JPH1144811A - カラーフィルタ製造装置 - Google Patents

カラーフィルタ製造装置

Info

Publication number
JPH1144811A
JPH1144811A JP19891597A JP19891597A JPH1144811A JP H1144811 A JPH1144811 A JP H1144811A JP 19891597 A JP19891597 A JP 19891597A JP 19891597 A JP19891597 A JP 19891597A JP H1144811 A JPH1144811 A JP H1144811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine movement
movement mechanism
ink jet
color filter
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19891597A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Ishimaru
直彦 石丸
Shizunori Kaneko
静則 金子
Yoshihiro Hozumi
由浩 穂積
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP19891597A priority Critical patent/JPH1144811A/ja
Publication of JPH1144811A publication Critical patent/JPH1144811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェット法によるカラーフィルタ製造装
置で、インクジェットヘッドの取り付け位置精度を向上
させる。 【解決手段】インクジェットヘッド1を台座2に多軸微
動機構3を介して取り付ける。この多軸微動機構3は、
基板に平行な平面内で軸方向に移動可能なx軸微動機構
4A及びy軸微動機構4B、基板に垂直な軸方向に移動
可能なz軸微動機構4C及び基板に平行な平面内での回
転可能なθ軸微動機構4Dを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット法
によりカラーフィルタを製造するためのカラーフィルタ
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーフィルタを製造するカラー
フィルタ製造方法としては、フォトリソ工程を用いた顔
料分散法や電着法が使用されている。しかし、これらの
製造方法はフォトリソ工程を用いているため、生産性が
低くより生産性が高くかつ低コストで製造できるカラー
フィルタ製造方法が望まれ、インクジェット法によるカ
ラーフィルタ製造方法が注目され始めている。
【0003】このインクジェット法によるカラーフィル
タ製造方法では、インクジェットヘッドを基板に対して
相対的に移動し、着色インクを吐出して着色層を形成す
る。このカラーフィルタは大旨50〜300μm程度の
ピッチで正確に着色層を形成しなくてはいけなく、製造
時にはインクジェットヘッドと基板との間で厳密な位置
合わせが要求されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような位置合わせ
をインクジェットヘッドの台座への取付の際に厳密に行
うのは難しい。厳密には実際に着色インクを吐出させ
て、その吐出位置を測定して位置を調整する必要があ
る。このような位置調整を一旦取付を行った後に行わな
ければならなく、その作業は面倒なものであった。
【0005】特に、カラーフィルタ製造では、500×
600mmというような基板で全面で正確に上記のよう
な画素に着色層を形成する必要がある。このような大型
基板で1μmオーダーでの位置合わせを装置自体の調整
機構で行おうとすると、装置が複雑化してしまうという
問題点があった。
【0006】このため、一旦インクジェットヘッドを台
座に取り付けた後で、容易に微調整可能なカラーフィル
タ製造装置が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の問題点
を解決すべくなされたものであり、インクジェットヘッ
ドと、インクジェットヘッドと基板とを相対的に移動さ
せる走査手段とを有するインクジェット法によるカラー
