JPH1143308A - オゾン製造装置 - Google Patents

オゾン製造装置

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JPH1143308A
JPH1143308A JP19843697A JP19843697A JPH1143308A JP H1143308 A JPH1143308 A JP H1143308A JP 19843697 A JP19843697 A JP 19843697A JP 19843697 A JP19843697 A JP 19843697A JP H1143308 A JPH1143308 A JP H1143308A
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JP
Japan
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ozone
adsorption
desorption tower
switching valve
pressure
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Application number
JP19843697A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tanimura
泰宏 谷村
Junji Hirotsuji
淳二 広辻
Shigeki Nakayama
繁樹 中山
Hisao Amitani
久夫 網谷
Yutaka Yuge
裕 弓削
Kenju Ozawa
建樹 小沢
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to EP98112593A priority patent/EP0893401B1/en
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Priority to CA002242827A priority patent/CA2242827C/en
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B13/00Oxygen; Ozone; Oxides or hydroxides in general
    • C01B13/10Preparation of ozone

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電や吸脱着塔内が高圧力および/または高
温などの運転異常状態になったときにも、吸着貯留して
いるオゾンが急速に分解するのを防ぎ、かつ、吸着して
いるオゾンを安全に処理できるオゾン製造装置を提供す
る。 【解決手段】 オゾン化酸素を生成するオゾン発生器1
と、該オゾン発生器1で生成したオゾン化酸素からオゾ
ンを吸着貯留する吸脱着塔4と、吸着貯留したオゾンを
脱着して供給するオゾン脱着手段であるエジェンタ7を
備えてなるオゾン製造装置であって、還元剤を貯留する
還元剤貯留器10が前記吸脱着塔4に切換バルブ9を介
して接続されており、オゾン製造装置が運転異常状態に
なったときに前記切換バルブ9を開くようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオゾン製造装置に関
する。さらに詳しくは、オゾンを連続的に製造して吸着
貯留し、必要なときにこれを脱着(分離)させて供給す
るオゾン製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電所や化学工業などには多量の冷却水
が使用されているが、用水中の微生物や藻類によってス
ライム障害が発生して管路の閉塞や熱交換率の低下が起
こる。この種の防止対策として高濃度のオゾン水の適用
が考えられる。高濃度のオゾン水を生成するためには、
大容量のオゾン発生器を用いて生成するよりも、小型で
小容量のオゾン発生器を用いて、生成したオゾンを吸着
剤に長期間にわたって蓄積し、この蓄積したオゾンを必
要に応じて吸着剤から取り出し、高濃度のオゾン水を生
成する、いわゆる間歇オゾン製造方式が設備費および運
転費の点から有利である。
【0003】かかるオゾン製造方式を用いたオゾン製造
装置として、たとえば図25に示すように、オゾン発生
器50と、酸素供給源51と、循環ブロア52と、吸脱
着塔53と、冷熱源54と、加熱源55と、水流エジェ
クタ56と、切換弁57a〜57gとからなるものがあ
る。吸脱着塔53は二重筒になっており、その内筒はオ
ゾン吸着剤が充填されており、外筒は熱媒体が充填され
ている。なお、オゾン吸着剤には、たとえばシリカゲル
が用いられ、熱媒体にはエチレングリコールやアルコー
ル類が使用される。また、前記循環ブロア52、オゾン
発生器50および吸脱着塔53は、この順に1つの循環
系を構成している。
【0004】つぎに動作について説明する。この動作に
はオゾンの吸着貯留工程と脱着工程の2工程がある。
【0005】初めにオゾンの吸着貯留工程について説明
する。酸素供給源51より循環系内に常時一定圧力にな
るように酸素を供給する。このときの圧力は通常1.5
kg/cm2に維持されている。切換弁57cおよび5
7dを開き、循環ブロア52より循環系内に酸素を流通
し、循環させると、オゾン発生器50の放電空間を通過
するあいだに、酸素の一部がオゾンに変換されてオゾン
化酸素となる。このオゾン化酸素は吸脱着塔53へ送ら
れる。吸脱着塔53内のオゾン吸着剤はオゾンを選択的
に吸着し、残りの酸素は切換弁57cを介して循環ブロ
ア52に戻される。オゾンに変換され、吸着された酸素
量は酸素供給源51より補充される。このとき、オゾン
吸着剤の温度は、オゾン吸着量が温度により大きく変化
するため、冷熱源54により−30℃以下に冷却されて
いる。すなわち、温度が低下するとオゾン吸着量は増加
し、逆に上昇するとオゾンの吸着量は減少する。したが
って、オゾンを脱着するときは加熱源55により吸着剤
の温度を上昇させる。
【0006】前記吸脱着塔53の吸着剤がオゾンを飽和
吸着量近くまで吸着すると脱着工程に移行する。脱着工
程では、オゾン発生器50、循環ブロア52および冷熱
源54が稼働を停止し、切換弁57a〜57dが閉じ
る。そののち、加熱源55および水流エジェクタ56が
稼働を始めて切換弁57e〜57gが開く。このとき、
吸着剤に吸着貯留されていたオゾンが脱着し易いように
加熱源55より熱が加えられ吸着剤の温度を上昇させ
る。そして水流エジェクタ56で吸脱着塔53内のオゾ
ンを減圧吸引し、水流エジェクタ56内で水中に分散
し、溶解してオゾン水として使用箇所に送られる。この
ように脱着工程が終了すると再び初期の吸着工程に移行
して連続的に運転が繰り返される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置では、
たとえば、吸着工程の運転途中で停電すると冷熱源54
が停止し、吸脱着塔53内のオゾン吸着剤の温度が上昇
してオゾン吸着量は減少する。その結果、吸着していた
オゾンが吸着剤から離れ、吸脱着塔53内に高濃度およ
び高圧力で充満しているオゾンが急速に分解を開始し、
貯留したオゾンが無駄に消費されてしまうという問題が
あった。また、脱着工程で停電になったばあいも、吸脱
着塔53内に高濃度および高圧力で充満しているオゾン
を取り出すことができなくなる。
【0008】さらに、吸脱着塔53に安全弁を備えてい
るばあいも、高濃度のオゾンを装置周辺の環境に放出す
ることはできず、また、オゾン分解装置に接続している
ばあいも一度に多量の高濃度オゾンが放出されるため、
非常に大容量のオゾン分解装置を設置せねばならず、万
が一のばあいに備える安全装置としては、経済的な対策
ではない。
【0009】本発明は、叙上の事情に鑑み、停電や吸脱
着塔内が高圧力および/または高温などの運転異常状態
になったときにも、装置の破壊または爆発や火災を未然
に防ぎ、かつ、吸着しているオゾンを安全に処理できる
オゾン製造装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかわるオ
ゾン製造装置は、オゾン化酸素を生成するオゾン発生器
と、該オゾン発生器で生成したオゾン化酸素からオゾン
を吸着貯留する吸脱着塔と、吸着貯留したオゾンを脱着
して供給するオゾン脱着手段を備えてなるオゾン製造装
置であって、還元剤を貯留する還元剤貯留器が前記吸脱
着塔に切換バルブを介して接続されており、オゾン製造
装置が運転異常状態になったときに前記切換バルブを開
くようにしたことを特徴としている。
