JPH11502384A - 移動通信システムにおいて電源制御を備えた適応チャンネル割り当て方法および装置 - Google Patents

移動通信システムにおいて電源制御を備えた適応チャンネル割り当て方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 セルラー通信システムにおいて、ダウンリンク干渉の測定をすることなしに、セル内の基地局と移動局間の接続に用いられるチャンネルを割り当てるための方法と装置を提供する。全システムを通して、各セル内で、そのセル内の移動局と基地局との間の経路利得の変化の大きさと実質的に等しい大きさの量だけ、しかも、経路利得の変化量の符号とは反対の符号で、アップリンクの電力レベルとダウンリンクの電力レベルの和が変化するように、両者のレベルを調整する。この電力調整計画では、アップリンクとダウンリンクの干渉のシステムワイドな測定の間には強い相関があると見なしている。それゆえ、適当な電力調整計画を用いて、各セルは、そのセル内で使用可能な自由チャンネルのアップリンク搬送波対干渉(C/I)比を決定し、所定の許容範囲内にあるC/I値を持つ許容自由チャンネルを選択する。許容自由チャンネルのアップリンクC/Iが接続に現在割り当てられているチャンネルのアップリンクC/I値よりも大きいときは、その接続が許容自由チャンネルに再割り当てされるようにセル内移譲を実施する。この技術は、ダウンリンク干渉測定を行えないアナログセルラー通信システムなどのシステムに適応チャンネル割り当て計画を提供するのに有益である。

Description

【発明の詳細な説明】 移動通信システムにおいて電源制御を備えた適応チャンネル割り当て方法および 装置 背景技術 本発明は、セルラー電話システムに関し、さらに具体的には、有限個のダウン リンク干渉測定資源を有するデジタルセルラー電話システムだけではなくアナロ グセルラー電話システムにおいても呼び出しチャンネルの適当な割り当てを行う ことに関する。 セルラー電話通信システム(以後「セルラーシステム」あるいは単に「システ ム」と呼ぶ)においては、トラフィック管理容量の要求が増え続けているので、 その容量を極限にまで拡大することは重要なことである。容量に影響する1つの 要因は、利用可能通信チャンネル全体を、システム内の特定のセルが使用するの に際してどのように割り当てるかということである。相対的に相互に極めて近接 した2つ以上のセルが同一チャンネルを使用することは、各セルに共通チャンネ ル干渉を頻繁に引き起こしかねないので避けるべきである。 共通チャンネル干渉を避けるための解決策の1つは、各セルに、当該システム 内において他のどのセルにも使用されていない専用チャンネル群で動作させるこ とである。この戦略は共通チャンネル干渉の発生をうまく避けることができるが 、システムが許容するチャンネル数に対するシステムのトラフィック管理容量を 制限する。 システムのトラフィック管理容量を増やすために、どのチャンネルも2つ以上 のセルによって同時使用できるような再使用計画を立てることができる。互いに 深刻な干渉を起こさないよう十分に離れた地理的位置(「再使用距離」と呼ぶ) にあるセルに対して1つのチャンネルを確実に割り当てることによって、共通チ ャンネル干渉は制限される。干渉を制限するための適当な距離は、各セルにおけ る当該特定チャンネル上の搬送波対干渉比(C/I)に影響する要因に依存する 。 固定チャンネル再使用計画、すなわち、時間切り替えをしない計画を用いてセ ルラー通信システムにおける共通チャンネル干渉の可能性を減じるやり方で、ト ラフィックチャンネルを選択・割り当てる多くの技術が工夫されている。197 9年1月に発行されたベルシステム技術ジャーナル(Bell System Technology Journal)15〜41ページに記載のV.H.マ クドナルドによる「高度移動電話サービス:セルラー概念」には、こうした計画 が記載されている。 固定チャンネル再使用計画は、システムにおいて最小C/Iを保証するために 伝搬条件を仮定することに基づいている。しかしながら、こうした計画は作るの が非常に困難で面倒であり、しかもセルが小さくなるに従ってその困難は増す。 さらにまた所与のセルによって管理されるセル数は、始終増減するかもしれない 。システム自身の変化は勿論であるが、そのように変化するトラフィックパター ンのために、固定チャンネル再使用計画を利用するセルラーシステムでは、始終 、トラフィック管理容量が低下する可能性がある。 こうした容量低下を避けるために、適応チャンネル割り当て(ACA)計画が 固定チャンネル再使用計画に好適である。ACA計画では、その名の示す通り、 システムの無線資源の利用が現在のトラフィックおよび伝搬状況における変化に 適応するよう始終順応している。この順応は、少なくとも周期的になされるシス テム測定に基づいて行われる。このような計画の目的は、すべてのリンクが満足 のいく品質を持つようにチャンネルを割り当てることである。ACAシステムの 共通特徴は、いくつかの所定の品質判定基準を満たすチャンネル群から1つのチ ャンネルを割り当てることである。しかしながら、別のACA計画は、チャンネ ル群から複数のチャンネルを選択する別の判定基準を利用している。 一般概念下のACAシステムは当業者にとっては周知である。例えば、198 8年11月28日〜12月1日に行われたIEEEグローバル電気通信会議録( IEEE Global Telecomm.Conf.)1355〜1359 ページに記載されたH.エリクソンによる「適応チャンネル割り当てによる容量 改善」は、すべてのチャンネルがすべての基地局に共有される共通資源となって いるセルラー無線システムに関する容量利得について説明している。この報告書 では、移動局がダウンリンクの信号の品質を測定し、一番高い搬送波対干渉比( C/Iレベル)を持つチャンネルを選択するようにチャンネルが割り当てられる 。 1992年デンバーにおける第42回IEEE媒体技術会議録(42nd I EEE Veh.Tech.Conf.)794〜797ページに記載されたG .ライバによる「セルラー移動無線システムのための改良動的チャンネル割り当 て計画の性能分析」には、別の方法が説明されている。そこでは、必要C/I閾 値に近い、あるいはそれよりやや良い品質を達成することに基づいてチャンネル が選択される。また、1986年10月14日〜16日ストックホルムにおけるデジタル陸上移動無線通信に関する第2回北欧セミナー (Second Nor dic Seminar on Digital Land Mobile R adio Communication)の311〜315ページに記載された Y.フルヤ他による「チャンネル分離すなわち移動通信システムのための分散型 適応チャンネル割り当て計画」には、リンク品質の最近の履歴を割り当て決定の 要因とみなすACAシステムが説明されている。また、固定チャンネル割り当て 計画に加えてACAを小ブロックの周波数に応用したハイブリッドシステムが既 に幾つか提示されている。こうしたものの一例が、1987年に発行された’8 7IEEE・VTC会報 (Proc.IEEE VTC’87)405〜411 ページに記載されたK.サルバーグ他による「セルラー移動電話システムにおけ るハイブリッドチャンネル割り当てと再使用区画」に提示されている。 システム容量の増加とは別に、適応チャンネル割り当ては、システム計画の必 要を取り除いてくれる。その代わり、計画はシステム自身によってなされる。A CAのこの特徴は、システムに変化があるときや、新しい基地局が追加されると きや、例えば、大きな建造物の建設や解体によって環境が変わるときなどに、特 に魅力的なものとなる。 ACA計画は2つの部分、すなわち「緩」部分と「速」部分とで実行するのが 好ましい。