フィルタ製造装置において、インクジェットヘッドを台
座に多軸微動機構を介して取り付けてなることを特徴と
するカラーフィルタ製造装置を提供する。
【0008】また、その多軸微動機構が、基板に平行な
平面内の2方向への微動及び基板に平行な平面内での回
転の少なくとも3軸での微動機構を有しているカラーフ
ィルタ製造装置、及び、それらの多軸微動機構が圧電体
を用いた微動機構であるカラーフィルタ製造装置を提供
する。
【0009】また、それらの1つの台座に複数のインク
ジェットヘッドが取り付けられ、インクジェットヘッド
相互の位置が多軸微動機構により調整されるカラーフィ
ルタ製造装置、及び、そのインクジェットヘッドから着
色インクを吐出させて吐出位置を測定し、複数のインク
ジェットヘッド相互の位置を多軸微動機構により調整し
たカラーフィルタ製造装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、インクジェッ
トヘッドを用いてカラーフィルタを製造する場合に、イ
ンクジェットヘッドを台座に多軸微動機構を介して取り
付けることにより、インクジェットヘッドの位置の微調
整を容易に簡便な手段で行うことができる。
【0011】特に、1つの台座に複数のインクジェット
ヘッドを取り付け、それらのインクジェットヘッド相互
の位置を多軸微動機構により調整することにより、多数
のノズルから同時に着色吐出するようにでき、生産性が
極めて向上する。
【0012】本発明での微動とは最大値で平行移動で5
〜50μm程度、回転移動で1/50〜1/500ラジ
アン程度である。この微動の最大値は、より大きくした
り、小さくしたりしてもよいが、カラーフィルタ製造装
置の位置調整機能に応じて適宜決めればよい。
【0013】図1は、本発明のカラーフィルタ製造装置
のインクジェットヘッド周辺の基本的例の斜視図であ
る。図1において、1はインクジェットヘッド、2は台
座、3は多軸微動機構、4A〜4Dは多軸微動機構3に
おける4つの微動機構を示している。微動機構4A〜4
Dは、x軸微動機構4A、y軸微動機構4B、z軸微動
機構4C及びθ軸微動機構4Dからなっている。
【0014】このx軸及びy軸は、基板に平行な平面内
の直交する2軸を意味し、x軸微動機構4A及びy軸微
動機構4Bはその軸方向に微動可能にされている。ま
た、z軸は基板に平行な平面に垂直な軸を意味し、z軸
微動機構4Cはその軸方向に微動可能にされている。ま
た、θ軸は基板に平行な平面内での回転のための軸を意
味し、θ軸微動機構4Dはそれを軸にして基板に平行な
平面内でわずかに回転可能にされている。
【0015】これらのx軸、y軸、z軸は必ずしも相互
に直交している必要はないが、相互に直交させておく方
が調整がしやすく好ましい。θ軸の軸方向は通常z軸と
同じにすればよい。
【0016】また、この例では4つの微動機構をインク
ジェットヘッド1側からx軸微動機構4A、y軸微動機
構4B、z軸微動機構4C、θ軸微動機構4Dの順に配
置したが、これはこの順序に限られるものではないし、
必ずしも4個そろっている必要もない。
【0017】本発明のこの多軸微動機構は、少なくとも
上記の4軸のうち、2軸以上で微動可能にされる。特
に、基板に平行な平面内の2軸で微動可能にされること
が好ましい。これにより、平面でほぼ位置調整ができ
る。インクジェットヘッドを傾けて取り付けたり、複数
のインクジェットヘッドを台座に取り付ける場合には、
さらに、θ軸微動機構を加えておくことが好ましい。こ
れにより、複数のインクジェットヘッドが相互に平行に
配置することが容易になる。これにさらにz軸方向での
z軸微動機構も加えておけば、より調整がしやすくな
る。
【0018】図2は、3個のインクジェットヘッドを1
つの台座に取り付けた例の斜視図である。図2におい
て、11A〜11Cはインクジェットヘッド、12は台
座、13A〜13Cは多軸微動機構を示している。この
ように複数のインクジェットヘッドを取り付けると、個
々に位置合わせを行ってインクジェットヘッドを取り付
けてもインクジェットヘッド相互間での調整が不十分に
なりやすい。
【0019】個々のインクジェットヘッドにおいて、基
板に平行な平面内の2軸においても数μm程度のずれが
生じやすく、複数のインクジェットヘッドが関係する
と、それら全体ではよりずれは拡大する。さらに、イン
クジェットのノズルが1個のインクジェットヘッドには
数十あり、このノズルを結ぶ線を複数のインクジェット
ヘッド間で完全に平行に取り付けることも難しい。この
