JPH1145659A - 映像管パネルの過剰塗布液除去方法及び装置 - Google Patents

映像管パネルの過剰塗布液除去方法及び装置

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Publication number
JPH1145659A
JPH1145659A JP20195397A JP20195397A JPH1145659A JP H1145659 A JPH1145659 A JP H1145659A JP 20195397 A JP20195397 A JP 20195397A JP 20195397 A JP20195397 A JP 20195397A JP H1145659 A JPH1145659 A JP H1145659A
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JP
Japan
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picture tube
tube panel
coating liquid
cleaning
excess coating
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Pending
Application number
JP20195397A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Okawa
郁夫 大川
Tatsuki Nogiwa
辰樹 野際
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1145659A publication Critical patent/JPH1145659A/ja
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像管パネルのシール面の汚れを確実に低減
して映像管パネルの品質を確保する。 【解決手段】 映像管パネル1のシール面に付着した過
剰な塗布液を、映像管パネル1の搬送経路3に配設した
洗浄水供給機能を有する洗浄ローラ4にて洗浄するとと
もにその下部に配設した真空吸引式回収手段5にて真空
吸引して除去するようにした。これにより、シール面に
付着した過剰な塗布液を洗浄ローラ4にて拭き取るとと
もに洗浄水で洗い流し、さらに真空吸引で回収すること
で洗浄ローラ4の洗浄力低下を防ぐとともに回収に伴う
スパッタリングの発生を防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCRTに代表される
映像管パネル内面に塗布された塗布液のうち、パネルの
シール面に付着した過剰な塗布液を除去する映像管パネ
ルの過剰塗布液除去方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像管は、そのパネル内面に1画素ごと
の蛍光体ドットが無数に配され、電子ビームを垂直及び
水平に偏向して走査しながら照射して映像信号に応じて
順次発光させることにより映像を表示するように構成さ
れているが、その蛍光体ドットは、映像管パネル内面に
塗布した光硬化性樹脂塗料の塗布液を所定のパターンで
露光し、露光した部分の樹脂材料を洗い流して現像する
ことにより形成している。所定の工程を終了した後、映
像管パネルは下面のシール面で別部材のファンネルと接
合される。
【0003】ところで、映像管パネル内面に塗布した塗
布液のうち過剰な塗布液は、映像管パネルを下向きにし
て搬送する間に流下してシール面に付着するため、従来
は図3に示すようにスポンジローラにて吸着除去してい
た。
【0004】図3において、21は映像管パネル、22
は映像管パネル21を工程間で搬送する搬送ローラ、2
3はその途中に配設されたスポンジローラである。
【0005】このような従来装置において、映像管パネ
ル21の内面よりはみだし、パネルのシール面に付着し
た塗布液は、工程間を搬送中に、スポンジローラ23上
を通過することによって吸着され若しくは洗浄水で湿ら
せたスポンジローラ23で拭き取られる等して除去され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の映像管パネル21のシール面上の過剰な塗
布液を除去する方法では、映像管パネル21のシール面
に付着した塗布液の半分も除去することができず、その
付着物がそのまま残って乾燥すると粉末状態となり、ダ
スト不良の原因になったり、パネル21とファンネルの
接合不良の原因になるという問題があった。
【0007】また、流し取られた塗布液が回収部で跳ね
返って映像管パネル21の塗布面上に付着する、所謂ス
パッタリングが生じることがあり、製造する映像管パネ
ル21の品質が低下する問題があった。
【0008】また、スポンジローラ23についても自浄
作用を望むことができず、ローラー面に吸着した塗布液
を再び他のシール面に付着させてしまうなどの問題も発
生していた。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、映像
管パネルのシール面の汚れを確実に低減して映像管パネ
ルの品質を確保できる映像管パネルの過剰塗布液除去方
法及び装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の映像管パネルの
過剰塗布液除去方法は、映像管パネルのシール面に付着
した過剰な塗布液を、内部から外面に洗浄水が供給され
る洗浄ローラにて洗浄するとともに真空吸引して除去す
るものであり、シール面に付着した過剰な塗布液を洗浄
水を供給された洗浄ローラで確実に拭き取り除去できる
とともに、浸出する洗浄水で洗い流して真空吸引で回収
することで洗浄ローラ自身の汚れを防止して洗浄力低下
を防止でき、かつ回収に伴うスパッタリングの発生を防
止できることにより、映像管パネルのシール面の汚れを
確実に低減して映像管パネルの品質を確保することがで
きる。
【0011】さらに、少なくとも1つ以上の洗浄ローラ
を配置した搬送経路に沿って映像管パネルを搬送して塗
布液を除去すると、生産性を低下することなく、映像管
パネルの品質を確保することができる。
【0012】また、本発明の映像管パネルの過剰塗布液
除去装置は、映像管パネルのシール面に付着した過剰な
塗布液を除去する映像管パネルの過剰塗布液除去装置で
あって、回転可能に支持され、内部から外面に洗浄水を
