JPH11510409A - 低色相光消毒剤 - Google Patents

低色相光消毒剤

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JPH11510409A JP9507643A JP50764397A JPH11510409A JP H11510409 A JPH11510409 A JP H11510409A JP 9507643 A JP9507643 A JP 9507643A JP 50764397 A JP50764397 A JP 50764397A JP H11510409 A JPH11510409 A JP H11510409A
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Abstract

(57)【要約】 660nmより高い波長でのQバンド吸収極大および増大された三重項状態収率(それによって一重項酸素の生成が増大される)を有する有機ケイ素(IV)フタロシアニンおよびナフタロシアニンを含む低色相光消毒組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 低色相光消毒剤 技術分野 本発明は、660nm以上のQバンド極大吸収波長を有する新規の有機ケイ素光 増感性化合物および特に布類、紙をベースとする織物製品、無菌バリヤーおよび 硬質表面の低色相光消毒のための光活性剤(光増感剤)または一重項酸素生成剤 としての用途に関する。更に、本発明は、水泳プールおよびバスの処理法に関す る。更に、本発明は、飲むのに適していない水の処理法および下水流出液の処理 法に関する。 背景技術 各種の水溶性フタロシアニンおよびナフタロシアニン化合物、特に中心元素と して特定の金属を有するものは、光増感作用を有し、それゆえ、光消毒剤または 抗菌活性化合物として使用できることが知られている。 フタロシアニンおよびナフタロシアニンは、特に好適な金属と結合する時に、 分子状酸素と共に一連の光化学反応を受けて「一重項酸素」の分子を生成するこ とができる。これらの光増感反応で生成する励起「一重項酸素」は、しみと反応 して無色の通常水溶性の状態に化学的に漂白し、それによって光化学漂白とよば れるものを生起することができる酸化種である。 消毒性を達成するための手段としてこの光漂白原理を使用するフタロシアニン およびナフタロシアニンを含む光消毒剤の多くの例があり、最も普通のものは亜 鉛フタロシアニンおよびアルミニウムフタロシアニンである。文献において、「 光増感剤」なる用語は、しばしば、「光活性剤」の代わりに使用されており、そ れゆえ、本明細書全体にわたって使用する後者の用語を等しい意味であると考 えてもよい。「光消毒剤」なる用語は、「光抗菌剤」または「光増感剤」なる用 語を意味し且つ本明細書全体にわたって使用する後者の用語を等しい意味であろ う。 従来技術は、一般構造 (式中、Meは遷移または非遷移金属であり、(Sens.)は好適なMe単位と結合 する時に酸素分子の光増感を受けることができるフタロシアニンまたはナフタロ シアニンであり、R単位は光増感性環単位(Sens.)に結合して分子の溶解度また は光化学的性質を高める置換基であり、Y単位は電子中性を与えるために金属原 子、例えば、陰イオンと会合する置換基である) を有するフタロシアニンおよびナフタロシアニン化合物を教示している。分子中 の置換のための特定の置換基R単位の選択は、多年の研究の焦点であり且つこれ らの単位は、典型的には、光増感度に影響を及ぼさずに標的分子に所望の水準の 水溶性を付与するように処方業者によって選ばれている。 布帛を光消毒するためのフタロシアニンおよびナフタロシアニン化合物の使用 に対する主要な限定は、これらの分子が可視光線の範囲内でQバンド吸収極大( λmax)を有するという事実である。それゆえ、それらは、高度に着色された物 質である。フタロシアニンは、600〜700nmの範囲内にQバンド吸収を有す る一方、ナフタロシアニンは、700〜800nm範囲内にQバンド吸収を有する 。このことは、これらの分子が染料と構造的に同様であるという事実を仮定すれ ば驚くべきことではない。 第二の限定は、親フタロシアニンおよびナフタロシアニン化合物が遷移または 非遷移金属と結合する時に固有には水溶性ではないという事実から生ずる。この 事実は、ナフタロシアニンの場合に特に真実である。それゆえ、環系の光化学的 性質に悪影響を及ぼさずに分子の水溶性を増大しようとする試みにおいてR単位 が極性または親水性である部分を選び、次いで、これらの部分を(Sens.)単位に 結合することが、フタロシアニンおよびナフタロシアニン光消毒剤の処方業者の 課題であった。 フタロシアニンおよびナフタロシアニンの処方業者の更に他の課題は、分子の (Sens.)単位の性質を変性して分子の「光消毒能力」(光物理)を増大し、換言 すれば、量子効率を増大することのニーズであった。さらに、この課題を達成す るのに好適なR単位の選択は、水溶性に悪影響を及ぼしてはならない。水溶性と 高められた光物理とを釣り合わせる際には、処方業者は、構造変性がQバンドの λmaxを今や可視領域である波長にシフトしないことを保証しなければならな い。Qバンドλmaxが660nm〜約700nmの波長である時には、700nm以上 のQバンドλmaxを示す物質のより望ましい「低色相」性を有していないが、依 然として消費者に許容できる光消毒性を分子に与える。これらの「着色」物質は 、水泳プールおよび下水流出液を処理する際に広い実用性を有する。その理由は 、色の存在が活性消毒剤の存在を示すことができるからである。 これらの3つの性質の1つについて所望の増大を生ずることがあるR単位は他 の望ましい性質の1つまたはすべてについて同程度に大きい減少を生ずることが あることが当業者に周知である。例えば、溶解度を増大させる変化は、分子の量 子効率を減少させ、それによって十分な光消毒性がない最終分子となることがあ る。この問題を更に悪化させることは、別の因子である、好適なY基の選択であ る。多くのフタロシアニンおよびナフタロシアニンは、キレート環系に超原子価 である金属または非金属原子を含む。これらの原子の原子価要件を満足すること 、または分子の電子中性を与えることは、一旦達成された性質のデリケートなバ ランスを崩壊させることがある。 驚異的なことに、本発明の化合物が、処方業者が分子の他のパラメーターに悪 影響を及ぼさずに別個に溶解度のレベル、光効率、Qバンド波長極大および中心 ケイ素原子の電子要件を修正することを可能にすることが見出された。分子の標 的性質に寄与する鍵の構造エレメントを叙述し且つ選択的に修正するこの能力は 、処方業者が「行き当たりばったりの」戦略に頼らずに進むことを可能にする。 分子特性を制御するこの能力の1つの鍵は、フタロシアニンおよびナフタロシ アニンを含む既知の光消毒剤の構造を本発明のものと対比する時に見出される。 技術上既述の光消毒剤または光抗菌物質の例は、一般に、平面環構造のため、平 らな分子である。このことは、本来的に、分子積み重ね、加層および他の形の凝 集をもたらし、これらは分子を一緒に塊にする傾向がある。他の光消毒剤によっ て上に置かれる光消毒剤分子は、互いに失活し(quench)、それによって一重項 酸素の発生を事実上停止する傾向があるであろう。 本発明の有機ケイ素光増感性化合物は、この秩序効果を破壊するように作用す る軸方向(axial)置換基を含み、従って、所定の基体に一様に適用された光増 感剤が効率的に形成された単層を与える。この単層の各分子が今や消毒に寄与で きるので、処方業者により良いコスト効率がもたらされる。 驚異的なことに、物理的性質の「分子セクター」の分離のため(例えば、溶解 度の場合にR基)、本発明の化合物の新しい用途が実現されることが見出された 。独特の溶解度プロフィールを与えるが光物理を減じる付加物は、一旦、光消毒 剤での使用から排除された。しかしながら、これらの部分を本発明の光消毒剤に 配合することにより、古典的ではない担体と併用するための光消毒剤の処方能力 が生ずる。本発明の溶媒をベースとするか低水性の溶液は、溶解度の制御が軸方 向R置換基の選択において明示されるというまさにその理由で今や得ることがで きる。 本発明の化合物に結合される軸方向R単位の適当な選択は、処方業者が所望の 化合物の光効率の変化を親物質の水溶性と釣り合わせることを可能にする。加え て、これらの軸方向単位の修正は、溶解度、Qバンドλmax、および(Sens.)単位 の量子効率を釣り合わせる能力を処方業者に与える。 本発明の目的は、「直接(substantive)」および「非直接(non-substantive)」 有機ケイ素光増感剤を提供することにある。本明細書で使用する時および以下に 更に定義する時に「直接」および「非直接」なる用語は、表面親和力を引き出す か、或いは表面親和力の欠如を引き出す化合物の傾向を記載し、換言すれば、「 直接」有機ケイ素光増感剤は、表面に引きつけられるであろう一方、「非直接」 有機ケイ素光増感剤は、表面を反発するであろう。 本発明の更に他の目的は、紙または布類を含む使い捨て製品を直接および非直 接光消毒組成物で処理するための方法を提供することにある。 本発明の更に他の目的は、直接光消毒組成物を含む組成物を非多孔性硬質表面 、 質表面、例えば、コンクリートまたは木材に適用することによって表面を光消毒 するための方法を提供することにある。 本発明の目的の1つは、水泳プールおよびバスを消毒するための方法を提供す ることにある。 本発明の目的の1つは、溶媒をベースとする応用または低水性溶液(即ち、水 が担体液体の半分以下を構成する場合)で使用できる光消毒剤を提供することに ある。 本発明の更に他の目的は、ヒトが水を飲用するのに適するようにする方法およ び水を飲用するのに適したものに維持するための方法を提供することにある。 また、本発明の目的は、場所(situs)または製品を光消毒化合物で処理するこ とによってヒトの微生物への暴露を防止することにもある。 本発明の1つの目的は、少なくとも660nmのQバンド極大吸収波長を有する 光消毒性を有する低色相有機ケイ素光増感性化合物を提供することにある。 各種の特許文献は、光化学漂白またはフタロシアニンおよびナフタロシアニン 化合物の用途並びにそれらの処方および合成に関するものである。例えば、19 63年6月18日発行の米国特許第3,094,536号明細書、1975年1 2月23日発行の米国特許第3,927,967号明細書、1977年7月5日 発行の米国特許第4,033,718号明細書、1979年9月4日発行の米国 特許第4,166,718号明細書、1980年12月23日発行の米国特許第 4,240,920号明細書、1981年3月10日発行の米国特許第4,25 5,273号明細書、1981年3月17日発行の米国特許第4,256,59 7号明細書、1982年3月9日発行の米国特許第4,318,883号明細書 、1983年1月11日発行の米国特許第4,368,053号明細書、198 5年2月5日発行の米国特許第4,497,741号明細書、1987年3月1 0日発行の米国特許第4,648,992号明細書、および1974年10月3 0日公告の英国特許第1,372,035号明細書、1975年10月1日公告 の英国特許第1,408,144号明細書、1985年12月4日公告の英国特 許第2,159,516号明細書、1981年7月22日公告の英国特許第1, 593,623号明細書、1992年5月6日公開のEP第484,027A1 号明細書、1991年11月28日公開のWO第91/18006号明細書、1 992年2月6日公開のWO第92/01753号明細書、および1994年3 月15日公開の特開平6−73397号公報Derwent Abst.No.(94−1289 33)参照。 前記特許刊行物に加えて、フタロシアニンおよびナフタロシアニンの合成、製 造および性質を記載している他の文献(ここに参考文献として編入)は、フタロ シアニン、性質および応用、C.C.レズノフおよびA.B.P.リーバ編、V CH,1989;赤外線吸収染料、M.マツオカ編、プレナム,1990; Inorg.Chem.,M.J.ローリー等、4,pg.128(1965);Inorg.C hem.,R.D.ジョイナー等、1,pg.236(1962);Inorg.Chem., W.E.クロレンケ等、3,696,1964;Inorg.Chem.J.N.エスポシ ト等、5,pg.1979(1966);J.Am.Chem.Soc.B.L.ウィーラ ー等,106,pg.7404(1984);Inorg.Chem.W.E.フォード等 、31,pg.3371(1992);Material Science,Z.ウィトキーウィ クス等,11,pg.39(1978);J.Chem.Soc.Perkin Trans.I,M .J.クック等,pg.2453(1988)である。 発明の開示 本発明は、光消毒および光抗菌組成物であって、 (a)光増感部分および可溶化/基体親和力部分を含む660nm以上のQバン ド極大吸収波長を有する有機ケイ素(IV)光増感性化合物〔該有機ケイ素(IV) 光増感性化合物は式 を有するフタロシアニンまたは式 を有するナフタロシアニンである(式中、R1、R2、R3、R4、R5、およびR6 単位は各々独立に (a)水素、 (b)ハロゲン、 (c)ヒドロキシル、 (d)シアノ、 (e)ニトリロ、 (f)オキシイミノ、 (g)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (h)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22 アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (i)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (j)C1〜C22アルコキシ、 (k)式 または (式中、Bは水素、ヒドロキシル、C1〜C30アルキル、C1〜C30アルコキシ、 −CO2H、−CH2CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−O PO3 2-M、およびそれらの混合物であり;Mは電荷バランスを満足するのに十 分な量の水溶性陽イオンであり;xは0または1であり、各yは独立に0〜6の 値を有し、各zは独立に0〜100の値を有する) を有する分枝アルコキシ、 (l)置換および非置換アリール、 (m)置換および非置換アルキレンアリール、 (n)置換および非置換アリールオキシ、 (o)置換および非置換オキシアルキレンアリール、 (p)置換および非置換アルキレンオキシアリール、 (q)C1〜C22チオアルキル、C4〜C22分枝チオアルキル、およびそれらの 混合物、 (r)式 −CO210(式中、R10は (i)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケ ニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (ii)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1 〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (iii)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (iv)C3〜C22グリコール、 (v)C1〜C22アルコキシ、 (vi)C4〜C22分枝アルコキシ、 (vii)置換および非置換アリール、 (viii)置換および非置換アルキルアリール、 (ix)置換および非置換アリールオキシ、 (x)置換および非置換アルコキシアリール、 (xi)置換および非置換アルキレンオキシアリール、およびそれらの混 合物 からなる) のエステル、 (s)式 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなり; R16は (i)水素、 (ii)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなり;A単位は窒素また は酸素からなり;Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰イオンからなり 、vは0または1であり、uは0〜22である) のアルキレンアミノ単位、 (t)式 −NR1112 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなる) のアミノ単位、 (u)式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは (i)水素、 (ii)ヒドロキシル、 (iii)−CO2H、 (iv)−SO3 -+、 (v)−OSO3 -+、 (vi)C1〜C6アルコキシ、 (vii)置換および非置換アリール、 (viii)置換および非置換アリールオキシ、 (ix)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなり;A単位は窒素または酸素からなり;Mは水溶性陽イオンであり、vは 0または1であり、xは0〜100であり、yは0〜12である) のアルキルエチレンオキシ単位、 (v)式 −OSiR789 (式中、各R7、R8、およびR9は独立に (i)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (ii)置換および非置換アリール、 (iii)置換および非置換アリールオキシ、 (iv)式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは (a)水素、 (b)C1〜C30アルキル、 (c)ヒドロキシル、 (d)−CO2H、 (e)−SO3 -+、 (f)−OSO3 -+、 (g)C1〜C6アルコキシ、 (h)置換および非置換アリール、 (i)置換および非置換アリールオキシ、 (j)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなり;A単位は窒素または酸素からなり、Mは水溶性陽イオンであり、vは 0または1であり、xは0〜100であり、yは0〜12である) のアルキルエチレンオキシ単位 からなる群から選ばれる) の置換シロキシ、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ; 軸方向R単位は各々独立に (a)水素、 (b)ハロゲン、 (c)ヒドロキシル、 (d)シアノ、 (e)ニトリロ、 (f)オキシイミノ、 (g)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (h)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22 アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (i)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (j)C1〜C22アルコキシ、 (k)式 または (式中、Bは水素、ヒドロキシル、C1〜C30アルキル、C1〜C30アルコキシ、 −CO2H、−CH2CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−O PO3 2-M、およびそれらの混合物であり;Mは電荷バランスを満足するのに十 分な量の水溶性陽イオンであり;xは0または1であり、各yは独立に0〜6の 値を有し、各zは独立に0〜100の値を有する) を有する分枝アルコキシ、 (l)置換および非置換アリール、 (m)置換および非置換アルキレンアリール、 (n)置換および非置換アリールオキシ、 (o)置換および非置換オキシアルキレンアリール、 (p)置換および非置換アルキレンオキシアリール、 (q)C1〜C22チオアルキル、C4〜C22分枝チオアルキル、およびそれらの 混合物、 (r)式 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなり; R16は (i)水素、 (ii)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなり;A単位は窒素また は酸素からなり;Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰イオンからなり 、vは0または1であり、uは0〜22である) のアルキレンアミノ単位、 (s)式 −NR1112 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなる) のアミノ単位、 (t)式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは (i)水素、 (ii)ヒドロキシル、 (iii)−CO2H、 (iv)−SO3 -+、 (v)−OSO3 -+、 (vi)C1〜C6アルコキシ、 (vii)置換および非置換アリール、 (viii)置換および非置換アリールオキシ、 (ix)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなり;Aは窒素または酸素からなり;Mは水溶性陽イオンであり、vは0ま たは1であり、xは0〜100であり、yは0〜12である) のアルキルエチレンオキシ単位、 (u)式 (式中、R10は (i)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (ii)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22 アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (iii)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (iv)C3〜C22グリコール、 (v)C1〜C22アルコキシ、 (vi)C4〜C22分枝アルコキシ、 (vii)置換および非置換アリール、 (viii)置換および非置換アルキルアリール、 (ix)置換および非置換アリールオキシ、 (x)置換および非置換アルコキシアリール、 (xi)置換および非置換アルキレンオキシアリール、 (xii)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなる) のカルボキシレート、 (v)式 −OSiR789 (式中、各R7、R8、およびR9は独立に (i)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (ii)置換および非置換アリール、 (iii)置換および非置換アリールオキシ、 (iv)式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは (a)水素、 (b)C1〜C30アルキル、 (c)ヒドロキシル、 (d)−CO2H、 (e)−SO3 -+、 (f)−OSO3 -+、 (g)C1〜C6アルコキシ、 (h)置換および非置換アリール、 (i)置換および非置換アリールオキシ、 (j)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなり;A単位は窒素または酸素からなり、Mは水溶性陽イオンであり、vは 0または1であり、xは0〜100であり、yは0〜12である) のアルキルエチレンオキシ単位 からなる群から選ばれる) の置換シロキシ、 およびそれらの混合物からなる群から選ばれる)〕、および (b)残部(担体および補助成分) を含むことを特徴とする光消毒および光抗菌組成物に関する。 ここですべての%、比率および割合は、特に断らない限り、重量基準である。 すべての温度は、特に断らない限り、セ氏度(℃)である。引用のすべての文献 は、関連部分で、ここに参考文献として編入する。 発明を実施するための最良の形態 本発明の目的で、置換アリール単位は、本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ;Mは水溶性陽イオンであ り、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰イオンである〕 を有する部分と定義される。他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タル トレート、オキサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート 、水素サルフェート、ホスフェートなどが挙げられる。 本発明の目的で、アルキレンアリール単位は、本質上式 (式中、R13およびR14は上で定義したのと同じであり、pは1〜約10である ) を有する部分と定義される。 本発明の目的で、アリールオキシ単位は、本質上式 (式中、R13およびR14は上で定義したのと同じである) を有する部分と定義される。 本発明の目的で、アルキレンオキシアリール単位は、本質上式 (式中、R13およびR14は上で定義したのと同じであり、qは0〜約10である )を有する部分と定義される。 本発明の目的で、オキシアルキレンアリール単位は、本質上式 (式中、R13およびR14は上で定義したのと同じであり、wは1〜約10である )を有する部分と定義される。 本発明の目的で、分枝アルコキシ単位は、本質上式 または (式中、Bは水素、ヒドロキシル、C1〜C30アルキル、C1〜C30アルコキシ、 −CO2H、−CH2CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−O PO3 2-M、およびそれらの混合物、好ましくはC1〜C18アルキル、−CO2H 、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−OPO3 2-Mであり;Mは電荷 バランスを満足するのに十分な量の水溶性陽イオンであり;xは0または1であ り、各yは独立に0〜6の値を有し、各zは独立に0〜100の値を有する) を有する部分と定義される。 本発明の目的で、置換および非置換アリール、アルキレンアリール、アリール オキシ、オキシアルキレンアリールおよびアルキレンオキシアリールは、上でこ こに定義のような添え字p、q、およびwを有し且つアリールは、置換または非 置換の芳香族部分、例えば、フェニル、ナフチル、チエニル、ピリジニルなどで あることができる。 本発明の目的で、アルキルエチレンオキシ単位は、本質上式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Aはヘテロ原子窒素または酸素であり、好ましくはAは酸素であり、添 え字vはヘテロ原子が不在である時には0であり、vはヘテロ原子が存在する時 には1に等しく、Zは水素、C1〜C6アルコキシ、アリール、置換アリール、ア リールオキシ、置換アリールオキシ、アルキレンアミノ、−SO3 -+、−OS O3 -+、−CO2H、およびそれらの混合物であり;xは1〜100であり、y は1〜12である) を有する部分と定義される。 本発明の目的で、アルキレンアミノ単位は、本質上式 (式中、R11およびR12は各々C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1 〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニルであり、R16は水素、C1〜C22 アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アル ケニル、およびそれらの混合物であり、Aはヘテロ原子窒素または酸素であり、 好ましくはAは酸素であり、添え字vはヘテロ原子が不在である時には0であり 、vはヘテロ原子が存在する時には1に等しく、Xはクロリド、ブロミド、ヨー ダイド、または他の水溶性陰イオンであり、uは0〜22である) を有する部分と定義される。他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タル トレート、オキサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート 、水素サルフェート、ホスフェートなどが挙げられる。 本発明は、本質上式 の、660nm以上のQバンド極大吸収波長を有するSi4+有機ケイ素光増感性化 合物を含む光漂白組成物を提供する。前記式中、(Sens.)単位は、中心ケイ素原 子の回りに本質上平面キレートを生成する二座配位子光増感性単位であり、そし てこれらの(Sens.)単位は式 を有するフタロシアニンまたは式 を有するナフタロシアニンのいずれかであり且つSi4+が前記フタロシアニンま たはナフタロシアニン環と結合する時に、それらは本質上下記の式 および 〔式中、フタロシアニン環系の各芳香環は4個までの単位、例えば、R1、R2、 R3、およびR4単位で置換でき(フタロシアニン分子当たり最大16個の置換基 )、且つナフタロシアニン環系の各芳香環系は6個までの単位、例えば、R1、 R2、R3、R4、R5、およびR6単位で置換できる(ナフタロシアニン分子当た り最大24個の置換基)〕 を有する有機ケイ素化合物を生成する。 フタロシアニンおよびナフタロシアニン環単位 フタロシアニンおよびナフタロシアニン二座配位子キレート化剤環の水素原子 は、分子の光化学的性質を生ずるように置換する。フタロシアニンは、置換でき るR1、R2、R3、およびR4単位を有し且つナフタロシアニンは、置換できるR1 、R2、R3、R4、R5、およびR6単位を有する。これらの単位は、フタロシア ニンまたはナフタロシアニン環に結合し且つ独立に (a)水素、 (b)ハロゲン、 (c)ヒドロキシル、 (d)シアノ、 (e)ニトリロ、 (f)オキシイミノ、 (g)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、 (h)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22 アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、 (i)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (j)C1〜C22アルコキシ、好ましくはC1〜C4アルコキシ、より好ましく はメトキシ; (k)式 または (式中、Bは水素、ヒドロキシル、C1〜C30アルキル、C1〜C30アルコキシ、 −CO2H、−CH2CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−O PO3 2-M、およびそれらの混合物であり;Mは電荷バランスを満足するのに十 分な量の水溶性陽イオンであり;xは0または1であり、各yは独立に0〜6、 好ましくは0〜6の値を有し、各zは独立に0〜100、好ましくは0〜約10 、より好ましくは0〜約3の値を有する) を有する分枝アルコキシ、 (l)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−CO2 - +、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から選ば れ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6であ り;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰 イオンであり、他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タルトレート、オ キサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート、水素サルフ ェート、ホスフェートなどが挙げられる〕 を有するアリール、および置換アリール、 (m)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−CO2 - +、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から選ば れ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6であ り;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰 イオンであり、他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タルトレート、オ キサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート、水素サルフ ェート、ホスフェートなどが挙げられ;pは1〜約10、好ましくは1〜約3で ある〕 を有するアルキレンアリールおよび置換アルキレンアリール、 (n)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、 −N(R152、および−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1 〜C4アルキルである)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6ア ルキル、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物か