線が複数のインクジェットヘッド間で角度をもって取り
付けられると、通常間隔がずれてしまうので、着色に悪
影響がでやすい。
【0020】図3は、インクジェットヘッドが傾斜時の
状態を示す平面図である。図3において、21はインク
ジェットヘッド、25A、25Bは着色インクを吐出す
るノズルを示しており、Wはノズル25Aとノズル25
Bとの距離、Φはインクジェットヘッドの走査方向に垂
直な線からインクジェットヘッドが傾斜している角度、
Pはインクジェットヘッド走査方向に垂直な方向におけ
る着色インクの吐出距離(画素のピッチ)を示してい
る。
【0021】インクジェット法によるカラーフィルタ製
造の場合、インクジェットヘッドとして個々のカラーフ
ィルタの画素サイズに合わせてノズルの間隔を調整した
インクジェットヘッドを用いることもできる。しかし、
このためには画素サイズが異なるカラーフィルタを製造
する毎に特定のインクジェットヘッドを準備する必要が
ある。
【0022】このため、インクジェットヘッドを傾斜し
て取り付け見かけ上のピッチを可変することができる。
図2の例を参照すると、ノズル間隔はWで一定である
が、インクジェットヘッドの走査方向に垂直な線(図2
では水平線)からインクジェットヘッドをある角度Φだ
け傾斜させることができる。この場合、インクジェット
ヘッド走査方向に垂直な方向における着色インクの吐出
距離(これが画素のピッチになる)Pは、P=W・co
sΦで表される。
【0023】このため、角度Φを任意に調整することよ
り、Wよりも狭い幅での着色インクの吐出が可能にな
る。まずインクジェットヘッドを台座に取り付ける際に
当然位置合わせは行い、ある程度の取り付け精度は得ら
れる。本発明はその取り付け後の微調整を多軸微動機構
で行う。この角度Φの微動調整をθ軸微動機構で行うこ
とができる。
【0024】特に、2個以上のインクジェットヘッドを
1個の台座に取り付けた場合、この角度Φの調整がある
と、個々のインクジェットヘッドのノズルを結ぶ線がイ
ンクジェットヘッド毎にわずかに食い違うことがある。
この食い違いは、角度Φのずれであり、当然Pも食い違
ってくるので、800ライン以上というような画素数を
描画する時に1ノズルわずか0.1μmのずれであって
も80μmのずれが生じてしまうということになる。
【0025】このため、このような複数のインクジェッ
トヘッドを1個の台座に取り付けて描画する場合には、
この角度Φの微動調整をθ軸微動機構で行うことは大き
な意味を持つ。
【0026】本発明の多軸微動機構は、各種微動調整が
可能な微動機構が使用できる。なかでも圧電素子を用い
た微動機構が好ましい。これは、本発明の微動機構は、
常時微動して調整するのではなく、最初に位置合わせす
る時のみ調整可能に微動できればよいためである。これ
により極めて小型で簡便な微動機構が可能になる。圧電
素子は電圧印加により、移動量が容易に制御でき、かな
り微細な調整が容易にできる。
【0027】特に、台座にインクジェットヘッドを位置
合わせして取り付けた後、圧電素子による微動機構を用
いて調整して、その状態を保つようにすればよい。すな
わち、設定した電圧を印加し続ければよい。また、圧電
素子による微動機構を用いて調整して、その状態を接着
剤や治具で完全に台座とインクジェットヘッド固定する
ことにより、圧電素子への電圧の印加を止めてもよい。
この場合には、原則的にはその後は圧電素子への電圧の
印加は不要になる。接着剤を用いる場合には、光硬化性
樹脂接着剤を用いることが好ましい。短時間で強固に接
着できる。
【0028】位置調整は、インクジェットヘッドから着
色インクを吐出させて吐出位置を測定することが好まし
い。これは、個々のインクジェットヘッドの精度に問題
があっても、着色インクを吐出させて吐出位置を測定す
れば、正確に調整することができるためである。
【0029】図4は、本発明に用いる代表的なカラーフ
ィルタ製造装置の例を示す正面図である。図4におい
て、31はインクジェットヘッド、32は台座、33は
多軸微動機構、36はインクジェットヘッドが動くガイ
ドレール、37は基板、38は基板を載せて動かすスラ
イドテーブル、39スライドテーブルが載っている基台
を示している。
【0030】この図の例では、インクジェットヘッド3
1はガイドレール36に沿って図の横方向(以下X方向
という)に移動し、カラーフィルタを形成する基板37
はスライドテーブル38によって図の奥行き方向(以下
Y方向という)に移動するようにされている。なお、こ
