JPH11504851A - 炭化鉄の磁力選鉱方法 - Google Patents

炭化鉄の磁力選鉱方法

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JPH11504851A
JPH11504851A JP8533074A JP53307496A JPH11504851A JP H11504851 A JPH11504851 A JP H11504851A JP 8533074 A JP8533074 A JP 8533074A JP 53307496 A JP53307496 A JP 53307496A JP H11504851 A JPH11504851 A JP H11504851A
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テーアッシュ アーンジニアラーン フランス エスアー
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Abstract

(57)【要約】 本発明の主目的は、水素とメタンが豊富な気体混合物中で鉄鉱石微粉から純粋な炭化鉄を得るための、要すれば循環する流動床反応器にある。反応器は、取り出し領域または再循環領域に、流動床中の鉄鉱石から炭化鉄が豊富な相と炭化鉄含有量の低い相を磁力選鉱するための装置(1,2)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 炭化鉄の磁力選鉱方法 本発明は炭化鉄の精製方法に関する。炭化鉄Fe3Cは、工業的には、一般的 に流動床反応器からなる工業用溶鉱炉における、酸化鉄の混合物の水素やメタン の豊富な還元性雰囲気中での反応により製造される。反応器の出口で得られるF e3Cは純度が悪く:当然、ほぼ90〜95%程度の多量のFe3Cを含んでいる が、同時にFeを0.5〜1.5%、酸化鉄主には磁鉄鉱Fe34を2〜5%、 また夾雑物、例えば鉱石の生成条件によって性質が変動するSiO2などを含ん でいる。この炭化鉄Fe3Cを主成分とする混合物は、電気鋼鉄溶鉱炉の金属供 給源として使用されている。 本発明はより具体的には炭化鉄の精製方法に関するもので、特には炭化鉄Fe3 Cと共存している不純物を分離する方法である。 このために、種々の構成成分の強磁性の性質が利用される。炭化鉄Fe3Cは 周囲温度では強磁性であるが、この性質はキュリー温度と呼ばれる温度を超える と消失することが知られている。特にFe3Cに関してはその特質によりキュリ ー温度は180℃〜230℃の範囲で変化する。 これと同じ性質がFe3Cと共存している成分にもみられ、鉄のキュリー温度 は768℃、Fe34は575℃である。これらの値は指標であって、サンプル の化学的な純度により変化する可能性がある。 本発明の目的は、炭化鉄と共存している種々の成分のキュリー温度に関連して 選択される種々の温度での幾つかの分離ステージを設けることを、この連続する 分離ステップの最終段階で炭化鉄が精製されるよう提案し、炭化鉄製造用流動床 反応器の種々の取り出し領域において前記性質を利用できるようにすることであ る。 この目的を達成するため、本発明の炭化鉄の精製方法は、以下のことを特徴と する。 ―炭化鉄、鉄、酸化鉄および夾雑物の混合物は反応チャンバーから取り出され 、 ―取り出された混合物は、炭化鉄をそこなうことのない組成の雰囲気中で必要 があればわずかに冷却され、その際回収された熱は再循環段階にある生成物を加 熱するために使用され、 ―温度が230〜575℃の混合物を第1の磁場中を通過させて、該混合物を 磁性フラクション(鉄と酸化鉄)と非磁性フラクション(炭化鉄と夾雑物)に分 離し、 ―非磁性フラクションは炭化鉄のキュリー温度より低い温度まで冷却されるチ ャンバーへ送られ、 ―夾雑物と炭化鉄を含む混合物を第2の磁場中を通過させて、それを磁性フラ クション(炭化鉄)と非磁性フラクション(夾雑物)に分離する。 本発明のその他の特徴と効果は、本発明を全く制限しない添付した図解例を示 す図を参照して、以下の記載により明らかになる。図において: ―図1は、混合物の磁力選鉱方法を図示した概略図である; ―図2は、炭化鉄を含む混合物の磁力選鉱方法を図示した概略図である; ―図3は、磁力選鉱方法を流動床反応器に適用した場合を図示している; ―図4は、磁力選鉱方法を循環流動床反応器に適用した場合を図示している。 