JPH1145269A - 文書管理支援システムおよびそのシステムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文書管理支援システムおよびそのシステムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH1145269A
JPH1145269A JP9201986A JP20198697A JPH1145269A JP H1145269 A JPH1145269 A JP H1145269A JP 9201986 A JP9201986 A JP 9201986A JP 20198697 A JP20198697 A JP 20198697A JP H1145269 A JPH1145269 A JP H1145269A
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JP9201986A
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Takashi Wakasugi
尚 若杉
Kiyoko Wakatsuki
聖子 若月
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JustSystems Corp
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定された文書中の任意の範囲について、関
連する文書へのリンクを仮想的に生成できるようにする
こと。 【解決手段】 クライアント100は、画面表示されて
いる文書の任意の範囲が指定されると、指定された範囲
の文字列を検索条件として出力する文書閲覧ソフト10
6を有し、文書管理サーバ103は、クライアント10
0から入力した検索条件に基づいて、該当する文書を検
索し、検索した文書の一覧をクライアント100で指定
された範囲に対する仮想的なリンク先とするリンク先リ
ストを出力するリンク生成ソフト105を有し、クライ
アント100の文書閲覧ソフト106は、文書管理サー
バ103から入力したリンク先リストに基づいて、指定
された範囲の記述に関連する文書を画面表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書中の任意の範
囲が指定されると、指定した範囲の記述に関連する文書
へのリンクを仮想的に生成できるようにすることによ
り、文書中の任意の範囲の記述に関連する文書を自由に
参照可能とした文書管理支援システムおよびそのシステ
ムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハイパーテキストと呼ばれる文
書には、リンク先の関連文書または文章を指し示したハ
イパーリンクが埋め込まれている。ハイパーリンクが埋
め込まれたテキストには、下線が引かれているものやハ
イライト表示されているものがあり、他のテキストと識
別できるようになっている。
【0003】マウス等で下線が引かれたテキストをクリ
ックすると、ハイパーリンクに基づいて、クリックした
テキストに関連する文書または文章が自動的に画面表示
される。このようなハイパーテキストが持つ機能は、C
D−ROM上の百科事典等において広く取り入れられて
いると共に、インターネットにおけるWorld Wi
de Web(WWW)の普及に大きく寄与している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、ハイパーリンクが埋め込まれている
テキストに関連する文書等については容易に画面表示し
て参照することができるものの、ハイパーリンクが埋め
込まれているテキストは作者自身が設定したものである
ため、ハイパーリンクが埋め込まれていないテキストに
関連する文書等を参照したい場合には、ハイパーテキス
トが持つ機能を利用することができないという問題点が
あった。すなわち、ハイパーリンクが埋め込まれていな
いテキストに関連する文書を直ちに参照することはでき
なかった。
【0005】また、上記従来の技術によれば、リンク先
の文書等はハイパーリンクによって定められた固定的な
ものであるため、リンク先の文書等の内容が変更された
場合には必要な情報を得ることができず、関連する文書
等が複数存在する場合や関連する文書等が増加した場合
にあっては、その中の1部しか参照することができない
という問題点があった。換言すれば、リンク先が固定さ
れているため、常にリンク先のメンテナンスが必要であ
った。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、文書中の任意の範囲が指定されると、指定した範囲
の記述に関連する文書へのリンクを仮想的に生成できる
ようにすることにより、文書中の任意の範囲の記述に関
連する文書を自由に参照可能にすることを目的とする。
