JPH11514462A - 通信ネットワークのためのクーポン発行追跡システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 インタラクティブマルチメディア送信ネットワークに使用するためのクーポン発行追跡システム（４０）が設けられ、そのシステムはプログラム素材に応答して、マルチメディア情報を提供するためのマルチメディアコールプロセシングシステムと、マルチメディアコールプロセシングシステムに対話的に応答して、マルチメディアコールプロセシングシステム（４４）へのマルチメディア情報の流れを制御するための手段とを備えている。発行追跡システムはまた、マルチメディア情報をマルチメディアコールプロセシングシステム（４４）に対して送信及び同システム（４４）から受信するための複数のインタラクティブマルチメディア装置（５２）（ＩＭＤ）と、複数のＩＭＤ（５２）の内の少なくとも一つからのマルチメディア情報に応答して、クーポンを生成するための印刷手段（２９）とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 通信ネットワークのためのクーポン発行追跡システム 発明の分野 本発明は、通信ネットワークに関し、詳しくは、そのネットワーク内における クーポン発行追跡のためのマルチメディア情報のインタラクティブ転送に関する 。 発明の背景 数多くの種類の通信ネットワークが存在する。この適用に関して通信ネットワ ークの意味するものは、ネットワークによって情報の転送が可能となることであ る。例えば、ホテルあるいは病院はそのようなネットワークを有している。その ようなネットワークにおいては、種々のマルチメディア情報の提供のために各部 屋等に一連の接続がなされる。たびたびこの情報は各顧客あるいは患者に提供さ れるビデオ素材の形式をとる。 この種のネットワークの特徴は、ネットワークのオーナーに個々のユーザーの ネットワーク上での活動の情報を提供するフィードバックパスが存在することで ある。ホテルシステムのケースでは、ある人がサービスを依頼した場合、ネット ワークのオーナーがそのサービスが特定の人によって依頼されたのかを知るため に利用される。 通信ネットワークに存在する大きな問題は、十分に対話的でないという点にあ る。すなわち、リアルタイムでネットワークの外からマルチメディア情報を能動 的に選択する方法がない。このことは、クーポン又はその他の物を生み出して顧 客への特定の物等の購買を促進しようと試みる場合に付加的に重要となる。加え て、特定の消費者の購買パターンは通信ネットワーク内で十分に追跡することが できない。結果的に、付加的な人口統計学的情報あるいはその他の情報をユーザ ーから得る方法がない。 従って、そのようなネットワークのユーザーがネットワークの外から各ユーザ ー位置において付加的な機器を必要とせずに情報を対話的にアクセスすること ができるシステムが必要となる。加えて、そのシステムは現在の通信システムの 通常の動作に影響のないものであるべきである。そのシステムはユーザーについ ての情報の追跡が容易であるものであるべきである。本発明はそのような必要性 について向けられている。 発明の概要 インタラクティブマルチメディア転送ネットワークにおけるクーポン発行追跡 システムが開示されている。そのシステムは、プログラム素材に応答してマルチ メディア情報を提供するためのマルチメディアコールプロセッシングシステムを 備える。そのシステムは更にマルチメディアコールプロセッシングシステムに対 話的に応答してマルチメディア情報のマルチメディアコールプロセッシングシス テムへの流れを制御するための手段を備える。そのシステムは、マルチメディア コールプロセッシングシステムからマルチメディア情報を受け取りそこへ転送す るための複数のインタラクティブマルチメディア装置（ＩＭＤ）をも含む。更に 、そのシステムはクーポンを生成する複数のＩＭＤの少なくとも一つからのマル チメディア情報に応答的なプリンタを含む。 別の局面において、クーポンは符号化情報を含む。更に別の局面において、符 号化情報は人口統計学的な情報を追跡するために用いられる。 インタラクティブ装置は、クーポンシステムにとって処理可能な追跡情報を含 む情報を増加させるために用いられる。 図面の簡単な説明 図１は、従来例の通信ネットワークのブロック図である。 図２は、通信ネットワークに用いられるインタラクティブマルチメディアシス テムの概略的な実施の形態のブロック図である。 図２Ａは、ホテルネットワークにおいて用いられるインタラクティブマルチメ ディアシステムの一実施の形態のブロック図である。 図３は、本発明に従うマルチメディアコールプロセッシングシステム（ＭＣＰ Ｓ）のブロック表示である。 図４は、通信ネットワークに用いられるインタラクティブマルチメディアシス テムの第１の詳細な実施の形態である。 図５は、通信ネットワークに用いられるインタラクティブマルチメディアシス テムの第２の詳細な実施の形態である。 図６は、本発明に従う通信ネットワークに用いられる最適な方法の第１の実施 の形態のフローチャートである。 図７は、一次及び二次マルチメディア情報の分離を表す。 図８は、本発明に従う転送アルゴリズムと圧縮アルゴリズムの協同作用を示す 最適な方法の第２の実施の形態のフローチャートである。 図９は、本発明に従う転送アルゴリズムと圧縮アルゴリズムの協同作用を示す ブロックである。 図１０Ａ及び図１０Ｂは、本発明に従うクーポン内の情報のブロック表示であ る。 図１０Ｃは、インタラクティブシステムによって生み出されるクーポンの一実 施の形態の図である。 図１０Ｄは、図１０Ｄのクーポンにおける情報のブロック表示である。 図１０Ｅは、本発明に従うクーポン照合装置のブロック表示である。 図１０Ｆは、図１０Ｆのクーポン照合装置の作用のフローチャートである。 図１０Ｇは、本発明に従う不正防止の検出手法のフローチャートである。 図１１は、本発明に従うインタラクティブマルチメディア装置（ＩＭＤ）の概 略的な実施の形態のブロック図である。 図１１Ａは、本発明に従うプリンタに接続されたＩＭＤの一実施の形態のブロ ック図である。 図１１Ｂは、本発明に従うＦＡＸに接続されたＩＭＤの一実施の形態のブロッ ク図である。 図１２は、本発明のシステムアーキテクチャに関連して用いられるリモートコ ントロールを示す。 図１３Ａ及び図１３Ｂは、本発明に従うインタラクティブシステムを用いるク ーポンシステムのフローチャートである。 図１４Ａは、本発明に従うインタラクティブシステムに用いられる電気的在庫 制御システムのブロック図である。 図１４Ｂは、本発明に従うインタラクティブシステムに用いられる物理的在庫 制御システムのブロック図である。 図１５は、本発明に従う店のキオスク（ＫＩＯＳＫ）システムのブロック図で ある。 発明の詳細な説明 本発明は、通信ネットワークにおけるインタラクティブシステムに関する。以 下の記載は当業者が本発明を使用することができるように提示され、かつ、特許 出願及びその要求に関連して提供されている。好ましい実施の形態に対する種々 の変更は当業者にとっては明白であり、ここに記載された包括的な原理及び特徴 は他の実施の形態に適用され得る。従って、本発明は示された実施の形態に限ら れるものではなく、ここに記載された原理及び特徴と一致する広い範囲に調和す る。 図１には、従来例の通信ネットワークの簡単なブロック図が示されている。以 下に本発明はホテルシステムについて記載されている。しかしながら、本発明の 原理が適用される病院、教育施設、及び多くのヘッドエンドネットワーク等の他 の通信ネットワークがあることも理解されるべきである。 システム１０は、電話発呼を受け取り転送するためのホテルＰＢＸシステム１ ２と、物品管理システム１４及びペイパービュー映画等のアクセスに用いること ができるビデオコントロールシステム１６を含む。ビデオコントロールシステム １６は、ルーム内リモートリンクを含み、サービスオペレーションプラット フォーム１４に接続されている。物品管理システム（ＰＭＳ）１４はユーザーが 注文した映画のトラックを保持する。 上記したシステム１０は十分に対話的ではない。この種のシステムにおいては 、システム内に配置されたいくらかのビデオユニットあるいはＶＣＲがあり、そ れらは適当な顧客がビデオユニットを使用したいときに切り換えられる。従って 、これらのビデオユニットは単に十分なユニットでないので、ビデオユニットを 特定のユーザに区別して使用することができない。例えば、５００室のホテルの サービスが可能な６４個のＶＣＲのバンクがあるとする。各ＶＣＲは別々の映画 を提供できる。従って、この場合、特定の映画を利用することができないという 可能性がある。