【0011】また第2の発明にかかわるオゾン製造装置
は、オゾン化酸素を生成するオゾン発生器と、該オゾン
発生器で生成したオゾン化酸素からオゾンを吸着貯留す
る吸脱着塔と、吸着貯留したオゾンを脱着して供給する
オゾン脱着手段を備えてなるオゾン製造装置であって、
シリカゲルを充填したシリカゲル充填器とオゾン分解器
が前記吸脱着塔に切換バルブを介して順次接続されてお
り、オゾン製造装置が運転異常状態になったときに前記
切換バルブを開くようにしたことを特徴としている。
【0012】また第3の発明にかかわるオゾン製造装置
は、オゾン化酸素を生成するオゾン発生器と、該オゾン
発生器で生成したオゾン化酸素からオゾンを吸着貯留す
る吸脱着塔と、吸着貯留したオゾンを脱着して供給する
オゾン脱着手段を備えてなるオゾン製造装置であって、
前記吸脱着塔と前記オゾン脱着手段より下流側位置の水
配管とが切換バルブを介して接続されており、オゾン製
造装置が運転異常状態になったときに前記切換バルブを
開くようにしたことを特徴としている。
【0013】また第4の発明にかかわるオゾン製造装置
は、オゾン化酸素を生成するオゾン発生器と、該オゾン
発生器で生成したオゾン化酸素からオゾンを吸着貯留す
る吸脱着塔と、吸着貯留したオゾンを脱着して供給する
オゾン脱着手段を備えてなるオゾン製造装置であって、
ガス貯留器が前記吸脱着塔に切換バルブを介して接続さ
れており、オゾン製造装置が運転異常状態になったとき
に前記切換バルブを開くようにしたことを特徴としてい
る。
【0014】また第5の発明にかかわるオゾン製造装置
は、停電状態になったことを検知する電力供給モニター
手段を備えており、停電を検知した場合に運転異常状態
になったと判断するようにしたものである。
【0015】また第6の発明にかかわるオゾン製造装置
は、吸脱着塔内の圧力を計測する圧力検知手段を備えて
おり、吸脱着塔内の圧力が予め定めた範囲を逸脱したば
あいに運転異常状態になったと判断するようにしたもの
である。
【0016】また第7の発明にかかわるオゾン製造装置
は、吸脱着塔内の温度を計測する温度検知手段を備えて
おり、吸脱着塔内の温度が予め定めた範囲を逸脱したば
あいに運転異常状態になったと判断するようにしたもの
である。
【0017】さらに第8の発明にかかわるオゾン製造装
置は、運転異常状態から正常な状態に回復したときに自
動的に元の運転状態に復帰するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明におけるオゾン製造装置
は、停電状態を検知したり、および/または吸脱着塔内
の圧力、温度が予め定めた範囲を逸脱して運転異常状態
になったばあいに、還元剤貯留器に脱着した高濃度オゾ
ンを導き、還元剤とオゾンとを反応させて、また、シリ
カゲル充填器に脱着した高濃度オゾンを導き、オゾン濃
度を平滑化してオゾン分解器で分解するようにし、ま
た、直接オゾンをオゾンの使用先に供給する配管を設
け、脱着した高濃度オゾンを導くようにして、また、ガ
ス貯留器に脱着した高濃度オゾンを導き、オゾン濃度を
平滑化してオゾン分解器で分解するようにして、さら
に、運転異常状態から正常な状態に回復したときに自動
的に元の運転状態に復帰するようにしたので、停電や吸
脱着塔内が高圧力、高温などの運転異常状態になったと
きにも、吸着貯留しているオゾンが急速に分解するのを
防ぎ、かつ、吸着しているオゾンを安全に処理できると
ともに、運転異常状態から正常な状態に回復したときも
自動的に元の運転状態に復帰し、安全にオゾンを製造す
ることができる。
【0019】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態
1におけるオゾン製造装置を示す構成図である。図1に
示すように、オゾン発生器1と、酸素供給源2と、循環
ブロア3と、吸脱着塔4と、冷熱源5と、加熱源6と、
オゾン脱着手段である水流エジェクタ7と、切換弁8a
〜8g、9と、還元剤貯留器10からなる。切換弁9と
還元剤貯留器10は配管Laで吸脱着塔4に接続してい
る。前記還元剤貯留器10の内部には、たとえばチオ硫
酸ナトリウム溶液またはヨウ化カリウム溶液などの還元
剤が貯留されている。なお、前記切換弁9は非常電源に
より作動するようにされている。
【0020】つぎに図1の装置の動作について説明す
る。この装置では、運転中に停電や吸脱着塔4内が高圧
力または高温などの運転異常状態になったとき、切換弁
9が開いて、吸脱着塔4内に吸着貯留しているオゾンを
配管Laを介して還元剤貯留器10内に導き、還元剤に
より分解処理する。
【0021】このように、運転異常状態になったとき、
吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを還元剤貯留器に導
き、分解処理するので、吸着貯留しているオゾンが急速
に分解するのを防ぎ、かつ、吸着しているオゾンを安全
に処理することができる。また、還元剤を用いるばあ
い、高濃度のオゾンに対しても安全に処理することがで
きるとともに、小容量でよいので装置をコンパクトにす
ることができる。
【0022】実施の形態2.図2は本発明の実施の形態
2におけるオゾン製造装置を示す構成図である。図2に
おいて、11は充填器、12はオゾン分解器であり、前
記充填器11の内部には、シリカゲル、活性アルミナま
たはフルオロカーボンなどを含浸させた多孔質材料など
を充填している。該充填器11および切換弁9は第1の
配管Laで吸脱着塔4に接続されている。また、充填器
11およびオゾン分解器12は第2の配管Lbで接続さ
れている。オゾン分解器12には、たとえば活性炭また
はマンガン系のオゾン分解触媒が充填されているが、本
発明においては、とくにこれに限定されるものではな
く、たとえばオゾン分解器を熱分解方式のオゾン分解器
とすることができる。その他は図1と同様である。
【0023】つぎに図2の装置の動作について説明す
る。この装置では、運転中に停電や吸脱着塔4内が高圧
力または高温などの運転異常状態になったとき、切換弁
9が開いて、吸脱着塔4内に吸着貯留しているオゾン含
有ガスを配管Laを介して充填器11に導く。切換弁9
を開けた直後は非常に高濃度、ばあいによっては高圧お
よび高濃度のオゾン含有ガスが配管Laを介して排出さ
れる。このとき、次第に濃度、圧力とも低下する。そし
て濃度および圧力の低下したオゾン含有ガスが充填器1
1に供給されると、たとえばシリカゲルにはオゾンを選
択的に吸着する性質があるので、高濃度のオゾンはシリ
カゲル充填層を通過するときに一部が吸着される。これ
により、オゾン濃度が低下したオゾン含有ガスが配管L
bを介してオゾン分解器12に送られたのち、オゾンは
分解処理される。
【0024】このように、運転異常状態になったとき、
吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを充填器11を通
し、オゾン濃度を平滑化してオゾン分解器12に導き、
分解処理するので、オゾン分解器を排出初期の高圧およ
び高濃度のオゾンに合わせて製作する必要がなく、オゾ
ン分解器12を小型にすることができる。また、運転異
常状態になったとき、切換弁9を開いて、吸脱着塔4内
に貯留しているオゾンを排出して分解処理するので、吸
着貯留しているオゾンが急速に分解するのを防ぎ、か
つ、吸着しているオゾンを安全に処理することができ
る。
【0025】実施の形態3.図3は本発明の実施の形態
3におけるオゾン製造装置を示す構成図である。図3に
おいて、配管Laは切換弁9と水流エジェクタ7より下
流側位置の水配管Lcに接続している。なお、該水流エ
ジャクタ7は水配管Lcの分岐配管Ldに接続され、非
常電源により作動するポンプPから送られる水中に注入
するようにされている。その他は図1と同様である。
【0026】つぎに図3の装置の動作について説明す
る。この装置では、運転中に停電や吸脱着塔4内が高圧
力または高温などの運転異常状態になったとき、切換弁
9が開いて、吸脱着塔4内に吸着貯留しているオゾン含
有ガスを配管Laを介して、水流エジェクタ7の水配管
Lcに放出する。水配管Lcに注入されたオゾンは、水
中の有機物などの物質と反応して消費される。
【0027】このように、運転異常状態になったとき、
吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを水流エジェクタ7
の水配管Lcに導き注入して、水中の有機物などのオゾ
ンと反応性の物質と反応させて処理するので、運転異常
状態になっても吸着貯留しているオゾンが急速に分解す
るのを防ぎ、かつ、吸着しているオゾンを安全に処理す
ることができる。また、この方式では切換弁と配管を具
