JPH1142619A - セラミックスグリーンの製造法 - Google Patents

セラミックスグリーンの製造法

Info

Publication number
JPH1142619A
JPH1142619A JP21803997A JP21803997A JPH1142619A JP H1142619 A JPH1142619 A JP H1142619A JP 21803997 A JP21803997 A JP 21803997A JP 21803997 A JP21803997 A JP 21803997A JP H1142619 A JPH1142619 A JP H1142619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
slurry
self
molding
mold material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21803997A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Kobayashi
啓佑 小林
Haruto Araki
治人 荒木
Seiichi Fujita
誠一 藤田
Toshio Nakamura
利男 中村
Hiroshi Maekawa
宏 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kohoku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kohoku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kohoku Kogyo Co Ltd filed Critical Kohoku Kogyo Co Ltd
Priority to JP21803997A priority Critical patent/JPH1142619A/ja
Publication of JPH1142619A publication Critical patent/JPH1142619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 離型材を使用しないで簡単に型離れでき、気
泡や反り、割れの生じないセラミックスグリーンの製造
法を提供する。 【解決手段】 アルキル基、アリル基またはアリール基
のいずれか一つ以上を有し、かつ臨界表面張力が50 d
yn/cm 以下の、常温で固体または半固体の有機化合物よ
りなる型材により成形型を形成する。また、上記の型材
の内、熱可塑性を有するものを使用し、これを融解温度
以上に加熱しし、溶融した型材を容器に注入し、容器内
の母型の周囲を型材で満たし型材を冷却固化した後、母
型を型材から取外して成形型を形成する。この成形型
に、自己硬化性のセラミックス泥漿を注入し、この成形
型を遠心分離機にかけて泥漿中の気泡を脱泡してセラミ
ックスグリーンを成形する。本発明の成形型は臨界表面
張力が50 dyn/cm 以下で小さく、離型材を使用しなく
とも簡単に型離れできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自己硬化性のセラ
ミックスを用いて焼結前駆体であるセラミックスグリー
ンを製造する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一定形状のセラミックスの焼結体を製造
する場合、はじめに泥漿状態のセラミックスの粉体を型
を使って成形し、この成形体を焼結する。この焼結する
前のセラミックスの成形体をセラミックスグリーンとい
う。寸法精度の高い焼結体を得るには、焼結前駆体のセ
ラミックスグリーンが均一に緻密化し寸法が高精度でな
ければならない。このような要請に応えるものとして自
己硬化性のセラミックスが提案されている(例えば特公
平7−22931号公報、特許第2592288号公報
など)。これはセラミックスの粉体に、硬化性樹脂(例
えばエポキシ樹脂)とこの樹脂に対し相溶性のある液体
(例えば水)およびこの樹脂の硬化剤(例えばトリエチ
レンテトラミン)を一定割合に混合したもので、常温で
自己硬化反応を起して自己収縮し、強固に緻密化する性
質がある。これを精密な型を使用して成形すれば、圧力
をかけずに寸法精度が高く面粗度の良いセラミックスグ
リーンが得られる。しかし、金型を用いてこの自己硬化
性セラミックスの泥漿を複雑な形状に成形する場合、泥
漿の濡れ性から型離れが悪く、あらかじめ金型に離型剤
を塗布する必要があることから、作業性が悪いという問
題があった。また泥漿中に含まれる気泡のために、グリ
ーンの内部に気泡痕が生じるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題点に鑑み、
本発明では、離型剤を使用しないで、簡単に型離れで
き、気泡や反り、割れの生じないセラミックスグリーン
の製造法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、アルキル
基、アリル基またはアリール基のいずれか一つ以上を有