加えて、この種の配置によってしばしば利用可能な選択数が制限 される。 本発明が詳細に記述される前に、あるバックグラウンド情報が通信ネットワー クの存在に関して本発明の利用性を明確にするために議論されるべきである。マ ルチメディアシステムにおいて、種々の感覚上の情報が受信者に提供される。ビ デオ情報の場合、この情報は特定のシーンを表示するフォアグラウンド及びバッ クグラウンドイメージの形式を取る。オーディオ情報の場合、フォアグラウンド 及びバックグラウンド信号は、フォアグラウンド情報が会話でバックグラウンド 情報が音楽のようになる。 特に、マルチメディアシステムはどんなフォームであってもこの情報を信号転 送ライン上に供給する。そのとき、マルチメディア情報の量及び品質はしばしば 転送ラインのバンド幅によって制限される。 本発明はバンド幅の制限を小さくするべく、最初にプログラムモデルを使用し て、情報を一次及び二次層に分離することによって重要なマルチメディア情報と さほど重要でないマルチメディア情報を区別する。そのようなシステムにおいて 、各層は、サイコグラフ的に重要である自己のパラメータのセットを有する。し かしながら、二次層は一次層のようには変化しない。 プログラムモデルが参照するマルチメディアシステム内のサイコグラフィック パラメータは、マルチメディア情報に遭遇したとき個々の感覚上の知覚に関連す るパラメータを意味する。これらのパラメータは特定のマルチメディア情報のク ラスに対して１セットの特殊かつ適応要素を備える。本発明では、プログラムモ デルに従ってマルチメディア情報が異なる層に分離される。従って、例として、 ビデオイメージの場合、フォアグラウンド及びバックグラウンド情報は異なる層 に分離される。同様に、オーディオ情報の場合もニュース情報、天気情報等は一 つの層、バックグラウンド音楽は他の層に分離される。クーポンの場合、フォア グラウンドはクーポン提供に関連するテキストとなる。バックグラウンドはイメ ージ等の層となる。 本発明において、これらの層はプログラムモデルに関する情報の重要性に従っ て一次及び二次層に分離される。最も重要な情報は認識され、マルチメディア情 報の受信者に最良品質の情報を提供するために強調される。 好ましい実施の形態において、一次層は提供されるマルチメディア情報の品質 において知覚的な改善がなされるように強調される。一実施の形態において二次 層は強調されずに提供される。これにより、本発明に従って転送されるべき重要 な情報あるいは一次層は、認識され選択的に強調される。 加えて、一次層は、概して空間的、色彩、オーディオ及び一次及び二次層にお いて起こる時間変数の形式を取る重要なサイコグラフィックパラメータを介して 強調され得る。 通信ネットワークにおいて、生成され、転送されかつ受信されたマルチメディ ア情報はいくらかの手法によって強調されるということが重要である。このこと は高信頼性及び高品質の情報を視聴者に確実に提供するために必要である。それ ゆえ、優れたものをネットワークに持ち込むことが可能となる。例えば、ビデオ 情報を電話線に供給することが可能であることが知られている。しかしながら、 そのような高品質のビデオ情報を提供するのに必要なバンド幅要求により、高品 質ビデオ情報を供給することについての問題がある。 本発明は、クーポン発行追跡システムを提供する方法及び装置に関する。その ような方法及び装置をより十分に説明するために、図２〜５を参照する。それら の図は、通信ネットワークのための向上されたインタラクティブマルチメディア システムにおける概略的な実施の形態のブロック図及び全体的なシステムアーキ テクチャの詳細な実施の形態のブロック図を示す。全体的なアーキテクチャは、 そこに配置された転送ラインにすぐにアクセスされるように電話ネットワーク等 に接続される。 図２は、向上されたインタラクティブマルチメディアシステムにおける全体の システムアーキテクチャ４０のブロック図を示す。全体のアーキテクチャ４０は 、そこに配置された転送ラインにすぐにアクセスされるように電話ネットワーク 等に接続され得る。図２に示すように、システムアーキテクチャ４０は、プログ ラムソース素材を受け取るインタラクティブマルチメディアマスタリングシステ ム（ＩＭＭ）４２を備える。ＩＭＭシステムは、電話ネットワークからの情報を マルチメディアコールプロセッシングシステム（ＭＣＰＳ）４４及び補助システ ム４６に供給する。マルチメディアコールプロセッシングシステム４４は、イン タラクティブマルチメディア装置（ＩＭＤ）５２からの情報を供給し、かつ受け 取る。ＭＣＰＳ４４は、プリンタ２９に接続されクーポンを供給する。この場合 、システムは特別な機器を必要としない構成をとる。必要とされるのはクーポン を選択するための電話だけである。ＭＣＰＳは、顧客に対してカスタム化された ダイレクトメールを作ることができる。そのダイレクトメールは電話を利用する 顧客によって選択された識別情報を有する符号化された特殊なクーポンを含むこ とができる。ＩＭＤ５２の構成はシステムアーキテクチャ４０に関してどの程度 の情報がＩＭＤ５２内に組み込まれているかによって、異なる独立した形式を取 ることができる。 システムアーキテクチャ４０は、電話ネットワークに沿って転送された情報の 対話性を高めるプログラム素材を提供する。従って、システムアーキテクチャ４ ０によって実際に電話システムの一部となるプログラムソースから情報を受け取 る付加的なネットワークが示される。システムアーキテクチャ４０は、サイコグ ラフィックマニュピレーションあるいは他のシステムに対する強調を介して向上 されたマルチメディア情報を供給し、種々のやり方で発行追跡され得るクーポン を提供するために利用される。上記システム４０は、ＭＣＰＳ４４に提示される ほぼ最適なプログラムソース素材を提供するＩＭＭ４２を含む。 図２Ａにはホテル用のアーキテクチャ１００の実施の形態が示されている。そ のアーキテクチャ１００は、ビデオコントロールシステム１０４に接続され、ビ デオコントロールシステム１０４から情報を受け取りかつ情報を転送するマルチ メディアプロセッシングシステム（ＭＰＳ）１０２と、アカウントコンピュータ １０６と、サービスオペレーションプラットフォームＳＯＰ１０７と、電話切換 システム１０８とを含む。ＭＰＳ１００はインタラクティブマルチメディアデコ ーダ（ＩＭＤ）１１０、ＣＤ／Ｉ装置１１２、レーザーディスク１１７、ビデオ カメラ１２１、コンパクトディスク（ＣＤ）プレーヤー１２５、パーソナルコン ピュータ（ＰＣ）１１９、ビデオカメラレコーダ（ＶＣＲ）１２３、プリンタ１ ２９及びその他の装置１１４にも接続されている。このシステムにおいて、各装 置は更新可能なマルチメディア情報を供給するために用いられる。例えば、コン パクトディスクプレーヤー１２５は、異なる場所にジャンプしてマルチメディア 情報を供給するために用いることができる。それはインタラクティブ素材（更新 可能なビデオソース素材）を有する固定メディアを増大させるためにＩＭＤとと もに使用することができる。 システム１００のケーブル供給ラインもまたビデオコントロールシステム１０ ４に接続されている。アカウントコンピュータ１０６及びＳＯＰ１０７はライン １２０を介して電話切換システム１０８に接続されている。電話切換システム１ ０８は、外部に発呼を送り、かつ外部からの発呼を受け取ることが可能である。 ビデオコントロールシステム１０４は、ケーブルシステム、遠隔通信システム等 からのリモート信号を受け取り、かつ供給することが可能である。 本発明の別の部分は、インタラクティブ音声応答システム１１１である。この システムは電話リンクを介して電話切換１０８と接続された電話１１３を含む。 電話１１３は、クレジットカードスロットを含むことができる。システム１１１ は、後に詳述されるリモートコントロール９００と、ケーブル１１６に接続され たテレビ１１５とを含む。 詳細な実施の形態において、マルチメディアプロセッシングシステム（ＭＰＳ ）１０２はＳＯＰ１０７及び制御システム１０４からプログラムソース素材を受 け取る。ＭＰＳは、インタラクティブ音声応答プログラムのみ、あるいは他の組 み込まれたインタラクティブマルチメディアプログラムで動作することができる 。 ＳＯＰ１０７はファクシミリ及び音声メッセージを受け取るために用いられる 。ＳＯＰ１０７はメッセージを中継するためにページャ(pagers)等とともに用い ることができる。アカウントコンピュータ１０６をＭＰＳ１０２にリンクするこ とにより、ゲストルームにおいてメッセージをモニタに表示することができる。 加えて、ファクスをテレビに表示し、それを他の場所に送ることができる。 