備するだけでよく、装置を簡素にできる。
【0028】実施の形態4.図4は本発明の実施の形態
4におけるオゾン製造装置を示す構成図である。図4に
おいて、13はガス貯留器であり、配管Laにより切換
弁9と接続している。その他は図1と同様である。
【0029】つぎに図4の装置の動作について説明す
る。この装置では、運転中に停電や吸脱着塔4内が高圧
力または高温などの運転異常状態になったとき、切換弁
9が開いて、吸脱着塔4内に吸着貯留しているオゾン含
有ガスを配管Laを介して、ガス貯留器13に貯留す
る。当該ガス貯留槽13に貯留されたオゾン含有ガス
は、装置が正常状態に復帰したのち、水流エジェクタ7
で吸脱着塔4内のオゾンを減圧吸引する際に、再び配管
La、吸脱着塔4および配管Ldを通って水流エジェク
タ7に供給され、水流エジェクタ7内で水中に分散さ
れ、溶解される。
【0030】このように、運転異常状態になったとき、
吸脱着塔4内に貯留しているオゾンをガス貯留器13に
一時的に貯留するので、運転異常状態になっても吸着貯
留しているオゾンが急速に分解するのを防ぎ、かつ、吸
着しているオゾンを無駄にすることなく使用することが
できる。また、本実施の形態では切換弁、配管およびガ
ス貯留器を具備するだけでよく、装置を簡素にできる。
【0031】実施の形態5.図5は本発明の実施の形態
5におけるオゾン製造装置を示す構成図である。図5に
おいて、電力供給モニター手段である、装置への電力供
給状態のモニター14と、制御回路15と、信号線S
1、S2を備えている。その他は図1と同様である。電
力供給状態モニター14の出力信号は、信号線S1によ
り制御回路15の入力に接続され、また、制御回路15
の出力は切換弁9の開閉信号として、信号線S2によっ
て切換弁9に接続している。
【0032】つぎに図5の装置の動作について説明す
る。この装置では、運転中の装置への電力供給状態を電
力供給状態モニター14で常時監視しており、停電を検
知すると、その信号は信号線S1を介して制御回路15
に伝えられる。制御回路15では直ちに、または運転状
態に応じて切換弁9の開閉、または開度調整信号を、信
号線S2で切換弁9に送り、切換弁9ではこの信号に基
づいて開閉状態または開度を制御する。なお、運転状態
に応じて信号を送るということの意味するところは、た
とえばつぎのようなことである。この装置はオゾン吸着
貯留工程と脱着工程とを繰り返してオゾンを製造する装
置であるが、吸着貯留工程と脱着工程では切換弁9の開
閉または開度制御信号を出すタイミングを変えることも
できるということである。すなわち、脱着工程中の加熱
源6より熱が加えられ吸脱着塔4内の吸着剤の温度を上
昇させているときは、吸脱着塔4内に高濃度のオゾンが
高圧に存在しているので直ちに切換弁9を操作する方が
よい。また、同じ脱着工程中であっても、水流エジェク
タ7に吸脱着塔4から脱着させたオゾンを供給している
ときは吸脱着塔4内は負圧になっているので、まず直ち
に切換弁8fを閉じたのち、一定時間経過してから、吸
脱着塔4内のオゾン圧力、濃度が高くなった頃に切換弁
9を操作すればよい。一方、装置が吸着貯留工程にある
ときに、停電したばあいは、吸脱着塔4内は冷熱源5に
より低温に保持されており、また、吸着剤の温度は停電
後すぐには上昇しないので、一定時間経過してから、吸
脱着塔4内の温度が上昇し始める頃に切換弁9を操作す
ればよい。
【0033】なお、装置への電力供給状態の監視は、た
とえば電源供給ラインにリレーを設け、該リレーの接点
信号などを使うことにより、また、停電後の時間経過に
ついては、たとえば制御回路15にタイマーを設けるこ
とにより、さらに、停電時の電源については、たとえば
蓄電池など使うことにより、安価に、かつ簡単に実施す
ることができる。
【0034】このように、停電が発生し、装置が運転異
常状態になったとき、たとえば停電になったことを自動
的に検知し、この信号に基づいて切換弁9の開閉状態ま
たは開度を制御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾ
ンを引き抜き処理するので、運転異常状態になっても吸
着貯留しているオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全
に運転することができる。
【0035】実施の形態6.図6は本発明の実施の形態
6におけるオゾン製造装置を示す構成図である。装置の
構成は、前記実施の形態5における還元剤貯留器10に
代えて、実施の形態2における充填器11とオゾン分解
器12を接続したものである。
【0036】図6の装置の動作は、図5の装置とほぼ同
様である。すなわち、この装置では、運転中の装置への
電力供給状態を電力供給状態モニター14で常時監視し
ており、停電を検知するとその信号は信号線S1を介し
て制御回路15に伝えられる。制御回路15では直ち
に、または運転状態に応じて切換弁9の開閉、または開
度調整信号を、信号線S2で切換弁9に送り、切換弁9
ではこの信号に基づいて開閉状態または開度を制御す
る。
【0037】なお、装置への電力供給状態の監視、停電
後の時間経過、ならびに停電時の電源対策についても、
図5の装置と同様に、安価に、かつ簡単に実施すること
ができる。
【0038】このように、停電が発生し、装置が運転異
常状態になったとき、たとえば停電になったことを自動
的に検知し、この信号に基づいて切換弁9の開閉状態ま
たは開度を制御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾ
ンを引き抜き処理するので、運転異常状態になっても吸
着貯留しているオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全
に運転することができる。
【0039】実施の形態7.図7は本発明の実施の形態
7におけるオゾン製造装置を示す構成図である。装置の
構成は、前記実施の形態3における配管Laに実施の形
態5、6におけるモニター手段を接続したものである。
【0040】図7の装置の動作は、図6の装置と同様、
また図5の装置とほぼ同様であり、運転中の装置への電
力供給状態を電力供給状態モニター14で常時監視し、
停電を検知すると、その信号は信号線S1を介して制御
回路15に伝えられる。制御回路15では直ちに、また
は運転状態に応じて切換弁9の開閉、または開度調整信
号を、信号線S2で切換弁9に送り、切換弁9ではこの
信号に基づいて開閉状態または開度を制御する。
【0041】なお、装置への電力供給状態の監視、停電
後の時間経過、ならびに停電時の電源対策についても、
図5、図6の装置と同様に、安価に、かつ簡単に実施す
ることができる。
【0042】このように、停電が発生し、装置が運転異
常状態になったとき、たとえば停電になったことを自動
的に検知し、この信号に基づいて切換弁9の開閉状態ま
たは開度を制御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾ
ンを引き抜き処理するので、運転異常状態になっても吸
着貯留しているオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全
に運転することができる。
【0043】実施の形態8.図8は本発明の実施の形態
8におけるオゾン製造装置を示す構成図である。装置の
構成は、前記実施の形態4における配管Laに実施の形
態5〜7におけるモニター手段を接続したものである。
【0044】図8の装置の動作は、図5〜7の装置とほ
ぼ同様であり、運転中の装置への電力供給状態を電力供
給状態モニター14で常時監視し、停電を検知するとそ
の信号は信号線S1を介して制御回路15に伝えられ
る。制御回路15では直ちに、または運転状態に応じて
切換弁9の開閉、または開度調整信号を、信号線S2で
切換弁9に送り、切換弁9ではこの信号に基づいて開閉
状態または開度を制御する。
【0045】なお、装置への電力供給状態の監視、停電
後の時間経過、ならびに停電時の電源対策についても、
図5〜7の装置と同様に、安価に、かつ簡単に実施する
ことができる。
【0046】このように、停電が発生し、装置が運転異
常状態になったとき、たとえば停電になったことを自動
的に検知し、この信号に基づいて切換弁9を開閉制御し
て、吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを引き抜きガス
貯留器13に貯留するので、停電になっても吸着貯留し
ているオゾンが急速に分解するのを防ぎ、かつ、吸着し
ているオゾンを無駄にすることなく使用することができ
る。また、本実施の形態では、切換弁、配管およびガス
