JPH1151135A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

Info

Publication number
JPH1151135A
JPH1151135A JP20906597A JP20906597A JPH1151135A JP H1151135 A JPH1151135 A JP H1151135A JP 20906597 A JP20906597 A JP 20906597A JP 20906597 A JP20906597 A JP 20906597A JP H1151135 A JPH1151135 A JP H1151135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
shaft
input
ball spline
small diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20906597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3750294B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ishikawa
宏史 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP20906597A priority Critical patent/JP3750294B2/ja
Priority to DE1998134958 priority patent/DE19834958C2/de
Priority to DE19860992A priority patent/DE19860992C2/de
Priority to US09/127,736 priority patent/US6206801B1/en
Publication of JPH1151135A publication Critical patent/JPH1151135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3750294B2 publication Critical patent/JP3750294B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールスプライン40を構成するボール4
8、48の抜け止めを図る為の係止環50の装着作業の
容易化を図る。 【解決手段】 入力軸15の中間部外周面に、小径部5
1を形成する。入力側ディスク2Bの内周面に形成した
係止溝49に上記係止環50を装着する際には、上記入
力側ディスク2Bを移動させて、上記係止溝49を上記
小径部51に露出させる。そして、上記小径部51を通
じて上記係止環50を、上記係止溝49に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るトロイダル型
無段変速機は、例えば自動車用の変速機として、或は各
種産業機械用の変速機として、それぞれ利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車用変速機として、図8〜9に略示
する様なトロイダル型無段変速機を使用する事が研究さ
れている。このトロイダル型無段変速機は、例えば実開
昭62−71465号公報に開示されている様に、入力
軸1と同心に入力側ディスク(第一のディスク)2を支
持し、この入力軸1と同心に配置した出力軸3の端部に
出力側ディスク(第二のディスク)4を固定している。
トロイダル型無段変速機を納めたケーシングの内側に
は、上記入力軸1並びに出力軸3に対して捻れの位置に
ある枢軸5、5を中心として揺動するトラニオン6、6
を設けている。
【0003】これら各トラニオン6、6は、それぞれの
両端部外面に上記枢軸5、5を設けている。又、これら
各トラニオン6、6の中間部には変位軸7、7の基端部
を支持し、上記枢軸5、5を中心として上記各トラニオ
ン6、6を揺動させる事により、上記各変位軸7、7の
傾斜角度の調節を自在としている。上記各トラニオン
6、6に支持した変位軸7、7の周囲には、それぞれパ
ワーローラ8、8を回転自在に支持している。そして、
これら各パワーローラ8、8を、上記入力側、出力側両
ディスク2、4の、互いに対向する内側面2a、4a同
士の間に挟持している。これら各内側面2a、4aは、
それぞれ断面が、上記枢軸5を中心とする円弧を回転さ
せて得られる凹面をなしている。そして、球状凸面に形
成した上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aを、
上記内側面2a、4aに当接させている。
【0004】上記入力軸1と入力側ディスク2との間に
は、ローディングカム式の押圧装置9を設け、この押圧
装置9によって、上記入力側ディスク2を出力側ディス
ク4に向け、弾性的に押圧自在としている。この押圧装
置9は、入力軸1と共に回転するカム板10と、保持器
11により転動自在に保持した複数個(例えば4個)の
ローラ12、12とから構成している。上記カム板10
の片側面(図8〜9の左側面)には、円周方向に亙る凹
凸面であるカム面13を形成し、上記入力側ディスク2
の外側面(図8〜9の右側面)にも、同様のカム面14
を形成している。そして、上記複数個のローラ12、1