らなる群から選ばれ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部 分はC1〜C6であり;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、ま たは他の水溶性陰イオンであり、他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、 タルトレート、オキサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェ ート、水素サルフェート、ホスフェートなどが挙げられる〕を有するアリールオ キシおよび置換アリールオキシ、 (o)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−CO2 - +、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から選ば れ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6であ り;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰 イオンであり、他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タルトレート、オ キサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート、水素サルフ ェート、ホスフェートなどが挙げられ;qは0〜約10、好ましくは約1〜約3 である〕 を有する部分と定義されるアルキレンオキシアリール、および置換アルキレンオ キシアリールアルキレンオキシアリール単位、 (p)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−CO2 - +、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から選ば れ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6であ り;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰 イオンであり、他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タルトレート、オ キサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート、水素サルフ ェート、ホスフェートなどが挙げられ;wは1〜約10、好ましくは約1〜約3 である〕 を有するオキシアルキレンアリールおよび置換オキシアルキレンアリール、 (q)C1〜C22チオアルキル、C4〜C22分枝チオアルキル、およびそれらの 混合物、 (r)式 −CO210〔式中、R10はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝ア ルキル、C1〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル(それらのすべてはハ ロゲンで置換できる);ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、C3〜C22グ リコール、C1〜C22アルコキシ、C4〜C22分枝アルコキシ、アリール、 置換アリール、アルキレンアリール、アリールオキシ、アルキレンオキシアリー ル、アルキレンオキシアリール、好ましくはC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝 アルキル、およびそれらの混合物である) のエステル単位、 (s)本質上式 (式中、R11およびR12は各々C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1 〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニルであり、R16は水素、C1〜C22 アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アル ケニルおよびそれらの混合物であり、Aはヘテロ原子窒素または酸素であり、好 ましくはAは酸素であり、添え字vはヘテロ原子が不在である時には0であり、 vはヘテロ原子が存在する時には1に等しく、好ましくはvは0に等しく;Xは クロリド、ブロミド、ヨーダイド、または他の水溶性陰イオンであり、uは0〜 22であり、好ましくはuは3〜約10であり、他の水溶性陰イオンの例として はフマレート、タルトレート、オキサレートなどの有機種が挙げられ、無機種と してはサルフェート、水素サルフェート、ホスフェートなどが挙げられる)を有 するアルキレンアミノ単位、 (t)式 −NR1112 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなる) のアミノ単位、 (u)本質上式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Aはヘテロ原子窒素または酸素であり、好ましくはAは酸素であり、添 え字vはヘテロ原子が不在である時には0であり、vはヘテロ原子が存在する時 には1に等しく、Zは水素、C1〜C6アルコキシ、アリール、置換アリール、ア リールオキシ、置換アリールオキシ、アルキレンアミノ、−SO3 -+、−OS O3 -+、−CO2H、およびそれらの混合物、好ましくは水素またはC1〜C6ア ルコキシ、より好ましくはメトキシであり;xは1〜100、好ましくは0〜約 20、より好ましくは3〜約10であり;yは1〜12、好ましくは約1〜約5 である) を有するアルキルエチレンオキシ単位、 (v)式 −OSiR789(式中、各R7、R8、およびR9は独立にC1〜 C8アルキル、C4〜C8分枝アルキル、C1〜C8アルケニル、C4〜C8分枝アル ケニル、置換アルキル、アリール、式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは水素、C1〜C30アルキル、ヒドロキシル、−CO2H、−SO3 -+ 、−OSO3 -+、C1〜C6アルコキシ、アリール、置換アリール、アリールオ キシ、置換アリールオキシ、アルキレンアミノ、およびそれらの混合物であり; A単位は窒素または酸素からなり、Mは水溶性陽イオンであり、vは0または1 であり、xは0〜100であり、yは0〜12である)のアルキルエチレンオキ シ単位,およびそれらの混合物からなる群から選ばれる)のシロキシおよび置換 シロキシ、および、アルキレンアミノ単位およびそれらの混合物からなる群から 選ばれる。 好ましいR1、R2、R3、R4、R5、およびR6単位は、C1〜C22アルコキシ 、式 (式中、Bは水素、C1〜C30アルキル、−CO2H、−SO3 -+、−OSO3 - +、−PO3 2-M、−OPO3 2-M、およびそれらの混合物、好ましくはC1〜C18 アルキル、−CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−OPO3 2- Mであり;Mは電荷バランスを満足するのに十分な量の水溶性陽イオンであ り;xは0または1であり、各yは独立に0〜6、好ましくは0〜6の値を有し 、各zは独立に0〜100、好ましくは0〜約10、より好ましくは0〜約3の 値を有する) を有する分枝アルコキシ、およびハロゲンであり、より好ましいR1、R2、R3 、R4、R5、およびR6単位は、メトキシ、分枝アルコキシおよびハロゲンであ る。(Sens.)単位がフタロシアニンである時には、最も好ましいR1、R2、R3、 およびR4単位はメトキシおよび分枝アルコキシである。(Sens.)単位がナフタロ シアニンである時には、最も好ましいR1、R2、R3、R4、R5、およびR6単位 は塩素、臭素またはヨウ素である。 軸方向R単位 本発明に有用な化合物は、中心ケイ素原子に直接結合された軸方向R単位も含 み、そしてRは独立に (a)水素、 (b)ハロゲン、 (c)ヒドロキシル、 (d)シアノ、 (e)ニトリロ、 (f)オキシイミノ、 (g)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、 (h)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22 アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、 (i)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (j)C1〜C22アルコキシ、好ましくはC1〜C4アルコキシ、より好ましく はメトキシ、 (k)式 または (式中、Bは水素、ヒドロキシル、C1〜C30アルキル、C1〜C30アルコキシ、 −CO2H、−CH2CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−O PO3 2-M、およびそれらの混合物であり;Mは電荷バランスを満足するのに十 分な量の水溶性陽イオンであり;xは0または1であり、各yは独立に0〜6、 好ましくは0〜6の値を有し;各zは独立に0〜100、好ましくは0〜約10 、より好ましくは0〜約3の値を有する) を有する分枝アルコキシ、 (l)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−CO2 - +、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から選ば れ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6であ り;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰 イオンであり、他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タルトレート、オ キサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート、水素サルフ ェート、ホスフェートなどが挙げられる〕 を有するアリール、および置換アリール、 (m)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−CO2 - +、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から選ば れ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6であ り;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰 イオンであり、他の水溶性陰イオンの例とし てはフマレート、タルトレート、オキサレートなどの有機種が挙げられ、無機種 としてはサルフェート、水素サルフェート、ホスフェートなどが挙げられ;pは 1〜約10、好ましくは1〜約3である〕 を有するアルキレンアリールおよび置換アルキレンアリール、 (n)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−CO2 - +、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から選ば れ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6であ り;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰 イオンであり、他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タルトレート、オ キサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート、水素サルフ ェート、ホスフェートなどが挙げられる〕を有するアリールオキシおよび置換ア リールオキシ、 (o)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケ ニル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、 シアノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152 、および−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキ ルである)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−C O2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から 選ばれ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6 であり;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶 性陰イオンであり、他の水溶性陰イオンの例としてはフマレート、タルトレート 、オキサレートなどの有機種が挙げられ、無機種としてはサルフェート、水素サ ルフェート、ホスフェートなどが挙げられ;qは0〜約10、好ましくは約1〜 約3である〕 を有する部分と定義されるアルキレンオキシアリールおよび置換アルキレンオキ シアリールアルキレンオキシアリール単位、 (p)本質上式 〔式中、R13およびR14は独立に水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル 、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6分枝アルコキシ、ハロゲン、モルホリノ、シア ノ、ニトリロ、−CO2 -+、−SO3 -+、−OSO3 -+、−N(R152、お よび−N+(R153-(式中、各R15は独立に水素またはC1〜C4アルキルで ある)、およびそれらの混合物、好ましくは水素、C1〜C6アルキル、−CO2 - +、−SO3 -+、−OSO3 -+、およびそれらの混合物からなる群から選ば れ、より好ましくはC13またはC14は水素であり且つ他方の部分はC1〜C6であ り;Mは水溶性陽イオンであり、Xは塩素、 臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰イオンであり、他の水溶性陰イオンの例とし てはフマレート、タルトレート、オキサレートなどの有機種が挙げられ、無機種 としてはサルフェート、水素サルフェート、ホスフェートなどが挙げられ;wは 1〜約10、好ましくは約1〜約3である〕 を有するオキシアルキレンアリールおよび置換オキシアルキレンアリール、 (q)C1〜C22チオアルキル、C4〜C22分枝チオアルキル、およびそれらの 混合物、 (r)本質上式 (式中、R11およびR12は各々C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1 〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニルであり、R16は水素、C1〜C22 アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アル ケニルおよびそれらの混合物であり、Aはヘテロ原子窒素または酸素であり、好 ましくはAは酸素であり、添え字vはヘテロ原子が不在である時には0であり、 vはヘテロ原子が存在する時には1に等しく、好ましくはvは0に等しく;Xは クロリド、ブロミド、ヨーダイド、または他の水溶性陰イオンであり、uは0〜 22であり、好ましくはuは3〜約10であり、他の水溶性陰イオンの例として はフマレート、タルトレート、オキサレートなどの有機種が挙げられ、無機種と してはサルフェート、水素サルフェート、ホスフェートなどが挙げられる) を有するアルキレンアミノ単位、 (s)式 −NR1112 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1 〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなる ) のアミノ単位、 (t)本質上式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Aはヘテロ原子窒素または酸素であり、好ましくはAは酸素であり、添 え字vはヘテロ原子が不在である時には0であり、vはヘテロ原子が存在する時 には1に等しく、Zは水素、C1〜C6アルコキシ、アリール、置換アリール、ア リールオキシ、置換アリールオキシ、アルキレンアミノ、−SO3 -+、−OS O3 -+、−CO2H、およびそれらの混合物、好ましくは水素またはC1〜C6ア ルコキシ、より好ましくはメトキシであり;xは1〜100、好ましくは0〜約 20、より好ましくは3〜約10であり;yは1〜12、好ましくは約1〜約5 である) を有するアルキルエチレンオキシ単位、 (u)式 〔式中、R10はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケ ニル、C4〜C22分枝アルケニル(それらのすべてはハロゲンで置換できる); ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、C3〜C22グリコール、C1〜C22ア ルコキシ、C4〜C22分枝アルコキシ、置換および非置換アリール、置換および 非置換アルキレンアリール、置換および非置換アリールオキシ、置換および非置 換アルキレンオキシアリール、置換および非置換アルキレンオキシアリール、好 ましくはC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、およびそれらの混合物で ある) のカルボキシレート単位、 (v)式 −OSiR789(式中、各R7、R8、およびR9は独立にC1〜 C8アルキル、C4〜C8分枝アルキル、C1〜C8アルケニル、C4〜C8分枝アル ケニル、置換アルキル、アリール、式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは水素、C1〜C30アルキル、ヒドロキシル、−CO2H、−SO3 -+ 、−OSO3 -+、C1〜C6アルコキシ、アリール、置換アリール、アリールオ キシ、置換アリールオキシ、アルキレンアミノ、およびそれらの混合物であり; A単位は窒素または酸素からなり、Mは水溶性陽イオンであり、vは0または1 であり、xは0〜100であり、yは0〜12である)のアルキルエチレンオキ シ単位,およびそれらの混合物からなる群から選ばれる)のシロキシおよび置換 シロキシ、および、アルキレンアミノ単位およびそれらの混合物からなる群から 選ばれる。 