本発明の主題となる方法を実施するプラントの好ましい具体例によると、それ は主として、好ましくは流動床反応器の取り出し領域の出口に配置される、少な くとも1基の磁選機1,2を有する。 炭化鉄の製造へ適用すると、特には水素やメタンおよび/または軽炭化水素( エタン、プロパン、ブタン)が豊富な還元性雰囲気中で反応する鉄鉱石微粉装入 物を収容する流動床反応器には、一般的に2ヶ所に取り出し領域4、5があり: その1つは下部に配置され(主取り出し領域)、他の1つは上部に配置される( 第2次取り出し領域)と共にそれ自体に取り出し領域7を備えたサイクロン6に 連結される。一般的に、鉄鉱石と炭化鉄の反応温度は450℃〜600℃の範囲 にあり、好ましくは特に550〜600℃である。 さらに、鉱石粒子を流動化し炭化鉄に変換するための還元ガスの流れがこの反 応器を通って吹き抜け、無視できない量の固体粒子がこの流れによって反応器外 へ浮遊して運ばれ、該固体粒子を反応器3へ再循環させるサイクロン6へ移動す る。 再循環は、収率を向上させるために必要であるが、2つの欠点があり: ―その1つは、微粉が再度運び去られる可能性が高く、そのためサイクロンは それを数回通過する固体粒子の流れで一杯になる; ―もう1つは、サイクロンからの再循環は反応器の一定の場所で起こるため、 この領域には近傍の領域に比べて非常に多量の微粉が存在し、反応器全体の不均 一な流動状態の原因になる。 これらの不均一な流動状態は反応器3の正確な運転を妨げ、特に反応器が大き い場合に不利になる。 そのため、サイクロン6と反応器3の出口に、種々の性質の粒子を選別する目 的でステージを設ける必要がある。 従って、反応器3の出口で、炭化鉄、酸化鉄、鉄および夾雑物の循環する混合 物フラクションは取り出され、その温度は400〜575℃に調整され、混合物 を、主にキュリー温度が鉄と酸化鉄の混合物の温度以下の成分を含む磁性フラク ションと、主に温度がそれ自身のキュリー温度よりも高くなる成分を含む非磁性 フラクション(特には炭化鉄および夾雑物。)に分離するために磁選機1へ送ら れる。 取り出された混合物は、炭化鉄をそこなうことのない組成の雰囲気中で、必要 があればわずかに冷却され、その際回収された熱は再循環段階にある生成物また は新たな装入鉱石を加熱するために使用される;該雰囲気は主にメタンと水素を 主成分とする混合物を含むもので、その正確な組成は特に温度と圧力に依存して いる。 鉄と酸化鉄を含むフラクションはその後、炭化鉄に変換するため反応器へ送ら れる。第1分離温度では非磁性のフラクションは冷却ステージ8へ送られ、冷却 は特にそこでそれが炭化鉄のキュリー温度より低い温度まで冷却されるチャンバ ー内で行われる。 このステージの下流において、選別が磁選機2を用いて再度実施される。この 第2の磁選機が作る磁場は、流入するフラクションを磁性フラクション(炭化鉄 )と非磁性フラクション(夾雑物)に分離する。 該磁選機の出口で得られる磁性炭化鉄フラクションは反応器4の主要な取り出 し物を構成し、得られる粒子は平均粒径100μm〜1000μmの大きさであ る。 サイクロンの出口7に、循環する微粉のための分離ステージが同じく設けられ 、混合物の温度は同様に230℃〜575℃の範囲にあり;磁選機で、循環する 混合物を2つのフラクション、それぞれ磁性フラクションおよび非磁性フラクシ ョンに選別することができる。反応器3の出口に設けられる分離ステップ1、2 と同様に、主に酸化鉄と鉄の微粉を含む第1のフラクションが得られ、それらは 炭化鉄に変換するため反応器の流動床へ再導入される。夾雑物とこの温度では非 磁性の炭化鉄粉末を含む第2のフラクションは、特にはこのフラクションを炭化 鉄のキュリー温度より低い温度まで冷却することができるチャンバーからなる冷 却ステージ8へ送られる。炭化鉄と夾雑物を含むフラクションは続いて、非磁性 成分(夾雑物微粉)から磁性成分(炭化鉄微粉)を分離することができる磁力選 鉱ステージへ送られる。この磁力選鉱ステージの終わりには、炭化鉄は主に大き さが100μm以下の粒子からなる。 他の例としては、磁力選鉱による精製方法は、循環流動床反応器に適用される 。この反応器3は1つしか取り出し領域がない点で前記反応器とは異なる。 この循環流動床反応器は、磁選機1、2の出口において炭化鉄、酸化鉄、夾雑 物および鉄の混合物を磁性フラクション(鉄および酸化鉄)と非磁性フラクショ ン(炭化鉄と夾雑物)へ分離するため、取り出し領域4の下流に該混合物を40 0℃〜575℃まで冷却するための冷却ステージ8がある。