2を、上記入力軸1の中心に関し放射方向の軸を中心と
する回転自在に支持している。
【0005】上述の様に構成するトロイダル型無段変速
機の使用時、入力軸1の回転に伴ってカム板10が回転
すると、カム面13が複数個のローラ12、12を、入
力側ディスク2の外側面に形成したカム面14に押圧す
る。この結果、上記入力側ディスク2が、上記複数のパ
ワーローラ8、8に押圧されると同時に、上記1対のカ
ム面13、14と複数個のローラ12、12との押し付
け合いに基づいて、上記入力側ディスク2が回転する。
そして、この入力側ディスク2の回転が、前記複数のパ
ワーローラ8、8を介して出力側ディスク4に伝達さ
れ、この出力側ディスク4に固定の出力軸3が回転す
る。
【0006】入力軸1と出力軸3との回転速度比(変速
比)を変える場合で、先ず入力軸1と出力軸3との間で
減速を行なう場合には、前記各枢軸5、5を中心として
前記各トラニオン6、6を所定方向に揺動させる。そし
て、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aが図8
に示す様に、入力側ディスク2の内側面2aの中心寄り
部分と出力側ディスク4の内側面4aの外周寄り部分と
にそれぞれ当接する様に、前記各変位軸7、7を傾斜さ
せる。反対に、増速を行なう場合には、上記枢軸5、5
を中心として上記各トラニオン6、6を反対方向に揺動
させる。そして、上記各パワーローラ8、8の周面8
a、8aが図9に示す様に、入力側ディスク2の内側面
2aの外周寄り部分と出力側ディスク4の内側面4aの
中心寄り部分とに、それぞれ当接する様に、上記これら
各変位軸7、7を傾斜させる。各変位軸7、7の傾斜角
度を図8と図9との中間にすれば、入力軸1と出力軸3
との間で、中間の変速比を得られる。
【0007】又、図10〜11は、実願昭63−692
93号(実開平1−173552号)のマイクロフィル
ムに記載された、より具体化されたトロイダル型無段変
速機の1例を示している。入力側ディスク2と出力側デ
ィスク4とは円管状の入力軸15の周囲に、それぞれニ
ードル軸受16、16を介して回転自在に支持してい
る。又、カム板10は上記入力軸15の端部(図10の
左端部)外周面にスプライン係合させ、鍔部17により
上記入力側ディスク2から離れる方向への移動を阻止し
ている。そして、このカム板10とローラ12、12と
により、上記入力軸15の回転に基づいて上記入力側デ
ィスク2を、上記出力側ディスク4に向け押圧しつつ回
転させる、ローディングカム式の押圧装置9を構成して
いる。上記出力側ディスク4には出力歯車18を、キー
19、19により結合し、これら出力側ディスク4と出
力歯車18とが同期して回転する様にしている。
【0008】1対のトラニオン6、6の両端部は1対の
支持板20、20に、揺動並びに軸方向(図10の表裏
方向、図11の左右方向)に亙る変位自在に支持してい
る。そして、上記各トラニオン6、6の中間部に形成し
た円孔23、23部分に、変位軸7、7を支持してい
る。これら各変位軸7、7は、互いに平行で且つ偏心し
た支持軸部21、21と枢支軸部22、22とを、それ
ぞれ有する。このうちの各支持軸部21、21を上記各
円孔23、23の内側に、ラジアルニードル軸受24、
24を介して、回転自在に支持している。又、上記各枢
支軸部22、22の周囲にパワーローラ8、8を、ラジ
アルニードル軸受25、25を介して、回転自在に支持
している。
【0009】尚、上記1対の変位軸7、7は、上記入力
軸15に対して180度反対側位置に設けている。又、
これら各変位軸7、7の各枢支軸部22、22が各支持
軸部21、21に対し偏心している方向は、上記入力
側、出力側両ディスク2、4の回転方向に関し同方向
(図11で左右逆方向)としている。又、偏心方向は、
上記入力軸15の配設方向に対しほぼ直交する方向とし
ている。従って、上記各パワーローラ8、8は、上記入
力軸15の配設方向に亙る若干の変位自在に支持され
る。この結果、回転力の伝達状態で構成各部材に加わる
大きな荷重に基づく、これら構成各部材の弾性変形に起
因して、上記各パワーローラ8、8が上記入力軸15の
軸方向(図10の左右方向、図11の表裏方向)に変位
する傾向となった場合でも、上記構成各部品に無理な力
を加える事なく、この変位を吸収できる。
【0010】又、上記各パワーローラ8、8の外側面と
上記各トラニオン6、6の中間部内側面との間には、パ
ワーローラ8、8の外側面の側から順に、スラスト玉軸
受26、26とスラストニードル軸受27、27とを設
けている。このうちのスラスト玉軸受26、26は、上
記各パワーローラ8、8に加わるスラスト方向の荷重を
支承しつつ、これら各パワーローラ8、8の回転を許容
するものである。この様なスラスト玉軸受26、26は
それぞれ、複数個ずつの玉29、29と、これら各玉2
9、29を転動自在に保持する円環状の保持器28、2
8と、スラスト軌道輪である円環状の外輪30、30と
から構成している。各スラスト玉軸受26、26の内輪
軌道は上記各パワーローラ8、8の外側面に、外輪軌道
は上記各外輪30、30の内側面に、それぞれ形成して
いる。
【0011】又、上記各スラストニードル軸受27、2
7は、レース31と保持器32とニードル33、33と
から構成する。このうちのレース31と保持器32と
は、回転方向に亙る若干の変位自在に組み合わせてい
る。この様なスラストニードル軸受27、27は、上記
