JPH1147052A

JPH1147052A - 床用吸込具

Info

Publication number: JPH1147052A
Application number: JP20322697A
Authority: JP
Inventors: Hirotaka Kano; 裕隆鹿野; Sadao Fukushima; 定男福島; Kenichiro Doi; 憲一郎土肥; Akihiro Yoneyama; 顕啓米山
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1997-07-29
Filing date: 1997-07-29
Publication date: 1999-02-23

Abstract

(57)【要約】【構成】吸込具本体１の外周部に弾性材製のバンパー10
を配設したものにおいて、バンパー10を、床面に略当接
するフラップ部13と吸込具本体１が壁等に当接した際に
弾性変形することによりフラップ部13を前方に向かって
揺動させる膨出部12とから構成し、バンパーのフラップ
部13に対応する裏面に吸込具本体１内側に向かって形成
した挿入片14を、吸込具本体１の下ケース３前壁に形成
した挿入孔７に挿入するとともに、下ケースの前壁に連
続して形成された載置部８と挿入片14とに互いに係合す
る係合突起９と係合孔15を形成した床用吸込具。【効果】挿入片を挿入孔に挿入して係合突起と係合孔を
係合させるとともに、上ケースを取り付けることにより
バンパーを配設でき、バンパーの取付作業性を向上でき
るとともに、係合突起と係合孔とを係合させることによ
り、挿入片を抜け止めでき、フラップ部が確実に復帰さ
せて吸込力の低下を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に接続
される床用吸込具に関し、特にそのバンパーの取付に係
わる。

【０００２】

【従来の技術】従来、床用吸込具は、上下ケースと、こ
の上下ケースに接続管を回動自在に配設するとともに、
上下ケースの外周部に弾性材製のバンパーを取り付けて
いる。

【０００３】近年、このようなバンパーとして、図５に
示す如く、吸込具本体30前方からの空気の流入を阻止し
て床面からの吸込力を維持するため、吸込具本体30前面
に床面にほぼ当接する長さのフラップ部31と、吸込具本
体30前方に向かって突出する膨出部32とを一体形成した
バンパー33を配設し、吸込具本体30が壁等に当接した際
にこの膨出部32が吸込具本体30側に押圧されることによ
りバンパーが弾性変形してフラップ部31が前方に回動
し、壁際の塵埃を吸い込むことができるようにしたもの
が知られている。

【０００４】しかしながら、このようなパンパー30にお
いて、バンパー30の上部を上下ケースにて挟持固定しフ
ラップ部31を固定することなく吸込具本体前部において
下方に垂下させるのみでは、バンパーが壁に当接して弾
性変形しフラップ部31が揺動した際に、フラップ部31が
元の状態に復帰せず、吸込具本体前方から空気が流入し
て吸込力が低下することが考えられるため、フラップ部
31を固定する必要があり、フラップ部31の裏面（吸込具
本体側面）に保持部34を一体形成するとともに、保持部
34に係合突部37を形成して、下ケース35の前面に形成し
た保持孔36に保持部34を挿入するように構成している。

【０００５】従ってこのバンパー30を取付ける際は、フ
ラップ部31の保持部34を下ケース35の保持孔35に挿入し
たあと、下ケース35の内側から保持部34を引っ張って係
合突部37を下ケースに係止しなければならないため、バ
ンパー33の取付作業性が悪い欠点がある。

【０００６】また、保持部34を保持孔36に挿入して取り
付けるため、係合突部37を大きくすることができず、保
持部34の抜け止めの確実性に乏しい欠点があった。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、バンパーの取付作業性を向上でき
るとともに、フラップを確実に固定できる床用吸込具を
提供することを課題とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、下面に吸気開
口を有する下ケースと、該下ケースに取り付けられる上
ケースと、前記上下ケースに保持される回動管とからな
る吸込具本体と、前記吸込具本体外周部に配設され、吸
込具本体前部において掃除面に略当接するフラップと壁
等に当接した際に弾性変形することにより前記フラップ
を揺動させる膨出部とを一体形成した弾性材製のバンパ
ーとを備え、前記バンパーのフラップに対応する裏面
に、吸込具本体内側に向かって挿入片を形成し、前記下
ケースの前壁に前記挿入片が挿入される挿入孔を形成す
るとともに、前記下ケースの前壁に連続して下ケース内
側に前記挿入片を載置する載置部とを形成し、前記挿入
片及び載置部に互いに係合する係合手段を設けたことを
特徴とする。

