拡張機能用ソフ
トウエア情報とを比較し、いずれか新しい方のバージョ
ンの前記拡張機能用ソフトウエア情報を、当該ソフトウ
エア情報用のメモリに書き込み、前記拡張機能装置を動
作させるために使用するようにすることを特徴とする。
【0037】また、請求項4の発明の情報処理装置の拡
張機能増強方法は、情報処理装置に接続される拡張機能
装置内に、この拡張機能装置を前記情報処理装置に接続
して動作させるときに必要な拡張機能用ソフトウエア情
報を格納する記憶装置を設けておき、前記拡張機能装置
を前記情報処理装置に接続したときに、前記拡張機能装
置は、前記拡張機能装置の前記記憶装置に格納されてい
る前記ソフトウエア情報を読み出して、前記情報処理装
置とのインターフェースを介して前記情報処理装置に転
送し、前記情報処理装置においては、前記転送により取
得した前記ソフトウエア情報と、当該情報処理装置内に
格納されているソフトウエア情報と、ネットワークを通
じて取得したソフトウエア情報の処理に必要なソフトウ
エア情報とを比較して、最新のバージョンの前記ソフト
ウエア情報をメモリに書き込み、前記拡張機能装置を動
作させるために使用するようにすることを特徴とする。
【0038】また、請求項5の発明の情報処理装置の拡
張機能増強方法は、請求項3または請求項4に記載の情
報処理装置の拡張機能増強方法において、情報処理装置
内に、回路情報により再構成可能なプログラマブル論理
回路を設けておくと共に、前記拡張機能装置内の前記記
憶装置に、前記拡張機能用ソフトウエア情報に加えて、
前記情報処理装置での処理を支援するための前記プログ
ラマブル論理回路用の前記回路情報を格納しておき、前
記拡張機能装置を前記情報処理装置に接続したときに、
前記拡張機能装置は、前記記憶装置に格納されている拡
張機能用ソフトウエア情報に加えて前記回路情報を読み
出して、前記情報処理装置とのインターフェースを介し
て前記情報処理装置に転送し、前記拡張機能装置のもの
が最新のバージョンであると判別されたときに、前記拡
張機能装置から転送されてくる前記拡張機能用ソフトウ
エアを前記拡張機能用ソフトウエア情報用のメモリに書
き込むと共に、前記拡張機能装置からの回路情報により
前記プログラマブル論理回路を再構成することを特徴と
する。
【0039】また、請求項6の発明の情報処理装置の拡
張機能増強方法は、請求項3または請求項4において、
前記情報処理装置は、前記最新のバージョンの前記拡張
機能用ソフトウエア情報を、当該情報処理装置の記憶装
置に保存する機能を備えることを特徴とする。
【0040】また、請求項7の発明の情報処理装置の拡
張機能増強方法は、請求項5において、前記情報処理装
置は、前記最新のバージョンの前記拡張機能用ソフトウ
エア情報および回路情報を、当該情報処理装置の記憶装
置に保存する機能を備えることを特徴とする。
【0041】また、請求項8の発明の情報処理装置の拡
張機能増強方法は、請求項3または請求項4において、
前記情報処理装置は、前記最新のバージョンが、前記拡
張機能装置からの情報でないと判別したときに、最新の
バージョンの前記拡張機能用ソフトウエア情報を前記拡
張機能装置に転送する機能を備え、前記拡張機能装置
は、前記情報処理装置からの前記最新のバージョンの情
報を、前記記憶装置内に格納する機能を備えることを特
徴とする。
【0042】また、請求項9の発明の情報処理装置の拡
張機能増強方法は、請求項5において、前記情報処理装
置は、前記最新のバージョンが、前記拡張機能装置から
の情報でないと判別したときに、最新のバージョンの前
記拡張機能用ソフトウエア情報および前記回路情報を前
記拡張機能装置に転送する機能を備え、前記拡張機能装
置は、前記情報処理装置からの前記最新のバージョンの
情報および前記回路情報を、前記記憶装置内に格納する
機能を備えることを特徴とする。
【0043】また、請求項10の発明の情報処理装置の
拡張機能増強方法は、請求項3または請求項4におい
て、前記情報処理装置は、前記最新のバージョンが、前
記ネットワークからの情報でないと判別したときに、最
新のバージョンの前記拡張機能用ソフトウエア情報を前
記ネットワークのサーバに転送する機能を備え、前記ネ
ットワークのサーバは、前記情報処理装置からの前記最
新のバージョンの情報を、その記憶装置内に格納する機
能を備えることを特徴とする。
【0044】また、請求項11の発明の情報処理装置の
拡張機能増強方法は、請求項5において、前記情報処理
装置は、前記最新のバージョンが、前記ネットワークか
らの情報でないと判別したときに、最新のバージョンの
前記拡張機能用ソフトウエア情報および前記回路情報を
前記ネットワークのサーバに転送する機能を備え、前記
ネットワークのサーバは、前記情報処理装置からの前記
最新のバージョンの情報および前記回路情報を、その記
憶装置内に格納する機能を備えることを特徴とする。
【0045】
【作用】請求項1の発明においては、拡張機能装置は、
拡張機能用ソフトウエア情報を格納する記憶装置を備え
ており、この拡張機能装置が情報処理装置に接続される
と、前記拡張機能用ソフトウエア情報が拡張機能装置か
ら情報処理装置へと転送される。情報処理装置は、拡張
機能装置から転送されてくる、この拡張機能用のソフト
ウエア情報を、当該ソフトウエア情報用のメモリに書き
込み、拡張機能装置を使用する際に使用する。
【0046】したがって、この請求項1の発明によれ
ば、拡張機能装置を情報処理装置に接続するだけで、当
該拡張機能装置用のソフトウエア情報が情報処理装置に
インストールされ、ユーザがインストールする必要はな
い。
【0047】また、請求項2の発明においては、拡張機
能装置には、ソフトウエア情報だけでなく、情報処理装
置のCPUの性能が劣る場合を考慮した演算支援のため