好ましいR単位は、本質上、式 −(CHOH)nCH2OH(式中、nの値は 2〜21である)のポリグリコールであるポリヒドロキシル置換C3〜C22アル キレン部分である。好ましいポリヒドロキシ置換アルキレンは、本質上、式 のポリヒドロキシグリコールである(これらのポリヒドロキシル部分の立体化学 配置は本発明の目的で均等である)。 最も好ましい軸方向R単位は、式 または (式中、Bは水素、ヒドロキシル、C1〜C30アルキル、C1〜C30アルコキシ、 −CO2H、−CH2CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−O PO3 2-M、およびそれらの混合物であり;Mは電荷バランスを満足するのに十 分な量の水溶性陽イオンであり;xは0または1であり、各yは独立に0〜6、 好ましくは0〜6の値を有し、各zは独立に0〜100、好ましくは0〜約10 、より好ましくは0〜約3の値を有する) を有する分枝アルコキシである。 本発明の化合物がフタロシアニンの場合のように1個以上の置換基R1、R2、 R3およびR4単位、ナフタロシアニンの場合のようにR1、R2、R3、R4、R5 、およびR6単位を有する時には、置換基の正確な配向は、正確には知られてい ないことがある。しかしながら、本発明の化合物の目的で、置換の或る均等が存 在する。例えば、同じR1置換を含有する下記の式 の2つの単位は、本発明の目的で均等であり且ついずれか一方の構造の他方のも の以上の選択は、ここに記載の分子の所望の性質を達成しないであろう。 加えて、同じR1およびR2単位置換を含有する下記の式 で表わされる置換を含有する化合物も、本発明の目的で均等であり且ついずれか 一方の構造の他方のもの以上の選択は、ここに記載の分子の所望の性質を達成し ないであろう。しかしながら、前記例は、当業者によって認識されるであろう均 等の構造例の合計数を代表するだけである。 本質上下記の式 によって記載の方法で配向された置換を有するフタロシアニンの場合のように1 個以上の置換R1、R2、R3、およびR4単位、ナフタロシアニンの場合のように R1、R2、R3、R4、R5、およびR6単位を有する本発明に有用な化合物は、本 発明の目的で均等ではなく且つR1およびR2単位が均等であるという事実に無関 係に各々別個の化合物を構成するであろう。前記例は、当業者によって認識され るR1、R2、R3、R4、R5、およびR6単位の組み合わせを 使用して可能である非均等構造の数を論じ尽くすものではない。 可溶化軸方向R単位は、中心ケイ素原子(本発明の目的でSi4+原子であり且 つ本質上平面(Sens.)単位に対して軸方向の位置を占める)に直接結合する。各 R単位の実用性は、主として、本発明の化合物の溶解度特性に係わり且つ各R単 位は、他のものと無関係に選ぶことができる。R単位の選択は、溶解度要件に加 えて、または溶解度要件の代わりに施すことができ且つ全部、その代わりに化合 物の「直接性」または「非直接性」に係わる。R単位は、本質上非イオン、陽イ オンまたは陰イオン単位である。 各芳香族部分のR1、R2、R3、およびR4単位の少なくとも1つがメトキシで あり、各R基が本質上式 −(OCH2CH2xZ (式中、各R単位の場合にZはメトキシであり、xは7.2であり、それによっ て部分に平均エトキシ化値7.2を与える) のエチレンオキシ単位からなるフタロシアニン環系を含む本発明の好ましい「直 接」態様(表面、例えば、布帛に対して親和力を有する)の例は、以下の通りで ある。 各芳香族部分のR1、R2、R3、およびR4単位の少なくとも2つがメトキシで あり、各R基が本質上式 −(OCH2CH2xZ (式中、各R単位の場合にZはメトキシであり、xは7.2であり、それによっ て部分に平均エトキシ化値7.2を与える) のエチレンオキシ単位からなるフタロシアニン環系を含む本発明のより好ましい 「直接」態様(表面、例えば、布帛に対して親和力を有する)の例は、以下の通 りである。 各芳香族部分のR1、R2、R3、R4、R5、およびR6単位の少なくとも2つが 塩素であり、1つのR基が本質上式 −OSiR789(式中、R7およびR8 はメチルであり、R9が本質上式 −(CH2yZ (式中、Zは−SO3 -+であり、Mはナトリウムであり、yは6に等しい) を有するシロキシ単位からなり、第二の軸方向R単位がメトキシであるナフタロ シアニン環系を含む本発明の「非直接」態様(荷電R単位は表面、例えば、布帛 に対する親和力を減少する)の例は、以下の通りである。 各芳香族部分のR1、R2、R3、R4、R5、およびR6単位の少なくとも1つが 臭素であり、R基が本質上式 −OSiR789(式中、R7およびR8はメチ ルであり、R9が本質上式 −(CH2yZ (式中、Zは−SO3 -+であり、Mはナトリウムであり、yは6に等しい) を有するシロキシ単位からなるナフタロシアニン環系を含む本発明の好ましい「 非直接」態様(荷電R単位は表面、例えば、布帛に対する親和力を減少する)の 例は、以下の通りである。 本発明の化合物は、広範囲の表面親和力を有するように変性できる。分子は、 軸方向R単位の選択によって「直接」または「非直接」にさせることができる。 ここで定義する「直接性」なる用語は、光消毒剤を特定の標的表面と成功裡に接 触させる性質である。例えば、明細書で以下に定義する軸方向基Rは、光消毒の 標的である合成布帛、耐久性表面、例えば、セラミックタイル、または一般に布 帛、製品または場所と光消毒化合物との適合性を与えるように選んでもよい。 例えば、R単位は、標的材料(即ち、布帛)の構造特性または標的基質(即ち 、微生物)にマッチさせる。R単位の性質を使い捨て紙製品などの材料に調整す るためのオプションは、フタロシアニンまたはナフタロシアニン環を達成するこ とに無関係に、それによって光物理を影響なしのままにR単位を選ぶ能力のため である。 「非直接」分子は、光増感性化合物が特定の表面に引きつけられるようになる よりもむしろ液体のままでなければならない応用、即ち、水泳プール光消毒剤に 望ましい。例によって限定するものではないが、R単位の荷電部分の置換は、化 合物を、わずかに荷電されているか選ばれたR単位に対する親和力を有していな い表面から反発させるように作用するであろう。 理論によって限定するものではないが、光消毒が生ずる機構は、拡散制御法で あり、それゆえ、本発明の化合物は、独特の構造品質によって、高効率一重項酸 素製造によく適している。有効な光消毒は、一重項酸素の分子の製造に基づかせ 、広く研究されている理論であり且つ光消毒の当業者によってよく理解される。 一重項酸素種が短い寿命であり且つ光エネルギー移動が拡散制御され、即ち、一 重項酸素が周囲分子環境中のレセプター分子と迅速に反応するので、「攻撃」さ れるべき微生物または同様の物体の場所付近に光増感分子を有することは、主要 な利点を有する。 本発明の分子は、合理的な「直接」度を達成する処方業者の能力のため、本発 明の分子を所望の表面に向けることができる。R単位の軸方向性状のため光増感 分子の加層および積み重ねを防止する追加の能力は、「作用場所」に適用すべき 効率的な単層を与える。例えば、体液または他の微生物源への布帛の暴露のため 布帛上に吸収された微生物を殺すための本発明の態様は、有機ケイ素光増感性化 合物が布帛表面に対する親和力を有すること(表面に対する直接性)、光消毒化 合物が「高分子効率」のために所望の作用部位に近いこと(1個以上のR単位の 操作によって達成)という要件を有するであろう。明らかに、これらの要件を仮 定すれば、光消毒剤の「単層」を付着することが有利であろうし、このことはQ バンドが目が光消毒剤を検知するのを防止するために十分に700nmより大きい ことを必要とする。 本発明の別の利点は、各R単位が別個の所望の性質に係わってもよいと言う事 実であり、それゆえ、本発明の分子は、「多面(sided)」であると考えることが できる。例えば、一方の軸方向R単位は、増大された溶解度に係わってもよい一 方、他方の軸方向R基は、所定の表面に関して増大された直接性を与える能力の ために選んでもよい。 しかしながら、「直接性」を本発明の分子に与える能力は、「非直接性」を本 発明の光消毒剤の例に与える処方業者の要望および能力によってマッチされる。 本発明の非直接態様の使用は、水泳プールを本発明の光消毒剤で消毒する目的で 本発明の方法を使用する時に適用できるであろう。直接材料は、プールの面に結 合するか接着するであろうし且つ溶液に一様に分散させたままであろう非直接材 料程効果を有していない。 ここおよび明細書全体にわって使用する「低色相」なる用語は、約660nm以 上のQバンドのラムダ極大を有し、それゆえヒトの目にわずかにだけ知覚可能で ある光消毒剤を意味し、「低色相」は「低い色」に類似の用語であるが、低色相 なる用語は、分子当たり生ずる色(色相)のレベルまたは強度または量を意味す るよりもむしろ、Qバンドが所定の範囲であり、単一の目立たない波長ではなく 且つこのバンドの下端が比較的少数の人々にだけ一部分知覚可能であることがあ るという事実を意味する。 本明細書で使用し且つ以下で更に定義する「低色相」なる用語は、本発明の有 機ケイ素化合物を固体白色背景に適用する時に生ずる可視知覚を意味し、Qバン ド吸収極大(λmax)が肉眼には可視ではないかわずかにだけ可視であるかのい ずれかである波長にあるという事実のため無色であるらしく、ヒト可視知覚のカ ットオフ波長は約660nmである。しかしながら、本発明の「低色相」有機ケイ 素光増感性化合物は、使用される表面の種類に応じて他のものより可視であるこ ともあるであろうし、または「色相」は蛍光増白剤、染料、着色剤などの補助成 分の存在または存在する光の波長範囲によって達成されることがある。 λmax660〜約700nmを有する本発明の化合物は、分子の固有色が光消毒 剤の存在の指示薬として役立つ応用で望ましいことがある。例えば、本発明の6 60〜700nm材料で処理された流出廃棄物は、流出液が光消毒剤を依然として 含有することを処方業者に保証するのに役立つ色を付与してもよい。 また、本発明は、酸素の存在下で1種以上のフタロシアニンまたはナフタロシ アニン化合物を媒体(その中またはその上で反応が生ずるべきである)と接触さ せるか、媒体に配合するか、光を照射する光増感反応または一重項酸素によって 触媒される反応の実施法に関する。 理論によって限定しようとはしないが、本発明の光消毒剤は、光物理の効率に 関してより「調整自在」である。溶解度問題が軸方向R部分の範囲であるのでフ タロシアニンまたはナフタロシアニン環系上の置換基の選択において今や重荷を 背負っていない処方業者は、化合物の光物理を最適化することに十分に集中でき る。 フタロシアニン、ナフタロシアニン環などの特定の大きい共役付加物は、光量 子を吸収し且つ電子的に励起された種(一重項および三重項)を形成できること 、およびこれらの種は酸素によって失活されて「励起酸素種」を生成できること が以前から知られている。特に好ましい「励起酸素種」は、分子状酸素によりフ タロシアニンなどの光増感剤の三重項状態の失活によって最も信頼性よく生成さ れる一重項酸素である。それゆえ、三重項状態の形成に好都合である化合物を製 造することが光消毒剤処方業者の目的である。 光増感剤に光を照射する時に、生ずる一重項エネルギー状態は、各種のプロセ ス、即ち、再発光(蛍光)を受ける。一重項酸素による光漂白に関して最も重要 なプロセスは、項間交差(ISC)である。これは、一重項状態を分子内で三重 項に変換する機構である。一般に、このプロセスの効率は、量子収率、即ち、所 望の三重項励起状態をもたらす吸収された光子の数によって論ずる。本発明は、 一重項状態から三重項状態への項間交差の効率を修正することによって増大され た光漂白を与える。本発明の分子は、三重項状態を形成する量子効率を増大する ために処方業者によって修正できる。驚異的なことに、処方業者は、本発明に係 る置換基を操作して、特定置換基が「重原子効果」(当業者によく知られている 用語)上に有する寄与を増大できる。「重原子効果」用の部分の選択は、他の因 子に無関係に、例えば、溶解度因子の過度の関心なしに行うことができる。これ は、溶解度用の軸方向R基の選択がフタロシアニンまたはナフタロシアニン環系 に施される変更には無関係であるからである。 当業者によってよく理解されるように、Qバンドは、第一の一重項状態への電 子の励起と関連づけられる低エネルギー吸収バンドである。例えば、本発明のフ タロシアニンおよびナフタロシアニンの場合には、この吸収と関連づけられる波 長は、典型的には、600〜800nmである。この範囲は、可視スペクトルと近 赤外スペクトルとの両方の波長を包含する。本発明の化合物のQバンドと比較し て弱い吸収バンドは、UVおよび可視スペクトルからなる短波長で見出すことが できる。この第二吸収バンドは、Bバンドとして既知である。Qバンドと異なり 、Bバンドは第二の一重項への電子の励起を表わす。本発明は、フタロシアニン 、ナフタロシアニンなどの強い色と関連づけられるより強いQバンド吸収に関す る。 Qバンド波長の値の測定および特定の部分(R1、R2、R3、R4、R5または R6単位)がフタロシアニンまたはナフタロシアニン環上の水素原子に取って代 わる時にシフトがこの波長で生ずるか否かは、直接的である。典型的には、測定 すべきフタロシアニンまたはナフタロシアニンの濃度約1×10-6Mを有する溶 液は、1重量%トリトン(triton)X−100を含有する好適な溶媒(例えば、 ジメチルホルムアミド)を使用して調製する。次いで、UV/可視スペクトルが 得られ、Qバンドλmaxを記録する。この値は、「基体λs-max」である。置換基 導入前の材料のスペクトルは、同じ方法で得られる。この値は、「対照λr-max 」である。2つのスペクトルは、比較し、得られた測定値は下記の式 波長赤色シフト=Δλmax=λs-max−λr-max に入れる(得られる数が1以上であるならば、置換基は少なくとも1nmの正の赤 色シフトを生じ、本発明の態様で使用するのに好適な材料である)。光化学の当 業者は、Δλmaxなる用語が無次元数であり、本発明の目的で変性光消毒剤のQ バンドをnm単位で測定し、非変性光消毒剤と比較する時に、変性消毒剤のQバン ドは、少なくとも1nmの波長の増大を有するであろうことを認識するであろう。 興味のある材料がジメチルホルムアミドに可溶性でないならば、他の好適な溶媒 は、使用してもよい。Qバンド波長の偽値をもたらすフタロシアニンまたはナフ タロシアニン化合物の凝集は、トリトンX−100の添加によって回避できる。 量子収率および励起状態エネルギーは、当業者に周知であり且つ三重項量子収 率および同様の光物理的パラメーターの測定法は、下記の文献に十分に記載され ている:R.