マスタマルチメディアプロセッシングセンタ（ＭＰＣ）１０９は、ＭＰＳ１０ ２の接続を介して閉鎖型ケーブルシステム１００にも接続されている。ＭＰＣ１ ０９は、複数の閉鎖型ケーブルシステムに接続され高められた対話性をそこに提 供する。 システム１００の重要な部分は電話切換システム１０８インターフェースであ る。この構成を使用することにより、切換システム１０８はユーザーに適切な情 報を供給するために制御することができる。インターフェース装置（ＩＭＤ１１ ０，ＣＤ／１１１２及びその他の装置１１４）を使用することにより、切換シス テム１０８はユーザーが電話番号を覚えなくても所望の情報が得られるように制 御することができる。この制御は電話切換システム１０８に直接インターフェー スされるデジタルリンクのみならず電話接続のみがシステムに行われるアナログ リンクによって達成される。それらのシステムのいずれかによって顧客動作のエ ミュレーションが行われる。 典型的な例では、クーポンを注文するためにユーザーによって発呼が行われる 。 ＭＰＳ１０２は、システム１０８の制御によって部屋に発呼を送る。部屋の電話 が鳴り、ＭＰＳ１０２は顧客が特定のクーポンをアクセスして予約をとるかとい うメッセージを切換システム１０８に送る。これらの動作はユーザーに対して即 応的に行われる。 ＭＰＳ１０２は、クーポンに関する情報をインターフェース装置１１０、１１ ２、１１４から受け取り、かつそれらに供給する。インターフェース装置１１０ 、１１２、１１４は、ホテル施設においてビデオ／オーディオ出力の使用によっ てホテルビデオケーブルシステム、あるいはインターフェース装置１１０、１１ ２、１１４を介して各ゲストルームに接続されている。 図３にはＭＰＳ１０２の好ましい実施の形態が示されている。ＭＰＳ１０２は 、分散形クーポニングアーキテクチャを含む。分散形クーポニングアーキテクチ ャは、この場合ＩＭＤ，ＣＤ／Ｉ及びその他の装置のそれぞれに対する３つのサ ーバーノード２０４、２０６、２０８を有するマスターノード２００を含む。Ｍ ＰＳ１０２に接続される別の装置としては、例えば、ビデオゲームに限定されず 、ＣＤ ＲＯＭ装置、パーソナルコンピュータ、あるいは翻訳機、ビデオスロッ トマシーン等の賭博装置のような特殊な装置がある。 各サーバーノード２０４、２０６、２０８は、各インタラクティブ装置に接続 された顧客ノード２１０、２１２、２１４、２１６、２１８を有する。各顧客ノ ード２１０、２１２、２１４、２１６、２１８にはポートが設けられている。現 存のネットワークあるいはＭＣＰ１０９（図２Ａ）を介して接続されたとき、自 己の処理記憶装置及びクーポニングアーキテクチャを有するインタラクティブ装 置１１０、１１２、１１４（図２）との接続がなされ、全体のネットワークは広 範囲な分散型クーポニング環境として動作することができる。このシステムは通 信ネットワークに接続された電話ポートの役割をするポート２２０に対してサー バーあるいは顧客ノードにおける音声応答システムを用いることにより動作する ことができる。 この環境は、クーポニング、記憶、転送及び周辺資源（プリント、オーダー作 成、メール機能他）の全ての次元を共有する。この種のコンピューティングアー キテクチャは、動的ポート割付けを含むとともに、ＭＰＳ１０２の粗野性を許容 する増分故障特性を含んでもよい。 加えて、本発明のインタラクティブシステム１００の使用により、異なるイン タラクティブ装置を複合して利用することができ、システム内で装置が使用でき るように装置に対して改造を行う必要がなくなる。従って、ＭＰＳ１０２とイン タラクティブ装置との間のリンクを簡単な赤外リレー制御リンクを介してシリア ルリンク、ＣＤ／Ｉリンク、エサーネットあるいは電話接続等のケーブルリンク とすることができる。 図４に示すように第１のより詳細な実施の形態において、マルチメディアプロ セッシングシステム（ＭＰＳ）１０２はサービスオペレーションプラットフォー ム（ＳＯＰ）１０６’及びペイビデオコントロールシステム１０４からプログラ ムソース素材を受け取る。制御システム１０４は、クーポンの注文を開始するこ とができる。 ＳＯＰ１０６’はクーポンを受け取るために用いられる。ＳＯＰ１０６’はメ ッセージを中継するためにページャ等とともに用いることができる。ＳＯＰ１０ ６’とＭＰＳ１０２とをリンクすることにより、クーポンをゲストルーム内のモ ニタ上に表示するかあるいは、プリンタ１２９によって印刷することができる。 マルチメディアプロセッシングシステム１０２は、インタラクティブ装置１１ ０’、１１２’からクーポンに関する情報を受け取りかつそこへ供給する。イン タラクティブ装置１１０’、１１２’は、ホテル施設においてビデオ／オーディ オ出力の使用によってホテルビデオケーブルシステムに接続されるか、あるいは 各ゲストルームにおいてインタラクティブ装置１１０’、１１２’からのデジタ ルリンクを介して接続される。 図５に示す第２の実施の形態では、アーキテクチャはＩＭＤ１１０を各ゲスト ルーム内に配置した点を除いて類似している。ＩＭＤ１１０は更に完成度の高い インタラクティブシステムを提供すべくインタラクティブ音声応答システム１１ ９内にも使用できる。本実施の形態では、ＩＭＤ１１０は対話性を各ルームに対 して提供すべく使用できる。ＩＭＤ１１０の構造を後から詳述する。 ＩＭＤ１１０はシステムアーキテクチャ１００に対するＩＭＤ１１０内の知能 の程度に基づいて各種の形態をなし得る。図２〜図５に示す異なる複数の態様に 基づくシステムアーキテクチャ１００はビデオネットワークを通じて伝送するク ーポン上の情報の対話性を強調するプログラム素材（Program material）を提供 する。従って、システムアーキテクチャは従来の閉鎖型ケーブルシステムの一部 を構成するプログラムソースからの情報を受信する別のネットワークである。シ ステムアーキテクチャ１００はクーポンに対するサイコグラフィックマニピュレ ーションまたは他の強調方法を通じて強調されたマルチメディア情報を提供すべ く使用される。 既存のマルチメディア情報の品質を強調する最適化技術がシステム１００の各 ＩＭＤ１１０内に使用されている。この最適化技術を図６に基づいて以下に詳述 する。図６は本発明に基づく最適化方法を示すブロック図である。この最適化技 術は１９９２年１１月１６日に出願され、かつ本願の譲受人に譲渡された“強調 されたマルチメディア情報を形成及び伝送する方法”と称される米国特許出願第 ０７／９７６，９４１号に開示されており、同米国特許出願第０７／９７６，９ ４１号の内容は本開示をもって本明細書中に開示したものとする。最適化方法と 、強調されたインタラクティブマルチメディアシステムを提供するための同方法 の効果的な使用形態とを複数の図面に基づいて以下に詳述する。 ＩＭＤ１１０の目的はクーポンのプログラムモデルを最大限に保存し、かつ最 大限の対話性を提供することにある。クーポン内の情報を最大限に複製するとと もに、対話性に関する最小限の移行時間を実現することも重要である。従って、 プログラムモデルのサイコグラフィックパラメータを十分に説明することが大切 である。例えば、空間、時間、オーディオレスポンス、素材コンセプト（Materi al concept）及びコンテンション（Contention）の認知をクーポンのプログラム モデル内において十分に説明し、かつ定義する必要がある。 図６は本発明の原理を利用する強調されたインタラクティブマルチメディアク ーポンを提供するための本発明の第１の実施の形態のフローチャートである。フ ローチャート３００はクーポンのプログラムモデルをセパレータに入力する工程 を含む。セパレータ３０２はクーポンの情報をインタラクティブマルチメディア 情報の一次層及び二次層に分離する。例えば、一次層はクーポン上のテキストで あり得る。その一方、二次層はクーポン上のロゴ情報であり得る。分離は自動実 行され、同自動実行は各種の方法で行い得る。例えば、複数の層はプロダクショ ンソースに基づく分離が可能である。別の例において、分離は複数の層のキーコ ーディングを通じて実現し得る。第３の例において、複数の層を空間的に分離す るか、または各種の色に基づいて分離できる。最後に、情報の複数の層を濾波プ ロセスを通じて分離できる。 一次層を圧縮形成ブロック３０４に入力する。更に小さい帯域幅を使用するた めに、マルチメディアデータを変更または形成する各種の方法が存在する。例え ば、圧縮アルゴリズム等は使用する帯域幅を減少させるべく使用できる。更に、 トーンジェネレータシステム等に使用するジェネレータは必要とされる帯域幅を 低減すべく使用できる。最後に、キーコーディングシステムは使用帯域幅を低減 すべく使用できる。このシステムを後から更に詳述する。 本実施の形態では、クーポンの一次層をエンコーダに入力する。