「緩」部分は、相対的に長期間(例えば生じるのに数週間かかるよう な、20〜30話中時間)にわたって起こる干渉とトラフィック変動に基づいて 各セルが使用するチャンネル群を決定する。これによって周波数計画問題を除去 して、システムにおける平均的なトラフィック負荷に適応することもできる。 「速」部分は、常時、ゆっくりと決定したチャンネル群から短期干渉測定に基づ いて各接続に対する「最良」チャンネルを選択することに関わる。ACA計画の 「緩」「速」両部分は、各基地局がセル内の局地的な観察に基づいたチャンネル 割り当てのみならず、周波数計画のうちの自分の部分を決定することができるよ うに、システム中に振り分けて設置しても良い。 ACA計画を2つの部分(すなわち、「速」および「緩」)に分ける理由の1 つは、所望の周波数範囲に小モータで機械的に同調させられる自動同調コンバイ ナを使用するためである。同調は、自動的だが遅い動作なので呼び出しがセルに 到着したときに行うことはできない。 さらにまた、各基地局はトランシーバを有限個しか装備していないのですべて のチャンネルを同時に使用することができない。ACA計画を「緩」と「速」の 部分に分割することによって、「緩」ACA計画から得られる周波数群にコンバ イナを同調させ、しかもACA計画の「速」部分がその「緩」決定周波数群の中 からチャンネル選択するという方策を発展させることができる。上記のY.フル ヤらの出版物は、「緩」および「速」に類別しうるACA計画の様相を説明して いる。なお「緩」や「速」という語は本明細書において定義したものである。 緩変化周波数計画を持つことによって、システムにおける干渉を観察しやすく するという付加的な利点がもたらされる。このことは、いかなる所与のシステム においても、測定資源が有限個しかないことを考慮すれば、重要なことである。 従来技術のACA計画が正しく動作するためには、チャンネル干渉レベルをダ ウンリンク(すなわち、基地局から移動局へ)およびアップリンク(すなわち、 移動局から基地局へ)の両方で測定することが大切である。ACAが最も良い状 態で動作するためには、正確な干渉レベル測定がすべてのチャンネルでなされる べきである。 さしあたってデジタルセルラーシステムだけを考えてみると、アップリンク及 びダウンリンク双方の測定をするための資源がいくつか存在するのでACA計画 は実行可能である。アップリンク測定は基地局に設けた装置で行ってよい。ダウ ンリンク測定は移動局によって行って良く、移動局はその測定値を基地局に報告 する。しかしながら、すべてのチャンネルに関して測定値を得ることは、未だ困 難なことである。例えば、D−AMPSのようなデジタルシステムでは、起動中 のセルにおいて目下使用されていないトラフィック周波数のダウンリンク擾乱レ ベルを評価するために移動局補助移譲(MAHO)機構が使用される。しかしな がら、各移動局は少しの数の周波数を測定するだけなので、このMAHO測定資 源は非常に限定されたものである。その結果、短期フレーム以内で、あるセルの 全周波数でのダウンリンク干渉に関する情報を得ることは不可能であり、したが って、チャンネル割り当ては、少なくとも部分的には古い情報に基づいて行われ ることになってしまう。 今度は、AMPSやTACSのようなアナログシステムで使用するためにAC A計画を工夫する問題を考えてみると、アナログシステムではダウンリンク測定 が全然用意されておらず困難な問題に直面する。つまり、移動端末が受信したダ ウンリンク信号に関する如何なる情報も提供できないということは、こうしたシ ステムではチャンネル干渉の測定がアップリンク方向のみに限定されるというこ とを意味する。その結果従来技術では、アナログシステムのためのチャンネル割 り当ては手動で行うよう工夫されてきたのである。 セルラーシステム資源を割り当てるためのACA計画を利用する上述の利益ゆ えに、こうした計画を非常に限定されたダウンリンク干渉測定資源しか有さない デジタルセルラーシステムにもアナログセルラーシステムにも適用できるように する技術を提供することが望ましい。 発明の開示 それゆえ本発明の目的は、ダウンリンク干渉を測定する必要とせず、セルラー 通信システムにおいて使用するチャンネルを適応良く割り当てるための方法と装 置を提供することである。 本発明の一様相によれば、上記および他の目的は、第1基地局および第1移動 局からなる第1セルと、第2基地局および第2移動局からなる第2セルとで構成 されるセルラー通信システムにおいて達成される。さらにまた、前記第2セルは 前記第2基地局と第2移動局間の第2接続上で使用するための複数のチャンネル のうちいずれか1つのチャンネルを使用する。前記第1基地局と前記第1移動局 間の第1接続上で使用するために前記複数のチャンネルのうち1つのチャンネル を割り当てる方法と装置が提供され、該方法は、前記第2セルにおいて、前記チ ャンネルのうちの使用チャンネルの総電力を量ΔP2だけ調整する手段を有する 。ただし、ΔP2は前記チャンネルのうちの使用チャンネル上での前記第2移動 局の送信電力の変化と前記第2基地局の送信電力の変化との合計に等しく、また ΔP2は前記第2移動局と前記第2基地局間の経路利得の変化の大きさに実質的 に等しい大きさを持ち、またΔP2は前記第2移動局と前記第2基地局間の経路 利得の変化の符号と反対の符号を持つ。 本発明の電力調整の様相は、システムワイドなアップリンクのC/I値とダウ ンリンクのC/I値の間に強い相関を有することを保証する。それゆえ、本発明 のシステムと方法は、さらに前記第1セルにおいて、前記複数のチャンネルのう ち前記第1セルで使用していないチャンネルから許容自由チャンネルを選択する ためにアップリンク干渉値の決定を使用することを含む。この許容自由チャンネ ルは前記第1接続に割り当てられる。 本発明は、2つのセルと2つの接続に関して述べてきた。本発明の好適な実施 例では、システムはもちろんもっと多くのセルを有して良く、それぞれのセルが 上記の第2セルに対して上述したものと同様に、使用接続のすべてに対して送信 電力を調整する。したがって各セルは、上記第1セルに対して上述した方法でチ ャンネル割り当て決定を行うことになる。 本発明の好適な一実施例では、第2セルにおける総電力を調整するステップが 、例えば、g22を前記第2移動局と前記第2基地局との間の経路利得とし、αm とβmを定数としたときに前記第2移動局における電力Pm2がPm2=αm−βm・ g22[dB]となるように調整するステップと、(b)αbとβbを定数としたと きに前記第2基地局における電力Pb2がPb2=αb−βb・g22[dB]となるよ うに調整するステップと、(c)上記ステップ(a)〜(b)の実行中βbとβm の和が所定の定数と等しくなるように保証するステップとを含む。前記所定の定 数は、好適には1である。 本発明の別の様相によると、前記第1セルにチャンネルを割り当てるステップ が、最初に前記複数のチャンネルのうちの第1チャンネルを前記第1接続に割り 当てるステップと、もしも前記許容自由チャンネルが前記複数のチャンネルの前 記第1チャンネルでない場合には、前記第1接続を前記複数チャンネルの第1チ ャンネルから前記許容自由チャンネルにセル内移譲するステップとをさらに含む 。このことは、例えば、前記第1チャンネルが前記許容自由チャンネルのC/I 値よりも小さなC/I値を持つときに行えば良い。こうして、アップリンク干渉 値の決定のみに基づいた適応チャンネル割り当て計画が実施され、その結果、許 容 自由チャンネルから予想される性能よりも悪い性能を持つ目下使用中のチャンネ ルに対して許容自由チャンネルが動的に取って代わることができる。 本発明のさらに別の様相によると、許容自由チャンネルを選択する前記ステッ プが、所定のC/I値の範囲内にある予想アップリンクC/I比をそれぞれが有 する許容自由チャンネル群を決定するステップと、前記許容自由チャンネルとし て前記許容自由チャンネル群から最良の自由チャンネルを選択するステップとを 含む。