各レース31、31を上記各トラニオン6、6の内側面
に当接させた状態で、この内側面と上記外輪30、30
の外側面との間に挟持している。この様なスラストニー
ドル軸受27、27は、上記各パワーローラ8、8から
上記各外輪30、30に加わるスラスト荷重を支承しつ
つ、前記各枢支軸部22、22及び上記外輪30、30
が、前記支持軸部21、21を中心に揺動する事を許容
する。
【0012】更に、上記各トラニオン6、6の一端部
(図11の左端部)にはそれぞれ駆動ロッド36、36
を結合し、これら各駆動ロッド36、36の中間部外周
面に駆動ピストン37、37を固設している。そして、
これら各駆動ピストン37、37を、それぞれ駆動シリ
ンダ38、38内に油密に嵌装している。
【0013】上述の様に構成されるトロイダル型無段変
速機の場合には、入力軸15の回転は、押圧装置9を介
して入力側ディスク2に伝わる。そして、この入力側デ
ィスク2の回転が、1対のパワーローラ8、8を介して
出力側ディスク4に伝わり、更にこの出力側ディスク4
の回転が、出力歯車18より取り出される。入力軸15
と出力歯車18との間の回転速度比を変える場合には、
上記1対の駆動ピストン37、37を互いに逆方向に変
位させる。これら各駆動ピストン37、37の変位に伴
って上記1対のトラニオン6、6が、それぞれ逆方向に
変位し、例えば図11の下側のパワーローラ8が同図の
右側に、同図の上側のパワーローラ8が同図の左側に、
それぞれ変位する。この結果、これら各パワーローラ
8、8の周面8a、8aと上記入力側ディスク2及び出
力側ディスク4の内側面2a、4aとの当接部に作用す
る、接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の
向きの変化に伴って上記各トラニオン6、6が、支持板
20、20に枢支された枢軸5、5を中心として、互い
に逆方向に揺動する。この結果、前述の図8〜9に示し
た様に、上記各パワーローラ8、8の周面8a、8aと
上記各内側面2a、4aとの当接位置が変化し、上記入
力軸15と出力歯車18との間の回転速度比が変化す
る。
【0014】尚、この様に上記入力軸15と出力歯車1
8との間で回転力の伝達を行なう際には、構成各部材の
弾性変形に基づいて上記各パワーローラ8、8が、上記
入力軸15の軸方向に変位し、これら各パワーローラ
8、8を枢支している前記各変位軸7、7が前記各支持
軸部21、21を中心として僅かに回動する。この回動
の結果、前記各スラスト玉軸受26、26の外輪30、
30の外側面と上記各トラニオン6、6の内側面とが相
対変位する。これら外側面と内側面との間には、前記各
スラストニードル軸受27、27が存在する為、この相
対変位に要する力は小さい。従って、上述の様に各変位
軸7、7の傾斜角度を変化させる為の力が小さくて済
む。
【0015】更に、伝達可能なトルクを増大すべく、図
12〜13に示す様に、入力軸15の周囲に入力側ディ
スク2A、2Bと出力側ディスク4、4とを2個ずつ設
け、これら2個ずつの入力側ディスク2A、2Bと出力
側ディスク4、4とを動力の伝達方向に関して互いに並
列に配置する構造も、従来から知られている。これら図
12〜13に示した構造は何れも、上記入力軸15の中
間部周囲に出力歯車18aを、この入力軸15に対する
回転を自在として支持し、この出力歯車18の中心部に
設けた円筒部の両端部に上記各出力側ディスク4、4
を、スプライン係合させている。そして、これら各出力
側ディスク4、4の内周面と上記入力軸15の外周面と
の間にニードル軸受16、16を設け、これら各出力側
ディスク4、4を上記入力軸15の周囲に、この入力軸
15に対する回転、並びにこの入力軸15の軸方向に亙
る変位を自在に支持している。又、上記各入力側ディス
ク2A、2Bは、上記入力軸15の両端部に、この入力
軸15と共に回転自在に支持している。
【0016】但し、一方(図12〜13の左方)の入力
側ディスク2Aは、背面(図12〜13の左面)をロー
ディングナット39に、直接(図13に示した構造の場
合)又は大きな弾力を有する皿板ばね45を介して(図
12に示した構造の場合)突き当てて、上記入力軸15
に対する軸方向(図12〜13の左右方向)の変位を実
質的に阻止している。これに対して、カム板10に対向
する入力側ディスク2Bは、ボールスプライン40によ
り上記入力軸15に、軸方向に亙る変位自在に支持して
いる。そして、この入力側ディスク2Bの背面(図12
〜13の右面)とカム板10の前面(図12〜13の左
面)との間に皿板ばね41とスラストニードル軸受42
とを、互いに直列に設けている。このうちの皿板ばね4
1は、上記各ディスク2A、2B、4の内側面2a、4
aとパワーローラ8、8の周面8a、8aとの当接部に
予圧を付与する役目を果たす。又、スラストニードル軸
受42は、押圧装置9の作動時に、上記入力側ディスク
2Bとカム板10との相対回転を許容する役目を果た
す。
【0017】又、図12に示した構造例の場合、前記出
力側歯車18aはハウジングの内側に設けた仕切壁44
に、1対のアンギュラ型玉軸受43、43により、軸方
向に亙る変位を阻止した状態で、回転自在に支持してい
る。これに対して図13に示した構造例の場合、出力歯
車18aの軸方向に亙る変位は自在である。尚、上述し
た図12〜13に示した様に、2個ずつの入力側ディス
ク2A、2Bと出力側ディスク4、4とを動力の伝達方
