JPH1142359A - 遊技機島 - Google Patents

遊技機島

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JPH1142359A
JPH1142359A JP20023897A JP20023897A JPH1142359A JP H1142359 A JPH1142359 A JP H1142359A JP 20023897 A JP20023897 A JP 20023897A JP 20023897 A JP20023897 A JP 20023897A JP H1142359 A JPH1142359 A JP H1142359A
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JP
Japan
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ball
gaming machine
pachinko balls
machine island
pachinko
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Application number
JP20023897A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Yasumori Yoneyama
泰守 米山
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技機の交換時等の作業が簡便容易で、且つ、
不正行為を確実に防止することができる遊技機島を提供
すること。 【解決手段】遊技機20を並設した遊技機島10におい
て、隣り合う遊技機20間に介装する玉返却専用機60
と、島の下段10A内に遊技機島の長手方向に延設し、
各遊技機で使用したパチンコ玉を回収する回収樋12
と、遊技機が賞出したパチンコ玉を遊技機島内に導入す
る玉導入部13と、該玉導入部からのパチンコ玉を計数
した後に回収樋に排出する玉計数器30と、玉導入部と
玉計数器とを連通する計数玉通路14と、を具備し、一
方の遊技機列に設けた隣り合う一対の遊技機からのパチ
ンコ玉を別個に計数可能な2つの計数部31、31を有
する玉計数器と他方の遊技機列の一対の遊技機のための
玉計数器とを一組とし、その各組を遊技機島の下段内の
中央で遊技機島の長手方向に沿って配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉を遊技
媒体とする複数の遊技機と複数の台間玉貸し機とを交互
に並設した遊技機列を背中合わせに天板上に配置し、各
遊技機で使用したパチンコ玉を繰り返し使用する遊技機
島に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機島では、一般に遊技機島両
端や遊技機島の中央の所定位置に遊技者が持ち玉を計数
する景品玉計数器が設置されており、計数されたパチン
コ玉をその遊技機島内部に還元するように構成されてい
た。従って、玉を計数する場合には、重い玉箱を持ち運
んだり、玉箱内の玉を景品玉計数器に移し替えなければ
ならず、玉の計数作業が非常に面倒であった。
【0003】また、一つの景品玉計数器を多数の遊技者
が共用するため、遊技者は近くの景品玉計数器が使用中
の場合、近くの遊技機島の景品玉計数器が空いていれ
ば、その計数器で計数を行うことも多々ある。すると、
遊技機島間で保有する玉数のバランスが崩れてしまい、
玉不足によりパチンコ機が正常に動作しなくなったり、
逆に玉過剰により玉詰まりが生じたりする虞れもあっ
た。
【0004】このような不都合を解消するために、各パ
チンコ機毎に対応する玉計数器を1台ずつパチンコ機の
前の天板上に一体に固設し、各玉計数器によってパチン
コ機別に玉を計数する技術が提案されている。このよう
な玉計数器では、天板上に動かぬように固定されるた
め、動作的には安定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各パチ