エンコーダ内 では、クーポンの一次層をステップ３０８における伝送のために準備する。その 後、クーポンの一次層をステップ１１０において伸張する。次いで、ステップ３ １２において、プリンタに対してクーポンの強調されたインタラクティブマルチ メディアイメージを供給すべく、クーポンの一次層をデコードし、かつクーポン の二次層と混合する。 同様に、クーポンの二次層をステップ３１４を通じて圧縮し、かつエンコード （ステップ３１６）し、さらにはステップ３１０における伸張及び混合を実施す べくステップ３１８において伝送する。２つの信号（一次及び二次）をステップ ３１２を通じてプリンタに伝送する。 本実施の形態では、クーポンを最適化すべく一次層及び二次層をそれぞれフォ アグラウンドイメージ及びバックグラウンドイメージとして形成できる。この最 適化技術を使用することにより、非常に小さな帯域幅を使用すると同時に、マル チメディア情報を強調し得る。 この特徴を以下に詳述する。一般的なインタラクティブマルチメディアシステ ムにおいて、全ての情報は１つの層で送信される。伝送可能な情報は層の帯域幅 によって制限される。 従来、一般的なネットワーク、即ち伝送路を通じて伝送できるインタラクティ ブマルチメディア情報は非常に制限されている。例えば、ビデオイメージの場合 、この制限は帯域幅が高品位イメージをプリンタに対して提供するために不適切 なことによって生じる。 従って、本発明では、マルチメディア情報を一次層及び二次層に分離し、次い で重要度の高い情報を従来の圧縮アルゴリズムを使用して圧縮することにより、 従来のネットワークを通じて容易に伝送できる強調されたクーポンを形成するシ ステムを実現する。 本発明のサイコグラフィックスに基づく強調の特徴を図７に基づいて以下に詳 述する。図７は特定のプログラムモデルから派生する各種の可能性を示す。プロ グラムモデルをマルチメディアシステムのセパレータ３０２に入力する。 サイコグラフィックスに基づく強調は本発明のインタラクティブマルチメディ ア情報の送受信の改善に重要である。サイコグラフィックスに基づく強調は伝送 するマルチメディア情報に作用する非伝送情報と、伝送するマルチメディア情報 とともに作用する非伝送情報と、伝送する情報に対する捕捉的な非伝送情報との うちのいずれか１つに基づいて行われる。サイコグラフィックスに基づく強調に 関連する３つのカテゴリが存在する。 第１のカテゴリを非伝送情報の存在によって強化される複数の伝送情報間の相 関関係として以下に詳述する。第１のカテゴリの１つの例としては、イメージの ディザリングが挙げられる。ディザリングは既存のイメージの人為的要素をマス クし、かつイメージの品質を改善する。この種のシステムは人為的要素を除去せ ずに不完全部分を単にマスクする。第２の例としては、海の音等の二次オーディ オ材料を用いることにより、一次音（声または音楽等）のオーディオ品質の問題 点をマスクするオーディオアリーナが挙げられる。 第２のカテゴリとしては、補間または他の技術等を用いることにより、任意の 制御信号を使用することなく信号を実際に変更することが挙げられる。この一般 的な例としては、特定の周波数を特定の装置のレンジに基づいて強調するグラフ ィックイコライザが挙げられる。第２のカテゴリの別例としては、特定の信号を 周波数圧縮または振幅圧縮することが挙げられ、同圧縮は伝送する信号の波長を 更に強調する。特定の情報をシャープにするか、または同情報を提供するために 各種のフィルタを使用することが知られており、前記の特定の情報は信号を制御 することなく同信号を実際に変更する。 最後の第３のカテゴリとしては、マルチメディアシステム内に存在する他のジ ェネレータを駆動する一次情報及び二次情報の使用が挙げられる。これはマルチ メディア情報の強調と、クーポンのプログラム・モデルの強調とのいずれか一方 に使用できる。 図７に示すように、従来のアルゴリズムを使用することにより、マルチメディ ア情報の一次層は帯域幅を減少すべく圧縮できる。信号は一次層信号／二次層信 号に応答するジェネレータにより置換できる。最後に、情報をルックアップテー ブル等から提供すべくキーコードを使用できる。 前記の全ての方法は本発明に基づく効果を実現する。しかし、キーコーディン グを本発明の最適化システムに使用した際、別の効果が得られる。各種のキーコ ーディングシステムの使用を同システムの効果とともに以下に詳述する。 インタラクティブマルチメディア情報の信号は同情報を構成する複数の部分を 常には含む。第１の構成部分は伝送するデータ、即ちマルチメディア情報自体で ある。第２の構成部分はプログラムモデルダイナミクス（Program model dynami cs）と称される。これはフェード等に起因してインタラクティブマルチメ ディア情報内に生じる変化であり、フェードはグラフィックスまたはビデオイメ ージの１つのシーンから別のシーンへの遷移を可能にする。 逆に、イメージを消す場合、効果的な切換えを実施すべく前記の遷移を招来す るマルチメディアデータに付随する情報が存在する。 最後に、インタラクティブマルチメディア情報の第３のカテゴリは特定の装置 、即ちシステムが１つのカテゴリから別のカテゴリに移行することを可能にする 。一般的なインタラクティブマルチメディア情報システムでは、情報を適切に伝 送するために全ての情報が必要とされる。 最も簡単な形態において、キーは識別可能なコードを有し、同コードは装置の 反対側においてコマンドを支配する。この種のキーイングシステムを最も明確に 示す例としては、非常に簡単なデュアルトーンマルチフリーケンシー（Dual ton e multi-frequency;略してＤＴＭＦ）信号が挙げられる。低帯域幅プロトコルに 対するキーイングを提供すべく、前記の信号をテレコミニュケーションに使用で きる。次いで、表示するマルチメディア情報の実際の伝送を要することなく同マ ルチメディア情報に関する特定情報を提供すべく、前記のキーはネットワークの 反対側に位置するコードテーブルを命令する。 この種のキーコーディングの更に具体的なバージョンは、本明細書中において 制御情報キーイング（Control information keying）と称される。制御情報キー イングにおいて、キーコードは特定のコマンドに対してアクセスすべく使用され る。次いで、前記のコマンドはネットワークの反対側に位置する別のアイテムを 制御すべく使用できる。 この種のテーブルはネットワーク内のマルチメディア情報の特定のセットに対 してアクセスすべく使用される。キーコーディングの最後のバージョンはプログ ラムブランチングキーイング（Program branching keying）と称され、同キーイ ングは特定のブランチ識別子（Branch identification）を示す各キーを用いて 表される。従って、この種のキーコーディングにおいて、キーはインタラクティ ブマルチメディアプログラムの特定のブランチに関して相互参照され、前記の各 ブランチはクーポンのプログラムモデルを複製すべく複数のファンクションまた はコマンドに対するアクセスを可能にする。 前記の全てのキーコーディングが提供する重要な特徴としては、ネットワーク 上の既存の情報を使用できる点が挙げられる。従って、処理能力（Processing p ower）を最適化システム内に提供する必要はなく、アクセスするネットワークま たはシステムに付随する処理能力を利用できる。 更に、マルチメディア情報の伝送品質を改善する手段を開発することが重要で ある。例えば、一般的な伝送アルゴリズムを標準的な通信ファイルデータトラン スファプロトコルと併用することにより、マルチメディア情報を伝送できる。伝 送する特定のインタラクティブマルチメディア情報に対して最適化された特別な プロトコルをインタラクティブマルチメディア情報に使用できる。これにより、 最大限の対話性とともに最高の品質を有する情報を最小限の伝送線路を用いて提 供すべく、圧縮アルゴリズム及び伝送アルゴリズムを対話的にマトリックス化で きる。 図８はクーポンに関する高品質のマルチメディアイメージを形成するための伝 送アルゴリズム及び圧縮アルゴリズムの協働を示すフローチャートである。フロ ーチャートはプログラムモデルを供給するステップを含む。ステップ４０２にお いて、プログラムモデルは一次層及び二次層に分離される。一次層はステップ４ ０４及びステップ４０６においてそれぞれ圧縮及びエンコードされる。 ステップ４１０において、制御エレメントは圧縮マトリックス及び伝送マトリ ックスを制御すべく使用される。圧縮マトリックス及び伝送マトリックスは対話 的に制御される複数の圧縮アルゴリズム及び伝送アルゴリズムをそれぞれ含む。 