の回路情報が、記憶装置に格納されている。そして、こ
の回路情報が、情報処理装置に拡張機能装置が接続され
たときに転送されて、情報処理装置内のプログラマブル
論理回路が、この回路情報により再構成される。
【0048】したがって、請求項2の発明によれば、拡
張機能装置が備える性能を十分に発揮させることができ
る。
【0049】また、請求項3の発明においては、情報処
理装置内にある拡張機能装置用のソフトウエア情報と、
拡張機能装置から転送されてくるソフトウエア情報との
内で、バージョンが新しいものが情報処理装置の当該ソ
フトウエア情報用のメモリに書き込まれる。
【0050】したがって、この請求項3の発明によれ
ば、情報処理装置に接続される拡張機能装置を、性能的
に高いバージョンの仕様で使用することができる。
【0051】また、請求項4の発明においては、ネット
ワークからも拡張機能装置用のソフトウエア情報が取得
され、これと、情報処理装置内にある拡張機能装置用の
ソフトウエア情報と、拡張機能装置から転送されてくる
ソフトウエア情報との中の、最新のバージョンのものが
選択されて、情報処理装置の当該ソフトウエア情報用の
メモリに書き込まれる。
【0052】したがって、この請求項4の発明によれ
ば、常に、拡張機能装置の最新のバージョンの性能を発
揮させることが可能になる。
【0053】また、請求項5の発明においては、情報処
理装置に接続される拡張機能装置の最新バージョンのソ
フトウエア情報が、情報処理装置の当該ソフトウエア情
報用のメモリに書き込まれると共に、情報処理装置のプ
ログラマブル論理回路が、最新の支援回路情報により再
構成される。
【0054】したがって、この請求項5の発明によれ
ば、拡張機能装置の機能向上だけでなく、処理速度など
の性能向上も期待できる。
【0055】また、請求項6または請求項7の発明にお
いては、情報処理装置は、取り込んだ最新のバージョン
のソフトウエア情報や回路情報を、情報処理装置内の記
憶装置に保存できる。
【0056】これにより、請求項6または請求項7の発
明によれば、情報処理装置に、そのときまでの拡張機能
装置の最新のバージョンに対応できる情報を保存するこ
とができ、その後、他のバージョンの古い拡張機能装置
が情報処理装置に接続された場合にも利用することがで
きる。
【0057】また、請求項8または請求項9の発明にお
いては、拡張機能装置の記憶装置に格納されているソフ
トウエア情報や回路情報が最新バージョンに対応するも
のでないときに、情報処理装置から最新バージョンのこ
れらの情報を取得して、前記記憶装置に保存する。した
がって、拡張機能装置に、そのときまでの拡張機能装置
の最新のバージョンに対応できる情報を保存することが
でき、その後、当該拡張機能装置を情報処理装置に接続
したときにも利用することができる。
【0058】また、請求項10または請求項11の発明
においては、ネットワークのサ−バに格納されているソ
フトウエア情報や回路情報が最新バージョンに対応する
ものでないときに、情報処理装置から最新バージョンの
これらの情報を取得して、前記サーバに保存することが
できる。したがって、ネットワークのサーバに、そのと
きまでの拡張機能装置の最新のバージョンに対応できる
情報を保存することができ、その後の提供情報として利
用できる。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、この発明による情報処理装
置の拡張機能増強方法の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の方法が適用される情報処理装置のシ
ステム構成を説明するための図である。
【0060】図1において、情報処理装置30は、CP
U31に対して、バス32を介してメモリ33、周辺装
置インターフェース34、ネットワークへの通信インタ
ーフェース35、記憶装置36、プログラマブル論理回
路37が接続されて構成されている。ここで示した構成
要素は、この発明で関係のある部分のみの記載であり、
必要に応じた拡張機能をバス32を介して追加すること
は可能であるが、その部分は省略する。
【0061】メモリ33には、CPU31が実行するプ
ログラム等が書き込まれる。周辺装置40が、周辺装置
インターフェース34を介して情報処理装置30に接続
されるときには、このメモリ33に、その駆動用のソフ
トウエアやデータ処理用のアプリケーションソフトウエ
ア(以下、単にアプリケーションという)が書き込まれ
て、周辺装置40による処理が実行される。
【0062】周辺装置インターフェース34は、周辺装
置40との接続を行うための外部バス60に対応したも
のである。このインターフェースのバス規格には、前述
もしたように、機器の通信速度、用途等に応じて、SC
SI、RS−232C、セントロニクス準拠パラレルポ
ートなどの従来規格に加えて、USB、IEEE139
4などの新しい規格の汎用シリアルバスが、混在しなが
らもそれぞれの利点を生かして使い分けられている。
【0063】特に、新しいIEEE1394のシリアル
バス規格においては、機器の電源が入ったままの動作中
に周辺装置または拡張ボード/カードをコネクタから抜
き差しできるホット・スワッピング機能に対応してい
る。また、周辺機器の接続状態が自動認識される機能を
有するものである。
【0064】また、周辺装置との接続方式においては、
プラグ&プレイがある。この方式は、1994年から登
場しはじめ、割り込み要求設定やインターフェースなど
の設定をできるだけユーザにさせずに、PC等の機器自
身(BIOS)やOSによって行うようにしたものであ
る。最近の新しいOSがPCのコンフィグレーション・
マネージャ(CM)をサポートするようになって、プラ