ンコ機毎に対応する玉計数器を備えた前記遊技機島で
は、パチンコ機と同数の玉計数器を、1台ずつ天板上に
おけるパチンコ機の前方に取り付けるから、玉計数器自
体が多数必要となり、また、各計数器の取付け工数も多
く、遊技機島の構築作業が面倒でコストも嵩むという問
題があった。
【0006】また、パチンコ機のトラブル等により、そ
の正面のガラス扉を開閉したり、あるいはパチンコ機自
体を交換するような場合、玉計数器が作業の邪魔になる
ため、天板に固設した玉計数器をその度に取り外さなけ
ればならず、玉計数器の着脱作業に非常に手間がかかる
という問題点もあった。
【0007】更に、各玉計数器は、遊技機島の外部に露
出しているため、個々の玉計数器に対して比較的容易に
様々な操作を加えやすく、不正行為が行われる蓋然性が
高いという問題点もあった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、遊技機島内部に一対の遊技機に対
して個別にパチンコ玉の計数が可能な玉計数器を設ける
ことで、遊技機島に設けられた遊技機の半数の玉計数器
で遊技機毎のパチンコ玉の計数が可能であり、また、遊
技機交換時等の不都合をなくすことができ、更に、玉計
数器が遊技機島外部に露出しないため、不正行為を確実
に防止することができる遊技機島を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、次の各項に存する。
【0010】1.パチンコ玉を遊技媒体とする複数の遊
技機(20)を並設した遊技機列を背中合わせに天板
(11)上に配置し、各遊技機(20)で使用したパチ
ンコ玉を繰り返し使用する遊技機島(10)において、
前記複数の隣り合う遊技機(20)の間に介装する複数
の玉返却専用機(60)と、前記遊技機島(10)の下
段(10A)内に前記遊技機島(10)の長手方向に延
設し、前記各遊技機(20)で使用されたパチンコ玉を
回収するための回収樋(21)と、前記天板(11)に
遊技機毎(20)に個別に設け、遊技機(20)が賞出
したパチンコ玉を遊技機島(10)内に導入可能な玉導
入部(13)と、前記遊技機列の隣り合う前記遊技機一
対毎に個別に設けられ、前記玉導入部(13)から導入
されたパチンコ玉を計数した後に前記回収樋(12)に
排出する玉計数器(30)と、前記遊技機(20)毎に
個別に設けられた前記玉導入部(13)と前記玉計数器
(30)とを連通する計数玉通路(14)と、を具備
し、前記玉導入部(13)は前記計数玉通路(14)へ
のパチンコ玉の流入を遮断することのできる開閉操作可
能な遮断手段を有し、前記玉計数器(30)は、前記一
方の遊技機列に設けた隣り合う一対の遊技機(20、2
0)からのパチンコ玉を別個独立に計数可能な2つの計
数部(31、31)を有し、前記玉計数器(30)は、
前記一対の各遊技機(20)からのパチンコ玉を別個独
立に計数可能な2つの計数部(36A、36B)を有
し、前記一方の遊技機列に設けた一対の遊技機(20、
20)のための玉計数器(30)と、該一対の遊技機と
背中合わせに設けられた他方の遊技機列の一対の遊技機
(20、20)のための玉計数器(30)とを一組とし
て、玉計数器(30)の各組を前記遊技機島(10)の
下段内の中央で前記遊技機島(10)の長手方向に沿っ
て配置したことを特徴とする遊技機島(10)。
【0011】2.前記玉導入部(13)は、前記玉計数
器(30)が計数したパチンコ玉から前記玉返却専用機
(60)によって返却されたパチンコ玉の数を減算した
数値を持ち玉数として表示することが可能な持玉表示器
(40)と、前記持ち玉数を記録した記録媒体を発行す
ることが可能な記録媒体発行部(50)と、を具備する
ことを特徴とする項1に記載の遊技機島(10)。
【0012】3.前記各玉計数器(30)から排出され
たパチンコ玉を一定方向に搬送しつつ研磨する研磨搬送
装置(70)を、前記遊技機島(10)の下段(10
A)内に長手方向に延設したことを特徴とする項1また
は2に記載の遊技機島(10)。
【0013】4.前記各玉計数器(30)から排出され