この結果、各種のアルゴリズムが検出された際、マルチメディア情報の品質及び 伝送速度は対話的に決定される。 情報の品質はマニュアル操作で決定するか、または制御回路を使用して決定す る。前記の圧縮マトリックス及び伝送マトリックスと同一のマトリックスを二次 層にも適用できる。二次層に対するマトリックスの適用は説明を簡略化すべく省 略する。 図９は本発明に基づく使用が可能な圧縮アルゴリズム及び伝送アルゴリズムの マトリックスを示すブロック図である。垂直方向に整列した複数の円５０２は圧 縮アルゴリズムをそれぞれ示す。水平方向に整列した複数の矩形５０４は伝送ア ルゴリズムをそれぞれ示す。 例えば、圧縮アルゴリズムはＪＰＥＧと、ＭＩＤＩを備えたジェネレータと、 天気図バックグラウンドに対するキーとであり得る。同様に、伝送アルゴリズム はＪＰＥＧと、ＭＩＤＩのためのデータ圧縮と、キー伝送タイプアルゴリズム（ Key transmission type algorithms）のためのＤＴＭＦとに対して最適化し得る 。最高の品質を備えたマルチメディア情報を最小限の帯域幅を使用して提供すべ く、異なるアルゴリズムを対話的に選択できる。 従って、第１の圧縮アルゴリズムは第１の伝送アルゴリズムとともに選択でき る。マルチメディア情報をイメージ品質またはオーディオ品質に関して再検討し 、次いで第２の圧縮アルゴリズムを選択する。マルチメディア情報を再検討する 。そして、品質が許容できない品質である場合、第２の伝送アルゴリズムを選択 する。更に、前記の情報の品質を再検討する。このプロセスは最も高い所望の品 質を備えたマルチメディア情報及び対話速度が提供されるまで反復される。 圧縮／伝送アルゴリズムから得られたマルチメディア情報はアナログ情報また はディジタル情報であり得る。しかし、ディジタル信号は本発明に基づいて使用 できる特定の効果的特徴を有する。 ディジタルデータ情報をファイルの形態で常には送信することが知られており 、同ファイルはディジタルデータ情報の特定のパラメータと、データ情報自体と を特定する。更に、データ情報はファイルの特定のセットに対して変化しない情 報を含む。イメージファイルの場合、ヘッダー情報は特定のイメージの寸法、ピ クセル深度及び他の特定の情報を特定し得る。 逆に、複数のテキスト情報を含むテキストファイル等のファイルでは、ヘッダ ーはディスカウント情報、関連情報、及び特定のファイルの特徴を含み得る。 前記の両方の例において、ヘッダー情報は最適化方法の使用により変化しない。 また、最適化方法の使用により、情報量を時間の経過にともなって大きく低減す る。 従って、イメージファイルの場合、ヘッダーを圧縮することなく最初に送信す るか、または同ヘッダーを損失の無いデータ圧縮を行ってから二次ファイルとし て送信できる。これはヘッダーが常に同一に維持されることに起因する。次いで 、データファイル自体を更に小さなサイズに圧縮し得る。 サイコグラフィックパラメータを強調する別の方法としては、エラー検出及び 調整の実施が挙げられる。前記のように、エラー検出及び調整はエラーの補間を 通じて実現し得る。エラーを補正する別の方法はエラー補正／伝送アルゴリズム を通じて実施される。即ち、対話性を強調すべく伝送を圧縮に関連付ける。 このシステムでは、ベースファイルをファイル送信前に圧縮し、次いで伸張す る。伸張されたファイルは伸張済圧縮ベースファイル（Expanded compressed be ase file）と称される。次いで、伸張済圧縮ベースファイルをオリジナルのベー スファイルと比較し、かつエラーファイルを形成する（エラーファイルはベース ファイル及び伸張済圧縮ベースファイルの間の差である）。次いで、エラーファ イルを圧縮し、かつベースファイルの圧縮バージョンとともに伝送路を通じて送 信する。次いで、これらのファイルは強調されたイメージを提供すべく結合され 、かつ伸張される。 図１０Ａ及び図１０Ｂにおいて、前記の技術を使用することにより、データフ ァイルを一次層及び二次層に最初に分離する。次いで、クーポンの一次層を第１ の圧縮アルゴリズムを用いて圧縮する。そして、クーポンのヘッダー情報を第１ の伝送路を通じて最初に送信し、次いで圧縮信号を第２の伝送路を通じて送信す る。 この結果、二次圧縮技術を使用することにより、ファイルの格納に必要なスト レージの量を大きく低減できる。また、全ての情報を最適化システム内の特定の 装置内に格納する必要はない。情報をネットワークを通じて伝送し、かつ同ネッ トワーク内に格納できる。 図１０Ｃに示すクーポン５００の場合、クーポン５００はロゴ５１０、試験情 報５１２及びバーコード情報５０２，５０４を含む。好ましい実施の形態におい て、トラッキング情報（本実施の形態では、バーコード５０２）がクーポン５０ ０内にエンコードされている。このエンコーディングはクーポンを使用した際に 、人口統計学的情報をシステムに対して提供することを可能にする。これにより 、別の製品をクーポン取得に対応させ得る。 更に、不正防止コード（Antifraud code）５０６はクーポンが偽造品でないこ とを保証すべく同クーポン上に形成されている。本実施の形態において、不正防 止コード５０６はバーコードである。しかし、当業者はトラッキング情報コード ５０２または不正防止コード５０６として各種のコードを使用できることと、同 コードの使用が本発明の精神及び範囲内に属することを認識し得る。 図１０Ｄに示すように、ヘッダー情報５６２、テキストデータ５６４、ロゴデ ータ５６６及びバーコード制御データ５６８はメモリの特定位置に対してそれぞ れ割当てられている。この情報は強調されたマルチメディア情報を提供すべく適 切な方法で圧縮し得る。 従って、本システムは音声応答システム内において効果的に利用できる。本発 明により、音声応答は十分な対話性を備えた通信システムを提供すべくマルチメ ディアプログラムに関連した動作が可能である。 クーポニングシステム（Couponing system）の重要な特徴はクーポンが本物で あることを立証することにある。図１０Ｅは本発明に基づくクーポン照合装置６ ００を示す図である。照合装置はバーコード等をスキャンするためのスキャナ６ ０２と、情報を検出するための検出器６０４とを有する。 図１０Ｆは照合装置６００の動作を示すフローチャートである。前記のように 、クーポンをステップ６５２においてスキャンする。次いで、ステップ６５４に おいて、検出器はクーポンが本物であるか否かを決定する。クーポンが本物であ る場合、トラッキングデータをステップ６５６において記録する。次いで、ステ ッ プ６５８において、クーポンが本物であることを確定し、同確定は検出器上のグ リーンライトを用いて表示することが好ましい。その一方、ステップ６５４にお いて、クーポンが本物でないことを決定した場合、不正クーポンインジケータを ステップ６６０において提供する。インジケータは検出器６０２上のレッドライ トとして提供することが好ましい。 不正防止のための検出 不正防止のための検出は各種の方法で実施可能である。図１０Ｇのフローチャ ートは１つの例を示す。最初に、ステップ６７０において、システムはクーポン 識別子を特定する。次いで、ステップ６７１において、システムは所定の桁数の 任意の番号を選択する。その後、ステップ６７２において、クーポンレコードを 形成すべく、前記の任意の番号を対応するクーポン識別子及び他の情報とともに ＭＣＰＳ内のデータベースに記録する。そして、ステップ６７４において、クー ポンレコードのエレメントを形成し、かつクーポン内に埋込むか、またはオーデ ィオ、グラフィックス若しくは他の類似する方法を用いてカスタマーに対して提 供する。提供された最小限の情報はコードである（ユーザーに基づく任意の番号 または識別子）。前記の複数のステップは不正防止検出システムのイニシャライ ゼーションを示す。 ステップ６７６において、クーポン内に埋込まれたデータまたはカスタマーに 対して提供されたデータを照合システム、即ちＭＰＳまたはキオスク等に入力す る。次いで、ステップ６７８において、クーポン上のレコードをバーコードリー ダーを用いて読取るか、キーパッド上で入力するか、または音声応答システムを 通じて入力する。クーポンレコードの関連するエレメントを照合に使用できる。 次いで、ステップ６８０において、クーポンを対応するクーポンレコードのクー ポンデータベース内で相互参照する。レコードが存在しない場合、クーポンが有 効クーポンでないことをステップ６８２において確定する。レコードが存在する 場合、クーポンが過去に使用されたか否かをステップ６８４において決定する必 要がある。クーポンが過去に使用されている場合、不正が検出され、かつ適切な 動作がステップ６８６を通じて実施される。