グ&プレイが完成したものである。しかし、ユーザ自身
がPCの筐体を開けることなく、また、周辺装置もPC
の電源が入ったままで抜き差しできるようになるまでに
は至っていない。そのような周辺バス・インターフェー
スの中でも、USBやIEEE1394といった新しい
規格の導入によって対応されつつある。今後この規格に
対応して、デジタルビデオカメラ、デジタルテレビ装
置、DVD(デジタルビデオディスク)装置等のAV装
置、高速プリンタ等の周辺装置などとの接続に広く応用
が展開されていくと考えられる。
【0065】図1の実施の形態の周辺装置インターフェ
ース34としては、上述したインターフェースのバス規
格のいずれのものを用いてもよい。
【0066】通信インターフェース35は、ネットワー
ク50を介して外部の記憶装置51Mなどにアクセスし
て情報を入手できるようにするためのものである。外部
の記憶装置には、ローカルエリアネットワークLAN5
1で接続されたものから、インターネットで接続された
ものまでのアクセス可能なすべての範囲を含む。
【0067】プログラマブル論理回路37は、フィール
ドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)やプログラ
マブルロジックデバイス(PLD)などを用いて構成さ
れる。この種のプログラマブル論理回路は、デジタル論
理回路製品、特に特定用途向け集積回路(ASIC)の
分野において、製品の開発期間を短縮するために広く使
われている。このプログラマブル論理回路は、これに論
理回路を記述する回路情報を読み込ませることで、内部
の論理回路と論理回路間の結線を自由に構成することが
できる。
【0068】特に、U.S.Pat.No.4,70
0,187の発明のような電気的に再構成可能なプログ
ラマブル論理装置は、一度生成した回路を必要に応じて
自由に何度でも変更できるという利点がある。また、米
国アトメル社の「CONFIGURABLE LOGI
C」という名のデータブックに記載されているプログラ
マブル論理回路では、再構成を行う時にデータを記憶す
るためのデータ記憶装置を有し、回路の動作中でも外部
の記憶装置から回路情報の一部を読み込んで部分的に再
構成を行うことができるものもある。
【0069】この実施の形態のプログラマブル論理回路
37としては、これらの再構成可能なものが用いられて
いる。
【0070】記憶装置36は、情報処理装置30に接続
される可能性のある種々の周辺装置40用のドライバソ
フトやアプリケーション等のソフトウエア情報を格納す
る。そのソフトウエア情報について、その周辺装置40
が接続されたときにCPU31を支援するためのプログ
ラマブル論理回路37の回路情報が対として格納されて
いる場合もある。この記憶装置36は、ハードディス
ク、EEPROM、フラッシュメモリや、バックアップ
バッテリーがあればSRAMなど、の不揮発性メモリで
書き込み/消去ができるものが用いられる。また、この
記憶装置36は、情報処理装置30に、あらかじめ構成
されている記憶装置と兼用することも可能である。
【0071】次に、周辺装置40の構成について説明す
る。この実施の形態では、周辺装置40は、図示のよう
に、CPU41に対して、メモリ42、被制御回路4
3、インターフェース44および記憶装置45がバス4
6を介して接続されて構成されている。
【0072】メモリ42には、この周辺装置40自身で
の処理を、CPU41が実行するためのアプリケーショ
ンプログラムが記憶されている。被制御回路43は、こ
の周辺装置40の機能を実行する回路部分である。情報
処理装置30の周辺装置インターフェース34とは、イ
ンターフェース44を通じて外部バス60によって接続
される。
【0073】この周辺装置40に設けられる記憶装置4
5は、当該周辺装置固有のドライバソフトやアプリケー
ション等のソフトウェア情報を格納するものであり、い
わゆる不揮発性メモリの構成である。また、記憶装置4
5には、必要に応じて、情報処理装置30のCPU31
の演算支援のためのプログラマブル論理回路37の回路
情報が、前記ソフトウエア情報と対として格納される場
合もある。そして、この記憶装置45は、CPU41の
制御によりその格納情報の読み出し及び書き込みが可能
なものように構成されている。
【0074】なお、以下の説明で、周辺装置用のソフト
ウエア情報等というときには、回路情報も含むものとす
る。
【0075】記憶装置44としては、ハードディスク、
EEPROM、フラッシュメモリや、バックアップバッ
テリーがあればSRAMなど、の不揮発性メモリで書き
込み/消去ができるものが用いられる。この記憶装置4
5は、周辺装置40にあらかじめ構成されている記憶装
置と兼用することも可能である。
【0076】この周辺装置40としては、プリンタ、オ
ーディオ/ビデオ装置、あるいはデータ通信用装置等の
多様な周辺装置が可能であり、それぞれに適合したイン
ターフェースバスを介した接続をもって情報処理装置3
0に対して接続されて用いられる。
【0077】次に、ネットワーク50について説明す
る。この実施の形態においては、ネットワーク50とし
ては、例えば、記憶装置51Mを備えるサーバを含む社
内LAN51が通信インターフェース35を通じて接続
される。そして、この社内LAN51のサーバの記憶装
置51Mには、情報処理装置30に接続される可能性の
ある種々の周辺装置40用のドライバソフトやアプリケ
ーション等のソフトウエア情報と、必要に応じて、その
周辺装置40が接続されたときにCPU31を支援する
ためのプログラマブル論理回路37の回路情報とが対と
して格納されている。
【0078】なお、LAN51は、インターネット等を
通じて、記憶装置52Mを備える他のLAN52などに
