JPH1149954A - 離型剤 - Google Patents

離型剤

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JPH1149954A
JPH1149954A JP9220080A JP22008097A JPH1149954A JP H1149954 A JPH1149954 A JP H1149954A JP 9220080 A JP9220080 A JP 9220080A JP 22008097 A JP22008097 A JP 22008097A JP H1149954 A JPH1149954 A JP H1149954A
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ppm
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silicon atoms
viscosity
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JP9220080A
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Hironori Ishikawa
裕規 石川
Tsutomu Osanawa
努 長縄
Isao Ona
功 小名
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/56Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
    • B29C33/60Releasing, lubricating or separating agents
    • B29C33/62Releasing, lubricating or separating agents based on polymers or oligomers
    • B29C33/64Silicone
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    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性および離型性に優れ、かつ、熱分解に
よるホルムアルデヒドの発生が抑制された離型剤を提供
する。 【解決手段】 (A)ジメチルポリシロキサンと(B)
フェノール性水酸基含有オルガノポリシロキサンからな
る混合物であり、該混合物の平均フェノール当量が1
0,000〜5,000,000の範囲であり、ケイ素原
子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの含有量
が5,000ppm以下であり、25℃における粘度が50
〜100,000センチストークスであることを特徴と
する離型剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は離型剤に関し、詳し
くは、耐熱性および離型性に優れ、かつ、熱分解による
ホルムアルデヒドの発生が抑制された離型剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オルガノポリシロキサン油は耐熱
性および離型性が良好であることから、熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂または各種ゴムの成型時に使用される金型
離型剤や、静電複写装置のトナー用離型剤として広く使
用されている。しかし、オルガノポリシロキサン油の中
でも代表的なジメチルポリシロキサン油を金型離型剤と
して使用した場合に、金型表面の温度が150℃程度に
なると徐々に熱分解し、さらに200℃以上の高温度に
なるとかなり急激に熱分解して粘着性のゲル状物が発生
したり、有害物質であるホルムアルデヒドが発生したり
するという問題点があった。また、高速のゼログラフィ
ー複写機においてはヒートロールを200℃程度の高温
度条件下で使用するため、トナー離型剤として使用され
ているジメチルポリシロキサン油が熱分解してホルムア
ルデヒドを発生することがあるという問題点があった。
さらに最近では、成型時の生産性を上げたり定着時間を
短縮したりするために、金型や複写機のヒートロールの
温度を一段と上昇させる傾向にある。そのため本発明者