【０００９】また、本発明は、下面に吸気開口を有する
下ケースと、該下ケースに取り付けられる上ケースと、
前記上下ケースに保持される回動管とからなる吸込具本
体と、前記吸込具本体外周部に配設され、吸込具本体前
部において掃除面に略当接するフラップと壁等に当接し
た際に弾性変形することにより前記フラップを揺動させ
る膨出部とを一体形成した弾性材製のバンパーとを備
え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に、吸込具
本体内側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの前
壁に前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するととも
に、前記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記
挿入片を載置する載置部とを形成し、前記上ケースの裏
面には、前記載置部に近接対向して挿入片に係合する押
さえリブを形成したことを特徴とする。

【００１０】さらに、本発明は、下面に吸気開口を有す
る下ケースと、該下ケースに取り付けられる上ケース
と、前記上下ケースに保持される回動管とからなる吸込
具本体と、前記吸込具本体外周部に配設され、吸込具本
体前部において掃除面に略当接するフラップと壁等に当
接した際に弾性変形することにより前記フラップを揺動
させる膨出部とを一体形成した弾性材製のバンパーとを
備え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に、吸込
具本体内側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの
前壁に前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するととも
に、前記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記
挿入片を載置する載置部とを形成し、前記上ケースの裏
面には、前記載置部に近接対向する押さえリブを形成す
るとともに、前記挿入片の前記押さえリブが近接する位
置の後方に、前記押さえリブに係合する係止突起を形成
したことを特徴とする。

【００１１】また、本発明は、下面に吸気開口を有する
下ケースと、該下ケースに取り付けられる上ケースと、
前記上下ケースに保持される回動管とからなる吸込具本
体と、前記吸込具本体外周部に配設され、吸込具本体前
部において掃除面に略当接するフラップと壁等に当接し
た際に弾性変形することにより前記フラップを揺動させ
る膨出部とを一体形成した弾性材製のバンパーとを備
え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に吸込具本
体内側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの前壁
に、前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するととも
に、前記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記
挿入片を載置する載置部を形成し、前記挿入片及び載置
部に互いに係合する係合手段を設けるとともに、前記上
ケースの裏面には、前記載置部に近接対向して前記挿入
片と載置部との係合手段の外れを防止する押さえリブを
形成したことを特徴とする。

【００１２】さらに、本発明は、下面に吸気開口を有す
る下ケースと、該下ケースに取り付けられる上ケース
と、前記上下ケースに保持される回動管とからなる吸込
具本体と、前記吸込具本体外周部に配設され、吸込具本
体前部において掃除面に略当接するフラップと壁等に当
接した際に弾性変形することにより前記フラップを揺動
させる膨出部とを一体形成した弾性材製のバンパーとを
備え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に吸込具
本体内側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの前
壁に、前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するととも
に、前記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記
挿入片を載置する載置部を形成し、前記挿入片及び載置
部に互いに係合する係合手段を設けるとともに、前記上
ケースの裏面には、前記載置部に近接対向して前記挿入
片と載置部との係合手段の外れを防止する押さえリブを
形成し、前記挿入片の前記押さえリブが近接する位置の
後方に、押さえリブに係合する係止突起を形成したこと
を特徴とする。

【００１３】

【実施の形態】本発明の実施の形態を図１乃至図４に基
づいて説明する。

【００１４】１は上下ケース２、３からなる吸込具本体
で、下面に吸込開口４を有するとともに、該上下ケース
２、３に、前記吸込具本体１に対して上下方向に回動自
在に回動管５を保持している。６は前記回動管５に対し
て周方向に回転可能に配設される接続管である。

【００１５】７は前記下ケース３の前面に複数形成され
た挿入孔で、該挿入孔７を介して後述するバンパー10の
挿入片14が吸込具本体１内挿入されるようになってい
る。８は前記下ケース３の前方に形成された載置部で、
後述するバンパー10の挿入片14が載置されるようになっ
ているとともに、該載置部８に後述するバンパー10の係
合孔15に係合する係合リブ９が形成されている。

【００１６】10は前記吸込具本体１の外周部に配設され
る弾性材製のバンパーで、前記上下ケース２、３にて挟
持される挟持部11を有するとともに、前記吸込具本体１
前面に対応する位置に吸込具本体１前方に膨出する膨出
部12と、該膨出部12の下方に一体形成され、先端を掃除
面に略当接させるフラップ部13とを有している。

【００１７】14は前記バンパー10のフラップ部13の裏面
に形成された挿入片で、前記下ケース３の挿入孔７に挿
入されて載置部８に載置されるようになっている。15は
前記挿入片14に形成された係合孔で、該挿入片14が載置
部８に載置された状態で、前記係合リブ９に係合して挿
入片14を下ケース３の挿入孔７から抜け止めし、フラッ
プ部13を固定するようになっている。

【００１８】16は前記挿入片14の前記係合孔15後方に、
係合孔15と間隔を置いて形成された突起で、前記係合孔
15と該突起16との間に、上ケース２の後述する押さえリ
ブ17が近接対向するようになっている。