クーポンが過去に使用されていない 場合、システムはステップ６８８においてクーポンを未使用から使用済に変更す る。次いで、クーポンを有効にする情報をステップ６９０を通じて送信する。 当業者はクーポン、クーポン照合装置及び不正防止用検出システムが前記の複 数の図に示すものに限定されないことを認識し得る。更に、クーポン情報の選択 は変更可能であり、同変更は本発明の精神及び範囲内に含まれる。 本発明を一次層または層の圧縮に関連して詳述した。特定の方法を用いた一次 層の圧縮及び伝送により、システムの対話性を強調する。同一の効果を実現すべ く二次層を強調することは同様に重要となり得る。 従って、二次層を強調することと、一次層を強調することと、一次層及び二次 層の両方を強調することのうちのいずれか１つが重要となり得る。この結果、本 発明は圧縮アルゴリズムと、伝送アルゴリズムと、プログラムモデルのサイコグ ラフィックスに基づく強調とを通じてマルチメディアシステムの対話性を強調し 得る。 圧縮アルゴリズム及び伝送アルゴリズムの機能は他の手段を通じて実現できる 。例えば、同じ情報を提供するために信号ジェネレータを使用できる。即ち、情 報の特定層または層に応答する信号ジェネレータは前記の情報と、前記の層を示 す情報の特定レベルとのうちのいずれか一方を提供すべく使用できる。この例と しては、二次層を示すトーンを提供すべく同二次層からの信号に応答するトーン ジェネレータが挙げられる。 逆に、クーポンの特定のグラフィックイメージまたはロゴを提供すべく同一の 信号に応答するグラフィックスジェネレータを使用し得る。最後に、サイコグラ フィックパラメータはオペレータである人が調整するか、または自動手段により 調整若しくは変更できる。 前記のように、このシステムアーキテクチャがインタラクティブマルチメディ ア装置１１０を有することは非常に重要であり、同装置１１０はシステムアーキ テクチャからクーポンに関する高品位のマルチメディア情報を獲得することを可 能にする。強調されたオーディオ情報、ビデオ情報及びグラフィック情報を通信 ネットワークに提供すべく、ＩＭＤ１１０を地下室の施設内に配置するか、また はホテルの部屋または病院の部屋内に位置する各テレビモニタとともに使用する 。 図１１は、好ましい実施形態のインタラクティブマルチメディアデコーダ（Ｉ ＭＤ）１１０である。ＩＭＤ１１０は、いくらかの部品からなる。ケーブル又は 電話線は、マルチメディアモデム１１０２に接続されている。マルチメディアモ デム１１０２は、マルチメディアメモリ１１０４に接続されており、同メモリ１ １０４は、拡張可能なダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ）１１０ ４であってもよい。マルチメディアモデムチップ１１０２は、マルチメディア伸 張装置１１０６に対してデータを提供する。マルチメディアメモリ１１０４は、 グラフィック／文字生成器１１０８、音声生成器１１１０及びミュージックシン セサイザー１１１２に対してデータを提供する。 加えて、生成器１１０８，１１１０，１１１２は、ビデオコントロールチップ １１１４に備えられている。ビデオコントロールチップ１１１４は、標準的なテ レビのディスプレイに対してデータを提供するとともに、標準的なテレビソース からの信号を受信する。マルチメディアモデム１１０２、マルチメディアメモリ １１０４、マルチメディア伸張装置１１０６、マルチメディアデジタル／オーデ ィオコントロール１１０８、ビデオコントロールチップ１１１４及びミュージッ クシンセサイザー１１１２の全ては、それら全ての装置の動作を管理するインタ ラクティブコントロールインターフェイスによって最終的に制御される。ビデオ コントロールチップ１１１４は、標準的な電話キーパッド入力に接続されている 。或いは、同チップ１１１４は、テレビ遠隔型装置または特別なＩＭＤ遠隔装置 のために後述する種々の用途に使用され得る。 技術情報（ＩＭＤシリアル番号、使用可能な生成器）のみを有し、使用者の年 齢、性別を含む個人情報及び人口統計学的情報は、ＩＭＤ１１０、ＭＣＰＳ、又 はＭＰＳ上に記憶され得る。従って、ＭＰＳ１０２、ＩＭＤ１１０、又はＰＭＳ に接続することにより、その何れもがセッションの開始時期またはその後の任意 の時間の何れかにおいて、記憶された情報を転送する。その後、この情報は、キ ーパッドまたは遠隔操作の使用、或いはＭＰＳ１０２からのデータを受信するこ とによる選択を通じて、ＭＰＳ１０２を介してまたはＩＭＤ１１０にて直接的に 更新され得る。 従って、この情報は、非常に正確な市場調査及び商業的な監視のための基礎を 提供する。ＩＭＤ及びＭＣＰＳを通じて、実時間情報は、情報供給者に提供され る。この情報は、広告主の選択、及び視聴者の人口統計学に基づくインタラクテ ィブ広告を提供するためにも使用され得る。有益な情報のタイプは、例えば、遠 隔コントロール上にて行われた各キーの操作を記録することであり、これにより ケーブルの前端１２２からのＩＭＤまたは同期したデータの何れかによって供給 されたインタラクティブデータに対応して、顧客の「ブラウジング」または視聴 の習慣を監視することである。 好ましい実施形態における異なる各部の機能は、以下に概略的に述べられてい る。 マルチメディアモデム１１０２ Ａ．ケーブルまたは電話線、光学的シリアルポート、マルチメディアメモリへの インターフェース、マルチメディアデコード、オーディオコントロール、及びコ ントロールモジュールの間の全ての通信を担う。 Ｂ．半二重、全二重、及び半二重高速動作をサポートする。 Ｃ．チップ上のエンコード／デコード機能、音声、ファクシミリ及びデータのＤ ／Ａ、Ａ／Ｄ機能。 Ｄ．二重トーン多重周波数（ＤＴＭＦ）の検出及び生成。 Ｅ．明白なモード変化のための青声／ファクシミリ／データの自動検出スイッチ 。 Ｆ．バイナリファイル送信、ファクシミリ、データ、及び音声モードを備える制 御装置と、プロトコルファームウェアに最適化された選択的な占有のマルチメ ディアプロセッシング装置とを組み込んでいる。 Ｇ．ファームウェアは、ＩＭＤが、電話のダイアル及び接続を含むコールプロセ ッシング機能と、他の機能間での管理されていない受信データとファックスとの 接続を実行するためにマルチメディアモデムを使用することを許容する。 Ｈ．ＶＢＩ符号化された信号、又はＶＢＩの外側のビデオ信号自身内で符号化さ れたデータを含むビデオケーブル信号からのデータを復号する機能を含む。 マルチメディアメモリ１１０４ Ａ．通常のＤＲＡＭまたは画像の合成／処理のためのＶＲＡＭ、及び補助的なマ ルチメディアデータの格納。 Ｂ．常駐のＩＭＤ制御プログラムのための通常のＲＯＭ Ｃ．マルチメディアデータ格納及びプログラム／データのための選択的な共通常 駐のＤＲＡＭ。 Ｄ．選択的な不揮発性記憶装置（拡張可能）。 Ｅ．ＶＲＡＭ／ＲＯＭ／ＤＲＡＭ及び不揮発性記憶装置のためのメモリ制御装置 マルチメディアデコード１１０６ Ａ．送信された画像、またはＩＭＤ１１０内に格納された画像の実時間伸張を担 う。 Ｂ．チップ上の逆離散コサイン変換プロセッサ。 Ｃ．逆量子化器デコーダー／テーブル。 Ｄ．ビデオデータバスへのインターフェイスに結合した圧縮データからの内蔵ズ ーム、パン、クロマキー、合成、マルチメディアメモリ、マルチメディアモデム 、ビデオコントロール、及びマイクロプロセッサ制御部。 ビデオコントロール１１１４ Ａ．全てのＩＭＤ１１０ビデオミキシング、強調及びディスプレイ機能。 Ｂ．合成、ズーム、パン、クロマキー、画素上の変換、変更のための画素プロセ ッサ。 Ｃ．図（例えば、色で塗られた四角形）の生成、スプライト、外国の文字を備え るテキスト、及びスクロールのためのグラフィックプロセッサ。 Ｄ．デジタルからアナログへの変換、アナログからＮＴＳＣへの変換、ＮＴＳＣ ビデオ及びステレオオーディオからＲＦへの変換。 グラフィック／文字、音声生成器、ミュージックシンセサイザー １１０８，１１１０，１１１２ Ａ．受信したアナログ／デジタルオーディオ、ミュージックシンセサイズジェネ レーション、全体的なアナログミキシング及びオーディオ効果の強調を担う。 Ｂ．符号化負荷を組み込む。 Ｃ．圧縮されたＭＩＤＩ入力から標本化された楽器の統合。 Ｄ．マルチタスク生成のための内蔵マイクロコントローラ。 Ｅ．２重アナログ資源の合成、デジタルオーディオ及びシンセサイザー合成、ア ナログの左／右のオーディオへ出力するためのアナログオーディオコントロール （音量、低音部、高音部、バランス）。 インタラクティブマルチタスクプロセッサ１１１６ Ａ．ＭＣＰＳと関連、あるいは独立した動作のために、常駐及びダウンロードさ れたＩＭＤ符号のマルチタスクの実行を担う。 Ｂ．