し、かつ臨界表面張力が50 dyn/cm 以下の、常温で固
体または半固体の有機化合物よりなる型材の成形型を用
い、これに自己硬化性のセラミックス泥漿を注入する。
また、前記型材であって熱可塑性を有するものを加熱融
解し、この融解した型材を容器に注入し、容器内の母型
の周囲を型材で満たす。そして型材を冷却固化した後、
母型を型材より取外して母型と凹凸が反対の成形型を形
成し、この成形型に、自己硬化性のセラミックス泥漿を
注入することにより、母型と同一形状に成形する。さら
にアルキル基、アリル基またはアリール基のいずれか一
つ以上を有し、かつ臨界表面張力が50 dyn/cm 以下
の、常温で固体または半固体の有機化合物よりなる型材
の成形型に、自己硬化性のセラミックス泥漿を注入し、
この成形型を遠心分離機にかけて泥漿中の気泡を脱泡し
て成形する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施態様を説明する。図
1は本発明の成形型を作製する工程図である。 ステップ1 製品の外形に合わせて機械加工等により容
器および母型を作成する。このとき材料の収縮率を見込
み大きく作成する。母型には必要に応じて冷却用のフィ
ンを設ける。 ステップ2 容器内の定位置に母型をセットする。 ステップ3 型材として、アルキル基、アリル基または
アリール基のいずれか一つ以上を有し、臨界表面張力が
50 dyn/cm 以下の、常温で固体または半固体の熱可塑
性を有する有機化合物を選択する。この条件を満たす有
機化合物としては、テフロン(18.5 dyn/cm) 、パラフィ
ンワックス(26 dyn/cm) 、ポリフッ化ビニル(28 dyn/c
m) 、ポリプロピレン(31 dyn/cm) 、ポリエチレン(32 d
yn/cm) 、ポリスチレン(33 dyn/cm) 、ポリビニルアル
コール(37 dyn/cm) 、ポリ塩化ビニル(39 dyn/cm) 、ポ
リ塩化ビニリデン(40dyn/cm) 、セルロース(45.5 dyn/c
m) 等がある。括弧内は臨界表面張力である。これらよ
り選んだ型材を融解温度以上に加熱して融解状態に保温
する。同時に容器1および母型7も同等温度に加熱して
保温する。 ステップ4 容器1内に融解した型材を注入する。 ステップ5 容器1と型材を冷却する。冷却後、型材が
固化したら母型7を抜き取り、成形型12を形成する。
ここで母型7に冷却フィン等の冷却装置を取付け、型材
より先に母型7を冷却すると、母型7に接する成形型1
2の表面が緻密になり、母型7が容易に抜取れる。
【0006】第1実施例として、ワイヤボンディング用
のキャピラリーチップスグリーン用の成形型を示す。図
2は、第1実施例の成形型の製作過程を示す断面図で、
図3はその母型の側面図である。図4はセラミックス泥
漿の注入および成形型中子の挿入状態を示す断面図、図
5はセラミックスグリーンの取出し状態を示す断面図で
ある。最終製品であるキャピラリーチップスは、このキ
ャピラリーチップスグリーンを焼成し、さらに切削加工
を経て製品化される。このときの焼成による収縮を予め
見込んで、キャピラリーチップスグリーンの成形型を作
成する。容器1は円筒体で、中心にキャピラリーチップ
スグリーン2の外径より大きめの内径の貫通孔3を有
し、貫通孔3の一方の口元に円錐状のテーパ部4を形成
する。5は抜止めピン5で、6は空気抜き孔である。母
型7は、図3に示すように、金属またはテフロン等の樹
脂からなる丸棒を切削加工して形成する。8は貫通孔3
と同径の嵌合部で、9は根元部、10は本体部10、1
1は先端部で、この順に細く形成する。この母型7を容
器1の貫通孔3に嵌入し、空気抜き孔6を嵌合部8で塞
いだ状態で固定する。次に容器1のテーパ部4を上に向
け、貫通孔3に加熱融解したパラフィンワックスWを注
入する。本実施例では融点45〜75℃のパラフィンワ
ックスWを用いる。パラフィンワックスWおよび容器1
の温度はこの融点より高く設定する。パラフィンワック
スWは、抜止めピン5を越えてテーパ部4の中程まで注
入する。ついで容器1全体を冷却してパラフィンワック
スWを固化する。この時、母型7に空冷フィン等の冷却
装置を取付け、母型7から先に冷却することにより、母
型7に接する面から外側に向って固化が始まり、母型7
に接する面は緻密な面を形成する。パラフィンワックス
Wの固化は、1〜2時間かけて35〜65℃まで冷却し
て行う。固化後、容器1から母型7を引抜き、容器1内
に成形型12Aを形成する。成形型12Aは母型7と凹
凸が反対の形状に成形される。抜止めピン5は、パラフ
ィンワックスWが固化した後に、容器1からパラフィン
ワックスWが脱落しないように保持する。
【0007】この成形型12Aに、これとは別に機械加
工等により形成した中子13Aを組合わせて、セラミッ
クスグリーンを成形する。中子13Aは、金属またはテ
フロン等を切削加工して製作する。14はその針状部、
15は基部、16は挿入部、17は突当て部である。成
形型12Aの開口部を上に向け、これに自己硬化性のセ
ラミックス泥漿Mを一定量注入する。一般に泥漿とは、
微細な固体粒子が液体中に高密度に分散した懸濁液をい
い、自己硬化性のセラミックス泥漿Mは、アルミナ粉、