たパチンコ玉を一定方向に搬送しつつ研磨する研磨搬送
装置(70)を、前記回収樋(21)内に配設したこと
を特徴とする項1または2に記載の遊技機島(10)。
【0014】5.前記研磨搬送装置(70)は、遊技機
島(10)の長手方向に延設した下部搬送ベルト(7
1)と、該下部搬送ベルト(71)上に沿うように配設
した上部搬送ベルト(72)とを有し、上下の搬送ベル
ト(72)のうち少なくとも一方を、研磨材を含むよう
に形成したことを特徴とする項3または4に記載の遊技
機島(10)。
【0015】6.遊技機島(10)の下段(10A)内
にパチンコ玉を貯留するための貯留タンク(15)を設
け、前記研磨搬送装置(70)の搬送出口(73)を、
前記貯留タンク(15)内を臨むように配設したことを
特徴とする項3、4または5に記載の遊技機島(1
0)。
【0016】次に上記の解決手段に基づく作用を説明す
る。
【0017】遊技中の遊技機(20)において、アウト
玉となったものは全て遊技機(20)の背面側から前記
遊技機島(10)の下段(10A)内に前記遊技機島
(10)の長手方向に延設した回収樋(12)に送られ
る。
【0018】一方、賞球は遊技機(20)の前皿に払い
出され、前皿が満杯状態のときは前皿の下方に設けられ
た下皿に払い出される。前皿のパチンコ玉は遊技機の操
作によっても下皿へ移すことができる。下皿のパチンコ
玉は遊技者の操作により遊技機(20)毎に個別に前記
天板(11)上に設けた玉導入部(13)へ移すことが
できる。
【0019】玉導入部(13)に設けられた開閉操作可
能な遮断手段は通常閉じているので、玉導入部(13)
へ移されたパチンコ玉はそこに貯留される。
【0020】遮断手段を操作して開放状態にすると、玉
導入部(13)のパチンコ玉は計数玉通路(14)を通
り遊技機(20)毎に個別に設けられた玉計数器(3
0)へと流下し、計数部(36A、36B)で計数され
る。計数後のパチンコ玉は回収樋(12)に排出され
る。
【0021】回収樋(12)に排出されたパチンコ玉は
研磨搬送装置(70)の下部搬送ベルト(71)と上部
搬送ベルト(72)との間に挟まれて、研磨されつつ搬
送され、遊技機島(10)の下段(10A)内に設けた
貯留タンク(15)へ研磨搬送装置(70)の搬送出口
(73)から投入される。貯留タンク(15)内のパチ
ンコ玉は遊技機島(10)の上部へ揚送されて再度遊技
機(20)や玉返却専用機(60)へ供給され、循環使
用される。
【0022】玉計数器(30)で計数されたパチンコ玉
の数は、遊技者の持ち玉数として、玉導入部(13)に
設けられた持玉表示器(40)に表示される。
【0023】遊技中に遊技に使用するパチンコ玉を必要
とするときは、持ち玉が有れば玉返却専用機(60)か
ら持ち玉数の範囲内の数でパチンコ玉の返却を受けるこ
とができる。返却されるパチンコ玉の数は、所定の数を
1単位とし、所望の単位を選択することができる。
【0024】玉返却専用機(60)によるパチンコ玉の
返却が有ったときは、持玉表示器(40)は持ち玉数か
ら返却したパチンコ玉数を減算した数を新たな持ち玉数
として更新表示する。
【0025】持ち玉の有る状態で遊技を終了するとき
は、持ち玉を精算するための操作をすれば、玉導入部
(13)に設けられた記録媒体発行部(50)が記録媒
体に持ち玉数を記録して発行する。
【0026】このように遊技機島内部に玉計数器を設け
ることで、遊技機の交換時等の作業上の不都合をなくす
ことができ、更に、玉計数器が遊技機島外部に露出しな
いため、不正行為を確実に防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。
【0028】図1から図8は本発明の一の実施の形態を
示している。
【0029】図1に示すように、本発明の一形態にかか
る遊技機島はパチンコ玉を遊技媒体とする複数の遊技機
20を並設した遊技機列を、背中合わせに天板11上に
配置し、各遊技機20で使用したパチンコ玉を繰り返し
使用する遊技機島10である。
【0030】各遊技機20は、それぞれ玉返却専用機6
