JPH1149162A - コンテナ及びパレット - Google Patents

コンテナ及びパレット

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Publication number
JPH1149162A
JPH1149162A JP9210772A JP21077297A JPH1149162A JP H1149162 A JPH1149162 A JP H1149162A JP 9210772 A JP9210772 A JP 9210772A JP 21077297 A JP21077297 A JP 21077297A JP H1149162 A JPH1149162 A JP H1149162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
fork
pallet
containers
stacked
Prior art date
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Pending
Application number
JP9210772A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Yoshikawa
忠男 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
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Publication of JPH1149162A publication Critical patent/JPH1149162A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナのみを複数列積み重ねて一括して荷
役作業を行うことができ、また、一括した荷役作業を安
定して行うことができるコンテナ及びパレットを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明のコンテナ1は、底面1aの少な
くとも四隅に、荷役装置のフォークの厚みより大きい高
さを有すると共に上部の収納開口1bに嵌入可能な脚部
2を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青果物や工場にお
ける組立部品、工業製品などを収容する比較的小型のコ
ンテナを複数段積み重ね、最下部のコンテナ下面から持
ち上げて複数個のコンテナのみを一度に安定して処理す
ることができるコンテナ及びパレットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、青果物、ビールや酒などの容器、
及び組立工場における部品などを収容する、図8に示す
ようなプラスチック製の小型コンテナ20に対して荷役
作業を行うには、コンテナ20の両側部に形成されたハ
ンドホール21に不図示の荷役装置のハンドを挿入して
所定位置まで1個ずつハンドリングしていた。
【0003】ところで、青果物を生産者から選果場に搬
入する場合、及び生産者が収穫したものを軽四輪車など
に積み込む場合には、省力機械を用いることもあるが、
一般的には、人力にて図8に示したコンテナ20の荷役
作業を行うことが多い。例えば、軽四輪車から選果場へ
コンテナ20を荷降ろしする際には、軽四輪車上に積み
重ねたコンテナ20のうち上部のものから選果場へと1
個ずつ荷降ろしし、反対に選果場から軽四輪車へと荷積
みする際には、選果場に積み重ねたコンテナ20のうち
の上部のものから1個ずつ軽四輪車の荷台へと載せ、荷
台においてコンテナ20を再度1個ずつ積み重ねてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した人力によるコ
ンテナの荷役作業において、作業効率を考えると、当然
にコンテナを複数段積み重ねた状態で一括して荷積み又
は荷降ろしを行えば、時間と労力が節約できる。しかし
ながら、図8に示す通常の小型のコンテナ20は、底面
がフラットに形成されていたり、又は底面20aの周縁
部に凹又は図8に示すように凸段部20bが形成されて
いるために、荷役装置のフォークをコンテナ20の下面
に挿入させることができないといった問題がある。
【0005】また、コンテナを複数段積み重ねた状態で
一括して荷積み又は荷下ろしを行うべくフォークリフト
トラックを用いる場合には、図9に示す通常のパレット
30上に図8に示したコンテナ20を積み重ね、パレッ
ト30ごと荷役作業を行うことになる。しかしながらパ
レット30の全面にコンテナ20を隙間なく積み重ねる
ことはできないので、軽四輪車や選果場でのコンテナ2
0の載置面積効率が低下するといった問題がある。
【0006】また、上記した図9に示すパレット30を
用いると、軽四輪車から選果場へ、又は選果場から軽四
輪車へとパレット30ごと移動するので、後日パレット
30を回収する必要がある。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するものであ
り、コンテナのみを複数列積み重ねて一括して荷役作業
を行うことができ、また、一括した荷役作業を安定して
行うことができるコンテナ及びパレットを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のコンテナは、底面の少なくとも四隅に、
荷役装置のフォークの厚みより大きい高さを有すると共
に上部の収納開口に嵌入可能な脚部を形成したのであ
る。こうすることにより、コンテナを安定して複数積み
重ねることができ、また、最下段のコンテナの脚部間に
フォークを挿入して一括して荷役作業が行える。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のコンテナは、底面の少な
くとも四隅に、荷役装置のフォークの厚みより大きい高
さを有すると共に上部の収納開口に嵌入可能な脚部を形
成したものである。
【0010】上記構成によれば、コンテナは、下方に位
置するコンテナの収納開口に脚部を嵌入して順次上方に
積み重ねることができる。そして、所定の個数を積み重
ねた後、最下段に位置するコンテナの底面と設置面との