ボネット、D.J.マックガーベイ、A.ハリマン、E.J.ラン ド、T.G.トルスコット、U.ウィンフィールド、J.Photochem.Photobiol. 1988,48(3),pg.271−276;J.デビラ、A.ハリマン、K .S.グリヤ、Photochem.Photobiol.,1991,53(1),pg.1−11 ;J.デビラ、A.ハリマン、Photochem.Photobiol.,1989,50(1), pg.29−35;P.チャールズワース、T.G.トルスコット、R.C.ブ ルックス、B.C.ウィルソン、J.Photochem.Photobiol.,パートB1994 ,26(3),pg.277−282;X.ツァング、H.シュー、J.Chem.S oc.,Faraday Trans.,1993,89(18),pg.3347−3351; M.S.C.シンプソン、A.ビーバイ、S.M.ビショップ、A.J.マック ロバート、A.W.パーカー、D.フィリップス、Proc.SPIE-int.Soc.Opt. Eng.,1992,1640,pg.520−529;D.フィリップス、Pure A ppl.Chem.,1995,67(1),pg.117−126;F.ウイルキンソン 、W.P.ヘルマン、A.B.ロス、J.Phys.Chem.Ref.Data,1993,2 2(1),pg.113−262;A.P.B.リーバ、S.リコシア、K.マ グネル、P.C.マイナー、B.S.ラマスワニー、Adv.Chem.Ser.,1982 ,201,pg.237−252;M.A.ウエスト、Creat.Detect.Excited State,1976,4,pg.217−307;W.E.フォード、B.D.リ ーター、M.E.ケニー、M.A.ロジャース、J.Photochem.Photobiol.,1 989,50(3),pg.277−282;P.A.フィレイ、W.E.フォ ード、J.R.ソウニク、M.E.ケニー、A.J.R.ロジャース,J.Am.C hem.Soc.,1988,110,pg.7626−7630;P.A.フィレイ、 M.A.J.ロジャース、Photochem.Photobiol.,1987,45(4),pg .535−538(それらのすべてを全部ここに参考文献として編入)。 本発明の目的で、デルタ三重項収率は、下記の式 三重項状態収率増大=ΔΦtrip=Φtirp- 基体−Φtirp- 対照 に従って求める(Φtirp- 基体−Φtirp- 対照の値は前記文献に記載の方法のい ずれかによって得ることができる)。ΔΦtripの値が1以上の数である時には、 光増感剤の(Sens.)単位上の水素原子の場合にそこで施された置換は、本発明の 態様で使用するのに好適である。 加えて、「色相化(hueing)」(固有の色または色の欠如)への修正は、軸方 向R基の選択によって加えられる性質に無関係に操作できる。 特に、本発明は、有機または無機基体中または有機または無機基体上の微生物 を防除するための方法または微生物による攻撃に対して有機または無機基体を保 護するための方法(微生物から自由にするか微生物に対して保護すべき布類また は基体を水の存在下且つ光を照射しながら本発明のフタロシアニンまたはナフタ ロシアニンで処理する)に関する。 抗菌活性を生ずるためには、本発明のフタロシアニンまたはナフタロシアニン 化合物は、酸素および水の存在並びに光の照射を必要とする。それゆえ、処理は 、一般に、水溶液中または湿った基体上で行い、使用する酸素源は水に溶解され た酸素または大気酸素である。 照射は、人工光源により、または日光により行うことができる。良好な効果は 、例えば、約300〜2500nm、好ましくは約300〜1200nmの範囲内の 光によって達成される。このように、照射は、例えば、市販の白熱灯を使用して 行うことができる。照明の強度は、広い限度内で変化できる。それは、活性物質 の濃度、基体の性状または光収率に影響する追加的に存在する物質に依存する。 変化できる更に他のパラメーターは、露光時間であり、即ち、同じ効果のために は、露光は、より高い強度より低い光強度でより長くなければならない。一般に 、使用の分野に応じて、多少の分から多少の時間までの露光時間が、可能である 。 方法を水性媒体(例えば、布類の滅菌)で行うならば、光の照射は、媒体の内 側または外側に装着された人工光源によって処理媒体中で直接行うことができ、 または湿った状態の基体は、その後に再度人工光源によって照射でき、または日 光に露光できる。本化合物の良好な抗菌効果は、活性物質の超低濃度、例えば、 0.001ppmでさえ達成できる。使用の分野および使用するフタロシアニン またはナフタロシアニン誘導体に応じて、濃度0.005〜100、好ましくは 0.01〜50ppmが好ましい。 また、本発明の方法は、溶媒をベースとする担体中または低水溶液中で達成で きる。本発明の目的で、低水性なる用語は、水が担体の性質を修正するために( 単に基体を可溶化する目的ではなく)担体系に加えることを意味する。例えば、 可溶化酸素を保持し並びに水を有する混和系を調製できる溶媒が、好ましい。こ れらの溶媒の非限定例は、大体等しい量の異性体の混合物として商業的な量で入 手できるブトキシプロポキシプロパノール(BPP)、メトキシプロポキシプロ パノール(MPP)、エトキシプロポキシプロパノール(EPP)、およびプロ ポキシプロポキシプロパノール(PPP)である。これらの非古典的水性組成物 を含む本発明の態様は、光消毒剤が水および水分を撥水する薬剤を含有する織布 または表面に適用しなければならない時に最も有用である。 本発明に係る方法で使用される本発明のフタロシアニンまたはナフタロシアニ ン化合物は、微生物に対して極めて広い範囲の活性を有する。このように、特に 、本発明に係る方法によってグラム陽性菌だけではなく、グラム陰性菌も防除す ることが可能である。真菌および酵母に対する作用も、観察される。 作用を増大する物質、特に、電解質、例えば、無機塩、例えば、塩化ナトリウ ム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸アン モニウム、アルカリ金属リン酸塩およびアルカリ金属トリポリリン酸塩、特に塩 化ナトリウムおよび硫酸ナトリウムも、本発明に係る方法で添加できる。これら の塩は、本発明に係る薬剤に添加でき、または適用法で直接添加でき、それゆえ 適用溶液に好ましくは0.1〜10重量%の濃度で存在する。 微生物に対する広範囲の前記作用のため、本発明に係る方法または本発明に係 る薬剤は、多数の使用分野(それらの例は後述)において使用できる。 紙製品または合成または天然オリジナルの無菌バリヤーの滅菌は、重要な応用 として記載できる。このように、家庭で、または工業で洗浄すべき材料は、本発 明の方法によって消毒できる。洗浄すべき材料は、この目的で、光を照射しなが ら、前記方法で本発明のフタロシアニンまたはナフタロシアニンの水溶液で処理 できる。フタロシアニンおよびナフタロシアニンは、有利には、処理媒体に0. 001〜約1000ppm、好ましくは約0.01〜約100ppm、より好ま しくは約0.1〜約50ppmの濃度で存在できる。 滅菌は、有利には、洗浄法と一緒に行うことができる。この目的で、洗浄すべ き材料は、通例の洗剤物質、本発明に係る1種以上のフタロシアニンまたはナフ タロシアニンおよび所望ならば無機塩および/または抗菌性を有する他の補助物 質を含有する洗浄媒体で処理する。洗浄法は、例えば、タブ中で、手動で行うこ とができ、または洗濯機中で行うことができる。必要な露光は、好適な光源によ って洗浄プロセス時に行うことができ、または洗浄すべき湿った材料は、その後 に、例えば、乾燥時に好適な人工光源に露光でき、または例えばライン乾燥時に 日光に単純に露光できる。 また、本発明に係る方法は、抗菌仕上げを布類に付与するために使用できる。 その理由は、フタロシアニンおよびナフタロシアニン誘導体が繊維によって容易 に吸着され且つ効果の持続性を保証するからである。 本発明に係る方法および本発明に係る薬剤の更に他の使用分野は、病院リネン 、毎日使用のための医用物品および一般に装置片およびフロア、壁および家具( 表面消毒)および特に病院におけるものの消毒である。病院リネンの消毒は、洗 浄すべき一般の材料の場合に記載した方法で行うことができる。他の物品、そし てまたフロアおよび壁の表面は、本発明に係るフタロシアニンまたはナフタロシ アニン化合物を含有する水溶液で処理でき、その際またはその後に、好適な光源 に 露光できる。消毒液は、洗剤物質、抗菌作用を有する他の化合物および/または 無機塩も更に含むことができる。 所定の場所での表面消毒は、例えば、適当な表面に本発明に係るフタロシアニ ンまたはナフタロシアニン化合物の水溶液(この溶液は好ましくは活性物質約0 .001ppm〜約1000ppmを含む)を適用することによって(例えば、 噴霧によって)達成できる。溶液は、他の通例の添加剤、例えば、湿潤剤、分散 剤または乳化剤、洗剤物質および所望ならば無機塩も更に含むことができる。こ の溶液を適用し、場所を微生物源、例えば、体液にさらした後、表面は、単純に 日光に露光し、または必要ならば、例えば、人工光源および白熱灯によって更に 照射できる。露光時に水溶液の添加によって表面を湿った状態にしておくことが 得策である。 水溶液なる用語によって意味されるものは、主に水を含む溶液であるが、処方 業者は、すすぎ時または以後のクリーニング時に「処理された」微生物の除去を 助長するために補助物質並びに界面活性剤を包含してもよい。水溶液の存在は、 空気中より高い濃度の水中酸素のため一重項酸素の製造を容易にする。 本発明に係る方法および/または本発明に係る薬剤は、水泳バスを滅菌または 消毒するためにも有利に使用できる。この目的で、本発明の化合物の1種以上( 好ましくは0.001〜約50、好ましくは0.01〜約1ppmの量)を水泳 プール中の水に加えることが有利である。露光は、単に日光によって行う。所望 ならば、組込みランプによる追加の露光を、与えることができる。記載の方法に よって、水泳プールおよび他のバスの水を望ましくない微生物から自由な状態に しておき且つ水質を優秀な状態に維持することが可能である。本発明の化合物が 典型的な塩素をベースとする水泳プール消毒剤より優れた1つの点は、塩素薬剤 が性状が一時的であり且つ通常毎日の基準で補充しなければならないが、本発明 の化合物が長時間、典型的には1週間まで分解しないように調製できるという 事実である。また、塩素をベースとする消毒剤中の次亜塩素酸塩の1原子は、抗 菌作用のために利用される各酸化当たり消費される一方、本発明の分子は一重項 酸素を連続的に製造する。 また、本発明は、水をヒト使用のために飲むのに適しているようにさせる方法 を提供する。本発明の化合物は、飲むのに適しているようにさせるべき水に少な くとも0.001ppmの量で入れ、水はその後に日光または白熱灯源(好まし くは約300〜約1200nmの範囲内)に露光する。また、本発明は、保持タン クまたは池に本発明の光消毒剤少なくとも0.001ppmを供給した後、水を ここに記載のように光源に露光することを特徴とする水をヒトによる使用のため に飲むのに適した状態に維持する方法に関する。飲料水を与えるか水を飲むのに 適した状態に維持するのに好適な材料の量は、必要な光消毒の種類およびレベル に基づくものであろうし且つ露光時間も、これらの因子に依存するであろう。 また、本発明の方法は、下水処理プラントからの流出液を滅菌するために使用 できる。このことは、流出液に、例えば、本発明の化合物の1種以上0.000 1〜約100ppmを加えることによって達成される。照射は、有利には、日光 によって行う。所望ならば、追加の照射を、人工光源によって行うことができる 。 本発明の消毒組成物は、場合によって、洗剤界面活性剤を含み、それらの例は 陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性 剤および双性界面活性剤であるが、処方業者はこれらの例またはそれらの組み合 わせには限定されない。界面活性剤は、組成物の約0〜約95重量%、好ましく は約5〜約30重量%で存在する。 本発明の消毒組成物は、場合によって、他の抗菌剤または指示薬(水との接触 状態で入れる時に本発明の活性有機ケイ素光消毒剤の存在を示す)を含む。 本発明の水泳プール消毒剤組成物は、場合によって、洗剤界面活性剤を含み、 それらの例は陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、 両性界面活性剤および双性界面活性剤であるが、処方業者はこれらの例またはそ れらの組み合わせには限定されない。界面活性剤は、組成物の約0〜約50重量 %、好ましくは約5〜約30重量%で存在する。 補助物質 界面活性剤−本発明の光消毒剤組成物は、陰イオン界面活性剤、非イオン界面 活性剤、両性界面活性剤および双性界面活性剤からなる群から選ばれる界面活性 剤約0〜約60重量%を含有する。液体系の場合には、界面活性剤は、好ましく は、組成物の約0.1〜20重量%程度存在する。固体(即ち、粒状)および粘 稠な半固体(即ち、ゼラチン状、ペーストなど)系の場合には、界面活性剤は、 好ましくは、組成物の約1.5〜30重量%程度存在する。 典型的には約1〜約55重量%の量でここで有用な界面活性剤の非限定例とし ては、通常のC11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(「LAS」)および第 一級、分枝鎖およびランダムC10〜C20アルキルサルフェート(「AS」)、式 CH3(CH2x(CHOSO3 -+)CH3およびCH3(CH2y(CHOSO3 -+)CH2CH3(式中、xおよび(y+1)は少なくとも約7、好ましくは 少なくとも約9の整数であり、Mは水溶化陽イオン、特にナトリウムである)の C10〜C18第二級(2,3)アルキルサルフェート、不飽和サルフェート、例え ば、オレイルサルフェート、C10〜C18アルキルアルコキシサルフェート(「A ExS」;特にEO1〜7エトキシサルフェート)、C10〜C18アルキルアルコ キシカルボキシレート(特にEO1〜5エトキシカルボキシレート)、C1018 グリセロールエーテル、C10〜C18アルキルポリグリコシドおよびそれらの対応 硫酸化ポリグリコシド、およびC12〜C18α−スルホン化脂肪酸エステルが挙げ られる。所望ならば、通常の非イオン界面活性剤および両性界面活性剤、例えば 、C12〜C18アルキルエトキシレート (「AE」)、例えば、いわゆる狭いピーク化アルキルエトキシレートおよびC6 〜C12アルキルフェノールアルコキシレート(特にエトキシレートおよび混合 エトキシ/プロポキシ)、C12〜C18ベタインおよびスルホベタイン(「スルタ イン」)、C10〜C18アミンオキシドなども、全組成物に配合できる。C10〜C18 N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミドも、使用できる。典型的な例として は、C12〜C18N−メチルグルカミドが挙げられる。WO第9,206,154 号明細書参照。他の糖誘導界面活性剤としては、C10〜C18N−(3−メトキシ プロピル)グルカミドなどのN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミドが挙げ られる。N−プロピルC12〜C18グルカミドからN−ヘキシルC12〜C18グルカ ミドまでは、低起泡のために使用できる。通常のC10〜C20石鹸も、使用しても よい。高起泡が望まれるならば、分枝鎖C10〜C16石鹸は使用してもよい。陰イ オン界面活性剤と非イオン界面活性剤との混合物が、特に有用である。他の通常 の有用な界面活性剤は、ここで更に記載され且つ標準のテキストに記載されてい る。 陰イオン界面活性剤は、分子構造中に炭素数約8〜約22のアルキル基および スルホン酸エステル基および硫酸エステル基からなる群から選ばれる基を有する 有機硫酸反応生成物の水溶性塩、特にアルカリ金属塩と広く記載できる(「アル キル」なる用語には高級アシル基のアルキル部分が包含される)。