らは既に、耐熱性を向上させた離型剤として、フェノー
ル基含有ジオルガノポリシロキサンからなる離型剤(特
開平7―216376号公報参照)を提案している。し
かしながら、この離型剤はケイ素原子数20以下のジメ
チルシロキサンオリゴマーを20,000〜200,00
0ppmと多量に含有するものであった。そのため、これ
を高温度条件下で長時間使用すると、該ジメチルシロキ
サンオリゴマーが蒸発して排気ファンなどに付着して油
状の汚れとなったり、さらにその油状物が落下して成型
物を汚染するという欠点があった。その上、該ジメチル
シロキサンオリゴマーが酸化して二酸化ケイ素粉末とな
り、周辺の電気電子部品に悪影響を与えるという重大な
欠点があり、特にゼログラフィー複写機においては、コ
ロトロン上にこの二酸化ケイ素粉末が付着して鮮明なコ
ピーが取れないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題点を解消するために鋭意検討した結果、フェノール性
水酸基含有オルガノポリシロキサンとジメチルポリシロ
キサンを混合して、該混合物の平均フェノール当量とケ
イ素原子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの
含有量と粘度を特定の範囲内に設定すれば、上記問題点
が解決されると同時に、有害物質であるホルムアルデヒ
ドの発生を抑制することができることを見出し、本発明
に到達した。すなわち、本発明の目的は、耐熱性および
離型性に優れ、かつ、熱分解によるホルムアルデヒドの
発生が抑制された離型剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)ジメチ
ルポリシロキサンと(B)フェノール性水酸基含有オル
ガノポリシロキサンからなる混合物であり、該混合物の
平均フェノール当量が10,000〜5,000,000
の範囲であり、ケイ素原子数20以下のジメチルシロキ
サンオリゴマーの含有量が5,000ppm以下であり、2
5℃における粘度が50〜100,000センチストー
クスであることを特徴とする離型剤に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用される(A)成分の
ジメチルポリシロキサンは、直鎖状または一部分岐鎖を
有する直鎖状の分子構造を有するものであり、その分子
鎖末端は、通常、メチル基もしくは水酸基である。そし
て25℃における粘度は、50〜100,000センチ
ストークスの範囲であることが好ましく、より好ましく
は、100〜50,000センチストークスの範囲であ
る。これは、50センチストークス未満であると揮発性
を示して離型性が不十分となり、また、100,000
センチストークスを越えると粘性が大きすぎるために離
型剤としての取り扱いに不便が生じるためである。ま
た、本成分のジメチルポリシロキサンは、ケイ素原子数
20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの含有量が5
00ppm以下であることが好ましい。ここで、ケイ素原
子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーとは、一
般式:
【化3】 (式中、R3は水酸基もしくはメチル基であり、pは0
〜19の整数である。)で示される直鎖状ジメチルシロ
キサンオリゴマー、および式:
【化4】 (式中、qは3〜20の整数である。)で示される環状
ジメチルシロキサンオリゴマーを示している。本成分に
おいて、このケイ素原子数20以下のジメチルシロキサ
ンオリゴマーの含有量は500ppm以下であることが好
ましく、より好ましくは400ppm以下であり、さらに
好ましくは100ppm以下である。これは、該ジメチル
シロキサンオリゴマーの含有量が500ppmを越える
と、本発明の離型剤を例えば金型離型剤として高温度条
件下で使用したときに、該ジメチルシロキサンオリゴマ
ーが蒸発して排気ファンなどに付着して油状物の汚れと
なったり、さらにその油状物が落下して成型品を汚染し
たり、また、該ジメチルシロキサンオリゴマーが熱によ
り酸化して二酸化ケイ素粉末となり、これが周辺の種々
の電気電子部品に悪影響を及ぼしたりすることがあるた
めである。なお、ケイ素原子数が20である直鎖状ジメ
チルシロキサンオリゴマーは、その沸点が830℃であ
