JPH1142783A - インクジェット記録ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド及びその製造方法

Info

Publication number
JPH1142783A
JPH1142783A JP20145597A JP20145597A JPH1142783A JP H1142783 A JPH1142783 A JP H1142783A JP 20145597 A JP20145597 A JP 20145597A JP 20145597 A JP20145597 A JP 20145597A JP H1142783 A JPH1142783 A JP H1142783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
gap
recording head
boards
heater board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20145597A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Komata
好一 小俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP20145597A priority Critical patent/JPH1142783A/ja
Publication of JPH1142783A publication Critical patent/JPH1142783A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録を行うためのエネルギー発生素子(ヒー
タ)101が複数設けられたヒータボード100と、こ
のヒータボード100を一方の面側に一列に複数配設し
た支持体ベースプレート300とを備えたインクジェッ
ト記録ヘッドの製造方法において、ヒータボード100
の配列精度を保持したまま、配列隙間をできるだけ少な
くする製造手段を提供する。 【解決手段】 このため、前記ベースプレート300の
線膨張係数を、前記ヒータボード100のそれより大き
いアルミニウムを用い、ヒータボード100を配列する
工程においては、ベースプレートの温度を実使用時間よ
り高くして、所定間隔で各ヒータボード100の配列を
行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持基板上に配列
された複数の吐出エネルギー発生素子基板を持つインク
ジェット記録ヘッドの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱エネルギーを利用して吐出口からイン
クなどの記録用液体を吐出、飛翔させ、紙,プラスチッ
クシート,布等の被記録媒体に記録用液体を付着させる
ことによって記録を行うインクジェット式の液体噴射記
録方法は、ノンインパクト式の記録方法であって、騒音
が少ないこと、被記録媒体に特に制限が無いこと、カラ
ー画像記録が容易にできることなどの利点を有する。
【0003】そして、この種の液体噴射記録方法を実施
する装置、すなわち液体噴射記録装置については、その
構造が比較的簡単であって、液体噴射ノズルを高密度に
配設でき、当該記録装置の高速化も比較的容易に達成で
きるといった利点がある。
【0004】こうしたことから、上述した液体噴射記録
方法は社会的に注目され、その記録方法について幾多の
研究が成されている。由に、この液体噴射記録方法を実
施するいくつかの液体噴射記録装置が市場化されて実用
に供されている。
【0005】ところで、近年、液体噴射記録法を用いた
記録分野においては、より高画質の記録を、より高速で
得ることが可能な記録装置の早期提供が望まれている。
そして高速記録の要求に応える観点から、幅広の記録媒
体への記録を可能にすべく、その記録の幅に対応する幅
を有するいわゆる“ラインヘッド”のような大型のイン
クジェット記録ヘッドについての鋭意研究が成されてい
る。
【0006】しかしながら、上記ライン記録ヘッドにお
いては、記録領域の略全幅に亘って設けられた吐出エネ
ルギー発生素子を、全てに亘って欠陥無く加工すること
は、実質的に極めて困難であった。
【0007】すなわち、A3サイズの記録紙を400d
pi(1インチ当たりのドット数)の記録密度で記録す
るライン記録ヘッドでは、4736個の吐出エネルギー
発生素子(バブルジェット方式では、一対の電極及びこ
れらの電極の間に設けられた発熱抵抗体)を、1つの欠
陥もなく全てに亘って加工しなくてはならず、その製造
が極めて困難であった。従ってヘッドコストが高く、な
かなか実用化まで到達することができなかった。
【0008】このため、今までいろいろな方式が提案さ
れて来た。例えば各公報、特開昭55−132253
号、特開平2−2009号、特開平4−229278
号、特開平4−232749号、特開平5−24192
号、米国特許501602号などがそれであり、これら
の考え方は、32ノズル、48ノズル、64ノズル、1
28ノズル等の比較的ノズル本数の少ない製造し易いヘ
ッドを複数個、1つの基板の上(又は上下)に、ノズル
の配列密度に合わせて高精度に並べてゆく方法を採用し
ている。
【0009】しかしながらこれらの記録ヘッドにおいて
は、その構成部品となる複数のヘッドを高精度に並べる
ために種々の工夫や専用の装置を使用することとなり、
必然的にコスト高になってしまう。
【0010】また、構成部品となる複数のヘッドに対し