本発明の組成 物の界面活性剤成分を構成できる陰イオン合成洗剤の重要な例は、アルキル硫酸 ナトリウムまたはアルキル硫酸カリウム、特にタローまたはヤシ油のグリセリド を還元することにより生成された高級アルコール(C8〜18炭素原子)を硫酸化 することによって得られるもの;アルキル基が約9〜約15個の炭素原子を有す るアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムまたはアルキルベンゼンスルホン酸カ リウム(アルキル基は直鎖または分枝脂肪族鎖であることができる);アルキル グリセリルエーテルスルホン酸ナトリウム、特にタローおよびヤシ油に由来する 高級アルコールのエーテル;ヤシ油脂肪酸モノグリセリド硫酸ナトリウムおよび ヤシ油脂肪酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウム;高級脂肪アルコール(例え ば、タローまたはココナツアルコール)1モルとエチレンオキシド約1〜約10 モルとの反応生成物の硫酸エステルのナトリウム塩またはカリウム塩;1分子当 たり約1〜約10単位のエチレンオキシドを有し且つアルキル基が8〜12個の 炭素原子を有するアルキルフェノールエチレンオキシドエーテル硫酸のナトリウ ム塩またはカリウム塩(脂肪酸の反応生成物はヤシ油に由来する);メチルタウ リドの脂肪酸アミドのナトリウム塩またはカリウム塩(脂肪酸は、例えば、ヤシ 油に由来する)およびアルカンが8〜22個の炭素原子を有するβ−アセトキシ −またはβ−アセトアミドアルカンスルホン酸ナトリウムまたはβ−アセトキシ −またはβ−アセトアミドアルカンスルホン酸カリウムである。 さらに、第二級アルキルサルフェートを、処方業者によって排他的に使用して もよく、または他の界面活性剤物質と併用してもよく且つ下記のものは、硫酸化 界面活性剤とその他の点では通常のアルキルサルフェート界面活性剤との差を確 認し且つ例示するものである。このような成分の非限定例は、次の通りである。 通常の第一級アルキルサルフェート、例えば、上に例示のものは、一般式 R OSO3−M+(式中、Rは典型的には線状C8〜22ヒドロカルビル基であり、 Mは水溶化陽イオンである)を有する。炭素数8〜20の分枝鎖第一級アルキル サルフェート界面活性剤(即ち、分枝鎖「PAS」)も、既知である。例えば、 1991年1月21日出願のスミス等の欧州特許出願第439,316号明細書 参照。 通常の第二級アルキルサルフェート界面活性剤は、分子のヒドロカルビル「主 鎖」に沿ってランダムに分布されたサルフェート部分を有する物質である。この ような物質は、構造 CH3(CH2n(CHOSO3 -+)(CH2mCH3 (式中、mおよびnは2以上の整数であり、m+nの和は典型的には約9〜17 であり、Mは水溶化陽イオンである) によって示してもよい。 前記第二級アルキルサルフェートは、H2SO4のオレフィンへの付加によって 製造されるものである。α−オレフィンおよび硫酸を使用する典型的な合成法は 、1966年2月8日発行のモリスの米国特許第3,234,258号明細書ま たは1991年12月24日発行のルッツの米国特許第5,075,041号明 細書に開示されている。冷却時に第二級(2,3)アルキルサルフェートを与え る溶媒中で行われる合成は、生成物を生成し、この生成物は精製して未反応物質 、ランダムに硫酸化された物質、非硫酸化副生物、例えば、C10以上のアルコー ル、第二級オレフィンスルホネートなどを除去する時に、典型的には、2−およ び3−硫酸化物質の純度90+%の混合物(若干の硫酸ナトリウムが存在しても よい)であり且つ白色の非粘着性の見掛け上結晶性の固体である。若干の2,3 −ジサルフェートも、存在してもよいが、一般に、混合物の5%以下の第二級( 2,3)アルキルモノサルフェートを含む。このような物質は、シェル・オイル ・カンパニーから「ダン(DAN)」なる名前、例えば、「ダン200」で入手でき る。 漂白剤および漂白活性剤−本発明の洗剤組成物は、場合によって、漂白剤、ま たは漂白剤と1種以上の漂白活性剤とを含有する漂白組成物を含有してもよい。 存在する時には、漂白剤は、特に布帛洗濯のために、典型的には、洗剤組成物の 約1%〜約30%、より典型的には約5%〜約20%の量であろう。存在するな らば、漂白活性剤の量は、典型的には、漂白剤と漂白活性剤とを含む漂白組成物 の約0.1%〜約60%、より典型的には約0.5%〜約40%であろう。 ここで使用する漂白剤は、布類クリーニング、硬質表面クリーニング、または 今や既知であるか知られるようになる他のクリーニング目的で洗剤組成物に有用 な漂白剤のいずれであることもできる。これらとしては、ハイポハライト(例え ば、次亜塩素酸塩)漂白剤以外の酸素漂白剤が挙げられる。ペルボレート漂白剤 、(例えば、1水和物または4水和物のナトリウム塩)およびペルカーボネート 漂白剤は、ここで使用できる。 制限なしに使用できる別のカテゴリーの漂白剤は、ペルカルボン酸漂白剤およ びそれらの塩を包含する。この種の漂白剤の好適な例としては、モノペルオキシ フタル酸マグネシウム6水和物、m−クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4− ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキシドデカンジオン酸 が挙げられる。このような漂白剤は、1984年11月20日発行のハートマン の米国特許第4,483,781号明細書、1985年6月3日出願のバーンズ 等の米国特許出願第740,446号明細書、1985年2月20日公開のバン クス等の欧州特許出願第0,133,354号明細書、および1983年11月 1日発行のチャング等の米国特許第4,412,934号明細書に開示されてい る。高度に好ましい漂白剤としては、バーンズ等に1987年1月6日発行の米 国特許第4,634,551号明細書に記載のような6−ノニルアミノ−6−オ キソペルオキシカプロン酸も挙げられる。 過酸素漂白剤も、使用できる。好適な過酸素漂白化合物としては、炭酸ナトリ ウム過酸化水素化物および均等の「ペルカーボネート」漂白剤、ピロリン酸ナト リウム過酸化水素化物、尿素過酸化水素化物、および過酸化ナトリウムが挙げら れる。ペルサルフェート漂白剤〔例えば、デュポンによって商業上生産されてい るオキソン(OXONE)〕も、使用できる。 好ましいペルカーボネート漂白剤は、平均粒径約500μm〜約1,000μ mを有する乾燥粒子(該粒子の約10重量%以下は約200μmより小さく且つ 前記粒子の約10重量%以下は約1,250μmより大きい)からなる。場合に よって、ペルカーボネートは、シリケート、ボレートまたは水溶性界面活性剤 で被覆できる。ペルカーボネートは、FMC、ソルベイ、トーカイ・デンカなど の各種の商業的源から入手できる。 漂白剤の混合物も、使用できる。 過酸素漂白剤、ペルボレート、ペルカーボネートなどは、好ましくは、漂白活 性剤と組み合わせ、このことは漂白活性剤に対応するペルオキシ酸の水溶液中で のその場生成(即ち、洗浄プロセス時)をもたらす。活性剤の各種の非限定例は 、マオ等に1990年4月10日発行の米国特許第4,915,854号明細書 および米国特許第4,412,934号明細書に開示されている。ノナノイルオ キシベンゼンスルホネート(NOBS)およびテトラアセチルエチレンジアミン (TAED)活性剤が典型であり且つそれらの混合物も使用できる。ここで有用 な他の典型的な漂白剤および活性剤については米国特許第4,634,551号 明細書も参照。 高度に好ましいアミド誘導漂白活性剤は、式 R1N(R5)C(O)R2C(O)Lまたは R1C(O)N(R5)R2C(O)L (式中、R1は炭素数約6〜約12のアルキル基であり、R2は炭素数1〜約6の アルキレンであり、R5はHまたは炭素数約1〜約10のアルキル、アリールま たはアルカリールであり、Lは好適な離脱基である) のものである。離脱基は、過加水分解陰イオンによる漂白活性剤上への求核攻撃 の結果として漂白活性剤から置換される基である。好ましい離脱基は、フェニル スルホネートである。 前記式の漂白活性剤の好ましい例としては、米国特許第4,634,551号 明細書(ここに参考文献として編入)に記載のような(6−オクタンアミドカプ ロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6−ノナンアミドカプロイル)オキシ ベンゼンスルホネート、(6−デカンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホ ネート、およびそれらの混合物が挙げられる。 別の種類の漂白活性剤は、1990年10月30日発行のホッジ等の米国特許 第4,966,723号明細書(ここに参考文献として編入)に開示のベンゾキ サジン型活性剤からなる。ベンゾキサジン型の高度に好ましい活性剤は、式 のものである。 なお別の種類の好ましい漂白活性剤としては、アシルラクタム活性剤、特に式 (式中、R6はHまたは炭素数1〜約12のアルキル、アリール、アルコキシア リール、またはアルカリール基である) のアシルカプロラクタムおよびアシルバレロラクタムが挙げられる。高度に好ま しいラクタム活性剤としては、ベンゾイルカプロラクタム、オクタノイルカプロ ラクタム、3,5,5−トリメチルヘキサノイルカプロラクタム、ノナノイルカ プロラクタム、デカノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、ベ ンゾイルバレロラクタム、オクタノイルバレロラクタム、デカノイルバレロラク タム、ウンデセノイルバレロラクタム、ノナノイルバレロラクタム、3,5,5 −トリメチルヘキサノイルバレロラクタムおよびそれらの混合物が挙げられる。 過ホウ酸ナトリウムに吸着されたベンゾイルカプロラクタムを含めたアシルカプ ロラクタムを開示しているサンダーソンに1985年10月8日発行の米国特許 第4,545,784号明細書(ここに参考文献として編入)も参照。 事実上、限定せずに、本発明の組成物および方法は、水性洗浄液に活性漂白触 媒種少なくとも1部/1000万程度を与えるように調整でき且つ好ましくは洗 濯液に触媒種約0.1ppm〜約700ppm、より好ましくは約1ppm〜約 500ppmを与えるであろう。 緩衝剤−緩衝剤は、各種の目的で本処方物に配合できる。1つのこのような目 的は、pHを調整して「非直接」態様に関する軸方向R基の効果を最適にするこ とである。緩衝剤は、長期貯蔵寿命に関して補助成分を安定化するためにまたは 各種の美観成分間の相容性を維持する目的で配合してもよい。このような好適な 緩衝剤の非限定例は、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、および重炭酸ナトリウム であるが、処方業者はこれらの例またはそれらの組み合わせには制限されない。 本組成物は、場合によって、クリーニングおよび消毒性能、被消毒表面の処理 を助長するか高めるために、または組成物の美観を修正するために1種以上の他 の洗剤補助物質または他の物質(例えば、香料、着色剤、染料など)を包含でき る。下記のものは、このような補助物質の例示例であるが、排他的であるか範囲 を限定することを意味しない。 キレート化剤−また、本発明の光消毒剤組成物は、1種以上の鉄および/また はマンガンキレート化剤を場合によって含有していてもよい。このようなキレー ト化剤は、以下に定義のようなアミノカルボキシレート、アミノホスホネート、 多官能置換芳香族キレート化剤およびそれらの混合物からなる群から選ぶことが できる。理論によって制限しようとするものではないが、特定のキレート化剤は 、本発明の光消毒剤と相互作用して可視光線スペクトルでの吸光度を増大するで あろうと考えられる。これは、本発明の化合物の「直接性」を生ずるのを助長す るキレート化剤の能力のためであるプロセスである。 任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートとしては、エチレン ジアミンテトラアセテート、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテ ート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリ エチレンテトラアミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテー トおよびエタノールジグリシン、それらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、お よび置換アンモニウム塩およびそれらの混合物が挙げられる。 ここで使用するのに好ましい生分解性キレート化剤は、ハートマンおよびパー キンスに1987年11月3日発行の米国特許第4,704,233号明細書に 記載のようなエチレンジアミンジスクシネート(「EDDS」)、特に〔S,S 〕異性体である。 利用するならば、これらのキレート化剤は、一般に、本発明の洗剤組成物の約 0.1〜約10重量%を占めるであろう。より好ましくは、利用するならば、キ レート化剤は、このような組成物の約0.1〜約3.0重量%を占めるであろう 。 不活性塩 本発明の組成物で使用する不活性塩(充填剤塩)は、存在する界面 活性剤を不安定にしない水溶性無機または有機塩またはこのような塩の混合物で あることができる。本発明の目的で、「水溶性」は、20℃の水100g当たり 少なくとも1gの水中溶解度を有することを意味する。好適な塩の例としては、 各種のアルカリ金属および/またはアルカリ土類金属の硫酸塩、塩化物、ホウ酸 塩、臭化物、フッ化物、リン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、乳 酸塩などが挙げられる。 好適な塩の特定例としては、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム 、炭酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩化リチウム、硫酸リチウム、リン酸三カリ ウム、ホウ酸ナトリウム、臭化カリウム、フッ化カリウム、重炭酸ナトリウム、 硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、 乳酸マグネシウム、フッ化ナトリウムが挙げられる。好ましい塩は、無機塩、好 ましくはアルカリ金属の硫酸塩および塩化物である。特に好ましい塩は、低コス ト のため、硫酸ナトリウムおよび塩化ナトリウムである。塩は、組成物に0%〜4 0%、好ましくは10%〜20%の量で存在する。 例1 1,4−ジメトキシ−2,3−ジシアノベンゼンの製造 硫酸ジメチル(15ml、0.16モル)および無水炭酸カリウム(24g、0 .17モル)を2−ブタノン100ml中の2,3−ジシアノヒドロキノン(3. 0g、0.019モル)の溶液に加える。反応混合物をアルゴン流下で18時間 還流し、室温に冷却し、得られた固体を濾過によって捕集する。残渣を水(10 0ml)に加えて炭酸カリウムを溶解し、得られた不溶物を濾過によって捕集し、 真空下で乾燥して3.10g(88%)を生成する。融点276〜280℃、1 H NMR(DMSO−d6)(単位ppm)、δ=7.63(s,2H)、3 .93(s,6H)。 例2 オクタメトキシフタロシアニン二リチウム塩の製造 リチウムメトキシド(6.05g、0.16モル)を無水メタノール100ml 中の1,4−ジメトキシ−2,3−ジシアノベンゼン(10g、0.05モル) の溶液に加える。反応混合物を窒素ガスで約2000〜2400psiに加圧し 、6時間120℃に加熱し、室温に冷却し、大気圧にガス抜きをする。得られた 灰色/緑色の固体を濾過によって捕集し、真空下で乾燥して7.08g(70% )を生成する。714nmでのQバンドλmax(DMF)。 例3 オクタメトキシフタロシアニンの製造 p−トルエンスルホン酸(15.73g、91ミリモル)を50℃の無水DM F100ml中のオクタメトキシフタロシアニン二リチウム塩(7.0g、9.1 ミリモル)の溶液に加える。反応混合物をアルゴン流下で50℃で8時間 攪拌し、2時間約10℃に冷却し、得られた紫色の固体を濾過によって捕集し、 真空下で乾燥して4.91g(71%)を生成する。764nmでのQバンドλma x (DMF)。 例4 二塩化ケイ素(IV)オクタメトキシフタロシアニンの製造 四塩化ケイ素(8ml、31.8ミリモル)を無水ピリジン60ml中のオクタメ トキシフタロシアニン(1.0g、0.66ミリモル)の凍結混合物に加える。 反応混合物を窒素ガスで約2000〜2400psiに加圧し、24時間180 ℃に加熱し、室温に冷却し、大気圧にガス抜きをする。生成物を水の添加によっ て沈殿させ、得られた固体を濾過によって捕集する。濾液をメタノールに溶解し 、1N塩酸の添加によって沈殿させ、濾過によって捕集する。生成物を溶離剤と して塩化メチレンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製する。 緑色の生成物の収量は、0.55g(49%)である。730nmでのQバンドλmax (DMF)。 例5 フタロシアニン二リチウム塩の製造 フタロニトリル(6.4g、0.05モル)を、リチウム金属(1.11g、 0.16モル)を含有する還流無水ブタノール100mlに加える。反応混合物を アルゴン流下で2時間還流し、室温に冷却し、得られた固体を濾過によって捕集 する。