前記最良の自由チャンネルは、前記許容自由チャンネル群において他の自 由チャンネルの各予想C/I比に比べて最高の予想C/I比を持つものである。 この方策によって、目下使用中のチャンネルが許容アップリンクC/I値を持っ ていたとしても、もっと良いチャンネルに(セル内移譲によって)動的に置換す ることでシステム性能を向上させることができる。 図面の簡単な説明 本発明の目的と利点とは図面と併せて次の詳細な説明を読むことによって理解 されるであろう。 図1は本発明が適用されるセルラー移動無線電話システムの10個のセルを示 す概略図であり、 図2は本発明が適用されるアナログセルラー通信システムの第1及び第2セル の図であり、 図3は本発明が適用される通信システムにおける多数の接続のそれぞれに同一 接続をしたときのアップリンクC/I値およびダウンリンクC/I値のスキャッ タープロットであり、 図4は本発明によって電力調整をした場合の第1接続上のアップリンクC/I 値と第2接続上のダウンリンクC/I値との間の相関関係を示すスキャッタープ ロットであり、 図5は本発明による電力調整を使用しないときにはアップリンクとダウンリン クの各干渉測定値間に相関関係がなくなってしまうことを示す図であり、 図6A〜図6Cは本発明の好適な実施例による適応チャンネル割り当て方法の フローチャートであり、 図7はシステムアップリンク干渉に関する本発明の技術のシミュレーション効 果を示すグラフであり、 図8はシステムダウンリンク干渉に関する本発明の技術のシミュレーション効 果を示すグラフであり、 図9はアップリンクとダウンリンクの干渉を両方とも考慮する場合の、システ ム干渉レベルに関する本発明の技術のシミュレーション効果を示す図であり、 図10は本発明の別なシミュレーションにおけるクラス3AMPS(手持ち式 )移動局のための獲得電力レベル分布を示すヒストグラムである。 発明を実施するための最良の形態 本発明の多様な特徴を図面を参照して説明する。なお図面では同様な部分は同 じ参照符号で示している。 図1はセルラー移動無線電話システム100における10個のセルC1からC 10を示す概略図である。通常、本発明による方法は10以上のセルからなるセ ルラーシステムで実行される。この説明の目的上、本明細書で説明するシステム は断片化した大きなシステムの孤立部分であるとみなす。 各セルC1からC10に対してそれぞれ基地局B1からB10が存在する。図 1は各セル中心付近に位置して全方向アンテナを有する基地局を示している。し かしながら、隣接セルの基地局はセル境界付近に位置して指向性アンテナを有し ていても良い。 図1はまた1つのセル内および1つのセルから他のセルへ移動可能な移動局M 1からM10をも示している。本発明の方法は10以上の移動局からなるセルラ ー移動無線システムにおいて実行されても良い。特に通常は基地局よりも移動局 の方が多い。 図1にはまた移動局交換センター(MSC)も示している。移動局交換センタ ーはケーブルによって図示の10個の基地局すべてと接続されている。移動局交 換センターはまた、ケーブルによって固定公衆交換電話回路網PSTN、あるい はISDN設備を持つ同様な固定回路網にも接続している。移動局交換センター から基地局へのケーブル、および固定回路網へのケーブルは、すべて図示されて いない。さらに基地局から移動局交換センターへの通信にはケーブルではなく、 例えば固定無線リンクのような他の媒体を使用しても良い。 セルラーシステム100は通信用の無線チャンネルを複数有している。システ ムはアナログ情報にも純粋なデジタル情報にも対応している。アナログ情報の例 としては、音声やデジタル化アナログ情報(例えば、デジタル化音声)がある。 本発明の状況においては、同一システムあるいは別のシステムの移動局同志間や 、セルラーシステム100経由で接続する固定回路網の2つの固定電話あるいは 端末間や、移動局と固定電話間の通信チャンネルには期間接続が使用される。接 続は2人同士が話し合う呼び出しでも良いが、コンピュータ同志がデータを交換 するデータ通信チャンネルであっても良い。 各セルラーシステム100にはそれぞれが動作可能な特別の周波数帯が割り当 てられる。各セルには1群の通信チャンネルが割り当てられる。例えば所与の各 セルには10個から30個の異なる音声チャンネルと1個の制御チャンネルを割 り当てても良い。各セルにおいてチャンネルを割り当てるための判定基準の1つ は過剰な共通チャンネル干渉を回避することである。 本明細の背景の章で説明したように、システムのチャンネルを1つあるいはそ れ以上のセルにどのように割り当てるかを動的に決定するためにACA計画を利 用するのが望ましい。しかしながら、以前にはこうした計画はアップリンクとダ ウンリンク双方の干渉測定に依存する必要があったので、アナログセルラー通信 システムや測定資源を有限量しか持っていないデジタルセルラー通信システムの ようなアップリンク測定しか提供しないシステムでは問題があった。 この障害を克服するために、本発明では通信電力を以下に述べるやり方で制御 してアップリンクとダウンリンクの干渉間に強い相関関係を存在させる方策を採 っている。ひとたびこうした相関関係の存在を知ったならば、割り当て決定をア ップリンク測定のみに基づいて行うことでACA計画を適用できる。その結果ダ ウンリンク測定を行えないアナログシステムのようなシステムにもACA計画を 適用することができる。 図2を参照して電力制御方策を詳細に説明する。図2にはアナログセルラー通 信システム200の第1及び第2セル201、203が示されている。一般的に 、セルラーシステムにおけるトラフィックと伝搬状況のスナップショットは、gij を移動局iから基地局jへのdB表示の経路利得としたときに、 G=[gij] (1) と定義される利得行列によって完全に記述される。この解析はよく用いられる経 路損の代わりに経路利得で行うのが好ましいが、dBで示すときには符号の変化 があるだけである。図示する上で各移動局は最も強く受信した基地局と接続して 1つのチャンネルを割り当てられるものとする。しかし当業者には、このことが 必要ではないということが分かるであろう。 基地局とチャンネルの割り当てに加えて、各移動局と基地局の送信電力レベル (以降単に「電力レベル」と言う)を決定する必要がある。本発明の好適な実施 例では、1993年5月発行第43回VTC会報(Proceedings o f 43rd VTC)の499〜502ページに記載されたJ.F.ホワイト ヘッドによる「共通チャンネル干渉管理のための、信号レベルに基づいた動的電 力制御」に十分に説明されているような、アップリンクとダウンリンクのそれぞ れに対して行う信号レベルに基づいた電力制御(PC)の方法を利用している。 ここでは前著の方法をそっくりそのまま参照して取り入れる。 本発明の電力制御の様相を決めるために、それぞれ同一チャンネルによる接続 を有するシステム内のセルに焦点を当てて説明してみる。このチャンネルを利用 している移動局と基地局には、基地局iに接続している移動局iとなるようなや り方で参照番号をつけることにする。この番号付けに従えば、使用リンクにおけ る経路利得はgiiで示され、アップリンクで移動局iが使用する電力は、 Pmi=αm−βm・gii[dB] (2) という式で与えられる。ただしβmは好ましくはε[0,1]だが、この範囲外 の値も受け入れ可能であり、αmはdB表示の定数である。電力無調整(すなわ ち、一定の送信電力)はβm=0に相当し、全電力制御(すなわち、一定の受信 電力)はβm=1に相当する。定数αmはシステムのセルサイズと背景雑音に依存 して調整される。 対応的に、ダウンリンクでは基地局が式 Pbi=αb−βb・gii[dB] (3) に従って電力を調整する。 2つしか接続のない図2に示された状況を考えてみると、異なる内包リンクの 搬送波対干渉比(C/I)値の式は次のようになる。 