接続され、LAN51のサーバの記憶装置51Mに、対
応する周辺装置用のソフトウエア情報や回路情報が無い
ときに、インターネットを通じてその情報を取得するこ
とができるように構成されている。
【0079】以上のようなシステム構成において、情報
処理装置30に、周辺装置40が接続されると、周辺装
置40の中の記憶装置45、情報処理装置30の中の記
憶装置36、またはネットワーク50における記憶装置
51Mに格納されている、当該接続された周辺装置40
用のドライバソフトやアプリケーション等のソフトウエ
ア情報から、情報処理装置30は、最も新しいバージョ
ン情報を選択して、メモリ33にインストールする。
【0080】また、最新バージョンのソフトウエア情報
に対として、その周辺装置40が接続されたときにCP
U31を支援するためのプログラマブル論理回路37の
回路情報が存在するときには、その回路情報によって、
必要なときにプログラマブル論理回路37に、CPU3
1の演算支援のための機能回路が構成される。
【0081】これにより、情報処理装置30に接続され
た周辺装置40は、最新のバージョンで、しかも、高性
能の状態で動作することになる。
【0082】そして、以上のようにして、情報処理装置
で選択された新しい情報で、必要に応じて他の古いバー
ジョンの情報を書き換えて更新することができる。更新
は、情報処理装置30の記憶装置36だけでなく、周辺
装置40の記憶装置45、さらにはネットワーク50の
サーバの記憶装置51Mにおいても行うようにすること
ができる。
【0083】また、周辺装置40による所望のアプリケ
ーションの処理が終了した後は、これらの情報を、情報
処理装置30内部の記憶装置36に格納しておくか、消
去するか、ユーザ自身によって選択ができる。
【0084】以上の動作について、図2および図3のフ
ローチャートを用いて、その動作手順のステップを、
〜の5つに分けて、それぞれ説明する。なお、図2お
よび図3のフローチャートにおいて、ユーザが行う動作
ステップは、2重線枠により示すこととする。なお、説
明の簡単のため、周辺装置用ソフトウエア情報等には、
対となる回路情報が存在する場合には、それが含まれる
ものとして、以下説明することとする。
【0085】周辺装置の検出 情報処理装置30に接続して使用したい周辺装置40
を、ユーザは選択し(手順101)、情報処理装置30
と周辺装置40との間を、外部バス60を通じて接続
し、周辺装置40の制御、データ通信等を行えるように
する。ただし、周辺装置40を接続した時点では、最低
限でも周辺装置40の記憶装置45内に格納された情報
に対してアクセスできることが必要である。
【0086】このとき、周辺装置40によっては、機器
の電源が入ったままの動作中に接続できるホット・スワ
ッピング機能に対応しているものがあるので、ユーザ
は、接続しようとする周辺装置40が、ホット・スワッ
ピング対応であるか否か判別し(手順102)、対応で
あればそのまま接続する(手順103)。しかし、ホッ
ト・スワッピング機能に対応していなければ、一旦電源
を切断して接続するか、電源投入前にあらかじめ接続す
るようにする(手順104)。
【0087】以上のようにして、情報処理装置30に周
辺装置40が接続されると、情報処理装置30におい
て、周辺装置40が何であるかが自動的に検出される
(手順105)。プラグアンドプレイ機能に対応してい
るものであれば、ほとんど自動的に周辺装置40が検出
され、情報処理装置30に対する設定が行われる。しか
し、一部の周辺装置では、手動でジャンパ等の設定が必
要なものもあるため、それらは周辺機器の選択時にあら
かじめ確認する必要がある。
【0088】情報のバージョン判別 周辺装置40の検出後には、必要な周辺装置用ソフトウ
エア情報等のバージョンで新しいものを判別する。すな
わち、周辺装置用ソフトウエア情報等の格納先には、情
報処理装置30の内部の記憶装置36、周辺装置40の
内部の記憶装置45およびネットワーク50の記憶装置
51Mがあり、それらに格納されている周辺装置用ソフ
トウエア情報等のバージョンの比較を行うために、まず
周辺装置40内部の情報を問い合わせる(手順10
6)。
【0089】次に、ネットワーク経由で、周辺装置用ソ
フトウエア情報等を入手するかどうかの判断を行う(手
順107)。そして、ユーザ自身がネットワークアクセ
スの必要性を判断したときに、ネットワーク50の記憶
装置51Mあるいは52Mなどにある、前記周辺装置4
0用ソフトウエア情報等のバージョンの問い合わせを行
う(手順108)。すなわち、ユーザの問い合わせ指示
に応じて情報処理装置30は、ネットワーク50に対し
て、ネットワーク内に存在する周辺装置40用ソフトウ
エア情報等のバージョンの問い合わせを実行する。
【0090】最後に、情報処理装置30の内部の記憶装
置36に当該周辺装置40用のソフトウエア情報等があ
るかどうか判別し(手順109)、そのバージョンの問
い合わせを行う(手順110)。以上により、周辺装置
40のソフトウエア情報等と、存在すればネットワーク
50のソフトウエア情報等と、同じく情報処理装置30
内のソフトウエア情報等についてのバージョンの情報を
収集する。そして、それら収集したバージョンの情報か
ら、周辺装置用ソフトウエア情報等の最も新しいバージ
ョンの情報は、どこに格納されているかを判別する(手
順111)。
【0091】この場合、それぞれ格納元からバージョン
の情報には、それがいずれのものであるかの格納元識別
情報も付加されており、最新のバージョンの情報がどこ
にあるかの判別は、その格納元識別情報に基づいて行う
ものである。
【0092】インストール 手順111において、最も新しいバージョンが判別され
た後に、その格納元から、この最新版の周辺装置用ソフ