0と対になっている。玉返却専用機60は隣り合う遊技
機20の間に介装して天板11上に配設されている。玉
返却専用機60については後に説明する。
【0031】遊技機島10の下段10A内の両側面には
それぞれ遊技機島10の長手方向に沿って回収樋12が
延設されている。回収樋12は各遊技機20で使用され
た全てのアウト玉と、後に説明する賞球として払い出さ
れたパチンコ球であって玉計数器30によって計数され
た後のものを回収するものである。
【0032】回収樋12には研磨搬送装置70が設けら
れている。図1および図2に示すように、研磨装置70
は回収樋12の底面上部に敷設した下部搬送ベルト71
と、該下部搬送ベルト71を遊技機島10の下段10A
内に設けた貯留タンク15側に向けて回転駆動させる駆
動手段(図示せず)と、前記下部搬送ベルト71上に沿
うように配設した上部搬送ベルト72とを具備してい
る。
【0033】下部搬送ベルト71の回収樋12の始端側
には駆動ローラ74が軸支され、終端側、すなわち搬送
出口73側には縦動ローラ75が軸支されており、両ロ
ーラ74、75間に下部搬送ベルト71が掛けられてい
る。搬送出口73は貯留タンク15の上方に臨むような
位置に配置されている。なお、両ローラ74、75の間
には、下部搬送ベルト71のたるみを防止する形状保持
ローラ(図示せず)を配設するとよい。
【0034】下部搬送ベルト71は、弾撥力を有するこ
とを特徴とする研磨材を無端の帯状に形成したものであ
り、研磨材としては、例えば6ナイロンまたは66ナイ
ロンが適する。これら研磨材を主成分とし、他に静電気
除去材、研磨増強材を混入したり、他の合成樹脂、繊維
物質等を含めるように形成してもよい。駆動手段は、駆
動ローラ74を回転駆動する減速機構付きの電動モータ
である。
【0035】回収樋12のほぼ全長にわたって延設した
下部搬送ベルト71に対して、上部搬送ベルト72は、
回収樋12の長手方向に並設する複数の上方コンベアユ
ニット76にそれぞれ含まれるように分割されている。
【0036】貯留タンク15は、その底面15aが揚送
装置16が立設される中央側に向かって両側から下方に
傾斜した箱型に形成されている。貯留タンク15のほぼ
水平な上面側は開口している。揚送装置16は、貯留タ
ンク15内における底面15aの中央に立設されてい
る。この揚送装置16は、貯留タンク15内の玉を遊技
機島10の上段に配置された補給タンク17へ単にバケ
ット等で揚送するための装置である。
【0037】補給タンク17には各遊技機20にパチン
コ玉を供給するための補給樋18が連結されている。補
給樋18は補給タンク17からは遊技機島10の両端に
向かってパチンコ玉が自然に流下するように下方に傾斜
して延設されている。補給樋18の途中には、補給樋1
8内を流下するパチンコ玉を各遊技機20に供給するた
めシュート19aが取り付けられており、シュート19
aにはジャバラ19bが連結されている。
【0038】図1、図6および図7には、遊技機島10
には遊技機20毎に遊技機20が賞出したパチンコ玉を
遊技機島10内に導入可能な玉導入部13が示されてい
る。図1では省略したが、図6および図7に示したよう
に遊技機20には賞球の払い出される前皿21が設けら
れており、その下方には前皿21が満杯時に賞球が払い
出される下皿22が設けられている。前記の玉導入部1
3はその下皿22の下方の天板11に設けられている。
【0039】玉導入部13は遊技者の操作によって下皿
22から落とされたパチンコ玉を受けて収容するための
ものであり、例えば底面部が低くなった皿状に形成した
ものであり、収容したパチンコ玉を遊技機島10内に取
り込むための取込み口13aが形成されている。本実施
の形態においては玉導入部13は皿状ではなく、底面が
平面状に形成され、1カ所に取込み口13aが設けられ
ている。底面には下皿22から落とされたパチンコ玉を
受けて収容するために玉箱1が置かれる。
【0040】玉箱1は、ほぼ四角形の箱体であり、長辺
を遊技機20に沿う向きに玉導入部13に置かれる。玉
箱1の両短辺の底辺近くには、短辺の方向に突起したガ