M1へのダウンリンクでは(すべての値はdB)、 である。Pb1とPb2に式を代入すると、 となり、整理すると、 となる。 相応じてB2へのアップリンクでは、 である。Pm1とPm2に値を代入すると、 となり、整理すると、 となる。式(6)と(9)を比べて、 βb+βm=1 (10) ならば、M1とB2で同一C/Iが達成されることが分かる。 重要な観察は、アップリンクおよびダウンリンクにおけるC/Iがクロスリン クg12経由で相関していることである。もちろんクロスリンクg21経由で相関し ているM2とB1間でも同一結果が得られる。 式(10)を満足するシステムの動作の効果は、セルi内の経路利得の変化が Pi=Pbi+Pmi (11) である当該セル内の当該接続内で使用される総電力Pi上に及ぼす効果を考慮す ることによって分かりうる。我々は、総電力の変化ΔPiが経路利得の変化Δgi i にどのように関連しているかを決定するのに興味があるので、さしあたり時間 tの関数として各変数を記述するのが便利である。こうして次式が生じる。 Pi(t)=Pmi(t)+Pbi(t) =αb−βb・gii(t)+αm−βm・gii(t) =(αb+αm)−gii(t)・(βb+βm) (12) ただし、Pbi(t)は時間tにおけるセルiの基地局の送信電力であり、Pmi( t)は時間tにおけるセルiの移動局の送信電力であり、gii(t)は時間tに おけるセルiの移動局と基地局間の経路利得である。αb、αm、βb、βmは定数 であり、したがって時間tの関数として表わされない。 βb+βm=1のとき式12は、 Pi(t)=Pmi(t)+Pbi(t)=(αb+αm)−gii(t) (13) と縮小する。 さらにまた総電力の変化ΔPiは、式 ΔPi=Pi(t+Δt)−Pi(t) (14) で与えられる。ただしΔtは時間増分である。 式13から式14に値を代入して、 ΔPi=[Pmi(t+Δt)+Pbi(t+Δt)]−[Pmi(t)+Pbi(t)] =[(αb+αm)−gii(t+Δt)]−[(αb+αm)−gii(t)] =−gii(t+Δt)+gii(t) =−[gii(t+Δt)−gii(t)] =−Δgii (15) が得られる。 式(15)から、βm+βb=1のとき、 ΔPi+Δgii=0 (16) となる。 上の解析の意味は、同じシステム内で同じチャンネルに丁度2つの接続が生じ るという特殊な場合だが、例えばセルiの総電力Piを制御することによってセ ル1のアップリンクC/Iをセル2のダウンリンクC/Iに等しくできるので、 セル1の総送信電力の変化(すなわち、ΔPi)によってセル1の経路利得の変 化(すなわち、Δgii)を正確に相殺できるということである。式(2)および (3)に従って電力を制御する本発明の好適な一実施例では、βb+βm=1とす ることによってこのことを達成している。しかしながら、式(2)および(3) に従って電力を直線的に調整しないシステムにおいても、本発明の別の実施例を 使用しても良い。こうした場合、式(16)を少なくとも実質的に満足するよう 保証するのに必要ないずれのステップをとってもシステムワイドなアップリンク とダウンリンクのC/I値間の相関関係を機能することができる。 同一チャンネルを用いた2つの接続だけの特殊な場合に、移動局と基地局の送 信電力を適当に制御することによって基地局B2のアップリンクC/I値を移動 局M1のダウンリンクC/I値に正確に等しくできることが前の解析で示された 。システム内で2つ以上の接続が同一チャンネルを利用するもっと一般的な場合 では、どんなアップリンクC/I値に対しても全く同じダウンリンクC/I値を 持つシステム内の移動局が存在することは保証できない。にもかかわらず、次の 解析で示すようにこれら2つの値は強い相関関係を有し得る。 上で説明したように、セルラーシステムのトラフィックと伝搬状況のスナップ ショットは再掲した式(1)で定義された利得行列によって完全に記述される。 G=[gij] (1) ただし、gijを移動局iから基地局jへの経路利得とする。次の解析上では、す べての計算は、前の説明で使われたdBに代わってワットでされる。この選択理 由は、異なる資源からの干渉合計を可能にするためである。 本発明のチャンネル割り当て方法では、利用可能チャンネルに応じて移動局を 細別する。Q個の異なる基地局の1つにそれぞれ接続したQ個の移動局に、ここ では利用可能チャンネルのうちチャンネルkとして示されている同一の一チャン ネルが割り当てられるものとする。次の解析では、同一チャンネルkが割り当て られている移動局に、それぞれが接続している基地局1からQに対応して1から Qの番号付けを行うやり方で、移動局と基地局に番号を付けることにする。 Q個の基地局とQ個の移動局間の経路利得は、次元(QxQ)を持つサブ利得 行列Gkを形成する。こうすると、Gkの対角要素は自身のリンクにおける経路利 得となり非対角要素はクロスリンクとなる。 電力ベクトルを定義する。アップリンク(移動局が使用する送信電力)におけ る電力ベクトルは、 によって得られ、ダウンリンク(基地局が使用する送信電力)における電力ベク トルは、 によって得られる。これらの定義から、アップリンク(MSjからBSj)にお けるΓで示すC/Iを直接計算することが出来る。 ダウンリンク(BSiからMSi)におけるC/Iは、対応的に式 で得られる。ワットで表現するとアップリンク電力制御は式 Pmi=αm・(gii- βm (21) で与えられ、ダウンリンクでは式 Pbj=αb・(gij- βb (22) で与えられる。式(19)と(21)とを結合すると、アップリンク(MSjか らBSj)のC/Iが得られる。 また式(20)と(22)とを結合すると、ダウンリンク(BSiからMSi) のC/Iが得られる。 式(23)と(24)における次元は、類似のものを持っており、 βm+βb=1 (25) の場合、式(23)と(24)の要素gijは同じ要素で正規化される。このこと は行列の形で表現することもできる。式(23)と(24)の分母は次の行列の 列の合計と行の合計である。 これを整理すると となる。 式(27)と(23)とを比較すると、接続jのアップリンクC/Iは1を行 列Dの列jの列和で割ったものに等しいことが分かる。同様に接続iのダウンリ ンクC/Iは1を行iの行和で割ったものに等しいことが分かる。リンク自身の アップリンクC/I値とダウンリンクC/I値との間の相関は小さい。このこと は行列Dが対角線に沿ってゼロを有する式(27)で知ることができる。このこ とが意味するのは行iの和(ダウンリンクにおけるC/Iの逆数)と列iの和( アップリンクにおけるC/Iの逆数)とは共通項を持っていないと言うことであ る。図3はアップリンクにおけるC/IとダウンリンクにおけるC/Iとのスキ ャッタプロットを示している。同図では、各「ドット」は同一接続の一対のアッ プとダウンリンクC/I値に対応している。ドットの塊はほぼ円形になっており 、同一接続のアップリンクC/I値とダウンリンクC/I値とは互いに殆ど相関 を持たないことを意味している。 これとは対照的にある接続のアップリンクC/I値と別な接続のダウンリンク C/I値との間には相関がある。例えば列jの列和(アップリンク接続j)が行 列Dの要素i、jによって支配されているとする。この要素は行i(ダウンリン ク接続i)にも属している。その結果接続jのアップリンクC/I値と接続iの ダウンリンクC/I値の間には相関が生じる。図4のスキャッタプロットはこの ことを図示している。セルラーシステムにおける干渉の実際的なシミュレーショ ンから引き出される同図において、各接続jのアップリンクC/I値は行列Dの 列jにおける最大要素の指数、例えばiに対応するダウンリンクC/I値に対し てプロットされている。列jにおける最大要素iが行iで最も優位でもあるなら ば、移動局iのものと殆ど同じC/I値が基地局jで得られることになる。