の例ではそのような動きをするということで説明してい
るが、基本的にはインクジェットヘッド31が上記のX
及びYの両方向に移動するようにされていてもよい。な
お、ここでいうX方向、Y方向は、前記したx軸、y軸
とは同じであってもよいし、違っていてもよい。
【0031】このインクジェットヘッド31をカラーフ
ィルタを形成する基板37に対して走査して、ストライ
プ状、モザイク状等に所望のカラーフィルタを形成す
る。この際、1色毎に形成してもよいし、複数色同時に
形成してもよい。
【0032】このインクジェットヘッドは、1つのノズ
ルから着色インクを吐出して1列ずつカラーフィルタを
形成する場合にも適用できるが、通常は数十本のノズ
ル、場合によっては数百本のノズルを用いて同時に多数
の列の画素に対してカラーフィルタを形成することが好
ましい。
【0033】1個のインクジェットヘッドは数十本のノ
ズルを有するものは容易に製造できるが、数百本のノズ
ルを有するものは製造が難しい。また、ノズル数が多い
と、その内1本が不良になっても交換が必要になる。こ
のため、1個のインクジェットヘッドは数十本程度のノ
ズルを有するものとすることが好ましい。本発明ではこ
のような数十本程度のノズルを有するインクジェットヘ
ッドを複数配置して一度に百とか百数十というようなラ
インを同時に描画することができ、生産性が高くなる。
【0034】また、このような製造装置に、カメラ等の
光学的検知装置を配置してノズルの汚れや吐出した液滴
の大きさ等を判別して、ノズルのふき取りやヘッド内の
洗浄を自動制御したり、インクジェットヘッドの各ノズ
ルに対応した駆動用の圧電素子の駆動を制御することも
できる。
【0035】本発明のカラーフィルタは、STNLC
D、強誘電LCD等用のストライプ状のカラーフィル
タ、TFTLCD等用のモザイク状のカラーフィルタ等
各種のカラーフィルタとして用いられる。
【0036】LCD用のカラーフィルタの場合には、こ
の上に平坦化等のための透明な樹脂コート層や無機材料
のコート層を形成し、さらにITO等の電極を積層して
カラーフィルタ付き電極基板として用いる。この電極は
必要に応じて、パターニングする。
【0037】このようにして形成されたカラーフィルタ
付き電極基板ともう1枚の電極基板とを対向させ、その
間に液晶を挟持することによりLCDを形成する。な
お、プラズマにより駆動するLCDの場合には、片側の
基板の内面には電極を形成しない場合もある。
【0038】
【実施例】図1、図2及び図4に示すようなカラーフィ
ルタ製造装置を使用した。カラーフィルタ製造装置の全
体としては、図4に示すようにおおよそ直交するインク
ジェットヘッド31の走行系(図4の左右方向(X方
向))及びガラス基板の送り系(図4の奥行き方向(Y
方向))からなっている。
【0039】インクジェットヘッドは、ノズル径35μ
m、ノズル間隔(W)210μm、ノズル数20、位置
合わせようの基準面とノズル位置の精度±3μmという
ものを3個準備した。カラーフィルタを描画するガラス
基板は、樹脂遮光膜付きの12.1インチSVGAサイ
ズのものを用いた。このガラス基板では、RGB3色の
画素のピッチ(P)が306μmであった。
【0040】インクジェットヘッドを取り付ける多軸微
動機構としては、図1に示すような4軸での微動調整が
圧電素子で可能なものを用いた。基板に平行な平面内の
微動を行うx軸微動機構及びy軸微動機構、基板に垂直
の方向に微動を行うz軸微動機構、基板に平行な平面内
で回転が可能なθ軸微動機構を備えている。
【0041】このx軸微動機構、y軸微動機構及びz軸
微動機構はいずれも30μmの範囲内で軸方向に微動調
整が可能なものを用いた。θ軸微動機構は基板に垂直な
z軸を中心軸として1/100ラジアンの範囲内で回転
可能なものを用いた。
【0042】まず、多軸微動機構を台座に3個、図2に
示すように千鳥配置にして固定した。この際の位置精度
は±10μmであった。次いで、3個のインクジェット
ヘッドをこれらの多軸微動機構に機械的に固定した。こ
の場合の位置精度は±5μmであった。
【0043】この場合、台座は走査機構に対して角度Φ
(cosΦ=306/420)だけ傾けて取り付けた。
このためインクジェットヘッドのノズルは1個おきに使
用することにした。
【0044】次いで、遮光膜付きのガラス基板に顔料を
用いた水性着色インクを吐出し、着弾位置を測定した。
その結果を踏まえてインクジェットヘッドの多軸微動機
構の圧電素子に電圧を印加して位置調整を行った。その