り揮発性である。このような本成分のジメチルポリシロ
キサンは、例えば、環状のジメチルシロキサンオリゴマ
ーを、末端封鎖剤存在下で酸触媒または塩基触媒により
平衡化重合した後、ストリッピングすることによりケイ
素原子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーを
5,000〜30,000ppm含有するジメチルポリシロ
キサンを得、次いで、270〜350℃、0.1〜15m
mHgの条件下で薄膜蒸発機により該ジメチルシロキサン
オリゴマーを除去する方法、または、メタノール,エタ
ノール,n−ブタノール,イソプロピルアルコールのよ
うなアルコール;アセトン,メチルエチルケトンのよう
なケトン;ヘキサン,ベンゼン,トルエン,キシレン等
の各種有機溶剤もしくはこれらの混合有機溶媒を用いて
該ジメチルシロキサンオリゴマーを抽出除去する方法、
または、これらの方法を組み合わせて該ジメチルシロキ
サンオリゴマーを除去する方法等により製造することが
できる。好ましくは、有機溶媒抽出によりジメチルシロ
キサンオリゴマーを除去する方法であり、より好ましく
は、薄膜蒸発機および有機溶媒抽出によりジメチルシロ
キサンオリゴマーを除去する方法である。
【0006】本発明に使用される(B)成分のフェノー
ル性水酸基含有オルガノポリシロキサンとしては、例え
ば、平均組成式:
【化5】 で示される化合物が挙げられる。上式中、Rは置換もし
くは非置換の1価炭化水素基であり、メチル基,エチル
基,プロピル基,ヘキシル基,オクチル基などのアルキ
ル基;ビニル基,アリル基,ヘキセニル基のようなアル
ケニル基;フェニル基のようなアリール基;式:―CH
2−CH(CH3)−C65で表されるようなアリーレン
アルキル基;3,3,3−トリフルオロプロピル基のよう
な置換炭化水素基が例示される。これらの中でもメチル
基が最も一般的である。R1は2価炭化水素基であり、
エチレン基,プロピレン基,ブチレン基,イソブチレン
基のようなアルキレン基;式:―(CH22―C64
で示されるようなアルキレンアリーレン基が例示され
る。これらの中でもエチレン基またはプロピレン基が最
も一般的である。R2は1価有機基であり、上記Rで示
されるような置換もしくは非置換の1価炭化水素基,水
酸基,メトキシ基、エトキシ基などのアルコキシ基など
が挙げられる。Aは上記Rで示されるような置換もしく
は非置換の1価炭化水素基または式:
【化6】 (式中、R1およびR2は前記と同じであり、aは0〜4
の整数である。)で示されるフェノール性水酸基であ
る。フェノール環中の水酸基は、オルト,メタ,パラの
どの位置に結合していてもよい。かかるフェノール性水
酸基としては、下記式で示される基が例示される。
【化7】 aは0〜4の整数であり、mは1以上の整数であり、n
は0以上の整数であり、m+nは25℃における粘度が
50〜100,000センチストークスになる数であ
る。尚、nが0である場合に、Aは上式で示されるフェ
ノール性水酸基である。また、本成分のフェノール性水
酸基含有オルガノポリシロキサンは、ケイ素原子数20
以下のジメチルシロキサンオリゴマーの含有量が50,
000ppm以下であることが好ましく、このようなフェ
ノール性水酸基含有オルガノポリシロキサンは、例え
ば、ケイ素原子結合水素原子を有するオルガノポリシロ
キサンに、p―アリルフェノールを塩化白金酸等の付加
反応触媒の存在下で付加反応させた後、150〜180
℃,20〜50mmHgの減圧下でストリッピング処理し
て、できるだけジメチルシロキサンオリゴマーを除去す
る。しかる後に、これを薄膜化してケイ素原子数20以
下のジメチルシロキサンオリゴマーを蒸発させて除去す
ることにより製造することができる。
【0007】本発明の離型剤は上記(A)成分と(B)
成分を混合して、平均フェノール当量を10,000〜
5,000,000の範囲にし、ケイ素原子数20以下の
ジメチルシロキサンオリゴマーの含有量を5,000ppm
以下とし、25℃における粘度を50〜100,000
センチストークスの範囲に調整したものである。このよ
うな本発明の離型剤は、例えば、(A)成分としてケイ
素原子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの含
有量が0ppmである粘度1,000センチストークスのジ