タンクを具備するだけでよく、装置を簡素にできる。
【0047】実施の形態9.図9は本発明の形態9にお
けるオゾン製造装置を示す構成図である。図9において
圧力検知手段を備えており、16は吸脱着塔4の内部の
圧力を計測する圧力計であり、S3は信号線である。圧
力計16の出力信号は信号線S3により制御回路15の
入力に接続し、また、制御回路15の出力は切換弁9の
開閉信号として、信号線S2によって切換弁9に接続し
ている。その他は図1、図5と同様である。
【0048】つぎに図9の装置の動作について説明す
る。この装置では、吸脱着塔4の内部の圧力を圧力計1
6で常時監視しており、その信号は信号線S3を介して
制御回路15に伝えられる。制御回路15では、圧力計
16の計測値とそのときの運転工程ごとに、予め定めら
れている適正な圧力範囲を逸脱すると、切換弁9の開
閉、また開度調整信号を、信号線S2で切換弁9に送
る。そして、切換弁9ではこの信号に基づいて開閉状態
または開度を制御する。なお、運転工程ごとに予め設定
されている適正な圧力範囲の意味するところはたとえば
次のようなことである。この装置はオゾン吸着工程と脱
着工程を繰り返してオゾンを製造する装置であるが、吸
着工程と脱着工程とでは、運転圧力条件が異なる。すな
わち、吸着工程では通常加圧下で、また脱着工程では通
常負圧下で運転される。このため、吸着工程と脱着工程
で異なる圧力範囲を設定することにより、よりきめ細か
な運転異常対策が可能となる。
【0049】なお、運転工程ごとの適切な圧力範囲は、
実験や吸脱着塔4の耐圧性、オゾン発生器の運転圧力
(吸着貯蔵工程時の配管L1の設定圧力)、エジェクタ
7の真空到達圧力などから予め設定することができる。
吸着工程ではオゾン発生装置の運転圧力、図示はしてい
ないが、昇圧ブロアを循環系に設けている場合はこの運
転吐出力が適正な運転条件であり、一方、脱着工程では
エジェクタの真空到達圧力、あるいは、図示していない
が、ガスパージする場合はこの供給ガス圧力が適正な運
転条件となる。適正な運転条件範囲は、これらの運転条
件の上下に幅を持たせて設定ればよいが、現在の各機器
の性能や実用性、コストなどから判断すると、吸着工程
では0〜20kg/cm2G、好ましくは0〜12kg
/cm2Gの範囲内、一方脱着工程では0〜1kg/c
2ABS、好ましくは0.01〜0.5kg/cm2
BSの範囲内に定めることができる。
【0050】このように、吸脱着塔4の圧力が運転時の
適正範囲から逸脱し運転異常状態になったときでも、吸
脱着塔4内の圧力を自動計測し、この圧力計測信号と予
め定めたその運転工程時の適切な圧力範囲に基づいて切
換弁9の開閉状態または開度を制御して、吸脱着塔4内
に貯留しているオゾンを引き抜き処理するので、運転異
常状態になっても吸着貯留しているオゾンが急速に分解
するのを防ぎ、安全に運転することができる。
【0051】実施の形態10.図10は本発明の実施の
形態10におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態9における還元剤貯留器
10に代えて、前記実施の形態2におけるシリカゲル充
填器11とオゾン分解器12を接続したものである。ま
た、図10の装置の動作は、図9の装置とほぼ同様であ
る。すなわち、この装置では、吸脱着塔4の内部の圧力
を圧力計16で常時監視しており、その計測値を信号線
S3を介して制御回路15に供給する。制御回路15で
は圧力計16の計測値としてえられる吸脱着塔4の内部
の圧力と、オゾン吸着とオゾン脱着の運転工程ごとに予
め設定してある適切な圧力範囲とを比較して、圧力計1
6の計測値が、この範囲から逸脱しているばあいは、切
換弁9の開閉、または開度調整信号を、信号線S2で切
換弁9に送る。そして、切換弁9ではこの信号に基づい
て開閉状態または開度を制御する。
【0052】なお、運転工程ごとの適切な圧力範囲は、
図9の装置と同様、実験や吸脱着塔4の耐圧性、オゾン
発生器の運転圧力(吸着貯蔵工程時の配管L1の設定圧
力)、エジェクタ7の真空到達圧力などから予め設定す
ることができる。
【0053】このように、吸脱着塔4の圧力が運転時の
適正範囲から逸脱し、運転異常状態になったときでも、
吸脱着塔4内の圧力を自動計測し、この圧力計測信号と
予め定めたその運転工程時の適切な圧力範囲に基づいて
切換弁9の開閉状態または開度を制御して、吸脱着塔4
内に貯留しているオゾンを引き抜き処理するので、運転
異常状態になっても吸着貯留しているオゾンが急速に分
解するのを防ぎ、安全に運転することができる。
【0054】実施の形態11.図11は本発明の実施の
形態11におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態3における配管Laに実
施の形態9〜10における圧力検知手段を接続したもの
である。図11の装置の動作は、図10の装置と同様、
また図9の装置とほぼ同様であり、運転中の吸脱着塔4
の内部の圧力を圧力計16で常時監視し、その計測値を
信号線S3を介して制御回路15に供給する。制御回路
15では圧力計16の計測値と各運転工程ごとに予め定
められている適切な圧力範囲とを比較して、圧力計16
の計測値が適正範囲から逸脱しているばあいは、信号線
S2で切換弁9に信号を送り、そして切換弁9ではこの
信号に基づいて開閉状態または開度を制御する。
【0055】なお、運転工程ごとの適切な圧力範囲は、
図9〜10の装置と同様、実験や吸脱着塔4の耐圧性、
オゾン発生器の運転圧力(吸着貯蔵工程時の配管L1の
設定圧力)、水流エジェクタ7の真空到達圧力などから
予め設定することができる。
【0056】このように、吸脱着塔4の圧力が運転時の
適正範囲から逸脱し、運転異常状態になったときでも、
吸脱着塔4内の圧力を自動計測し、この圧力計測信号と
予め定めたその運転工程時の適切な圧力範囲に基づいて
切換弁9の開閉状態または開度を制御して、吸脱着塔4
内に貯留しているオゾンを引き抜き処理するので、運転
異常状態になっても吸着貯留しているオゾンが急速に分
解するのを防ぎ、安全に運転することができる。
【0057】実施の形態12.図12は本発明の実施の
形態12におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態4における配管Laに実
施の形態9〜11における圧力検知手段を接続したもの
である。図12の装置の動作は、図9〜11の装置とほ
ぼ同様であり、運転中の吸脱着塔4の内部の圧力を圧力
計16で常時監視し、その計測値を信号線S3を介して
制御回路15に供給する。制御回路15では圧力計16
の計測値と各運転工程ごとに予め定められている適切な
圧力範囲とを比較して、圧力計16の計測値が適正範囲
から逸脱しているばあいは、信号線S2で切換弁9に信
号を送り、そして切換弁9ではこの信号に基づいて開閉
状態または開度を制御する。
【0058】なお、運転工程ごとの適切な圧力範囲は、
図9〜10の装置と同様、実験や吸脱着塔4の耐圧性、
オゾン発生器の運転圧力(吸着貯蔵工程時の配管L1の
設定圧力)、水流エジェクタ7の真空到達圧力などから
予め設定することができる。
【0059】このように、吸脱着塔4の圧力が運転時の
適正範囲から逸脱し、運転異常状態になったときでも、
吸脱着塔4内の圧力を自動計測し、この圧力計測信号と
予め定めたその運転工程時の適切な圧力範囲に基づいて
切換弁9の開閉状態または開度を制御して、吸脱着塔4
内に貯留しているオゾンを引き抜きガス貯留器13に貯
留するので、圧力が適切な範囲から逸脱しても爆発や火
災または装置の破壊などを未然に防ぎ、かつ、吸着して
いるオゾンを無駄にすることなく使用することができ
る。
【0060】実施の形態13.図13は本発明の実施の
形態14におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
図13において、温度検知手段を備えており、17は吸
脱着塔4の内部の温度を計測する温度計であり、S4は
信号線である。温度計17の出力信号は信号線S4によ
り制御回路15の入力に接続され、また、制御回路15
の出力は切換弁9の開閉信号として、信号線S2によっ
て切換弁9に接続している。その他は図1、図5および
図9の装置と同様である。
【0061】つぎに図13の装置の動作について説明す
る。この装置では、吸脱着塔4の内部の温度を温度計1
7で常時監視しており、その信号は信号線S4を介して
制御回路15に伝えられる。制御回路15では、温度計
17の計測値とそのときの運転工程とから、予め定めら
れた適正な温度範囲を逸脱すると、切換弁9の開閉、ま
たは開度調整信号を、信号線S2で切換弁9に送り、そ
して切換弁9ではこの信号に基づいて開閉状態または開