トウエア情報等を情報処理装置30に読み込み、情報処
理装置30のメモリ33に格納する(手順111または
手順112あるいは手順113)。
【0093】こうして、最も新しいバージョンの周辺装
置用ソフトウエア情報等をもって情報処理装置30にイ
ンストールする。この場合、情報処理装置30にインス
トールされる情報の内容は、デバイスドライバ、アプリ
ケーション等のソフトウェアと、それと対の回路情報が
あれば、プログラマブル論理回路37を再構成するため
の回路情報である。回路情報は、例えば、一旦、情報処
理装置30の記憶装置36に格納され、その後、CPU
31の制御に従い、プログラマブル論理回路37に転送
されて、必要な支援回路がプログラマブル論理回路37
に構築される。
【0094】ここで、周辺装置が例えばプリンタである
として、ソフトウェア情報等に関して、プリンタドライ
バを例として説明する。
【0095】印刷処理は、大きく二つに分けられ、一つ
は印刷データを作成する部分であり、もう一つは印刷デ
ータをプリンタへ送信する部分である。印刷データは、
プリンタ・ドライバと呼ばれるアプリケーションが作成
し、作成したデータはプリント・スプーラがプリンタへ
送信する。
【0096】したがって、情報処理装置30に、周辺装
置40としてプリンタを接続して印刷を実行する場合に
は、各プリンタに応じた印刷データを出力できる「プリ
ンタ・ドライバ」が必要になるが、このプリンタドライ
バは、通常メーカから提供され、新しいものへ随時更新
されている。
【0097】上述したように、この実施の形態において
は、周辺装置40としてのプリンタ自身が備えるソフト
ウエア情報等のバージョンと、情報処理装置30が備え
るソフトウエア情報等のバージョンと、ネットワーク5
0に存在するソフトウエア情報等のバージョンの中から
最新のバージョンが選ばれて、情報処理装置30には、
常に、その最新のバージョンのソフトウエア情報等がイ
ンストールされる。したがって、随時更新されるプリン
タドライバの最新版により、プリンタを動作させること
ができる。
【0098】そして、この実施の形態の場合、CPU3
1の演算支援が必要なアプリケーションにおいては、演
算支援用の回路情報が、ソフトウエア情報に対となって
存在し、プログラマブル論理回路37に対して、ハード
ウェア記述言語によって構成された回路情報、ネットリ
スト等の回路情報によって、結線が施されて演算支援の
論理回路が生成される。したがって、選択された最新バ
ージョンを、その性能を最大限に生かして、利用するこ
とができる。
【0099】情報の更新 手順111で判別された最も新しいバージョンの情報
は、必要に応じて、情報処理装置30内の記憶装置3
6、周辺装置40内部の記憶装置45、ネットワーク5
0内の記憶装置51Mに格納されて、これら記憶装置の
対応する周辺装置用ソフトウエア情報および回路情報が
更新される。
【0100】すなわち、手順111での最新バージョン
の判別過程および結果を用いて情報の更新が必要か否か
判別する(手順115)。そして、前記3つの情報格納
元の記憶装置からのバージョンの情報のすべてが等しい
ときには、情報の更新の必要はないので、手順120に
移行する。また、いずれかの情報格納元の記憶装置のバ
ージョンが最新バージョンよりも古いと判別されたとき
には、その古いバージョンの情報が格納されているの
は、どれであるかを判別する(手順116)。
【0101】手順116での判別の結果、ネットワーク
50のサーバの記憶装置51Mのバージョンが古いと判
別されたときには、ネットワーク50経由で、情報処理
装置30から、最新のバージョンのソフトウエア情報お
よび対となる回路情報(回路情報があるとき)が記憶装
置51Mまたは52Mを備えるサーバに送られ、この記
憶装置51Mまたは52Mの対応する情報が最新バージ
ョンに更新される。
【0102】同様に、情報処理装置30内の記憶装置3
6のバージョンが古いと判別されたときには、最新のバ
ージョンのソフトウエア情報および対となる回路情報
(回路情報があるとき)により、この記憶装置36の対
応する情報が最新バージョンに更新される。
【0103】また、同様に、周辺装置40内の記憶装置
45のバージョンが古いと判別されたときには、情報処
理装置30から外部バス60を通じて最新のバージョン
のソフトウエア情報および対となる回路情報(回路情報
があるとき)が周辺装置40に送られ、その情報によ
り、周辺装置40において、記憶装置45の対応する情
報が最新バージョンに更新される。
【0104】周辺装置40が接続された情報処理装置3
0には、以上のようにして、周辺装置用のソフトウエア
情報の最新バージョンがインストールされ、また、必要
に応じてプログラマブル論理回路37が再構成される。
そして、この状態で周辺装置40を用いた情報処理装置
30による拡張機能が実行される(手順120)なお、
手順115の際、ユーザが更新を希望するかしないかを
決定するようにしてもよい。前述した3つの情報格納元
のバージョンが同じ場合や、あるいは、ユーザが更新を
希望しない場合には、情報処理装置30内部のメモリ3
3に格納された情報は、周辺装置40を用いたアプリケ
ーションの処理が完了した後、後の時点でいずれ消去等
される。
【0105】情報の消去 手順120での周辺装置40を用いた所望のアプリケー
ションの処理が終了した後、ユーザは、情報処理装置3
0内のメモリ33または記憶装置35に格納した当該周
辺装置用ソフトウエア情報また回路情報の消去指示を行
うことができる(手順121)。これは、情報処理装置
30のメモリ33や記憶装置36の容量が小さいため
に、効率化を図りたいときなどに適応するためである。
【0106】手順121で、ユーザが消去指示したとき
には、処理の終了した周辺装置用ソフトウエア情報およ