後、再度着色インクを吐出し、着弾位置を測定した。こ
の結果、3ヘッド30ノズルが306μm±2μmの位
置精度で調整することができた。
【0045】なお、この例では、図3のようにインクジ
ェットヘッドがインクジェットヘッドの走査方向に直交
する線に対して傾斜して取り付けられている。このた
め、各ノズルからの着色インクの吐出タイミングは、着
色インクが横一列(インクジェットヘッドの走査方向に
直交する線に平行)に並ぶように、隣のノズルからの吐
出からはわずかずつタイミングをずらして吐出するよう
にした。
【0046】
【発明の効果】本発明のインクジェット法によるカラー
フィルタ製造装置では、インクジェットヘッドを台座に
多軸微動機構を介して取り付けることにより、インクジ
ェットヘッドの位置の微調整を容易に簡便な手段で行う
ことができる。これにより、ノズル数が多いインクジェ
ットヘッドを用いても正確な位置合わせが可能になる。
【0047】また、1つの台座に複数のインクジェット
ヘッドを取り付け、それらのインクジェットヘッド相互
の位置を多軸微動機構により調整することにより、複数
のインクジェットヘッドを用いているにもかかわらず正
確な位置合わせが容易であり、かつ多数のノズルから同
時に着色吐出するようにでき、生産性が極めて向上す
る。本発明は、本発明の効果を損しない範囲内で、種々
の応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタ製造装置のインクジェ
ットヘッド周辺の基本的例の斜視図。
【図2】3個のインクジェットヘッドを1つの台座に取
り付けた例の斜視図。
【図3】インクジェットヘッドが傾斜時の状態を示す平
面図。
【図4】本発明のカラーフィルタ製造装置の例の正面
図。
【符号の説明】
1 :インクジェットヘッド 2 :台座 3 :多軸微動機構 4A:x軸微動機構 4B:y軸微動機構 4C:z軸微動機構 4D:θ軸微動機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェットヘッドと、インクジェット
    ヘッドと基板とを相対的に移動させる走査手段とを有す
    るインクジェット法によるカラーフィルタ製造装置にお
    いて、インクジェットヘッドを台座に多軸微動機構を介
    して取り付けてなることを特徴とするカラーフィルタ製
    造装置。
  2. 【請求項2】多軸微動機構が、基板に平行な平面内の2
    方向への微動及び基板に平行な平面内での回転の少なく
    とも3軸での微動機構を有している請求項1記載のカラ
    ーフィルタ製造装置。
  3. 【請求項3】多軸微動機構が圧電体を用いた微動機構で
    ある請求項1または2記載のカラーフィルタ製造装置。
  4. 【請求項4】1つの台座に複数のインクジェットヘッド
    が取り付けられ、インクジェットヘッド相互の位置が多
    軸微動機構により調整される請求項1または2または3
    記載ッカラーフィルタ製造装置。
  5. 【請求項5】インクジェットヘッドから着色インクを吐
    出させて吐出位置を測定し、複数のインクジェットヘッ
    ド相互の位置を多軸微動機構により調整した請求項4記
    載のカラーフィルタ製造装置。
JP19891597A 1997-07-24 1997-07-24 カラーフィルタ製造装置 Pending JPH1144811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19891597A JPH1144811A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 カラーフィルタ製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19891597A JPH1144811A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 カラーフィルタ製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1144811A true JPH1144811A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16399076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19891597A Pending JPH1144811A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 カラーフィルタ製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1144811A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048312A (ja) * 2001-08-06 2003-02-18 Canon Inc インクジェット記録装置及びこれを用いたカラーフィルタ製造装置