度を制御する。
【0062】なお、運転工程ごとの適切な温度範囲は、
実験や冷熱源5の設定温度、加熱源6の設定温度、オゾ
ンのシリカゲルなどに対する吸脱着熱量などから予め設
定することができる。なお、運転工程ごとの適切な温度
範囲の意味するところは、たとえば次のようなことであ
る。この装置はオゾン吸着工程と脱着工程とを繰り返し
てオゾンを製造する装置であるが、吸着工程と脱着工程
とでは運転温度が異なる。本実施の形態のばあい、吸着
工程は通常低温で、脱着工程は通常常温で運転される。
適正な運転範囲は、設定条件、各機器の設定温度に上下
の幅を持たせて定めればよいが、冷熱源の効率、シリカ
ゲルへのオゾン吸着容量、各機器のコスト、運転コスト
から総合的に判断して、実用的な温度範囲として吸着工
程は30℃〜−100℃の範囲内、脱着工程は80℃〜
−100℃の範囲内に定めることができる。
【0063】このように、吸脱着塔4の温度が運転時の
適正範囲から逸脱し運転異常状態になったときでも、吸
脱着塔4内の温度を自動計測し、この温度計測信号と予
め定めたその運転工程時の適切な温度範囲に基づいて切
換弁9の開閉状態または開度を制御して、吸脱着塔4内
に貯留しているオゾンを引き抜き処理するので、運転異
常状態になっても吸着貯留しているオゾンが急速に分解
するのを防ぎ、安全に運転することができる。
【0064】実施の形態14.図14は本発明の実施の
形態14におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態13における還元剤貯留
器10に代えて、実施の形態2におけるシリカゲル充填
器11とオゾン分解器12を接続したものである。図1
4の装置の動作は、図13の装置とほぼ同様である。す
なわち、この装置では、吸脱着塔4の内部の温度を温度
計17で常時監視しており、その計測値を信号線S4を
介して制御回路15に供給する。制御回路15では温度
計17の計測値として得られる吸脱着塔4の内部の温度
と、各運転工程ごとに予め設定してある適切な温度範囲
とを比較して、温度計17の計測値が、この範囲から逸
脱しているばあいは、切換弁9の開閉、または開度調整
信号を、信号線S2で切換弁9に送る。そして切換弁9
ではこの信号に基づいて開閉状態または開度を制御す
る。
【0065】なお、運転工程ごとの適切な圧力範囲は、
図13の装置と同様、実験や冷熱源5の設定温度、加熱
源6の設定温度、オゾンのシリカゲルなどに対する吸脱
着熱量などから予め設定することができる。
【0066】このように、吸脱着塔4の温度が予め定め
られた運転時の適正範囲から逸脱し運転異常状態になっ
たときでも、吸脱着塔4内の温度を自動的に検知し、こ
の温度計測信号と予め定めているその運転工程時の適切
な温度範囲に基づいて切換弁9の開閉状態または開度を
制御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを引き抜
き処理するので、運転異常状態になっても吸着貯留して
いるオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全に運転する
ことができる。
【0067】実施の形態15.図15は本発明の実施の
形態15におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態3における配管Laに実
施の形態13〜14における温度検知手段を接続したも
のである。図15の装置の動作は、図14の装置と同
様、また図13の装置とほぼ同様であり、運転中の吸脱
着塔4の内部の温度を温度計17で常時監視し、その計
測値を信号線S4を介して制御回路15に供給する。制
御回路15では温度計17の計測値と予め定められてい
る各運転工程ごとの適切な温度範囲とを比較して、温度
計17の計測値が適正範囲から逸脱しているばあいは、
切換弁9に信号を送り、そして切換弁9ではこの信号に
基づいて開閉状態または開度を制御する。
【0068】なお、運転工程ごとの適切な圧力範囲は、
図13〜14と同様、実験や冷熱源5の設定温度、加熱
源6の設定温度、オゾンのシリカゲルなどに対する吸脱
着熱量などから予め設定することができる。
【0069】このように、吸脱着塔4の温度が予め定め
られている運転時の適正範囲から逸脱し、運転異常状態
になったときでも、吸脱着塔4内の温度を自動的に検知
し、この温度計測信号と予め定められているその運転工
程時の適切な温度範囲に基づいて切換弁9の開閉状態ま
たは開度を制御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾ
ンを引き抜き処理するので、運転異常状態になっても吸
着貯留しているオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全
に運転することができる。
【0070】実施の形態16.図16は本発明の実施の
形態16におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態4における配管Laに実
施の形態13〜15における温度検知手段を接続したも
のである。図16の装置の動作は、図13〜15の装置
とほぼ同様であり、運転中の吸脱着塔4の内部の温度を
温度計17で常時監視し、その計測値を信号線S4を介
して制御回路15に供給する。制御回路15では温度計
17の計測値と各運転工程ごとの適切な温度範囲とを比
較して、温度計17の計測値が適正範囲から逸脱してい
るばあいは、切換弁9に信号を送り切換弁9ではこの信
号に基づいて開閉状態または開度を制御する。
【0071】なお、運転工程ごとの適切な温度範囲は、
図13〜14と同様、実験や冷熱源5の設定温度、加熱
源6の設定温度、オゾンのシリカゲルなどに対する吸脱
着熱量などから予め設定することができる。
【0072】このように、吸脱着塔4の温度が予め定め
られている運転時の適正範囲から逸脱し運転異常状態に
なったときでも、吸脱着塔4内の温度を自動的に検知
し、この温度計測信号と予め定められているその運転工
程時の適切な温度範囲に基づいて切換弁9の開閉状態ま
たは開度を制御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾ
ンを引き抜きガス貯留器13に貯留するので、運転異常
状態になっても吸着貯留しているオゾンが急速に分解す
るのを防ぎながら、安全に運転することができ、かつ、
吸着しているオゾンを無駄にすることなく使用すること
ができる。
【0073】実施の形態17.図17は本発明の実施の
形態17におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態5におけるモニター手段
に前記実施の形態9における圧力検知手段および実施の
形態13における温度検知手段を接続したものである。
その他は、図1、図5、図9、図13と同様である。図
17において、電力供給状態モニター14の出力信号、
圧力計16の計測信号および温度計17の信号は、それ
ぞれ信号線S1、S3およびS4を介して同時に制御回
路15に出力されている。
【0074】つぎに図17の装置の動作について説明す
る。この装置では、装置への電力供給状態は電力供給状
態モニター14で、吸脱着塔4の内部の圧力を圧力計1
6で、さらに、吸脱着塔4の内部の温度を温度計17で
常時監視しており、これらの出力信号はそれぞれ信号線
S1、S3およびS4を介して制御回路15に伝えられ
る。制御回路15では、電力供給状態、圧力計16の計
測値、温度計17の計測値とその時の運転工程とから、
これらが予め定められた適正な運転条件範囲から逸脱す
ると、切換弁9の開閉、または開度調整信号を、信号線
S2で切換弁9に送り、そして切換弁9ではこの信号に
基づいて開閉状態または開度を制御する。
【0075】なお、装置への電力供給状態の監視は、た
とえば電源供給ラインにリレーを設け、これの接点信号
などを使うことにより、また、停電後の時間経過につい
ては、たとえば制御回路15にタイマーを設けることに
より、さらに、停電時の電源については、たとえば蓄電
池など使うことにより、安価に、かつ簡単に実施するこ
とができる。また、圧力、温度についての運転工程ごと
の適切な運転条件範囲は、実験や吸脱着塔4の耐圧性、
オゾン発生器の運転圧力(吸着貯蔵工程時の配管L1の
設定圧力)、水流エジェクタ7の真空到達圧力、冷熱源
5の設定温度、加熱源6の設定温度、オゾンのシリカゲ
ルなどに対する吸脱着熱量などから予め設定することが
できる。
【0076】このように、装置への電力供給が止まった
り、吸脱着塔4の圧力や温度が運転時の適正範囲から逸