て、それぞれインク及び駆動に必要な電気信号を個別に
供給する必要があり、そのために多数の部品が必要とな
らざるを得なく、必然的に記録ヘッドの大型化やコスト
高は避けられず、それが故に記録ヘッドの持つ性能は充
分高いものではあるが、これを使った液体噴射記録装置
が大量に市場に出回ることを妨げているのが現状であっ
た。
【0011】そこで64個、128個等の比較的少ない
数の吐出エネルギー発生素子(インクジェット記録方式
では、一対の電極及びこれら電極の間に設けられた発熱
抵抗体)を設けた基板(以降、“ヒータボード”と呼
ぶ)を必要な数だけ一枚の基台の上に精度良く並べて接
着する方式が、特願平6−34810号により提案開示
されている。
【0012】この方式によれば、今までフォトリソ加工
などの技術で全幅に亘って無欠陥で作り上げようとして
いた長尺のヒータボードが極めて高い歩留りで得られ
る。
【0013】さらにこの方式では、ヒータボードの上
に、一端部に形成された複数のインク吐出口と、これら
吐出口の各々に連通し、かつ一端部から他端部に向けて
形成された複数の溝を有する一体の天板で、その複数の
溝がヒータボードに塞がれるように接合することによっ
て、極めて簡単に長尺のインクジェット記録ヘッドを製
造できるようになっている。
【0014】複数のヒータボードを配列して一つのヘッ
ドとする方式では、一体のヒータボードを用いる方式に
比べて精度の面で不利になることもあり得る。
【0015】つまり、配列している各ヒータボードは、
隣接するヒータボード間で必ずある隙間を有しており、
均一なヘッドを製造しようとすると、上記隙間を溝壁に
よって確実に塞がなくてはならない。もし隙間が確実に
塞がれていないと、図4にその一例図を示すように、ノ
ズル内部とヒータボード100間の隙間が連通してしま
う。すると吐出のための圧力がヒータボード隙間に逃げ
てしまうためヒータボード隙間に隣接するノズルでは吐
出量が低下し、その結果、画像にムラが生じてしまう。
なお、図中、101は吐出エネルギー発生素子、200
は天板、202は流路、203はオリフィスを示す。
【0016】実際にはヒータボード100の切断寸法の
公差や配列ピッチの公差によって隙間の位置、間隔は、
ある公差値を持ち、天板200の溝加工精度も、ある公
差を持っているので、両者を精度良く接合してかつヒー
タボードの隙間を塞ぐために様々な手段を必要とする。
【0017】特願平6−34930号では、図5に示す
ように、隣接するヒータボード100の隙間を封止剤4
で塞ぐことを提案している。なお、図中、101はイン
ク吐出エネルギー発生素子(ヒータ)、100は、エネ
ルギー発生素子101をパターニングしたヒータボード
(シリコン基板ユニット)、300は、ヒータボード1
00を配列したベースプレート、110は、ベースプレ
ート300上に配列したヒータボード100の間を埋め
た流動性硬化性樹脂の封止剤で、これらは配線(第1)
基板400の要素である。200は、エネルギー発生素
子101に対応して接合することにより流路を形成する
凹部を有する第2基板と、吐出口(オリフィス)203
を形成する吐出口形成部材(オリフィスプレート)とを
一体に成形して得た天板である。
【0018】また、特願平6−105469号では、図
6に例示するように、ヒータボード隙間に相当する溝壁
を他の壁よりも幅広にして確実に隙間を塞げるようにし
ている。
【0019】また、特開平2−212162号公報で
は、ヒータボードの端面を先に並べたヒータボードに突
き当てて配列する方法が開示されている。この方法で
は、ヒータボードの隙間は0に近くなるが、ヒータボー
ド端面の切断精度がそのまま配列精度となる。そのため
ヒータボードの切断装置に高精度に要求されコストが高
くなる欠点がある。
【0020】また、ヒータボードの端面を機械的に突き
当てるため、ヒータボードの欠け、割れ、チッピング等
が生ずる可能性がある。そこで、特願平6−26659
4号では、ある程度の隙間を空けてヒータボードを配列
している。
【0021】ヒータボードを配設する際には、余り隙間
を狭く配列しようとすると、切断寸法公差や切断面の傾
き、画像処理の誤差によってヒータボード同士をぶつけ
てしまうことがあり得る。この様子を図7に示す。配列
方向、上下方向とも数μmの精度を必要とするので、ヒ
ータボード100同士をぶつけると所望の精度を出すこ
とはできない。
【0022】従って、上記のような公差を考慮すると、
ヒータボード100は8μm程度の隙間を空けて配列せ
ざるを得ず、これを塞ぐために上記のように様々な工夫
を必要とした。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配列時
にヒータボード100をぶつけることなく、配列隙間を
十分に小さくできれば、天板で隙間を塞ぐことも容易に
なり、より一層の性能向上が期待できる。
【0024】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、ヒータボードを、配列精度を保持した
まま、配列隙間をできる限り小さくする手段の提供を目
的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、下
記の各項(1)〜(3)のいずれかに記載のインクジェ
ット記録ヘッドまたはその製造方法を提供することによ
り、前記目的を達成しようとするものである。
【0026】(1)記録を行うためのエネルギー発生素
子が複数設けられた素子基板と、前記素子基板を一方の
面側に一列に複数配設した支持体とを備えたインクジェ