【００１９】17は前記上ケース２の前方裏面に垂下形成
される押さえリブで、上ケース２を下ケース３に取り付
けた際に、該押さえリブ17が下ケース３の載置部８に近
接対向し、これにより挿入片14の浮き上がりを防止して
挿入片14の係合孔15と載置部８の係合リブ９との係合が
外れるのを防止している。

【００２０】而して、バンパー10を取り付ける際は、下
ケース３の挿入孔７にバンパー10の挿入片14を挿入し、
挿入片14の係合孔15を載置部８の係合リブ９に係合させ
るとともに、上ケース２を取り付けてバンパー10の挟持
部11を上下ケース２、３の開口端にて挟持する。

【００２１】この時、上ケース２の押さえリブ17が挿入
片14の係合孔15と突起16との間に位置して挿入片14に近
接対向し、係合孔15に係合される係合リブ９と突起16と
によりバンパー10の挿入片14のずれを防止するととも
に、押さえリブ17を位置決めしている。

【００２２】この状態で、バンパー10の膨出部12が吸込
具本体１の外周部に位置するとともに、フラップ部13先
端が掃除面に略当接するように配設されており、掃除
中、吸込具本体１が家具や壁等に当接すると、膨出部12
が押圧されて吸込具本体１内側方向へ変形し、フラップ
部13下端が上方に向かって浮き上がり、吸込具本体１前
方から空気が吸い込まれるため、壁際の塵埃を効率よく
吸い込むことができる。

【００２３】この時、バンパー10の挿入片14は下ケース
３の係合リブ９にて係止されるとともに上ケース２の押
さえリブ17にてその係合が外れが防止されて、フラップ
部13の前方への移動を抑制しているため、フラップ部13
が確実に固定され、吸込具本体１が壁等に当接しない状
態では、フラップ部13はその先端が常に床面に略当接す
る状態に保持され、吸込力の低下を防止できる。

【００２４】上記の構成により、バンパー10の挿入片14
を下ケース３の挿入孔７に挿入し、載置部８に載置した
状態で上ケース２を取り付けることにより、バンパー10
のフラップ部13を固定でき、バンパー10の取付作業性を
向上できる。

【００２５】また、フラップ部13を簡単な構成で固定で
きるため、吸込具本体１が壁等に当接しない状態では、
フラップ部13はその先端が常に床面に略当接する状態に
保持され、吸込力の低下を確実に防止できる。

【００２６】尚、上記実施の形態では、挿入片14に突起
16を形成して上ケース２の押さえリブ17に係合させた
が、挿入片14に貫通孔を形成し、押さえリブ17をこの貫
通孔を介して載置部８に当接させて係合してもよい。

【００２７】

【発明の効果】本発明の請求項１によると、下ケースの
挿入孔にバンパーの挿入片を挿入し、上ケースを取り付
けることによりバンパーを固定でき、バンパーの取付作
業性を向上できるとともに、挿入片と載置部とに係合手
段を形成したことにより、簡単な構成で挿入片を抜け止
めしてフラップ部を固定できるため、吸込力の低下を防
止できる。

【００２８】本発明の請求項２によると、下ケースの挿
入孔にバンパーの挿入片を挿入し、上ケースを取り付け
ることによりバンパーを固定でき、バンパーの取付作業
性を向上できるとともに、上ケースを取り付けた際に、
押さえリブが挿入片に係合するため、挿入片の抜け止め
を確実に行ってフラップ部を固定でき、吸込力の低下を
防止できる。

【００２９】本発明の請求項３によると、下ケースの挿
入孔にバンパーの挿入片を挿入し、上ケースを取り付け
ることによりバンパーを固定でき、バンパーの取付作業
性を向上できるとともに、上ケースを取り付けた際に、
挿入片の係止突起が押さえリブに係合して挿入片が抜け
止めされるため、挿入片の抜け止めを確実に行ってフラ
ップ部を固定でき、吸込力の低下を防止できる。

【００３０】本発明の請求項４によると、下ケースの挿
入孔にバンパーの挿入片を挿入し、上ケースを取り付け
ることによりバンパーを固定でき、バンパーの取付作業
性を向上でき、また、挿入片と載置部との係合手段を係
合させるとともに、上ケースを取り付けた際に押さえリ
ブを載置部に近接対向させることにより、挿入片と載置
部との係合が外れるのを防止して挿入片を抜け止めで
き、フラップ部を確実に固定して吸込力の低下を防止で
きる。

【００３１】本発明の請求項５によると、下ケースの挿
入孔にバンパーの挿入片を挿入し、上ケースを取り付け
ることによりバンパーを固定でき、バンパーの取付作業
性を向上でき、また、挿入片と載置部との係合手段を係
合させるとともに、上ケースを取り付けた際に押さえリ
ブが載置部に近接対向して挿入片と載置部との係合が外
れるのを防止し、さらに挿入片の係止突起が押さえリブ
に係合して挿入片が抜け止めされるため、挿入片をより
確実に固定して吸込力の低下を防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態を示す吸込具本体の断面図
である。