脱し運転異常状態になったときでも、装置への電力供給
状態、吸脱着塔4内の圧力、温度を自動計測し、これら
の計測信号と予め定めたその運転工程時の適切な運転状
態範囲とに基づいて切換弁9の開閉状態または開度を制
御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを引き抜き
処理するので、運転異常状態になっても吸着貯留してい
るオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全に運転するこ
とができる。なお、図17のように、装置への電力供給
状態、吸脱着塔4内の圧力、温度を同時に監視すること
により、前記実施の形態1〜16の装置に比べて運転状
態の異常をより的確に判断することができる。
【0077】実施の形態18.図18は本発明の実施の
形態18におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態17における還元剤貯留
器10に代えて、前記実施の形態2における充填器11
とオゾン分解器12を接続したものである。
【0078】また、図18の装置の動作は図17の装置
とほぼ同様である。すなわち、この装置では、装置への
電力供給状態、吸脱着塔4の内部の圧力、温度を、それ
ぞれ電力供給状態モニター14、圧力計16および温度
計17で常時監視し、これらの出力信号をそれぞれ信号
線S1、S3およびS4を介して制御回路15に伝え
る。制御回路15では、電力供給状態、圧力計16の計
測値、温度計17の計測値とその時の運転工程とから、
これらが予め定められた適正な運転条件範囲から逸脱す
ると、切換弁9の開閉、または開度調整信号を、信号線
S2で切換弁9に送り、そして切換弁9ではこの信号に
基づいて開閉状態または開度を制御する。
【0079】なお、装置への電力供給状態の監視は、図
17の装置と同様、たとえば電源供給ラインにリレーを
設け、これの接点信号などを使うことにより、また、停
電後の時間経過については、たとえば制御回路15にタ
イマーを設けることにより、さらに、停電時の電源につ
いては、たとえば蓄電池など使うことにより、安価に、
かつ簡単に実施することができる。また、圧力、温度に
ついての運転工程ごとの適切な運転条件範囲は、実験や
吸脱着塔4の耐圧性、オゾン発生器の運転圧力(吸着貯
蔵工程時の配管L1の設定圧力)、水流エジェクタ7の
真空到達圧力、冷熱源5の設定温度、加熱源6の設定温
度、オゾンのシリカゲルなどに対する吸脱着熱量などか
ら予め設定することができる。
【0080】このように、装置への電力供給が止まった
り、吸脱着塔4の圧力や温度が運転時の適正範囲から逸
脱し運転異常状態になったときでも、装置への電力供給
状態、吸脱着塔4内の圧力、温度を自動計測し、これら
の計測信号と予め定めたその運転工程時の適切な運転状
態範囲とに基づいて切換弁9の開閉状態または開度を制
御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを引き抜き
処理するので、運転異常状態になっても吸着貯留してい
るオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全に運転するこ
とができる。また、図17の装置と同様、図18のよう
に装置への電力供給状態、吸脱着塔4内の圧力および温
度を同時に監視することにより、前記実施の形態1〜1
6の装置に比べて運転状態の異常をより的確に判断する
ことができる。
【0081】実施の形態19.図19の本発明の実施の
形態19におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態7におけるモニター手段
に前記実施の形態9における圧力検知手段および実施の
形態13における温度検知手段を接続したものである。
【0082】また、図19の装置の動作は図17〜18
の装置とほぼ同様であり、装置への電力供給状態、吸脱
着塔4の内部の圧力、温度を、それぞれ電力供給状態モ
ニター14、圧力計16および温度計17で常時監視
し、これらの出力信号をそれぞれ信号線S1、S3およ
びS4を介して制御回路15に伝える。制御回路15で
は、電力供給状態、圧力計16の計測値、温度計17の
計測値とそのときの運転工程とから、これらが予め定め
られた適正な運転条件範囲から逸脱すると、切換弁9の
開閉、または開度調整信号を、信号線S2で切換弁9に
送り、そして切換弁9ではこの信号に基づいて開閉状態
または開度を制御する。
【0083】なお、装置への電力供給状態の監視は、図
17〜18の装置と同様、たとえば電源供給ラインにリ
レーを設け、これの接点信号などを使うことにより、ま
た、停電後の時間経過については、たとえば制御回路1
5にタイマーを設けることにより、さらに、停電時の電
源については、たとえば蓄電池など使うことにより、安
価に、かつ簡単に実施することができる。また、圧力、
温度についての運転工程ごとの適切な運転条件範囲は、
実験や吸脱着塔4の耐圧性、オゾン発生器の運転圧力
(吸着貯蔵工程時の配管L1の設定圧力)、水流エジェ
クタ7の真空到達圧力、冷熱源5の設定温度、加熱源6
の設定温度、オゾンのシリカゲルなどに対する吸脱着熱
量などから予め設定することができる。
【0084】このように、装置への電力供給が止まった
り、吸脱着塔4の圧力や温度が運転時の適正範囲から逸
脱し運転異常状態になったときでも、装置への電力供給
状態、吸脱着塔4内の圧力、温度を自動計測し、これら
の計測信号と予め定めたその運転工程時の適切な運転状
態範囲とに基づいて切換弁9の開閉状態または開度を制
御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを引き抜き
処理するので、運転異常状態になっても吸着貯留してい
るオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全に運転するこ
とができる。また、図17〜18の装置と同様、図19
のように装置への電力供給状態、吸脱着塔4内の圧力、
温度を同時に監視することにより、前記実施の形態1〜
16の装置に比べて運転状態の異常をより的確に判断す
ることができる。
【0085】実施の形態20.図20は本発明の実施の
形態20におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態8におけるモニター手段
に前記実施の形態9における圧力検知手段および実施の
形態13における温度検知手段を接続したものである。
【0086】また、図20の装置の動作は図17〜19
の装置とほぼ同様であり、装置への電力供給状態、吸脱
着塔4の内部の圧力、温度を、それぞれ電力供給状態モ
ニター14、圧力計16および温度計17で常時監視
し、これらの出力信号をそれぞれ信号線S1、S3およ
びS4を介して制御回路15に伝える。制御回路15で
は、電力供給状態、圧力計16の計測値、温度計17の
計測値とそのときの運転工程とから、これらが予め定め
られた適正な運転条件範囲から逸脱すると、切換弁9の
開閉、または開度調整信号を、信号線S2で切換弁9に
送り、そして切換弁9ではこの信号に基づいて開閉状態
または開度を制御する。
【0087】なお、装置への電力供給状態の監視は、図
17〜19の装置と同様、たとえば電源供給ラインにリ
レーを設け、これの接点信号などを使うことにより、ま
た、停電後の時間経過については、たとえば制御回路1
5にタイマーを設けることにより、さらに、停電時の電
源については、たとえば蓄電池など使うことにより、安
価に、かつ、簡単に実施することができる。また、圧
力、温度についての運転工程ごとの適切な運転条件範囲
は、実験や吸脱着塔4の耐圧性、オゾン発生器の運転圧
力(吸着貯蔵工程時の配管L1の設定圧力)、水流エジ
ェクタ7の真空到達圧力、冷熱源5の設定温度、加熱源
6の設定温度、オゾンのシリカゲルなどに対する吸脱着
熱量などから予め設定することができる。
【0088】このように、装置への電力供給が止まった
り、吸脱着塔4の圧力や温度が運転時の適正範囲から逸
脱し運転異常状態になったときでも、装置への電力供給
状態、吸脱着塔4内の圧力、温度を自動計測し、これら
の計測信号と予め定めたその運転工程時の適切な運転状
態範囲とに基づいて切換弁9の開閉状態または開度を制
御して、吸脱着塔4内に貯留しているオゾンを引き抜き
処理するので、運転異常状態になっても吸着貯留してい
るオゾンが急速に分解するのを防ぎ、安全に運転するこ
とができる。また、図17〜19の装置と同様、図20
のように装置への電力供給状態、吸脱着塔4内の圧力、
温度を同時に監視することにより、前記実施の形態1〜