び回路情報は、メモリ33や記憶装置36から消去され
る(手順122)。ユーザが消去指示しないときには、
前記ソフトウエア情報および回路情報は、記憶装置36
に格納される(手順123)。
【0107】次に、情報処理装置30に、周辺装置40
を接続したときの、ソフトウエア情報等の更新につい
て、図4を用いて説明する。ここでは、情報処理装置
A、B、Cの3台のそれぞれに対して、周辺装置X、
Y、Zの3台が接続される場合の例で述べる。
【0108】この場合、情報処理装置A,B,Cと、周
辺装置X,Y,Zのそれぞれの内部に格納されているソ
フトウエア情報等の情報のバージョンを、Fx、Fy、
Fzのように周辺装置X、Y、Zに対応させて表し、そ
のバージョンの新旧を数字1、2(数字の大きい方が新
しい)をつけて表記する。なお、図4において、各装置
の情報バージョンは、左側に記載されているものが、周
辺装置が接続される前のバージョンを示す。接続により
バージョンが変化した場合には、変化するバージョン表
記の右側に、左向き矢印→と、その変化後の新バージョ
ン表記との組みを記して表す。
【0109】図4において、L1,L2,L3,L4
は、情報処理装置と周辺装置との接続態様を示すもの
で、例えば、L1は情報処理装置Aと周辺装置Xとが接
続される態様である。
【0110】第1の接続例は、L1で示すように、情報
処理装置Aに周辺装置Xを接続した場合である。このと
き、情報処理装置Aの内部のソフトウエア情報等のバー
ジョンFx1よりも、周辺装置Xの内部のソフトウエア
情報等のバージョンFx2の方が新しいバージョンであ
る。このため、バージョンFx2のソフトウエア情報等
が、周辺装置Xから情報処理装置Aに転送されて、情報
処理装置Aのメモリ33にインストールされる。そし
て、必要に応じて、情報処理装置Aの記憶装置36内の
周辺装置X用ソフトウエア情報等は、バージョンFx2
のものに更新される。
【0111】第2の接続例は、L2で示すように、情報
処理装置Bに周辺装置Yを接続した場合である。このと
き、周辺装置Yの内部のソフトウエア情報等のバージョ
ンFy1よりも、情報処理装置Bの内部のソフトウエア
情報等のバージョンFy2の方が新しいバージョンであ
る。このため、情報処理装置Bは、自己の記憶装置36
に格納されているバージョンFy2のソフトウエア情報
等をインストールする。さらに、情報処理装置Bは、必
要に応じて、周辺装置Yの内部の記憶装置45のソフト
ウエア情報等を、バージョンFy1からFy2のものに
書き換えて更新する。
【0112】第3の接続例は、L3で示すように、情報
処理装置Cに周辺装置Zを接続した場合である。このと
き、情報処理装置Cの内部記憶装置36には、周辺装置
X用のバージョンFx1のソフトウエア情報等しかな
く、周辺装置Z用のソフトウエア情報等は格納されてい
ない。このため、情報処理装置Cに、周辺装置Zから、
バージョンFz2のソフトウエア情報等が転送されてイ
ンストールされる。これにより、情報処理装置Cの内部
の記憶装置36には、必要に応じてバージョンFz2の
ソフトウエア情報等が格納される。
【0113】以上のようにして、周辺装置を情報処理装
置に接続することにより、情報処理装置に、接続された
周辺装置用のソフトウエア情報等が自動的にインストー
ルされ、ユーザは、CD−ROMやフロッピーディスク
によりソフトウエア情報等をインストールする手間がい
らない。
【0114】そして、周辺装置を情報処理装置に接続し
たときには、情報処理装置には、自分が周辺装置用のソ
フトウエア情報等を持つ場合には、それと周辺装置が備
える当該周辺装置用のソフトウエア情報等との内の新し
い方のバージョンがインストールされる。また、周辺装
置に格納されているソフトウエア情報等のバージョン
が、情報処理装置内に格納されているソフトウエア情報
等のバージョンよりも古いときには、周辺装置内の情報
のバージョンも、必要に応じて更新される。
【0115】したがって、例えば図4において、L4で
示すように、情報処理装置Aに、周辺装置Yを接続した
ときに、周辺装置Yのソフトウエア情報等のバージョン
が、Fy1からFy2に更新されている場合には、情報
処理装置Aには、この周辺装置Yの新バージョンFy2
のソフトウエア情報が自動的にインストールされること
になる。
【0116】以上の実施の形態で説明したように、情報
処理装置に周辺装置を接続するだけで、自動的に周辺装
置の新しいバージョンの情報が転送され、周辺装置の駆
動に必要なソフトウェアまたはデータ処理を支援するた
めの機能回路情報をインストールできるようになる。し
かも、周辺装置に対しても新しいソフトウエア情報等へ
更新できるようになる。
【0117】また、図4では、ネットワーク50を通じ
た周辺装置用のソフトウエア情報等の取得には触れなか
ったが、ネットワーク50中のサーバの記憶装置に格納
されたソフトウエア情報等を利用することにより、さら
に、最新のバージョンの周辺装置用ソフトウエア情報等
を使用して、周辺装置による処理を実行することができ
るようになる。
【0118】すなわち、前述したように、最新のバージ
ョンの周辺装置を情報処理装置に接続し、その際にネッ
トワークにも問い合わせを行い、ネットワーク内の情報
が古い時には、そのネットワーク内の格納情報を最新バ
ージョンに更新させることができる。このように、ネッ
トワーク内の格納情報は、常に最新のバージョンの周辺
装置用ソフトウエア情報等とすることが可能であるの
で、このネットワーク内の周辺装置用ソフトウエア情報
等を用いて、周辺装置が情報処理装置に接続されたとき
に、そのソフトウエア情報等として、常に、最新のバー
ジョンのものを利用することができる機会が多くなる。
【0119】なお、以上の実施の形態では、周辺装置の