図4 における対角線上のドットは、列jと行iとの間に支配的なクロスリンク項が存 在している場合に相当している。対角線よりも下のドットは、ダウンリンクC/ I値がアップリンクC/I値よりも低い場合に相当している。このことはアップ リンクC/I値を支配している列jの要素が行iでは支配的ではないときに起こ る。すなわち列jの最大要素より大きな要素が他にも行iに存在し、それゆえダ ウンリンクにおけるC/IはアップリンクC/Iよりも低い。 上の解析は2つ以上の接続を持つチャンネルにとって、一般的に、1つのアッ プリンクC/I値がダウンリンクC/I値のうちの1つと正確に一致することを 保証するβbとβm間の関係を見つけることが不可能な理由を論証している。しか しながら、本発明はC/I値の低いチャンネル(すなわち、干渉レベルの高いチ ャンネル)に最も関係がある。特定のアップリンクにおけるC/I値が低いこと はC/Iを低下させる強いクロスリンクが存在していることを示しているので、 この1つの強いクロスリンクの効果が他のクロスリンクの効果にも支配力を有し ていると見なすことは理にかなっている。システム内で1つの強いクロスリンク が他のクロスリンクを支配しているので、複数接続の場合の解析は上で詳細に論 じた2つのリンクの場合に還元される。それゆえ1チャンネルあたり多数の接続 を持つ一般的な場合でさえ、式(10)を満足するやり方で電力を調整するとき にはC/I値の低いチャンネルはアップリンク値とダウンリンク値との間に強い 相関を示す。あるいは式(21)と(22)によって与えられる電力調整計画に 従わないシステムに関しては、式(16)を満足するのに(すなわち、所与のセ ルのいずれに関しても接続に対するセルの経路利得の変化が当該セルの当該接続 の総送信電力の変化によって実質上相殺されるのに)必要などんな方法でも電力 を調整するとき、C/I値の低いチャンネルはアップリンク値とダウンリンク値 との間に強い相関を示す。 この観察は本発明のACA技術の基礎を形成する。まず式(16)に従って電 力がシステム中すっかり調整される。このことは、電力調整が式(21)と(2 2)によって与えられる形式を持ったところで、式(10)を実質的に満足する よう保証することによって達成することができる。(式(10)に正確に従う必 要はないが、式(10)を満足するのに近づけば近づくほど、誘導できるアップ リンクのC/I値とダウンリンクのC/I値との間の相関は強くなる。)この電 力調整計画が効果を持っている間、アップリンク測定のみに依存するACAアル ゴリズムが適用される。本発明の電力調整相によって作り出されたアップリンク のC/I値とダウンリンクのC/I値との間の相関のために、接続の質はアップ リンク接続だけでなくダウンリンク接続でも高く維持される。 本発明で使用する好適なACA計画を説明する。本明細の背景の章で述べたよ うに、ACA法には2つの目的がある。すなわち、1)周波数計画を排除するこ とと、2)システムの容量を増やすことである。好適なACA計画も別々にある いは一緒に使用できる2つの部分を有している。 ACA計画の第1の部分は周波数緩変化計画を生じる周波数再割り当て(FR A)法である。最初に基地局のトランシーバ数に等しい数のチャンネルを各基地 局に割り当て、コンバイナをこれらの周波数に同調させる。それから、通信シス テムの動作中に各基地局は自分自身のチャンネルと候補チャンネル上の干渉を測 定する。これらの測定値の長期平均(例えば、1時間から最大数週間の範囲)に 基づいて、長期平均干渉測定値が受け入れ可能なチャンネルを基地局に割り当て る方策を用いて、各基地局は自分の割り当てチャンネル群をゆっくりと変更する 。 特定の基地局に割り当てられる周波数群を与えると(事前に計画を立てておい ても良いし、上述のようにFRA法から得ても良い)、次の仕事はセル内で活発 に呼び出しをしている移動局に対してこのチャンネル群からチャンネルを割り当 てることである。セルラーシステムの第1世代では、チャンネル割り当て計画は 単純にどのチャンネルが最長時間使用されていないかを決定し、そのチャンネル を移動局に割り当てるというものであった。ただしいくつかの非常に低質の判定 基準は実行されてはいた。 この早期のチャンネル割り当て計画は、やった方が良いことを沢山残していた 。どのように改良できるかを理解するために、基地局あたり15個のトランシー バを有し、2%のブロッキングに相当するトラフィック負荷があるシステムを考 え てみる。このとき、平均的にみて15個のトランシーバのうち9個だけが使用中 である。さらに、システムの平均C/I(アップリンクとダウンリンク)は望ま しい品質の閾値より上で良い状態であるが、いくつかの移動局と基地局はずっと 低いC/I値をとっている。各基地局において最悪のチャンネルを使用しないこ とによって、最低品質の接続に関しては相当な改善ができる。それゆえ新規の移 動局にチャンネルを割り当てるとき(新規呼び出しを開始する移動局の結果、あ るいは、別の基地局からの移譲の結果として)、好適なACA計画の第2部分が 最良のC/I値を持つ自由チャンネルをセルに参加した新規移動局に割り当てる 品質駆動チャンネル選択(QDCS)法となる。進行中の接続の品質は移動局が そのセル内に存在する間中監視されてもいる。品質が低下するならばセル内移譲 が行われより良い品質を持った利用可能チャンネルが移動局に割り当てられるこ とになる。 アナログチャンネルを用いるシステムではアップリンク測定値しか利用できな いので、上述のQDCS法は一般的にそうしたシステムには適用できない。ダウ ンリンク干渉レベルが分からなければ品質決定は貧弱な選択になってしまう。例 えば、図5に描かれた状況を考えてみる。図5は2つのセルを示していて、これ らのセルはそれぞれ基地局BS1、BS2を有しており、これら基地局はそれぞれ セル境界付近に位置していて指向性アンテナによって移動局MS1、MS2とそれ ぞれ通信している。第2移動局MS2は第1基地局BS1から出ている所与のチャ ンネル上の深刻な干渉を受ける可能性がある。しかしながら第2基地局BS2が アップリンク測定値にのみ基づいてこのチャンネルの品質を決定しようとすると 、これらの送信は第2基地局の指向性アンテナの「背後」からなされているので セル1からの干渉は検知されないことになる。その結果アップリンク干渉を検知 しないために、当該チャンネルを良質とする第2基地局の決定は間違ってしまう ことになる。 上述の問題は、指向性アンテナを用いた基地局がセル周辺に位置している状況 に限定されるのではない。同様な「指向性」効果は、図1に示す全方向アンテナ を使用する基地局を中央に配置したセルでも、例えば地形的な特徴によって生じ うる。こうして、どのようなタイプのセルラーシステムにおいても、QDCS法 は、アップリンク測定値がダウンリンク上の干渉も同様に正しく表示するよう保 証するための適当な手順なしにはアップリンク干渉測定値のみに基づくことはで きない。 本発明は、特別な電力調整計画を用いてアップリンクC/I値とダウンリンク C/I値との間の相関をシステム内に存在せしめることによってこの問題を解決 するものである。特に本発明の好適な一実施例は、式βb+βm=1を実質上満足 するように移動局送信電力(式2参照)と基地局送信電力(式3参照)をシステ ムワイドに調整することからなっている。(βbとβmの和が1以外の所定の定数 と等しくなるように電力を調整して受け入れ可能な結果を達成しても良いが、こ の所定の定数が1に等しくなる状況を満足するように近づけば近づくほど良い。 )この適当な電力調整を用いれば、アップリンクC/I値とダウンリンクC/I 値との間の相関が保証されるので、使用していないチャンネル上のアップリンク 干渉測定値と、基地局内で使用されているチャンネル上のC/I測定値から計算 した干渉値のみに基づいてQDCS法を適用することが出来る。 