青色の固体を真空下で乾燥して4.26g(65%)を生成する。 例6 フタロシアニンの製造 p−トルエンスルホン酸(13.14g、76ミリモル)を50℃の無水DM F100ml中のフタロシアニン二リチウム塩(4.0g、7.6ミリモル)の溶 液に加えた。反応混合物をアルゴン流下で50℃で8時間攪拌し、約10℃ に冷却し、その温度に2時間保持する。得られた青色の固体を濾過によって捕集 し、乾燥して2.96g(76%)を生成する。659および690nmでのQバ ンドλmax(DMF)。 例7 二塩化ケイ素(IV)フタロシアニンの製造 四塩化ケイ素(8ml、31.8ミリモル)を無水ピリジン60ml中のフタロシ アニン(0.68g、1.32ミリモル)の凍結混合物に加える。反応混合物を 窒素ガスで約2000〜2400psiに加圧し、24時間180℃に加熱し、 室温に冷却し、大気圧にガス抜きをする。反応生成物を水の添加によって沈殿さ せ、濾過によって捕集する。濾液をメタノールに溶解し、1N塩酸の添加によっ て再沈殿させ、濾過によって捕集する。生成物を溶離剤として塩化メチレンを使 用するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製する。青色の生成物の収量は 、0.44g(55%)である。670nmでのQバンドλmax(DMF)。 例8 テトラブロモナフタロシアニン二リチウム塩の製造 リチウムメトキシド(6.05g、0.16モル)を無水メタノール100ml 中の6−ブロモナフタレン−2,3−ジカルボニトリル(1g、4ミリモル)の 溶液に加える。反応混合物を窒素ガスで約2000〜2400psiに加圧し、 6時間120℃に加熱し、次いで、室温に冷却する。沈殿を濾過によって捕集し 、真空下で乾燥して約0.4g(39%)を生成する。 例9 テトラブロモナフタロシアニンの製造 p−トルエンスルホン酸(15.73g、91ミリモル)を50℃の無水DM F100ml中のテトラブロモナフタロシアニン二リチウム塩(0.3g、0.3 ミリモル)の溶液に加える。反応混合物をアルゴン流下で50℃で8時間 攪拌し、約10℃に冷却し、2時間保持した後、沈殿した固体を濾過によって捕 集する。固体を真空下で乾燥して0.25g(83%)を生成する。782nmで のQバンドλmax(DMF)。 例10 テトラ−t−ブチルフタロシアニン二リチウム塩の製造 リチウムメトキシド(6.05g、0.16モル)を無水メタノール100ml 中の4−t−ブチルフタロニトリル(1g、5.4ミリモル)の溶液に加える。 反応混合物を窒素ガスで約2000〜2400psiに加圧し、6時間120℃ に加熱し、次いで、室温に冷却する。得られた沈殿を濾過によって捕集し、真空 下で乾燥して0.8g(79%)を生成する。 例11 テトラ−t−ブチルフタロシアニンの製造 p−トルエンスルホン酸(15.73g、91ミリモル)を50℃の無水DM F100ml中のテトラ−t−ブチルフタロシアニン二リチウム塩(0.5g、0 .6ミリモル)の溶液に加える。反応混合物をアルゴン流下で50℃で8時間攪 拌し、約10℃に冷却し、2時間保持した後、沈殿した固体を濾過によって捕集 する。固体を真空下で乾燥して0.35g(70%)を生成する。680nmでの Qバンドλmax(DMF)。 例12 1,4−ジプロポキシ−2,3−ジシアノベンゼンの製造 ヨウ化プロピル(15ml、0.16モル)および無水炭酸カリウム(24g、 0.17モル)を2−ブタノン100ml中の2,3−ジシアノヒドロキノン(3 .0g、0.019モル)の溶液と合わせる。反応混合物をアルゴン流下で 1 8時間還流し、室温に冷却し、固体を濾過によって捕集する。次いで、残渣を水 (100ml)に加えて炭酸カリウムを溶解し、得られた固体を濾過によって 捕集し、真空下で乾燥して3.4g(74%)を生成する。 例13 テトラプロポキシフタロシアニン二リチウム塩の製造 出発物質として1,4−ジメトキシ−2,3−ジシアノベンゼンの代わりに1 ,4−ジプロポキシ−2,3−ジシアノベンゼンを使用して、テトラプロポキシ フタロシアニン二リチウム塩を例2に記載の方法で製造する。典型的には収率は 52%が得られる。 例14 テトラプロポキシフタロシアニンの製造 出発物質としてテトラメトキシフタロシアニンの代わりにテトラプロポキシフ タロシアニン二リチウム塩を使用して、テトラプロポキシフタロシアニンを例3 に記載の方法で製造した。典型的には収率は73%が得られる。760nmでのQ バンドλmax例15 ケイ素(IV)フタロシアニンジ(PEG350モノメチルエーテル)の製造 二塩化ケイ素(IV)フタロシアニン(85%試料2g、2.78ミリモル)を 無水DMF100ml中のPEG350モノメチルエーテル40gの還流溶液に加 える。還流をアルゴンブランケット下に48時間続け、次いで、反応混合物を室 温に冷却し、DMFを減圧下で除去する。得られた青色の油44.21gは、所 望の物質7.78%を含んでいた。682nmでのQバンドλmax(水)。 例16 ケイ素(IV)フタロシアニンジプロポキシドの製造 二塩化ケイ素(IV)フタロシアニン(85%活性成分0.20g、0.278 ミリモル)を還流無水n−プロパノール(25ml)に加える。還流をアルゴンブ ランケット下に追加の48時間続け、次いで、反応混合物を室温に冷却し、溶媒 を除去して、青色の固体0.25gを与える。672nmでのQバンドλmax(D MF)。 例17 ケイ素(IV)フタロシアニンジ(p−フェノールスルホネート、ナトリウム塩) の製造 二塩化ケイ素(IV)フタロシアニン(85%活性成分0.02g、0.278 ミリモル)を無水DMF100ml中の無水フェノールスルホン酸二ナトリウム( 0.12g、0.56ミリモル)の還流溶液に加える。還流をアルゴンブランケ ット下に追加の96時間続け、次いで、反応混合物を室温に冷却し、DMFを減 圧下で除去する。青色の固体の収量は、0.31gである。674nmでのQバン ドλmax(DMF)。 例18 ケイ素(IV)オクタンメトキシフタロシアニンジ(PEG350モノメチルエー テル)の製造 出発物質として二塩化ケイ素(IV)オクタメトキシフタロシアニン2.0gを 使用して、例15に記載のような方法を使用する。得られた緑色の油は、目的生 成物6%を含んでいた。736nmでのQバンドλmax(DMF)。 例19 1,4−ジメトキシ−2,3−ジシアノベンゼンからの1,3−ジメトキシ−3 ,6−ジイミノイソインドリンの製造 無水アンモニアを室温で1,4−ジメトキシ−2,3−ジシアノベンゼン(1 0g、53.2ミリモル)、ナトリウムメトキシド(85mg、1.6ミリモル) および無水メタノール25mlを含む溶液に30分間バブリングする。次いで、ア ンモニアの継続添加下に反応混合物を3.5時間還流させ、次いで、室温に冷却 し、生成物を濾過によって捕集する。収量は、4.68g(43%)である。 例20 1,3−ジメトキシ−3,6−ジイミノイソインドリンからの二塩化オクタメト キシケイ素(IV)フタロシアニンの製造 四塩化ケイ素(3.59g、21.1ミリモル)を室温の無水キノリン25ml 中の1,3−ジメトキシ−3,6−ジイミノイソインドリン(3g、14.6ミ リモル)の溶液に加える。次いで、反応混合物を1.5時間かけてゆっくりと還 流させ、次いで、還流下に別の1/2時間維持する。その後、反応混合物を10 0℃に冷却し、粗生成物を濾過によって除去する。生成物を溶離剤として塩化メ チレンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製する。緑色の固体 の収量は、1.71g(55%)である。 例21 オクタメトキシフタロシアニン二リチウム塩からの二塩化オクタメトキシケイ素 (IV)フタロシアニンの製造 四塩化ケイ素(2.22g、13.0ミリモル)を無水ニトロベンゼン50ml 中のオクタメトキシフタロシアニン二リチウム塩(1g、1.3ミリモル)の溶 液に加える。反応混合物を窒素ガスで約2000〜2400psiに加圧し、2 4時間120℃に加熱する。粗生成物を無水ジエチルエーテル400mlの添加に よって沈殿し、得られた固体を濾過によって捕集する。溶離剤として塩化メチレ ンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーによる精製によって、緑色の固体0 .57g(51%)を与える。 例22 二塩化ケイ素(IV)テトラ−t−ブチルフタロシアニンの製造 出発物質としてテトラ−t−ブチルフタロシアニン二リチウム塩(例10で製 造のようなもの)0.5gを使用して、例20に記載のような方法を使用する。 目的生成物の収率50%が得られる。700nmでのQバンドλmax(DMF)。 例23 ケイ素(IV)テトラ−t−ブチルフタロシアニンジプロポキシドの製造 出発物質としてケイ素(IV)テトラ−t−ブチルフタロシアニン(例22にお けるようなもの)0.2gを使用して、例16に記載のような方法を使用する。 目的生成物の収率80%が得られる。690nmでのQバンドλmax(プロパノー ル)。 例24 1,2−ジシアノ−4,5−ジクロロ−3,6−ベンゼンキノンからの1,2− ジシアノ−4,5−ジクロロ−3,6−ヒドロキノンの製造 重亜硫酸ナトリウム(34.4g、0.33モル)を水300ml中の1,2− ジシアノ−4,5−ジクロロ−3,6−ベンゼンキノン(25g、0.11モル )の溶液に加える。反応混合物を室温で3時間攪拌する。生成物を濾過によって 捕集し、乾燥して23.01g(91.3%)を生成する。 例25 1,2−ジシアノ−4,5−ジクロロ−3,6−ヒドロキノンからの1,2−ジ シアノ−4,5−ジクロロ−3,6−ジメトキシベンゼンの製造 前記例1に記載のような方法を使用して、所望の物質の収率85%を与える。 例26 1,2−ジシアノ−4,5−ジクロロ−3,6−ジメトキシベンゼンからのオク タクロロ−オクタメトキシフタロシアニン二リチウム塩の製造 1,2−ジシアノ−4,5−ジクロロ−3,6−ジメトキシベンゼン(6.0 g、23.3ミリモル)を無水メタノール75ml中のリチウム金属(0.65g 、93.4ミリモル)の還流溶液に加える。反応混合物をアルゴンブランケット 下に24時間還流し、室温に冷却する。得られた緑色の固体を濾過によって捕集 して3.98g(66%)を与える。692でのQバンドλmax(DMF)。 例27 二塩化ケイ素(IV)オクタクロロ−オクタメトキシフタロシアニンの製造 出発物質としてオクタクロロ−オクタメトキシフタロシアニン二リチウム塩1 gを使用して、例20に記載のような方法を使用する。目的生成物の収率63% が得られる。730nmでのQバンドλmax(DMF)。 例28 二塩化ケイ素(IV)ナフタロシアニンの臭素化 N−ブロモスクシンイミド(0.559g、3.1ミリモル)を70℃の無水 DMF100ml中の二塩化ケイ素(IV)ナフタロシアニン(0.25g、0.2 6ミリモル)の溶液に8時間間隔で3等分して加える。次いで、反応混合物をア ルゴン流下で70℃で48時間攪拌し、室温に冷却し、溶媒を減圧下で除去する 。得られる残渣を室温で無水メタノール100mlに18時間攪拌して入れる。生 成物を濾過によって捕集し、乾燥して0.189g(77%)を生成する。元素 分析によって、1.2当量の臭素の付加を確認する。 例29 ケイ素(IV)ブロモナフタロシアニンジ(PEG2000モノメチルエーテル) の製造 出発物質として臭素化二塩化ケイ素(IV)ナフタロシアニン(例27における ようなもの)0.1gおよびPEG2000モノメチルエーテルを使用して、例 15に記載のような方法を使用する。得られた緑色の固体は、所望の物質約 0.03%を含んでいた。780nmでのQバンドλmax(DMF)。 例30 二塩化ケイ素(IV)テトラブロモナフタロシアニンの製造 出発物質としてテトラブロモナフタロシアニン二リチウム塩0.2gを使用し て、例20に記載のような方法を使用する。収率40%で目的生成物が得られる 。790nmでのQバンドλmax(DMF)。 例31 ケイ素(IV)テトラブロモナフタロシアニンジ(PEG2000モノメチルエー テル)の製造 二塩化ケイ素(IV)テトラブロモナフタロシアニン(例28におけるようなも の)0.1gおよび前の例におけるようなPEG350の代わりのPEG200 0モノメチルエーテルを使用して、例15に記載のような方法を使用する。得ら れた緑色の固体は、所望の物質約0.03%を含有した。780nmでのQバンド λmax(DMF)。 例32 オクタメトキシケイ素(IV)フタロシアニンジヒドロキシドの製造 二塩化オクタメトキシケイ素(IV)フタロシアニン(0.2g、0.26μモ ル)を95:5エタノール/水15ml中のナトリウムメトキシド(0.8g、0 .15μモル)の還流溶液に加える。反応混合物を4時間還流し、室温に冷却す る。得られた青緑色の沈殿を濾過によって捕集して0.174g(92%)を与 える。734nmでのQバンドλmax(DMF)。 例33 グリセロール−ジ−(トリエチレングリコールメチルエーテル)の製造 約10℃に冷却された温度で、アルゴン流下に、無水ジオキサン(500ml) 中の水素化ナトリウム(20.4g、0.85モル)の懸濁液にトリエチレング リコールモノメチルエーテル(131.4g、0.80モル)を約1時間かけて 加える。混合物を室温に加温した後、1時間還流する。室温に加温後、エピクロ ロヒドリン(37.0g、0.40モル)を加える。溶液を還流温度まで2時間 かけて加熱し、次いで、還流をさらに48時間続ける。冷却後、溶媒を真空中で 除去する。得られた固体をエーテル(500ml)中でスラリー化し、約10℃に 冷却し、次いで、10%HCl(75ml)を約0.5時間かけて加える。水層を 傾瀉し、有機層を酸の2つの追加の部分で抽出する。3つの水性抽出物を合わせ 、NaClで飽和させ、クロロホルムの部分50mlで4回抽出する。合わされた クロロホルム抽出物を乾燥し(MgSO4)、濃縮して褐色の油97.17gを 生成させる。生成物を更なる精製なしに使用する。 例34 グリセロール−ジ−(ジエチレングリコールメチルエーテル)の製造 約10℃に冷却された温度で、アルゴン流下に、無水ジオキサン(500ml) 中の水素化ナトリウム(20.4g、0.85モル)の懸濁液にジエチレングリ コールモノメチルエーテル(96.12g、0.80モル)を約1時間かけて加 える。混合物を室温に加温した後、1時間還流する。室温に加温後、エピクロロ ヒドリン(37.0g、0.40モル)を加える。溶液を還流温度まで2時間か けて加熱し、次いで、還流をさらに48時間続ける。冷却後、溶媒を真空中で除 去する。得られた固体をエーテル(500ml)中でスラリー化し、約10℃に冷 却し、次いで、10%HCl(75ml)を約0.5時間かけて加える。水層を傾 瀉し、有機層を酸の2つの追加の部分で抽出する。3つの水性抽出物を合わせ、 NaClで飽和し、クロロホルムの部分50mlで4回抽出する。合わされたクロ ロホルム抽出物を乾燥させ(MgSO4)、濃縮して褐色の油79.79gを生 成させる。生成物を更なる精製なしに使用する。 例35 グリセロール−ジ−(エチレングリコールメチルエーテル)の製造 約10℃に冷却された温度で、アルゴン流下に、無水ジオキサン(500ml) 中の水素化ナトリウム(20.4g、0.85モル)の懸濁液にエチレングリコ ールモノメチルエーテル(60.92g、0.80モル)を約1時間かけて加え る。混合物を室温に加温した後、1時間還流する。室温に加温後、エピクロロヒ ドリン(37.0g、0.40モル)を加える。溶液を還流温度まで2時間かけ て加熱し、次いで、還流をさらに48時間続ける。冷却後、溶媒を真空中で除去 する。得られた固体をエーテル(500ml)中でスラリー化し、約10℃に冷却 し、次いで、10%HCl(75ml)を約0.5時間かけて加える。水層を傾瀉 し、有機層を酸の2つの追加の部分で抽出する。3つの水性抽出物を合わせ、N aClで飽和させ、クロロホルムの部分50mlで4回抽出する。合わされたクロ ロホルム抽出物を乾燥し(MgSO4)、濃縮して褐色の油59.90gを生成 させる。生成物を更なる精製なしに使用する。 例36 ケイ素(VI)フタロシアニン−ジ−イソPEG384の製造 ケイ素(VI)フタロシアニン−ジ−ヒドロキシド(1g、1.73ミリモル) とグリセロール−ジ−(トリエチレングリコールメチルエーテル)(20g、5 2ミリモル)(例34に従って製造)とキシレン(175ml)との混合物を2時 間かけてゆっくりと加熱して還流する。一旦還流温度に達したら、溶液をアルゴ ンのブランケット下でさらに48時間還流して、生成した水を共沸的に除去する 。溶液を室温に冷却し、溶媒を減圧下で除去して青色の油21.15gを生成さ せる。674nmでのQバンドλmax(水)。 