メチルポリシロキサン180部に、(B)成分の平均組
成式:
【化8】 で表される粘度250センチストークス、平均フェノー
ル当量3,900、ケイ素原子数20以下のジメチルシ
ロキサンオリゴマーの含有量が2,500ppmであるフェ
ノール性水酸基含有オルガノポリシロキサン120部を
添加配合して、平均フェノール当量10,000、粘度
575センチストークス、ケイ素原子数20以下のジメ
チルシロキサンオリゴマーの含有量を1,000ppmに調
節することにより製造することができる。
【0008】本発明の離型剤は上記(A)成分と(B)
成分からなる混合物であるが、これらの成分に加えて、
マイカ,タルク,酸化亜鉛,炭酸カルシウムのような無
機粉体;パラフィン,ワックスのような有機物;トルエ
ン,キシレン,ヘキサン,ヘプタン,ゴム揮発油のよう
な有機溶剤を添加混合してもよい。また、本発明の離型
剤を乳化することにより、エマルジョンとして使用する
こともできる。エマルジョンの調製は、例えば、上記
(A)成分と(B)成分からなる混合物に、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル類,ポリオキシアルキレン
アルキルフェノールエーテル類,ポリオキシアルキレン
アルキルエステル類,ソルビタンアルキルエステル類,
ポリオキシアルキレンソルビタンアルキルエステル類の
ような非イオン系界面活性剤;ドデシルベンゼンスルホ
ン酸塩,高級アルコール硫酸エステル塩等のアニオン系
界面活性剤の1種または2種以上と水を加えて通常の方
法により乳化すればよい。
【0009】以上のような本発明の離型剤は、合成繊維
の口金用離型剤,ゼログラフィー複写機用トナー離型
剤,ダイキャスト,鋳物成型用離型剤,ゴム製マット,
ホース,タイヤ等の成型用離型剤,プラスチック成型用
離型剤として有用である。 また、これを例えば、フェノ
ール樹脂,エポキシ樹脂,尿素樹脂,メラミン樹脂のよ
うな熱硬化性樹脂;ポリ塩化ビニル,ポリエチレン,ポ
リプロピレン,酢酸ビニルおよびこれらの共重合体,ナ
イロン,ポリエステル,ポリスチレン,アクリロニトリ
ル/スチレン共重合体,アクリロニトリル/ブタジエン
/スチレン共重合体,ポリアクリル酸エステル,ポリカ
ーボネート,ポリウレタン,ポリアセタールのような熱
可塑性樹脂;シリコーンゴム,イソプレンゴム,スチレ
ン・ブタジエンゴム,クロロプロピレンゴムのような有
機ゴムまたは天然ゴムに添加配合して、その離型性を向
上させるための内部添加型離型剤としても有用である。
【0010】
【実施例】次に本発明を実施例にて説明する。実施例
中、部とあるのは重量部を意味し、粘度は25℃におけ
る値である。なお、ケイ素原子数20以下のジメチルシ
ロキサンオリゴマーの含有量は、ガスクロマトグラフィ
により測定した。また、得られた離型剤の耐熱性,離型
性,ジメチルシロキサンオリゴマーの蒸発の有無,ホル
ムアルデヒドの発生量の測定は、次の方法に従って行っ
た。 ○耐熱性 離型剤2グラムを、直径5cm×深さ2cmのアルミニ
ウム製カップに入れ、これを200℃の熱風循環式オー
ブンに入れて所定時間(100時間,200時間,30
0時間)経過後の外観を観察した。耐熱性の判定は次の
ように表示した。 ○:良好(粘度の上昇がなく、ゲル化も見られなかっ
た。) △:やや不良(表面に薄い膜ができた。ただし、内部は
流動性があった。) ×:不良(完全にゲル化して全体がゴム状になった。) ○離型性 25cm×25cm×0.5cmのゴム片成型用の鉄製
の金型(鏡面仕上げ)に離型剤を塗布した後、200℃
で15時間加熱処理した。これを冷却後、トルエン溶剤
を入れた槽に浸漬し、軽く振とうして洗浄した。この金
型に、スチレン−ブタジエンの未加硫ゴムを充填し、圧
力20kg/cm2,温度150℃の条件下で15分間
加硫した。そして加硫後のゴムの離型性を測定した。 ○ジメチルシロキサンオリゴマーの蒸発の有無 100ccのビーカーに離型剤を25cc入れて、これ
を300ccのビーカーで覆った後、200℃で5時間
加熱して、ビーカー内側のジメチルシロキサンオリゴマ
ーの付着状況を観察することにより、蒸発の有無を測定
した。 ○ホルムアルデヒドの発生量 離型剤を試料容器に精秤した後、200℃に加熱して、
100ml/minの空気を流しながら5時間加熱処理
した。そして発生するホルムアルデヒドを液体捕集