鉄および酸化鉄のフ ラクションは、炭化鉄に変換するため、熱交換器9で再加熱された後に反応器3 の流動床へ再導入される。 非磁性フラクションは、混合物の温度を炭化鉄のキュリー温度より低い温度に 下げるため第2の冷却ステージ8へ送られる。 最終的に、磁性を帯びて該混合物フラクションは、炭化鉄を夾雑物から分離す るため磁気分離ユニットを通過する。 単純な流動床反応器または循環流動床反応器のいずれの炭化鉄の製造方法であ っても、炭化鉄粒子はその発火を防ぐために300℃より低い温度まで冷却され るべきである。実際には、それらを周囲温度に近い温度まで冷却するのが好まし い。 反応器の出口における物質の磁性が十分なら、この性質は物質が移動するライ ンに沿って磁化ユニット(magnetizer units)を配置することにより移動を促 進するために利用される。もし他方で、残留磁気が移動の障害となるなら、消磁 装置が設置される。 上記した本発明は、下記の新たな効果を与える: ―混合物の性質とその粒子の大きさによる、混合物成分の選択的分離によって 、流動床反応器の運転がその安定性と変換収率に関して改善される; ―磁力選鉱は、炭化鉄の品質を改善するため流動床の出口において炭化鉄にも 同様に適用することができる。 本発明は上記または説明した図解例によって制限されないことは明らかであっ て、そのすべての変形も包含する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月26日 【補正内容】 明細書 炭化鉄の磁力選鉱方法 本発明は炭化鉄の精製方法に関する。炭化鉄Fe3Cは、工業的には、一般的 に流動床反応器からなる工業用溶鉱炉における、酸化鉄の混合物の水素やメタン の豊富な還元性雰囲気中での反応により製造される。反応器の出口で得られるF e3Cは純度が悪く:当然、ほぼ90〜95%程度の多量のFe3Cを含んでいる が、同時にFeを0.5〜1.5%、酸化鉄主には磁鉄鉱Fe34を2〜5%、 また夾雑物、例えば鉱石の生成条件によって性質が変動するSiO2などを含ん でいる。この炭化鉄Fe3Cを主成分とする混合物は、電気鋼鉄溶鉱炉の金属供 給源として使用されている。 本発明はより具体的には炭化鉄の精製方法に関するもので、特には炭化鉄Fe3 Cと共存している不純物を分離する方法である。 US−4 396 423から、炭化ステージの後で炭化鉄から亜鉛を分離す る前に、鉱石の夾雑物から炭化鉄と亜鉛を分離する方法が知られている。 このために、種々の構成成分の強磁性の性質が利用される。炭化鉄Fe3Cは 周囲温度では強磁性であるが、この性質はキュリー温度と呼ばれる温度を超える と消失することが知られている。特にFe3Cに関してはその特質によりキュリ ー温度は180℃〜230℃の範囲で変化する。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年4月8日 【補正内容】 請求の範囲 1. ―炭化鉄、酸化鉄、鉄および夾雑物の混合物は反応チャンバー(3)から 取り出され、 ―取り出された混合物は、炭化鉄をそこなうことのない組成の雰囲気中で 必要があればわずかに冷却され、その際回収された熱は再循環段階にある生成物 を加熱するために使用され、 ―温度が230〜575℃の混合物を第1の磁場(1)中を通過させて、 該混合物を磁性フラクション(鉄と酸化鉄)と非磁性フラクション(炭化鉄と夾 雑物)に分離し、 ―非磁性フラクションは、そこでそれが炭化鉄のキュリー温度より低い温 度まで冷却されるチャンバー(8)へ送られ、 ―夾雑物と炭化鉄を含む混合物を第2の磁場(2)中を通過させ、それを 磁性フラクション(炭化鉄)と非磁性フラクション(夾雑物)に分離することを 特徴とする炭化鉄の精製方法。 2.第1の磁力選鉱が400℃〜575℃の温度で行われることを特徴とする 請求項1に記載の炭化鉄の精製方法。 3.反応チャンバーの主取り出し領域の出口において平均粒径が100〜10 00μmの粒子と平均粒径が100μmより小さい微粉を分離することができる 請求項1乃至2のいずれかに記載の炭化鉄の精製方法。 4.還元性雰囲気中で反応する鉄鉱石微粉の装入物を収容する流動床反応器( 3)を有し、該反応器には2ヶ所に取り出し領域(4、5)があり:その1つは 下部に配置され(主取り出し領域)、他の1つは上部に配置される(第2次取り 出し領域)と共にそれ自体に取り出し領域(7)を備えたサイクロン(6)に連 結される;さらに、後者の出口と主取り出し領域の出口に、少なくとも1基の磁 選機(1,2)を備え、該磁選機には少なくとも1つの冷却チャンバー(8)が 続きそこでそれは炭化鉄のキュリー温度より低い温度まで冷却され、該冷却チャ ンバーは下流に、流入する鉱石装入物の種々の成分を選別するための、少なくと も1基の磁選機(1,2)を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか の方法を実施するためのプラント。 