アップリンクとダウンリンクの両方の干渉測定をするための技術は従来技術で 周知であり、これはここでは詳述しない。大切なことは、使用していないチャン ネルに関しては、測定されるのはそのチャンネルの信号強度であるということで ある。そのチャンネルをセル自身が使用するのを妨害するのはこの信号エネルギ ーなので、この信号強度測定値は干渉の測定値として直接使用して良い。厳密に 言えば、そのチャンネルをセルで活発に使用していないならばそのセルは現実に は干渉を受けていないのであるが、本説明では「予想干渉」の測定レベルを今後 は単に「干渉」と呼ぶことにする。 使用していないチャンネル上の干渉を測定する技術については上記した通りで ある。しかしながら、そのチャンネルが測定セルによって使用中なら、干渉レベ ルを直接測定することはできない。その代わりに既知の技術を用いてC/I測定 をする。測定セルは使用している搬送波信号(C)の強度をも知っているので、 測定C/I値の原因となった干渉レベル(I)を決定するのは簡単である。 本発明の好適な一実施例が図6Aから図6Cまでのフローチャートで示されて いる。まず図6Aを見ると、ステップ601で、セルは、新規呼び出し(すなわ ち、接続)を開始するよう求める要求を移動局から受け取る。その結果その新規 接続に1つのチャンネルを割り当てる必要がある。本発明によって、基地局に割 り当てられてはいるが現在接続に使用していないチャンネル(すなわち、「自由 」チャンネル)のそれぞれに関して予想アップリンクC/I値が決定される。す なわち、これらの自由チャンネルに対する干渉値を直接測定しても良い。呼び出 しに対する予想C/I値は、そのときに新規接続の搬送波信号強度がどれぐらい かという評価を用いて評価しても良い。次に所定の区間にあるC/Iを与えるで あろう干渉レベルを持つ自由チャンネルを同定し、これを「許容」自由チャンネ ルと呼ぶことにする(ステップ603)。所定の区間とは、接続のために許容可 能な、例えば、10dB以上のC/I値の範囲である。本発明の別な実施例では 、この許容自由チャンネルは、事実上、自由チャンネルすべてのうちで最高C/ I値を持つ自由チャンネルのうちの「最良」の1つである。 次に移動局の接続には許容(あるいは「最良」)自由チャンネルが割り当てら れる(ステップ605)。以下に述べる図6Cのフローチャートを用いて、実行 を継続する。 まず図6Bに移ると、同図は別のセルからの呼び出しの移譲を受け入れるよう 求める要求を(例えば、あるMSCから)セルが受け取った場合に相当している 。この状況は、「新規」(すなわち、移譲)接続のためにチャンネルを割り当て る必要があるので、図6Aに関して行った上述の状況に酷似している。本発明の この様相によって、ステップ607ではこの基地局の自由チャンネルそれぞれに 対して予想アップリンクC/I値が決定される。このことは、ステップ603に 関して上述したものと同様に行われる。所定の区間にあるC/Iを与えるであろ う干渉レベルを持つ自由チャンネルを同定し、これを「許容」自由チャンネルと 呼ぶことにする(ステップ603)。今度も、所定の区間とは接続のために許容 可能な、例えば、10dB以上のC/I値の範囲である。本発明の別の実施例で は、この許容自由チャンネルは、事実上、自由チャンネルすべてのうちで最高の C/I値を持つ自由チャンネルのうちの「最良」の1つである。 それから、周知の手順でセル内移譲動作が行われ、移動局の接続には許容(あ るいは「最良」)自由チャンネルが再び割り当てられる(ステップ611)。実 行は図6Cのステップによって継続される。 進行中の接続の品質(図6Aおよび図6Bで示された手順を用いて設定したも の)を、図6Cを用いて以下に説明する本発明の別の様相に従って高レベルに維 持しても良い。図6Cのフローチャートは、通信システム内の各基地局で繰り返 し、例えば、1秒に1回行われるステップを示している。まず、存在する接続そ れぞれに対して基地局(すなわち、ダウンリンク)と移動局(すなわち、アップ リンク)の電力を、式(16)を実質上満足するように調整する(ステップ61 5)。本発明の好適な一実施例では、式(21)と(22)に従って電力を調整 し、実質上式βb+βm=1を満足することによってステップ615を行う。 次に、各接続に対して、受信搬送波信号(CRCVD)の強度を、セルが当該接続 を提供し続けるために必要な最小レベルを示す信号強度閾値レベル (SSHANDOVER)と比較する。決定617で、いずれかの接続の受信搬送波信号 強度が値SSHANDOVERより小さい場合、移譲手順を行って実行を継続する(ステ ップ619)。移譲手順のステップの殆どは周知のものであり、ここで詳細に説 明する必要はない。ただし、本発明の上述の様相によれば、移譲手順には、図6 Bで説明したステップが付加的に含まれている。 決定617で、ある接続の受信搬送波信号強度が値SSHANDOVERと同じかそれ 以上の場合には、当該接続に関してステップ621で実行を継続する。ステップ 621では、基地局は接続に現在使用しているチャンネル(すなわち、「活動チ ャンネル」)のそれぞれに関するアップリンクC/I値を測定する。その後測定 値は互いに比較され、最低C/I値を持つ活動チャンネルを同定し、それを「最 悪活動チャンネル」と呼ぶ。 決定623において、最悪活動チャンネルのC/I値をテストし、それが当該 接続のための許容可能な範囲にあるかどうかを決定する。例えば、許容可能範囲 は上述した10dB以上であるとする。最悪活動チャンネルが許容可能なアップ リンクC/I値を持てば、それ以上何もする必要はなく、再びステップ615を 実行してループを繰り返す。しかしながら、最悪活動チャンネルが許容外のアッ プリンクC/I値を持つならば、ステップ625で実行を継続する。 この点で注意しておくことは、本発明の別の実施例では、最悪チャンネルの性 能を改善するための試みを常に行う方策が採用されているということである。こ の場合には、ステップ623を飛ばして実行が無条件にステップ621からステ ップ625に進む。 ステップ625では、基地局に割り当てられたチャンネルで現在接続に使用し ていないチャンネル(すなわち、「自由」チャンネル)のそれぞれに対して予想 アップリンクC/I値を決定する。すなわち、これらの自由チャンネルの干渉値 を直接測定しても良い。当該呼び出しの予想C/I値を、最悪活動チャンネルの 搬送波信号強度がどれぐらいかという知識を用いて計算しても良い。それから、 所定の区間にあるC/Iを与えるであろう干渉レベルを持つ自由チャンネルを同 定し、これを「許容」自由チャンネルと呼ぶ。前述のように、所定の区間とは接 続のために許容可能な、例えば、10dB以上のC/I値の範囲である。本発明 の別な実施例では、この許容自由チャンネルは、事実上、自由チャンネルすべて のうちで最高C/I値を持つ自由チャンネルのうちの1つである。この代替案は 、ステップ623を飛ばした実施例では特に有益である。こうした実施例では、 常時、「最良」自由チャンネルを配置することによって最悪活動チャンネルを改 善しようとする試みがなされる。 本発明の上述の実施例ではいずれも、その後、許容(もしくは「最良」)と呼 ばれる自由チャンネルのアップリンクC/I値を最悪活動チャンネルのアップリ ンクC/I値と比較する(決定627)。最悪活動チャンネルで現在測定されて いるものより高いC/I値が許容(あるいは「最良」)自由チャンネルに存在す る場合、セル内移譲を開始して、移動局の接続にその許容(あるいは「最良」) 自由チャンネルを再割り当てする(ステップ629)。以後、ステップ615を 再び開始することでこのループを繰り返す。 決定627で、許容(あるいは「最良」)自由チャンネルのアップリンクC/ I値が最悪活動チャンネルのアップリンクC/I値よりも大きくない場合には、 最悪活動チャンネルの品質を改善することはできず、ステップ615を再び開始 することでこのループを単に繰り返す。 