ソフトウエア情報等のインストールについて説明した
が、拡張ボードやカードの場合のソフトウエア情報等の
インストールの場合にも、まったく同様にして、この発
明は適用できる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、デバイスドライバ、アプリケーション等の最新のソ
フトウェアへのバージョンアップを、情報処理装置に周
辺装置を接続するだけで自動的に行えるようになる。し
たがって、デバイスドライバ等のソフトウェアを格納し
たメディアを常に周辺装置と一緒に携帯しなくても、情
報処理装置と周辺装置との接続のみによって、新しいバ
ージョンを選択したインストールが自動的に行われるよ
うになる。
【0121】また、この発明による方法によれば、情報
処理装置が携帯型機器の場合に、いわゆる出先におい
て、そこにある例えばプリンタなどの周辺装置を接続し
て、高性能の拡張機能処理を行えるようになり、非常に
使い勝手がよい。
【0122】さらに、高速大容量のデータ処理を必要と
するような機器との接続時には、情報処理装置における
CPUの演算支援回路を構成でき、システムの性能を向
上させることができる。また、必要な時に必要な種類の
機能を構成できるため、ハードウェアの小型化、低消費
電力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報処理装置の拡張機能増強方法の
実施の形態を説明するために用いるシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態における動作手順を説明
するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態における動作手順を説明
するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態を用いて、情報処理装置
と周辺装置とを接続したときの各装置のバージョン変化
を説明するための図である。
【図5】情報処理装置に周辺装置を接続して使用する場
合のシステム構成の従来例を説明するためめのブロック
図である。
【符号の説明】
30 情報処理装置 31 CPU 33 メモリ 34 周辺装置インターフェース 35 通信インターフェース 36 記憶装置 37 プログラマブル論理回路 40 周辺装置 41 CPU 42 メモリ 43 被制御回路 44 インターフェース 45 記憶装置 50 ネットワーク 51M、52M 記憶装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置に接続される周辺装置や拡張
    ボード/カードなどの拡張機能装置内に、この拡張機能
    装置を前記情報処理装置に接続して動作させるときに必
    要な拡張機能用ソフトウエア情報を格納する記憶装置を
    設けておき、 前記拡張機能装置を前記情報処理装置に接続したとき
    に、前記拡張機能装置は、前記記憶装置に格納されてい
    る拡張機能用ソフトウエア情報を読み出して、前記情報
    処理装置とのインターフェースを介して前記情報処理装
    置に転送し、 前記情報処理装置では、前記拡張機能装置から転送され
    てくる前記拡張機能用ソフトウエアを前記拡張機能用ソ
    フトウエア情報用のメモリに書き込み、前記拡張機能装
    置を動作させるために使用するようにすることを特徴と
    する情報処理装置の拡張機能増強方法。
  2. 【請求項2】情報処理装置内に、回路情報により再構成
    可能なプログラマブル論理回路を設けておくと共に、 前記情報処理装置に接続される拡張機能装置内に、この
    拡張機能装置を前記情報処理装置に接続して動作させる
    ときに必要な拡張機能用ソフトウエア情報と、前記情報
    処理装置での処理を支援するための前記プログラマブル
    論理回路用の前記回路情報とを格納する記憶装置を設け
    ておき、 前記拡張機能装置を前記情報処理装置に接続したとき
    に、前記拡張機能装置は、前記記憶装置に格納されてい
    る拡張機能用ソフトウエア情報および前記回路情報を読
    み出して、前記情報処理装置とのインターフェースを介
    して前記情報処理装置に転送し、 前記情報処理装置では、前記拡張機能装置から転送され
    てくる前記拡張機能用ソフトウエアを前記拡張機能用ソ
    フトウエア情報用のメモリに書き込むと共に、前記回路
    情報により前記プログラマブル論理回路を再構成して、
    前記拡張機能装置を動作させるために使用するようにす
    ることを特徴とする情報処理装置の拡張機能増強方法。
  3. 【請求項3】情報処理装置に接続される拡張機能装置内
    に、この拡張機能装置を前記情報処理装置に接続して動
    作させるときに必要な拡張機能用ソフトウエア情報を格
    納する記憶装置を設けておき、 前記拡張機能装置を前記情報処理装置に接続したとき
    に、前記拡張機能装置は、前記拡張機能装置の前記記憶
    装置に格納されている前記拡張機能用ソフトウエア情報
    を読み出して、前記情報処理装置とのインターフェース
    を介して前記情報処理装置に転送し、 前記情報処理装置において、前記転送により取得した前
    記拡張機能用ソフトウエア情報と、当該情報処理装置内
    に格納されている前記拡張機能用ソフトウエア情報とを
    比較し、いずれか新しい方のバージョンの前記拡張機能
    用ソフトウエア情報を、当該ソフトウエア情報用のメモ
    リに書き込み、前記拡張機能装置を動作させるために使
    用するようにすることを特徴とする情報処理装置の拡張
    機能増強方法。