(0.2%,2,4−DNP,2N−HCl溶液)で誘導
体化した。生成した誘導体化物をクロロホルムで抽出し
た後、HPLC法で分析してホルムアルデヒドの発生量
(ppm)を測定した。
【0011】
【合成例1】(A)成分として次の2種類のジメチルポ
リシロキサンを製造した。 ○サンプルA 平衡化重合法により製造した、ケイ素原子数20以下の
ジメチルシロキサンオリゴマーを27,600ppm含有す
る粘度100センチストークスのトリメチルシロキシ基
封鎖ジメチルポリシロキサンを、温度270℃の薄膜蒸
発機(塔長4.5m)に3〜4mmHgの減圧下で2回通過
させて、該ジメチルシロキサンオリゴマー量を3,40
0ppmまで低減した。更にエタノールを3倍量用いて、
振とう2時間、静置2時間のアルコール抽出を7回繰り
返して、ケイ素原子数20以下のジメチルシロキサンオ
リゴマーの含有量が8ppmであり、粘度が109センチ
ストークスであるトリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポ
リシロキサンを調製した。 ○サンプルB 平衡化重合法により製造した、ケイ素原子数20以下の
ジメチルシロキサンオリゴマーを3,430ppm含有する
粘度10,000センチストークスのトリメチルシロキ
シ基封鎖ジメチルポリシロキサンを、上記サンプルAと
同様に処理して、該ジメチルシロキサンオリゴマーの含
有量が0ppmであり、粘度が10,010センチストーク
スであるトリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキ
サンを調製した。
【0012】
【合成例2】(B)成分として次の2種類のフェノール
性水酸基含有オルガノポリシロキサンを製造した。 ○サンプルC 平衡化重合法により製造した平均組成式:
【化9】 で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンに、
p−アリルフェノールを付加反応させることにより得
た、平均組成式:
【化10】 で示され、ケイ素原子数20以下のジメチルシロキサン
オリゴマーを136,700ppm含有するフェノール性水
酸基含有オルガノポリシロキサンを、卓上型の薄膜蒸留
装置[神鋼ファウドラー(株)製]に200℃、2〜3
mmHgの減圧下で2回通過させて、該ジメチルシロキサン
オリゴマーの含有量が8,500ppmであり、フェノール
当量が4,440であり、粘度が702センチストーク
スであるフェノール性水酸基含有オルガノポリシロキサ
ンを調製した。 ○サンプルD 平衡化重合法により製造した平均組成式:
【化11】 で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンに、
p−アリル(2−メトキシ)フェノールを付加反応させ
ることにより得た、平均組成式:
【化12】 で表され、ケイ素原子数20以下のジメチルシロキサン
オリゴマーを143,200ppm含有するフェノール性水
酸基含有オルガノポリシロキサンを、卓上型の薄膜蒸留
装置[神鋼ファウドラー(株)製]に200℃、2〜3
mmHgの減圧下で2回通過させて、該ジメチルシロキサン
オリゴマーの含有量が7,600ppmであり、フェノール
当量が1,500であり、粘度が107センチストーク
スであるフェノール性水酸基含有オルガノポリシロキサ
ンを調製した。
【0013】
【実施例1】合成例1および合成例2で製造したサンプ
ルA90部とサンプルC10部を均一に混合して、平均
フェノール当量44,400、粘度121センチストー
クス、ケイ素原子数20以下のジメチルシロキサンオリ
ゴマーの含有量が857ppmである離型剤を調製した。
この離型剤について耐熱性、ジメチルシロキサンオリゴ
マーの蒸発の有無、ホルムアルデヒドの発生量を測定し
た。それらの結果を表1に示し、離型剤としての総合評
価を併記した。
【0014】
【比較例1】実施例1において、サンプルAのジメチル
ポリシロキサンの代わりに、ケイ素原子数20以下のジ
メチルシロキサンオリゴマーの含有量が27,600pp
m、粘度100センチストークスのジメチルポリシロキ
サンを用いた以外は実施例1と同様にして、平均フェノ
ール当量44,400、粘度120センチストークス、
ケイ素原子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマー
の含有量が25,690ppmである離型剤を調製した。得
られた離型剤について耐熱性、ジメチルシロキサンオリ
ゴマーの蒸発の有無、ホルムアルデヒドの発生量を測定
した。それらの結果を表1に示し、離型剤としての総合
評価を併記した。
【0015】
【比較例2】実施例1において、サンプルCを配合しな
かった以外は実施例1と同様にして、粘度109センチ
ストークス、ケイ素原子数20以下のジメチルシロキサ
ンオリゴマーの含有量が8ppmである離型剤を調製し
た。得られた離型剤について耐熱性、ジメチルシロキサ
ンオリゴマーの蒸発の有無、ホルムアルデヒドの発生量
を測定した。それらの結果を表1に示し、離型剤として
の総合評価を併記した。
【0016】
【比較例3】実施例1において、サンプルAを配合しな
かった以外は実施例1と同様にして、平均フェノール当
量4,440、粘度702センチストークス、ケイ素原
子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの含有量
が8,500ppmである離型剤を調製した。得られた離型
剤について耐熱性、ジメチルシロキサンオリゴマーの蒸
発の有無、ホルムアルデヒドの発生量を測定した。それ
らの結果を表1に示し、離型剤としての総合評価を併記
した。
【0017】
【比較例4】合成例1および合成例2で製造したサンプ
ルA999.95部とサンプルC0.05部を均一に混合
して、平均フェノール当量8,880,000、粘度10
9センチストークス、ケイ素原子数20以下のジメチル
シロキサンオリゴマーの含有量が9ppmである離型剤を
調製した。得られた離型剤について耐熱性、ジメチルシ
ロキサンオリゴマーの蒸発の有無、ホルムアルデヒドの
発生量を測定した。それらの結果を表1に示し、離型剤
としての総合評価を併記した。
【0018】
【表1】
【0019】
【実施例2】合成例1および合成例2で製造したサンプ
ルB99部とサンプルD1部を均一に混合して、平均フ
ェノール当量150,000、粘度9,540センチスト
ークス、ケイ素原子数20以下のジメチルシロキサンオ
リゴマーの含有量が76ppmである離型剤を調製した。
この離型剤について耐熱性、離型性およびホルムアルデ
ヒドの発生量を測定した。それらの結果を表2に示し、
離型剤としての総合評価を併記した。
【0020】
【比較例5】実施例2において、サンプルDを配合しな
かった以外は実施例2と同様にして、粘度10,010
センチストークス、ケイ素原子数20以下のジメチルシ
ロキサンオリゴマーの含有量が0ppmである離型剤を調
製した。得られた離型剤について耐熱性、離型性および
ホルムアルデヒドの発生量を測定した。それらの結果を
表2に示し、離型剤としての総合評価を併記した。
【0021】
【比較例6】実施例2において、サンプルBを配合しな
かった以外は実施例2と同様にして、平均フェノール当
量1,500、粘度107センチストークス、ケイ素原
子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの含有量
が7,600ppmである離型剤を調製した。得られた離型
剤について耐熱性、離型性およびホルムアルデヒドの発
生量を測定した。それらの結果を表2に示し、離型剤と
しての総合評価を併記した。
【0022】
【表2】
【0023】
【実施例3】実施例1で調製したサンプルA90部とサ
ンプルC10部の混合物である本発明の離型剤30部
に、ポリオキシエチレン(8.5モル付加)ノニルフェ
ノールエーテル系乳化剤1.3部、ポリオキシエチレン
(6モル付加)ラウリルエーテル系乳化剤3.5部およ
び水65.2部を加えて、コロイドミル型乳化機で乳化
して、エマルジョンを調製した。得られたエマルジョン
を水で30倍に希釈して、これを、トレッドが複雑であ
る乗用車用スノータイヤのモールド用離型剤として使用
した。一方、比較例3で調製した離型剤(サンプルCの
み)についても上記と同様にしてエマルジョンを調製し
て、乗用車用スノータイヤのモールド用離型剤として使
用した。その結果、2種のエマルジョンとも初期の離型
性能には差がみられなかった。しかしこれらのエマルジ
ョンを継続して使用したところ、比較例3のエマルジョ
ンからは、BAG−O−MATIC型加硫機の上型にわ
ずかのタール分と同時にケイ素原子数20以下のジメチ
ルシロキサンオリゴマーが検出された。さらに比較例3