本発明のACA法の効果を調査するためにそのシミュレーションを行った。こ のシミュレーションでは、4/12パターンによるクラスタを持つ事前計画シス テム(すなわち、クラスタ当たり12個のセルと、クラスタ当たり4つのアンテ ナ立地を有するシステム)を前提とした。こうしたクラスタを総計16個トロイ ド状面に配置した。すなわち、各基地局に対して、基地局を囲んで15個のチャ ンネル立地を設けた。この模擬システムでは、10アーラン/セルのトラフィッ ク負荷に相当するトラフィックを実現させた。さらに、移動局をシステム中に万 遍なく均一に分配した。この静的状態を与えて、本発明に相当するものを含む、 異なる無線資源割り当て方法の調査を行った。シミュレーションパラメータの幾 つかを表1にまとめた。 このシミュレーションでは、各移動局は経路損が最小になる基地局(すなわち 、最も強く受信される基地局)に割り当てられた。次に、チャンネルが4/12 周波数計画に従って移動局に割り当てられた。チャンネルは、各基地局に割り当 てたチャンネル群からランダムに選ばれた。それゆえ、この結果生じた状況は、 固定チャンネル割り当てを使用する第1世代システムによって得られるシステム 状況を模擬したものである。いくつかのセルでは、移動局の数が割り当てチャン ネルの数より多くなるので、幾つかの移動局にはチャンネルが割り当てられなか った(すなわち、それらの呼び出しが阻止された)。 上述のように初期設定された模擬システムを用いて、次のような単純なチャン ネル再割り当て方策が適用された。まず、各基地局に対して最低C/I値を持っ ている移動端末が同定された。各基地局は次に、最低C/I値を持っているチャ ンネルの干渉の計算値を、その最良自由チャンネル上のアップリンク干渉値と比 較した。最良自由チャンネル上の干渉が現在移動局に割り当てられているチャン ネル上のものより低い場合、セル内移譲が行われた。この方策は、ラウンドロビ ン方式ですべての基地局によって行われた。このシミュレーションでは、基地局 当たり5つの再割り当てが認められた。 上に説明した理由で、システムにおけるC/Iは用いられる電力制御方法に依 存することになる。シミュレーションでは、βmの値(アップリンク電力制御を 示している式(21)参照)に異なるものを用いる一方、すべての場合にβb= 0(すなわち、ダウンリンクでは一定電力、式(22)参照)を用いた。βmの それぞれの値に対して、C/I値の累積濃度関数(CDF)を評価した。図7は 、βmの関数としてプロットした10%レベルにおけるアップリンクC/I値( すなわち、10%以下の移動局がより小さな値を持つようなC/I値)のグラフ をいくつか示している。下の曲線701は、第1ランダムチャンネル割り当て( すなわち、何らかの再割り当てが生じる前)の結果生じた曲線を示す。いかなる 再割り当てもしないならば、最良性能はβm=0.5で得られた。上の曲線70 3は、上述のACA法に従って基地局当たり5回の再割り当てを行った後に生じ た曲線を示す。この場合の最良性能はβm=0.6で達成され、また、10%レ ベルはおよそ5dBだけ増加したことが分かる。 アップリンク測定値のみに基づいて再割り当てを行ったので、ダウンリンクに おける性能の方への関心はより大きい。図8は、アップリンクで用いられた電力 制御の関数としてのダウンリンクの10%レベルのグラフである。下の曲線80 1は、第1ランダムチャンネル割り当て(すなわち、何らかの再割り当てが生じ る前)の結果生じた曲線を示す。この曲線から、いかなる再割り当てもしない場 合のダウンリンクの性能はアップリンクでの電力制御とは無関係であったことが 分かる。上の曲線803は、各基地局で5回の再割り当てを行った後の10%C /Iレベルを示す。電力制御なし(βm=0)では改善は3dBであった。また 、完全電力制御(βm=1)では10%レベルにおける改善は5dBより大きか った。こうして、βmとβbの和を1という値に近づけたとき、チャンネル再割り 当て方策はシステム性能の改善の点でより効果的であったことが分かる。こ の結果は上述の解析から予想されたものであった。 接続が成功かどうかは、当該接続のアップリンクとダウンリンク双方向におけ るC/I値とは関係がない。それゆえ、接続当たりの最小C/Iの分布は、その 最小C/Iがアップリンクで生じるかダウンリンクで生じるかに関わらず、調べ る価値がある。図9は、アップリンクにおいて使用した電力制御の関数として、 10%レベルにおける最小C/Iを示している。他のグラフと同様に、下の曲線 901は第1ランダムチャンネル割り当て(すなわち、何らかの再割り当てが生 じる前)の結果生じた曲線を示し、上の曲線903は各基地局で5回の再割り当 てを行った後の10%レベルでの最小C/I値を示す。5回の再割り当て後では 、1に近いβmの値で最良の性能が得られ、再割り当て方策は、5回の反復後で は10%レベルを約14dBから20dBに増加させたことが分かる。 上の解析では、上記すべての場合にβbをゼロに等しくしていたので、アップ リンクにおける電力制御の影響に焦点を当てていた。同様な結果はアップおよび ダウンリンク電力制御の異なる組み合わせでも引き出すことができる。ダウンリ ンクにおいて一定電力を用いながらアップリンク電力制御を調査した理由は、こ れが現在稼働中のアナログシステムに最も類似したものだからである。 AMPSやTACSのようなシステムにおける現実的な状況にもっと近いシミ ュレーションを得るために、不連続な電力レベルの影響も調査した。これらのシ ステムでは、移動局は連続した電力レベルにわたっては制御できないが、その代 わりそれらから選んだいくつかの電力レベルを持つことだけはできる。さらにま た、電力レベルを変更する過程はこれらのシステムではかなり遅い。 模擬スナップショットトラフィック状況の現実的な状況を得るために、各移動 局に関して望ましい電力レベルをβm=1を用いて計算した。それから、なされ た不連続で遅い決定から生じるエラーの存在を型どるために、エラー量εpower を追加して、得られた電力値を最も近い利用可能電力レベルに丸めた。またεPO WER の値としては、エラー量の三角超関数εPOWERε[−4、4](dB表示)か ら選択した。図10は、クラス3AMPS移動局(手持ち式)のための獲得電力 レベル分布のヒストグラムを示している。これらの電力レベルに対して、再割り 当て利得を表2に示す。アップ及びダウン双方のリンクの最小値の結果を 見ると、再割り当て利得は、完全電力制御の6dBに比べて5dBであることが 分かる。こうして、本発明の技術は、不連続な電力レベル間でしか移動局を制御 できないAMPSやTACSのようなシステムにおいても有意義な改善を生じる 。 上の結果は、意義深い改善が模擬システムにおいて達成されたことを示してい る。しかしながら、本発明のACA技術を実際のシステムに用いると多くの制限 が生じる。まず、干渉状況は静的なままではなく、むしろ、移動局の移動や、シ ステムへの新規移動局の追加や、いくつかの移動局のシステムからの離脱によっ て変化する。本発明のACA法は変化する干渉状況を観察する能力に依存してい るが、少なくとも当分は、干渉測定値の中には古くてそれゆえ不正確なものも存 在するという事実を受け入れなければならない。 本発明のACA法の実行上の別の制限は、単位時間当たりに実施可能な電力調 整とセル内移譲の数に関する、システム組み込みの制約から生じるものである。 実施可能な変化の数にこうした制約が生じるのには、多くの理由がある。移動局 への信号発信が音声品質に影響するので、最小化すべきであるという事実がこれ に含まれる。さらにまた、移動局交換センター(MSC)の計算能力も制限され ている。にもかかわらず、不完全な電力制御のシミュレーションは、この場合で さえ高い容量利得が実現可能であることを示している。 