【0007】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、文書中の任意の範囲が指定されると、指定し
た範囲の記述に関連する文書へのリンクを仮想的に生成
できるようにすることにより、リンク先のメンテナンス
を不要にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の文書管理支援システムは、画面表示され
ている文書の任意の範囲が指定されると、指定された範
囲の記述に関連する文書との間に仮想的なリンクを生成
して、前記リンク先の文書の画面表示を可能とする仮想
リンク生成機能を有した文書管理支援システムであっ
て、前記画面表示されている文書の任意の範囲を指定す
る範囲指定手段と、前記範囲指定手段で指定された範囲
の文字列を検索条件として入力し、入力した検索条件に
基づいて、該当する文書を検索する検索手段と、前記検
索手段で検索した文書の一覧を前記範囲指定手段で指定
された範囲に対する仮想的なリンク先として画面表示す
るリンク先表示手段と、を備えたものである。
【0009】また、請求項2の文書管理支援システム
は、請求項1に記載の文書管理支援システムにおいて、
前記リンク先表示手段が、前記文書の表示領域と異なる
表示領域に前記仮想的なリンク先である文書の一覧を画
面表示するものである。
【0010】さらに、請求項3のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、前記請求項1または2に記載の文書
管理支援システムの各手段としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムを記録したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の文書管理支援シス
テムおよびそのシステムとしてコンピュータを機能させ
るためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体の一実施の形態について、添付の図面を参
照しつつ詳細に説明する。
【0012】図1は、本実施の形態の文書管理支援シス
テムのシステム構成図である。図1に示す文書管理支援
システムは、文書を画面表示すると共に、画面表示した
文書の任意の範囲が指定されると、指定された範囲の文
字列を検索条件として出力する文書閲覧ソフト106を
有する複数のクライアント100と、文書DB(データ
ベース)101中の文書から転置ファイル102を生成
すると共に、ベクトル空間法を利用した検索エンジン
(例えば、CLARITECH社のCLARIT等)を
用いて、クライアント100から入力した検索条件に基
づいて、転置ファイル102から該当する文書を検索し
て、クライアント100において指定された範囲の記述
に関連する文書との間に仮想的なリンクを生成するリン
ク生成ソフト105を有する文書管理サーバ103と、
上記クライアント100や文書管理サーバ103等を接
続するネットワーク104と、から構成されている。
【0013】図1において、文書DB101は、クライ
アント100等で作成された複数の文書を格納したもの
であり、格納される文書は、ワープロ文書や、SGM
L,HTML等の構造化文書等、いかなる種類の文書で
あっても良い。本実施の形態においては、この文書DB
101中の文書を検索対象とするが、検索対象を文書D
B101中の文書に限定するものではない。
【0014】転置ファイル102は、文書DB101中
の複数の文書と、これら複数の文書それぞれから後述す
る方法で抽出した複数の索引語との関係を規定すること
により、ある索引語が各文書それぞれにおいてどの程度
重要な語彙であるかをベクター表現を用いて示したもの
であって、この索引語を用いて該当する文書を検索する
ことができるようにしたものである。
【0015】具体的には、1つの文書を複数のセンテン
スからなるサブドキュメント単位に区切り、サブドキュ
メントから上記索引語となる名詞句を抽出して、抽出し
た名詞句それぞれについて、サブドキュメント中の出現
頻度,文書DB101全体における分布等の統計情報を
求め、求めた名詞句毎の統計情報を用いて各サブドキュ
メントをベクター表現に変換する。そして、変換したサ
ブドキュメントのベクター表現に基づいて、文書のベク
ター表現を生成する。転置ファイル102は、このよう
にしてベクター表現された文書DB101中の文書を格
納したものである。
【0016】なお、各索引語には、対応する文書中の重
要度に応じた重み付けを行うことができる。また、文書
のベクター表現については、実際の検索を行う際に、サ
ブドキュメントのベクター表現に基づいて生成すること
にしても良い。
【0017】クライアント100および文書管理サーバ