【図２】同要部拡大断面図である。

【図３】同一部破断上面図である。

【図４】同吸込具本体の下面図である。

【図５】従来技術を示す吸込具本体の断面図である。

【符号の説明】

１吸込具本体２上ケース３下ケース４吸気開口７挿入孔８載置部９係合リブ（係合手段） 10 バンパー 12 膨出部 13 フラップ部（フラップ） 14 挿入片 15 係合孔（係合手段） 16 突起（係止突起） 17 押さえリブ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者米山顕啓大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号三洋電機株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】下面に吸気開口を有する下ケースと、該
下ケースに取り付けられる上ケースと、前記上下ケース
に保持される回動管とからなる吸込具本体と、前記吸込
具本体外周部に配設され、吸込具本体前部において掃除
面に略当接するフラップと壁等に当接した際に弾性変形
することにより前記フラップを揺動させる膨出部とを一
体形成した弾性材製のバンパーとを備え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に、吸込具本体
内側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの前壁に
前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するとともに、前
記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記挿入片
を載置する載置部とを形成し、前記挿入片及び載置部に
互いに係合する係合手段を設けたことを特徴とする床用
吸込具。
【請求項２】下面に吸気開口を有する下ケースと、該
下ケースに取り付けられる上ケースと、前記上下ケース
に保持される回動管とからなる吸込具本体と、前記吸込
具本体外周部に配設され、吸込具本体前部において掃除
面に略当接するフラップと壁等に当接した際に弾性変形
することにより前記フラップを揺動させる膨出部とを一
体形成した弾性材製のバンパーとを備え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に、吸込具本体
内側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの前壁に
前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するとともに、前
記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記挿入片
を載置する載置部とを形成し、前記上ケースの裏面に
は、前記載置部に近接対向して挿入片に係合する押さえ
リブを形成したことを特徴とする床用吸込具。
【請求項３】下面に吸気開口を有する下ケースと、該
下ケースに取り付けられる上ケースと、前記上下ケース
に保持される回動管とからなる吸込具本体と、前記吸込
具本体外周部に配設され、吸込具本体前部において掃除
面に略当接するフラップと壁等に当接した際に弾性変形
することにより前記フラップを揺動させる膨出部とを一
体形成した弾性材製のバンパーとを備え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に、吸込具本体
内側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの前壁に
前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するとともに、前
記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記挿入片
を載置する載置部とを形成し、前記上ケースの裏面に
は、前記載置部に近接対向する押さえリブを形成すると
ともに、前記挿入片の前記押さえリブが近接する位置の
後方に、前記押さえリブに係合する係止突起を形成した
ことを特徴とする床用吸込具。
【請求項４】下面に吸気開口を有する下ケースと、該
下ケースに取り付けられる上ケースと、前記上下ケース
に保持される回動管とからなる吸込具本体と、前記吸込
具本体外周部に配設され、吸込具本体前部において掃除
面に略当接するフラップと壁等に当接した際に弾性変形
することにより前記フラップを揺動させる膨出部とを一
体形成した弾性材製のバンパーとを備え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に吸込具本体内
側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの前壁に、
前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するとともに、前
記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記挿入片
を載置する載置部を形成し、前記挿入片及び載置部に互
いに係合する係合手段を設けるとともに、前記上ケース
の裏面には、前記載置部に近接対向して前記挿入片と載
置部との係合手段の外れを防止する押さえリブを形成し
たことを特徴とする床用吸込具。
【請求項５】下面に吸気開口を有する下ケースと、該
下ケースに取り付けられる上ケースと、前記上下ケース
に保持される回動管とからなる吸込具本体と、前記吸込
具本体外周部に配設され、吸込具本体前部において掃除
面に略当接するフラップと壁等に当接した際に弾性変形
することにより前記フラップを揺動させる膨出部とを一
体形成した弾性材製のバンパーとを備え、前記バンパーのフラップに対応する裏面に吸込具本体内
側に向かって挿入片を形成し、前記下ケースの前壁に、
前記挿入片が挿入される挿入孔を形成するとともに、前
記下ケースの前壁に連続して下ケース内側に前記挿入片
を載置する載置部を形成し、前記挿入片及び載置部に互
いに係合する係合手段を設けるとともに、前記上ケース
の裏面には、前記載置部に近接対向して前記挿入片と載
置部との係合手段の外れを防止する押さえリブを形成
し、前記挿入片の前記押さえリブが近接する位置の後方
に、押さえリブに係合する係止突起を形成したことを特
徴とする床用吸込具。