5.取り出し領域(4)の下流に冷却チャンバー(8)がある循環流動床反応 器を有し、該冷却チャンバーはその出口に、混合物を磁性フラクション(鉄と酸 化鉄)と非磁性フラクション(炭化鉄と夾雑物)に選別するための磁選機(1) を備え、鉄と酸化鉄のフラクションは、炭化鉄に変換するために、熱交換器(9 )で再加熱された後に反応器(3)の流動床に再導入され、非磁性フラクション (炭化鉄と夾雑物)は、混合物の温度を炭化鉄のキュリー温度より低い温度まで 冷却するため第2冷却ステージ(8)へ送られ、該ステージは下流に流入するフ ラクションの種々の成分を選別するための磁選機(2)を有することを特徴とす る請求項1乃至3のいずれかの方法を実施するためのプラント。 6.炭化鉄粒子の発火を防ぐために、取り出し領域(4、5)を出口に備えた チャンバー(8)において、炭化鉄粒子が300℃より低い温度まで冷却される ことを特徴とする請求項4乃至5のいずれかの方法を実施するためのプラント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ―炭化鉄、酸化鉄、鉄および夾雑物の混合物は反応チャンバー(3)から 取り出され、 ―取り出された混合物は、炭化鉄をそこなうことのない組成の雰囲気中で 必要があればわずかに冷却され、その際回収された熱は再循環段階にある生成物 を加熱するために使用され、 ―温度が230〜575℃の混合物を第1の磁場(1)中を通過させて、 該混合物を磁性フラクション(鉄と酸化鉄)と非磁性フラクション(炭化鉄と夾 雑物)に分離し、 ―非磁性フラクションは、そこでそれが炭化鉄のキュリー温度より低い温 度まで冷却されるチャンバー(8)へ送られ、 ―夾雑物と炭化鉄を含む混合物を第2の磁場(2)中を通過させ、それを 磁性フラクション(炭化鉄)と非磁性フラクション(夾雑物)に分離することを 特徴とする炭化鉄の精製方法。 2.第1の磁力選鉱が400℃〜575℃の温度で行われることを特徴とする 請求項1に記載の炭化鉄の精製方法。 3.反応チャンバーの主取り出し領域の出口において平均粒径が100〜10 00μmの粒子と平均粒径が100μmより小さい微粉を分離することができる 請求項1乃至2のいずれかに記載の炭化鉄の精製方法。 4.還元性雰囲気中で反応する鉄鉱石微粉の装入物を収容する流動床反応器( 3)を有し、該反応器には2ヶ所に取り出し領域(4、5)があり:その1つは 下部に配置され(主取り出し領域)、他の1つは上部に配置される(第2次取り 出し領域)と共にそれ自体に取り出し領域(7)を備えたサイクロン(6)に連 結される;さらに、後者の出口と主取り出し領域の出口に、少なくとも1基の磁 選機(1,2)を備え、該磁選機には少なくとも1つの冷却チャンバー(8)が 続き、該冷却チャンバーは下流に、流入する鉱石装入物の種々の成分を選別する ための、少なくとも1基の磁選機(1,2)を有することを特徴とする請求項1 乃至3のいずれかの方法を実施するためのプラント。 5.取り出し領域(4)の下流に冷却チャンバー(8)がある循環流動床反応 器を有し、該冷却チャンバーはその出口に、混合物を磁性フラクション(鉄と酸 化鉄)と非磁性フラクション(炭化鉄と夾雑物)に選別するための磁選機(1, 2)を備え、鉄と酸化鉄のフラクションは、炭化鉄に変換するために、熱交換器 (9)で再加熱された後に反応器(3)の流動床に再導入され、非磁性フラクシ ョンは、混合物の温度を炭化鉄のキュリー温度より低い温度まで冷却するため第 2冷却ステージ(8)へ送られることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの 方法を実施するためのプラント。 6.炭化鉄粒子の発火を防ぐために、出口に取り出し領域(4、5)を備えた チャンバー(8)において、炭化鉄粒子が300℃より低い温度まで冷却される ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの方法を実施するためのプラント。
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