イド突起部1aが形成されており、玉導入部13に形成
した位置決めガイド部13bと係止する。玉箱1の底面
近くで玉箱1を玉導入部13に載置したときに、玉導入
部13の取込み口13aに近接する部分には開閉可能な
シャッター2の設けられた開口が形成されている。ま
た、玉箱1にはシャッター2を開くためのシャッタース
イッチ3が設けられている。
【0041】玉箱1を用いないタイプの玉導入部13で
は、取込み口13aに開閉可能なシャッターが設けられ
ている。
【0042】取込み口13aには、玉導入部13からパ
チンコ玉を遊技機島10の内部に導入する計数玉通路1
4の一端が連結されている。
【0043】計数玉通路14の他端部は遊技機島10の
内部に設けられた玉計数器30の上方にくるよう配置さ
れている。
【0044】図3に示すように、玉計数器30は各遊技
機20毎に専用に設けられており、遊技機島10に並設
された一方の遊技機列に配設された遊技機20の玉計数
器30と、もう一方の遊技機列に配設された背中合わせ
となっている遊技機20の玉計数器30とを一組とし
て、遊技機島10の中央部に配置されている。
【0045】図4にも示したように、玉計数器30は、
計数玉通路14の終端部から落ちてくるパチンコ玉を受
けるための玉受部31が設けられており、その底面は他
端に設けられたパチンコ玉の排出部32へ向けてパチン
コ玉が自然に流下するように緩やかに下向きに傾斜して
いる。
【0046】玉受部31から排出部32側にかけてはパ
チンコ玉を整列させるための整列レール33が4本と中
央に玉計数器30を2つに分離する分離レール37が1
本等間隔に延設され、それらによって等しい幅の整列路
34A、34Bが分離レール37を境にそれぞれ3本ず
つ画成されている。整列路34A、34Bの幅は、一度
にパチンコ玉1個のみがスムーズに通過できる広さであ
る。また、玉受部31も分離レール37によって完全に
2つの玉受部31A、31Bに分離されている。計数玉
通路14の終端部は、一対の遊技機20、20の一方か
らのものは玉受部31Aの上に臨むように配置され、他
方の遊技機からのものは玉受部31Bの上に臨むように
配置される。
【0047】整列レール33の玉受部31寄りには、整
列路34A、34Bで上下にパチンコ玉が重なることを
防ぐための制限部材35が設けられている。制限部材3
5の下端部とその直下の整列路34A、34Bの面との
間隔は、一度にパチンコ玉1個のみがスムーズに通過で
きる大きさである。
【0048】整列レール33の排出部32寄りの上部に
は、6つの整列路34A、34Bを流下するパチンコ玉
を計数するための計数手段36である光センサが設けら
れている。計数手段36は整列路34Aを流下するパチ
ンコ球を計数するための計数部36Aと整列路34Bを
流下するパチンコ球を計数するための計数部36Bとか
らなる。計数部36A、36Bは通過するパチンコ玉に
発光素子が投光し、その反射光を受光素子が検出するも
のである。計数手段36のパチンコ玉計数信号は、遊技
機を制御する台コントローラ(図示せず)に入力され
る。
【0049】玉計数器30によって計数されたパチンコ
玉の計数値は台コントローラを介して玉導入部13に一
体に設けられた持玉表示器40に累積加算して表示され
る。持玉表示器40の表示するパチンコ玉の数は遊技者
の持ち玉の数である。
【0050】図8に示した玉返却専用機60は、各遊技
機20毎に併設されるもので、持ち玉を返却するための
ものである。図示したように、玉返却専用機60は制御
基盤61を備え、返却玉通路63には返却されるパチン
コ玉の計数とパチンコ玉の排出の停止および停止の解除
とを併せて行う無限カウンタ62が設けられている。返
却玉通路63の下端部には無限カウンタ62で計数され
たパチンコ玉を排出する玉払出し口64が取り付けられ
ている。
【0051】持ち玉は、玉導入部13の持玉表示器40
に近接して設けられた精算スイッチ41を操作すること
により返却させることができる。なお、遊技の展開によ
っては遊技機20の前皿21や下皿22に賞出したパチ
ンコ玉が少なくなり、遊技を続行するのにパチンコ玉が