  4. 【請求項4】情報処理装置に接続される拡張機能装置内
    に、この拡張機能装置を前記情報処理装置に接続して動
    作させるときに必要な拡張機能用ソフトウエア情報を格
    納する記憶装置を設けておき、 前記拡張機能装置を前記情報処理装置に接続したとき
    に、前記拡張機能装置は、前記拡張機能装置の前記記憶
    装置に格納されている前記ソフトウエア情報を読み出し
    て、前記情報処理装置とのインターフェースを介して前
    記情報処理装置に転送し、 前記情報処理装置においては、前記転送により取得した
    前記ソフトウエア情報と、当該情報処理装置内に格納さ
    れているソフトウエア情報と、ネットワークを通じて取
    得したソフトウエア情報の処理に必要なソフトウエア情
    報とを比較して、最新のバージョンの前記ソフトウエア
    情報をメモリに書き込み、前記拡張機能装置を動作させ
    るために使用するようにすることを特徴とする情報処理
    装置の拡張機能増強方法。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載の情報処理
    装置の拡張機能増強方法において、 情報処理装置内に、回路情報により再構成可能なプログ
    ラマブル論理回路を設けておくと共に、 前記拡張機能装置内の前記記憶装置に、前記拡張機能用
    ソフトウエア情報に加えて、前記情報処理装置での処理
    を支援するための前記プログラマブル論理回路用の前記
    回路情報を格納しておき、 前記拡張機能装置を前記情報処理装置に接続したとき
    に、前記拡張機能装置は、前記記憶装置に格納されてい
    る拡張機能用ソフトウエア情報に加えて前記回路情報を
    読み出して、前記情報処理装置とのインターフェースを
    介して前記情報処理装置に転送し、 前記情報処理装置では、前記転送により取得した前記ソ
    フトウエア情報と、当該情報処理装置内に格納されてい
    るソフトウエア情報とから、あるいはネットワークから
    取得したソフトウエア情報を加えたものから、最新のバ
    ージョンを判別し、その最新のバージョンのソフトウエ
    ア情報を前記拡張機能用ソフトウエア情報用のメモリに
    書き込むと共に、前記拡張機能装置からの回路情報と、
    当該情報処理装置内に格納されている回路情報とから、
    あるいはネットワークから取得した回路情報を加えたも
    のから、最新の回路情報を選択し、当該選択した回路情
    報により前記プログラマブル論理回路を再構成すること
    を特徴とする情報処理装置の拡張機能増強方法。
  6. 【請求項6】前記情報処理装置は、前記最新のバージョ
    ンの前記拡張機能用ソフトウエア情報を、当該情報処理
    装置の記憶装置に保存する機能を備えることを特徴とす
    る請求項3または請求項4に記載の情報処理装置の拡張
    機能増強方法。
  7. 【請求項7】前記情報処理装置は、前記最新のバージョ
    ンの前記拡張機能用ソフトウエア情報および回路情報
    を、当該情報処理装置の記憶装置に保存する機能を備え
    ることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の拡
    張機能増強方法。
  8. 【請求項8】前記情報処理装置は、前記最新のバージョ
    ンが、前記拡張機能装置からの情報でないと判別したと
    きに、最新のバージョンの前記拡張機能用ソフトウエア
    情報を前記拡張機能装置に転送する機能を備え、 前記拡張機能装置は、前記情報処理装置からの前記最新
    のバージョンの情報を、前記記憶装置内に格納する機能
    を備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記
    載の情報処理装置の拡張機能増強方法。
  9. 【請求項9】前記情報処理装置は、前記最新のバージョ
    ンが、前記拡張機能装置からの情報でないと判別したと
    きに、最新のバージョンの前記拡張機能用ソフトウエア
    情報および前記回路情報を前記拡張機能装置に転送する
    機能を備え、 前記拡張機能装置は、前記情報処理装置からの前記最新
    のバージョンの情報および前記回路情報を、前記記憶装
    置内に格納する機能を備えることを特徴とする請求項5
    に記載の情報処理装置の拡張機能増強方法。
  10. 【請求項10】前記情報処理装置は、前記最新のバージ
    ョンが、前記ネットワークからの情報でないと判別した
    ときに、最新のバージョンの前記拡張機能用ソフトウエ
    ア情報を前記ネットワークのサーバに転送する機能を備
    え、 前記ネットワークのサーバは、前記情報処理装置からの
    前記最新のバージョンの情報を、その記憶装置内に格納
    する機能を備えることを特徴とする請求項3または請求
    項4に記載の情報処理装置の拡張機能増強方法。
  11. 【請求項11】前記情報処理装置は、前記最新のバージ
    ョンが、前記ネットワークからの情報でないと判別した
    ときに、最新のバージョンの前記拡張機能用ソフトウエ
    ア情報および前記回路情報を前記ネットワークのサーバ
    に転送する機能を備え、 前記ネットワークのサーバは、前記情報処理装置からの
    前記最新のバージョンの情報および前記回路情報を、そ
    の記憶装置内に格納する機能を備えることを特徴とする
    請求項5に記載の情報処理装置の拡張機能増強方法。
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