103は、パーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等によって構成される。
【0018】クライアント100は、上述したように、
文書を画面表示して閲覧するための文書閲覧ソフト10
6を有している。文書閲覧ソフト106は、クライアン
ト100のユーザが画面表示している文書から任意の範
囲を指定すると、指定された範囲の文字列を検索条件と
して文書管理サーバ103に出力する機能を有してい
る。
【0019】図2は、文書管理サーバ103において、
リンク生成ソフト105の処理を示す概略ブロック図で
ある。リンク生成ソフト105は、文書DB101中の
文書を転置ファイル102に登録する処理と、ベクトル
空間検索を利用した検索処理を行い、クライアント10
0で選択された範囲の記述に関連する文書との間に仮想
的なリンクを生成するものである。
【0020】リンク生成ソフト105において、転置フ
ァイル102を生成する処理は、自然言語処理モジュー
ル200と、データベース・ビルド・コンポーネント2
05とによって行われる。
【0021】具体的に、自然言語処理モジュール200
は、文書DB101から文書を入力し、入力した文書に
ついて、文書のフォーマットの認識処理や、品詞情報等
を格納した辞書201および各単語の係り受け等を解析
するための文法辞書202を用いて形態素解析,構文解
析,名詞句抽出等の解析処理を行い、上述したサブドキ
ュメント毎の名詞句リストを含むドキュメント・セット
204を生成する。
【0022】データベース・ビルド・コンポーネント2
05は、自然言語処理モジュール200で生成したドキ
ュメント・セット204を入力し、入力したドキュメン
ト・セット204中の各サブドキュメントをベクター表
現に変換すると共に、サブドキュメントのベクター表現
に基づいて、文書のベクター表現を生成して転置ファイ
ル102に登録する。
【0023】また、リンク生成ソフト105において、
仮想的なリンクの生成処理は、自然言語処理モジュール
200と、クエリー・ビルド・コンポーネント207
と、検索エンジン209とによって行われる。
【0024】具体的に、自然言語処理モジュール200
は、クライアント100の文書閲覧ソフト106から検
索条件206(指定された範囲の文字列)を入力し、入
力した検索条件206について、品詞情報等を格納した
辞書201および各単語の係り受け等を解析するための
文法辞書202を用いて形態素解析,構文解析,名詞句
抽出等の解析処理を行い、検索条件206中の名詞句リ
ストを含むドキュメント・セット204を生成する。
【0025】クエリー・ビルド・コンポーネント207
は、自然言語処理モジュール200から入力したドキュ
メント・セット204を構成する各名詞句について、検
索条件206(ドキュメント・セット204)中の出現
頻度,文書DB101(転置ファイル102)全体にお
ける分布等の統計情報を求め、求めた統計情報を用いて
検索条件206をベクター表現に変換したクエリー・ド
キュメント208を生成する。
【0026】検索エンジン209は、クエリー・ビルド
・コンポーネント207で生成したクエリー・ドキュメ
ント208を入力し、転置ファイル102中の各文書の
ベクター表現とクエリー・ドキュメント208(検索条
件206のベクター表現)とを比較して、クエリー・ド
キュメント208との類似度に応じたスコアを各文書に
付与し、所定の閾値を超えるスコアの文書を選択して、
選択した文書をクライアント100で指定した範囲のリ
ンク先とするリンク先リスト210を生成する。
【0027】なお、図1においては、文書DB101お
よび転置ファイル102をネットワーク104に単独に
接続した構成を示したが、これらを文書管理サーバ10
3に直接接続する構成としても良い。また、図1におい
ては、本実施の形態の文書管理支援システムをネットワ
ーク104を介したシステムで構成するように示した
が、クライアント100および文書管理サーバ103の
機能を1台のコンピュータに持たせることもできる。
【0028】次に、上述した構成を備えた文書管理支援
システムの動作について、(1)転置ファイルの生成処
理,(2)仮想的なリンクの生成処理の順で詳細に説明
する。
【0029】(1)転置ファイルの生成処理 図3は、転置ファイルの生成処理を示すフローチャート
である。文書管理サーバ103のリンク生成ソフト10
5は、クライアント100等によって作成された新たな
文書が文書DB101に登録された場合(S301)、
この文書を入力して転置ファイル102に登録するため
の処理を開始する(S302)。
【0030】リンク生成ソフト105において、自然言
語処理モジュール200は、ステップS302で入力し
た文書を解析する処理を行う(S303)。具体的に
は、入力した文書がワープロ文書,HTML等の構造化
文書等、いかなるフォーマットの文書であるかを判定す
る処理を行う。その後、辞書201および文法辞書20