ット記録ヘッドの製造方法であって、前記支持体の線膨
張係数は、前記素子基板の線膨張係数よりも大きく、前
記素子基板を配列する工程においては、前記支持体の温
度を実使用時の温度よりも高くして所定の間隔で素子基
板の配列を行うことにより、実使用時の温度では前記素
子基板同士の間隔を配列時よりも狭い所望の寸法にする
ことを特徴とするインクジェット記録ヘッドの製造方
法。
【0027】(2)前記記録ヘッドは、液体を飛翔させ
て被記録媒体上に定着させて記録を行うインクジェット
記録ヘッドであることを特徴とする前項(1)記載のイ
ンクジェット記録ヘッドの製造方法。
【0028】(3)前項(1),(2)のいずれか記載
の製造方法により製造されたことを特徴とするインクジ
ェット記録ヘッド。
【0029】
【作用】以上のような本発明構成により、ヒータボード
の配列精度を維持したまま実使用時の配列隙間を最小に
することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、好
適な一実施例に基づき、図面を用いて詳細に説明する。
【0031】
【実施例】図1は、本発明実施例で用いる記録ヘッドの
構成を表わす模式図、図2は、その各ヒータボードを配
列する際の温度による寸法変化例を誇張して表した図で
ある。
【0032】両図において、100はヒータボード、3
00はベースプレート、また400は、各ヒータボード
100を支持するための台座(配線基板)を表わす。ヒ
ータボード100は、シリコン単結晶基板上に吐出エネ
ルギー発生素子(ヒータ)101、接続端子102及び
不図示の配線を積層させてできている。ヒータ101は
360dpiピッチで128個形成されている。また、
200は天板、400は台座、401は接続端子、40
2はコネクタを示す。
【0033】切断前にウェハーで隣り合って並んでいる
ヒータボード100は、ベースプレート300上でも極
力隣り合って並ぶように配列する。ただし、不良のヒー
タボード100があった場合は、これを抜かしてその隣
のヒータボード100を配列する。
【0034】このようにすることによって、たとえ切断
面が傾いていても、隣り合うヒータボード100の切断
端面の傾きが同じ方向なので、切断端面の凸部分同士が
ぶつかることはなくなる。
【0035】また切断位置が左右にずれたとしても、ど
ちらかが長く、どちらかが短くなるだけなので、左右両
方で長さが長くなって隣同士がぶつかることもなくな
る。
【0036】ヒータボード100の切断幅は、隣り合う
第1ヒータと第128ヒータのピッチを70.5μmと
したときに、配列隙間が0μm(+3μm−0μm)に
なるように設計されている。上記のように、ウェハー上
で隣り合うヒータボード100を、ベースプレート30
0上でも隣り合うように並べるので、ヒータボード隙間
の公差は、ブレード厚みの公差だけになっている。
【0037】ヒータボード100は、ベースプレート3
00上に全部で11個配列されており、合計ヒータ数は
1408個である。ベースプレート300は、アルミニ
ウム合金をプレスして作られている。
【0038】図3は、本発明実施例で用いるヒータボー
ド配列装置の構成を表わす模式図である。
【0039】配列装置上で、ベースプレート300とヒ
ータボード100とは、天板接合時の温度25℃よりも
35℃高い60℃に保たれている(図2参照)。
【0040】まず、ベースプレート300を台座400
に固定し、フィンガが配列すべきヒータボード100を
取り上げる。このとき、ヒータボード100上に形成さ
れた第1ヒータの位置と切断面との距離、第128ヒー
タの位置と切断面との距離を画像処理によって認識し記
憶する。
【0041】フィンガは、ベースプレート300の決ま
った位置に第1のヒータボード100を運搬し、静かに
ベースプレート300上へ置く。ベースプレート300
には裏面に穴が開いており、ここからヒータボード10
0を真空吸引して仮に固定する。
【0042】その後、フィンガは、第2のヒータボード
を取り上げ、第1のヒータボードと同様に、第1ヒータ
の位置と切断面との距離、第128ヒータの位置と切断
面との距離を画像処理によって認識し記憶する。
【0043】そして第1のヒータボードの第128ヒー
タと、第2のヒータボードの第1ヒータとのピッチが所
定の値になるような位置に第2のヒータボードを運搬
し、静かにベースプレート300上に置く。
【0044】以下、同様に第11のヒータボードまでの
配列を行い、配列が終了したら、ヒータボード裏面の別
の穴から接着剤を流し込んで接着を行う。
【0045】ここで、上記隣り合うヒータボードの第
1、第128ヒータのピッチについて説明する:ベース
プレート300はアルミニウム製なので、その線膨張係
数は23.7×10-6であり、シリコンを用いているヒ
ータボードの線膨張係数は2.4×10-6である。
【0046】ベースプレート300の方が線膨張係数が
大きいので、温度が上がってベースプレート300が伸
長した場合には、その上に接着されているヒータボード
100の配列間隔は大きくなる。ベースプレート300
の長さは約100mm、ヒータボード100の長さは約
9mmなので、温度60℃のときのヒータボード隙間
は、25℃のときに比べて6.7μm広くなることにな
る。
【0047】従って、温度25℃で隣り合う第1ヒータ
と第128ヒータのピッチを70.5μm(360dp
i)とするためには、温度60℃環境で配列を行えば
6.7μmだけ余分にヒータボード100の隙間を空け
て配列を行うことができる。
【0048】従って、温度60℃環境で配列を行うに
