JPH1151864A - 光電式煙感知器 - Google Patents
光電式煙感知器Info
- Publication number
- JPH1151864A JPH1151864A JP20509097A JP20509097A JPH1151864A JP H1151864 A JPH1151864 A JP H1151864A JP 20509097 A JP20509097 A JP 20509097A JP 20509097 A JP20509097 A JP 20509097A JP H1151864 A JPH1151864 A JP H1151864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke
- cover
- labyrinth
- ribs
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 煙の流入しにくい部位の煙流入性を改善した
光電式煙感知器を提供する。 【解決手段】 発光素子3からの光が煙により散乱して
受光素子4に入射することにより煙を検出する光電式煙
感知器において、煙流入口6を有するカバー1と、カバ
ー1内に配設したラビリンス2とを有し、前記カバー1
とラビリンス2の間に円周状の壁を有する煙方向変更体
10を配設する。
光電式煙感知器を提供する。 【解決手段】 発光素子3からの光が煙により散乱して
受光素子4に入射することにより煙を検出する光電式煙
感知器において、煙流入口6を有するカバー1と、カバ
ー1内に配設したラビリンス2とを有し、前記カバー1
とラビリンス2の間に円周状の壁を有する煙方向変更体
10を配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電式煙感知器に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光電式煙感知器は図3に示すよう
に、光電式煙感知器のハウジングとして一体に形成した
カバー1の内部にラビリンス2を有し、このラビリンス
2内に光学室を設け、この光学室内に発光素子3と受光
素子4を設けて、火災時の煙が流入すると発光素子3か
らの光が煙により散乱して受光素子4内に入光し、受光
電流を発生させて煙を検出している。
に、光電式煙感知器のハウジングとして一体に形成した
カバー1の内部にラビリンス2を有し、このラビリンス
2内に光学室を設け、この光学室内に発光素子3と受光
素子4を設けて、火災時の煙が流入すると発光素子3か
らの光が煙により散乱して受光素子4内に入光し、受光
電流を発生させて煙を検出している。
【0003】この光電式煙感知器は、一般家庭用に使用
するものにおいては、光電式煙感知器に、乾電池を内蔵
し、かつ警報ブザー、警戒状態の表示ランプ、警報停止
のための引きひも等を具備する場合が多く、そのハウジ
ングはシステム用の光電式煙感知器に比較して大きなも
のとなる。そして図3に示すようにハウジングを構成す
るカバー1に煙流入口6を形成し、かつカバー1の内部
にラビリンス2とリブ5が配置されている。
するものにおいては、光電式煙感知器に、乾電池を内蔵
し、かつ警報ブザー、警戒状態の表示ランプ、警報停止
のための引きひも等を具備する場合が多く、そのハウジ
ングはシステム用の光電式煙感知器に比較して大きなも
のとなる。そして図3に示すようにハウジングを構成す
るカバー1に煙流入口6を形成し、かつカバー1の内部
にラビリンス2とリブ5が配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図3の矢印で示す方向から煙が流入してくる場合には、
くの字型のラビリンス2の外側の壁に煙が当たり、ラビ
リンス2内に煙が流入しにくいという問題があった。
図3の矢印で示す方向から煙が流入してくる場合には、
くの字型のラビリンス2の外側の壁に煙が当たり、ラビ
リンス2内に煙が流入しにくいという問題があった。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、煙の流入
しにくい部位の煙流入性を改善した光電式煙感知器を提
供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、煙の流入
しにくい部位の煙流入性を改善した光電式煙感知器を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、発光素子からの光が煙
により散乱して受光素子に入射することにより煙を検出
する光電式煙感知器において、煙流入口を有するカバー
と、カバー内に配設したラビリンスとを有し、前記カバ
ーとラビリンスの間に円周状の壁を有する煙方向変更体
を配設する。
めに、請求項1記載の発明では、発光素子からの光が煙
により散乱して受光素子に入射することにより煙を検出
する光電式煙感知器において、煙流入口を有するカバー
と、カバー内に配設したラビリンスとを有し、前記カバ
ーとラビリンスの間に円周状の壁を有する煙方向変更体
を配設する。
【0007】請求項2記載の発明では、発光素子からの
光が煙により散乱して受光素子に入射することにより煙
を検出する光電式煙感知器において、煙流入口を有する
カバーと、カバー内に配設したラビリンスとを有し、前
記カバーとラビリンスの間に円周状の壁を有するリブを
配設する。
光が煙により散乱して受光素子に入射することにより煙
を検出する光電式煙感知器において、煙流入口を有する
カバーと、カバー内に配設したラビリンスとを有し、前