2を用いて形態素解析,係り受け等の構文解析を行い、
文書を複数のサブドキュメントに区分すると共に、区分
したサブドキュメントから名詞句を抽出する等の処理を
行う。
【0031】そして、自然言語処理モジュール200
は、ステップS303における処理の結果に基づいて、
サブドキュメント毎に名詞句リストを生成し、生成した
名詞句リストを含むドキュメント・セット204を生成
する(S304)。
【0032】その後、データベース・ビルド・コンポー
ネント205は、自然言語処理モジュール200で生成
したドキュメント・セット204を入力し、文書のベク
ター表現を生成して転置ファイル102に登録する処理
を行う(S305)。
【0033】具体的には、ドキュメント・セット204
中のサブドキュメントの各名詞句を転置ファイル102
の索引語として、サブドキュメント中の出現頻度,文書
DB101全体における分布等の統計情報を求め、求め
た名詞句毎の統計情報を用いてサブドキュメントをベク
ター表現に変換する。この処理をドキュメント・セット
204中の全てのサブドキュメントについて行い、変換
したサブドキュメントのベクター表現に基づいて、文書
のベクター表現を生成して転置ファイル102に登録す
る。その結果、文書DB101に新たに登録された文書
が転置ファイル102に登録されることになる。
【0034】(2)仮想的なリンクの生成処理 続いて、仮想的なリンクの生成処理について説明する。
図4は、仮想的なリンクの生成処理を示すフローチャー
トである。クライアント100のユーザは、文書閲覧ソ
フト106で画面表示されている文書において、関連文
書へのリンクを生成したい範囲を指定し(S401)、
リンク生成処理の実行を指定する(S402)。
【0035】図5(a)は、ステップS401におい
て、リンクを生成したい範囲の指定を行った様子を、図
5(b)は、リンク生成処理の実行を指定する様子をそ
れぞれ示す説明図である。
【0036】図5(a)に示すように、クライアント1
00のユーザは、図示しないマウス等を用いて、文書閲
覧ソフト106で画面表示された文書500から関連文
書へのリンクを生成したい任意の範囲501を指定す
る。範囲501は、図5に示すように段落を単位とした
もの以外に、単語,文章,全文書,ページ全体,エンベ
ット,オブジェクト,編集中の文書に関連づけられた文
書等、いかなるものであっても良い。
【0037】そして、ユーザは、図5(b)に示すよう
に、図示しないマウスの右ボタンをクリックしてメニュ
ー502を開き、「リンク生成」を選択することによっ
てリンク生成処理の実行を指定する。リンク生成処理の
実行が指定されると、文書閲覧ソフト106は、指定さ
れた範囲の文字列を検索条件206として文書管理サー
バ103に出力する。
【0038】なお、ここでは、図5(b)に示すように
メニュー502を開いてリンク生成処理の実行を指定す
ることにしたが、リンク生成処理の実行を指定するため
のアイコンを用意しておくことにしても良い。
【0039】図4に戻り、自然言語処理モジュール20
0は、指定された範囲501の文字列を検索条件206
として入力し、入力した検索条件206の解析処理を行
う(S403)。具体的には、辞書201および文法辞
書202を用いて形態素解析,係り受け等の構文解析処
理を行う。
【0040】そして、自然言語処理モジュール200
は、ステップS403で行った処理の結果に基づいて、
検索条件206中の名詞句のリストを含むドキュメント
・セット204を生成する(S404)。
【0041】クエリー・ビルド・コンポーネント207
は、自然言語処理モジュール200から入力したドキュ
メント・セット204を構成する各名詞句について、検
索条件206(ドキュメント・セット204)中の出現
頻度,文書DB101(転置ファイル102)全体にお
ける分布等の統計情報を求め、求めた統計情報を用いて
ドキュメント・セット204をベクター表現に変換した
クエリー・ドキュメント208(検索条件206のベク
ター表現)を生成する(S404)。
【0042】検索エンジン209は、クエリー・ビルド
・コンポーネント207で生成したクエリー・ドキュメ
ント208を入力し、転置ファイル102中の各文書の
ベクター表現とクエリー・ドキュメント208(検索条
件206のベクター表現)とを比較して、クエリー・ド
キュメント208との類似度に応じたスコアを各文書に
付与する(S405)。すなわち、ベクトル空間法によ
る検索処理が行われる。
【0043】なお、類似度に応じたスコアは、各文書と
クエリー・ドキュメント208との類似度を余弦距離に
基づいて表現したものであり、スコアが大きい文書がよ
りクエリー・ドキュメント208と類似していることを
表している。
【0044】そして、検索エンジン209は、予め設定
されたスコアの閾値に基づいて、閾値を超えるスコアの
文書を選択すると共に、選択した文書をクライアントで