向に関して互いに並列に配置する、所謂ダブルキャビテ
ィ型のトロイダル型無段変速機が、カム板10に対向す
る一方又は双方の入力側ディスク2A、2Bをボールス
プライン40、40aにより上記入力軸15に、軸方向
に亙る変位自在に支持している理由は、次のであ
る。 これら両ディスク2A、2Bの回転を完全に同期さ
せる。 上記の機能を持たせつつ、上記押圧装置9の作動
に伴う構成各部材の弾性変形に基づいて上記両ディスク
2A、2Bが上記入力軸15に対して軸方向に変位する
事を許容する。
【0018】上述の様な目的で設置するボールスプライ
ン40、40aは、上記入力側ディスク2A、2Bの内
周面に形成した内径側ボールスプライン溝46と、上記
入力軸15の中間部外周面に形成した外径側ボールスプ
ライン溝47と、これら両ボールスプライン溝46、4
7同士の間に転動自在に設けられた複数個のボール4
8、48とを備える。又、上記押圧装置9側の入力側デ
ィスク2Bを支持する為のボールスプライン40に関し
ては、上記入力側ディスク2Bの内周面の内側面2a寄
り部分に形成した係止溝49に係止環50を係止して、
上記複数個のボール48、48が上記入力側ディスク2
A、2Bの内側面2a側に変位するのを制限している。
そして、上記各ボール48、48が上記内径側、外径側
両ボールスプライン溝46、47同士の間から抜け出る
事を防止している。尚、図12の構造で、上記押圧装置
9から離れた側の入力側ディスク2Aを支持する為のボ
ールスプライン40aに関しては、前記入力軸15の中
間部外周面に形成した係止溝49aに係止環50aを係
止して、複数個のボール48、48が上記入力側ディス
ク2Aの内側面2a側に変位するのを制限している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来構造の場合、押圧
装置9側の入力側ディスク2Bの内周面に形成した係止
溝49に係止環50を係止する作業が面倒で、トロイダ
ル型無段変速機の製造コストを高くする原因となってい
た。即ち、上記入力ディスク2Bを入力軸15の中間部
周囲に外嵌した後には、この入力側ディスク2Bの内周
面と上記入力軸15の外周面との間には、上記係止環5
0を通過させられるだけの隙間が存在しない。この為、
上記入力側ディスク2Bを上記入力軸15に外嵌するの
に先立って、上記係止環50を上記係止溝49に装着し
ておく必要がある。この様にして予め係止環50を装着
した上記入力側ディスク2Bは、上記入力軸15の一部
で外径側ボールスプライン溝47を形成した部分に外嵌
するが、この外径側ボールスプライン溝47部分には、
予めグリース等で複数のボール48、48を軽く接着し
ておく。
【0020】ボールスプライン40を含め、トロイダル
型無段変速機の内部機構の潤滑はトラクションオイルに
より行なう為、本来上記外径側ボールスプライン溝47
にグリースを塗布する作業は不要である。従って、上記
グリース等で複数のボール48、48を軽く接着する作
業は、上記係止溝49に係止環50を装着した状態で組
み立てる為にのみ必要になるものである。この様に、そ
の為にのみ必要な作業が存在する等、上記係止溝49に
係止環50を装着した状態で上記入力側ディスク2Bを
上記入力軸15に外嵌する作業は面倒で、トロイダル型
無段変速機の製造コストを高くする原因となっていた。
本発明のトロイダル型無段変速機は、この様な面倒をな
くすべく、発明したものである。
【0021】
【課題を解決する為の手段】本発明のトロイダル型無段
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様に、回転軸と、この回転軸の中間部周囲にボールスプ
ラインを介して支持する事により、上記回転軸に対する
軸方向に亙る変位とこの回転軸と同期した回転を自在と
した第一のディスクと、この第一のディスクと内側面同
士を対向させた状態で上記回転軸の中間部周囲に、この
回転軸に対する相対回転を自在として支持した第二のデ
ィスクと、上記回転軸に対し捻れの位置にある枢軸を中
心として揺動するトラニオンと、互いに偏心した支持軸
部及び枢支軸部から成り、このうちの支持軸部を上記ト
ラニオンに回転自在に支持し、枢支軸部を上記トラニオ
ンの内側面から突出させた変位軸と、上記枢支軸部の周
囲に回転自在に支持された状態で、上記第一、第二の両
ディスクの内側面同士の間に挟持されたパワーローラ
と、上記回転軸の一部と上記第一のディスクとの間に設
けられ、この第一のディスクを上記第二のディスクに向
け押圧しつつこの第一のディスクを回転駆動するローデ
ィングカム式の押圧装置とを備える。この押圧装置は、
例えば、上記回転軸の一部にこの回転軸の軸方向に亙る
変位を制限した状態で支持して運転時に回転するカム板
と、このカム板の両側面のうち、上記第一のディスクの
外側面に対向する片側面に形成した、円周方向に亙る凹
凸である第一のカム面と、上記第一のディスクの外側面
に形成した、円周方向に亙る凹凸である第二のカム面
と、これら第一、第二のカム面同士の間に挟持された複
数個の転動体とから成るものである。又、上記ボールス
プラインは、上記第一のディスクの内周面に形成した内
径側ボールスプライン溝と、上記回転軸の中間部外周面
に形成した外径側ボールスプライン溝と、これら両ボー
ルスプライン溝同士の間に転動自在に設けられた複数個
のボールと、上記第一のディスクの内周面の内側面寄り