必要になる場合もあるので、精算スイッチ41の操作に
よって、あるいは、別個に設けた返却スイッチ(図示せ
ず)の操作によって持ち玉数の範囲内で遊技者の任意に
よりパチンコ玉の返却を受けることができるようにして
もよい。この場合、持玉表示器40による表示は、持ち
玉数から返却されたパチンコ玉数を減算した結果の数値
がリアルタイムに持ち玉数として表示される。
【0052】遊技を終了したときは、持ち玉数があれ
ば、玉導入部13と一体に設けられた記録媒体発行部5
0によって持ち玉数を記録した記録媒体が遊技者に発行
される。
【0053】次に作用を説明する。
【0054】遊技機20において、遊技中に使用されて
アウト玉となったものは全て遊技機20の背面側から前
記遊技機島10の下段10A内に遊技機島10の長手方
向に延設した回収樋12に送られる。
【0055】一方、遊技中に入賞があり、それに伴って
賞球は遊技機20の前皿に払い出される。前皿が満杯状
態となっているときは前皿の下方に設けられた下皿に払
い出される。前皿のパチンコ玉は遊技機の操作によって
も下皿へ移すことができる。下皿に貯留されたパチンコ
玉は遊技者の操作により遊技機20毎に個別に天板11
上に設けた玉導入部13へ落とすことができる。
【0056】玉導入部13にはパチンコ玉を貯留するた
めの玉箱1をセットしておく。玉箱1のセットは、玉箱
1の長辺側を玉導入部13の手前側に載せ、そのまま遊
技機20に向けて止まるまで押し込めば玉導入部13の
短辺側に設けられたガイド突起部1aが玉導入部13に
形成した位置決めガイド部13bと係止して、玉箱1は
適切な位置に位置決めされて固定される。
【0057】この状態で玉箱1のシャッター2を設けた
部分は玉導入部13に設けられた取込み口13aに近接
している。シャッター2は通常閉じているので、玉導入
部13から落下したパチンコ玉は玉箱1内に貯留され
る。
【0058】玉箱1に設けられたシャッター2を開くた
めのシャッタースイッチ3を操作してシャッター2を開
放状態にすると、玉導入部13内のパチンコ玉は取込み
口13aから計数玉通路14内に入って流下し、計数玉
通路14の終端部から玉計数器30の玉受部31A、3
1Bのいずれか一方へと落ちる。いずれに落ちるかは定
められており、一対の遊技機20、20の一方からのパ
チンコ玉は必ず玉受部31Aに落ち、他方は必ず玉受部
31A、31Bに落ちる。玉受部31A、31Bからは
その底面の傾斜に従って排出部32へ向けて自然に流下
する。その途中、玉受部31Aからのパチンコ玉は3本
の整列路34Aにそれぞれ1列に整列されて流下する。
玉受部31Bからのパチンコ玉は3本の整列路34Bに
それぞれ1列に整列されて流下する。整列路34A、3
4Bを流下するパチンコ玉が上下方向に重なっていると
ころがある場合は、整列レール33の玉受部31寄りに
設けた制限部材35によって均される。それによって、
パチンコ玉は整列路34A、34Bを重なることなく一
列になって流下する。
【0059】流下するパチンコ玉が整列レール33の排
出部32寄りの上部に設けた計数手段36の下を通過す
ると、整列路34Aを流下するパチンコ玉は計数部36
Aによって計数がなされ、整列路34Bを流下するパチ
ンコ玉は計数部36Bによって計数がなされる。その計
数値は持玉表示器40によって遊技者のパチンコ玉の持
ち玉数として表示される。
【0060】計数されたパチンコ玉は下流端の排出部3
2から下方の回収樋12へ排出される。
【0061】回収樋12に排出されたパチンコ玉は研磨
搬送装置70の下部搬送ベルト71と上部搬送ベルト7
2との間に挟まれて、研磨されつつ搬送され、搬送出口
73から貯留タンク15へ投入される。貯留タンク15
内のパチンコ玉は底面15aの傾斜に従って揚送装置1
6側へ集まる。
【0062】揚送装置16はパチンコ玉を取り込んで上
部へと揚送し、遊技機島10の上段に配置された補給タ
ンク17へ投入する。
【0063】補給タンク17に貯留されたパチンコ玉は
補給樋18に入り、補給樋18の傾斜に従って遊技機島
10の両端に向かって自然に流下する。流下の途中でシ