指定した範囲501のリンク先とするためのリンク先リ
スト210を生成してクライアント100に出力するす
る(S406)。なお、このリンク先リスト210は、
クエリー・ドキュメント208(指定した範囲501)
との関連性の高い文書から順に並べたものである。
【0045】クライアント100の文書閲覧ソフト10
6は、検索エンジン209からリンク先リスト210を
入力し、入力したリンク先リスト210に基づいて、指
定した範囲501に最も関連する文書から順に並べたリ
ンク先文書一覧を画面表示する(S407)。
【0046】図6は、文書閲覧ソフト106において、
リンク先文書一覧を画面表示した様子の一例を示す説明
図である。図6において、600は文書を表示する文書
表示ウィンドウを、601はリンク先文書一覧を示すリ
ンク先表示ウィンドウをそれぞれ示している。
【0047】クライアント100のユーザがマウス等を
用いてリンク先表示ウィンドウ601中のリンク先を指
定すると、文書500において指定した範囲501との
仮想的なリンクが生成された文書が文書DB101から
読み出され、文書表示ウィンドウ600に表示される。
また、リンク先表示ウィンドウ601中の他のリンク先
を指定することにより、他の文書が文書表示ウィンドウ
600に表示される。クライアント100のユーザは、
上述したようにして生成した仮想的なリンクを利用し
て、指定した範囲501に関連する文書を閲覧すること
ができる。
【0048】また、リンク先表示ウィンドウ601を文
書表示ウィンドウ600とは別に設けておくことによ
り、常にリンク先一覧を画面表示しておくことができ、
直ちにリンク先の文書を読み出すことができる。すなわ
ち、文書と同一のウィンドウにリンク先一覧を表示した
場合には、一度リンク先の文書を表示するとリンク先一
覧が隠れてしまい、再びリンク先一覧に戻ってリンク先
の文書を指定するという操作を行わなければならない
が、文書表示ウィンドウ600とリンク先表示ウィンド
ウ601とを別々に用意することにより、直ちにリンク
先を指定することができるため、操作性の向上を図るこ
とができる。なお、文書表示ウィンドウ600とリンク
先表示ウィンドウ601とを別々に用意するのではな
く、同一のウィンドウを分割して文書とリンク先一覧を
表示することにしても良い。
【0049】このように、本実施の形態の文書管理支援
システムによれば、文書500中の任意の範囲501が
指定されると、指定した範囲501の記述に関連する文
書へのリンクを仮想的に生成するため、文書500中の
任意の範囲501の記述に関連する文書を自由に参照可
能にすることができると共に、リンク先の文書が変更さ
れた場合等におけるメンテナンスを不要にすることがで
きる。
【0050】なお、リンク先として一覧表示された文書
において、ユーザがリンク先としてふさわしいと思う文
書やふさわしくないと思う文書については、その結果を
文書管理サーバ103にフィードバックすることができ
る。すなわち、ユーザは、リンク先としてふさわしいと
思う文書に対して、正の重み、例えば「+」を指定する
ことができ、リンク先としてふさわしくないと思う文書
に対して負の重み、例えば「−」を指定することができ
る。その結果、入力した重みが正の指定である場合に
は、転置ファイル102中の該当する文書の重みが強化
され、入力した重みが負の指定である場合には、文書の
重みが弱められる。
【0051】また、本実施の形態においては、ベクトル
空間法による検索を例にとって仮想的なリンクを生成す
ることを説明したが、ブーリアン検索により仮想的なリ
ンクを生成することもできる。
【0052】また、本実施の形態の文書管理支援システ
ムは、インターネット上のWeb文書においても利用可
能であることは明らかである。
【0053】さらに、本実施の形態で説明した文書管理
支援システムは、予め用意されたプログラムをコンピュ
ータやワークステーションで実行することによって実現
される。このプログラムは、ハードディスク,フロッピ
ーディスク,CD−ROM,MO,DVD等のコンピュ
ータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュー
タによって記録媒体から読み出されることによって実行
される。また、このプログラムは、上記記録媒体を介し
て、またはネットワークを介して配布することができ
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文書管理
支援システム(請求項1)によれば、画面表示されてい
る文書の任意の範囲が指定されると、指定された範囲の
記述に関連する文書との間に仮想的なリンクを生成し
て、リンク先の文書の画面表示を可能とする仮想リンク
生成機能を有した文書管理支援システムであって、画面
表示されている文書の任意の範囲を指定する範囲指定手
段と、範囲指定手段で指定された範囲の文字列を検索条