部分に形成された係止溝と、この係止溝に係止して上記
複数個のボールが上記第一のディスクの内側面側への変
位を制限する係止環とから成るものである。特に、本発
明のトロイダル型無段変速機に於いては、上記回転軸の
中間部外周面で上記第一、第二のディスク同士の間に小
径部を備え、上記係止溝の開口部と上記小径部とを整合
させて、この小径部を通じて上記係止環を上記係止溝に
装着自在としている。尚、上記係止溝の開口部と上記小
径部とは、例えば上記押圧装置を構成する複数個の転動
体の転動面を、上記第一、第二のカム面の突部に当接さ
せるか当接させる以前の状態で、互いに整合する様にす
る。
【0022】
【作用】上述の様に構成する本発明のトロイダル型無段
変速機は、前述した従来のトロイダル型無段変速機と同
様の作用に基づき、第一のディスクと第二のディスクと
の間で回転力の伝達を行ない、更にトラニオンの傾斜角
度を変える事により、これら両ディスク同士の間の回転
速度比を変える。
【0023】特に、本発明のトロイダル型無段変速機の
場合には、第一のディスクを回転軸に外嵌してから、ボ
ールスプラインを構成する複数個のボールを内径側、外
径側両ボールスプライン溝同士の間に挿入する作業、並
びに上記第一のディスクの内周面に係止環を装着する作
業を行なえる。この為、上記外径側ボールスプライン溝
に上記複数個のボールを接着する等、余分な作業が不要
になり、トロイダル型無段変速機の組立作業が容易にな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜7は、本発明の実施の形態
の1例を示している。尚、本発明の特徴は、回転軸であ
る入力軸15の周囲に、第一のディスクである入力側デ
ィスク2Bを、ボールスプライン40を介して装着する
作業を容易に行なえる様にする為の構造にある。その他
の部分の構造及び作用に就いては、前述した従来構造と
同様である為、重複する図示及び説明を省略若しくは簡
略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
【0025】上記入力軸15の中間部外周面で、上記入
力側ディスク2Bとこの入力側ディスク2Bと対向する
出力側ディスク4との間部分には、小径部51を、全周
に亙って形成している。上記小径部51の外周面と、上
記入力軸15の外周面でこの小径部51から外れた部分
との段差h(図2参照)は、係止環50の直径方向に亙
る幅W50よりも大きく(h>W50)している。尚、上記
係止環50は、ステンレスのばね鋼、耐油性及び耐熱性
を有する合成樹脂等の弾性材により、欠円環状に形成
し、自由状態で直径を広げる方向の弾力を付与してい
る。
【0026】一方、上記入力側ディスク2Bの内周面で
この入力側ディスク2Bの内側面2a寄り(図1〜7左
寄り)部分には係止溝49を、上記入力側ディスク2B
の内周面に形成した内径側ボールスプライン溝46を直
角方向に横切る状態で、全周に亙って形成している。上
記係止環50は、上記係止溝49の内径側開口部と上記
小径部51とを整合させた状態で、この小径部51を通
じて上記係止溝49に装着している。
【0027】図示の例では、上記係止溝49の内径側開
口部と上記小径部51とは、押圧装置9を構成する複数
個の転動体であるローラ12、12の転動面を、第一の
カム面であるカム板10の片面(図1、3、5の左面)
に形成したカム面13と、第二のカム面である上記入力
側ディスク2Bの外側面に形成したカム面14の突部に
当接させる以前の状態(上記入力側ディスク2Bの軸方
向移動量が上記押圧装置9によるカムリフト量以下の状
態)で、互いに整合する様にしている。この様に、上記
両カム面13、14の突部の高さと上記係止溝49及び
小径部51の形成位置との関係を規制するのは、上記入
力側ディスク2Bを上記入力軸15の軸方向に移動させ
る為に、上記押圧装置9を利用できる様にする為であ
る。即ち、上記係止溝49に上記係止環50を装着すべ
く、上記入力側ディスク2Bを上記入力軸15の軸方向
に移動させる作業を、上記押圧装置9を構成するカム板
10を回転させる事により、軽い力で行なえる様にする
為である。
【0028】又、図示の例では、上記入力軸15の中間
部外周面で上記小径部51に対して前記外径側ボールス
プライン溝47の反対側端部に、係止溝49aを形成
し、この係止溝49aに係止環50aを装着している。
この係止環50aは、上記係止環50とは逆に、自由状
態で外径を縮める方向の弾力を有する。そしてこの係止
環50aは、前記複数のボール48、48が、上記入力
側ディスク2Bの外側面側に抜け出る事を防止する役目
を有する。
【0029】上述の様な構成を有する本発明のトロイダ
ル型無段変速機の場合には、上記入力側ディスク2Bを
入力軸15に外嵌してから、ボールスプライン40を構
成する上記複数個のボール48、48を内径側、外径側
両ボールスプライン溝46、47同士の間に挿入する作
業、並びに上記入力側ディスク2Bの内周面に係止環5
0を装着する作業を行なえる。即ち、上述の様な本発明
の構造を組み立てる作業は、次の様にして行なう。尚、
この組立作業は、上記入力側ディスク2Bの内側面2a
を上にして行なう事が、重力が各部材を落ち着かせる方
向に作用する為、好ましい。
【0030】上記入力軸15の中間部外周面に設けた係
止溝49aには、予め係止環50aを装着しておく。こ
の状態でこの係止環50aの外周縁は、上記入力軸15