記カバーとラビリンスの間に円周状の壁を有するリブを
配設する。
【0008】請求項3記載の発明では、発光素子からの
光が煙により散乱して受光素子に入射することにより煙
を検出する光電式煙感知器において、煙流入口を有する
カバーと、カバー内に配設したラビリンスとを有し、前
記カバーとラビリンスの間に断面略円形の電子部品を配
設する。
光が煙により散乱して受光素子に入射することにより煙
を検出する光電式煙感知器において、煙流入口を有する
カバーと、カバー内に配設したラビリンスとを有し、前
記カバーとラビリンスの間に断面略円形の電子部品を配
設する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1及び図
2に基づいて説明する。図1は光電式煙感知器の要部の
平面図、図2は煙の流れの方向を示す図である。
2に基づいて説明する。図1は光電式煙感知器の要部の
平面図、図2は煙の流れの方向を示す図である。
【0010】光電式煙感知器は図1に示すように、ハウ
ジングの一部を構成するカバー1とその内部に配設する
ラビリンス2とを有している。ラビリンス2は内部に光
学室を形成するとともに、外乱光を遮断しつつ煙の流入
を行うものである。またラビリンス2は水蒸気を結露さ
せる機能も有する。図1の場合はカバー1のコーナー部
1aに煙流入口6を設けにくいために、このコーナー部
1aに対向する部位のラビリンス2に煙が少し到達しに
くい状態となっている。
ジングの一部を構成するカバー1とその内部に配設する
ラビリンス2とを有している。ラビリンス2は内部に光
学室を形成するとともに、外乱光を遮断しつつ煙の流入
を行うものである。またラビリンス2は水蒸気を結露さ
せる機能も有する。図1の場合はカバー1のコーナー部
1aに煙流入口6を設けにくいために、このコーナー部
1aに対向する部位のラビリンス2に煙が少し到達しに
くい状態となっている。
【0011】そこで本実施形態では、ラビリンス2とカ
バー1との間に、円周状の壁を有する煙方向変更体とし
て断面が略円形のリブ10,10が形成している。この
リブ10,10はカバー1から一体に突出形成して、カ
バー1の強度補強を同時に行うものでもよい。
バー1との間に、円周状の壁を有する煙方向変更体とし
て断面が略円形のリブ10,10が形成している。この
リブ10,10はカバー1から一体に突出形成して、カ
バー1の強度補強を同時に行うものでもよい。
【0012】リブ10,10を図1のように形成する
と、煙は図1の矢印で示すように、リブ10,10を巻
き込むように流れ、くの字型をしたラビリンス2の開口
部に流れるようにすることができる。
と、煙は図1の矢印で示すように、リブ10,10を巻
き込むように流れ、くの字型をしたラビリンス2の開口
部に流れるようにすることができる。
【0013】この煙の流れが生じる現象を図2により説
明する。煙流入口6を通過してきた煙がリブ10の近く
にくると、図2に示す気流Aはリブ10により進路を妨
げられるので、気流Dより気流速度が速くなる。すなわ
ち気流Dより気流Aの方が気圧が減少し、気流Aはリブ
10の周辺を通過後においても、リブ10側に引っ張ら
れるように流れ、気流の方向を変えることができるので
ある。
明する。煙流入口6を通過してきた煙がリブ10の近く
にくると、図2に示す気流Aはリブ10により進路を妨
げられるので、気流Dより気流速度が速くなる。すなわ
ち気流Dより気流Aの方が気圧が減少し、気流Aはリブ
10の周辺を通過後においても、リブ10側に引っ張ら
れるように流れ、気流の方向を変えることができるので
ある。
【0014】尚、図1に示すリブ10,10は、ラビリ
ンス2を形成する面と平行な面に配設するプリント基板
(図示せず)に実装する電子部品に置き換えてもよい。
この電子部品は、光電式煙感知器を形成するために必要
な電子部品を用いることができ、例えばコンデンサや感
度調整ボリュウム、サイリスタ、抵抗、等の中で円柱状
の電子部品を適宜使用し得る。また、角柱状の電子部品
であっても、電子部品の側壁を適切な向きになるように
配設すれば、円柱状(断面円形)のものと同様の効果を
得ることができる。
ンス2を形成する面と平行な面に配設するプリント基板
(図示せず)に実装する電子部品に置き換えてもよい。
この電子部品は、光電式煙感知器を形成するために必要
な電子部品を用いることができ、例えばコンデンサや感
度調整ボリュウム、サイリスタ、抵抗、等の中で円柱状
の電子部品を適宜使用し得る。また、角柱状の電子部品
であっても、電子部品の側壁を適切な向きになるように
配設すれば、円柱状(断面円形)のものと同様の効果を
得ることができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、煙がカバ
ーに流入した後、煙の流入方向を変えることができるの
で、煙がラビリンス内に流入しにくい部位の煙の流入性
を改善して、光電式煙感知器の煙検知性能を向上するこ
とができるという効果を奏する。
ーに流入した後、煙の流入方向を変えることができるの
で、煙がラビリンス内に流入しにくい部位の煙の流入性
を改善して、光電式煙感知器の煙検知性能を向上するこ
とができるという効果を奏する。
【0016】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加えて、光電式煙感知器のカバーに必要なリ
ブを用いて、煙の流入方向を変えることができるという
効果を奏する。
載の効果に加えて、光電式煙感知器のカバーに必要なリ
ブを用いて、煙の流入方向を変えることができるという
効果を奏する。