は、隣り合うヒータボード100の第1、第128ヒー
タのピッチは70.5+6.7=77.2μmになるよ
うにすればよい。
【0049】ただし、ウェハー上で不良チップがあった
場合には、ウェハー上で隣り合っていたヒータボード1
00が、配列時も隣にくるとは限らない。そこで配列前
に測定したヒータから切断面までの距離を計算して、温
度25℃になったときに切断面がぶつかるような寸法関
係のときは、配列ピッチをその分だけ長くするよう修正
を行う。
【0050】以上述べたような方法でヒータボード配列
を終了した後に、温度25℃環境に戻し、PCB(配線
基板)とヒータボード100とをワイヤボンディングで
接続し、吐出口とインク流路の形成された一体の天板を
ヒータボード上に整合し、ばねで押さえて接合する。天
板の接合時は温度25℃環境なので、隣り合うヒータボ
ード100のヒータピッチは70.5μmに戻ってい
る。
【0051】以上のような本発明実施例の方法を用いた
場合、配列隙間の狙い寸法は6.7〜9.7μmであ
り、これだけ隙間を空けて配列すれば、ヒータボード同
士をぶつけることによる不良品は発生しない。また、配
列隙間は、配列時よりも6.7μm縮んで0〜3μmに
なっているので、天板のノズル壁で隙間を塞ぐことは容
易であり、またノズル壁の厚さの誤差や天板接合時の接
合位置の誤差に対してマージンが大きくなっている。す
なわち、隙間を塞げないことによる吐出のムラがなくな
り、濃度が均一な良質の画像を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベースプレートにヒータボードよりも線膨張係数の大き
い物質を用い、ベースプレートを、実使用時の温度より
も高い温度に保ったままヒータボード配列を行うことに
よって、実使用時には各ヒータボード間の隙間を少なく
することができるので、ムラのない濃度が均一な画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の記録ヘッド構成の模式図
【図2】 図1における各ヒータボード配列時の温度に
よる寸法変化例図
【図3】 実施例のヒータボード配列装置構成の模式図
【図4】 隣接ヒータボードの隙間関係の一例図
【図5】 隣接ヒータボード隙間封塞事例図
【図6】 ヒータボード隙間溝壁の拡張例図
【図7】 ヒータボード同士の衝突事例図
【符号の説明】
100 ヒータボード 101 吐出エネルギー発生素子(ヒータ) 102 接続端子 110 封止剤 200 天板 203 吐出口(オリフィス) 300 ベースプレート 400 台座(配線基板)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録を行うためのエネルギー発生素子が
    複数設けられた素子基板と、前記素子基板を一方の面側
    に一列に複数配設した支持体とを備えたインクジェット
    記録ヘッドの製造方法であって、 前記支持体の線膨張係数は、前記素子基板の線膨張係数
    よりも大きく、前記素子基板を配列する工程において
    は、前記支持体の温度を実使用時の温度よりも高くして
    所定の間隔で素子基板の配列を行うことにより、実使用
    時の温度では前記素子基板同士の間隔を配列時よりも狭
    い所望の寸法にすることを特徴とするインクジェット記
    録ヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドは、液体を飛翔させて被
    記録媒体上に定着させて記録を行うインクジェット記録
    ヘッドであることを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェット記録ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1,2のいずれか記載の製造方法
    により製造されたことを特徴とするインクジェット記録
    ヘッド。
JP20145597A 1997-07-28 1997-07-28 インクジェット記録ヘッド及びその製造方法 Withdrawn JPH1142783A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20145597A JPH1142783A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 インクジェット記録ヘッド及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20145597A JPH1142783A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 インクジェット記録ヘッド及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1142783A true JPH1142783A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16441385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20145597A Withdrawn JPH1142783A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 インクジェット記録ヘッド及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1142783A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525786A (ja) * 2000-03-09 2003-09-02 シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド モジュール式印刷ヘッド組立体のための熱膨張補償