16の装置に比べて運転状態の異常をより的確に判断す
ることができる。
【0089】なお、実施の形態17〜20においては、
装置への電力供給状態、吸脱着塔4内の圧力、温度の全
てを自動計測するばあいについて示したが、これらの計
測項目の全てが必ずしも必要であることはなく、これら
の内の1〜2項目でも運転状態の監視は可能である。
【0090】実施の形態21.図21は本発明の実施の
形態21におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
図21において、S5〜11は信号線であり、制御回路
15とオゾン発生器1、循環ブロア3、冷熱源5、切換
弁8a〜8dをそれぞれ接続している。S12〜S15
も信号線であり、制御回路15と加熱源6、切換弁8e
〜8gをそれぞれ接続している。その他は、図1、図
5、図9、図13、図17と同様である。
【0091】つぎに図21の装置の動作について説明す
る。この装置では、図17の装置と同様、装置への電力
供給状態を電力供給状態モニター14で、吸脱着塔4の
内部の圧力を圧力計16で、さらに、吸脱着塔4の内部
の温度を温度計17で常時監視し、信号線S1、S3お
よびS4を介してえられる計測信号に基づいて、制御回
路15で運転異常状態にあるかどうかを判断し、これら
の計測値が予め定められた適正な運転条件範囲から逸脱
すると、信号線2を介して切換弁9に信号を送り、切換
弁9の開閉状態または開度を制御する。そして、そのの
ちも電力供給状態モニター14、吸脱着塔4の圧力計1
6および吸脱着塔4の温度計17で装置の状況を監視
し、これらの計測値が再び予め定められた適正な運転条
件範囲に戻ると、信号線2により切換弁9を閉じ、ま
た、信号線S5〜15によりオゾン発生器1、循環ブロ
ア3、冷熱源5、加熱源6、切換弁8a〜8gを操作し
て、元の運転状態に復帰する。
【0092】このように、装置への電力供給が止まった
り、吸脱着塔4の圧力や温度が運転時の適正範囲から逸
脱し運転異常状態になり、切換弁9を操作して適切かつ
安全に対処した後も、装置への電力供給状態、吸脱着塔
4の圧力、温度を監視し、これらの計測値が予め定めた
正常範囲に戻ると、自動的に元の運転状態に復帰するの
で、短期間の停電や短期的、かつ、一時的な圧力や温度
の異常時に対し、運転を完全に停止することなく安全に
装置を運転することができる。
【0093】実施の形態22.図22は本発明の実施の
形態22におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、実施の形態21における還元剤貯留器1
0に代えて、前記実施の形態2における充填器11とオ
ゾン分解器12を接続したものである。
【0094】また、図22の装置の動作は図21の装置
とほぼ同様である。すなわち、装置への電力供給状態を
電力供給状態モニター14で、吸脱着塔4の内部の圧
力、温度を圧力計16および温度計17で常時監視し、
信号線S1、S3およびS4からの計測信号に基づい
て、制御回路15で運転異常状態にあるかどうかを判断
し、これらの計測値が予め定められた適正な運転条件範
囲から逸脱すると、信号線2を介して切換弁9に信号を
送り、切換弁9の開閉状態または開度を制御する。そし
て、そののちも電力供給状態モニター14、吸脱着塔4
の圧力計16、吸脱着塔4の温度計17で装置の状況を
監視し、これらの計測値が再び予め定められた適正な運
転条件範囲に戻ると、信号線2により切換弁9を閉じ、
また、信号線S5〜15によりオゾン発生器1、循環ブ
ロア3、冷熱源5、加熱源6、切換弁8a〜8gを操作
して、元の運転状態に復帰する。
【0095】このように、装置への電力供給が止まった
り、吸脱着塔4の圧力や温度が運転時の適正範囲から逸
脱し運転異常状態になり、切換弁9を操作して適切かつ
安全に対処した後も、装置への電力供給状態、吸脱着塔
4の圧力、温度を監視し、これらの計測値が予め定めた
正常範囲に戻ると、自動的に元の運転状態に復帰するの
で、短期間の停電や短期的、かつ、一時的な圧力や温度
の異常時に対し、運転を完全に停止することなく安全に
装置を運転することができる。
【0096】実施の形態23.図23は本発明の実施の
形態23におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態19における制御回路1
5が前記実施の形態21〜22と同様にオゾン発生器
1、循環ブロア3、冷熱源5、加熱源6および切換弁8
a〜8gに接続されている。
【0097】また、図23の装置の動作は図21〜22
の装置とほぼ同様であり、装置への電力供給状態、吸脱
着塔4内の圧力、温度を電力供給状態モニター14、圧
力計16および温度計17で常時監視し、制御回路15
においてこれらの計測信号により運転異常状態にあるか
どうかを判断し、これらの計測値が予め定められた適正
な運転条件範囲から逸脱すると、信号線S2を介して切
換弁9に信号を送り、切換弁9の開閉状態または開度を
制御する。そして、そののちも電力供給状態モニター1
4、吸脱着塔4の圧力計16、吸脱着塔4の温度計17
で装置の状況を監視し、これらの計測値が再び予め定め
られた適正な運転条件範囲に戻ると、信号線2により切
換弁9を閉じ、また、信号線S5〜15によりオゾン発
生器1、循環ブロア3、冷熱源5、加熱源6、切換弁8
a〜8gを操作して、元の運転状態に復帰する。
【0098】このように、装置への電力供給が止まった
り、吸脱着塔4の圧力や温度が運転時の適正範囲から逸
脱し運転異常状態になり、切換弁9を操作して適切かつ
安全に対処した後も、装置への電力供給状態、吸脱着塔
4の圧力、温度を監視し、これらの計測値が予め定めた
正常範囲に戻ると、自動的に元の運転状態に復帰するの
で、短期間の停電や短期的、かつ、一時的な圧力や温度
の異常時に対し、運転を完全に停止することなく安全に
装置を運転することができる。
【0099】実施の形態24.図24は本発明の実施の
形態24におけるオゾン製造装置を示す構成図である。
装置の構成は、前記実施の形態20における制御回路1
5が前記実施の形態21〜22と同様にオゾン発生器
1、循環ブロア3、冷熱源5、加熱源6および切換弁8
a〜8gに接続されている。
【0100】また、図24の装置の動作は図21〜23
の装置とほぼ同様であり、装置への電力供給状態、吸脱
着塔4内の圧力、温度を電力供給状態モニター14、圧
力計16および温度計17で常時監視し、制御回路15
においてこれらの計測信号により運転異常状態にあるか
どうかを判断し、これらの計測値が予め定められた適正
な運転条件範囲から逸脱すると、信号線2を介して切換
弁9に信号を送り、切換弁9の開閉状態または開度を制
御する。そして、そののちも電力供給状態モニター1
4、吸脱着塔4の圧力計16、吸脱着塔4の温度計17
で装置の状況を監視し、これらの計測値が再び予め定め
られた適正な運転条件範囲に戻ると、信号線2により切
換弁9を閉じ、また、信号線S5〜15によりオゾン発
生器1、循環ブロア3、冷熱源5、加熱源6、切換弁8
a〜8gを操作して、元の運転状態に復帰する。
【0101】このように、装置への電力供給が止まった
り、吸脱着塔4の圧力や温度が運転時の適正範囲から逸
脱し運転異常状態になり、切換弁9を操作して適切かつ
安全に対処した後も、装置への電力供給状態、吸脱着塔
4の圧力、温度を監視し、これらの計測値が予め定めた
正常範囲に戻ると、自動的に元の運転状態に復帰するの
で、短期間の停電や短期的、かつ、一時的な圧力や温度
の異常時に対し、運転を完全に停止することなく安全に
装置を運転することができる。
【0102】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1にかか
わるオゾン製造装置によれば、還元剤貯留器に脱着した
高濃度オゾンを導き、還元剤とオゾンとを反応させて、
また、請求項2にかかわるオゾン製造装置では、充填器
に脱着した高濃度オゾンを導き、オゾン濃度を平滑化し
てオゾン分解器で分解するようにし、さらに、請求項3
にかかわるオゾン製造装置では、直接オゾンをオゾンの
使用先に供給する配管を設け、脱着した高濃度オゾンを
導くようにして、また、請求項4にかかわるオゾン製造
装置では、ガス貯留器に脱着した高濃度オゾンを導き、
オゾン濃度を平滑化してオゾン分解器で分解するように
するので、停電や吸脱着塔内が高圧力、高温などの運転
異常状態になったときにも、吸着しているオゾンを安全
に処理できる。
【0103】また、請求項5にかかわるオゾン製造装置
によれば、停電になったことを自動的に検知する手段を
備え、停電が発生し、装置が運転異常状態になったと
き、また、請求項6にかかわるオゾン製造装置によれ