の外周面から突出する事はない。そこで、上記入力軸1
5に、前記押圧装置9の構成各部材と上記入力側ディス
ク2Bとを外嵌する。この際、この入力側ディスク2B
には未だ上記係止環50は装着していない。そして、上
記入力軸15に上記入力側ディスク2Bを外嵌し、上記
内径側、外径側両ボールスプライン溝46、47同士を
整合させた状態で、これら両ボールスプライン溝46、
47同士の間に上記複数個のボール48、48を挿入す
る。
【0031】次いで、図3〜4に示す様に、上記押圧装
置9のカム板10を回転させて、上記入力側ディスク2
Bを上記入力軸15の軸方向に移動させ、前記係止溝4
9の内径側開口を前記小径部51に開口させる。そし
て、この小径部51を通じて上記係止環50を、上記入
力側ディスク2Bの内周面内側面2a寄り部分に内嵌
し、上記係止環50と前記係止溝49とを整合させる。
そして、この係止環50自身の弾性により、図5〜6に
示す様に、この係止環50と上記係止溝49とを係合さ
せる。尚、この様にして係止溝49に係止環50を装着
する際、上記係止環50aに当接したボール48、48
は、上記入力側ディスク2Bの外側面から露出しない
か、仮に露出しても、直径の半分未満しか露出しない様
にする。この理由は、上記係止環50の装着作業時に、
上記ボール48、48が上記入力側ディスク2Bの外側
面から脱落する事を防止する為である。
【0032】上述の様にして係止溝49に係止環50を
装着したならば、上記カム板10を逆方向に(或はその
ままの方向に更に)回転させて、前記ローラ12、12
を前記両カム面13、14の凹部に当接させる。この結
果、上記係止溝49が上記小径部51から外れ、上記係
止環50がこの係止溝49から抜け出る事がなくなる。
本発明のトロイダル型無段変速機は、前述の様に構成
し、上述の様に組み立てる為、前記外径側ボールスプラ
イン溝47に上記複数個のボール48、48を接着する
等、余分な作業が不要になり、組立作業が容易になる。
尚、トラニオン6、6及びパワーローラ8、8(図12
〜13)は、上述の様にしてボールスプライン40を構
成する上記複数個のボール48、48を内径側、外径側
両ボールスプライン溝46、47同士の間に挿入すると
共に上記入力側ディスク2Bの内周面に係止環50を装
着した後、所定部分に装着する。
【0033】
【発明の効果】本発明のトロイダル型無段変速機は、以
上に述べた通り構成され作用する為、入力軸等の回転軸
と入力側ディスク等の第一のディスクとを、ボールスプ
ラインを介して組み合わせる作業が容易になる。この
為、ボールスプラインを組み込んだトロイダル型無段変
速機の組立作業を能率化して、このトロイダル型無段変
速機の低廉化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を、入力軸と入力側
ディスクとをボールスプラインを介して組み合わせた状
態で示す要部断面図。
【図2】図1の中央部拡大断面図。
【図3】本発明の実施の形態の1例を、入力軸と入力側
ディスクとをボールスプラインを介して組み合わせる途
中の状態で示す要部断面図。
【図4】図3の中央上部拡大断面図。
【図5】図3の状態に続く状態を示す要部断面図。
【図6】図5の中央上部拡大断面図。
【図7】図6の状態に続く状態を示す、図6と同様の断
面図。
【図8】従来から知られているトロイダル型無段変速機
の基本的構成を、最大減速時の状態で示す側面図。
【図9】同じく最大増速時の状態で示す側面図。
【図10】従来の具体的構造の第1例を示す断面図。
【図11】図10のA−A断面図。
【図12】従来の具体的構造の第2例を示す部分断面
図。
【図13】同第3例を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 入力軸 2、2A、2B 入力側ディスク(第一のディスク) 2a 内側面 3 出力軸 4 出力側ディスク(第二のディスク) 4a 内側面 5 枢軸 6、6A トラニオン 7 変位軸 8 パワーローラ 8a 周面 9 押圧装置 10 カム板 11 保持器 12 ローラ 13、14 カム面 15 入力軸 16 ニードル軸受 17 鍔部 18、18a 出力歯車 19 キー 20 支持板 21 支持軸部 22 枢支軸部 23 円孔 24、25 ラジアルニードル軸受 26 スラスト玉軸受 27 スラストニードル軸受 28 保持器 29 玉 30 外輪 31 レース 32 保持器 33 ニードル 36 駆動ロッド 37 駆動ピストン 38 駆動シリンダ 39 ローディングナット 40、40a ボールスプライン 41 皿板ばね 42 スラストニードル軸受 43 アンギュラ型玉軸受 44 仕切壁 45 皿板ばね 46 内径側ボールスプライン溝 47 外径側ボールスプライン溝 48 ボール 49、49a 係止溝 50、50a 係止環 51 小径部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、この回転軸の中間部周囲にボ
    ールスプラインを介して支持する事により、上記回転軸
    に対する軸方向に亙る変位とこの回転軸と同期した回転
    を自在とした第一のディスクと、この第一のディスクと
    内側面同士を対向させた状態で上記回転軸の中間部周囲
    に、この回転軸に対する相対回転を自在として支持した
    第二のディスクと、上記回転軸に対し捻れの位置にある
    枢軸を中心として揺動するトラニオンと、互いに偏心し