間にフォークを挿入すれば、積み重ねた複数のコンテナ
のみを一括して荷積み又は荷降ろしすることができる。
こうすることにより、荷役作業が安全に、かつ短時間で
行える。
【0011】また、本発明のパレットは、コンテナを載
置するパレットであって、少なくとも表面に、荷役装置
のフォークが挿入可能な幅、及び高さ又は深さを有する
凸部又は凹溝を形成したものである。
【0012】上記構成によれば、通常の小型コンテナを
使用した場合においても、複数個積み重ねた最下段のコ
ンテナの下面にフォークを挿入することができるので、
複数個のコンテナのみを一括して荷積み又は荷降ろしす
ることができ、荷役作業に要する時間を短縮することが
できる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例について図1〜図7を
参照して説明する。図1は本発明のコンテナを示す。図
2は本発明のコンテナを積み重ねた状態を示す。図3は
本発明のパレットを示す。図4は本発明のパレットに従
来のコンテナを積み重ねた状態を示す。図5〜図7は本
発明のパレットの他の構成を示す。
【0014】まず、図1、図2において本発明の請求項
1に対応するコンテナ1は、例えばプラスチック製でな
り、その底面1aの例えば四隅に、荷役装置のフォーク
の厚みより大きい高さを有すると共に前記フォークが挿
入し得る間隔を存し、かつコンテナ1の収納開口1bに
嵌入可能な脚部2を形成している。なお、図1及び図2
において、3は、手作業による作業者の手や荷役装置の
ハンドによってコンテナ1を掴むハンドホールである。
【0015】コンテナ1は、図2に示すように、脚部2
が下部のコンテナ1の収納開口1bに嵌入するので、該
コンテナ1を積み重ねても安定状態を保つことができ
る。また、最下段にあるコンテナ1においては、コンテ
ナ1の底面1aと該コンテナ1の設置面Gとの間に脚部
2によって空間Sが形成される。この空間Sに不図示の
荷役装置のフォークを挿入することにより、複数個積み
重ねたコンテナ1のみを一括に安定して荷降ろし又は荷
積みすることができる。
【0016】従来の図8に示すコンテナ20は凸段部2
0bが大きく突出していないので、積み重ねると凸段部
20bの嵌まり込み量が少なく安定性に欠けるが、本発
明のコンテナ1であれば、脚部2が収納開口1bに十分
に嵌まり込むので安定して積み重ねることができる。ま
た、従来のコンテナ20は、積み重ねたコンテナ20の
最下段においてフォークを挿入させることができないの
で、荷役装置や人手をハンドホール21に挿入して1個
ずつ荷役作業を行う必要があったが、本発明のコンテナ
1は、積み重ねた最下段のコンテナ1の底面1aと設置
面Gとの間に脚部2によって形成される空間Sにフォー
クを挿入できるので、積み重ねたコンテナ1のみを一括
して処理することができる。
【0017】以上のように、本発明のコンテナ1におい
ては、脚部2によって、最下段のコンテナ1の底面1a
と設置面Gとの間にフォークが挿入可能な空間Sが形成
され、この空間Sにフォークを挿入すれば積み重ねたコ
ンテナ1を一括して荷降ろし又は荷積み作業が行える。
ここで、従来の図8に示したコンテナ20において、上
記空間Sを形成するためには、コンテナ20を設置する
側で該空間Sを形成すればよい。そこで、以下、図3〜
図7を参照して、本発明の請求項2に対応するパレット
について説明する。
【0018】図3に示す本発明のパレット10は、例え
ば一枚の鋼鈑の面10aに、不図示の荷役装置のフォー
クが挿入可能な幅、及び深さを有する凹溝11と、図8
に示すコンテナ20を載置する凸部12とが長手方向に
連続して交互に形成されている。パレット10は、図8
に示すコンテナ20を載置すると、図4に示すように、
コンテナ20の底面20aとパレット10の面10aと
の間に、凹溝11によって空間Sが形成される。もちろ
んパレット10の断面形状は、図示するように矩形の凸
部12及び凹溝11に限らず、円弧状の凸部と凹部とが
連続して波状に形成されていてもよい。
【0019】この空間Sにフォークを挿入することによ
って、通常のコンテナ20であっても、複数個上方に積
み重ねた最下段のコンテナ20の底面から、一括してコ
ンテナ20のみの荷役作業を行うことができる。また、
本発明のパレット10は、パレット10ごとコンテナ2
0を移動させる必要がないので、例えば軽四輪車の荷台
及び選果場に敷設しておけば、パレット10を逐一回収
する必要がなく、また、パレット10の面積に制限され
ることなく効率よくコンテナ20を載置することができ
る。
【0020】また、上記したパレット10は、一枚の鋼
鈑からの凹溝11と凸部12を長手方向に交互に形成し
たものを示したが、この他に例えば図5に示すように、
一枚の鋼鈑に、縦横に不図示のフォークが挿入し得る所
定間隔を存し、かつその高さがフォークの厚みより大き
い平面視矩形の凸部15を形成すれば、結果的にこの凸
部15以外の窪みが凹溝11となり、縦横のいずれの方
向からでも荷役装置のフォークを挿入することができ
る。
【0021】さらに、パレット10は、木材によって例
えば図6に示すように構成してもよい。すなわち、図6
に示すパレット10は、所定間隔を存して配した縦板1
6間に亘って、その表裏面に、フォークが挿入し得る所
定間隔を存して、その高さがフォークの厚みより大きい
高さを有する横板17を設けることにより、横板17が
凸部12をなし、横板17間が凹溝11をなして、上記
同等の作用効果を得ることができ、また、表裏面を利用
することができる。もちろん木材に代えてプラスチック
などの一体成型でもよい。
【0022】また、パレット10は、図7に示すよう
に、例えばプラスチックの一体成型などによって図5に
示した表面形状をその表裏面に形成すれば、縦横方向の
いずれからでも不図示の荷役装置のフォークを挿入で
き、また、表裏面共に使用することができる。
【0023】なお、本発明のコンテナ1、及びパレット
10については、上記実施例に限定されず、種々の変形
が可能である。例えばコンテナ1の脚部2については、
フォークの厚みより大きい高さを有した脚部2を底面の
四隅に設けたものを示したが、脚部2は、フォークが挿
入可能な幅と高さを確保した状態であり、かつコンテナ
1そのものを安定して載置でき、さらにはコンテナ1の
収納開口1bに挿入可能であれば、例えば四隅の隣り合