ば、吸脱着塔内の圧力を自動計測する手段を備え、吸脱
着塔の圧力が運転時の適正範囲から逸脱し運転異常状態
になったとき、また、請求項7にかかわるオゾン製造装
置によれば、吸脱着塔内の温度を自動計測する手段を備
え、吸脱着塔の温度が運転時の適正範囲から逸脱し運転
異常状態になったとき、これらの検知信号、または計測
信号に基づいて、吸脱着塔内に貯留しているオゾンを引
き抜き処理するので、運転異常状態になっても安全に運
転することができる。
【0104】さらに、請求項8にかかわるオゾン製造装
置によれば、吸脱着塔内に貯留しているオゾンを引き抜
き処理し、運転異常状態になっても適切かつ安全に対処
し、または同時に、装置への電力供給状態、吸脱着塔の
圧力、温度を監視し、これらの計測値が予め定めた正常
範囲に戻ると、自動的に元の運転状態に復帰するので、
短期間の停電や短期的、かつ、一時的な圧力や温度の異
常時に対し、運転を完全に停止することなく安全に装置
を運転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態2にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態3にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態4にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態5にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態6にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図7】 本発明の実施の形態7にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態8にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態9にかかわるオゾン製造
装置の構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態10にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図11】 本発明の実施の形態11にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態12にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図13】 本発明の実施の形態13にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図14】 本発明の実施の形態14にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図15】 本発明の実施の形態15にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図16】 本発明の実施の形態16にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図17】 本発明の実施の形態17にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図18】 本発明の実施の形態18にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図19】 本発明の実施の形態19にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図20】 本発明の実施の形態20にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図21】 本発明の実施の形態21にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図22】 本発明の実施の形態22にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図23】 本発明の実施の形態23にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図24】 本発明の実施の形態24にかかわるオゾン
製造装置の構成図である。
【図25】 従来のオゾン製造装置の構成図である。
【符号の説明】
1 オゾン発生器、2 酸素供給源、3 循環ブロア、
4 吸脱着塔、5 冷熱源、6 加熱源、7 水流エジ
ェクタ、8a〜8g 切換弁、9 切換弁、10 還元
剤貯留器、11 充填器、12 オゾン分解器、13
ガス貯留器、14 電力供給状態のモニター、15 制
御回路、16 圧力計、17 温度計、La〜Ld、L
1 配管、S1〜S15 信号線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 網谷 久夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 弓削 裕 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小沢 建樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾン化酸素を生成するオゾン発生器
    と、該オゾン発生器で生成したオゾン化酸素からオゾン
    を吸着貯留する吸脱着塔と、吸着貯留したオゾンを脱着
    して供給するオゾン脱着手段を備えてなるオゾン製造装
    置であって、還元剤を貯留する還元剤貯留器が前記吸脱
    着塔に切換バルブを介して接続されており、オゾン製造
    装置が運転異常状態になったときに前記切換バルブを開
    くようにしたことを特徴とするオゾン製造装置。
  2. 【請求項2】 オゾン化酸素を生成するオゾン発生器
    と、該オゾン発生器で生成したオゾン化酸素からオゾン
    を吸着貯留する吸脱着塔と、吸着貯留したオゾンを脱着
    して供給するオゾン脱着手段を備えてなるオゾン製造装
    置であって、オゾン吸着剤を充填した充填器とオゾン分
    解器が前記吸脱着塔に切換バルブを介して順次接続され
    ており、オゾン製造装置が運転異常状態になったときに
    前記切換バルブを開くようにしたことを特徴とするオゾ
    ン製造装置。
  3. 【請求項3】 オゾン化酸素を生成するオゾン発生器
    と、該オゾン発生器で生成したオゾン化酸素からオゾン
    を吸着貯留する吸脱着塔と、吸着貯留したオゾンを脱着
    して供給するオゾン脱着手段を備えてなるオゾン製造装
    置であって、前記吸脱着塔と前記オゾン脱着手段より下
    流側位置の水配管とが切換バルブを介して接続されてお
    り、オゾン製造装置が運転異常状態になったときに前記
    切換バルブを開くようにしたことを特徴とするオゾン製
    造装置。
  4. 【請求項4】 オゾン化酸素を生成するオゾン発生器
    と、該オゾン発生器で生成したオゾン化酸素からオゾン
    を吸着貯留する吸脱着塔と、吸着貯留したオゾンを脱着
    して供給するオゾン脱着手段を備えてなるオゾン製造装
    置であって、ガス貯留器が前記吸脱着塔に切換バルブを
    介して接続されており、オゾン製造装置が運転異常状態
    になったときに前記切換バルブを開くようにしたことを
    特徴とするオゾン製造装置。
  5. 【請求項5】 停電状態になったことを検知する電力供
    給モニター手段を備えており、停電を検知したばあいに
    運転異常状態になったと判断する請求項1、2、3また
    は4記載のオゾン製造装置。
  6. 【請求項6】 前記吸脱着塔内の圧力を計測する圧力検
    知手段を備えており、吸脱着塔内の圧力が予め定めた範
    囲を逸脱したばあいに運転異常状態になったと判断する
    請求項1、2、3、4または5記載のオゾン製造装置。
  7. 【請求項7】 前記吸脱着塔内の温度を計測する温度検
    知手段を備えており、吸脱着塔内の温度が予め定めた範
    囲を逸脱したばあいに運転異常状態になったと判断する
    請求項1、2、3、4、5または6記載のオゾン製造装
    置。
  8. 【請求項8】 運転異常状態から正常な状態に回復した
    ときに自動的に元の運転状態に復帰する請求項1、2、
    3、4、5、6または7記載のオゾン製造装置。
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