件として入力し、入力した検索条件に基づいて、該当す
る文書を検索する検索手段と、検索手段で検索した文書
の一覧を範囲指定手段で指定された範囲に対する仮想的
なリンク先として画面表示するリンク先表示手段と、を
備えたため、文書中の任意の範囲の記述に関連する文書
を自由に参照可能にすることができる。また、必要に応
じてリンクを生成することができるため、リンク先の文
書が変更された場合等におけるメンテナンスを不要にす
ることができる。
【0055】また、本発明の文書管理支援システム(請
求項2)によれば、請求項1に記載の文書管理支援シス
テムにおいて、リンク先表示手段は、文書の表示領域と
異なる表示領域に仮想的なリンク先である文書の一覧を
画面表示するため、文書の表示によって文書の一覧が隠
されてしまうことがなく、直ちにリンク先を指定するこ
とができる。したがって、操作性の向上を図ることがで
きる。
【0056】さらに、本発明のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体(請求項3)によれば、請求項1または2
に記載の文書管理支援システムの各手段としてコンピュ
ータを機能させるためのプログラムを記録したため、記
録したプログラムをコンピュータに実行させることによ
り、文書中の任意の範囲の記述に関連する文書を自由に
参照可能にすることができると共に、リンク先のメンテ
ナンスを不要にすることができる文書管理支援システム
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の文書管理支援システムのシステ
ム構成図である。
【図2】本実施の形態の文書管理支援システムにおい
て、リンク生成ソフトの処理を示す概略ブロック図であ
る。
【図3】本実施の形態の文書管理支援システムにおい
て、転置ファイルの生成処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】本実施の形態の文書管理支援システムにおい
て、仮想的なリンクの生成処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】本実施の形態の文書管理支援システムにおい
て、(a)は、リンクを生成したい範囲の指定を行った
様子を、(b)は、リンク生成処理の実行を指定する様
子をそれぞれ示す説明図である。
【図6】本実施の形態の文書管理支援システムにおい
て、リンク先文書一覧を画面表示した様子の一例を示す
説明図である。
【符号の説明】
100 クライアント 101 文書DB 102 転置ファイル 103 文書管理サーバ 104 ネットワーク 105 文書管理サーバ 106 リンク生成ソフト 200 自然言語処理モジュール 201 辞書 202 文法辞書 204 ドキュメント・セット 205 データベース・ビルド・コンポーネント 206 検索条件 207 クエリー・ビルド・コンポーネント 208 クエリー・ドキュメント 209 検索エンジン 210 リンク先リスト 500 文書 501 範囲 502 メニュー 600 文書表示ウィンドウ 601 リンク先表示ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/403 380D 15/419 320

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面表示されている文書の任意の範囲が
    指定されると、指定された範囲の記述に関連する文書と
    の間に仮想的なリンクを生成して、前記リンク先の文書
    の画面表示を可能とする仮想リンク生成機能を有した文
    書管理支援システムであって、 前記画面表示されている文書の任意の範囲を指定する範
    囲指定手段と、 前記範囲指定手段で指定された範囲の文字列を検索条件
    として入力し、入力した検索条件に基づいて、該当する
    文書を検索する検索手段と、 前記検索手段で検索した文書の一覧を前記範囲指定手段
    で指定された範囲に対する仮想的なリンク先として画面
    表示するリンク先表示手段と、 を備えたことを特徴とする文書管理支援システム。
  2. 【請求項2】 前記リンク先表示手段は、前記文書の表
    示領域と異なる表示領域に前記仮想的なリンク先である
    文書の一覧を画面表示することを特徴とする請求項1に
    記載の文書管理支援システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2に記載の文書管理
    支援システムの各手段としてコンピュータを機能させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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