う2脚間の中間位置に追加して設けてもよい。
【0024】また、パレット10の凹溝11又は凸部1
2,15は、上記形状に限らず、少なくともフォークの
厚みより大きい深さ又は高さを有し、かつフォークが挿
入し得る幅を確保し、また、載置したコンテナ1が安定
する形状であれば、上記に限らず、例えばコンテナの底
面積に対応する範囲の四隅に凸部15を形成したもので
あってもよい。
【0025】このように、本発明は、従来では1個ずつ
荷降ろし又は荷積み作業をしていたコンテナを、上方に
積み重ねてコンテナのみを一括して処理できるようにし
たので、荷役作業にかかる時間を短縮することができ、
また、作業者にかかる肉体的負担を軽減することができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のコンテナ及びパ
レットは、荷役装置のフォークが挿入しうる空間が確保
できるので、積み重ねたコンテナの最下段にフォークを
挿入して積み重ねたコンテナのみを一括して荷降ろし又
は荷積みすることができ、従って、荷役作業に要する時
間を短縮することができ、さらに、作業者の労力を軽減
することができる。
【0027】また、コンテナに関しては、脚部によっ
て、積み重ねた最下段に上記空間を形成することができ
ると共に、コンテナの収納開口に対して該脚部が嵌まり
込むので、コンテナの積み重ね状態を安定させることが
できる。
【0028】また、パレットに関しては、パレットごと
コンテナを荷降ろし又は荷積みすることがないので、パ
レットの面積によってコンテナの配置スペースを考慮す
る必要がなく、また、荷役作業終了後にパレットを回収
する必要がなくなり経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテナの構成を示す斜視図である。
【図2】本発明のコンテナを積み重ねた状態を示し、
(a)は正面図、(b)は、側面図である。
【図3】本発明のパレットの構成を示す表面部分の斜視
図である。
【図4】本発明のパレットに従来のコンテナを積み重ね
た状態を示し、(a)は正面図、(b)は、側面図であ
る。
【図5】本発明のパレットの他の構成を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明のパレットの他の構成を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明のパレットの他の構成を示す斜視図であ
る。
【図8】従来のコンテナを示す斜視図である。
【図9】従来のパレットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 1a 底面 1b 収納開口 2 脚部 S 空間 10 パレット 11 凹溝 12 凸部 15 凸部 20 (従来の)コンテナ 20b 凸段部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面の少なくとも四隅に、荷役装置のフ
    ォークの厚みより大きい高さを有すると共に上部の収納
    開口に嵌入可能な脚部を形成したことを特徴とするコン
    テナ。
  2. 【請求項2】 コンテナを載置するパレットであって、
    少なくとも表面に、荷役装置のフォークが挿入可能な
    幅、及び高さ又は深さを有する凸部又は凹溝を形成した
    ことを特徴とするパレット。
JP9210772A 1997-08-05 1997-08-05 コンテナ及びパレット Pending JPH1149162A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9210772A JPH1149162A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 コンテナ及びパレット

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JP9210772A JPH1149162A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 コンテナ及びパレット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1149162A true JPH1149162A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16594893

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JP9210772A Pending JPH1149162A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 コンテナ及びパレット

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2902090A1 (fr) * 2006-06-07 2007-12-14 Daher Lhoteelier Csi Soc Par A Dispositif apte a contenir des dechets nucleaires tres faiblement actifs
JP2012254806A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Dainippon Printing Co Ltd 用紙積載用パレット
US10934042B2 (en) 2009-10-09 2021-03-02 Volm Companies, Inc. Method of making form, fill, and seal bags

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2902090A1 (fr) * 2006-06-07 2007-12-14 Daher Lhoteelier Csi Soc Par A Dispositif apte a contenir des dechets nucleaires tres faiblement actifs
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