    た支持軸部及び枢支軸部から成り、このうちの支持軸部
    を上記トラニオンに回転自在に支持し、枢支軸部を上記
    トラニオンの内側面から突出させた変位軸と、上記枢支
    軸部の周囲に回転自在に支持された状態で、上記第一、
    第二の両ディスクの内側面同士の間に挟持されたパワー
    ローラと、上記回転軸の一部と上記第一のディスクとの
    間に設けられ、この第一のディスクを上記第二のディス
    クに向け押圧しつつこの第一のディスクを回転駆動する
    ローディングカム式の押圧装置とを備え、上記ボールス
    プラインは、上記第一のディスクの内周面に形成した内
    径側ボールスプライン溝と、上記回転軸の中間部外周面
    に形成した外径側ボールスプライン溝と、これら両ボー
    ルスプライン溝同士の間に転動自在に設けられた複数個
    のボールと、上記第一のディスクの内周面の内側面寄り
    部分に形成された係止溝と、この係止溝に係止して上記
    複数個のボールが上記第一のディスクの内側面側に変位
    するのを制限する係止環とから成るものであるトロイダ
    ル型無段変速機に於いて、上記回転軸の中間部外周面で
    上記第一、第二のディスク同士の間に小径部を備え、上
    記係止溝の開口部と上記小径部とを整合させた状態で、
    この小径部を通じて上記係止環を上記係止溝に装着自在
    とした事を特徴とするトロイダル型無段変速機。
JP20906597A 1997-08-04 1997-08-04 トロイダル型無段変速機及びその組立方法 Expired - Fee Related JP3750294B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20906597A JP3750294B2 (ja) 1997-08-04 1997-08-04 トロイダル型無段変速機及びその組立方法
DE1998134958 DE19834958C2 (de) 1997-08-04 1998-08-03 Stufenlos verstellbares Toroidgetriebe
DE19860992A DE19860992C2 (de) 1997-08-04 1998-08-03 Stufenlos verstellbares Getriebe
US09/127,736 US6206801B1 (en) 1997-08-04 1998-08-03 Continuously variable transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20906597A JP3750294B2 (ja) 1997-08-04 1997-08-04 トロイダル型無段変速機及びその組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1151135A true JPH1151135A (ja) 1999-02-23
JP3750294B2 JP3750294B2 (ja) 2006-03-01

Family

ID=16566679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20906597A Expired - Fee Related JP3750294B2 (ja) 1997-08-04 1997-08-04 トロイダル型無段変速機及びその組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3750294B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4795852A (en) * 1987-03-13 1989-01-03 Uop Inc. Process for the oligomerization of olefins and a catalyst thereof
US4795851A (en) * 1987-03-12 1989-01-03 Uop Inc. Process for the oligomerization of olefins and a catalyst thereof
US6408518B1 (en) 1999-10-28 2002-06-25 Nsk Ltd. Method and apparatus for assembling balls forming ball spline of toroidal-type continuously variable transmission
JP2002364663A (ja) * 2001-06-05 2002-12-18 Nsk Ltd ボールスプライン
US6647606B2 (en) 1998-06-23 2003-11-18 Nissan Motor Co., Ltd. Jig and method for assembling toroidal continuously variable transmission
US6991579B2 (en) 2001-10-19 2006-01-31 Nsk Ltd. Toroidal type continuously variable transmission
CN112823266A (zh) * 2018-10-19 2021-05-18 三菱电机株式会社 浴室干燥机