例37 ケイ素(VI)ナフタロシアニン−ジ−イソPEG384の製造 ケイ素(VI)ナフタロシアニン−ジ−ヒドロキシド(1g、1.29ミリモル )とグリセロール−ジ−(トリエチレングリコールメチルエーテル)(15g、 38.72ミリモル)(例34に従って製造)とキシレン(175ml)との混合 物を2時間かけてゆっくりと加熱して還流する。一旦還流温度に達したら、溶液 をアルゴンのブランケット下でさらに48時間還流して、生成した水を共沸的に 除去する。溶液を室温に冷却し、溶媒を減圧下で除去して緑色の油16.07g を生成させる。788nmでのQバンドλmax(水、1%トリトンX−100)。 本発明に従って与えられる消毒組成物は、粒状物、液体、固形物などの形であ ってもよく且つ典型的には使用中にpH3〜13を与えるように処方するが、非 水性または低水性組成物の場合には、pH範囲は、この範囲外で変化してもよい 。硫酸ナトリウム、水、水−エタノール、BPP、MPP、EPP、PPP、炭 酸ナトリウムなどの各種の担体は、完成品を処方するために通例通り使用しても よい。粒状物は、350〜950g/lの密度範囲内の製品を与えるために既知 の技術を使用して噴霧乾燥により、または凝集により製造してもよい。固形物は 、通常の押出技術を使用して処方してもよい。光消毒剤−キレート化剤は、所望 ならば、予備生成してもよい。この組成物は、通常の香料、殺細菌剤、ハイドロ トロープなども含有してもよい。非水性または低水性組成物の場合には、クリー ニング組成物を、本発明の組成物を布帛または硬質表面に供給するために使用さ れる物品に適用してもよい。本発明に係る組成物の非限定例は、次の通りである 。 1.1995年5月16日発行のゴッセリンク等の米国特許第5,415,8 07号明細書に係る防汚剤。 2.例36に係る光消毒剤。 3.例37に係る光消毒剤。 布類ガーメント用粒状消毒剤 1.例15に係る光消毒剤。 2.例36に係る光消毒剤。 3.例31に係る光消毒剤。 例45 溶液で再活性化する布類または場所を処理するための消毒剤 1.例31に係る光消毒剤 前記態様は、露光前に十分に乾燥させてもよい。露光後、溶液での再活性化は 、より望ましい性質を生ずる。 例46 低水性消毒組成物 1.例36に係る光消毒剤。 2.BPP、MPP、EPPおよびPPP一次溶媒と一緒にここで使用できる 他の補助溶媒としては、カルビトール、メチルカルビトール、ブチルカルビトー ル、プロピルカルビトール、ヘキシルセロソルブなどの商標で市販されている物 質を含めて各種のグリコールエーテルが挙げられる。所望ならば、家庭使用中の 安全性およびにおいを十分に配慮して、各種の塩素化および炭化水素ドライクリ ーニング溶剤も、使用してもよい。これらとしては、1,2−ジクロロエタン、 トリクロロエチレン、イソパラフィン、およびそれらの混合物が挙げられる。 3.米国特許第4,758,641号明細書および米国特許第5,004,5 57号明細書に開示のように、このようなポリアクリレートとしては、各種の程 度で架橋してもよい単独重合体並びに架橋されていない単独重合体が挙げられる 。分子量約100,000〜約10,000,000、好ましくは 2000,000〜5,000,000を有する単独重合体が、ここで好ましい 。 長期消毒性を表面に与えるための組成物 1.例15に係る光消毒剤。 2.例36に係る光消毒剤。 3.例31に係る光消毒剤。 組成物を表面に適用し、次いで、表面をきれいに拭く。光消毒剤は、長期抗菌 作用を与える。 水泳プール消毒を与えるための組成物 1.例15に係る光消毒剤。 2.例36に係る光消毒剤。 布帛または場所は、典型的には使用濃度約10ppm〜約10,000ppm で、前記組成物を使用して消毒する。表面は、光、好ましくは自然日光の存在下 で乾燥して改善された光消毒上の利益を達成する。一旦乾燥したら、場所は、上 にここで定義のような溶液での処理および光の適用によって再活性化する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 消毒の必要な硬質表面を、660nm以上のQバンド極大吸収波長を有す る有機ケイ素(IV)光増感性化合物少なくとも0.001ppm、好ましくは0 .005ppm〜2000ppm、より好ましくは0.1ppm〜1000pp mを含む水性消毒組成物と接触させる硬質表面の消毒法であって、前記有機ケイ 素(IV)光増感性化合物が式 を有するフタロシアニンまたは式 を有するナフタロシアニンである(式中、R1、R2、R3、R4、R5、およ びR6単位は各々独立に (a)水素、 (b)ハロゲン、 (c)ヒドロキシル、 (d)シアノ、 (e)ニトリロ、 (f)オキシイミノ、 (g)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (h)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22 アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (i)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (j)C1〜C22アルコキシ、 (k)式 または (式中、Bは水素、ヒドロキシル、C1〜C30アルキル、C1〜C30アルコキシ、 −CO2H、−CH2CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−O PO3 2-M、およびそれらの混合物であり;Mは電荷バランスを満足するのに十 分な量の水溶性陽イオンであり;xは0または1であり、各 yは独立に0〜6の値を有し、各zは独立に0〜100の値を有する) を有する分枝アルコキシ、 (l)置換および非置換アリール、 (m)置換および非置換アルキレンアリール、 (n)置換および非置換アリールオキシ、 (o)置換および非置換オキシアルキレンアリール、 (p)置換および非置換アルキレンオキシアリール、 (q)C1〜C22チオアルキル、C4〜C22分枝チオアルキル、およびそれらの 混合物、 (r)式 −CO210(式中、R10は (i)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケ ニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (ii)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1 〜C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (iii)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (iv)C3〜C22グリコール、 (v)C1〜C22アルコキシ、 (vi)C4〜C22分枝アルコキシ、 (vii)置換および非置換アリール、 (viii)置換および非置換アルキルアリール、 (ix)置換および非置換アリールオキシ、 (x)置換および非置換アルコキシアリール、 (xi)置換および非置換アルキレンオキシアリール、およびそれらの混 合物 からなる) のエステル、 (s)式 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなり; R16は (i)水素、 (ii)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなり;A単位は窒素また は酸素からなり;Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰イオンからなり 、vは0または1であり、uは0〜22である) のアルキレンアミノ単位、 (t)式 −NR1112 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなる) のアミノ単位、 (u)式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは (i)水素、 (ii)ヒドロキシル、 (iii)−CO2H、 (iv)−SO3 -+、 (v)−OSO3 -+、 (vi)C1〜C6アルコキシ、 (vii)置換および非置換アリール、 (viii)置換および非置換アリールオキシ、 (ix)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなり;A単位は窒素または酸素からなり;Mは水溶性陽イオンであり、vは 0または1であり、xは0〜100であり、yは0〜12である) のアルキルエチレンオキシ単位、 (v)式 −OSiR789 (式中、各R7、R8、およびR9は独立に (i)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (ii)置換および非置換アリール、 (iii)置換および非置換アリールオキシ、 (iv)式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは (a)水素、 (b)C1〜C30アルキル、 (c)ヒドロキシル、 (d)−CO2H、 (e)−SO3 -+、 (f)−OSO3 -+、 (g)C1〜C6アルコキシ、 (h)置換および非置換アリール、 (i)置換および非置換アリールオキシ、 (j)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなり;A単位は窒素または酸素からなり、Mは水溶性陽イオンであり、vは 0または1であり、xは0〜100であり、yは0〜12である) のアルキルエチレンオキシ単位 からなる群から選ばれる) の置換シロキシ、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ; 軸方向R単位は各々独立に (a)水素、 (b)ハロゲン、 (c)ヒドロキシル、 (d)シアノ、 (e)ニトリロ、 (f)オキシイミノ、 (g)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (h)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22 アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (i)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (j)C1〜C22アルコキシ、 (k)式 または (式中、Bは水素、ヒドロキシル、C1〜C30アルキル、C1〜C30アルコキシ、 −CO2H、−CH2CO2H、−SO3 -+、−OSO3 -+、−PO3 2-M、−O PO3 2-M、およびそれらの混合物であり;Mは電荷バランスを満足するのに十 分な量の水溶性陽イオンであり;xは0または1であり、各yは独立に0〜6の 値を有し、各zは独立に0〜100の値を有する) を有する分枝アルコキシ、 (l)置換および非置換アリール、 (m)置換および非置換アルキレンアリール、 (n)置換および非置換アリールオキシ、 (o)置換および非置換オキシアルキレンアリール、 (p)置換および非置換アルキレンオキシアリール、 (q)C1〜C22チオアルキル、C4〜C22分枝チオアルキル、およびそれらの 混合物、 (r)式 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなり; R16は (i)水素、 (ii)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなり;A単位は窒素また は酸素からなり;Xは塩素、臭素、ヨウ素、または他の水溶性陰イオンからなり 、vは0または1であり、uは0〜22である) のアルキレンアミノ単位、 (s)式 −NR1112 (式中、R11およびR12はC1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜 C22アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物からなる) のアミノ単位、 (t)式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは (i)水素、 (ii)ヒドロキシル、 (iii)−CO2H、 (iv)−SO3 -+、 (v)−OSO3 -+、 (vi)C1〜C6アルコキシ、 (vii)置換および非置換アリール、 (viii)置換および非置換アリールオキシ、 (ix)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなり;Aは窒素または酸素からなり;Mは水溶性陽イオンであり、vは0ま たは1であり、xは0〜100であり、yは0〜12である) のアルキルエチレンオキシ単位、 (u)式 (式中、R10は (i)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (ii)ハロゲン置換C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22 アルケニル、C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (iii)ポリヒドロキシル置換C3〜C22アルキル、 (iv)C3〜C22グリコール、 (v)C1〜C22アルコキシ、 (vi)C4〜C22分枝アルコキシ、 (vii)置換および非置換アリール、 (viii)置換および非置換アルキルアリール、 (ix)置換および非置換アリールオキシ、 (x)置換および非置換アルコキシアリール、 (xi)置換および非置換アルキレンオキシアリール、 (xii)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなる) のカルボキシレート、 (v)式 −OSiR789 (式中、各R7、R8、およびR9は独立に (i)C1〜C22アルキル、C4〜C22分枝アルキル、C1〜C22アルケニル、 C4〜C22分枝アルケニル、およびそれらの混合物、 (ii)置換および非置換アリール、 (iii)置換および非置換アリールオキシ、 (iv)式 −(A)v−(CH2y(OCH2CH2xZ (式中、Zは (a)水素、 (b)C1〜C30アルキル、 (c)ヒドロキシル、 (d)−CO2H、 (e)−SO3 -+、 (f)−OSO3 -+、 (g)C1〜C6アルコキシ、 (h)置換および非置換アリール、 (i)置換および非置換アリールオキシ、 (j)アルキレンアミノ、およびそれらの混合物 からなり;A単位は窒素または酸素からなり、Mは水溶性陽イオンであり、vは 0または1であり、xは0〜100であり、yは0〜12である) のアルキルエチレンオキシ単位 からなる群から選ばれる) の置換シロキシ、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる)、硬質表面を 約300〜約1200nmの最小波長範囲を有する光源で露光することを特徴とす る、硬質表面の消毒法。 2. しみ抜きの必要な汚れた布帛を、水50%未満および請求項1に記載の 有機ケイ素光増感性化合物少なくとも0.001ppm、好ましくは0.005 ppm〜2000ppm、より好ましくは0.1〜1000ppmを含む低水性 消毒液と接触させた後、この処理された布帛の表面を約300〜約1200nmの 最小波長範囲を有する光源で露光することを特徴とする、汚れた布帛を低水性消 毒組成物を含む消毒物質で消毒するための方法。 3. 消毒の必要な硬質表面を、水50%未満および請求項1に記載の有機ケ イ素光増感性化合物少なくとも0.001ppm、好ましくは0.005ppm 〜2000ppm、より好ましくは0.1〜1000ppmを含む低水性消毒組 成物と接触させ、そして、この硬質表面を約300〜約1200nmの最小波長範 囲を有する光源で露光することを特徴とする、硬質表面を低水性消毒組成物で消 毒するための方法。 4. 消毒の必要なバスまたは水泳プールを有効量の請求項1に記載の組成物 と接触させ、そして、このバスまたは水泳プールを約300〜約1200nmの最 小波長範囲を有する光源で露光することを特徴とする、水性バスまたは水泳プー ルの消毒法。 5. 水を約300〜約1200nmの最小波長範囲を有する光に露光しながら 、飲むのに適していない水を有効量の請求項1に記載の組成物と接触させること を特徴とする、飲料水を与えるための方法。 6. 水を約300〜約1200nmの最小波長範囲を有する光に露光しながら 、水を曝気することからなる、請求項8に記載の方法。 7. 製品を水溶液中において、有効量の請求項1に記載の組成物と接触させ ることを特徴とする、微生物への暴露の防止法。
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