本発明を特定の実施例を参照して説明してきた。しかしながら、本発明を上述 した好適な実施例以外の特別な形で具体化することができるということは、当業 者にはたやすく理解されうるであろう。この具体化は本発明の精神から逸脱する ことなく実施可能である。好適な実施例は単なる実例であり、決して限定的なも のと見なすべきではない。本発明の範囲は、上記説明よりもむしろ付属したクレ ームによって与えられ、クレームの範囲内にある変更物や同等物はすべて本発明 に属するものと解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 フロディヒ,マグナス スウェーデン国 エス−164 43 キスタ, ランゲランドスグ.43,1トル (72)発明者 アンデルソン,ハーカン スウェーデン国 エス−178 32 エケロ, トランホルムスベーゲン 8 【要約の続き】 ウンリンク干渉測定を行えないアナログセルラー通信シ ステムなどのシステムに適応チャンネル割り当て計画を 提供するのに有益である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1および第2セルを含むセルラー通信システムであって、前記第1セ ルは第1基地局と第1移動局とを含み、前記第2セルは第2基地局と第2移動局 とを含み、前記第2セルは前記第2基地局と第2移動局との間の第2接続上の複 数のチャンネルのうちのいずれか1つのチャンネルを使用するよう構成したセル ラー通信システムにおいて、前記複数のチャンネルのうちの1つのチャンネルを 前記第1基地局と前記第1移動局との間の第1接続上で使用するように割り当て るための方法であって、 該方法は、前記第2セルにおいて、前記チャンネルのうちの使用チャンネルの 総電力を量ΔP2だけ調整するステップを含み、 ただしΔP2は前記チャンネルのうちの使用チャンネル上での、前記第2移動 局の送信電力の変化と前記第2基地局の送信電力の変化との合計に等しく、 ΔP2は前記第2移動局と前記第2基地局との間の経路利得の変化の大きさに 実質的に等しい大きさを持ち、 ΔP2は前記第2移動局と前記第2基地局との間の経路利得の変化符号と反対 の符号を持ち、 前記方法はさらに、前記第1セルにおいて、前記複数のチャンネルのうち前記 第1セルで使用していないチャンネルから許容自由チャンネルを選択するために アップリンク干渉値についての決定を使用するステップと、 前記第1セルにおいて、前記許容自由チャンネルを前記第1接続に割り当てる ステップとを含む前記方法。 2. 最初に前記複数のチャンネルのうちの第1チャンネルを前記第1接続に 割り当てるステップと、 前記許容自由チャンネルが前記複数のチャンネルの前記第1チャンネルでない 場合には、前記第1接続を前記複数チャンネルの第1チャンネルから前記許容自 由チャンネルにセル内ハンドオーバするステップとをさらに含む、請求項1記載 の方法。 3. 許容自由チャンネルを選択する前記ステップが、 所定のC/I値の範囲内にある予想アップリンクC/I比をそれぞれが有する 許容自由チャンネル群を決定するステップと、 前記許容自由チャンネルとして、前記許容可能な自由チャンネル群から自由チ ャンネルの1つを選択するステップとを含む、請求項1記載の方法。 4. 前記許容自由チャンネルとして、前記許容自由チャンネル群から自由チ ャンネルの1つを選択する前記ステップは、前記許容自由チャンネルとして、前 記許容自由チャンネル群から最良の自由チャンネルを選択するステップを含み、 前記最良の自由チャンネルは、前記許容自由チャンネル群において他の自由チャ ンネルの各予想C/I比に比べて最高の予想C/I比を有する、請求項3記載の 方法。 5. 前記第2セルにおいて総電力を調整する前記ステップは、 (a)g22を前記第2移動局と前記第2基地局との間の経路利得とし、αmと βmを定数としたときに、前記第2移動局における電力Pm2が Pm2=αm−βm・g22[dB] となるように調整するステップと、 (b)αbとβbを定数としたときに、前記第2基地局における電力Pb2が Pb2 =αb−βb・g22[dB] となるように調整するステップと、 (c)前記ステップ(a)〜(b)の実行中βbとβmの和が所定の定数と等し くなるように保証するステップとを含む、請求項1載の方法。 6. 前記所定の定数が1である、請求項5記載の方法。 7. 第1および第2セルを含むセルラー通信システムであって、前記第1セ ルは第1基地局と第1移動局とを含み、前記第2セルは第2基地局と第2移動局 とを含み、前記第2セルは前記第2基地局と第2移動局との間の第2接続上の複 数のチャンネルのうちいずれか1つのチャンネルを使用するよう構成したセルラ ー通信システムにおいて、前記複数のチャンネルのうち1つのチャンネルを前記 第1基地局と前記第1移動局との間の第1接続上で使用するように割り当てる装 置であって、 該装置は、前記第2セルにおいて、前記チャンネルのうちの使用チャンネルの 総電力を量ΔP2だけ調整するための手段を含み、 ただしΔP2は前記チャンネルのうちの使用チャンネル上での、前記第2移動 局の送信電力の変化と前記第2基地局の送信電力の変化との合計に等しく、 ΔP2は前記第2移動局と前記第2基地局との間の経路利得の変化の大きさに 実質的に等しい大きさを持ち、 ΔP2は前記第2移動局と前記第2基地局との間の経路利得の変化符号とは反 対の符号を持ち、 前記装置はさらに、前記第1セルに収集されたアップリンク干渉値についての 決定を使用して前記複数のチャンネルのうち前記第1セルで使用していないチャ ンネルから許容自由チャンネルを選択するための手段と、 前記許容自由チャンネルを前記第1セルにおける前記第1接続に割り当てるた めの手段とを含む前記装置。 8. 最初に前記複数のチャンネルのうちの第1チャンネルを前記第1接続に 割り当てるための手段と、 前記許容自由チャンネルが前記複数のチャンネルの前記第1チャンネルでない 場合には、前記第1接続を前記複数チャンネルの第1チャンネルから前記許容自 由チャンネルにセル内ハンドオーバするための移譲手段とをさらに含む、請求項 7記載の装置。 9. 前記第1セルに収集されたアップリンク干渉値の決定を使用して許容自 由チャンネルを選択するための前記手段が、 所定のC/I値の範囲内にある予想アップリンクC/I比をそれぞれが有する 許容自由チャンネル群を決定するための手段と、 前記許容自由チャンネルとして、前記許容自由チャンネル群から自由チャンネ ルの1つを選択するための手段とを含む、請求項7記載の装置。 10. 前記許容自由チャンネルとして、前記許容自由チャンネル群から自由 チャンネルの1つを選択する前記手段は、前記許容自由チャンネルとして、前記 許容自由チャンネル群から最良の自由チャンネルを選択するための手段を含み、 前記最良の自由チャンネルは、前記許容自由チャンネル群において他の自由チャ ンネルの各予想C/I比に比べて最高の予想C/I比を持っている、請求項9記 載の装置。 11. 前記第2セルにおいて前記チャンネルのうちの使用チャンネルの総電 力を調整するための手段は、 (a)g22を前記第2移動局と前記第2基地局との間の経路利得とし、αmと βmを定数としたときに、前記第2移動局における電力Pm2が Pm2=αm−βm・g22[dB] となるように調整する移動局電力調整手段と、 (b)αbとβbを定数としたときに、前記第2基地局における電力Pb2が Pb2 =αb−βb・g22[dB] となるように調整する基地局電力調整手段と、 (c)前記移動局電力調整手段と前記基地局電力調整手段の動作中βbとβmの 和が所定の定数と等しくなるように保証する制御手段とを含む、請求項7記載の 装置。 12. 前記所定の定数が1である、請求項11記載の装置。
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