分散剤、硬化性樹脂、硬化剤を溶剤により混合して生成
する。そして中子13Aを先端の針状部14から先に挿
入し、突当て部17を容器1の口元端面に当接する。こ
の時、成形型12A内の空気は空気抜き孔6から外部へ
排出される。この状態で容器1全体を遠心分離機にか
け、500G相当の遠心力を加えてセラミックス泥漿M
を強制充填する。この強制充填によりセラミックス泥漿
M中の気泡が脱泡する。次にセラミックス泥漿Mを室温
65℃以下で10〜50分で自己硬化させる。セラミッ
クス泥漿Mが硬化したら中子13Aを抜取る。このとき
中子13Aにグリーン2が付着した状態で抜取られるの
で、成形型12Aよりグリーン2を容易に外すことがで
きる。グリーン2を室温〜70℃範囲の純水中に静置す
ることにより、後硬化が促進され、均質で強固なセラミ
ックスグリーンが生成できる。さらに、このグリーン2
を湿度95%RH以上の密閉容器内に入れ、密閉容器お
よびその周辺温度を室温から70℃まで4〜12時間か
けて昇温し、密閉容器の内部湿度を徐々に30%以下に
下げることにより、反りや割れのないセラミックスグリ
ーンの乾燥体(焼成前駆体)を作ることができる。この
グリーン2を焼成し、根元部および先端部を切断して、
ワイヤボンディング用のキャピラリーチップスを作成す
る。
【0008】第2実施例として、光通信用のジルコニア
フェルール用の成形型を示す。ジルコニアフェルール
は、一端にテーパ部を設けた円筒形状で、その長手方向
に沿って中心に細孔が貫通している。図6はジルコニア
グリーンの割り型の平面図で、図7はその中央断面図、
図8は図6の割り型をダイプレートに固定した状態の平
面図である。ここでは、図6の割り型18Aをポリプロ
ピレン樹脂の射出成形により1対形成し、これらを上下
に向い合せて成形型12Bを構成する。割り型18Aの
中央には、長手方向に生成するジルコニアグリーンの径
に合せて、断面半円状の凹溝19Aを形成する。凹溝1
9Aの先端は半円錐状に狭めてテーパ溝部20を形成
し、テーパ溝部20の先端に内径形成ピン21を保持す
る内径形成用ピン溝22を形成する。内径形成用ピン保
持溝22を挟んでその左右に、テーパ溝部20からそれ
ぞれ型外に向けて放射状に拡がる半円錐状の空気抜き口
用溝23および泥漿注入口用溝24を形成する。中子1
3Bは金属丸棒を切削加工して形成し、その外径を割り
型18Aの凹溝19Aに一致させ、一端には位置決めの
大径部25を形成し、他端の中央には内径形成ピン21
を突出して溶接する。
【0009】この状態で、図9に示すように、1対の割
り型18Aを向い合わせてダイプレート26に固定す
る。ダイプレート26には中子13Bの大径部25を保
持するブロック27を設ける。割り型18Aの凹溝19
Aに中子13Bを載置し、内径形成用ピン21がダイプ
レート26の一側から露出するように装着し、大径部2
5をブロック27により挟持して中子13Bを所定位置
に保持する。上下の凹溝19Aは重なってキャビティを
構成し、空気抜き口用溝23は重なって空気抜き孔6
を、泥漿注入口用溝24は重なって泥漿注入口28をそ
れぞれ形成する。この成形型12Bに、ジルコニア泥漿
Zを泥漿注入口28から注入して充填する。さらに、ダ
イプレート26を含めて成形型12Bを遠心分離機にか
け、遠心力500G相当により強制充填する。ジルコニ
ア泥漿Zは、ジルコニア粉、分散剤、硬化性樹脂、硬化
剤を混合して生成する。その硬化は、室温から65℃の
範囲で10〜50分で硬化させるのが望ましい。硬化
後、成形型12Bを開き、固化したジルコニアを中子1
3Bと一緒に取出し、内径形成用ピン21を引抜き、フ
ェルールのジルコニアグリーンを取出す。
【0010】第3実施例として、放電加工用のジルコニ
アガイドの成形型を示す。図10はこれに使用する割り
型の平面図で、図11は成形型の組立て途中の平面図、
図12は成形型を組立てた状態の断面図である。この例
の割り型18Bは、テフロンを素材として切削加工によ
り形成する。図では2個取りの型を示している。成形型
12Cは一対の割り型18Bを向き合わせて構成する。
割り型18Bには、表面に平行に2本の断面半円形の凹
溝19Bを形成する。いずれか一方の割り型18Bに
は、図12に示すように、底面から2本の凹溝19Bに
向けて泥漿注入口28を形成する。2本の凹溝19Bの
外側に、締結ネジ29を挿入する複数の複数の固定孔3
0と締結ネジ29を固定する複数のタップ31をそれぞ
れ設ける。さらに、図11に示すように、左右の凹溝1
9Bの両端にワイヤ32を挿通したワイヤ保持ノズル3
3を嵌入する。ワイヤ保持ノズル33は一端を封止した
円筒状で、凹溝19に嵌入する外径と、その開口側に外
側に拡がり、ワイヤ保持ノズル33を位置決めするフラ
ンジ34を設け、ワイヤ保持ノズル33の中心にはワイ
ヤ32を挿通するガイド孔35を設ける。図12に示す
ように、ワイヤ32を挿通したワイヤ保持ノズル33を
挟み、上下の割り型18Cを締結ネジ29により一体に
締結し成形型12Cを構成する。この成形型12Cに、
ジルコニア泥漿Zを泥漿注入口28から注入し、成形型
12Cを遠心分離機にかけ、500G相当の遠心力をか
けて強制充填する。硬化後、成形型12Cを開き、固化