通信、マルチメディアメモリ、マルチメディアデコード、デジタルビデオコ ントロール、デジタルオーディオ／統合、及びインターフェイス管理のマルチタ スクコントロールのためのマスター／スレーブマイクロコントローラアーキテク チャ。 好ましい実施形態において、ＩＭＤ１１０は、マルチメディア情報を送信及び 受信するためにプリンターとともに使用されるであろう。従って、システム内の ＩＭＤの使用を通じて、クーポンを提供するための完全なインタラクティブシス テムが備えられる。 図１１Ａは、プリンター５０７及び電話の受話器５０９への出力を有するＩＭ Ｄ１１０を示す。そして、プリンター５０７は、電話の受話器に応答するクーポ ンを印刷するために使用される。 図１１Ｂは、クーポンを印刷するために接続されるファクシミリ７００を示す 。ファクシミリ７００は、例えば、仕事用のクーポンを受信するための好ましい 方法である。 ＩＭＤ１１０の別の重要な特徴は、テレビ又は強調されたマルチメディア情報 を提供するための他のディスプレイと関連して動作するリモートコントロールを 有することである。次に、この特徴をより詳細に説明するために、図１２を参照 されたい。リモートコントロール９００は、電話のキーパッドに良く似ている。 それは、通常の電話のキーパッドの一部である番号（０〜９）及び記号（＊〜＃ ）を有する。それは、一般に情報を変更するために使用され、あるいはテレビの 場合にはチャンネルを変更するために使用されるエンターキー９０２を含む。ま た、コントロール９００は、音量キー９０４及びチャンネル又はメモリ選択キー ９０６、接続キー９０８、電話発呼キー９０９、及びマルチメディアトグルボタ ン９１０を含む。電話発呼キー９０９は、指定された電話番号、または視聴され ているマルチメディア情報に関連した番号を発呼するために使用される。また、 リモートコントロール９００は、ビデオ装置の早送り、リバース及びスローモー ションを制御するキー９１１，９１３，９１５を含む。特別キー９１４は、プリ ンター等にクーポンを提供するために備えられる。 リモートコントロール９００は、クレジットカードスロット９１２も含む。こ のクレジットカードスロット９１２は、テレビ画面を見ている間に、直接的にク ーポンの発行を許容するために視聴者によって使用される。クレジットカードス ロット９１２は、ある部屋が特定の人のよって占められていることの表示として も使用される。この表示は、請求書情報に関する同等の使用者情報の別途の入 力を不要とする。最後に、コントロール９００は、例えば現在放送されているテ レビチャンネルの映像の１画像を表示するのと同時に、マルチメディアディレク トリの視聴を許容するための特別効果キー９１６を含む。リモートコントロール ９００は、キーストロークの組み合わせをエミュレートするために、あるキーが 押されるエミュレーティッドキーストロークモード（emulated keystroke mode ）にて動作可能である。加えて、有効な番号を他の場所へ送信するために、発呼 ボタンが備えられてもよい。リモートコントロール９００は、他のリモートコン トロールをエミュレートすることも可能である。例えば、ＭＰＳを通じて異なる 型の信号がリモートコントロールにてマッピングされる。ＭＰＳは、例えばＣＤ ／Ｉ装置の信号の変換を行う。 リモートコントロール９００は、ＩＭＤ１１０の制御と、マルチメディア情報 の選択の制御と、他の機器の制御とのために、受信機及び／又はＩＭＤ１１０と 対話的であるために無線周波数信号、またはオーディオ信号を使用する。また、 ＶＣＲまたはテレビを制御するような、より従来のリモートコントロールが使用 されてもよく、その使用は本発明の精神及び範囲内にある。リモートコントロー ル９００は、位置決め機能をも含む。従って、ある情報を送信するためにテレビ モニターにて離れた場所を指示することを許容するために、動作検出器等が遠隔 にて使用される、 上記システムの別の特徴は、強調された対話性及びプログラムの品質を提供す るために、プログラム情報がネットワークとリンクされ得ることである。例えば 、プログラ資源は、プログラム情報の向上された配信を提供するために、ケーブ ルまたは放送線をたどるか或いは同期される。新しい番組を採用するこの特定の 例は、いくつかの短いニュースの記事からなるＣＮＮ放送に似ている。各ニュー スのために、個々の物語に関する公記録又はプログラム資料が格納される。従っ て、例えば、リモートコントロール９００を伴うマルチメディアインタラクショ ンを通じて、格納されたプログラム資料がアクセスされる。これは、何の詳細が 望まれたかに関わらず、使用者が資料を再視聴することを可能とする。 別の例は、特定の記事が広告される場合の広告提供にあり、製品についての更 なる詳細情報が参照可能である。 そのようなシステムの更に別の例は、他方のサービスにリンクする一方のサー ビスを有することである。広告は、ＩＭＤによる所望の電話番号への電話発呼の 場所を含む広告がなされている特定の製品を注文するための手段にリンクされ得 る。そうすることにより、リンクしたシステムは、付加的なサービスへのアクセ スを許容する。 このリンクの特徴のための重要な要求は、システムのプログラム要求の内容の 知識があり、かつ使用者がプログラム内のどこにいるかという知識があることで ある。例えば、ＩＭＤは、電話発呼が選択されている特定のチャンネルにリンク されるチャンネルプログラム識別に使用され得る。別の例は、目標のインタラク ティブ広告のためのリンクの人口統計である。 従って、例えば、おしめの広告において、このリンクアプローチの使用を通じ て、ベビーパウダー、ベビーオイル等のような品物に関する広告にアクセスする ための容易さがある。 ある実施形態において、コードが電話によって使用され、電話キーパッド上の 単一のボタン又は電話キーパッド上の複数の英数字ボタンでのリモートコントロ ールとして活性化し、リモートコントロールは顧客と利用される特定のサービス との間のリンクとして用いられる。そして、その符号は、商品及びサービスに対 して、使用者が選択できる遠隔アクセスを許容する。 次に、図１３に参照して、示されているものは、テレビモニタ上でステップ１ ３０２を介して顧客によりクーポンの発行が視聴されるときの、更新可能なマル チメディア情報システムの動作のフローチャートである。その後、顧客は、ステ ップ１３０４を介して異なる多数のクーポンから選択することができる。そして 、ＭＰＳは、ステップ１３０６を介してクーポンの注文を生成する。インタラク ティブ装置が中央位置にあっても各部屋内にあっても、ステップ１３０８を介し て、施設内のカタログ注文デスクとともに対話する装置によって顧客は注文す ることができる。クーポンは、施設の会計コンピュータを通じて直接的に提供さ れ、また一方、クーポンはその部屋内の使用者に対して提供される。その取引は 、リモートコントロール９００、インタラクティブ装置、又は電話を介したステ ップにて完了される。 そして、クーポンは、ステップ１３１２を介して配送される特別なプリンター を通じてフロントデスクにて印刷される。最後に、クーポンは、ステップ１３１ ４を介してホテル施設、顧客の自宅、又は仕事場の何れかへ配送される。最後に 、配送の方法は様々であり、その使用は本発明の精神及び範囲内である。 次に、図１３Ａを参照して、示されているものは、図１３のクーポニングシス テムを実行するために使用される自動コールプロセッシングシステムである。こ の実施形態において、システムは、ステップ１３０６−１を介してクーポンソー スの電話番号へ発呼を行った後、ＭＰＳ１０２は、ステップ１３０６−２を介し てカタログソースと接続し、かつ「あなたはＡＢＣホテルのケーブルネットワー クに到達しました。確認するために１を押して下さい。」という自動メッセージ を送信する。 接続が確認された後、ＭＰＳ１０２は、ステップ１３０８−１を介してクーポ ンソースへオーダー情報を送信する。そして、ソースは、ステップ１３０８−２ を介してオーダーを知らせる。ソースは、このステップにおいて、例えば、人口 統計学的情報等を確認することができる。 このシステムは、マルチメディアイエローページと共同する特定の利用を有す る。従って、イエローページ内で見つけられるような広告の典型的な売り主情報 がテレビで再視聴されることを除いて、顧客は同情報を通じて再視聴することが できる。ある情報を得るべく、リモートコントロール９００を使用することによ り選択が行われ、それにより、いくらかの関連する動作を実行する。電話をかけ ることにより、売り主は、商品またはサービスのためのチケットまたはクーポン を発行する。文書を印刷するための重要な特徴は、顧客が自身の取引に関する情 報へアクセス可能な在庫制御システムの必要性である。 