【0017】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加えて、光電式煙感知器に必要な電子部品を
用いて、煙の流入方向を変えることができるという効果
を奏する。
載の効果に加えて、光電式煙感知器に必要な電子部品を
用いて、煙の流入方向を変えることができるという効果
を奏する。
【図1】本発明の実施形態の光電式煙感知器の要部の平
面図である。
面図である。
【図2】同上の煙の流れの方向を示す図である。
【図3】従来例の光電式煙感知器の要部の平面図であ
る。
る。
1 カバー 2 ラビリンス 3 発光素子 4 受光素子 6 煙流入口 10 煙方向変更体(リブ、電子部品)
Claims (3)
- 【請求項1】 発光素子からの光が煙により散乱して受
光素子に入射することにより煙を検出する光電式煙感知
器において、煙流入口を有するカバーと、カバー内に配
設したラビリンスとを有し、前記カバーとラビリンスの
間に円周状の壁を有する煙方向変更体を配設したことを
特徴とする光電式煙感知器。 - 【請求項2】 発光素子からの光が煙により散乱して受
光素子に入射することにより煙を検出する光電式煙感知
器において、煙流入口を有するカバーと、カバー内に配
設したラビリンスとを有し、前記カバーとラビリンスの
間に円周状の壁を有するリブを配設したことを特徴とす
る光電式煙感知器。 - 【請求項3】 発光素子からの光が煙により散乱して受
光素子に入射することにより煙を検出する光電式煙感知
器において、煙流入口を有するカバーと、カバー内に配
設したラビリンスとを有し、前記カバーとラビリンスの
間に断面略円形の電子部品を配設したことを特徴とする
光電式煙感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20509097A JPH1151864A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 光電式煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20509097A JPH1151864A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 光電式煙感知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1151864A true JPH1151864A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16501272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20509097A Pending JPH1151864A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 光電式煙感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1151864A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102575A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Yazaki Corp | 火災警報器 |
WO2009119402A1 (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-01 | パナソニック電工株式会社 | 感知器 |
JP2009230647A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 感知器 |
JP2010039935A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 警報器 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP20509097A patent/JPH1151864A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102575A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Yazaki Corp | 火災警報器 |
WO2009119402A1 (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-01 | パナソニック電工株式会社 | 感知器 |
AU2009230183B2 (en) * | 2008-03-24 | 2013-12-05 | Panasonic Corporation | Sensor |
US8610586B2 (en) | 2008-03-24 | 2013-12-17 | Panasonic Corporation | Sensor |
JP2009230647A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 感知器 |
JP2010039935A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 警報器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050419 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050809 |