供給する手段を備えた洗浄ローラと、真空吸引式回収手
段とを備え、好適には映像管パネルの搬送経路に少なく
とも1つ以上の洗浄ローラを配置し、その下部に真空吸
引式回収手段を配設したものであり、上記除去方法を実
施してその効果を奏することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の映像管パネルの過
剰塗布液除去方法及び装置の一実施形態について図1、
図2を参照して説明する。
【0014】図1において、1は映像管パネルで、多数
の搬送用ローラ2を並列して配設した搬送経路3に沿っ
て工程間を搬送される。この搬送経路3の途中の適所に
1又は複数の洗浄ローラ4が配設され、その下部に真空
吸引式回収手段5が配設されている。この真空吸引式回
収手段5は、洗浄ローラ4の下部空間を区画する吸引ホ
ッパー6とその下端に接続された吸引パイプ7にて構成
され、吸引パイプ7は排気ポンプなどの排気手段(図示
せず)に接続されている。
【0015】洗浄ローラ4は、図2に示すように、中空
ローラ軸8の外周に筒状のスポンジローラ9を固着して
構成されている。中空ローラ軸8にはその内側から外周
面のスポンジローラ9に向けて貫通する複数の流出穴1
0が穿孔されるとともに、中空ローラ軸8の一端は自在
継手11を介して洗浄水供給パイプ12に接続され、他
端は閉鎖されている。また、中空ローラ軸8の両端が軸
受13にて回転自在に支持され、かつ他端部にスプロケ
ット14が固定されて洗浄ローラ4を回転駆動するよう
に構成されている。
【0016】以上の構成において、映像管パネル1が搬
送経路3に沿って工程間を搬送される際に、スプロケッ
ト14にて外から搬送速度よりも速い周速度で回転駆動
されている洗浄ローラ4の上を通過する。また、洗浄ロ
ーラ4には洗浄水供給パイプ12から自在継手11を介
して洗浄水が供給されており、その洗浄水がスポンジロ
ーラ9の外周面に浸出している。そこで、映像管パネル
1の下面となっているシール面に付着した過剰の塗布液
は、回転する洗浄ローラ4にて確実に拭き取り除去され
るとともに洗浄水で洗い流されることになる。さらに、
拭き取られて洗い流された塗布液及び洗浄水は洗浄ロー
ラ4の下部に配設された真空吸引式回収手段5にて真空
吸引されて直ちに回収される。そのため、洗浄ローラ4
は浸出する洗浄水で自浄作用をもち、洗浄ローラ4自身
の汚れによる洗浄力低下が防止されるとともに、直ちに
真空吸引されて排出されるので回収に伴うスパッタリン
グの発生を防止することができ、映像管パネル1のシー
ル面の汚れを確実に低減でき、映像管パネルの品質を確
保することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の映像管パネルの過剰塗布液除去
方法及び装置によれば、以上の説明から明らかなよう
に、映像管パネルのシール面に付着した過剰な塗布液
を、内部から外面に洗浄水が供給される洗浄ローラにて
洗浄するとともに、その下部に配設した真空吸引式回収
手段にて真空吸引して除去するようにしているので、シ
ール面に付着した過剰な塗布液を洗浄ローラにて拭き取
るとともに洗浄水で洗い流すことができ、さらに真空吸
引で回収することで洗浄ローラの洗浄力低下を防ぐとと
もに回収に伴うスパッタリングの発生を防止することが
でき、従って映像管パネルのシール面に汚れを確実に低
減して映像管パネルの品質を確保することができる。
【0018】さらに、少なくとも1つ以上の洗浄ローラ
を配置した搬送経路に沿って映像管パネルを搬送して塗
布液を除去すると、生産性を低下することなく、映像管
パネルの品質を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像管パネルの過剰塗布液除去装置の
一実施形態の斜視図である。
【図2】同実施形態における洗浄ローラの構成を示す断
面図である。
【図3】従来例の映像管パネルの過剰塗布液除去装置の
斜視図である。
【符号の説明】
1 映像管パネル 3 搬送経路 4 洗浄ローラ 5 真空吸引式回収手段 12 洗浄水供給パイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像管パネルのシール面に付着した過剰
    な塗布液を、内部から外面に洗浄水が供給される洗浄ロ
    ーラにて洗浄するとともに真空吸引して除去することを
    特徴とする映像管パネルの過剰塗布液除去方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つ以上の洗浄ローラを配置
    した搬送経路に沿って映像管パネルを搬送して塗布液を
    除去することを特徴とする請求項1記載の映像管パネル
    の過剰塗布液除去方法。
  3. 【請求項3】 映像管パネルのシール面に付着した過剰
    な塗布液を除去する映像管パネルの過剰塗布液除去装置
    であって、回転可能に支持され、内部から外面に洗浄水
    を供給する手段を備えた洗浄ローラと、真空吸引式回収
    手段とを備えたことを特徴とする映像管パネルの過剰塗
    布液除去装置。
  4. 【請求項4】 映像管パネルの搬送経路に少なくとも1
    つ以上の洗浄ローラを配置し、その下部に真空吸引式回
    収手段を配設したことを特徴とする請求項3記載の映像
    管パネルの過剰塗布液除去装置。
JP20195397A 1997-07-28 1997-07-28 映像管パネルの過剰塗布液除去方法及び装置 Pending JPH1145659A (ja)

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JP20195397A JPH1145659A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 映像管パネルの過剰塗布液除去方法及び装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100733916B1 (ko) 2004-06-30 2007-07-03 캐논 가부시끼가이샤 기능성박막을 가지는 전자디바이스의 제조방법
JP2012514300A (ja) * 2008-12-27 2012-06-21 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 連続印刷用の飛散防止装置および方法

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