したジルコニア泥漿Zをワイヤ保持ノズル33と一緒に
取出し、ワイヤ32を引抜き、ジルコニアガイドのジル
コニアグリーンを取出す。
【0011】
【発明の効果】本発明では、セラミックスグリーンの成
形型を、アルキル基、アリル基、またはアリール基のい
ずれか一つ以上を有し、かつ臨界表面張力が50 dyn/c
m 以下の、常温で固体または半固体の有機化合物により
形成することにより、セラミックスグリーンの成形時
に、セラミックス泥漿に対する成形型の濡れがなく、安
価で精度のよい成形型が提供できる。また、成形型にセ
ラミックス泥漿を注入した後で、成形型を遠心分離機に
かけ、遠心力により強制充填することにより、セラミッ
クス泥漿中の気泡を除去し、均一で緻密なセラミックス
グリーンを成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱可塑性有機化合物による成形型作製
の工程図である。
【図2】第1実施例の成形型の製作過程を示す断面図で
ある。
【図3】同上グリーン成形型の母型の側面図である。
【図4】第1実施例のセラミックス泥漿の注入および成
形型中子の挿入状態を示す断面図である。
【図5】第1実施例のセラミックスグリーンの取出し状
態を示す断面図である。
【図6】第2実施例のジルコニアグリーンの割り型の平
面図である。
【図7】図6の割り型の中央断面図である。
【図8】図6の割り型をダイプレートに固定した状態の
平面図である。
【図9】図6の成形型をダイプレートに組立てた側面図
である。
【図10】第3実施例のジルコニアグリーンの割り型の
平面図である。
【図11】第3実施例の成形型の組立て途中の平面図で
ある。
【図12】第3実施例の成形型の組立て状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
M セラミックス泥漿 W パラフィンワックス Z ジルコニア泥漿 1 容器 2 グリーン 3 貫通孔 4 テーパ部 5 抜止めピン 6 空気抜き孔 7 母型 8 嵌合部 9 根元部 10 本体部 11 先端部 12 成形型 13 中子 14 針状部 15 基部 16 挿入部 17 突当て部 18 割り型 19 凹溝 20 テーパ溝部 21 内径形成用ピン 22 内径形成用ピン溝 23 空気抜き口用溝 24 泥漿注入口用溝 25 大径部 26 ダイプレート 27 ブロック 28 泥漿注入口 29 締結ネジ 30 固定孔 31 タップ 32 ワイヤ 33 ワイヤ保持ノズル 34 フランジ 35 ガイド孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 利男 滋賀県伊香郡高月町大字高月1623番地 湖 北工業株式会社内 (72)発明者 前川 宏 滋賀県伊香郡高月町大字高月1623番地 湖 北工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキル基、アリル基またはアリール基
    のいずれか一つ以上を有し、かつ臨界表面張力が50 d
    yn/cm 以下の、常温で固体または半固体の有機化合物よ
    りなる型材の成形型に、自己硬化性のセラミックス泥漿
    を注入して成形することを特徴とするセラミックスグリ
    ーンの製造法。
  2. 【請求項2】 前記型材であって熱可塑性を有するもの
    を加熱融解し、この融解した型材を容器に注入し、容器
    内の母型の周囲を型材で満たし、 次に、この型材を冷却固化した後、母型を型材より取外
    して母型と凹凸が反対の成形型を形成し、この成形型
    に、自己硬化性のセラミックス泥漿を注入して母型と同
    一形状に成形することを特徴とする請求項1記載のセラ
    ミックスグリーンの製造法。
  3. 【請求項3】 アルキル基、アリル基またはアリール基
    のいずれか一つ以上を有し、かつ臨界表面張力が50 d
    yn/cm 以下の、常温で固体または半固体の有機化合物よ
    りなる型材の成形型に、自己硬化性のセラミックス泥漿
    を注入し、この成形型を遠心分離機にかけて泥漿中の気
    泡を脱泡し、成形することを特徴とするセラミックスグ
    リーンの製造法。
JP21803997A 1997-07-29 1997-07-29 セラミックスグリーンの製造法 Pending JPH1142619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21803997A JPH1142619A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 セラミックスグリーンの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21803997A JPH1142619A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 セラミックスグリーンの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1142619A true