のエマルジョンを用いて継続して成型を行ったところ、
タイヤ表面に該ジメチルシロキサンオリゴマーによるシ
ミ状の汚れが発生した。一方、実施例1のエマルジョン
を継続して使用しても、該ジメチルシロキサンオリゴマ
ーによる汚れは全く見られなかった。
【0024】
【実施例4】実施例1で調製したサンプルA90部とサ
ンプルC10部の混合物である本発明の離型剤0.5kg
と6ナイロン樹脂チップ4.5kgを準備した。そして本
発明の離型剤の含有量がチップに対して10重量%とな
るように、それぞれ小型ペレタイザーの定量ポンプ、計
量機を調整し、セット温度を260℃にして両成分を一
定量ずつ流しながらナイロン樹脂チップを溶融混練し
た。次いで、冷却して直径3mmのスリットにより3m
mの長さにカットして、本発明の離型剤を10重量%含
む樹脂成型用離型剤添加のマスターチップを作製した。
このチップ2kgを各バットに分散して、これを150℃
に設定した、幅30cm×奥行き30cm×高さ25cmの大
きさのミニジェットオーブン(ニクロム線で加熱)で2
4時間乾燥させた。乾燥後、オーブンの天井に全く汚れ
はなく、ニクロム線であるヒーター表面への二酸化ケイ
素粉末の付着も全く認められなかった。比較例として、
比較例3で調製した離型剤(サンプルCのみ)を用いて
上記と同様にしてマスターチップを作製し、乾燥実験を
おこなった。乾燥後のオーブンの天井にはケイ素原子数
20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの付着が認め
られ、ニクロム線であるヒーター表面にはわずかに二酸
化ケイ素の白い粉末が付着していた。
【0025】
【発明の効果】本発明の離型剤は、上記(A)成分と
(B)成分からなる混合物であり、該混合物の平均フェ
ノール当量が10,000〜5,000,000であり、
ケイ素原子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマー
の含有量が5,000ppm以下であることから、耐熱性お
よび離型性に優れ、かつ、高温度条件下で使用しても油
状揮発物や二酸化ケイ素粉末の発生がなく、有害物質で
あるホルムアルデヒドの発生が抑制されるという特徴を
有する。
フロントページの続き (72)発明者 小名 功 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ジメチルポリシロキサンと(B)
    フェノール性水酸基含有オルガノポリシロキサンからな
    る混合物であり、該混合物の平均フェノール当量が1
    0,000〜5,000,000の範囲であり、ケイ素原
    子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの含有量
    が5,000ppm以下であり、25℃における粘度が50
    〜100,000センチストークスであることを特徴と
    する離型剤。
  2. 【請求項2】 (A)成分がケイ素原子数20以下のジ
    メチルシロキサンオリゴマーの含有量が500ppm以下
    であるジメチルポリシロキサンであり、(B)成分がケ
    イ素原子数20以下のジメチルシロキサンオリゴマーの
    含有量が50,000ppm以下であるフェノール性水酸基
    含有オルガノポリシロキサンである、請求項1に記載の
    離型剤。
  3. 【請求項3】 (B)成分のフェノール性水酸基含有オ
    ルガノポリシロキサンが、平均組成式: 【化1】 [式中、Rは置換もしくは非置換の1価炭化水素基であ
    り、R1は2価炭化水素基であり、R2は1価有機基であ
    り、Aは置換もしくは非置換の1価炭化水素基または
    式: 【化2】 (式中、R1およびR2は前記と同じであり、aは0〜4
    の整数である。)で示されるフェノール性水酸基であ
    る。aは0〜4の整数であり、mは1以上の整数であ
    り、nは0以上の整数であり、m+nは25℃における
    粘度が50〜100,000センチストークスになる数
    である。尚、nが0である場合に、Aは上式で示される
    フェノール性水酸基である。]で示される請求項1また
    は請求項2に記載の離型剤。
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