ュート19aに入ったパチンコ玉は、シュート19aに
連結されたジャバラ19bを通って再度遊技機20や玉
返却専用機60へ供給され、循環使用される。
【0064】遊技中に玉箱1には貯留したパチンコ玉が
無く、遊技機20の前皿21や下皿22に溜まっている
パチンコ玉が少なくなって、遊技に使用するパチンコ玉
を必要とするときは、持ち玉が有れば遊技者は精算スイ
ッチ41の操作によって、あるいは、別個に設けた返却
スイッチ(図示せず)の操作によって玉返却専用機60
から持玉表示器40に表示された持ち玉数の範囲内の数
でパチンコ玉の返却を受けることができる。返却される
パチンコ玉の数は、所定の数、例えば20個、を1単位
とし、精算スイッチ41または返却スイッチの所定の操
作によって所望の単位を選択し、所望の数のパチンコ玉
を返却させることができる。
【0065】精算スイッチ41、あるいは、返却スイッ
チの操作があると、台コントローラへその情報が送信さ
れ、台コントローラは玉返却専用機60に命令を出して
パチンコ玉の返却を行わせる。
【0066】玉返却専用機60によるパチンコ玉の返却
が有ったときは、持玉表示器40は持ち玉数から返却し
たパチンコ玉数を減算した数を新たな持ち玉数として更
新表示する。
【0067】持ち玉の有る状態で遊技を終了するとき
は、精算スイッチ41で持ち玉を精算するための操作を
すれば、持玉表示器40のCPUが玉導入部13に設け
られた記録媒体発行部50に持ち玉数を記録媒体に記録
させて遊技者に発行する。 このように、1台の玉計数
器を2つの別個独立した計数部を設けているので2台の
遊技機に関して個別にパチンコ玉の計数をすることがで
きる。
【0068】また、遊技機島内部に玉計数器を設けるこ
とで、遊技機の交換時等の作業上の不都合をなくすこと
ができ、更に、玉計数器が遊技機島外部に露出しないた
め、不正行為を確実に防止することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明にかかる遊技機島によれば、一対
の遊技機毎に1台の玉計数器を設け該玉計数器で一対の
2台の遊技機に関する計数を別個独立に行うことができ
るので1つの遊技機島が必要とする玉計数器の数が半減
するので費用の低減を実現することができる。また、背
中合わせの遊技機列の一対の遊技機の玉計数器を一組と
して遊技機島内部に設けるたとで、遊技機の交換時等の
作業上の不都合をなくすことができ、更に、玉計数器が
遊技機島外部に露出しないため、不正行為を確実に防止
することができる。また、遊技者がわざわざ他の遊技機
島に設けた玉計数器で持ち玉を計数することは通常はな
いので、遊技機島単位でのパチンコ玉の管理を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる遊技機島を示す
断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかる遊技機島を示す
正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態にかかる遊技機島に備え
た計数器とその周辺部分を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態にかかる遊技機島に備え
た計数器を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態にかかる遊技機島の骨格
を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態にかかる遊技機島に備え
た玉導入部とその周辺を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態にかかる遊技機島に備え
た玉導入部とその周辺を示す斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態にかかる遊技機島に備え
る玉返却専用機を示す側面図である。
【符号の説明】