JP2009292109A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Seiko Epson Corp 記録装置、及び記録方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525786A (ja) * 2000-03-09 2003-09-02 シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド モジュール式印刷ヘッド組立体のための熱膨張補償
US7942499B2 (en) 2000-03-09 2011-05-17 Silverbrook Research Pty Ltd Method of aligning two or more printhead modules mounted to a support member in a printer
JP2009292109A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Seiko Epson Corp 記録装置、及び記録方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5098503A (en) Method of fabricating precision pagewidth assemblies of ink jet subunits
JPH04229276A (ja) サーマル式ドロップ・オン・デマンド・インクジェット・プリントヘッド
JPH022009A (ja) 大型アレー・サーマル・インクジェット印字ヘッド
JPH07186388A (ja) 大規模配列インク・ジェット・プリントヘッドおよびその製造方法
JP3397473B2 (ja) 液体噴射ヘッド用素子基板を用いた液体噴射ヘッド、該ヘッドを用いた液体噴射装置
US7527347B2 (en) Ink jet print head and ink jet printing apparatus having a plurality of slits formed in a heater substrate mounting surface
EP1493568B1 (en) Liquid jet head and liquid jet device
JP4431114B2 (ja) インクジェット記録ヘッド
JPH1142783A (ja) インクジェット記録ヘッド及びその製造方法
US5410340A (en) Off center heaters for thermal ink jet printheads
US6409307B1 (en) Coplanar mounting of printhead dies for wide-array inkjet printhead assembly
JPH0952365A (ja) インクジェット記録ヘッド及びその製造方法、並びにインクジェット記録装置
JP2005138527A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法及び液体吐出ヘッドの製造装置
US7163279B2 (en) Inkjet head having relay member interposed between piezoelectric element and diaphragm
US6955417B2 (en) Inkjet recording head and inkjet printer
JPH07241994A (ja) 記録ヘッドの製造方法、記録ヘッド、および記録装置
JP2005138390A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び液体吐出ヘッドの吐出調整方法
JP3231196B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法、インクジェットヘッドおよびインクジェット記録装置
JPH07256882A (ja) インクジェット記録ヘッド、その製造方法及び該記録ヘッドを具備する記録装置
JP2001171129A (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法およびインクジェット記録ヘッド
JP2000225707A (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法およびインクジェット記録ヘッド
JP3260546B2 (ja) インクジェットヘッド用基体、インクジェットヘッド、該インクジェットヘッド用基体の製造方法、および該インクジェットヘッドの製造方法
JPH10258512A (ja) 液体噴射記録ヘッドの製造方法
JPH10151741A (ja) インクジェット式記録ヘッドユニット、及びインクジェット式記録ヘッド
US20040090497A1 (en) Acoustic ink printer

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041005