JPH1142619A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16713694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21803997A Pending JPH1142619A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 セラミックスグリーンの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1142619A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7138083B2 (en) 2001-02-09 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of producing arc tube body
WO2010079729A1 (ja) * 2009-01-06 2010-07-15 日本碍子株式会社 成形型、及び、その成形型を用いた成形体の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7138083B2 (en) 2001-02-09 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of producing arc tube body
WO2010079729A1 (ja) * 2009-01-06 2010-07-15 日本碍子株式会社 成形型、及び、その成形型を用いた成形体の製造方法
US7955546B2 (en) 2009-01-06 2011-06-07 Ngk Insulators, Ltd. Forming die and method for manufacturing formed body using forming die
JP5497669B2 (ja) * 2009-01-06 2014-05-21 日本碍子株式会社 成形型、及び、その成形型を用いた成形体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1495820B1 (en) Investment casting method
US4384607A (en) Method of manufacturing a blade or vane for a gas turbine engine
AU709888B2 (en) Method of constructing fully dense metal molds and parts
EP0255577A1 (en) Method of producing mold for slip casting
JP2001511719A (ja) 金属製完全稠密型及び部品の形成方法
EP2374589A1 (en) Moulding die and method for producing a moulding using said moulding die
US5735336A (en) Investment casting method utilizing polymeric casting patterns
CN109311093A (zh) 用来制造部件的方法、外壳和设备
JPH1142619A (ja) セラミックスグリーンの製造法
US4552197A (en) Mould assembly for casting metal articles and a method of manufacture thereof
JPH1052731A (ja) 中子および成形型、それらの製造方法および中子および成形型を用いた鋳造方法
JPH0533006A (ja) 粉末射出焼結体の製造方法
GB2239626A (en) A method of making a mould provided with cooling means
JP3034721B2 (ja) 射出成形金型および射出成形方法
JPH09136140A (ja) 強化された表面仕上げを有する鋳造品を製造するインベストメント鋳造法
GB2090181A (en) Manufacturing a Blade or Vane for a Gas Turbine Engine
JP2005248217A (ja) 生成形体の製造方法、および焼結体の製造方法
JPH10278016A (ja) 光フェルール用のスリーブ製造方法
US11571738B2 (en) Water soluble polymer for core forming
US4043378A (en) Method for forming casting molds
JPH07112617B2 (ja) 二層鋳物の鋳造方法
JP2019051677A (ja) 配線基板の製造方法及び製造装置
JPH03267302A (ja) 粉末の成形方法
CN115042301A (zh) 基于光固化面曝光成形的一体化陶瓷铸型制备方法
JPS6295948A (ja) 鋳込回転子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010731