10…遊技機島 10A…遊技機島下段 11…天板 12…回収樋 13…玉導入部 14…計数玉通路 15…貯留タンク 20…遊技機 30…玉計数器 40…持玉表示器 50…記録媒体発行部 60…玉返却専用機 70…研磨搬送装置 71…下部搬送ベルト 72…上部搬送ベルト 73…搬送出口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ玉を遊技媒体とする複数の遊技機
    を並設した遊技機列を背中合わせに天板上に配置し、各
    遊技機で使用したパチンコ玉を繰り返し使用する遊技機
    島において、 前記複数の隣り合う遊技機の間に介装する複数の玉返却
    専用機と、 前記遊技機島の下段内に前記遊技機島の長手方向に延設
    し、前記各遊技機で使用されたパチンコ玉を回収するた
    めの回収樋と、 前記天板に遊技機毎に個別に設け、遊技機が賞出したパ
    チンコ玉を遊技機島内に導入可能な玉導入部と、 前記遊技機列の隣り合う前記遊技機一対毎に個別に設け
    られ、前記玉導入部から導入されたパチンコ玉を計数し
    た後に前記回収樋に排出する玉計数器と、 前記遊技機毎に個別に設けられた前記玉導入部と前記玉
    計数器とを連通する計数玉通路と、を具備し、 前記玉導入部は前記計数玉通路へのパチンコ玉の流入を
    遮断することのできる開閉操作可能な遮断手段を有し、 前記玉計数器は、前記一対の各遊技機からのパチンコ玉
    を別個独立に計数可能な2つの計数部を有し、 前記一方の遊技機列に設けた一対の遊技機のための玉計
    数器と、該一対の遊技機と背中合わせに設けられた他方
    の遊技機列の一対の遊技機のための玉計数器とを一組と
    して、玉計数器の各組を前記遊技機島の下段内の中央で
    前記遊技機島の長手方向に沿って配置したことを特徴と
    する遊技機島。
  2. 【請求項2】前記玉導入部は、前記玉計数器が計数した
    パチンコ玉の数から前記玉返却専用機によって返却され
    たパチンコ玉の数を減算した数値を持ち玉数として表示
    することが可能な持玉表示器と、前記持ち玉数を記録し
    た記録媒体を発行することが可能な記録媒体発行部と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の遊技機
    島。
  3. 【請求項3】前記各玉計数器から排出されたパチンコ玉
    を一定方向に搬送しつつ研磨する研磨搬送装置を、前記
    遊技機島の下段内に長手方向に延設したことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の遊技機島。
  4. 【請求項4】前記各玉計数器から排出されたパチンコ玉
    を一定方向に搬送しつつ研磨する研磨搬送装置を、前記
    回収樋内に配設したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の遊技機島。
  5. 【請求項5】前記研磨搬送装置は、遊技機島の長手方向
    に延設した下部搬送ベルトと、該下部搬送ベルト上に沿
    うように配設した上部搬送ベルトとを有し、上下の搬送
    ベルトのうち少なくとも一方を、研磨材を含むように形
    成したことを特徴とする請求項3または4に記載の遊技
    機島。
  6. 【請求項6】遊技機島の下段内にパチンコ玉を貯留する
    ための貯留タンクを設け、前記研磨搬送装置の搬送出口
    を、前記貯留タンク内を臨むように配設したことを特徴
    とする請求項3、4または5に記載の遊技機島。
JP20023897A 1997-07-25 1997-07-25 遊技機島 Pending JPH1142359A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075687A (ja) * 2008-09-01 2010-04-08 Glory Ltd 各台対応装置及びその持ち遊技媒体返却方法

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