JP2006272035A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Canon Inc 膜の形成方法及び電子源基板の製造方法
JP2010049275A (ja) * 2009-11-16 2010-03-04 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048312A (ja) * 2001-08-06 2003-02-18 Canon Inc インクジェット記録装置及びこれを用いたカラーフィルタ製造装置
JP2006272035A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Canon Inc 膜の形成方法及び電子源基板の製造方法
US8075944B2 (en) 2005-03-28 2011-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Film forming method and producing method for electron source substrate
JP2010049275A (ja) * 2009-11-16 2010-03-04 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060093751A1 (en) System and methods for inkjet printing for flat panel displays
US8187777B2 (en) Method for manufacturing patterned layer on substrate
KR20060128680A (ko) 액적 토출 방법, 전기 광학 장치 및 전자 기기
JP2002082216A (ja) カラーフィルタ製造装置及び該装置のノズル位置調整方法
TWI413808B (zh) 母基材、膜形成區域之配設方法及彩色濾光器的製造方法
KR100912642B1 (ko) 액적 토출 장치, 액상체의 토출 방법, 컬러 필터의 제조 방법
JP2002189115A (ja) カラーフィルタ製造装置及びこれを用いた製造方法
US8715774B2 (en) Liquid droplet ejection method
JPH1144811A (ja) カラーフィルタ製造装置
JP2007038204A (ja) 液滴吐出方法、電気光学装置及び電子機器
JP2006204964A (ja) パターン形成装置及び方法
KR20060128677A (ko) 액적 토출 방법, 전기 광학 장치 및 전자 기기
US11156883B2 (en) Color filter and method of manufacturing color filter
JP4946129B2 (ja) アライメント装置
JPH1144812A (ja) インクジェットヘッドの取り付け方法及びカラーフィルタ製造方法
JP4894842B2 (ja) カラーフィルタ製造方法、表示装置の製造方法、塗布方法
KR101759132B1 (ko) 도포장치 및 도포방법
JP4971560B2 (ja) インクジェット記録装置、ヘッドユニット及びカラーフィルタ製造装置
JPH0915412A (ja) カラーフィルタの製造方法
KR100664423B1 (ko) 액정표시장치의 배향막 형성방법
JPH11258416A (ja) カラーフィルタ製造装置および方法ならびにカラーフィルタ
JP2008201018A (ja) インクジェットヘッドのアライメント装置
JP2003057430A (ja) カラーフィルタ製造装置
KR100798838B1 (ko) 용액의 도포 장치 및 도포 방법
JP2008209704A (ja) アライメント装置