次に、図１４ａ及び１４ｂを参照して、示されているものは、電子的在庫制御 システム１４００及び物理的在庫制御システム１４００’である。先ず、図１４ ａを参照して、電子制御システムは、関連するディスプレイ、この場合ＣＲＴデ ィスプレイを備えるパーソナルコンピュータ１４０２を含む。また、パーソナル コンピュータに接続されたものは、キーパッド１４０８及びプリンター１４０４ である。プリンターは、ＩＭＤＶ出力装置１４１０へ順に接続されている。 そのようなシステムにおいて、顧客がパーソナルコンピュータ１４０２を介し てクーポンを注文することを許容するため、部屋の鍵を使用を通じて顧客が暗証 番号を有するという自動窓口機（ＡＴＭ）と非常に似通った方法で、キーパッド １４０８は顧客によって使用される。コンピュータは、種々の情報へのアクセス を確保するためにＭＰＳ１０２へリンクされている。ディスプレイ１４０６は、 プリンター１４０４を介して適切なクーポンを印刷すべく、パーソナルコンピュ ータとともにインタラクティブに動作するために使用される。プリンター１４０ ４、一般に、レーザープリンターあるいは特別なクーポン印刷機は、情報を印刷 するとともに、その印刷されたクーポンの情報を安全な出力装置１４４０へ提供 する。 図１４ｂは図１４ａと同様の要素を有するが、物理的なシステムは、取引情報 を受信するためのトレーを含む。従って、各顧客は、ホテルの鍵等を使用するこ とにより個々のトレーの情報へアクセスすることができる。図１４ａ及び１４ｂ に示される在庫制御システムを通じて、インタラクティブマルチメディア取引へ の安全なアクセスを有する。 ＩＭＤ１１０自身は、コールプロセッシングシステムとして使用されないこと を理解されたい。最後に、ＭＰＣ１０９を通じて非常に長時間のコールプロセッ シングを提供するために多重ＭＰＳ１０２が存在してもよいことを理解されたい 。 上述したクーポニングシステムは、クーポン情報を他の情報とリンクさせるこ とにおいて多大な用途を有する。例えば、クーポンは、実時間の在庫に順にリン クされる店内の異なるカテゴリとリンクされてもよい。別の例において、人口統 計学的情報等はクーポンのレシートにリンクされてもよい。第３の例において、 クーポンの発行は、使用者の競争的なプロフィールにリンクされてもよい。この 実施形態において、使用者は、提供された広告に基づいて選択する。そして、広 告された商品または商品と競合するクーポンが生成される。そうすることにより 、完全にインタラクティブなクーポニングシステムが提供される。 最後に、このシステムは、店内のリンクのために使用されてもよい。この特徴 の利点を特に述べると、使用者が所望のクーポン注文可能なキオスク店を示す図 １５を参照されたい。キオスク１５００は、所望の情報を入力するためにキーボ ード１５０４等を備えるビデオスクリーン１５０２を含む。第１の実施形態にお いて、クーポンはコードベースであり、即ち、顧客が店に入り、彼／彼女はキー パッド上で入力するコードに基づき特定のクーポンまたはクーポンのセットを注 文する。 第２の実施形態において、クーポンは、広告に基づき発行される。顧客は、ク ーポンの発行に先だって特定の広告を見聞きする。この実施形態において、特定 のブランドがキオスク１５００にて注文され、かつそのブランドの割引のための クーポンが印刷される。 さらに別の実施形態において、キオスク１５００は、複数の食品の調理法を含 む。使用者は、キーボードを介して特定の調理法を注文し、その特定の調理法に 基づき種々のクーポンが生成される。 また、店内クーポニングシステムは、上述したキオスク１５００を用いること なく店内で使用される。例えば、クーポンのコード情報は、チェックアウトスタ ンドにて直接的に提供される。従って、また、顧客が適切な商品を買うとき、ク ーポンコードまたは複数のクーポンを表す１つのコードが、チェックアウトスタ ンドにて直接的に店員へ提供される。例えば、１つのコードは４つの商品を表し てもよい。買い物客は、そのコードに関連する４つの品物のうちの３つを含む１ ０個の品物を注文してもよい。そして、店のＰＯＳシステム内で、それら３つの 品物と関連するクーポン値は、各品物のための別個のコードを要求するよりも、 そのコードを使用することによって信頼される。そうすることにより、クーポン 情報は、販売時点情報管理システム（ＰＯＳ）にて直接的に提供される。 本発明は、図示された実施形態に基づき説明されたが、当業者の一人は、その 実施形態に対する変更があり、かつそれらの変更は本発明の精神及び範囲内にあ ることを認識する。従って、本発明の精神及び範囲から外れることなく、当業者 の一人によって改変が行われてもよく、その範囲は添付された請求の範囲によっ て単独で定義されている。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．通信ネットワークに使用するためのクーポン発行追跡システムであって、 プログラム素材に応答して、マルチメディア情報を提供するためのマルチメデ ィアコールプロセシングシステム（ＭＣＰＳ）と、 マルチメディアコールプロセシングシステムに対話的に応答して、マルチメデ ィアコールプロセシングシステムへのマルチメディア情報の流れを制御するため の手段と、 マルチメディア情報を前記通信ネットワークを介して受信及び送信するための 複数のインタラクティブマルチメディア装置（ＩＭＤ）と、 複数のＩＭＤの内の少なくとも一つからのマルチメディア情報に応答してクー ポンを生成するための印刷手段と を備えたクーポン発行追跡システム。 ２．クーポンはコード化された情報を含む請求項１に記載のシステム。 ３．複数のＩＭＤＳの各々は人口統計学及びインタラクティブマルチメディア 装置の特性に関する情報を格納し、その後にその情報を適切な時期に印刷手段に 転送する能力を有する請求項２に記載のシステム。 ４．クーポンはシステムから遠隔的に得られる請求項３に記載のシステム。 ５．クーポンを生成するため、複数のＩＭＤの内の少なくとも一つに関連して 使用されるキーパッドを備える請求項４に記載のシステム。 ６．前記キーパッドは電話キーパッドである請求項５に記載のシステム。 ７．前記キーパッドはリモートコントロールキーパッドである請求項５に記載 のシステム。 ８．コード化された情報は不正行為の検出に利用される請求項２に記載のシス テム。 ９．コード化された情報は人口統計学の情報を追跡するために利用される請求 項２に記載のシステム。 １０．クーポンプログラム素材の伝送の制御は標準音声応答システムを使用し て達成される請求項３に記載のシステム。 １１．クーポンプログラム素材の伝送の制御はインタラクティブ音声応答シス テムを使用して達成される請求項３に記載のシステム。 １２．クーポンプログラム素材の伝送の制御はコンピュータプロセシングシス テムを使用して達成される請求項３に記載のシステム。 １３．クーポンは商店の在庫に関連している請求項３に記載のシステム。 １４．人口統計学の情報はクーポンのレシートに関連している請求項３に記載 のシステム。 １５．クーポンの発行は製品の競合プロフィールに基づくものである請求項３ に記載のシステム。 １６．クーポンの発行はファクシミリによって提供される請求項３に記載のシ ステム。 １７．クーポンの発行はプリンタに接続されたＩＭＤによって提供される請求 項３に記載のシステム。 １８．クーポンの発行は商店内のキオスク（ＫＩＯＳＫ）によって提供される 請求項３に記載のシステム。 １９．前記キオスクはクーポン上に配置されたコードに基づいてクーポンを提 供する請求項１８に記載のシステム。 ２０．クーポンは広告に関する請求項１８に記載のシステム。 ２１．クーポンは広告を見た後に製造される請求項２０に記載のシステム。 ２２．クーポンは広告を聞いた後に製造される請求項２０に記載のシステム。 ２３．前記キオスクは選択された食物のレシピに基づいて複数のクーポンを提 供する請求項１８に記載のシステム。 ２４．前記ＭＣＰＳに接続され、クーポンの信頼性を確認するためのクーポン 検証手段を更に備える請求項２３に記載のシステム。 ２５．前記クーポン検証手段は、 クーポンから情報を受け入れるためのスキャナ手段と、 クーポンに関する情報の信頼性を確認するための検出器手段とを含む請求項２ ４に記載のシステム。 ２６．前記検出器手段は、 クーポンが信頼のおけるものか否かを判別する手段と、 前記判別手段に応答して、前記クーポンが信頼のおけるものであるか否かの追 跡データを記録するための手段とを含む請求項２５に記載のシステム。 ２７．クーポンはＭＣＰＳと対話する電話を通じて生成される請求項１に記載 のシステム。 ２８．クーポンはコード化された情報を通じてダイレクトメールシステムによ って提供可能である請求項２７に記載のシステム。