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4795851A (en) * 1987-03-12 1989-01-03 Uop Inc. Process for the oligomerization of olefins and a catalyst thereof
US4795852A (en) * 1987-03-13 1989-01-03 Uop Inc. Process for the oligomerization of olefins and a catalyst thereof
US6647606B2 (en) 1998-06-23 2003-11-18 Nissan Motor Co., Ltd. Jig and method for assembling toroidal continuously variable transmission
US6408518B1 (en) 1999-10-28 2002-06-25 Nsk Ltd. Method and apparatus for assembling balls forming ball spline of toroidal-type continuously variable transmission
JP2002364663A (ja) * 2001-06-05 2002-12-18 Nsk Ltd ボールスプライン
US6991579B2 (en) 2001-10-19 2006-01-31 Nsk Ltd. Toroidal type continuously variable transmission
CN112823266A (zh) * 2018-10-19 2021-05-18 三菱电机株式会社 浴室干燥机
CN112823266B (zh) * 2018-10-19 2022-10-25 三菱电机株式会社 浴室干燥机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3750294B2 (ja) 2006-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000205359A (ja) ハ―フトロイダル型無段変速機
JPH1151135A (ja) トロイダル型無段変速機
JPH08135747A (ja) トロイダル型無段変速機
JPH11303961A (ja) トロイダル型無段変速機
JP3651929B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP3740812B2 (ja) トロイダル型無段変速機用出力側ディスクユニット
JPH07243492A (ja) トロイダル型無段変速機
JP3627459B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP3603544B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP3424560B2 (ja) トロイダル型無段変速機用入力側ディスクユニット
JP4032549B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP3458495B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP2000193056A (ja) トロイダル型無段変速機用入力側ディスクユニット
JP4026237B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP2001304366A (ja) トロイダル型無段変速機
JP3617265B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP4089085B2 (ja) トロイダル型無段変速機
US6945904B2 (en) Toroidal-type continuously variable transmission
JP3627460B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH08135746A (ja) トロイダル型無段変速機
JP3458490B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JPH0614604U (ja) トロイダル型無段変速機
JP4280963B2 (ja) トロイダル型無段変速機
JP3849332B2 (ja) トロイダル型無段変速機用ディスクの製造方法
JP3617254B2 (ja) トロイダル型無段変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051128

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111216

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121216

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131216

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees